
0:サイト内検索
2:QRコード
5:入会のご案内
本会へのご入会手続きは
(公財)日本野鳥の会で承ります。入会に関する分かりやすいご案内情報があり、インターネット上からオンライン入会もできます。あわせて、当サイトでは詳しいご説明をしています。
7:会員のサイト
本会会員のウェブサイト(自薦乞)
8:交通センター
バス・列車時刻表リンク
b:Thanks!
下記サイト・個人の素材、コード使用に感謝いたします。
The material or the code are used with many thanks.
c:参考資料
便利な各種参考資料
f:識別基本図書
本会おすすめ野外観察図鑑
g:リンク用バナー
リンクの際お使いください

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囀るオオルリ

撮影:森永光直 \第125回観察会:香春岳/終了
(掲載:04-20)

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What's New(ワッツ・ニュー)は当サイト内外の新着情報“あれこれ”を速攻でお知らせします。
注[行事のご案内]、[行事の終了]、[お知らせ]などトピックの一部は、更新によるメニュー移動のため閲覧できなくなります。移動先の[行事過去録]、[お知らせ アーカイブ] [What's New]履歴よりご覧ください。
[会員専用]メニューは、アカウントを取得のうえ、ご利用ください。

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お知らせ
本会や当サイトとして、特に目を通していただきたいお知らせ、緊急情報、注目情報などをご紹介しています。(以前の「お知らせ」は
ページに保存しています。)
野鳥の救護・保護について
- ケガしたり弱った野鳥を保護したけど、この後どうしたら?
- ヒナの近くには親がいます。ヒナを拾わないで!!
野鳥の種名お問い合わせについて

本会に、庭や野外で見かけた野鳥の名前が知りたいとのお問い合わせをいただきます。
これまで、会員だけでなく外部からのお問い合わせにもお応えをしておりましたが、今後、次の理由により、回答は本会会員に限定させていただくことになりました。
- 調査および回答の作業に時間や手間がかかり、極めて負担大であること
- 予断によりすでに和名を断定しておられる写真等で、同意のみが欲しい質問があること
- 質問者の判断に否定的に応じた際、トラブルに発展する場合があること
- しばしば観察場所等データの一部を隠してのお問い合わせがあり、本会の観察情報開示要請に反していること
本会会員でない外部の方には、下記団体をご案内します。
-
(公財)日本野鳥の会
「お問い合わせ」 shitsumon@wbsj.org
野鳥の会の本部団体です。野鳥や自然の保護と啓蒙活動を行っています。繁忙のため、迅速な回答が得られないことがあります。 -
(公財)山階鳥類研究所
bird@yamashina.or.jp
野鳥の研究専門の機関です。質問に応えることは本来の業務外ですので、回答には時間がかかるようです。
野鳥の会では、観察により得られた特徴から野鳥の種名を判定することを識別(しきべつ)と呼んでいます。識別は、本来、野外で野鳥を観察しながら行うものです。しかしながら、観察記述や写真・録音などの間接的資料を元に判断するとすれば、情報量も少なくなるため多くの場合かなり困難であり、手数がかかることとなります。
このような状況を改善するため、本会では、2015年1月、識別検討委員会(名前教えて委員会)が発足しました。(以下、委員会)
委員会の役割は、会員からの識別依頼にお応えし、また本会に蓄えられた観察記録を再検証のうえより正確な記録とするための作業等を行うことです。また、右の過程を詳細に公表することで、識別に関する研究や学習の機会を提供する役割も兼ね備えています。
委員会のメンバーは、本会会員のうち、識別に関心を持つ方や高い識別能力のある方等を中心に構成されます。
本会「ご意見相談室」では、識別のご相談も承っております。お問い合わせへの回答が比較的早く得られます。
下記要領を参考にinfo@yacho.orgまでお問い合わせください。
識別に関するご質問(本会会員限定)をお寄せいただくときは、下記の項目を参考に、野外現場において知り得たことだけを忠実に記すようにしてください。写真、動画、録音、スケッチ等があるときは、もれなく一緒にご提供ください。もし観察年月日、観察場所、観察者名(実名フルネーム)、連絡先等の一部でも欠けているときは、ご要望にお応えできないことがあります。なお、ご提供の記録は本会会報「野鳥だより・筑豊」、ウェブサイト[くまたか/識別検討委員会]のページ等で、特に断りなく公表されることがあります。
- 特徴:観察した個体の特徴を観察したまま詳細に記す(推測はしない)
- 資料:撮影(ブレ・ボケ含む)、録音ほかの資料がある場合は、すべて提示すること
- 観察日:年月日とおおよその観察時刻も
- 観察場所:地名・周囲の環境等を極めて詳細に(分かる場合は3次メッシュコード
まで)
- 観察者名:実名フルネーム(姓のみや匿名、ハンドルなど実名でない場合のご質問にはお答えできません)
- その他:添付資料の説明や分かる時は同時に観察した種、上記項目以外のこと
報告例
- 特徴:前後に首を振りながら溜池で泳いでいた。大きさはおおむねハトくらい。身体は全体に黒っぽく、側面に横一文字で破線状の白い班がある。くちばしは先の部分が黄色く、額まで鮮やかな赤。尾羽根裏側によく目立つタテに白い模様が二つある。警戒心が強いようで人を見かけるとヨシの間に隠れる。
- 観察日:2014年8月10日15時頃
- 観察場所:宮若市小牧・溜池(3次メッシュコード:5030-55-65)
- 観察者:野鳥翔一
- その他:他にカイツブリ、オオヨシキリがいました。観察のみで写真等の記録はありません。
注:上記報告例は、実際の報告ではありません。
(サイト管理者 2014-12-13 > 2015-02-06 > 2019-08-08)
[くまたか]ご投稿の方全員必読
ご意見相談室
※本文は、事務局からすでに差し上げたメール「初めて[くまたか]ご投稿の方へ」配信のお願い」(2019-04-10)と同内容です。
日ごろ本会公式ウェブサイト「くまたか」 http://yacho.org/ にご支援・ご協力をいただきありがとうございます。
このたび「くまたか」は本年4月で10周年を迎えることができました。多くの閲覧者、ご投稿のみなさまのお陰と深く感謝いたしております。
この10年間で「くまたか」は多くの問題に直面してきました。これらの難問を解決する中から、今の「くまたか」が形造られたとも言えるように思います。
解決の結果は、後々のためルールとして記録に残してきました。それが「ご投稿の方へ」(クリックで別に画面を開く)です。
しかしながら、「ご投稿の方へ」は長く無味乾燥であり、よほどの必要がない限り読み通すのは困難かもしれません。そこで、10周年を機に内容をなるべく短く要約した「初めて[くまたか]ご投稿の方へ」(クリックで別に画面を開く)を作成し、公開いたしました。必要に応じ、元となった「ご投稿の方へ」も参照しながらご理解くだされば幸いです。
みなさまの中には、「くまたか」など無縁だという方もおられますが、もしこの先、ご投稿・情報提供などで「くまたか」をご利用になることがあれば、改めて本コラムを思い出し、「初めて[くまたか]ご投稿の方へ」をご一読ください。
また、決して「はじめて」ではない方も多くおられます。ここは初心に帰っていただき、改めて「くまたか」のルールをご確認のうえ、今後、原稿作りや情報提供の指針としてご活用いただきたくお願いいたします。
実際、「ご投稿の方へ」など見たこともないという会員の方も多いと思います。さらに、最近、ご投稿ビギナーの方もぼちぼち「くまたか」にお見えになります。また、開始後10年目にしてようやく「くまたか」の形も確かなものとなってきました。
以上の理由により「くまたか」投稿ルールへの喚起やご説明はむしろ急務となっておりました。
「くまたか」はこれまでと同様今後も「ご投稿の方へ」をご承知いただいたもとして運用させていただく所存です。
ご質問・疑問などあれば、どうぞ下記までご遠慮無くお問い合わせください。
事情により電話や口頭によるお問い合せには、対応いたしておりません。どうかあしからずご了承ください。
一部の方には「初めて[くまたか]ご投稿の方へ」のリンクをメールにより重複してご案内しておりますがご容赦ください。
前置きが長く失礼いたしました。下記リンクを開いていただき、「初めて[くまたか]ご投稿の方へ」をご確認いただきたくお願いいたします。
「初めて[くまたか]ご投稿の方へ」(クリックで別に画面を開く)
問い合わせ先: info@yacho.org ご意見相談室
お詫び:2019-04-10送信のメールで、送信元・ご意見相談室のアドレスに間違いがあります。正しくは info@yacho.org です。お詫びして訂正いたします。
(2019-04-10掲載)
「引用」はルールを厳守して
情報部・有働孝士
投稿原稿で、公表された他者の文(ここで文とは、画像・動画・音等マルチメディアを含む)を自分の文に「引用」するときは、次の6条件を厳守してください。以下著作権法より要約。
- 引用部分が自分の文と明瞭に区別されていること。
- 自分の文が主であり引用文を従としていること(文意および文章の量)。
- 引用の必然性があること。
- 出所(出典)が明示されていること(書名・出版社・出版年、タイトル、URL等詳細、具体的に)。
- 改変していないこと(文では段落の状態も保存)。
- 音声・動画・画像の引用は著作権者の許可が必要です(「くまたか」独自ルール)。
引用は決してお気軽なものではなく、それなりの覚悟が必要な法的に際どい行為です。著作権違反の判断は、引用した本人ではなく、当然ながら著作権者が行います。投稿前に客観的で的確なチェックが不可欠です。
もし違法状態とは知らないまま原稿が本サイトに掲載されると、世界に公開されたうえ確かな証拠としてあたかも危険な不発弾のように残されます(支部や情報部には法的チェック能力はなく、責任もありません)。
係争になったとき、非営利・公益性・ミニコミ等本サイトの性質は一切斟酌されず、投稿者がすべての責任を被ります。
著作権切れ著作物からの引用においても、上記6条件は厳守してください。本サイト独自ルールで、画像の引用は著作権者の明示的許可を必須とします。法令遵守(コンプライアンス)は本サイトの重要な基本方針の一つです。
本サイトは、投稿原稿に独自性(オリジナリティ)を求めます。ご自分のことばでご自分の考えを述べてください。引用は、そのご意見を支えあるいは反論のために必要な場合に限ります。
著作権法違反は、危険でもありますが、他の違法行為と同じく極めて恥ずかしい行いです。適正で注意深い引用をお願いします。
(2020-09-01掲載)
516探鳥会1000回記念祝賀行事
普及部
2021年3月21日「第1000回例会:英彦山定例探鳥」は、探鳥会の実施とともに、ちょうど第1000回目となるため祝賀行事も同時に予定されていました。しかし、折悪しくコロナ禍のため両方とも中止となりました。とはいえ探鳥会の実施は無くなっても、実際の活動は、背後で計画・手配・様々な依頼など多くの実務が消化されており、活動実体は実在していました。これは中止された活動のすべてについても言えることです。例会実施はなくても1000回の活動実績は存在していると見ることもできます。
そこで、3月21日に予定されていた祝賀行事について、5月16日第1005回例会:笠城ダム公園探鳥会で行われることになりました。1005回目の例会に第1000回例会を重複させて行事を二重にするのではなく、探鳥会1000回記念の祝賀行事のみを併催するものです。行事の名称は「探鳥会1000回記念祝賀」です。祝賀行事として、「探鳥会種数予想クイズ」、「第3回CFB:1000回記念筑豊フリーバードソン」、「1000回記念Tシャツプレゼント」の3イベントが実施予定です。
1971年2月14日、第1回探鳥会がスタート(参加者14名、観察種18種、飯塚市柏の森)し、奇しくもちょうど50年目の2021年3月、第1000回に到達しました。第1回例会から、その目でずーっとご覧になっているのは、松尾節朗名誉支部長ただお一人ですが、会員のみなさまの探鳥会初参加の印象はいかがだったでしょうか。初心の感動を思い起こし、今後のさらなる発展を祈念しつつ探鳥会1000回記念をともに祝いましょう。
-
探鳥会種数予想クイズ
5月16日、「探鳥会1000回記念祝賀行事/第1005回例会:笠城ダム公園探鳥会」に参加できない会員のみなさまには、下記の要領で探鳥会種数予想クイズにご参加ください。第1005回例会:笠城ダム公園探鳥会にて、観察される鳥の種類数を予測して頂きます。鳥合わせリストの種類数とピタリ同じか、またはピタリが無いときは直近の予想数の応募者に、1000回記念探鳥会の為に作成したTシャツ(木村直喜様デザイン)、田中良介様作成のCD「鳥好き良ちゃんの声の野鳥だより2020年号」、ピンバッジのいずれかをプレゼントします。ハガキで応募し、結果は当選者発表は公式ウェブサイト「くまたか」、会報「野鳥だより・筑豊」に掲載いたします。
- 対象:「第1005回例会:笠城ダム公園探鳥会」に参加できなかった会員
- 応募:郵便番号・住所・氏名・鳥観察種類数を記したハガキ(5月15日消印まで有効)
- 送り先:〒820-0011 飯塚市柏の森162-3 日本野鳥の会筑豊支部 種数予想クイズ
-
第3回CFB:1000回記念筑豊フリーバードソン
1000回記念の協賛行事では、本会主催、会員による「第3回筑豊バードソン」が行われます。筑豊地方に限らず様々なフィールドで、一人(または一グループ)、一回、一日(24時間)の条件のもとに、自己申告による観察種数を競う行事です。優勝者には、栄誉とともにささやかながら賞品が準備されています。会員ならどなたでも参加できますので、多くのご参加をお待ちしています。(7ページ「第3回:筑豊フリーバードソン」参照)
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1000回記念Tシャツプレゼント
5月16日第1005回例会:笠城ダム公園探鳥会では、参加された会員全員に1000回記念Tシャツが無料でプレゼントされます。会員の木村直喜さんデザインのクマタカを配したグラフィカルなTシャツです。
(「野鳥だより・筑豊」2021年5月号より転載 2021-04-19掲載)
8122021年筑豊支部野鳥展<会員用>
野鳥展実行委員長 野村芳宏
-
野鳥展のテーマ
2021年の野鳥展のテーマは、「筑豊の野鳥四季模様」です。昨年はコロナ渦のため開催することができませんでしたが、テーマは昨年と同じです。筑豊地方には、四季折々の豊かな自然があり、野鳥も多く生息しています。来館者に季節ごとの野鳥の姿を鑑賞して頂けるようにしたいと思っています。春・夏・秋・冬の季節ごとに分けて展示する予定ですので、一つの季節に偏らないように応募して頂ければありがたいです。 -
展示場所
・みやこ町中央図書館 1階ギャラリー(〒824-0121 京都郡みやこ町豊津1122-12 0930-33-1040) -
期間
・2021年7月30日(金)〜8月12日(木) 開場10:00〜16:00 休館日 火曜日
※ただし最終日の8月12日(木)は12:00まで。 -
主催
日本野鳥の会筑豊支部 -
内容
-
(1)写真展示
-
@写真の内容
・野鳥写真(種類や撮影場所については国内であれば制限はありません。ただし、営巣やその周辺あるいは雛の写真についてはご遠慮下さい。その他撮影マナーを参照し守って下さい。)
・展示枚数 約30点 -
A写真の募集
・募集は6月14日(月)開始
・展示写真の大きさ A4、 A3、 A3ノビサイズの単写真
A3、 A3ノビ写真の展示を希望される方は、審査のためとりあえずA4で提出をお願いします。なおA3の額を8枚支部で準備していますのでご希望の方は連絡をして下さい。
A3ノビは、ご自身で額を準備して下さい。
・応募枚数 1人5点まで
・写真応募票
写真の裏に応募票をセロテープで貼りつけて下さい。写真1点につき1枚の応募票を貼って下さい。応募票は日本野鳥の会筑豊支部のホームページからダウンロードし印刷して下さい。もしくは、下の票を自作して下さい。A3 A3ノビを希望される方は、備考欄にその旨をお書き下さい。
*印は必ずお書き下さい。なお、場所については住所(撮影場所)を書いて下さい。カメラ、レンズについては正確に書いて下さい。
写真応募表 行事名 2021年野鳥展 *和名 *返却 必要・不要 *撮影者 *電話 *場所 *年月日 *カメラ *レンズ *返送先 〒 備考 ・画像データCDの提出
プリントした画像データ(JPEG)をCDに書き込み、プリントと一緒に同封して下さい。展示作品は「くまたか」に掲載します。
・応募先 〒820-0081 飯塚市枝国406-31 野村芳宏 宛(郵送もしくは宅配便でお願いします。)
・締切日 2021年7月9日(金)
・応募資格 日本野鳥の会筑豊支部の会員 -
B選考基準について
毎年、以下のように選考基準を確認しています。
・応募した方は必ず1点は選出する。
・同種の重複は避ける。
・テーマに沿った写真を選出する。
※7月13日の写真選考の時に選考基準について再度確認します。また、選出に当たっては実行委員の合議制です。 -
C返却について
返却不要の方は応募票の「返却不要」に〇印をつけて下さい。返却希望の方は、送付先に必ず郵便番号と郵送先の住所を明記して下さい。
-
-
(2)俳句について
毎月の「俳句コーナー」から応募者が自分で俳句を選び応募して下さい。
詳細については落合氏に問い合わせをお願いします(0947-28-2551)。
展示は写真と同一会場で行います。
-
(1)写真展示
-
広報
・みやこ町町報 7月号に掲載予定
・各新聞社、TV局への連絡(みやこ町中央図書館より連絡) -
今後のスケジュール
作業 月・日・曜 時間 場所 募集開始 6月14日(月) - - 募集締め切り 7月9日(金) - - 作品選考 7月13日(火) 09:30〜11:30 本会事務所(実行委員) 写真額装 7月26日(月) 09:30〜11:30 本会事務所(協力募集) (額装のお手伝いができる方は協力をお願いします。)
会場搬入 7月29日(木) 09:00〜11:00 みやこ町中央図書館 開幕日 7月30日(金) 10:00〜16:00 みやこ町中央図書館 野鳥展探鳥会 8月1日(日) 08:30〜10:00 みやこ町中央図書館周辺 閉幕日 8月12日(木) 10:00〜12:00 みやこ町中央図書館 撤収 8月12日(木) 13:00〜14:00 みやこ町中央図書館 ※太字の[作業]項目では、会員のご協力をお願いします。
-
関連イベント
野鳥展探鳥会
・担当 野村芳宏(0948-28-0360)
・日時 8月1日(日)08:30〜10:00 小雨決行
・探鳥地 みやこ町中央図書館周辺
・集合時間 08:30 みやこ町中央図書館駐車場(駐車場 無料)
・対象 一般市民および日本野鳥の会筑豊支部会員
・参加費 100円(探鳥会保険の一部に充てられます) -
その他
・新型コロナウイルスの感染状況によっては、さらに1年の延期もあります。その場合は、追って連絡をします。
・開催期間中の会場当番については、後日別途提案します。
・問い合わせ先 野鳥展実行委員長 野村芳宏 0948-28-0360
※右上写真オオヨシキリは、サイト担当が2019年野鳥展より選択し掲載しました。
(2021-04-07掲載)
55鞍手町木月・ヨシ原埋め立て中止を
日本野鳥の会筑豊支部
支部長・梶原剛二

© OpenStreetMap contributors
木月池および埋め立て計画のハス池
(地図右下茶色の台形部分)
鞍手町小牧の木月池および隣接するハス池では、珍種が観察されることでよく知られたフィールドです。このハス池を近年珍しくなったヨシ原がとり囲んでおり、夏季は、絶滅危惧1A類(「福岡県レッドデータブック2011」)であるヨシゴイが生息し繁殖していることでも有名です。また、ハス池のヨシ原に依存する他の野鳥も多種・多数であり、貴重な環境となっています。しかし、このヨシ原を埋め立て、田畑にする計画が実行されようとしています。
すぐ東を流れる遠賀川は堤防による治水以前、河川の蛇行跡から氾濫原としてヨシやマコモなどの親水性の植物が生い茂り、もっぱら野生生物の暮らしの場だったと思われます。その後、堤防による治水で田畑が可能になりました。今はわずかにハス池のヨシ原が昔の環境を再現しています。野鳥をはじめ野生の動物達はこのヨシ原を暮らしの場として日々しのいでいます。
ヨシ原が地元農家のご負担となるなら、小竹町の南良津親水公園にみられるような行政による何らかの保存の手立てを願わずにはおれません。
埋め立ては、この4月からとのことですので、本会では、下記の通り福岡県に緊急にお願いを差し上げたところです。
令和3年3月30日
福岡県環境部自然環境課 御中
日本野鳥の会筑豊支部
支部長・梶原剛二
希少種ヨシゴイの生息・繁殖環境である
鞍手町上木月(通称ハス池)周辺のヨシ原保存のお願い
近年、福岡県内のヨシ原は、埋め立てによる開発等で多くが消失し、ヨシ原に依存する多種・多数の鳥類が激減しています。そんな中、わずかに残された鞍手町上木月(通称ハス池)周辺のヨシ原(参考:地図URL参照)では、夏季ヨシゴイが生息及び繁殖しています。そんな状況の中、地元小牧区長によれば、このヨシ原を埋め立て田畑にする計画が、新年度早々から開始されると言われています。つきましては、福岡県自然環境課におかれまして、この埋め立て計画について精査検証し、鞍手町関係部署に中止の指導を賜りたくお願い申し上げます。
福岡県の希少野生生物(「福岡県レッドデータブック2011」)によりますと、鞍手町ハス池ヨシ原に夏期飛来し繁殖するヨシゴイは、(絶滅危惧1A類)にあたります。福岡県のヨシゴイが絶滅危惧1A類と選定された理由は、ヨシゴイ繁殖地が県内に2〜3カ所しかなく、生息数は激減していることがあげられます。
日本野鳥の会筑豊支部では、鞍手町上木月(通称ハス池)周辺でヨシゴイの他にもハヤブサ(絶滅危惧U類)、タカブシギ(絶滅危惧U類)、オオヨシキリ(準絶滅危惧種)、ツリスガラ(準絶滅危惧種)、チュウサギ(準絶滅危惧種)、ヒクイナ(準絶滅危惧種)、タゲリ(準絶滅危惧種)、コチョウゲンボウ(準絶滅危惧種)、レンカク、オオジュリン、セイタカシギ等貴重な野鳥の観察を記録しています。
福岡県においては、英彦山山麓に生息するクマタカ(絶滅危惧1B類)よりも上位のヨシゴイ(絶滅危惧1A類)の貴重な繁殖地である鞍手町上木月のハス池ヨシ原は、維持保存され、守られなければならないと考えます。
参考:現地地図URL https://www.google.co.jp/maps/@33.8006634,130.6949554,408m/data=!3m1!1e3 (短縮URL https://is.gd/PzYUZm)
本件連絡先:日本野鳥の会筑豊支部事務局長・広塚忠夫
E-mail:hirotuka@orange.ocn.ne.jp、090-4771-3576
(2021-04-04掲載)
HListに植物写真ください/2020年10月
情報部・有働孝士
本サイト「くまたか」には、HListというこれまで、本会会員により記録された植物総観察リストのページがあります。HListでは、原則として写真があることを掲載条件にしていますが、一部写真を欠いたままの種類(「写真なしリスト」)も掲載されています。
その「写真なしリスト」は下記表のとおりです。クスノキ、クロマツ、セリなどごく普通の種も混じっています。
ぜひ写真の提供にご協力ください。なお、掲載できる写真(表示ではなくリンクのみ)は1コマのみで、提供者名も掲載できません。リストにソバなど食用栽培植物やアサガオなど観賞用植物、その他有用植物が含まれています。下記の「自生・自活」の掲載条件を慎重に見極め、人の介在が考えられる個体は提供されないようご注意ください。
本会自然観察会などでは、花の美しい植物や見栄えのするする種類、珍種等に目が向きがちですが、本らんリストの種類もぜひ被写体に加えてください。
掲載条件
- 撮影地域は福岡県内に限ります。
-
植物は、種まき、世話など人の介在がなく、
自生(親個体によるかまたは人でない動物により、自然に播かれた種から芽生えること)・
自活(植物個体自身の生活のみにより成長していること)
でなければなりません。 - 植物園や庭園、農地内の植物写真はご遠慮ください。
- なるべく花や実があり、その他特徴のよく見える写真を望みます。
- ご提供は、本会(日本野鳥の会筑豊支部)会員に限ります。
投稿先:info@yacho.org または「ご連絡」
ダウンロード(PDF):写真なしリスト(印刷用)
写真なしリスト
- アオカモジグサ
- アオゲイトウ
- アオホオズキ
- アオミズ
- アカザ
- アカソ
- アサガオ
- アセビ
- アレチヌスビトハギ
- アレチノギク
- イガガヤツリ
- イタチガヤ
- イチイガシ
- イチゴツナギ
- イヌクグ
- イヌビエ
- イヌホオズキ
- イヌマキ
- イヌヨモギ
- ウシクグ
- ウスベニチチコグサ
- エゴマ
- エゾエノキ
- エノコログサ
- エビヅル
- エンジュ
- オオコマユミ
- オオセンナリ
- オオニワゼキショウ
- オオバヌスビトハギ
- オシロイバナ
- オトコヨモギ
- オヒシバ
- カサスゲ
- カンザブロウノキ
- キクイモ
- キジカクシ
- キミズ
- ギンリョウソウモドキ
- クサイ
- クサネム
- クサヨシ
- クスノキ
- クロマツ
- ケアオダモ
- ケキツネノボタン
- コアゼガヤツリ
- コウゾ
- コオニタビラコ
- コゴメガヤツリ
- コジュズスゲ
- コヌカグサ
- コバノヒノキシダ
- コミカンソウ
- コメナモミ
- コモチマンネングサ
- ゴウソ
- サジガンクビソウ
- サツキ
- サンショウソウ
- サンヨウアオイ
- シシウド
- シソバタツナミ
- シナダレスズメガヤ
- シバ
- シャシャンボ
- シロバイ
- シンミズヒキ
- ジュズダマ
- ジュズネノキ
- スズメノエンドウ
- スズメノチャヒキ
- スズメノテッポウ
- スズメノヒエ
- スダジイ
- セイヨウノコギリソウ
- セリ
- センダングサ
- センリョウ
- ソバ
- タカサゴユリ
- タチシオデ
- タチスズメノヒエ
- タラノキ
- チチコグサ
- チチコグサモドキ
- チドメグサ
- チョウセンエノキ
- ツクシコゴメグサ
- ツクバネ
- ツクバネガシ
- ツゲ
- ツブラジイ
- ツボクサ
- テリミノイヌホオズキ
- トウゲシバ
- トゲミノキツネノボタン
- トダシバ
- ナキリスゲ
- ナツツバキ
- ナツハゼ
- ナツフジ
- ナルコビエ
- ニガカシュウ
- ニシキソウ
- ヌカキビ
- ノゲシ
- ノチドメ
- ノミノツヅリ
- ハイチゴザサ
- ハエジゴク
- ハシカグサ
- ハナビゼキショウ
- ハマウツボ
- ハリギリ
- ハルザキヤマガラシ
- ハンノキ
- ヒイラギ
- ヒゲコスミレ
- ヒデリコ
- ヒナタイノコヅチ
- ヒメクグ
- ヒメクラマゴケ
- ヒメドコロ
- ヒメヨツバムグラ
- ヒレアザミ
- ヒロハウシノケグサ
- フウトウカズラ
- フジバカマ
- ヘビノネゴザ
- ホシダ
- ホソバイヌビワ
- ホソバカナワラビ
- ホドイモ
- ホナガイヌビユ
- ホルトノキ
- マスクサ
- マツムシソウ
- マツヨイグサ
- マテバシイ
- マメガキ
- ミノボロ
- ミヤギノハギ
- メヤブソテツ
- ヤナギハナガサ
- ヤマゴボウ
- ヤマスズメノヒエ
- リョウメンシダ
(2020-10-22掲載)
植物識別基本図書/2016のすすめ
自然観察会や個人の植物観察では、必須となるのが参考図書です。とはいえ、入門者にとり参考図書、とりわけ基本図書の選択は難しく、先達のご推薦が待たれていました。本ウェブサイト[くまたか]では、多くのフィールド指導により実績のある広塚忠夫氏にお願いして、基本図書および補助参考図書を選んでいただき、会員のみなさんに推薦することとしました。
これらの本は、決して初心者向きの易しい内容ではありません。フィールドで実際に出会う植物もまたしかり。必ずしも初心者に易しいとは限りません。むしろ、はじめからしっかりした資料に接しておくことで、誤認を減らし、不明植物についても見当がつけやすくなります。また、本会の行事では、保護の立場から植物の採集は禁止しており、目前の植物をその場のその時に識別しなければならないことが多いものです。
このような厳しい制約下においても、強力なフィールドガイドとして役立つ図鑑が厳選されています。まとめて買えば高額となりますが、一冊ずつ根気よく揃えていけば、いずれは本棚のみならず頭のなかにも立派なライブラリができあがることでしょう。野鳥の会独自の手法 ─ 採集によらない生きた観察、だからこそ可能な、発見の驚きと識別の楽しみに満ちた、美しい植物の世界があなたを待っています。
(サイト管理者:有働 2016-05-24)
植物識別基本図書/2016
(書題/著者、発行所、初版発行年、価格/解説)
補助参考図書/2016
参考:野鳥識別基本図書のすすめ
(2016-05-24掲載)
ある日のTV会議
有働孝士・事務局次長
広塚事務局長の要請により、去る4月21日17時からTV会議(ビデオ会議)第6回目が行われました。TV会議は、同時に多人数が参加するTV電話会議です。
今回の参加者は、梶原支部長、広塚事務局長、有働事務局次長の3名(右写真をクリックで拡大・縮小)でした。
右写真でご覧のように、自分を含め全員の表情を一望にしながら話ができるので、相手の仕草や様子まで良く分かり、話し合いなどでは理解も深まりとても役に立ちます。実際(リアル)の会議では、隣にいる人や離れている人の場合は、なかなか表情までは分からないことも多いのですが、こういうところはリアル会議より優れており、やはりTV会議の良さのひとつです。TV会議の利点については別稿「TV会議はいかが?」にご説明していますので、参照してください。
本会のTV会議は、ほとんどの場合、月例の運営委員会に先立って開かれ、運営委員会の主催者である事務局長の諮問会議となっています。諮問とは“意見を求めること”の意ですから、ここでは、事務局長がTV会議の参加者に様々な問題を投げかけ意見を求める場となるわけです。運営委員会に臨むうえで、議案の欠落、議題への広い視野と多くの立場を理解することなど本会議のシミュレーションとなるため、議案を整理し要点を絞ることができ、会議の運営や時間短縮に大きな効果があります。
このTV会議には、本会会員であれば肩書(役職)など無関係にどなたでも参加できます(参加のお申込み先)。TV会議は、メールにて会議の場所(仮想の会議室)・日時等の案内が知らされます。参加者間の予定調整が必要ですので、日時が定まっているわけではありません。集合の必要もないので、メールで周知して簡単に開催できるのがTV会議の利点のひとつです。
TV会議は、インターネットを使用して各人のPC(パソコン)を接続し通信を行う仕組みです(最初だけサーバーを介し、その後はP2P通信となるようです)。
きっと、なにか小難しい設定や操作が要るんだろう、私にはムリだ、と尻込みされるかもしれませんが、最近になって驚くほど簡単になりぐんと敷居が低くなってきました。普通にメールができ、インターネットでウェブサイト(ホームページ)を閲覧できる方なら、まず問題はありません。TV会議への参加は、送られてきたメールを開き、特定の文字(URL)をクリックするだけです。次の瞬間にはもう会議室に入っています(万一わからない時は、メールに記された連絡先に電話すれば親切にご指導します)。
TV会議(というよりTV電話)を我が物にすれば、遠くにいてなかなか会えない友人や親戚、お子さんやお孫さんなどに“会う”ことができるので、個人的にも使える仕組みです。
TV会議の要件は下記の通りです。
- 費用:無料(上記ご紹介のサービス、ソフトウェアはすべて無料です)
- インターネット回線:光回線
- ハード:PC、カメラ、マイク(ほとんどのノートPCに付属しています)。Wifi接続のスマホやタブレットも利用できます。
- ソフト:Google Chrome
またはFirefox
またはOpera(Webkitのみ)
またはSafari 11またはWindows 10と同時にインストールされるMicrosoft Edge(いずれも無料。現在のところ、Internet Explorerは利用不可)
- 利用サービス:https://1meeting.net/
(無料。主催者が別途ご案内しますので、この項は気にしないでください。)
(2015-04-24 > 2017-06-24 )
野鳥識別基本図書/2014のすすめ
広塚忠夫・有働孝士
初心者にとって巧みな手引きとなり、中級者にとってはさらなる高みへの案内図となり、円滑なコミュニケーションのツールとなるのは、やはり誰でも入手容易な“基本の本”です。
本会では、識別学習や参照の基本となる“野鳥識別基本図書”三冊を厳選し、基本図書決定版として推薦します。この三冊は、今後、識別検討委員会(本会)でも参照本として重用し、また広く本会において共通の参照指標となるものです。野鳥観察を趣味として永く続けたいと思われる方に、自信をもって“野鳥識別基本図書”をおすすめします。
野鳥識別基本図書/2014
(書題/著者、発行所、初版発行年、税込価格/解説)
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フィールドガイド 日本の野鳥 増補改訂新版
高野伸二ほか (公財)日本野鳥の会、2015年、3,888円
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野外識別用に特化した“フィールドガイド形式図鑑”決定版。日本産鳥類全種(および外来種)すべてに詳細かつ簡潔な説明を施すとともに全種イラストおよび分布図を網羅。イラストにはフィールドマーク(識別ポイント)に矢印が記され、特徴の把握が容易。野外での携行・使用を前提に編集、造本(新書版・ソフトカバー)されており観察家必携の図鑑。基本中の基本図書であり、識別を語るとき本書を抜きにすることはできない。
- 購入の際は本会にお申込みください。
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-
絵解きで野鳥が識別できる本
叶内拓哉、文一総合出版、2006年、2,592円
-
野外では類似種の識別に迷うことが多い。本書では類似種の写真を並べて比較し、フローチャートにより解決に導くわかりやすい手法が便利。初心者には野外で要注意の類似種グループが把握でき、またその注意すべきフィールドマークを確認できる。ベテランにはこれまで困難であった類似種の識別に新しい手法が適用できる。本書により、すでに常識となった識別法も多い。
- 販売図書の例
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決定版 日本の野鳥650
真木広造・五百澤日丸・大西敏一、平凡社、2014年、4,320円
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新しい分類体系(日本鳥類目録改訂第7版)に準拠して編集され、美しく鮮明な写真と的確な解説により、イラスト図鑑とは違ったリアルな野鳥の姿を確認し、識別をサポートする。今後記録可能性のある種を加え700種以上、2200枚以上の写真を収載した識別図鑑。雌雄、年令、夏冬の羽衣、亜種など、詳細な差異を豊富な写真で紹介。和名、学名、英名、中国語名、韓国語名による「鳥名一覧」は、他の文献を調べる際に役立つ。
- 販売図書の例
-
初心の方は、入門用の易しい本から始める方が良いとする意見がありますが、そうではありません。初めから本格的なフィールドガイド図鑑に接し、実際の観察を本と対照して確認する習慣は、見過ごされがちですがとても大切で基本的ことです。もし野鳥観察を永く続けたいと思われるなら、初心者にも迷わずここに推薦の図鑑をおすすめします。
しめて1万余円の買物です。一気に購入せず、ふところ具合と相談しながら一冊づつ入手することもできます。また、一部「販売図書の例」のリンク先に示しているように、最近ではインターネットで安価な古書が購入できます。お近くの図書館でも蔵書があるかもしれません。本会事務所にもこれら三冊を所蔵していますので、手にとって確認してください。
余談です。はじめ基本図書には本会が上梓した「筑豊の野鳥」が含まれていましたが、すでに在庫ゼロで絶版状態です。PDF版ならあるとはいえ、参照にはPCなどのデジタル端末が必須とあってはおすすめもできず、やむなく割愛されました。
引き続き「植物識別基本図書」の選定も予定しています。
参考:植物識別基本図書のすすめ
(2014-11-05)
424フィールドガイド編集実行委員会発足
情報部・有働孝士
福岡県内の特定地方(未定)におけるフィールドガイド図鑑の編集・発行を目指す実行委員会「フィールドガイド編集委員会」(略称FGEC)が、3月23日の3月運営委員会で発足しました。初めの起ち上げについては情報部が担当することになりました。

「フィールドガイド日本の野鳥」増補改訂新版
バードショップオンライン Wild Bird
© (公財)日本野鳥の会


本会で上記2冊に適うような図鑑が発行可能かどうか、率直にいって困難かもしれませんが、本会会員の偉力をもってすれば必ずしも不可能ではありません。最大の難関は、識別用のイラストです。実は、本会でこのイラストを作成可能な会員と言えば、波多野邦彦氏が第一にあげられます。打診したところ、ありがたくも快諾のご返事をいただきましたが、折悪しくコロナ禍によりご多忙となられ、白紙になりました。野鳥の識別イラストと識別解説を担当していただこうと手前勝手な腹積もりでした。また残りの分布関連は、関心を持つ他の会員でも可能と考えていました。
せっかくの企画ですので、このまま中止ではあまりにもったいなく、何とか続行したいと思い考えついたのが、各部分の切り分けでした。前記のように、執筆者側から見たら大きく2つのパートに分けられます。すなわち、一方は識別解説とイラスト、他方は分布関連です。後者の分布関連のみを作成することでも、じゅうぶんに実のある成果となるはずです。当面、この分布関連から作成していき、ゆくゆくは、識別解説、イラストを展望したいと考えています。

ハチクマの月別分布図
「筑豊の野鳥 観察ガイドブック」(本会刊)
「くまたか」に新しくメニューを作成し、リアルタイムで公開していきますので、多くのみなさんで間違いや過不足など進捗状況をじはじめ内容について共有することができます。ご参加のみなさんのアイデアと、フィールドで鍛えられた個々の感覚や情報を一堂に集め、素晴らしい野鳥情報基盤を作っていきましょう。ぜひ多くの会員に関心をお持ちいただき、またご参加をお待ちしています。
- 参加お申し込み:info@yacho.org
- 担当部門:情報部
(2021-03-24掲載)
コロナ禍中探鳥会を開催する場合の配慮事項
情報部・有働孝士
本会が団体加盟する(公財)日本野鳥の会は、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が解除されたことを受け、全国連携団体の探鳥会リーダー向けに活動再開の際の指針「探鳥会を開催する場合の配慮事項」を発表しました。
本会情報部では、この内容を重視、新型コロナウイルス感染拡大防止、円滑な活動につながること等から、本欄においてご紹介し、周知をはかることとしました。
以下、原文は、ほとんど支部探鳥会リーダー宛ての指示・提案内容ですが、一般参加者にとっても有益な助言となるため、趣旨の範囲内で内容の一部に加筆し掲載しています。
探鳥会を開催する場合の配慮事項
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リーダーが不安をかかえたまま実施しない。
不安があるようならリーダーの気持ちを優先して中止を判断する。(本会では、再度状況全般を判断のうえ、実行可能な担当がおられれば、交代して行事を実施する。)
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参加者を少人数にする。
1グループ10〜15名(リーダー含む)を目安に班分けするなどし、開始から終了まで大勢で集合する機会をなくす。周囲の通行人に迷惑をかけない規模であるかを考慮する。
-
参加者の連絡先を把握する。
後日、感染が分かった場合のため参加者の連絡先(名前・電話番号)を把握。なお参加者名簿には「保険加入とコロナ対策以外には使用しないこと」「必要に応じて保健所等の公的機関に提出することもありうること」を明記し参加者に周知。
-
具合の悪いリーダー、感染の疑いのあるリーダーは参加しない。
事前に必ず検温し発熱を確認。無症状でも感染の疑いがある場合は参加を控える。
具合の悪い参加者は、参加を控えるように呼び掛ける。
人と人との間には、最低1m、できれば2mの間隔を空ける。
-
参加者、リーダーは飛沫が飛ぶことを防ぐものを装着する。
野外で人同士が2m以上の間隔をとれる場合は除く。飛沫防止策としてマスクやフェイスシールド着用。
※マスク着用による熱中症のリスクを考慮し、こまめな休憩や水分補給、開催時間の短縮など配慮。
真正面での会話を避け、ハンズフリーマイクを使用するなどして大声での発声を避ける。
参加者に手洗いや手指のアルコール消毒を行うように呼びかける。
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貸し出し双眼鏡では、貸し出し前後に消毒する。
※参加者同士での貸し借りはしないように呼び掛ける。
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望遠鏡の共用(一つの望遠鏡を複数の人で見ること)をするときは、目が直接望遠鏡に触れるのを防ぐ。
望遠鏡を共用するときは、目が直接レンズに触れるのを防ぐため、透明のプラスチック板や接眼レンズカバーなど利用。
-
周囲の方々の目を意識する。
いつも以上に通行人や他の利用者の目を意識し、狭い道を塞ぐなどの行動がないよう配慮する。集団活動への苦情やSNSによる批判等を考慮。
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室内を利用する場合は、換気を十分に行う。
参加者の座席や利用場所の配置を工夫するなど、人と人との間隔(できるだけ2m)を確保する。
探鳥会保険について
探鳥会保険では、病気は補償の対象外です。探鳥会が原因で新型コロナウイルスに感染しても、感染者に対する治療費等の補償はありません。一方、もし、リーダーの過失がもとで参加者が感染し、参加者から訴訟を起こされた場合は、賠償責任保険の対象となり、賠償金の支払い等に保険金がおります。
参考:厚生労働省HPより
サイト注:この記事は「日本野鳥の会探鳥会スタッフ通信 2020年6月号・号外【6/25号・訂正版】メール版」(2020-06-26、(公財)日本野鳥の会)を元に作成しました。(文責:情報部・有働孝士)
(2020-06-27掲載)
探鳥会における鳥インフルエンザへの配慮のお願い
公益財団法人日本野鳥の会・普及室
現在、国内で高病原性鳥インフルエンザ(以下、鳥インフルエンザ)の野鳥での確認例が相次いでおり、この冬はこれまで以上に注意が必要な状況となってきています。
鳥インフルエンザは、鳥の病気です。養鶏場などのように鳥と濃密な接触をすることがない限り、人への感染は過度に心配する必要はありません。しかしバードウォッチングによって、知らず知らずのうちにウイルスを運んでしまい、被害の拡大に加担してしまうことがあり得ます。ここでは、このようなことを避けるためにはどのようなことに気を付ければよいのかについてお伝えします。
鳥インフルエンザは、カモ類などの水鳥が主な宿主とされています。水鳥が集まる池や湿地、湖で探鳥会をするときには特に注意が必要です。バードウォッチングによってウイルスを広げてしまうケースとは、靴や車のタイヤなどに付着したウイルスを周囲の養鶏所などへ移動させてしまうことを想定しています。特に、探鳥会など、大勢の人が水辺に集まることで、ウイルス拡散の可能性がより高まると考えられます。
そこで、探鳥会を企画・実施するにあたり、以下の点に配慮していただくようにお願いいたします。
- 水鳥の糞が多量に落ちているような水際まで近寄らないようにしましょう。
-
探鳥場所から移動する前には、靴底、三脚の足、自動車のタイヤなど、地面に接したものを消毒しましょう。
消毒薬には、「消毒用エタノールIP ケンエー スプレー式 500ml」が安価でおすすめです。探鳥会には消毒スプレーを持参し、探鳥会の最後に参加者に協力を呼びかけスプレーで消毒しましょう。また、汚れが残っていると効果が低下しますので、泥をよく落としてから消毒しましょう。なお、この消毒液の毒性は低いですが、使用上の注意に従って、十分注意して使用してください。 - できれば、 1日のうちに、複数の探鳥地を行き来しないようにしましょう。どうしても必要な場合は、異動の前に消毒をしましょう。
- 帰りに、養鶏場やアヒル等の飼育場、動物園などには近づかないようにしましょう。
■野鳥の死体を発見したら
野鳥の死体を発見したら、都道府県の鳥獣保護関係部署に相談してください。このとき直接、素手で死体に触れるのは避けてください。
野鳥の状況をこまめに把握し、いち早く異変に気付くことは、被害を最小限に抑えることに繋がります。行政に報告しても、実際に死体が回収され、鳥インフルエンザの検査が行われるかどうかは、野鳥の種や死体の数によって異なりますが、連絡を密にして情報を集約することには意味があります。
■鳥インフルエンザが近くで確認されたら
探鳥会を計画している探鳥地で鳥インフルエンザが発生した場合は、探鳥会を中止してください。ウイルスが増殖している場所に大勢の人間が押し掛けることは、それだけウイルスの拡散を助長させる恐れがあります。
また、観察場所の半径10kmの範囲で鳥インフルエンザが確認された場合は、中止を含めて対応の検討をお願いします。
■最後に
冬の水辺は見どころが多く、各支部による初心者向けの探鳥会が頻繁に開催されています。いつもにもまして、野鳥への配慮、参加者への配慮、社会への配慮が必要な状況となってきています。適切な対策をとることで、周囲の理解を得ながら、多くの方に探鳥会を楽しんでいただけるようご協力をお願いします。
当会では、国内の発生情報を以下のページにまとめています。ぜひご覧ください。
※日本野鳥の会・探鳥会スタッフ通信(メール版)2016年・号外(2016年12月7日発行)より許可を得て転載
(紹介者:有働孝士 2016-12-14掲載)
日本野鳥の会
(財団本部)ニュース
福岡県内の各支部例会予定
新型コロナウイルス禍により行事が中止されていますので、ご注意ください。(2020-04-21)
各会例会へのご参加は自由です。それぞれに異なった持ち味やフィールドの様子など、きっと興味深い経験となることでしょう。気軽に参加してみませんか。
![]() | 日本野鳥の会北九州 | 探鳥会のお知らせ![]() |
![]() | 日本野鳥の会 福岡支部 | 行事予定![]() |
![]() | 日本野鳥の会筑後支部 | 探鳥会(ご案内)![]() |
![]() | 日本野鳥の会筑豊支部(本会) | 行事のご案内 |
![]() | (公財)日本野鳥の会・全国 | 支部一覧![]() |
(全国各連携団体のウェブサイト、定例探鳥会予定が参照できます) |
素晴らしい新版「フィールドガイド 日本の野鳥」
(公財)日本野鳥の会 普及室
安西英明
◇新版は売れるか?
この連載で、「新版のよさ、他の図鑑にはない特徴を書いて欲しい」という主旨のご意見を頂戴しました。これまで新版での新たな追記や変更について書いてきましたが、発行の遅れのお詫びを兼ねた、支部や探鳥会のリーダー役の方々向けの裏話だったので、野鳥誌 5 月号の最終ページで宣伝はさせていただきました。「バードウォッチャーのバイブル的図鑑がリニューアル」などの売り文句とともに「増補改訂新版はここが変わった!」などが記されています。
が、前回書いたように、一見しただけではあまり変わっていないように見えるほか、薄くなり、地味にもなっている点から、売れ行きは心配です。変更は目立たないように工夫をし、頁は増えたものの野外携帯を考えて用紙を薄くしました。図版の色が地味になったのは、増補改訂版で高野の原画より派手に印刷された図版があったため、原画の色彩に合わせる努力をした結果です。写真図鑑の場合、実際に野外で見える色味とは違う印象のものが多いことが気になっていましたが、今回、改めて高野図版の凄さを再認識できました。
◇目録7版の考え方
野鳥誌 9・10 月号などで新版を紹介する企画が進んでいるようですが、私自身は 6 月末に日本野鳥の会埼玉の総会で「『フィールドガイド日本の野鳥』新たな改訂のポイント」という題で講演をさせていただきました。
高野図鑑としての優れた点については、増補改訂版を紹介した野鳥誌 2007 年 10 月号にまとめてあるので(当会ホームページのBIRD FAN「野鳥の見分け方」でも見られます)、それをコピーして配布資料としました。新版での改訂ポイントは、これも野鳥誌 2007 年 7月号の分類特集や 2013 年の日本鳥類目録改訂第 7 版の変更点などを使って解説しました。また、目録7版の考え方、例えば「現在の鳥類学の到達点を明確にし、不十分な点について今後の検討を促す」については、いかにその考え方に沿わせたかという具体例を紹介しました。ここで持ち時間を終えてしまい、クイズの用紙を配布したものの当日はクイズができませんでしたので次に紹介し、『フィールドガイド日本の野鳥』が他の図鑑と何が違うのか?という話題にさせて下さい。
◇他の図鑑ではあまり触れられていないこと
増補改訂版や増補改訂新版で書き加えた事例などをクイズにしました。P以後の数字で新版の当該ページを見れば答えがわかるようになっています。
-
鳥と哺乳類の共通点は
- ① 恒温動物 ②子育て ③ ? :P3
-
私たちヒトと鳥の共通点は
- ① 昼行性で視覚中心 ② ? :P3
-
1934 年の出来事は
- ① 日本野鳥の会創設 ② ? :P4
- 日本の野鳥は何種? :P12
- 世界の野鳥は何種? :P13
-
生物学の大きなテーマは
- ①生物とは何か ② ? :P13
- 種の定義「遺伝的独立」の例外は? :P12
-
生物の分類単位は
-
<界>−<門>−<?>−<目>−<科>−<属>−<種>−<?>
:P12
-
<界>−<門>−<?>−<目>−<科>−<属>−<種>−<?>
- 目録の掲載順の意味は? :P12
- 日本固有種とは? :P13
- 留鳥は移動しないか? :P17
- 漂鳥とは国内移動か? :P17
- 小鳥とは? :P214
- 瞬膜とは? :P350
- 色変わりとは? :P23
- スズメの寿命は?在巣期間は?親子期間は? :P23
- カラス科の特徴とは? :P298+P300+P347
- ハシブトガラスとハシボソガラスの歩き方の違いは? :P302
- 哺乳類のように吸い込める鳥は? :P346
- スズメやカラスの子どもの聞き分け方は? :P350
◇基本とさまざま、歴史
私は高野さんから、基礎や基本の大切さや、野鳥の楽しみ方は種の識別だけでなくさまざまあることを教えてもらいました。最新の知見から追記や修正したいことは多々ありますが、何に絞って、どのように記すかという観点では、まずは高野さんの教えを生かすようにしています。次に一般の方々から受ける数々の質問とともに、全国の支部報に掲載される話題も参考にさせていただいており、野鳥をちゃんと識別したい人、鳥について知りたい人にとっては本書が一番と思うとともに、高野さんのみならず多くの方々のお陰様として感謝しています。
他の図鑑にもそれぞれのよさはあるはずですが、本書が決定的に違う点は2つ。ひとつは野鳥の会の財産であることでしょう。高野さん自身が多くの会員に支えられ、教えられたことは野鳥誌や本書にも書いていますし、高野没後、会員の記録を集め、検討して増補版に至り、増補改訂も今回の新版も全国の会員の情報やご協力があればこそなのです。
今ひとつは歴史が詰まっていること。例えばクイズ<3>②の答えは、初版でも P3 のピーター・スコット卿の「発刊によせて」に記されているように、「フィールドガイドの形式の誕生」ですが、スコット卿はその歴史的意義も書かれています。33 年後の新版でもそこを省くことはしませんでした。
(終わり)
「新たな『フィールドガイド日本の野鳥』に向けて増補改訂新版の取り組み」探鳥会スタッフ通信 2015 年7月号 (公財)日本野鳥の会発行
※本稿は、上記記事より転載しました。掲載に当たって一部体裁を編集しています。万一、この記事に著作権やその他の不都合があるときは、ご連絡ください。速やかに対応いたします。
『フィールドガイド日本の野鳥』増補改訂新版3,888円(税込)は、日本野鳥の会筑豊(本会)でも取り扱っています。ご注文をお待ちしています。
(紹介者:有働孝士 2015-07-17)

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「そんぐぽすと」は、「くまたか」を訪問されたあなたのひとこと欄です。野鳥で言えば“地鳴き”や“さえずり”。「メッセージ」欄に何か気軽なひとことを残してください。全部の項目は埋めなくてもOKです。右側のタテ・スクロールバーで隠れている下方も見られます。
注:電子掲示板(BBS)のため、メッセージは一般にも公開されます。[くまたか]へのメールは[ご連絡]のページからどうぞ。
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