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2022年野鳥展\当番表/野村芳宏
野鳥展実行委員長・野村芳宏
連絡事項
- 野鳥展の準備及び後片付けは、出品者・事務局・実行委員を始め、支部の多くのご参加をお願いします。
- 当番の在駐時間は10:00〜16:00までとします。
- 下記の当番表は依頼であり、義務ではありません。都合の悪い方は遠慮なく野村まで連絡(090-5927-0067)して下さい。
- 駐車場は、若宮コミュニティセンターの駐車場(無料)を利用下さい。
- 館内で食事はできません。
- 熱中症、新型コロナウイルス感染防止対策をとって下さい(水分補給、マスク、手指消毒、ソーシャル・ディスタンス等)。
- リザーブメンバー(欠員が生じた場合の補完メンバー)野鳥展実行委員(木村、阿部、野村)
- 野鳥展詳細は、こちら
2022年野鳥展\当番表
搬入は7月31日10時。搬出は8月31日13時。
8月 | 当番 | 本会行事 |
2・火 | 野村、大田 | 野鳥展開幕09:00 |
3・水 | 梶原、金子 | |
4・木 | 有働、田代 | 観察会:古処山 |
5・金 | 森永、長田 | |
6・土 | 廣塚、林 | 野鳥展探鳥会 |
7・日 | 三浦、松尾 | 相ノ原毛谷村探鳥会 |
8・月 | - | (休館日) |
9・火 | 木村、山下 | |
10・水 | 阿部、国武 | |
11・木 | 野村、大田 | |
12・金 | 梶原、金子 | |
13・土 | - | 当番休み |
14・日 | - | 当番休み |
15・月 | - | (休館日) |
16・火 | 木村、山下 |
8月 | 当番 | 本会行事 |
17・水 | 森永、長田 | |
18・木 | 有働、田代 | 観察会:平尾台 |
19・金 | 廣塚、林 | |
20・土 | 阿部、山下 | |
21・日 | 三浦、松尾 | |
22・月 | - | (休館日) |
23・火 | 梶原、金子 | Web会議 |
24・水 | 廣塚、松尾 | 会報印刷 |
25・木 | 田代、長田 | 会報発行、運営委員会 |
26・金 | 林、大田 | 観察会:長寿の里公園 |
27・土 | 森永、山下 | |
28・日 | 国武、大田 | 英彦山清掃探鳥会 |
29・月 | - | (休館日) |
30・火 | 金子、田代 | |
31・水 | 長田、林 | 野鳥展閉幕12:00 |
※当番メンバー:三浦博嗣、国武光成、大田良雄、山下哲郎、廣塚忠夫、有働孝士、木村直喜、松尾浩二、林孝、梶原剛二、森永光直、田代省二、野村芳宏、金子忠英、長田哲夫、阿部哲也
(2022-07-16掲載)
ある日のTV会議
有働孝士・事務局次長
広塚事務局長の要請により、去る4月21日17時からTV会議(ビデオ会議)第6回目が行われました。TV会議は、同時に多人数が参加するTV電話会議です。
今回の参加者は、梶原支部長、広塚事務局長、有働事務局次長の3名(右写真をクリックで拡大・縮小)でした。
右写真でご覧のように、自分を含め全員の表情を一望にしながら話ができるので、相手の仕草や様子まで良く分かり、話し合いなどでは理解も深まりとても役に立ちます。実際(リアル)の会議では、隣にいる人や離れている人の場合は、なかなか表情までは分からないことも多いのですが、こういうところはリアル会議より優れており、やはりTV会議の良さのひとつです。TV会議の利点については別稿「TV会議はいかが?」にご説明していますので、参照してください。
本会のTV会議は、ほとんどの場合、月例の運営委員会に先立って開かれ、運営委員会の主催者である事務局長の諮問会議となっています。諮問とは“意見を求めること”の意ですから、ここでは、事務局長がTV会議の参加者に様々な問題を投げかけ意見を求める場となるわけです。運営委員会に臨むうえで、議案の欠落、議題への広い視野と多くの立場を理解することなど本会議のシミュレーションとなるため、議案を整理し要点を絞ることができ、会議の運営や時間短縮に大きな効果があります。
このTV会議には、本会会員であれば肩書(役職)など無関係にどなたでも参加できます(参加のお申込み先)。TV会議は、メールにて会議の場所(仮想の会議室)・日時等の案内が知らされます。参加者間の予定調整が必要ですので、日時が定まっているわけではありません。集合の必要もないので、メールで周知して簡単に開催できるのがTV会議の利点のひとつです。
TV会議は、インターネットを使用して各人のPC(パソコン)を接続し通信を行う仕組みです(最初だけサーバーを介し、その後はP2P通信となるようです)。
きっと、なにか小難しい設定や操作が要るんだろう、私にはムリだ、と尻込みされるかもしれませんが、最近になって驚くほど簡単になりぐんと敷居が低くなってきました。普通にメールができ、インターネットでウェブサイト(ホームページ)を閲覧できる方なら、まず問題はありません。TV会議への参加は、送られてきたメールを開き、特定の文字(URL)をクリックするだけです。次の瞬間にはもう会議室に入っています(万一わからない時は、メールに記された連絡先に電話すれば親切にご指導します)。
TV会議(というよりTV電話)を我が物にすれば、遠くにいてなかなか会えない友人や親戚、お子さんやお孫さんなどに“会う”ことができるので、個人的にも使える仕組みです。
TV会議の要件は下記の通りです。
- 費用:無料(上記ご紹介のサービス、ソフトウェアはすべて無料です)
- インターネット回線:光回線
- ハード:PC、カメラ、マイク(ほとんどのノートPCに付属しています)。Wifi接続のスマホやタブレットも利用できます。
- ソフト:Google Chrome
またはFirefox
またはOpera(Webkitのみ)
またはSafari 11またはWindows 10と同時にインストールされるMicrosoft Edge(いずれも無料。現在のところ、Internet Explorerは利用不可)
- 利用サービス:https://1meeting.net/
(無料。主催者が別途ご案内しますので、この項は気にしないでください。)
(2015-04-24 > 2017-06-24 )
2022年野鳥展:開催要項<会員用>/野村芳宏
野鳥展実行委員長・野村芳宏
-
野鳥展のテーマ
2022年の野鳥展のテーマは、「筑豊の野鳥たち」です。筑豊地方には、山・雑木林・川・ダム湖・海岸など豊かな自然があり野鳥も多く生息しています。来館者に野鳥を通して筑豊地方の豊かな自然を感じて頂けるようにしたいと思っています。応募しやすいようにテーマの間口を広げていますので、ふるって応募して下さい。
同時に俳句を募集しています。俳句に込めた日ごろの野鳥風景や感動を一般に広く鑑賞いただくまたとない機会です。支部会員のどなたでも応募できます。 -
展示場所
・若宮コミュニティセンター「ハートフル」1階ロビー及び通路(宮若市福丸272-1) -
開催期間
・2022年8月2日(火)〜8月31日(水)開館09:00〜22:00 休館日 月曜日
※最終日の8月31日(水)の展示は12:00まで。
※当番は10:00〜16:00 -
主催 日本野鳥の会筑豊支部
-
内容
(1)写真展示
@写真の内容
A写真の応募
・野鳥写真(筑豊地方に生息する野鳥。撮影場所については国内であれば制限はありません。ただし、営巣やその周辺あるいは雛の写真についてはご遠慮下さい。その他のマナーを参照し守って下さい。
・展示枚数 約30点写真応募表 行事名 2022年野鳥展 *和名 *返却 必要・不要 *撮影者 *電話 *場所 *年月日 *カメラ *レンズ *送付先〒 備考 ・展示写真の大きさ A4、A3、A3ノビ、各サイズの単写真
A3、A3ノビ写真の展示を希望される方は、審査のためとりあえずA4で提出をお願いします。なおA3の額を8枚支部で準備していますのでご希望の方は連絡して下さい。A3ノビは、ご自身で額を準備して下さい。・応募枚数 1人5点まで
・写真応募票
写真の裏に応募票をセロテープで貼りつけて下さい。写真1点につき1枚の応募票を貼って下さい。応募票は日本野鳥の会筑豊支部のホームページからダウンロードし印刷して下さい。もしくは、上の票を自作して下さい。A3、A3ノビを希望される方は、備考欄にその旨をお書き下さい。
*印は必ずお書き下さい。なお、場所については住所を書いて下さい。カメラ、レンズについては正確に書いて下さい。・画像データCDの提出
プリントした画像データ(jpeg)をCDに書き込み、プリントと一緒に同封して下さい。展示作品は「くまたか」に掲載します。・応募先
〒820-0081 飯塚市枝国406-31 野村芳宏 宛 郵送もしくは宅配便でお願いします。・締切日 2022年7月1日(金)(6月6日(月)から受け付けます)
・応募資格 日本野鳥の会筑豊支部の会員
B選考基準について
毎年、以下のように選考基準を確認しています。
・応募した方は必ず1点は選出する。
・同種の重複は避ける。
・テーマに沿った写真を選出する。
※7月5日の写真選考の時に選考基準について再度確認します。また、選出に当たっては実行委員の合議制です。C返却について
返却不要の方は応募票の「返却不要」に〇印をつけて下さい。返却希望の方は、送付先に必ず郵便番号と郵送先の住所を明記して下さい。なお、9月にサイエンスモール、10月に源じいの森での展示がありますので、返却は11月になります。ご了解をお願いします。(2)俳句募集ついて
今回の「野鳥展」にも俳句コーナーを開設します。支部報に「野の鳥、野の草花を詠む・俳句で自然を楽しもう」(34ページ)という俳句の投稿欄を設け、掲載しています。そこへの投句者はもちろんですが、普段俳句を作っている方も多いと思います。ぜひ、今回の「野鳥展」への投句をお願いします。
投句は一人3句まで。「野鳥展投句」とお書きください。
締め切り 2022年6月30日
応募先 〒820-0011 飯塚市柏の森162-3 日本野鳥の会筑豊支部 野鳥展・俳句係、haiku@yacho.org、FAX:0947-42-4612
担当 真鍋直嗣 -
広報
・宮若市報「宮若生活」8月号に掲載予定
・各新聞社、TV局への連絡(本会より連絡) -
今後のスケジュール
@写真の選考 7月5日(火)09:30〜11:30 本会事務所 野鳥展実行委員
A写真の額装 7月19日(火)09:30〜11:30 本会事務所
B搬入 7月31日(日)10:00〜12:00 若宮コミュニティセンター「ハートフル」
C搬出 8月31日(水)13:00〜14:00 若宮コミュニティセンター「ハートフル」
※額装のお手伝いができる方は協力をお願いします。 -
野鳥展探鳥会
・担当 野村芳宏
・日時 8月6日(土)08:30〜10:00 小雨決行
・探鳥地 若宮コミュニティセンター「ハートフル」周辺及び犬鳴川
・集合 08:30 若宮コミュニティセンター駐車場(駐車無料)
・対象 一般市民および日本野鳥の会筑豊支部会員
・参加費 100円(探鳥会保険に充てられます)
・主催 日本野鳥の会筑豊支部 -
その他
・新型コロナウイルスの感染状況によっては延期もあります。その場合は追って連絡します。
・関係者による開催期間中の会場当番については、後日別途提案します。
・連絡先 野村芳宏 0948-28-0360
(2022-05-16掲載)
第13次福岡県鳥類生息分布調査が開始
県委託調査専任チーフ(担当) 真鍋直嗣
鳥獣保護管理法に基づき、鳥獣保護管理事業が5年を単位に計画、実施されます。今年の4月から始まるのが第13次の事業です。その中に県内鳥獣保護区の野鳥生息調査「第13次福岡県鳥類生息分布調査」があり、福岡県はその調査を県内の4支部(福岡支部が代表して契約)に委託をします。
そして、その調査結果は、鳥獣保護区の指定や継続のための重要な資料となります。この県委託野鳥生息調査は、筑豊支部が筑豊野鳥の会の時代より関わっており、その委託費は支部運営の重要な財源となっています。
前回第12次の生息調査でも、支部会員のご協力を得て調査を実施し致しました。第13次の生息調査の実施におきましても、多くの方のご協力が必要です。
調査方法は、定点調査(スポットセンサス)で行います。鳥獣保護区内に4か所調査地点を設け、20分間とどまり、100m×100mの範囲内で出現した野鳥の数をカウントします。初心者の方でも気軽に参加できます。目や耳が多いほど精度は上がります。
幸い、林田部長以下、調査研究部の方々が動いて下さるとのこと、これに加えて一般会員の方々の参加が増えれば「鬼に金棒」であります。
第13次の令和4年度の筑豊支部が担う調査保護区
@三郡山鳥獣保護区(以後三郡山保護区)
A大法白馬山鳥獣保護区(以後大法山保護区)
B英彦山鳥獣保護区〈一部特別保護区を含む〉(以後英彦山保護区)
生息調査は年に6回実施
渡り期春の調査 | 1回 | (4月中に実施済み) |
繁殖期 | 2回 | (5月〜6月) |
渡り期秋の調査 | 1回 | (9月〜10月中旬) |
冬期 | 2回 | (12月〜2月) |
各保護区の繁殖期調査(2回)、下記の要領で実施します。
@三郡山保護区の繁殖期調査の日程
1回目 2022年 5月14日(土) 当日雨天中止:予備日5月21日(日)
2回目 2022年 6月4日(土) 当日雨天中止:予備日6月11日(土)
集合 午前8時(春の調査より1時間早めました)
場所 サンビレッジ茜駐車場 (福岡県飯塚市山口845-38)
連絡先 naojirou1025@gmail.com 080-5207-8636(真鍋) 前々日まで
A大法山保護区の繁殖期調査の日程
1回目 2022年 5月7日(土) 当日雨天中止:予備日5月15日(日)
2回目 2022年 5月28日(土) 当日雨天中止:予備日6月5日(日)
集合 午前8時(春の調査より1時間早めました)
場所 嘉麻市梅林公園駐車場(嘉麻市下山田328-1)
連絡先 manabe@yacho.org 080-5207-8636(真鍋) 前々日まで
B英彦山保護区の繁殖期の調査の日程については、英彦山保護区担当の広塚事務局長jimukyoku@yacho.orgに直接問い合わせください(日程調整中)。
健脚向きですが、英彦山の野鳥が堪能できます。
(2022-04-06掲載)
本部主催ウェブ放送6月21日、25日
(2022-06-07掲載)
ヨシゴイの保護に想う/隅田知明
隅田知明
今年6月中旬、木月池の近くにヨシゴイという珍しい鳥が来ているという話を聞いて、現地に行ってみました。木月池の端を流れる菰川沿いのヨシ原に3人のカメラマンがカメラを構えていました。カメラマンの一人は福岡市から毎日のように来ていると言っていました。
オオヨシキリの囀りの聞こえるヨシ原にはアオサギがゆっくりと餌を漁っていて、杭の上にカワセミが飛んできました。別天地のような環境に惹かれて何日か通いましたが、初めて見るクロハラアジサシの狩の姿や、30羽以上のシラサギの舞う姿に出会いました。残念ながらヨシゴイは飛んでくれませんでしたが身近にこんな素敵な環境があるのは、鞍手町民の誇りだと想います。
6月20日の新聞に『生態系保護に880兆円ー国連組織などが報告書』という記事が掲載されました。『国連環境計画などは「人間は自然の恵みから多くの利益を得ており、環境破壊はビジネス上の大きなリスクとなる」と警告』していました。こんな小さなヨシ原の自然を守ることの積み重ねが、いま必要となってきているのではないでしょうか。
剱岳のヒメボタル群生地と合わせ「鞍手町自然遺産」の登録が出来ないかと願っています。運よく宝くじに当たってその後押しが出来ることを夢見ています。
(サイト注:筆者・隅田知明様は、本会会員で鞍手町にお住まいです。写真「ヨシゴイのベビー」は、國本二朗様撮影「2021年鞍手池ヨシゴイ繁殖中写真」より。「生態系保護に880兆円ー国連組織などが報告書」のリンクはサイト担当により設定。ただし、新聞記事は公開制限のため公開されたサイトの情報にリンクした。)
(2021-07-29掲載)
小牧ハス池埋立て中止を、福岡県、鞍手町へ要望書
日本野鳥の会野鳥の会筑豊支部支部長・梶原剛二
本会は、公益財団法人 日本野鳥の会と共同で、鞍手町木月池周辺のヨシ原埋め立て計画に反対し、福岡県および鞍手町に要望書を提出、当該ヨシ原の生物保護、環境保全を求めます。
日野鳥発第2021-014号
令和3年7月12日
福岡県知事
服部 誠太郎 様
鞍手町町長
岡ア 邦博 様
公益財団法人 日本野鳥の会
理事長 遠藤 孝一
日本野鳥の会筑豊支部
支部長 梶原 剛二
福岡県鞍手郡鞍手町木月池周辺のヨシ原埋め立て計画に対する要望書
現在、鞍手町小牧区長が中心的に進めている福岡県鞍手郡鞍手町大字小牧の木月池に隣接するヨシ原の埋め立て計画に対して、下記の理由から埋め立ての中止と保全を要望致します。
記
1. 県内に残されたわずかなヨシ原であり、希少鳥類の貴重な生息地である
計画地は、福岡県内では開発等により大きく失われたヨシ原が残され、かけがえのない自然が残っている場所です。計画地のすぐ東側を流れる遠賀川は、堤防等による治水以前には、氾濫原ではヨシやマコモなどの湿性植物が生育し、野生生物の貴重な生息地であったと考えられ、環境省の重要湿地「No.454 遠賀川水系の河川および水路」にも選定されています。しかし、現在は治水目的、および耕作地としての整備により本来の自然環境は減少し、木月池に隣接するヨシ原がわずかに昔の面影と自然環境を維持しています。当計画による埋め立ては、この地域の生物多様性をさらに低下させ、次世代へとつなぐべき貴重な自然を失うことになります。
計画地には、ヨシ原の環境に依存する数多くの生物が生息しており、鳥類では、サギ科の夏鳥・ヨシゴイが定期的に渡来し、繁殖しています。ヨシゴイは、福岡県の希少野生生物(福岡県レッドデータブック2011)では絶滅危惧TA類(環境省レッドリストでは準絶滅危惧種)に選定され、保護の緊急性が極めて高く、福岡県希少野生動植物種の保護に関する条例(令和3年5月1日施行)の対象種にもなっています。県内では3か所でしか繁殖が確認されておらず、その1つである計画地では3つがいが繁殖しています。これは県内で繁殖するヨシゴイの約30%に相当し、当計画の実施による繁殖地の消失は地域個体群に取り返しのつかない影響を及ぼします。
また、計画地及びその周辺には環境省レッドリスト絶滅危惧U類のハヤブサ、タカブシギ、準絶滅危惧種のチュウサギ、ヒクイナ、福岡県レッドリスト準絶滅危惧種のオオヨシキリ、ツリスガラ、チュウサギ、ヒクイナ、タゲリ、コチョウゲンボウのほか、レンカク、セイタカシギ、オオジュリンなど湿地性鳥類の生息が確認されています。これらのうちオオヨシキリ、ヒクイナはヨシゴイと同様に計画地で繁殖し、タカブシギ、チュウサギは渡りの際の中継地として、ツリスガラ、タゲリ、オオジュリンは越冬地として計画地を利用しており、埋め立てはこれらの種に影響を及ぼすことが予想されます。これらをふまえ、県内の希少種の保全、および地域の生物多様性保全の観点から、計画を中止すべきです。
2. 計画地は耕作地としての安全性が担保されていない
当計画の目的は、耕作地として利用するためとされていますが、計画地の地盤が軟弱であることから2020年12月には遠賀川河川事務所が埋め立て計画を取りやめています。しかし、2021年のヨシゴイ繁殖期の実施は見送られたものの、事業は未だ継続中とされています。
地盤が軟弱な場所において、耕作地として利用するための安全策が具体的に示されないままに計画が進められることは、将来的に地盤沈下等による事故が発生する可能性があり、利用する農業生産者にとっては大きな不安要素となります。耕作地としての安全性の確保ができないのであれば、計画は中止すべきです。
3. 希少種の生息地として保護区指定をすべきである
1.に記述したように、計画地は希少鳥類の繁殖地、および渡りの時期の休息や採餌場、越冬地として重要な場所となっています。県の希少野生動植物種保護条例では、ヨシゴイは条例第9条に基づき指定希少野生動植物種となっています。希少野生動植物種の保護の基本は、その生息地において個体群の安定した存続を保障することです。県内の指定希少野生動植物の繁殖地という位置づけで、かつ地域に残る貴重なヨシ原として、県は、計画地を条例25条に基づく生息地等保護区指定をすべきと考えます。また、鞍手町におかれましては条例第23条に基づく保全を、県におかれましては第24条に基づき土地所有者である鞍手町への助言をお願い致します。また、ヨシゴイ以外にも希少な鳥類が生息することから、自然に親しむ自然観察の場としての活用と、地域住民の保全への理解が得られるよう施策を推進することを希望します。
<本件に関する連絡先>
(公財)日本野鳥の会 自然保護室 TEL:03-5436-2633(担当:山本)
日本野鳥の会筑豊支部事務局 TEL:090-4771-3576(担当:広塚)
以上
(2021-07-21掲載)
鞍手町木月・ヨシ原埋め立て中止を/支部長
日本野鳥の会筑豊支部
支部長・梶原剛二

© OpenStreetMap contributors
木月池および埋め立て計画のハス池
(地図右下茶色の台形部分)
福岡県鞍手町小牧の木月池および隣接するハス池(右地図右下緑色の台形)では、珍種が観察されることでよく知られたフィールドです。このハス池を近年珍しくなったヨシ原がとり囲んでおり、夏季は、絶滅危惧1A類(「福岡県レッドデータブック2011」)であるヨシゴイが生息し繁殖していることでも有名です。また、ハス池のヨシ原に依存する他の野鳥も多種・多数であり、ハヤブサ、タカブシギ、準絶滅危惧種のチュウサギ、ヒクイナ、福岡県レッドリスト準絶滅危惧種のオオヨシキリ、ツリスガラ、チュウサギ、ヒクイナ、タゲリ、コチョウゲンボウのほか、レンカク、セイタカシギ、オオジュリンなど湿地性鳥類の生息が確認されており、貴重な環境となっています。しかし、このヨシ原を埋め立て、田畑にする計画が実行されようとしています。
すぐ東を流れる遠賀川は堤防による治水以前、河川の蛇行跡から氾濫原としてヨシやマコモなどの親水性の植物が生い茂り、もっぱら野生生物の暮らしの場だったと思われます。その後、堤防による治水で田畑が可能になりました。今はわずかにハス池のヨシ原が昔の環境を再現しています。野鳥をはじめ野生の動物達はこのヨシ原を暮らしの場として日々しのいでいます。
ヨシ原管理が地元農家のご負担となるなら、小竹町の南良津親水公園にみられるような行政による何らかの保存の手立てを願わずにはおられません。
埋め立ては、この秋からとのことですので、本会では、下記の通り福岡県に緊急にお願いを差し上げたところです。
令和3年3月30日
福岡県環境部自然環境課 御中
日本野鳥の会筑豊支部
支部長・梶原剛二
希少種ヨシゴイの生息・繁殖環境である
鞍手町上木月(通称ハス池)周辺のヨシ原保存のお願い
近年、福岡県内のヨシ原は、埋め立てによる開発等で多くが消失し、ヨシ原に依存する多種・多数の鳥類が激減しています。そんな中、わずかに残された鞍手町上木月(通称ハス池)周辺のヨシ原(参考:地図URL参照)では、夏季ヨシゴイが生息及び繁殖しています。そんな状況の中、地元小牧区長によれば、このヨシ原を埋め立て田畑にする計画が、新年度早々から開始されると言われています。つきましては、福岡県自然環境課におかれまして、この埋め立て計画について精査検証し、鞍手町関係部署に中止の指導を賜りたくお願い申し上げます。
福岡県の希少野生生物(「福岡県レッドデータブック2011」)によりますと、鞍手町ハス池ヨシ原に夏期飛来し繁殖するヨシゴイは、(絶滅危惧1A類)にあたります。福岡県のヨシゴイが絶滅危惧1A類と選定された理由は、ヨシゴイ繁殖地が県内に2〜3カ所しかなく、生息数は激減していることがあげられます。
日本野鳥の会筑豊支部では、鞍手町上木月(通称ハス池)周辺でヨシゴイの他にもハヤブサ(絶滅危惧U類)、タカブシギ(絶滅危惧U類)、オオヨシキリ(準絶滅危惧種)、ツリスガラ(準絶滅危惧種)、チュウサギ(準絶滅危惧種)、ヒクイナ(準絶滅危惧種)、タゲリ(準絶滅危惧種)、コチョウゲンボウ(準絶滅危惧種)、レンカク、オオジュリン、セイタカシギ等貴重な野鳥の観察を記録しています。
福岡県においては、英彦山山麓に生息するクマタカ(絶滅危惧1B類)よりも上位のヨシゴイ(絶滅危惧1A類)の貴重な繁殖地である鞍手町上木月のハス池ヨシ原は、維持保存され、守られなければならないと考えます。
参考:現地地図URL https://www.google.co.jp/maps/@33.8006634,130.6949554,408m/data=!3m1!1e3 (短縮URL https://is.gd/PzYUZm)
本件連絡先:日本野鳥の会筑豊支部事務局長・広塚忠夫
E-mail:hirotuka@orange.ocn.ne.jp、090-4771-3576
(2021-04-04掲載)
野鳥観察・撮影のマナーガイドライン(案)
本タイトル掲載趣旨
筑豊支部・事務局
本コラムは(公財)日本野鳥の会「令和3年度連携団体全国総会」で普及室より提案された「野鳥観察・撮影のマナーガイドライン」を本サイト「くまたか」ページ上に再構成したものです。まだ(案)の段階で決定ではありませんが、一般の方から本支部に野鳥観察の際の周辺迷惑について苦情をいただきましたので、啓発のため掲載しました。
マナー違反を、所属の確認もせずただちに野鳥の会の会員によるものと断定し苦情を持ち込まれることについては、少々理不尽に感じます。本年度総会に出席した事務局長・広塚氏の報告に、次のような興味深いくだりがありましたので、参考までにご紹介します。
“埼玉県支部からの報告:アオバズク営巣の撮影状況を25日間観察結果500名を集計した。比率は会員6名/一般110名で圧倒的に一般カメラマンが多かった。”
他地方の調査ですが、上記集計における野鳥の会会員の割合は高々5.4%に過ぎず、ほとんどは一般のカメラマンです。首都圏内の埼玉県支部と異なり、当支部内のフィールドにおいては、集中の度合いが相当減るため会員の比率はもっと少なくなると思われます。もちろん一般の方の大多数は良識をもって撮影されています。しかし、中には、周辺迷惑や野鳥への悪影響などまるで念頭にない非常識かつ極端な行動を見受けることもあり、また、個々人の迷惑や悪影響がたとえわずかなものであっても、多くの人が集まれば決して無視できない結果となることでしょう。
マナー違反とは、ひとことで言えば、迷惑行為のことです。人への迷惑は周辺迷惑であり、野鳥への迷惑は過干渉行為です。いずれも自分勝手な行為・行動が迷惑行為となり、野鳥にとっては生存の危機ともなるような致命的な悪影響を与えかねず、また周辺迷惑は、地元の生活者に不快感や不便を与え迷惑をかけることで、観察家、カメラマンの排除に直結することになり、自らの首を締める行為でもあります。
ここにご紹介したマナーは、いずれもごく常識的なものばかりです。改めて広く認知され、周辺迷惑や野鳥への悪影響が軽減されることを願うものです。
野鳥観察・撮影をはじめようと思っている方、野鳥観察・撮影初心者の方へ
「野鳥や人に迷惑をかけない、マナーを守った野鳥観察・撮影を!」
野鳥観察・撮影のガイドライン(案)
2021 年●月●日
公益財団法人 日本野鳥の会
■はじめに
野鳥観察や野鳥撮影は、とても楽しく、誰でも気軽に楽しむことができます。一方で、野鳥の生態を知らないと、野鳥にストレスを与えたり、生息地を荒らしたりと、せっかく楽しませてもらう野鳥たちに迷惑をかけてしまうことになります。また、観察や撮影する人どうしのマナーや公園等を利用する一般の方への配慮が必要になります。
私たち人間が野鳥たちの生息地にお邪魔をして、野鳥観察・撮影をさせてもらっているという気持ちで、彼らの生活を脅かすことなく、敬意をもって接してください。
また、他の観察者やグループにも配慮し、譲り合うことで、誰もが気持ちよく野鳥観察・撮影を楽しめるよう心がけていただければ幸いです。
- ① ストレスを与えないように野鳥との距離を取る
- ② 営巣中、育雛中の野鳥や巣へは近づかない
- ③ 音声による誘引はしない
- ④ 餌付けによる誘引はしない
- ⑤ 撮影にフラッシュ・ストロボを使用しない
- ⑥ 立ち入り禁止場所への侵入はしない
- ⑦ 私有地や団体等の所有地への侵入はしない
- ⑧ 公園等公共の場でのマナー
- ⑨ 自動車の駐車について
- ⑩ 他の観察者・撮影者へ配慮する
- ⑪ プライバシーを守る
- ① 営巣中等の写真や映像をSNSで公開しない
- ② 写真コンテストへの応募はマナーを守った写真を!
- ③ 詳しい撮影地は公開しない
- ④ 稀な渡り鳥等の画像や映像は、鳥が撮影地からいなくなってから
- Ⅲ その他にも気をつけたいこと
- ① 植生へのダメージ、環境の改変
- ② ウイルスの拡散に気をつける
Ⅰ.野鳥の観察・撮影について
観察時や撮影時には、野鳥と十分な距離を取るよう心がけましょう。
野鳥が飛び立つ、逃げるなどの行動は、ストレスを感じた時の行動で、近づき過ぎている可能性があります。野鳥によっては、近づき過ぎた場合、その場で動かなくなったり、防御や攻撃、飛び立つ準備をしたり、警戒の鳴き声を発したりすることがあります。野鳥が体勢を変えていないかよく観察し、変化を感じた場合は、その場からそっと離れましょう。
巣や巣立ち雛に遭遇した場合、すみやかにその場を離れるようにしましょう。
親鳥は卵やヒナを守るために神経をとがらせています。人間の存在がストレスの原因となり、「この場所は危険」と判断して親鳥が巣や抱卵を放棄することや、早すぎる巣立ちが起こる可能性があります。
また、親鳥が驚き、あるいは警戒し、巣を離れてしまった場合、卵やヒナが捕食者にさらされたり、低温にさらされたり、繁殖に悪影響を与えてしまう可能性もあります。
観察・撮影しやすいように、野鳥の鳴き声を流して誘引することはやめましょう。
鳴き声を流すことによって、オスは、別のオスが縄張りに侵入してきたと勘違いし、防衛のためにさえずったり飛び回ったりします。無駄なエネルギーを使わせるだけでなく、その場所で安心して子育てをしなくなる等、ストレスを与えることにもなります。また、勘違いした親鳥が、縄張りの防衛のために巣を離れてしまうと、卵やヒナが捕食者に狙われたり、低温にさらされたりするなど、悪影響を与えます。バードコールの使用も同様です。
公園等の利用者の中には、本来の姿の自然や環境を楽しむ目的で訪れている方がいます。音声による誘引で改変された自然は、不快感を生むことになります。
公園や河川敷等の公共の場、寺社境内等団体の所有地での餌づけによる誘引はやめましょう。
公園等の利用者には、本来の姿の自然や環境を楽しむ目的で訪れている方がいます。餌づけにより改変された自然は、不快感を生むことになります。
また、公共の場所等での餌づけは、ゴミの不法投棄を禁じた条例や環境の改変を禁じた条例に違反する可能性があります。実際にひまわりの種やミルワーム等外来種の植物や動物の持ち込みを制限している場所もあります。
フラッシュやストロボを使用して撮影をするのはやめましょう。強力な LED ライト等の使用も同様です。
野鳥の目は強烈な光に慣れていないため、一時的に視界や視力が悪くなる可能性があり、障害物を避けたり、捕食者から逃げる能力が損なわれることがあります。
当たり前のことですが、立ち入り禁止場所への侵入はやめましょう。また、「立入禁止」の看板等がなくても、柵や囲いの中に入ることはマナー違反です。
私有地に入って、観察・撮影することはやめましょう。
牧草地や畑は私有地です。田んぼの畔(農道を含む)や山道等も、私有地の場合があります。また、霊園や寺社境内等も、公共の場所ではなく団体等の所有地です。その場所が私有地または特定の団体の所有地か分かりづらい場合もありますので、野鳥を観察・撮影する場合は、騒がない、土地を踏み荒らさないなどの配慮を忘れないようにしましょう。土地所有者から注意された場合は、速やかな退出するようにしましょう。
たくさんの観察者・撮影者が集まり、交通の妨げや農作業への悪影響があったため、土地所有者がその野鳥を追い払ってしまった事例があります。大勢が押しかけることで田んぼの畔を壊してしまったり、農作物に被害を与えたりすることは、絶対にあってはいけないことです。
公園や公共の場で三脚を使うときは、園路や歩道を利用する方に配慮しましょう。野鳥に注意が向いていると、周囲への配慮が疎かになりがちです。
また、公園や公共の場で、観察・撮影のために、枝を折ったり、枝を刺したりする行為は、条例や規則違反になる可能性があります。条例や規則等に従ってください。
自分では迷惑をかけていないと思っていても、一般の方に迷惑がかかっていることがあります。注意された場合は、真摯な対応をしましょう。
公道に自動車を駐める時は、交通規則に従いましょう。 たくさんの観察者・撮影者が集まる場所では、駐車車両が交通の妨げになることや、そこで暮らしているかたの迷惑になります。駐車場を利用する、交通の妨げにならない離れた場所に駐めるなど配慮しましょう。
野鳥観察の場では、観察・撮影している人にむやみに近づかないようにしましょう。その人が観察・撮影している野鳥を飛ばしてしまう場合があります。望遠鏡やカメラの前を横切ってしまわないように配慮することも大切です。 また、多くの人が集まる場所では、譲り合って観察・撮影することが必要です。大きな声での会話や、携帯電話の使用も避けましょう。ほかの観察者や撮影者の気を散らしたり、不快感を与えてしまったりすることで、トラブルが生じやすくなります。
双眼鏡や望遠鏡、カメラを使うときには、プライバシーに気を付けましょう。
自分に望遠鏡や望遠レンズを向けられれば、気持ちの良いものではありません。建物がある場合、通行人がいる場合は、十分に注意しましょう。また、農耕地や漁港等では、作業中の方に双眼鏡等を向けないよう注意しましょう。
Ⅱ.画像・映像の公開について
営巣中の写真や巣立ち雛の写真を SNS で公開しないでください。
かわいいヒナの姿や心温まる親子の姿は、素晴らしいものです。しかし、SNS等で公開してしまうと、「自分もこんな写真・映像を撮りたい」と思わせることになります。野鳥の生態を知らない方が営巣場所に詰めかけ、繁殖を放棄させたり、巣立ちを早くさせたりして、野鳥の繁殖行動に悪影響を及ぼす可能性があります。
マナーを守った写真を公開し、野鳥撮影のマナーを呼びかけてください。
写真コンテスト等へ応募するときは、マナーを守って撮影した写真を応募しましょう。
撮影地が公開されると、観察・撮影者が詰めかけることになり、交通の妨げになったり、地元住民や公園利用者等に迷惑をかけることになります。
また、撮影場所が特定されないよう、GPS 付きのカメラの場合は GPS データを外すようにしましょう。画像に写っている人工物や風景、環境をもとに調べて、その場所を特定するようなことも起こっています。場所の情報公開は、都道府県程度におさめてください。
迷鳥や希少な野鳥を撮影したときは、その鳥がいなくなってから公開するようにしましょう。
わずかな情報からでも、その場所を探し出し、たくさんの人が集まるリスクがあります。その野鳥が、その場所から去るのを待ってから「すでにいなくなった」という記述とともに公開することで、野鳥にストレスを与えることや、周辺住民への迷惑も防ぐことができます。
野鳥を観察・撮影をする際、足元の植生や環境の改変に注意しましょう。
足元に希少な植物が生育していることもありますし、多数の人に踏みつけられると、植生の回復に時間がかかる場合があります。気づかずに、作物が植えられた畑に侵入してしまうこともあるので、歩道や観察路から外れないようにしましょう。
高病原性鳥インフルエンザや豚コレラ等が発生した場合、靴の裏等に付着したウイルスを人が運んで拡散させる可能性があります。当日の複数の観察・撮影地への移動は控えましょう。 感染症が流行っている時期には、感染を拡大させないように注意し、観察や撮影の後は、靴の裏、できれば車のタイヤ等の消毒を行ないましょう。
★ガイドライン設置の背景
デジタルカメラの普及にともない、アマチュアカメラマンが増加し、相対的にマナーを知らない、守らない方が増加しました。加えて、SNS が急速に拡大したことにより、射幸心をあおるような写真が簡単に公開、拡散され、さらにマナーの低下が進んでいます。また、珍しい野鳥や希少種の写真が公開されると、その場所の情報が一気に拡散され、知れ渡り、多数の観察者や撮影者が押し寄せて、野鳥や地域住民に迷惑をかけることが増えてきました。
バードウォッチングを普及する当会も、その責任を重く受けています。バードウォッチングを普及すると同時に、観察や撮影のマナーの普及も合わせて行うことが重要と考え、このガイドラインを作成しました。
★写真コンテスト主催者、新聞社、雑誌社等の皆様へ
写真コンテストの開催にあたっては、営巣中や育雛、巣立ち雛等を撮影した写真・映像を、コンテストの募集対象からはずし、入賞させたり賞を与えたりすることのないようお願いいたします。営巣中や巣立ち雛の写真・映像が入賞し、公開されると、「自分もこんな写真を撮りたい」と思う方を増やすことにつながります。
また、営巣中等の写真に加え、このガイドラインを守っていないことが見受けられる写真は、入賞させないようお願いします。新聞や雑誌等への掲載についても、同様な理由から、控えていただくようお願いいたします。
「令和3年度連携団体全国総会」(普及室)議案書から作成しました。内容を損なわない範囲でデザイン・構成を変更しています。本件に関するご連絡は本タイトルを添えて info@yacho.org まで。
(2021-11-26掲載)
「荒尾干潟」ラムサール条約登録10周年記念講演会
熊本県支部・事務局:原口研治
今年の7月で荒尾干潟がラムサール条約に登録されて10年になります。
そこで本部より安西さんをお呼びして、記念講演会を開催することになりましたのでお知らせいたします。
どちらの支部の方も参加いただけます。(遠いですが・・)
定員を先着75名としています。わざわざ来られたのに入れなくてお断りするのは心苦しいので、事前にお知らせ頂ければ、ものすごい人数で無ければ確保しておきます。
- 「荒尾干潟」ラムサール条約登録10周年記念講演会
- 講師:安西英明
- 演題:「野鳥から学ぶ、持続可能な未来」
- 日時:2022年4月23日(土)9:30開場
-
場所:荒尾市働く女性の家(エポック)・体育室
荒尾市増永647-1
- 定員:先着75名
- 参加費:無料
- 申込み:不要
- 主催:日本野鳥の会熊本県支部
- その他:13時より荒尾干潟で野鳥観察会
- 問い合わせ:原口研治(事務局) rinbai@aries.zaq.jp 096-346-0010
(2022-04-12掲載)
ヨシゴイの繁殖全国アンケート/(公財)日本野鳥の会
(公財)日本野鳥の会 自然保護室
■ヨシゴイの繁殖状況に関する全国アンケート調査にご協力をお願いします
当会では、絶滅のおそれのある野鳥の保護と、その生息地の保全に取り組んでいます。現在、北米やヨーロッパでは草原性鳥類が大きく減少していることが報告されており、日本でもシマアオジ、オオジシギやチュウヒ、アカモズなど草原性鳥類の減少が報告されています。
ヨシやガマなどの湿性草地を主な繁殖地とするヨシゴイも例外ではなく、環境省のレッドリスト2020 では準絶滅危惧(NT)として扱われていますが、都道府県版のレッドリストによると 1992 年以降に 10 年毎に比較してみると、2001 年以前では 17%の都道府県でレッドリストに入っていますが、2002-2011 年では約 57%、2012-2021 年では約 64%が都道府県のレッドリストで絶滅危惧T類、U類になり、全国的に絶滅のおそれが高まっていることが推測されます。
これまでに財団事務局には、福岡県では現在 3 か所の繁殖地しかなく、そのうちの一つに埋め立て計画があること、また、愛知県では唯一の繁殖地が消失し、県内での繁殖がなくなったこと等の情報が寄せられています。
ヨシゴイは、発見がしづらく観察しにくいことから生息状況がつかみにくい鳥の一つですが、このままでは地域個体群の減少や絶滅が起きてしまう可能性があります。そこで、このたび財団事務局では全国でのヨシゴイの繁殖状況の現状を把握するために、緊急にアンケート調査を行なうことにしました。
つきましては、支部の皆さまがふだん活動されているエリアで、ヨシゴイの繁殖が確認されているところ、または、繁殖の可能性のあるところの現状と推移に関して、下記のアンケート調査へのご協力をお願い致します。
【アンケート項目(抜粋)】
- (1)所属連携団体(支部)が活動されている範囲の中で、ヨシゴイの繁殖地はありますか?
- (2)ヨシゴイの繁殖地はどこですか? 場所名や河川名、湖沼名等をできるだけ詳しくお書きください。また、もし分かればそれぞれの場所の繁殖つがい数もお書きください。
- (3)ヨシゴイの繁殖環境について、わかる範囲で結構ですので、当てはまるものに○をお付けください。
- ・ヨシ原・ガマ、フトイなど抽水植物の自生地
- ・浮葉植物の自生地・沈水植物の自生地
- ・その他
- (4)ヨシゴイの繁殖数はわかりますか? わかる範囲で結構ですので、ご記入ください。
- (5)情報をお寄せいただいた現在のヨシゴイの繁殖環境に、今後懸念されることはありますか?
- @ヨシゴイへの影響として考えられるものは何ですか(それぞれの項目について 1 つずつ選択)
- ・繁殖地の消失・減少・環境悪化
- ・個体またはつがいの 消失・減少・他の場所への移動
- A繁殖環境への影響として具体的に考えられるものを選択ください(複数選択可)
- ・草地埋立・草地伐採・裸地化・樹林化・湖沼池の被覆・土砂流入・水質汚濁・餌資源の減少・捕食者の増加・繁殖地周辺のロードキル・人による攪乱(釣人、カメラマン等)
※アンケートの詳細についてはアンケート用紙をご覧ください。また、ご記入の際にはアンケート用紙(ワード)を下記よりお手元のパソコンに一度ダウンロードしていただいてから、ご記入をお願いいたします。記入後の送付は、E メール、FAX、郵送のいずれでも結構です。
【アンケート用紙ダウンロード URL】
https://www.wbsj.org/files/yb-questionnaire_2021.docx
【本アンケートの問い合わせ先・返送先】
〒141-0031 東京都品川区西五反田 3-9-23 丸和ビル(公財)日本野鳥の会 自然保護室 担当:山本
TEL:03-5436-2633(13-15 時)
FAX:03-5436-2635
E-mail:hogo@wbsj.org
(自然保護室/田尻浩伸・山本裕)
(「支部ネット通信」2021年10月号より転載)
(2021-10-25掲載)
310ツバメの子育て応援事業
(公財)日本野鳥の会・普及室
1月18日に、普及室より、ツバメの子育て応援事業へのご参加のお願いを全国の連携団体の皆さまへお送りいたしました。
地域でツバメの巣を見守っている団体(企業、施設、商店など)を支部等連携団体に推薦していただき、それらの団体に感謝状を贈呈する事業です。
2022年春に向けてこのツバメの子育て応援事業にご参加いただける場合は、3月10日(木)までに普及室へ「参加」のご連絡をください。ぜひ多くの支部のご協力をいただければ幸いです。
「探鳥会スタッフ通信2022年2月号」より
(2022-02-16掲載)
2月行事コロナ禍で中止、書面総会に変更/事務局
事務局長・広塚忠夫
1月21日(金) 17:00からWeb会議による臨時運営委員会を招集、開催しました。新形コロナ感染者が、県内でも急拡大しており、今後、行事開催の可否を左右する事態と判断したためです。
当会は、緊急事態宣言の発出を開催可否の基準としていましたが、最新情報(森永光直部長資料)を検証した結果、感染者急増により危険性が増大したとの判断で、感染防止を重視した施策を基本とし、2月の行事中止を合意しました。
「2022年度筑豊支部定期総会」は※書面総会に変更し、会報発行、運営委員会は従来通り実施することとします。
会報2月号(1月27日公開、発送予定)5ページの「書面総会:2022年度筑豊支部定期総会」を参照のうえ、ご意見・ご提案をお寄せください。当支部会員(くまたか会員含む)であれば、どなたでも会議に参加することができます。
多忙の中、7名の役員、会員(林孝、梶原剛二、野村芳宏、森永光直、有働孝士、三浦博嗣の各氏、広塚忠夫)にご参加いただきました。ありがとうございました(三浦博嗣氏は、通信環境が悪化したためログオフされました)。
※書面総会:会員は、送付される総会資料(PDF版、印刷版)をもとに、メール、郵便等各種通信手段による意見表明を行い、支部長、事務局長がこれらを調整、とりまとめ後、運営委員会に諮り、決議する総会方式。
コロナ禍のため下記の4行事が中止となりました。
2月 | 中止の行事 | 担当 | 連絡先 |
6日(日) | 第1028回例会:犬鳴ダム探鳥会 | 阿部哲也 | ![]() |
12日(土) | 第47回鷹研プラス:カモ類 | 梶原剛二 | ![]() |
20日(日) | 第1029回:久保白ダム探鳥会 | 梶原剛二 | ![]() |
28日(月) | 第1030回:瀬板の森公園探鳥会 | 森永光直 | ![]() |
2月の下記行事は実施します。コロナ感染防止のため会報印刷・丁合いを除き、その他の行事には本支部会員ならどなたでも参加できます。
2月 | 開始 | 場所(飯塚市) | 実施する行事 | 内容 | 担当 |
15日(木) | 17:00 | ウェブ | 臨時運営委員会 | 書面総会審議 | 梶原剛二 広塚忠夫 |
22日(火) | 10:00 | 支部事務所 | 会報印刷 | 森永光直 | |
13:00 | 飯塚市市民交流プラザ | 会報丁合い | 野村芳宏 三浦博嗣 | ||
17:00 | ウェブ | 運営委員会打ち合わせ | 広塚忠夫 | ||
24日(木) | 12:00 | 支部事務所 | 会報3月号印刷版発行 | 野村芳宏 三浦博嗣 | |
不定 | 支部事務所 | 2月運営委員会 | 1月・2月行事について | 広塚忠夫 |
(2022-01-21掲載)
「龍王山の建設残土・産廃」現地調査/広塚忠夫
- 2022-01-20(金)10:00〜12:00
- 調査場所:飯塚市大日寺
- 調査者:田中豊子・瀧井喜代子・広塚忠夫
田中豊子さんに案内して頂き、広大な自然林を切り払い「建設残土・産業廃棄物の埋め立て」計画の現地を調査しました。
先の毎日新聞は、「計画は取り下げて白紙になった。」と報道されていますが、また、埋立て計画が浮上するか心配であり、埋立て計画反対の活動は続行すると、田中豊子さんは宣言されました。静かな生活を送っていたところ、今回の計画知り、居ても立っても居られなく生活が一変した、とも言われていました。
現地は、なんと「龍王地生活環境保全林」の看板の目の前であり、自然林を伐採した広大な森でした。
計画地に沿ってハイキングコースもあり、御手洗神社もありました。市民の憩いの場であり子々孫々に引き継がねばならぬ貴重な探勝地でもあります。
当会としても、探鳥会・観察会を企画して、埋立て計画反対をアピールし支援の輪を広げましょう。
(2022-01-22掲載)

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220ナベヅル・マナヅルの飛来調査にご協力を

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各位
令和3年11月吉日
公益財団法人日本野鳥の会
自然保護室 室長 田尻浩伸
環境省請負「令和3年度ナベヅル、マナヅルの全国飛来状況調査」について(お願い)
平素より、当会の活動にご理解とご協力いただき、感謝申し上げます。
今年度も下記の通り、ナベヅル、マナヅルの全国飛来状況調査を実施することになりましたので、ご協力いただきたく、お願い申し上げます。詳細につきましては、下記をご参照ください。
記
-
目的
全国のツル類の生息状況(分布、個体数等)を調査し、ナベヅル、マナヅルの新越冬地形成等保全対策に活用する。 -
調査期間
2021年10月〜2022年2月まで -
対象範囲
鹿児島県出水市以外の全国各地 -
調査方法
期間中、ナベヅル、マナヅル等ツル類の渡来情報(目撃、報道情報等)を把握された場合は、添付の調査用紙に必要事項をご記入いただき、下記までご送付ください。特に情報が無かった場合についても、大変お手数ですが「なし」に印をつけてご返送いただけますと幸いです。 -
締め切り期日
2022年2月20日(日)
※期日以降にツルの飛来情報がありましたら、別途お知らせください。 -
送付先、問合わせ先
(公財)日本野鳥の会自然保護室 担当:横田
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル3階
E-mail:yokota@wbsj.org TEL:03-5436-2634(平日13-15時) FAX:03-5436-2635 -
その他
調査結果は、環境省への報告書(令和4年3月末発行予定)及びツル保全に関する事業に活用させていただきます。非公開にすべき情報につきましては、取扱に配慮させていただきますので、ご相談ください。
個人情報については本事業のみで用い、公開することはありません。
本調査は、日本野鳥の会連携団体(支部)等野鳥関係団体、各都道府県、一部の市町村(過去飛来が確認された地域)にも調査を依頼しております。
以上
(2021-11-16受信、2021-11-19掲載)
213新年度役員立候補受け付け/事務局長・広塚忠夫
事務局長・広塚忠夫
本会事務局では、2022年度定期総会(書面総会)に先立ち、本日(1月8日)より役員の立候補を受け付けます。
立候補を希望する本支部会員(くまたか会員を除く)は、支部長、副支部長、専門部名およびその役職名(部長・副部長、次長、会計監査等)を指定のうえ、届け出てください。
役員選挙は、定期総会の議事として行われます。定期総会は、今年度書面総会となるため2月15日(火)臨時運営委員会で受理し、選出となります。
立候補資格ではくまたか会員を除いています。これはくまたか会員資格が随時申込み時から1年間のため、年度途中で会員資格が切れることが考えられるためです。
名誉支部長は役員ではなく、また選挙によらず総会による属人指名となるため、立候補受付から除きます。
- 役員の種類:支部長1名、副支部長2名、事務局長1名、同次長2名、8専門部部長1名、同副部長若干名、会計1名、会計監査2名(参考:日本野鳥の会筑豊支部 役員体制)
- 立候補資格:日本野鳥の会筑豊支部会員(ただし、くまたか会員を除く)
-
届け先:広塚忠夫事務局長
- メール:jimukyoku@yacho.org
- FAX:0947-42-4612
- 郵便:〒826-0043 田川市大字奈良207-3
- 締め切り:2022年2月13(日)
-
専門部:
- 普及部:定例探鳥会及び地区探鳥会を開催し、会の普及を図る。
- 調査研究部:各種調査活動を実施する。
- 販売部:野鳥の会の物品販売を行う。
- 保護部:他の自然保護団体と連携し保護活動を進める。
- 編集部:野鳥だよりの定期発行を行う。
- 植物部:自然観察を楽しみ、植物と野鳥を研究する。
- 情報部:各種活動情報、観察データの収集・保存およびその利用促進に取り組む
- 写真部:休部中
(日本野鳥の会筑豊支部規約\第12条)
(2022-01-08掲載)
2022年野鳥の会オリジナルカレンダー/(公財)日本野鳥の会
販売部より2022年カレンダー完売御礼
販売部・森永です。平素より野鳥の会商品のご購入ご利用、誠に有難うございます。
本年度もカレンダー関係は、皆様のご協力で以下の通りと成りましたので、ご報告致します。
- ワイルドバードカレンダー2022 133本
- しあわせことりカレンダー2022 2本
- 2022年バーズ・イン・シーズンズ卓上カレンダー 3本
今後も皆様のご協力をお願い申し上げます。
販売部・森永光直(2021-11-26)
(公財)日本野鳥の会では、今年も3種のカレンダーを販売します。それぞれ、自然や野鳥の魅力にあふれる写真を厳選しました。
お申し込み:筑豊支部・販売部
- 森永光直:
- FAX機能付き電話
- hanbai@yacho.org

【画像の見方】小画像をクリックで拡大・縮小、拡大画像は複数同時表示・ドラッグで移動可能、スペース・矢印キーで連続閲覧
※筑豊支部・販売部からお買い求めいただくと、財団本部より支部へ報奨金があるので収益となります。ご協力をお願いいたします。
(本欄URL http://yacho.org#morinagam_2199 )
(2021-09-09掲載)
新年のご挨拶
新年のご挨拶
会報「野鳥だより・筑豊」1月号から転載しました。
新年おめでとうございます。久し振りにご挨拶致します。
名誉支部長 松尾節朗
明けましておめでとうございます。コロナ禍に影響を受けて私達の楽しみを随分削られたここ一、二年でしたが、私達の支部は大変健全に頑固に皆さんの健康を守りつつ無事に新年を迎えられたことを心からお慶び申しあげます。支部長や事務局の皆さんのおかげだと感謝致して居るところです。会員の皆さんもよく我慢をされ協力して下さったからだと思います。改めて感謝の言葉を申し上げます。もう少しの辛抱でコロナを終息させることが出来るものとおもいます。新年を迎えて氣をゆるめてはいけません。手洗い、マスク、3密を避けて辛抱しましょう。
私は老後の楽しみにと考えて俳句を作るために野鳥の会に入りました。本当は自然を学ぶためですが当初は山野で遊ぶためでした。しかし、自然を少しずつ知り始めると遊びではすまされなくなり、真剣にもっと深く学ばねばと言うことで随分多くの人達を知り地球や宇宙にまで目を向けるようになりました。
好きなことで興味のあることを好奇心を益々深めて野鳥の勉強も増やして行きました。定年後はレンジャーにも成りたくて夢を膨らましていましたが、家族を養うことも大切なので踏み切られずに今に至っております。八十歳を過ぎると今度は体が思うように動かせず探鳥会にも参加できずに、昔のことを唯懐かしむだけの身となりはてました。お陰で日本野鳥の会からも数年前に特別に表彰されて皆さんから嬉しい記念品を頂きました。
今回は県知事から令和三年度の福岡県の地域文化功労賞を頂きました。忘年会があれば支部の皆さんとおいしいお酒を頂けたのにと、コロナウイルスを恨んでいるところです。このたびの受賞は俳句を育てる関係の仕事をお世話をしてくださった皆さんのお陰ですが、私を支える私の家族の支えや我慢があってのことです。感謝の他はありません。
コロナも下火になり気持ちの良い新年を迎えられたら良いなと思っています。
心に余裕ができると俳句が生まれます。新年も俳句の道をしっかり歩みたいと祈願しています。新しい仲間を道ずれに加えながら頑張りたいです。
野鳥の句作れと叫びたき今年 節朗
皆さんも野鳥を大事にしながら更に自分の興味のあること好きなことをしっかり励んでください。
新年おめでとうございます
支部長 梶原剛二
みなさま、明けましておめでとうございます。
歳を重ねるとコロナ等いろんな体験をしますね。私たちは太陽の奇跡世界で生きています。幾重にも命がめぐり、日の光があまねく照らすこの驚異の世界。皆地球の仲間、野鳥のためにも頑張りましょう。
今年も本会へのご支持・ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
新年のご挨拶
副支部長・植物部部長 三浦博嗣
新年明けましておめでとうございます。
昨年から今年にかけコロナ禍の影響で、多くの行事を中止せざるをえない状況になり、皆様方とお会いする機会が少なくなりました。
本年こそコロナが落ち着き多くの行事を楽しむことができるよう願っております。
2022年新年あけましておめでとうございます。
事務局長 広塚忠夫
新型コロナウイルスの緊急事態宣言発出で断続的に探鳥会等の活動が中止に追いやられ、当会運営についても対面議論が出来ない時は、Web会議利用で議論を深めて、お互い納得いく方針で進めて来ました。
本会員の平均年齢は約67歳、役員は大半が70歳以上の高齢者主体であり、新しい若い新風を期待しています。
厳しい体制ではありますが、高齢者は「時間的に余裕があり、人生経験も豊富」の強みを活かすべきとの、ありがたい提言もあり、フィールド観察を楽しみながら現実的な協力体制で新年も環境保護団体として頑張りましょう。
アマサギてオオメダイチドリます コゲラもタンチョウ
カイツブリでアカショウビン
筑豊支部会員 大田良雄
難読、意味不明と言われそう。「あけましてお目出ございます 今年も探鳥会でお会いしましょう」のつもりです。
明けましておめでとうございます
情報部 有働孝士
暁闇を退け、隅々まで初日が照らすこの佳き日。幾多の難関を乗り越え、寿ぎ喜ぶめでたい年の始まりです。これまで、よくやったと自分を褒めてあげましょう。そしてこれからの一年を幸多き探鳥でスタートできれば申し分ありません。
折よく2022年1月1日、第1025回例会:中島元日探鳥会(7ページ)が全国の探鳥会にさきがけ中間市で開催されます。冬枯れ色美しいヨシ原で新年のご挨拶を交わし、ものみな新しいこの朝、楽しい探鳥会で希望に満ちた一年を開きます。
元日探鳥会に参加すると、その一年間の観察種数は、しない時に比べかなり増加するというウワサが流れています(?!)。ことの真偽はともかく、翌朝のため酒盛りをガマンし、恒例深夜の歌番組、除夜の鐘つき、真夜中の三社参り等々の予定をこなし、ようやく迎える元日朝。あえて早朝に起き、参加されたみなさんの心意気あればこそのご褒美が、必ずある!はず。
探鳥会から帰宅後、達成感、満足感、空腹感とともにいただく元日祝いの膳がひときわ美味しいのは、ご自分へのお年玉。今年こそぜひのご参加をお待ちしています。
「くまたか」ともども、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
11/6 オンライン探鳥会開催/(公財)日本野鳥の会
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ニコンモナーク探鳥会オンライン(YouTubeライブ配信)
11/6(土)※申込不要
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おうちにいながら、バードウォッチングを体験できる「オンライン探鳥会」です。
シギやカモメなど水辺の鳥が集う秋の干潟からライブ配信!初心者の方向けに野鳥観察の楽しみ方をお伝えします。
▼実施概要
- 【日時】2021年11月6日(土)11:00〜1時間程度
- ★配信URL https://youtu.be/6BDKngNy_9Y
- 【視聴方法】配信時間になりましたら、配信URLをクリックしてご視聴ください。ライブ配信終了後、配信URLから録画をご覧いただくことができます。(11月20日までを予定)
- 【申込】不要、参加無料
- 【講師】安西英明(日本野鳥の会 主席研究員)
- 【配信】YouTube (日本野鳥の会 普及室チャンネル)
- 【主催】公益財団法人日本野鳥の会
- 【協賛】株式会社ニコンイメージングジャパン
- 【備考】荒天等により予定の変更や中止の場合があります。配信URLをクリックして開いたページにてお知らせいたします。
日本野鳥の会 普及室メール「オンラインイベントのご案内(日本野鳥の会)」2021-10-22より
(2021-10-23掲載)
a4「たかの目」に掲載の条件とは
サイト担当:有働孝士
地味目のウェブサイト「くまたか」でもっとも目立つのは「たかの目」でしょう。トップページのさらにトップにあるうえ、画像や動画、録音など視覚・聴覚に訴える感覚的なコンテンツなので、当然ですね。
「たかの目」のコンテンツは、サイト担当がご投稿の中から選んで掲載していますが、投稿者のなかには「たかの目」に掲載されるかどうか気にされる方もおられるようです。そこで参考になればと思い、掲載基準(のようなもの)をご紹介して、お役に立てていただくことにしました。
おおむね下記のような基準で選択しています。
- 内容がユニークである
- 貴重である
- 識別の参考になる
- 美しい内容である
- 時々の話題に合っている
- 同じ機会に記録された場合の投稿では状態の良い方が優先される
逆に下記のような場合、「たかの目」に掲載されないかまたはその可能性があります。
- 添えられたデータは観察記録としての要件(観察日・場所(3次メッシュコードを強く推奨)・和名・観察者)のうち一つまたはそれ以上欠落しており不完全である
- 写真・録音などの場合対象が鮮明でない(ブレ・ボケ、ノイズ等)
- 類似種があること、不完全な画像等で、識別根拠の説明記述がない(特に熟練者に非常に多いケースです。たとえ画像があっても自明ではありません。識別根拠説明は必須です)
- ご本人が掲載を望まれない
ところで「たかの目」に、ある批判が寄せられていると伺いました。掲載に偏りとエコひいきがあるとの訴えです。また掲載基準が不透明な点も問題にされているようです。
結論から言えば、掲載において「偏(かたよ)り」があるのは事実です。しかし「エコひいき」はありません。また掲載基準が未公表だったのは、サイト担当の落ち度でしたので、さっそく上記で公表しました。
偏りとは、たとえば特定の会員のものが多く掲載され、逆に他の会員のそれは少ないということでしょうか。
「たかの目」の掲載の期間は、通常3〜4日間としています。その間に興味深い写真などがあればマークしておいて、前の写真などが期間をすぎたら交換しています。もしその間に、興味深いものが何も無いときは4日間をすぎても交換にはならず、長く掲載したままになります。
当然ながら投稿の多い会員は「たかの目」に登場する確率が上がります。それゆえ投稿の少ない会員の場合は掲載の機会が少なくなります。投稿者に着目すれば投稿数が掲載機会の多寡となり偏りとなって現れます。さらに掲載基準によるフィルターがかけられます。またサイト担当の主観による選択も偏りの要素となります。そもそも「たかの目」とは、このような主観的な選択の妙味に価値を見出すコラムでもあります。よって偏りはむしろ必須ともいえ、排除は困難です。
さて、エコひいきについては、どうでしょうか?ただ、掲載に偏りが見られるから直ちにエコひいきがあるとの判断はいかにも早計に思われます。すでに述べたように掲載の機会はほぼ投稿数に比例するからです。
サイト担当は、エコひいきなどしていないと断言します。とはいえ、私には「たかの目」の公正運営を証明する手段がなく、信用いただくようお願いするしかありません。
本会では、観察記録は他に証拠がない場合でも正しいものとして信用する伝統があります。これはすなわち「証言」でもあります。証言とは、自己の発言を真実として本人自身が保証するものです。よって、私は性善説に基づくこの良き伝統にのっとり、証言としての観察記録と同様、「たかの目」にエコひいきは無いと証言することにしましょう。
余談ながら、万一、本当はエコひいきしているのにそんなことはないと、私がウソを申し上げていたらどうでしょうか。「くまたか」の根幹に道義上の腐敗を認めるわけです。そうなれば、長期間維持する意欲と、少なくはない手間が必要な「くまたか」運用に到底耐えられるわけもなく、早晩、自己矛盾による自壊は必至でしょう。
「くまたか」開始後これまでの12年間、紆余曲折はあっても、隠すことのない透明性を志向する手法こそが長続きの秘訣であり、きわめて低コストな運用法であるという発見にいたりました。よって「エコひいき」は、自壊の危険のみならず「くまたか」の整合性と何より会員のみなさんの信頼を損なう非常に愚かな行いです。なぜ、サイト担当が自らの足場を切り崩すほど取り乱していると思われたのでしょうか。
本件について、ご質問・ご意見はinfo@yacho.orgまでどうぞ。
(2021-09-04掲載)
緊急のご連絡
緊急のご連絡
コロナ禍のため本会行事一部中止
運営委員会
8月10日開催の緊急運営委員会は、本会8月活動のうち、14日以降の下記5行事中止を決定。コロナ禍が原因の中止決定ですが、会員限定行事(ルリビタキ♂アイコン)は実施予定です。
- 14日 第41回鷹研プラス:それぞれの報告3/中止
- 19日 第133回観察会:平尾台/中止
- 22日 第1014回例会:相ノ原毛谷村探鳥会/中止
- 27日 第5回ミニ観察会:平尾台/中止
- 29日 第1015回例会:英彦山清掃探鳥会/中止
※緊急事態宣言(福岡県) 8月20日〜9月12日
2021-08-10掲載
緊急のご連絡
2021年野鳥展11日閉幕のお知らせ
野鳥展実行委員会
開催中の「2021年野鳥展」は、会場・みやこ中央図書館が8月12日より臨時休館となるため、8月11日16時をもって閉幕といたします。
なお、8月12日13時からの撤収は予定通り行いますので、会員のご協力をお願いいたします。
2021-08-10掲載
2021年野鳥展:当番割/実行委
野鳥展実行委員会
- 野鳥展の準備(7月29日)及び後片付け(8月12日)は、出展者・事務局・実行委員を始め多くの方の参加をお願いします。
- 当番は10:00〜16:00までとします。上記の当番割は義務ではありませんのでご理解下さい。
- 都合の悪い方は遠慮なく野村まで連絡(
)して下さい。
- 駐車場は、みやこ町中央図書館の駐車場(無料)をご利用下さい。
- 館内での食事はできません。
- 熱中症、新型コロナウイルス感染防止対策をとって下さい。(水分補給、マスク、手指消毒、ソーシャル・ディスタンス等)
- リザーブメンバー(欠員が生じた場合の補完メンバー)野鳥展実行委員、木村直喜、阿部哲也、野村芳宏。
-
案内:
- 会場:みやこ町中央図書館(みやこ町豊津1122-12)
-
交通:
- 乗用車:
(無料)
- 電車・バス:JR日豊本線・行橋駅>太陽交通バス・行橋駅東口〜豊津支所 20分
- 乗用車:
当番割予定表
当番時間 10:00〜16:00
日(曜) | 当番 | 備考 |
【7月】 | ||
29(木) | [休館日] [設営] | 09:00〜11:00 |
30(金) | 梶原剛二、山下哲郎 | 開幕10:00 |
31(土) | 広塚忠夫、田代省二 | |
【8月】 | ||
1(日) | 三浦博嗣、金子忠英 | 野鳥展:探鳥会/中止(野村芳宏) |
2(月) | 松本民子、松本剛 | |
3(火) | [休館日] | |
4(水) | 森永光直、山下哲郎 | |
5(木) | 国武光成、田代省二 | 観察会:古処山(三浦博嗣) |
6(金) | 有働孝士、金子忠英 | |
7(土) | 梶原剛二、三浦博嗣 | |
8(日) | 広塚忠夫、森永光直 | |
9(月) | 松本民子、松本剛 | |
10(火) | [休館日] | |
11(水) | 国武光成、有働孝士 | 閉幕16:00 |
12(木) | - | 休館、撤収13:00〜14:00 |
(2021-07-17掲載)
2021年野鳥展:作品・出展者決まる
7月30日より「2021年野鳥展」が開催されます(詳細は「2021年野鳥展:会員用」参照)。7月13日、野鳥展実行委員会により、写真選考が行われ、テーマの「筑豊の野鳥四季模様」に基づき、出展者11名による展示写真30点が表のように決定されました。
展示写真の方は、リアル「2021年野鳥展」開催に先立ち、後日「くまたか/ホーム/ギャラリー/のすり館/野鳥展/」に2021年野鳥展の仮想展示を開催予定です。(情報部)
id | 出展者 | 展示写真 |
1 | 松本民子 | カケス |
2 | 松本剛 | ハイイロチュウヒ |
3 | カッコウ | |
4 | 梶原剛二 | カワアイサ |
5 | コイカル | |
6 | アマサギ | |
7 | 森永光直 | ホオアカ |
8 | シベリアジュリン | |
9 | サンコウチョウ | |
10 | 阿部哲也 | キビタキ |
11 | コサギ | |
12 | クロハラアジサシ | |
13 | コゲラ | |
14 | コチドリ | |
15 | 山下哲郎 | ヒクイナ |
id | 出展者 | 展示写真 |
16 | 山下哲郎 | ミソサザイ |
17 | クロツラヘラサギ | |
18 | ハヤブサ | |
19 | オオヨシキリ | |
20 | 岩野伸子 | ダイサギ |
21 | 田代省二 | ゴイサギ |
22 | トモエガモ | |
23 | オオジシギ | |
24 | マヒワ | |
25 | 金子忠英 | 亜種リュウキュウサンショウクイ |
26 | シメ | |
27 | 廣塚忠夫 | ヤマセミ |
28 | ベニマシコ | |
29 | 野村芳宏 | シジュウカラ |
30 | メジロ |
(2021-07-15掲載)
8122021年野鳥展:会員用/野村芳宏
野鳥展実行委員長 野村芳宏
-
野鳥展のテーマ
2021年の野鳥展のテーマは、「筑豊の野鳥四季模様」です。昨年はコロナ渦のため開催することができませんでしたが、テーマは昨年と同じです。筑豊地方には、四季折々の豊かな自然があり、野鳥も多く生息しています。来館者に季節ごとの野鳥の姿を鑑賞して頂けるようにしたいと思っています。春・夏・秋・冬の季節ごとに分けて展示する予定ですので、一つの季節に偏らないように応募して頂ければありがたいです。
-
展示場所
・みやこ町中央図書館 1階ギャラリー(〒824-0121 京都郡みやこ町豊津1122-12 0930-33-1040) -
期間
・2021年7月30日(金)〜8月12日(木) 開場10:00〜16:00 休館日 火曜日
※ただし最終日の8月12日(木)は12:00まで。 -
主催
日本野鳥の会筑豊支部 -
内容
-
(1)写真展示
-
@写真の内容
・野鳥写真(種類や撮影場所については国内であれば制限はありません。ただし、営巣やその周辺あるいは雛の写真についてはご遠慮下さい。その他撮影マナーを参照し守って下さい。)
・展示枚数 約30点 -
A写真の募集
・募集は6月14日(月)開始
・展示写真の大きさ A4、 A3、 A3ノビサイズの単写真
A3、 A3ノビ写真の展示を希望される方は、審査のためとりあえずA4で提出をお願いします。なおA3の額を8枚支部で準備していますのでご希望の方は連絡をして下さい。
A3ノビは、ご自身で額を準備して下さい。
・応募枚数 1人5点まで
・写真応募票
写真の裏に応募票をセロテープで貼りつけて下さい。写真1点につき1枚の応募票を貼って下さい。応募票は日本野鳥の会筑豊支部のホームページからダウンロードし印刷して下さい。もしくは、下の票を自作して下さい。A3 A3ノビを希望される方は、備考欄にその旨をお書き下さい。
*印は必ずお書き下さい。なお、場所については住所(撮影場所)を書いて下さい。カメラ、レンズについては正確に書いて下さい。
写真応募表 行事名 2021年野鳥展 *和名 *返却 必要・不要 *撮影者 *電話 *場所 *年月日 *カメラ *レンズ *返送先 〒 備考 ・画像データCDの提出
プリントした画像データ(JPEG)をCDに書き込み、プリントと一緒に同封して下さい。展示作品は「くまたか」に掲載します。
・応募先 〒820-0081 飯塚市枝国406-31 野村芳宏 宛(郵送もしくは宅配便でお願いします。)
・締切日 2021年7月9日(金)
・応募資格 日本野鳥の会筑豊支部の会員 -
B選考基準について
毎年、以下のように選考基準を確認しています。
・応募した方は必ず1点は選出する。
・同種の重複は避ける。
・テーマに沿った写真を選出する。
※7月13日の写真選考の時に選考基準について再度確認します。また、選出に当たっては実行委員の合議制です。 -
C返却について
返却不要の方は応募票の「返却不要」に〇印をつけて下さい。返却希望の方は、送付先に必ず郵便番号と郵送先の住所を明記して下さい。
-
-
(2)俳句について
毎月の「俳句コーナー」から応募者が自分で俳句を選び応募して下さい。
詳細については落合氏に問い合わせをお願いします(0947-28-2551)。
展示は写真と同一会場で行います。
-
(1)写真展示
-
広報
・みやこ町町報 7月号に掲載予定
・各新聞社、TV局への連絡(みやこ町中央図書館より連絡) -
今後のスケジュール
作業 月・日・曜 時間 場所 募集開始 6月14日(月) - - 募集締め切り 7月9日(金) - - 作品選考 7月13日(火) 09:30〜11:30 本会事務所(実行委員) 写真額装 7月26日(月) 09:30〜11:30 本会事務所(協力募集) (額装のお手伝いができる方は協力をお願いします。)
会場設営 7月29日(木) 09:00〜11:00 みやこ町中央図書館 開幕日 7月30日(金) 10:00〜16:00 みやこ町中央図書館 野鳥展探鳥会 8月1日(日) 08:30〜10:00 みやこ町中央図書館周辺 閉幕日 8月12日(木) 10:00〜12:00 みやこ町中央図書館 撤収 8月12日(木) 13:00〜14:00 みやこ町中央図書館 ※太字の[作業]項目では、会員のご協力をお願いします。
-
関連イベント
野鳥展探鳥会
・担当 野村芳宏(0948-28-0360)
・日時 8月1日(日)08:30〜10:00 小雨決行
・探鳥地 みやこ町中央図書館周辺
・集合時間 08:30 みやこ町中央図書館駐車場(駐車場 無料)
・対象 一般市民および日本野鳥の会筑豊支部会員
・参加費 100円(探鳥会保険の一部に充てられます) -
その他
・新型コロナウイルスの感染状況によっては、さらに1年の延期もあります。その場合は、追って連絡をします。
・開催期間中の会場当番については、後日別途提案します。
・問い合わせ先 野鳥展実行委員長 野村芳宏 0948-28-0360
※右上写真オオヨシキリは、サイト担当が2019年野鳥展より選択し掲載しました。
(2021-04-07掲載)
保護フクロウを一緒に放鳥しよう/網野泰蔵
日本野鳥の会筑豊支部・情報部
直方市のアミノ動物病院内・福岡野生動物保護センター(福岡県指定・傷病野生鳥獣医療所)に救護され養生していたフクロウが完治したため、無事を祈念して野生に帰す「フクロウ放鳥式」が行われます。
8月4日15時、直方市永満寺・「紅葉の森」公園(福智山ろく花公園・裏)で、福岡野生動物保護センター長の獣医師・網野泰蔵氏(本会会員)により放鳥されます。平日ですが、多くのみなさんのご参加をお願いいたします。本放鳥式は、本会会員だけでなく、報道関係者や一般市民のご参加も歓迎いたします。
このフクロウはまだ若鳥で北九州市若松区の農地にかけられた防鳥ネットに捕らわれていたのを保護されたものです。フクロウは夜間活動する鳥ですが、有名な割には間近で観察する機会の少ない野鳥です。撮影もできます。野生に旅立つフクロウをぜひご一緒に見守りましょう。本会は協力の立場で支援しています。
短い時間ですが、現地には日陰がほとんどなく炎天下の野外行事となります。防暑対策のうえ、特に熱中症にはご注意ください。参加まえに必ず「コロナ(COVID-19)感染予防の諸注意」のうち、項目番号の1〜5、※コロナ無保険等を確認し、内容をご了承ください。
- 行事名:フクロウ放鳥式
- 日時:2021年8月4日(水)15時
- 場所:直方市永満寺・「紅葉の森」公園(福智山ろく花公園・裏) (※駐車は道路脇に可能ですが、他の通行の邪魔にならないようご注意ください)
- 主催:福岡野生動物保護センター(アミノ動物病院
内)
- 担当:網野泰蔵
- 協力:日本野鳥の会筑豊支部(連絡先:広塚忠夫 電話
)
(2021-08-02掲載)

【画像の見方】小画像をクリックで拡大・縮小、拡大画像は複数同時表示・ドラッグで移動可能、スペース・矢印キーで連続閲覧
424フィールドガイド編集実行委員会発足
情報部・有働孝士
福岡県内の特定地方(未定)におけるフィールドガイド図鑑の編集・発行を目指す実行委員会「フィールドガイド編集委員会」(略称FGEC)が、3月23日の3月運営委員会で発足しました。初めの起ち上げについては情報部が担当することになりました。

「フィールドガイド日本の野鳥」増補改訂新版
バードショップオンライン Wild Bird
© (公財)日本野鳥の会


本会で上記2冊に適うような図鑑が発行可能かどうか、率直にいって困難かもしれませんが、本会会員の偉力をもってすれば必ずしも不可能ではありません。最大の難関は、識別用のイラストです。実は、本会でこのイラストを作成可能な会員と言えば、波多野邦彦氏が第一にあげられます。打診したところ、ありがたくも快諾のご返事をいただきましたが、折悪しくコロナ禍によりご多忙となられ、白紙になりました。野鳥の識別イラストと識別解説を担当していただこうと手前勝手な腹積もりでした。また残りの分布関連は、関心を持つ他の会員でも可能と考えていました。
せっかくの企画ですので、このまま中止ではあまりにもったいなく、何とか続行したいと思い考えついたのが、各部分の切り分けでした。前記のように、執筆者側から見たら大きく2つのパートに分けられます。すなわち、一方は識別解説とイラスト、他方は分布関連です。後者の分布関連のみを作成することでも、じゅうぶんに実のある成果となるはずです。当面、この分布関連から作成していき、ゆくゆくは、識別解説、イラストを展望したいと考えています。

ハチクマの月別分布図
「筑豊の野鳥 観察ガイドブック」(本会刊)
「くまたか」に新しくメニューを作成し、リアルタイムで公開していきますので、多くのみなさんで間違いや過不足など進捗状況をじはじめ内容について共有することができます。ご参加のみなさんのアイデアと、フィールドで鍛えられた個々の感覚や情報を一堂に集め、素晴らしい野鳥情報基盤を作っていきましょう。ぜひ多くの会員に関心をお持ちいただき、またご参加をお待ちしています。
- 参加お申し込み:info@yacho.org
- 担当部門:情報部
(2021-03-24掲載)
4242021年野鳥展・写真募集
2021年野鳥展・写真募集
野鳥展実行委員長 野村芳宏
コロナ渦中ではありますが、今年の野鳥展は現時点では予定通り開催します。よって、写真を募集(支部会員のみ)しますので奮って応募して下さい。
今年のテーマは「筑豊の野鳥四季模様」。四季折々の野鳥を展示するようにしています。春・夏・秋・冬に応じた写真を応募して頂くとありがたいです。
- テーマ:筑豊の野鳥四季模様
-
募集要項:
- 募集締め切り日:7月9日(金)
- 応募先:〒820-0081 飯塚市枝国406-31 野村芳宏 宛
- 募集対象:日本野鳥の会筑豊支部会員(くまたか会員含む)
- 詳細:2021年野鳥展<会員用>または「野鳥だより」6月号P43〜45を参照
- 連絡先:野村芳宏
- 会場:みやこ中央図書館 1階ギャラリー 〒824-0121 みやこ町豊津1122-12 0930-33-1040
- 開催期間:7月30日(金)〜8月12日(木) ※最終日8月12日(木)は12:00まで。図書館の開館時間:10:00〜18:00(休館日:毎週火曜日)
- その他:コロナ感染状況もしくは図書館の感染予防対策によっては、さらに1年延期しなくてはならない場合は、筑豊支部のホームページ「くまたか」を通じて連絡します。
- 開催の詳細:野鳥展:2021年野鳥展
(2021-07-03掲載)
424緊急事態宣言延長による6月行事について
緊急事態宣言延長による6月行事について
事務局長・広塚忠夫
5月27日の当会5月運営委員会では、緊急事態宣言が6月20日に延期の場合、集合を伴う6月行事(7行事)を中止することが合意されました。
5月28日の新聞報道によると、福岡県を含む9都道府県の緊急事態宣言は、5月31日までの期限を6月20日に延期する方針が固まりました。
従って、5月運営委員会の合意に基づき、6月行事は中止と致します。
なお、7月以降の行事の可否は、6月24日の6月運営委員会で検討することに致します。
(5月運営委員会 2021-05-27)
但し、「コロナ(COVID-19)感染予防の諸注意」を厳守のうえ、下記行事については実施することとしました。
- 会報:7月号発送作業(紙版・Web版)及び支部会議:6月運営委員会(6月24日)は、飯塚市立岩交流センターで行う
- 探鳥会1000回記念祝賀は、6月以降に実施する
- その他事項は、6月24日(木)の運営委員会で決定する
- 2021年筑豊支部野鳥展の作品募集(6月14日開始)は予定通り行う
昨年よりコロナ禍による行事の変更・中止が相次ぎ、たいへんお手数をおかけいたします。引き続き今後も予定変更を余儀なくされる状況は続くものと思われます。本会では、予定変更があったときは、なるべく早い方法で告知に努めますので、みなさまにおかれましても、参加に先立ち、本サイト「行事のご案内」、「行事予定 (ガラケー用)」、担当への問い合わせ等によりご確認をお願いいたします。
(2021-05-28掲載)
424緊急事態宣言下における5月行事について
(2021-05-28 転記)
緊急事態宣言下における5月行事について
事務局長・広塚忠夫
新型コロナ禍における5月の当会行事は、「実施前提」で準備することが4月運営委員会で合意されていましたが、ゴールデンウィーク後の最新情報を検証するために、5月6日(木)19時から緊急運営委員会(Web会議)を開催しました。
緊急運営委員会の招集時点では、福岡県から国に「まん延防止等重点措置発出要請中」であり、またまん延防止等重点措置は地域指定「福岡市・久留米市」が対象予定であることから、筑豊エリアは対象外となります。とはいえ、まん延防止等重点措置は緊急事態宣言に準じるものとの観点から、行事続行又は中止する場合の「具体的な指標」について検討する必要があると考えました。
よって、緊急運営委員会では、福岡県内の感染数値等を指標とする新型コロナ対策の具体案を、Web会議で熟議により再構築したところです。
ところが会議の終盤において、突然、福岡県に緊急事態宣言が発出予定という報道が飛び込ん来ました。その結果、せっかくの決議は白紙に戻り、既定方針通り緊急事態宣言発出に伴う5月全行事の中止を決定致しました。
但し、「コロナ(COVID-19)感染予防の諸注意」を厳守のうえ、下記行事については実施することとしました。
- 第3回CFB:1000回記念筑豊フリーバードソンは実施する
- 6月号会報発行(紙版・Web版)及び5月運営委員会(5月27日)は、あいタウン(飯塚市市民交流プラザ)で行う
- 探鳥会1000回記念祝賀は、6月以降に実施する
- その他事項は、5月27日(木)の運営委員会で決定する
昨年よりコロナ禍による行事の変更が相次ぎ、たいへんお手数をおかけいたします。引き続き今後も予定変更を余儀なくされる状況は続くものと思われます。本会では、予定変更があったときは、なるべく早い方法で告知に努めますので、みなさまにおかれましても、参加に先立ち、本サイト「行事のご案内」、「行事予定 (ガラケー用)」、担当への問い合わせ等によりご確認をお願いいたします。
(2021-05-08掲載)
516㊗1000回記念祝賀行事
普及部
2021年3月21日「第1000回例会:英彦山定例探鳥」は、探鳥会の実施とともに、ちょうど第1000回目となるため祝賀行事も同時に予定されていました。しかし、折悪しくコロナ禍のため両方とも中止となりました。とはいえ探鳥会の実施は無くなっても、実際の活動は、背後で計画・手配・様々な依頼など多くの実務が消化されており、活動実体は実在していました。これは中止された活動のすべてについても言えることです。例会実施はなくても1000回の活動実績は存在していると見ることもできます。
そこで、3月21日に予定されていた祝賀行事について、5月16日第1005回例会:笠城ダム公園探鳥会で行われることになりました。1005回目の例会に第1000回例会を重複させて行事を二重にするのではなく、探鳥会1000回記念の祝賀行事のみを併催するものです。行事の名称は「探鳥会1000回記念祝賀」です。祝賀行事として、「探鳥会種数予想クイズ」、「第3回CFB:1000回記念筑豊フリーバードソン」、「1000回記念Tシャツプレゼント」の3イベントが実施予定です。
1971年2月14日、第1回探鳥会がスタート(参加者14名、観察種18種、飯塚市柏の森)し、奇しくもちょうど50年目の2021年3月、第1000回に到達しました。第1回例会から、その目でずーっとご覧になっているのは、松尾節朗名誉支部長ただお一人ですが、会員のみなさまの探鳥会初参加の印象はいかがだったでしょうか。初心の感動を思い起こし、今後のさらなる発展を祈念しつつ探鳥会1000回記念をともに祝いましょう。
-
探鳥会種数予想クイズ
5月16日、「探鳥会1000回記念祝賀行事/第1005回例会:笠城ダム公園探鳥会」に参加できない会員のみなさまには、下記の要領で探鳥会種数予想クイズにご参加ください。第1005回例会:笠城ダム公園探鳥会にて、観察される鳥の種類数を予測して頂きます。鳥合わせリストの種類数とピタリ同じか、またはピタリが無いときは直近の予想数の応募者に、1000回記念探鳥会の為に作成したTシャツ(木村直喜様デザイン)、田中良介様作成のCD「鳥好き良ちゃんの声の野鳥だより2020年号」、ピンバッジのいずれかをプレゼントします。ハガキで応募し、結果は当選者発表は公式ウェブサイト「くまたか」、会報「野鳥だより・筑豊」に掲載いたします。
- 対象:「第1005回例会:笠城ダム公園探鳥会」に参加できなかった会員
- 応募:郵便番号・住所・氏名・鳥観察種類数を記したハガキ(5月15日消印まで有効)
- 送り先:〒820-0011 飯塚市柏の森162-3 日本野鳥の会筑豊支部 種数予想クイズ
-
第3回CFB:1000回記念筑豊フリーバードソン
1000回記念の協賛行事では、本会主催、会員による「第3回筑豊バードソン」が行われます。筑豊地方に限らず様々なフィールドで、一人(または一グループ)、一回、一日(24時間)の条件のもとに、自己申告による観察種数を競う行事です。優勝者には、栄誉とともにささやかながら賞品が準備されています。会員ならどなたでも参加できますので、多くのご参加をお待ちしています。
-
1000回記念Tシャツプレゼント
5月16日第1005回例会:笠城ダム公園探鳥会では、参加された会員全員に1000回記念Tシャツが無料でプレゼントされます。会員の木村直喜さんデザインのクマタカを配したグラフィカルなTシャツです。
(「野鳥だより・筑豊」2021年5月号より転載 2021-04-19掲載)
413注意!鳥インフル検査で野鳥に陽性(福岡県)
「令和3年3月2日に福岡市において回収され、遺伝子検査でA型インフルエンザ陽性となったホシハジロ1羽の死亡個体について確定検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザウイルスは検出されませんでしたのでお知らせします。」(2021-03-15、福岡県ウェブサイトより)として野鳥監視重点区域が解除されました。(2021-03-18掲載)
福岡県より支部長宛の文書ですが、周知要請があるため、本欄にて公開いたします。現時点では野鳥の“高病原性”鳥インフルエンザは未確定とのことですが、野鳥等野生動物に接する時は、本文書の指示通り注意深くふるまわれるようにお願いいたします。
支部長・梶原剛二
公印省略
2自第1 665号
令和3年3月9日
日本野鳥の会県内各支部長 殿
福岡県環境部自然環境課長
(野生生物係)
野鳥における鳥インフルエンザウイルス遺伝子検査陽性について
このことについて、令和3年3月2日に福岡市において回収されたホシハジロの遺伝子検査を実施したところ、3月9日、A型インフルエンザウイルス遺伝子の陽性反応が確認され、環境省により、回収地点から半径10km圏内(福岡市、春日市、大野城市、那珂川市及び糟屋郡の一部)が野鳥監視重点区域に指定されましたので、お知らせします。
現時点では、病性は未確定であり、高病原性鳥インフルエンザが確認されたわけではありませんのでご留意ください。
今後、環境省が、鳥取大学に依頼して高病原性鳥インフルエンザウイルスの確定検査を実施しますが、検査結果判明まで数日から1週間程度かかる見込みです。(確定検査の結果、陰性となることもあります。)
本県では、野鳥監視重点区域内で野鳥の監視を強化するとともに、県民への情報提供を行います。
つきましては、貴会会員の皆様へ下記の留意事項等について、周知いただくようお願いいたします。
記
-
野鳥に接する際の注意点
死亡した野,鳥など野生動物は、素手で触らないでください。
野鳥など野生動物の排世物等に触れた後には、手洗いとうがいをしてください。
野鳥の糞が靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域に運ばれるおそれがありますので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。特に靴で糞を踏まないよう十分注意して、必要に応じて消毒を行ってくださ い。 -
死亡野鳥を発見した場合
別添の検査基準に該当する死亡野鳥を発見した場合は、速やかに所管の保健福祉環境事務所へ連絡してください。 -
傷病野生鳥獣の受入中止
県内の動物園等に設置している傷病野生鳥獣医療所における傷病野生鳥獣の受入を全面的に中止しています。
傷病野生鳥獣については、そのままにしておくか、発見者において近くの茂みに移動させる程度の対応をお願いしています。
明らかな外傷がなく衰弱しており、調査基準に該当する鳥類については収容し、検査を行います。所管の保健福祉環境事務所へ連絡をお願いします。
<問い合わせ先>
福岡県環境部自然環境課野生生物係担当 加藤・人江
電話:092-643-3367
(2021-03-13掲載)
424創立50周年記念☆記帳所
創立50周年記念☆記帳所

日本野鳥の会筑豊支部(本会)は、本年2月14日、創立50周年を迎えます。編集部より会員のみなさまにご記帳、ご祝辞、メッセージをお願いしたところ、次の方々からお言葉をいただきました。ここに記し、感謝申し上げます。ありがとうございます。
さらに多くの会員の方々から、ご記帳、メッセージ(長文、写真可)をいただきたく、臨時に記帳所を開設いたしました。
コロナ禍のため、なかなかお会いできなくなっています。せめてここで集いましょう。ぜひ一言でも info@yacho.org や「くまたか\メールフォーム」までお寄せいただき、本欄にご芳名をご記帳ください。
いただいたメッセージは、会報「野鳥だより・筑豊」3月号「創立50周年記念号」にも掲載させていただきます。詳細については「会報原稿募集・創立50周年記念号」をご覧ください。
(編集部)
松尾節朗名誉支部長
松尾節朗名誉支部長
五十年を振り返り見て 「大切な自然」
50年と言えば半世紀、昔なら人生50年とも言われて、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の今夜の最終回「本能寺の変」で亡くなる緒田信長が、桶狭間の出陣の時自分で謡い乍ら一差し舞を舞った場面があった。「人生50年、下天の裡に比ぶれば、夢幻の如くなり・・・」花嫁の帰蝶の前で舞納めると出陣し、その合戦に見事に勝利を収めて以来、天下布武の旗印の下、着々と戦を進めて天下を平定していった。あの戦国時代で人生50年と言われていたのであるが、現代はコロナ禍でいくらかマイナス面が加わったとしても科学の進歩や衛生思想の普及で人生100年のという長寿の時代に入りつつあるから、50年は未だ半分に漸く入ったところであろう。
いろいろふりかえってみて結局今自分に解ったことは「自然を大切に」この一事につきるが、この一言は言うことは簡単だが、行うことは難しい。自然を知れば知るほどこのことが骨身に染みるほど大事なことだと気づくのである。解らないことがまだまだ多いけれど解れば解るほど自然を大切にしなければならないと思うばかりである。
この大切な自然を知って頂くために私達野鳥の会はいろいろなことを考えてきた事の一つが探鳥会を開くことであり、写真展や野鳥展の開催で自然に触れて戴くこと。知って戴くことから、毎月探鳥例会と会報発行送付に力をいれてきたつもりである。
楽しい行事もなければ続かないというこで月見や見学バスツアー忘年会なども毎年企画してきたと思う。会員が増えると世話人が大変だと組織化を計り担当者に責任を持って頂くようになり、事務局の負担はますます大変だったと思う。皆さんは自分も楽しみながら新会員の皆さんに喜んで頂きながら自分も楽しみながら行事と取り組んで頂いた。
仕事をするには資金が要るため会費や事業費を稼ごうとベテランのみなさんには調査や研究の手引きがいるとのことで、野鳥図鑑や探鳥案内書をボランチアで編集発行した。手引きになる情報を発信するホームページなど技術を持った得がたい方々が入会して下さり自然を愛する熱情をこの会のために注いで頂き今日の隆盛を見る事が出来ている。
幸い図鑑は飛ぶように売れて、ボランテイア活動による調査費なども資金造りに協賛して頂き、事務所も格安で借用でき支部運営費はなんとか確保できている。活動には人と資金と場所が伴わないといき詰まるのだが筑豊支部は幸いにも恵まれていて感謝のほかはない。
筑豊は炭坑を中心に発展した町で多くの人間の労働力を必要とし助け合いや友愛の精神が自然に身につき、互助活動はお得意で筑豊の人情融和の気風は支部の皆さんにも行き渡り全国でもその特性は知れ渡っている。全ての行事にも好結果をもたらし支部の現在があるのはこの気風のお陰でもある。
しかしこの一年のコロナ禍は大きく野鳥観察活動に響きそうで、総会も書面総会となり従来の活動をゆがめそうで心配しているところである。良き知恵を出しあうて切り抜けて欲しい。今までにも幾度となく危機はあったが皆さんの自然を愛する熱意がこれを乗り越えてきている。私はそのように思っている。皆さんありがとう。
囀や夢幻の五十年 節朗
梶原剛二支部長
梶原剛二支部長
創立50周年おめでとうございます。
筑豊野鳥の会立ち上げから筑豊支部、創立50周年。改めまして、筑豊支部に尽力された先輩の皆さんにお礼申し上げます。野鳥を愛し自然を尊ぶ気持ちを永く引き継いでいきたいと決意を新たにし、先人の方々の意を心に刻んでいきます。
私事ですが筑豊支部に入会したのが1984年。エリマキトカゲブーム、衛星放送スタートの年だそうです。(スマホで調べました)便利に使える時代ですね。
私は偶然にも尊敬する心ある先輩に遭遇したことで筑豊支部に入会したのを記憶しています。入会してからも、先輩方にご指導して頂き楽しい日々を過ごすことができました。
若者を含め入会を望む人たちがいるはずです。それと同時にこころ優しい会を継続して、新入会員をお迎えしたいものです。
新型コロナ禍の中でも、野鳥は変わることなく懸命に生きています。あたふたしているのは人類だけのようです。しかしコロナ禍の後も新たな日常、そして自然環境対応を世界で考えなければなりません。筑豊支部も野鳥を愛し、野鳥保護を頑張りましょう。
真鍋直嗣様
真鍋直嗣様
50周年を振り返る
1979年入会の私は当然、1971年発足時を知りませんが、2011年に発行された「創立40周年・会報400号記念号」に創立の経緯やあゆみ等を、初代会長の故祝原道衛先生や初代事務局の故高橋和元さんが書いておられます。サイトでこれを読むことができます。ぜひご覧あれ(手続きが必要)。50年の歴史と、私の会員歴42年を10年毎にダブらせてみました。
創立10年目の会報2月号(36号)に初代会長の祝原道衛先生が「第1期研修生、真鍋直嗣氏へ続け」と記事を書いておられます。少々面映ゆいですが、九州野鳥協議会(現日本野鳥の会九州ブロック)の研究部研修会に私が参加したことを書いておられ、当時九州各地から集まったメンバーと共に、本部から派遣された講師の方々が柳川に集い、寝起きを共にし、講義や実地研修を受け、みんなで九州の野鳥保護の活動を担っていくぞという気持ちが燃え上がったのを覚えています。ちなみにこの号の表紙のイラストは私が書いており非常に拙く、現在の波多野氏のイラストと比べると、穴があったたら入りたいくらいの心境です。
創立20年目、1月号(154号)に新年あいさつで、当時事務局であった私は探鳥会への参加が少なくなってしまったと嘆いている(今も同じでありますが)。また、上野のサシバ、大任のコミミズクの事を書いているので、当時は両種を現地で観察ができていたことがわかります。また、2月号(156号)20周年記念号では、私が初めて参加した探鳥会の事を書いており、初代事務局の故高橋氏や現在は情報部の有働さんの名前を挙げ感謝しますと述べ、「人生の節目」となったとも書いています。
創立30周年目、2月号(275号)は全12頁で、そのどの頁にも「創立30周年」の文字はなく、記念号の企画はされていません。その責任は当時の事務局は私にあったと今更ながら反省をしております。注目は、9頁に研究部でクマタカの調査報告、クマタカ調査研究会開催の記事が載っています。当時、深倉林道で歩道敷設、拡幅工事が行われており、深倉の自然に重大な危機感を抱いていたことが分かります。2月15日には、添田町に要望者を提出し(277号7頁)、その後添田町の調査が開始され、並行して支部も独自で観察を続けています(285号3頁今年の重大ニュース)。その後工事は深倉園地先で中断されました。障子ヶ岳や草木垰の上空を舞うクマタカは今でも健在です。
40周年目、その年の1月の運営委員会で40周年記念行事(創立40周年・創刊400号記念号発行、創立40周年発足の地探鳥会開催)が審議されており(396号5頁)、5月29日に発行されております。この間、創刊300号記念号は創刊300号と併せて例会500回の記念号も発刊されており、私と交代に事務局に着任された広塚さんをはじめ、多くのスタッフが集い、活動の充実が図れていきました。編集部への三宅さんの着任は支部報を一変させました。原本はカラー版、デジタル化を推進され、画期的にページ数も増え、読みやすくなりました。私が編集担当の時は、編集作業とは手書き原稿を割付用紙に貼付ける事からでした。40年の歳月は大きな変化を遂げましたが、毎月支部事務所に支部役員、会員らが集い、会員自らで印刷、丁合、封入、発送するという作業を40年間絶える事無く続けてきました。全国唯一だそうです。
さて、この度の創立50周年です。試練の真っ只中で50周年を迎えようとしています。新型コロナウィルスは、あっという間に全世界に蔓延し、日本も例外ではなく、人々の行き来、往来が規制されております。支部の活動でも探鳥会や観察会が中止になり、長く続けられてきた支部報(紙媒体)の発行も一時中断しました。やがて諸準備、対策をして活動は再開されましたが、新型コロナウィルス感染の波は寄せるごと大きくなり、第3波が襲来しました。2021年に入って、福岡県にも再び緊急事態宣言が出され、支部活動は大いに制限され、定例探鳥会等は中止されています。
私といえば、家の仕事の関係でこの3年間、役員(副支部長)とは名ばかりで、支部活動には関わっておらず、この大変な時期に申し訳なく思っています。早く仕事を軌道に乗せて、皆さんと一緒に活動を行っていきたいと願ってはいるのですが。
ワクチン接種が成功し、治療薬が開発され、普及し、新型コロナウィルスが一掃されるには数年はかかるでしょう。それまでは、「感染しない、感染させない」を心に留めて、共に進んでいきましょう。
下田信廣様
下田信廣様
日本野鳥の会筑豊創立50周年記念号へ
創立50周年おめでとうございます。とにかくすこいですね。半世紀は皆さんのご苦労の賜物と思います、本当にこくろうです。
私は、コロナ禍の中、学校4校、保育園3園のバードウォッチングや市の野鳥観察講座も中止になるなどで、体をもてあましています。でも良いこともたくさんありです。まずは、畑仕事や山の草刈がゆっくり出来ています。野菜の草取りなんかも心行くまで出来ます。次は身近な野鳥の観察がのんびり出来て、思いがけない鳥との出会いがあることです。暇さえあれば、カメラを片手にゆっくり散歩が出来ています。
ここ一年で出会った野鳥を紹介します。まずは、2020年4月17日、裏の畑にオオルリ(写真1)がいたんです。青と自の鮮やかさが目に焼きついています、次には5月5日、田植えの準備をしているトラクターの後ろに、とにかく黄色の目立つセキレイが目に付きました。なんと見たこともない、キガシラセキレイ(写真2)でした。又、暮れの12月22日、週1は行く畑の冷泉、橋の下を流れる角田川、妻から「何かいるよ」の声、コケ生した水辺の石の近くにシギがいました。図鑑を見てやっと、アオシギ(写真3)と分かりました。最近では、今年の1月21日、家の前の小さな池に、クロツラヘラサギ(写真4,5)が2羽やって来て、ブラックバスをたくさん食べてくれました。至近距離からパチリ、パチリたくさん撮りました。1月28日、隣町の椎田では、漁港近くの城井川河口でクロツラヘラサギ(写真6)3羽を見つけ、そのうちの1羽には足輪がついていて、E86の番号。ネットワークに連絡し、2012年、韓国生まれとわかりました。
コロナ禍であらためて感じることは、自分の住んでいるホンの身近な場所に、たくさんの野鳥たちが生きていることを知らされました。身近な自然の小さな変化にきづき、大切に守っていこうと感じています。

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田中良介様
田中良介様
祝!発足50周年 〜新しいヒストリーのはじまり〜
筑豊支部が50年の歴史を刻んで来られたことに対して、心からの祝意を申し上げるとともに、多大な困難を、力を合わせて乗り越えられて来た役員の皆様方のご努力に深甚なる敬意を表したいと思います。
「継続は力なり」とはよく言われる言葉です。どんな活動であれ、継続させて行くことがもっとも困難で、かつ価値があるのものだと思います。
私ごとで恐縮ですが、1998年秋に、福岡市にはじめて視覚障がい者のパソコンを学ぶボランティアグループを全盲の友人とともに立ち上げました。現在は若い役員諸氏が続々と育って来たので私は会の運営に関わることを卒業させていただきましたが、九州ではまだ前例が多くない会の発足当時は、さまざまな課題を克服する為に右往左往する毎日でした。
それをどうにか乗り越えて10周年記念行事を盛大に開催できた時に、しみじみと思った言葉が「継続は力なり」でした。
わずか10年でも初志を貫くことには数多い困難を乗り越えなければなりません。
それを50年も継続してなお前進の勢いを保つことの大変さ、役員の皆様のご苦労と
ご努力は並大抵ではなかったと想像します。ほんとうに素晴らしいことだと思います。
これからはまた次なる新しいヒトトリーのステージが待っています。歩みの着実さを失うことなく前進されることを期待しております。
ところで、このタイミングで、“次なるステージでは何が大切か”を少し立ち止まって考えることも重要なことだと思います。
バードウォッチャーは(私自身はウォッチャーではありません、強いて言えばバードリスナーですが)、自然環境を観察し、何かを感じる最前線にいることを常に意識するべきではないでしょうか。
言うまでもなく、今世界に視線を広げれば、自然環境は著しく壊れ、その破壊速度はますます速さを増すばかりという恐ろしい時代を迎えています。
温暖化による気候変動、大気汚染、水質汚染(一例は海水の酸性化)、マイクロプラスチック問題などなど。シベリアの永久凍土は融解が進み、そこからはさらに温暖化を促進するメタンガスが出続けています。
北極海の氷は溶ける速度を上げていて、ホッキョクグマは遠からず絶滅することでしょう。このような現実を前に、バードウォッチャーの皆さんが「今日は〇〇が見れて最高!」とはしゃいでいるだけでは何か物足りないと私は感じます。
自然破壊に無関心でいることはもう許されないのではないですか?
環境破壊は加速していて、もはや引き返せないところまで来ている!このことを私たちは身近な問題として常に意識するべきではないかと考えます。
私自身は今、糸島市の小さな山でフクロウの録音に取り組んでいます。しかし、この山の途中にある畑はほとんど耕作が放棄されて、そこにはものすごい勢いでマダケ、孟宗竹が生えています。訪れるたびにその恐ろしい光景を目にしては絶望感に打ちひしがれます。辛うじて生きている少数のフクロウの声とともに、“竹また竹”の写真も撮り続け何か行動を起こすつもりです。如何ほどのことができるか、微々たる抵抗に終わるかもしれません。しかし、“やってみる”その心が大切だと信じます。
広塚忠夫様
広塚忠夫様
創立50周年の祝い
創立50周年記念のおめでたい、この機会に、楽しい想い出と野鳥の会の主活動を振り返ってみました。
1971年筑豊野鳥の会として発足し、1987年日本野鳥の会に団体加盟し筑豊支部となり、野鳥・植物・昆虫を観察し楽しむ自然保護団体であり任意団体として出発しました。初代の支部長は、現在の松尾節朗名誉会長でした。
☆「九州沖縄ブロック協議会」
九州沖縄ブロック協議会に関しては、約10年毎にやって来る「九州沖縄ブロック大会」の担当支部になり三回の筑豊大会を皆さんの協力により成功させることができました。
大会場所は直方いこいの村と英彦山2回の計3回の大会実績があり、これだけでも30年の歴史があります。
☆「ひこさんの鳥」
私は1987年筑豊支部化の年に入会しているようです。入会当初は、突然の福原事務局長の辞任・退会となり混乱の時期で、新米の私は、今でも何がなんやら退会の原因を理解していません。
当時は事務所が直方市感田にあり、支部正常化の対応策を議論する中で、「ひこさんの鳥」を発刊することになりました。故赤間宏氏(当時:副支部長)が中心となり支部内協力体制が出来上がり1995年8月23日発刊に到達しました。
☆「楽しい想い出のバードソン」
その勢いで全国バードソンに挑戦し大会の成績は「9位・2位・総合優勝・総合優勝」と日の出の勢いでした。まさに、ローカル支部の当会が全国総合優勝を2回も成し遂げたのです。
特記は、バードソンの95年の取り組みです。前日から豊前坊宿坊に泊り、酒・ビールをエネルギーとして戦略会議を深夜まで行い、翌日の本番は英彦山から彦山川沿いを移動し、千石峡で皆さんの炊き出しの贅沢な昼食の接待を受けました。初代の祝原会長も駆けつけて頂きました。
そこから宗像経由でタゲリ一種を加えて、曽根干潟までの終了時は「確認種93種/全国3位」記録となりました。この観察記録は宮永悦治氏の識別能力に負うところが大であったと評価しています。優勝加点は、募金者数が全国ダントツの「1032人:一位」であり、この加点が総合優勝に貢献しました。
総合優勝の表彰式は、1996年2月17日:東京都渋谷「青山こどもの城」で、評議委員会に続く懇親会の中で行われました。受賞式には国武光成氏と共に評議委員として出席した私が、当時の黒田会長から表彰状とウンドブレーカー・Tシャツを贈呈品として頂き、筑豊に凱旋しました。
この勢いは止まりません。次の当会35周年事業として「筑豊の野鳥 観察ガイドブック:2007年3月」発刊と続きました。編集長は故河野三郎氏でした。
この充実した年を思い出し、当会のバードソンを実施したくなりました。やり方は、三密(密閉・密集・密接)を避けソロ・バードソンなど工夫・検討しては如何でしょうか。
☆「新人の役員として」
役員としての関わりを振り返ると、1991年に福原事務局長の要請に応じて、金本訴次氏と共に新人の研究部長に就任しました。
直ぐに、ガンカモ一斉全国調査の当会調査地点の久保白ダム調査を行いました。新聞記者が取材に来ており、カモ類の識別能力もなくベテランの縄田氏に対応を頼っていたところ、こちらに振られ「カモは冬鳥でシベリア方面から日本に渡ってきます。」と、カモの識別もできない研究部長が、冷や汗をかきながら対応したのが昨日のようです。
次の難題は、県委託調査「福岡県鳥類生息分布調査」の実施でした。混乱期で全く引継ぎもなく、不安な状態で調査に突入し、報告は他支部の資料を参照しながら考察し、報告作成に漕ぎつけました。
具体的には、5年を一サイクルとしてサギのコロニー調査に始まり、ムクドリ・カラス塒調査、猛禽調査、外来種の調査を経て鳥獣保護区生鳥類息調査と続いています。現在の調査とりまとめは真鍋直嗣氏に引継ぎ大変助かっています。
☆「鳥を友に島巡りの探鳥の実現」
探鳥を趣味にしているお陰で、北海道の礼文島・利尻島・天売島から舳倉島・三宅島・対馬・屋久島・平島(トカラ列島)・沖縄・宮古島・石垣島・西表島・与那国島まで探鳥の島巡りができ、あとはお迎えが来る前に小笠原諸島訪問を希望しています。
また、登山が好きで、この後期高齢者になっても、探鳥し花を愛でてトンボ・蝶との出逢い求めてゆっくり登りながら探索できるのも、野鳥の会の会員であったからこその、ご利益かと感謝しています。
☆「野鳥だより・筑豊」
会報発行は、直方事務所時代の古い印刷機で、インクがべったと付くトラブルが頻発し印刷するだけで一日掛かったこともありました。手書きやワープロ原稿の切り貼り会報から現在のパソコン編集に進化しています。
編集担当は真鍋直嗣・福原研治・縄田博善・松井郁代・春田正利・梶原剛二・向野五郎・新川時義・三宅敏靖・有働孝士各氏にリレーされています。
パソコン普及に伴い、有働孝士氏により支部公式ウェブサイト「くまたか」が2009年4月1日に開設され、会員17名が観察記録・活動記録の保管場所のギャラリーとして活用できる環境ができ、ほぼ毎日の情報更新を行って頂いていること、深く感謝しています。
本報告と振り返りは、サイト「くまたか」から検索して効率的に作成できたことも併せて御礼申しあげます。
2021-02-14
会員のご祝辞
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佐藤保志様
佐藤保志様
50周年おめでとうございます。
ここまでの継続にはたくさんの課題・問題等があったものと思われます。
それらを乗り越えての今、大変、喜ばしいことと思います。
これらも本会が、末永く継続されることを祈念いたします。 -
森永光直様
森永光直様
筑豊支部創立50周年おめでとうございます。
諸先輩の皆様やご支援者のお力で、現在に至っています。
普及部をお預かりして、3年目に入りました。
最近の傾向は、リスクマネージメントやコロナ禍での探鳥会開催が必須と成っている事です。当支部は、ネット活用による、情報提供やガラケー利用者までサポートした、きめ細かな支援又野鳥観察以外での自然観察会開催や会員による、全ての行程での会報発行やweb会議の活用での情報共有を図るなど、特出した支部と思っております。
しかしながら、他支部同様に会員数の減少や、若い会員の不足など悩ましい状況です。
今後も当支部の発展に寄与する為に、微力ではありますが職務に邁進する所存です。
皆様のご支援、ご協力を賜りますようにお願い申し上げて、私の祝辞と致します。普及部部長 森永光直
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白石清和様
白石清和様
探鳥会一番の思い出〜剣岳のハチクマ
平日の午後、剣岳には、環境整備の方が見えていた。その方達、休憩の時、私に「何しよん」。私「タカを見にきた。(尺岳の方を指しながら)あっちからやってくる」。少したってその中の一人が「あれ、何?」。私には見えない! すると20〜30羽のハチクマが。まさに『鷹渡る十里流れて羽搏かず』(「ガイドブック筑豊の野鳥」)。「いいものを見せてもらった」と喜んでいました。(おわり)
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村田希巳子様
村田希巳子様
筑豊支部の50年を支えて来た方たちの雄姿と、そのたゆまぬ努力に頭が下がります。皆さんに感謝でいっぱいになります。心から50周年おめでとうございます、と言いたいです。
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有本英一郎様
有本英一郎様
50周年おめでとうございます。
第900回記念例会である英彦山定例探鳥会に初めて参加した後、当会に入会してから、はや2年が経っています。その間にいろいろな探鳥会に参加させていただき、探鳥をはじめてからの確認種も200種を超えるまでになりました。ひとえに海あり山ありのバラエティに富む探鳥会と「くまたか」での過去の探鳥記録などのおかげです。
現在、コロナ禍のため探鳥会は中止となっていますが、まだまだ、筑豊地区において出会いたい鳥は数多く残っています。早く探鳥会が開催され、また、みなさんと一緒に探鳥できるのを楽しみにしています。 -
三浦博嗣様
三浦博嗣様
「創立50周年」おめでとうございます。
半世紀もの長きにわたり「野鳥及び植物を通して自然への理解・保護」をされてこられた多くの先輩方々に感謝すると共に、今後も継続した自然活動を維持するために会員相互の連携を大切にしなければと思います。
昨年から今年にかけ、コロナ禍により「会報」の一時中断や、行事の多くを中止せざるを得ない苦渋の決断を余儀なくされましたが、再開すると多くの会員皆様の参加をいただきました。
当会は会員の方々に、より多くの野鳥や植物との出会いを楽しんでいただく為に「探鳥会」のバリエーションの豊富さや、他の支部にはない「自然観察会」では植物を通しての自然の恵み、四季の豊かさを感じていただく活動をしています。
今後も体力・気力がある限り、皆様と相互理解を深め微力ながらお手伝いをさせていただく所存です。植物部長 三浦博嗣
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野村芳宏様
野村芳宏様
半世紀にわたり自然保護や野鳥観察に尽力されてきたことに深く敬意を表します。
私は、1992年に野鳥の会筑豊支部に入会しました。入会してから29年もたちました。入会当初は、スズメもホオジロも見分けることが出来ませんでしたが、諸先輩のお陰で、今では、八木山小学校バードウォッチングの指導者として参加させて頂いています。また、2014年からは野鳥展の実行委員長を務めさせて頂いています。昨年は、コロナの影響で野鳥展は開催できませんでしたが、今年は50周年ということもあって是非開催したいと思っています。皆様のご協力をお願いします。
今までにいろいろなことがありましたが、永くかかわってきて言えることは、楽しいということが一番です。楽しく活動していくためにみんなで力を合わせ、コロナ渦を乗り切って行きましょう。野鳥展実行委員長 野村芳宏
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渋田 朗様
渋田 朗様
日本野鳥の会筑豊支部、創立50周年おめでとうございます。
これまで会を支えてこられた歴代の役員・スタッフの方々のたゆまぬご努力に、心から敬意を表するとともに、深く感謝申し上げます。その長い歴史の中の、まだわずか10年足らずの時間ではありますが、皆様と共に活動してきたことを嬉しく思います。今後とも宜しくお願いいたします。
初めて参加させていただいた、宍道湖・斐伊川河口バスツアーが昨日のことのように思い出されます。出不精の私は、自分ではなかなかこんなに遠くに来ないし、いろんな感動を参加者の皆さんと共有できた、とっても楽しいツアーでした(笑)
コロナ禍で不自由な生活が続きますが、みんなで乗り切って、また次の記念日を共に祝いましょう。 -
三浦美代子様
三浦美代子様
創立50周年おめでとうございます。
野鳥の会に入会し、探鳥会、ツアー、自然観察会に参加することにより、おかげさまで私の人生の楽しみが増え豊かなものになりました。
色々な野鳥との出会い、しぐさ、可愛さ、鋭さを実際に自分の目で見ることにより、出会った喜びはひとしおでした。探鳥会に参加することにより、自分では気づけない多くの鳥を教えてもらい、又会員の方々との触れ合いもかけがえないものでした。
自然観察会では四季折々の身近な草花から、絶滅危惧種の花々、樹木まで観察し、自然の美しさと、大切さを感じることができました。
コロナ渦が解消され、又皆様と楽しく活動できることを願っています。 -
国武光成様
国武光成様
祝50周年記念:会員になって約30年、私の10大ニュース
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1. 鞍手町・剣岳ハチクマの渡り
ケイタイやスマホがない時代に無線機で北九州支部、福智山、金剛山、六ヶ岳、剣岳とやり取りし、カウント数確認して、ハチクマを観察していた。剣岳1日800〜1000羽上空を渡って行く。最近は数が少なくなっている(天気、風)。 -
2. 日本野鳥の会全国バードソン大会
1995年と1997年、2回全国一位になる。その頃はみな若く、元気でした(今は介護?)。 -
3. 入会後、初めて直方市の事務所(民家2階)会議に参加する。
会議のあと焼き肉をする。前の池にて初オシドリを見た。感動する。 -
4. 40周年記念島根バスツアー
雪の中、ハクチョウ、コウノトリとマガンのV字飛行見る(初)。 -
5. 英彦山豊前坊、コノハズク
夕方から朝方にかけて、豊前坊宿坊の中から鳴き声を聞いていたが、前数年豊前坊で鳴き声をきかなくなったこと。 -
6. 嘉麻市・大法山、サンコウチョウ
大法山と直方市・鳥野神社2ヶ所しか情報がなく、大法山に熊本、長崎、佐賀から写真撮りにきていた。今は各地で確認があり、数が多くなったと思います。良かった。 -
7. 宮崎サシバ渡りバスツアー
この日は宮崎支部の方も最高にサシバが渡ったとのこと。 -
8. 福岡沖地震
英彦山探鳥会途中自身に会い、探鳥会を中止し下山する。無事に家に帰ることが出来たこと。 -
9. 嘉麻市・桑野にコウノトリ3羽飛来する。
広塚氏から電話があり1ヶ月間観察する。10日〜13日確認する。 -
10. やっぱり最後はコロナ禍
コロナが収束した後、またみな様、探鳥会で会いましょう。
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1. 鞍手町・剣岳ハチクマの渡り
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重藤久美子様
重藤久美子様
創立50周年おめでとうございます。
野鳥の会 筑豊支部の益々のご発展をお祈り申し上げます。 -
田中良介様
田中良介様
筑豊支部50周年のお祝いのメッセージが遅くなりましたが、心からのお祝いと感謝を申し上げます。
歴代の役員の皆様の並々ならぬご努力と指導力がこんにちの姿に現れていると思います。
今後とも野鳥と自然観察を通して、どうすれば持続的な良好な自然を残せるかを会員皆で考えられる活動であって欲しいと切望します。 -
森河貴子様
森河貴子様
筑豊支部50周年、おめでとうございます。
早いもので、自分が筑豊支部に入会してからの年数も二十歳をちょっと超えました。
コロナ禍で、活動の制約がある中ですが、役員の方々はじめ、各会員の皆様の活躍されている様子を、支部報通して拝見しております。
これからも、筑豊支部の益々の発展をお祈り申し上げます。沖縄県 森河貴子
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渋田和美様
渋田和美様
50周年、おめでとうございます。
初めて参加したのは島根、鳥取のツアーでした。ツアーがないといけないようなところに連れていってもらえること、いつも感謝してます。
あれから◯年、筑豊支部の行事に参加させていただくようになり、楽しいメンバー達と共に過ごす行事の数々。企画が楽しく、参加して楽しく、お手伝いしながらも常に笑いが!
これからもますます、発展していきますように、心よりお祈りいたします。
余談ですが田川に住んでいた独身時代にこの会を知りたかった笑笑
インターネットもない時代なので難しいですが笑 -
中村照美様
中村照美様
大任町での「てんぷらの会」に誘われ参加した際に、まわりにいた鳥をスズメと言ったらそれはカワラヒワですと?それが野鳥との初めての出会いでした。すぐ野鳥の会に入会し自分の双眼鏡で最初に観察できたのがホオジロ雄でした・・・地味すぎる!
「フィールドガイド 日本の野鳥」に掲載されている27種全部観察したいと密かに願いました。 現在一度だけの出会いを含めて22種観察出来ています!!ただ体力気力がとみに衰えてきている昨今、残りの種は無理だなぁと諦めています。
身近な所で探鳥する楽しさが今の私には最上の喜びとなっています。探鳥する楽しさを教えて頂いた支部の皆様には唯々感謝の気持ちで一杯です。
「筑豊支部50周年おめでとうございます」 -
金子忠英様
金子忠英様
創立50周年おめでとうございます。
それまで各担当者の方々ご苦労様です。
これからも野鳥を自然を愛し楽しみまた情報交換の場として永く継続されることを祈念いたします。 -
真鍋直嗣様
副支部長 真鍋直嗣様
日本野鳥の会筑豊支部創立50周年に寄せて
創立50周年です。本来ならば、大きな節目でありますので、多いに祝い、イベントも立ち上がるのでしょう。ただ、このコロナ禍ではどうしようもありません。
しかし、これに打ち勝たねばなりません。容易ではありませんが、皆で乗り切りましょう。
私の知っている限り、1971年の創立当時を知っておられるのは名誉顧問の松尾節朗先生お一人ではないでしょうか。
松尾先生のご健康とご長寿を願いますとともに、筑豊支部の益々の発展を祈念いたします。 -
波多野邦彦様
波多野邦彦様
筑豊支部創立50周年おめでとうございます。永年にわたり支部の活動に携わってこられた会員の皆様の努力の賜物とご推察いたします。
筑豊支部の豊富な財産のひとつに会報アーカイブがあります。何と支部発足直後の1975年3月通巻第0号から読むことが出来ます。当初は手書きガリ版刷りです。支部を創ってこられた会員の方々の熱い考えや思いが伝わってきます。
個人的には情報発信等でお世話になるばかりですが、僅かでも筑豊支部の活動に携わっていければと考えています。筑豊支部、今後ますますの発展を心よりお祈りいたします。 -
野見山ミチ子様
野見山ミチ子様
創立50周年おめでとうございます。
私の友人である梶原さんが、鳥、鳥といつも言っていました。長いもので20年以上言い続けておられます。私たちの友情として協力出来ることはする気持ちを持っています。梶原さんを通じて私たちは野鳥が身近になりました。楽しい事を体験させて頂きました。ご活躍お祈りしています。
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有働孝士様
有働孝士様
それまでの有りふれたむしろ退屈な風景が一変したのは、野鳥の会に入会し、野鳥を探すようになってからでした。ただ通り過ぎるばかりだった道々の林や水辺に実は驚きが隠れ潜むことを知り、季節の変化を空気感だけでなく旅鳥や夏鳥、冬鳥の入れ替わりによって体感するようになりました。野鳥の背景をなす様々な風景や現象にもなぜを問い、答えを求めて考えを巡らすことが、大きな楽しみとなったのでした。
こうして、先達から教わった“観察”は、いつの間にか、単に野鳥のみならず、自分の周囲すべての見方となりました。さらに一段詳しく観察する“識別”は、より深く周囲の風景から、意味を読み取れるように思われます。入会後48年間の野鳥観察人生は、趣味の域を超え、私を形作るものの深いところで、拠り所となり彩りとなっています。
本会創立50周年、祝辞とともに感謝を捧げ、本会の良き伝統である平等・公平・透明な運営が未来へ継承されるよう願うものです。
おめでとうございます。そして、ありがとうございます。 -
梶原記代様
梶原記代様
創立50周年おめでとうございます。
初めて野鳥の会に参加したのは30年程前、何処かの工場の事務所で会報印刷するのについて行きました。次に印刷の為について行ったのは直方感田。農家の空き家を事務所として借りそこで印刷した原稿を郵送する作業をしました。日曜日、直方感田のびっくり市が楽しみで作業の後沢山買い物をして帰りました。事務所が移転してからはびっくり市に行くこともなくなりました。
また初めて「ハチクマの渡り」の探鳥会で剣岳に行った時、遥かかなたの皿倉山の空の上を見て「あーっ!いま三羽こちらに向かっています」と誰かが叫ぶと、その剣岳にいた人たちが一斉に双眼鏡を構え同じように大声で叫んで騒ぎ始めたのを見てこの人達はいったいどういう人達なのだろう、不思議な人達だなーと思ったのが第一印象で、自分の夫とこの不思議な人達と同じなのだと理解しました。それからずっと探鳥会にはピクニック気分で参加し名前を教えられてからレンズを見ないと何の鳥かわかりませんが、同じ鳥を何度見ても感動できる喜びを味わっています。
不思議な人達は、素晴らしい人達でした。 -
今井由美子様
今井由美子様
祝
創立50周年。
“野鳥だより”毎号楽しいですね。
空をとぶ鳥、川を泳ぐ鳥、四季折々の野草のこと。これからも!! -
松尾浩二様
松尾浩二様
創立50周年おめでとうございますと共に、今までに経験のないコロナ禍での最中に半世紀もの間、野鳥の会筑豊支部を支えて来られた総ての方々にお喜び申し上げます。
私も時々探鳥会に参加しておりますが、体力の衰えが加速気味の60才です。会社に300坪ほどの未使用物件を、もったいないと思い私が改装に取り掛かかろうと、着手する前に大きな柿ノ木がジャマでしたので高さ6メートルほど有り、アオバズクの巣箱をと考えました、少しだけ枝を伐ったくらいで残し、その柿ノ木がたくさんの渋い実を付け、12月にハシゴを掛け干し柿12個分だけ収穫したものの、たくさんの柿は残ったまま放置してますと、実が赤くなるにつれカラスとムクドリがやって来て、後からメジロがやって来る、なるほどだなと思いました、スズメサイズのメジロでは、柿の実の皮は丈夫なものでしょう。体の大きな者の順になってるのかなーと観察してて、納得しましたが総ての柿の実は鳥達のエサと成らずに地上に落ち消えて行きます、1月に珍しく大雪が降った時、カラスではなくメジロが雪の中から柿の実を拾い上げ食してました。
ジャマな柿ノ木を残した事で本当にあった所を観察でき、干し柿を食しつつ一石二鳥のようなコロナ禍のできごとは、鳥たちを見守る気持ちが有ったからだと思い、今後の観察にも視点を変えて楽しもうと思いました。 -
金本訴次様
金本訴次様
凄い、創立50周年記念おめでとうございます。
野鳥の会に入って30年あまり、こう書くとすごく鳥の事をいろいろ知っているのではないかと思われますが、ところが恥ずかしいくらい知りません。せいぜい物差し鳥と言われるスズメ、ハト、カラスはなんとか。ワシ、タカ類、渡り鳥、海鳥のような年に数回しか見られない鳥に至っては全く進化していません。
野鳥観察は、創設者の中西悟堂さんの「野の鳥は野に」、と言う名言があるようにフィールド(現場)に行って場数を踏むことが私にとって一番大切と思っています。最初の10年間は、娘を連れて真面目に探鳥会に行って鳥の名前を覚えていましたが、行く回数が減ってくると、前の記憶が消えて、何の鳥だかわからなくなってきました。日曜日も出社するようになり、それから探鳥会は長期不参加です。
現在はペーパー会員です。もっぱら裏庭にくる野鳥を、女房と観察するのが唯一の楽しみです。それでも変わった鳥がくるとしどろもどろ。
会報もなんとか読んでいますが、新しい野鳥と新しい人には会ったことがないのですぐ忘れてしまいます。継続していないから、知識の蓄積ができません。最初の頃、先輩の皆さんの後についていくと鳥の姿を見なくても、鳴き声、樹木の名称(実を食べる、幹にいる虫を食べる、葉を食べる)から鳥の名前を当てる人がいて、凄い人がいるもんだといつも感心していました。私もそのうち分かるように成りたいと思っていますが。少ない可能性に望みを託して、諦めずに頑張ります。 -
高橋幸子様
高橋幸子様
暮らしを豊かに
私は少しばかりの家庭菜園と米作りをしている。畑には、春を待つえんどう豆の芽が顔を出し、楽しみにしている。つい先日、畑を見たらやっと芽が出たえんどう豆が何者かに食べられている。きっとヒヨドリだ! 秋には琵琶の実や柿の実を食べられた。秋の実り時の田んぼにはスズメが集団でやって来る。
野鳥は害鳥だ!と思っていた。
ところが、最近ジョウビタキやイソヒヨドリに出会い、何と美しい鳥かと目覚めた。そう思って周りを見渡すと「遠賀川」にやって来るサギ類、冬に来る色々なカモ類、私にとって害を及ぼさない鳥たちがいる。
2〜3年前には野鳥の会のツアーで宮崎の都城に行った。宮崎は私のふるさとである。しかし、都城がサシバの通り道とは知らなかった。その時見たタカ柱には感動した。
今では、私にとっての野鳥は暮らしを豊かにしてくれる存在となっている。 -
佐藤久恵様
佐藤久恵様
支部創立50周年おめでとうございます。
この50年に至るまでの努力とお慶びは大変なものであっただろうと思います。
そして現在のような先の見えない状況の中で委員の皆様のご苦労 お察しいたします。
私は6年前はスズメちゅんちゅ、カラスはカーカーのレベルで入会しましたが、今では先日行った海岸でウァ〜、ミヤコドリだ!! また昨日はツクシガモ綺麗!!と感激するまでに成れました。これも偏に筑豊支部会員の皆様のおかげと感謝しております。
これからも鳥や植物そして自然環境の事を教えて頂きながら人生を楽しみたいと思っています。
一日も早く、皆様とお会いできる日を待っています。 -
岩野伸子様
岩野伸子様
筑豊支部創立50周年おめでとうございます。野鳥の会に入会させていただき、もう二十年以上にもなります。最初、探鳥会に参加してみたいと思いながらも行く勇気がないまま、毎月の会報を楽しみに読んでいましたところ、植物部発足との記事があり、これをいい機会にと第一回目、千石峡での会に参加しました。
皆さんと散策しながら、植物のことをいろいろ教えていただきました。その時に多羅葉の葉がハガキになる!と教えていただき葉を二三枚持って帰りました。そして、それを教えてくださった方にとその葉に切手をはりハガキとして投函すると、その方からも同じく多羅葉のハガキが私にとどきました。はじめて参加して忘れられない思い出です。
その後、探鳥会にも参加して、毎回楽しいひとときを持ちました。これもひとえに会を運営して支えて下さっている方々のおかげです。本当にありがとうございます。
素晴らしい筑豊支部の会員であることを喜びとしています。 -
廣塚春子様
廣塚春子様
ほとんど名前だけの会員の感想
鳥の名前を覚えると、こんなに身近に色んな鳥がいるのだ、と嬉しくて誰彼なく教えたくなったものです。ところが今はおしえたくともなかなか名前が出てきません。
入会35年目らしいのですが、近年は我が家の庭にやって来る数少ない鳥たちや、個性的な鳴き声のからすの「声がしないね」とか、時たまつれあいにお供して出かける程度です。
「野鳥だより」の中に「ヤマシャクの花」「アカショウビン(赤翡翠)」などと、単語を見つけると初めて出逢ったその時の情景が思い出されます。ヤマシャクはあの斜面に今も咲き続けているだろうか、アカショウビン(赤翡翠)はあの枝に止まりにくることがあるだろうか、と。
我が家の隣のブロッコリー畑に今年も鵯の大群が押し寄せています。庭の赤い実や蝋梅の花は、いっこだに残っていません。今梅の花に群がっています。今年も梅の実にはお目にかかれないでしょう。野鳥の会の会員としてはチョット複雑!! -
林 孝様
林 孝様
50周年おめでとうございます。
私が入会した15年前、はじめて参加した探鳥会ではシオジ林にすっかり魅せられ、その後何度も訪れることになり、ゴジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ミソサザイ、オオアカゲラなどが奏でるシンフォニーの中で日がな過ごしたものでした。
九重をはじめ近郊の山への植物の観察会や野草天ぷらの会などとても楽しい思い出は挙げればきりがありません。
少年時代を筑豊で過ごした私には水が合ってるのかもしれません。
筑豊人の厚い人情と優秀で多様性のある人材に支えられた組織はこれからも魅力あふれる筑豊支部として次のステージへ向かうことでしょう。 -
後藤ようこ様
後藤ようこ様
野鳥の会筑豊支部創立50周年おめでとうございます!!
50年…すごいですね。その間には世の中も大きく変わり、会の中でも様々なことがあったと思います。それらを乗り越えて今在ることは、容易いことではなかったでしょう。創立者の方たち、そして、受け継ぎ守りながら大きくしていかれた皆さんに感謝します。
これだけ長く続いたのは、会の皆さんが、野鳥が好き、自然が好きなのはもちろんだけれど、それだけではない気がしています。事業だけではなく、会そのものを良くしよう、居心地の良い楽しい場所にしようと頑張ってこられたこと、そしてそれぞれが持っている力を惜しみなく注がれたからだと思います。会の行事にもあまり参加できていない私が言うのもおかしいかもしれませんが、野鳥の会筑豊支部には、今では難しくなってきている「目標を見失わず、みんなで頑張り続ける」「みんなで決めてやり通す」、仲間のあり方の良い見本だと私は感じています。また、好きなものを追いかける人生がどけだけ素敵で楽しいか、そのお手本でもあります。
おおらかで芯も強く、正直で、時に熱く、時にふざけてる筑豊気質の会員の皆さん。図鑑にしたいくらい面白い皆さんが(私も含め)、ずっと元気で、これからも、野鳥や自然の素晴らしさを発信しながら、新たな歴史を作っていかれるのを楽しみにしています。(私も超微力ながら皆さんと一緒に頑張りたいです) -
中川満枝様
中川満枝様
入会してから十数年の私が思い出すことといえば・・・そうだ!!
ある朝枕もとの携帯電話が。“もしもし” “ハイ” “あんた今何処” “ハッ” “もしかしてベッド?”
“ハッ、アッ そうです” “俺達はもう着いとうとやが”。
この日は初めての担当で山田緑地の探鳥会の下見をすることにしていました。広塚氏、河野氏、多忙なお二人にやっと時間を割いていただいての予定日なのに何んということでしょう、ことばなしです。これほどの失態をやらかしてもなお私のドジは止むことなく、哀しいかな周囲の方たちに迷惑をかけ続けております、お許しくださいね。 -
羽子田良和様
羽子田良和様
みなさん こんにちは 75 歳!になりました。
宗像 さつき松原から50 周年記念誌! おめでとうございます。 -
大田良雄様
大田良雄様
野鳥代表 雀チュンメイ
私たちにとっての50年は、何代も代が変わって昔の事は覚えていませんが、半世紀の間、私たちの事をこれだけ熱く思って来られた人たちがいる事に感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さん方の鳥に対する、いや鳥だけじゃなく植物、すべての生き物に対する危機感を持っておられるのかも知れない、絶滅した仲間も沢山います、又、いまも絶滅においやられている仲間もいます。
何とかせにゃならんと頑張ってくれてる人がたくさんおられることで、私たちは救われています。
地球上に生命が誕生して以来、生き残るため進化してきた私たちは決して欲張ったり、破壊したりしません、ただ生き残るためにいろんな進化をしてきました、仲間を殺して食べる物も出てきました、でもその事が結果的にはバランスを保っている事に繋がっています。
すべての生き物が共に末永く栄える事を願っています、会の皆様方の努力にお祝申し上げますと共に、これからも良き隣人であることを希望します。通訳者 大田良雄
314会報原稿募集・創立50周年記念号
編集部・有働孝士
日本野鳥の会筑豊支部は1971年2月14日、今は無い飯塚市柏の森・麻生塾内の太山荘(右写真)で14名の参加者により設立総会を開催、めでたく発足しました。
そして、この2021年2月14日、創立50周年を迎えます。折悪しくコロナ禍のため、集まって祝うこともできませんが、創立50周年の節目にあたり、会報「野鳥だより・筑豊」2021年3月号(通巻518号)を50周年記念号とする予定です。どうかひとことメッセージや原稿をお寄せください。
- 掲載:「野鳥だより・筑豊」2021年3月号
- 締め切り:2021年2月15日(月) (あと日)
-
投稿先:
- メール:info@yacho.org
- FAX:0947-42-4612
- 郵便:〒820-0111 飯塚市有安159 有働孝士 気付 会報担当
「おめでとう」の一言でもじゅうぶんです。あたかも式典会場のご芳名帳に記帳するように、ぜひお名前だけでも記念号にとどめていただきたいと思います。もちろん、長い文章も歓迎いたします。過去のこと、今のこと、これからのこと、その他のこと。50周年に触発された色々な思いを会報に記してください。
本会とうとう50才。孔子は50にして天命を知ったと言いますが、本会に天命を与えてくださるのは会員のみなさんです。古代、50才の別名は中老とされ、初老を過ぎた老人扱いですが、現代なら「まだ若いもんには負けんバイ」などと意気盛んな年ごろ。若いもんも若かったもんも、info@yacho.org まで多くの“ご記帳”、ご投稿をお待ちしています。
※右上の写真は、後列左、若き日の松尾節朗名誉支部長、5番目故・祝原道衛初代支部長、右端故・高橋和元初代事務局長。
※発足時の写真と参加者などについて「会員専用」メニューから閲覧することができます。(このページにはアクセス制限がかけられています。アカウントご希望の会員は「 [会員専用]メニュー利用のすすめ」を参照のうえ info@yacho.org へお申し込みください)。
※タイトルアイコンはゴジュウカラ(木村直喜)
(2021-01-25掲載)
120コロナ禍のため3月末まで行事中止
本会では、コロナ禍のため、1月7日以降3月末までの行事中止を決定しました。
詳細は「Web会議:緊急拡大三役会議」を参照してください。
(2021-01-09掲載)
c14[くまたか]メインメニュー改良予告
メインメニュー(ページの上部に常時表示されているメニュー)は、「くまたか」2009年開始から10年を超えますが、少しの改編のみであまり変えてはいません。しかし、最近、現状や内部の構成と合わなくなってきました。
そこで、次のように改編案を考えました。ご意見があればお寄せください(本会会員のみ)。
ファイルやフォルダの構造であるディレクトリには手を付けませんので、URLは変化しません。
改良時期は、会報編集が終わり次第、着手予定です。
- 「ニュース\筑豊・京築」を「ニュース\各地の情報」に編入統合し名称は「各地の情報」にする
- 「調査報告」を「ニュース」配下に移動
- 「ホーム\行事のご案内」から「行事のご案内」を独立し「ホーム」右に創設
- 「送信」を「本会」「ホーム」配下に移動
現行:ホーム|ニュース|調査報告|ギャラリー|風切羽|本会|資料館|送信|会員専用
予定:ホーム|行事のご案内|ニュース|ギャラリー|風切羽|本会|資料館|会員専用
(2020-11-14掲載)
a27退会後も記事を継続掲載したい
ここで記事とは、メイン・メニューの「ギャラリー」、「風切羽」におけるコンテンツのことです。
この両メニューは会員のためのスペースですので、退会の場合は同時に会員資格が失なわれるため、已む無くコンテンツは削除され、掲載が続行できなくなります。しかし、いずれも貴重な記録が含まれており、削除すれば永遠に失われてしまうことでしょう。そこで、「くまたか」では、次のような例外的運用により、こうした記録の救済・保存を図っています。
「会員に紹介者を引き受けてもらえば、退会・除籍後でも紹介者を通じ掲載に関する管理を維持・続行することができます。」(「くまたか\ ホーム\ご投稿の方へ」)
紹介者とは、「くまたか」に情報を掲載希望の非会員を保証する会員のことです。
掲載場所は、現在「くまたか\ニュース\客鳥」メニューです。今後の運用については詳細未定であり、いかなる保証もできかねますので、あらかかじめご了承ください。
以前より運用していましたが、あまり知られていないルールですので、本欄にご紹介しました。必要な方はご利用ください。
なお、退会後の「ギャラリー」、「風切羽」コンテンツは、時差バックアップにより、しばらくは保存されますので、もしまだバックアップから削除されておらずかつ会員の紹介者を確保できれば、「客鳥」配下のメニューに再掲載が可能です。
すでに退会の方で、ご希望があればinfo@yacho.orgまでご相談ください。
(サイト担当 2020-09-27掲載)
北九州支部、白島近傍風力発電計画で環境保全要望書
当会筑豊支部としての本件の関わりは、故平城直治氏と共に私は、白島特別保護区のオオミズナギドリ集団繁殖地調査メンバーに加えて頂き、昼夜を通しての繁殖調査の実績もあります。
白島特別保護区の生物多様性を守るために、北九州支部の呼びかけに応じ、支援協力する立場から当会会員にも関心を持ってもらう為、当会サイトに掲載しましたので、一読方お願い致します。
事務局長:広塚忠夫
みなさま
北九州支部事務局の前田です。
本日、白島に近接する洋上風力発電計画(グローカル社)について、北九州市長宛の要望書(野鳥の会本部理事長連名)を提出しました。提出先は環境局環境監視課環境保全担当課長です。(先方:松本課長、北尾氏、北九州支部:川ア支部長、前田)
本当は市長と面談したかったのですが叶いませんでした。(風力発電問題に関心ある与党議員の紹介でもあれば可能だったでしょうが)
提出の際、補足として、
・依然と続く風力発電による鳥類への影響、対策は実施されず
・環境アセスが機能していないのではないか?
・生物多様性を守る北九州市であってほしい
以上の3点について陳述しました。
要望書と陳述書共に、市長に読んで欲しい旨をお願いしました。(添付ファイルをご一読ください)
★先方(環境保全担当課長)からはコメントらしいものはありませんでした。ただ、先日のアセス審査会で委員から厳しい意見が出たことを少し気にしているようでしたが。アセスにおける市長意見もワンパターン化しており、尊重しなければならない審査会委員の意見も反映されていません。
響灘海域で風力発電建設が増えると、響灘埋立地での組み立て工事などが増え、「地域エネルギー拠点化推進事業」で北九州市にお金が落ちる?ので、市長の本音はどんどん風力発電施設が増えて欲しいのでしょう。
しかし、海鳥などの生息環境が悪化するのは目に見えています。北九州市が掲げる生物多様性戦略とどのように整合性をとるのでしょうか。
風力発電建設に伴う野鳥等への影響について意見を出しているのは野鳥の会だけ?というのも寂しい限りです。だから、事業者からも行政からも誠意ある対応がないのでしょうか。
★本日の市長への要望書提出については事前に市政記者室に報道のお願いを出しておきましたが、今日はどのメディアも取材に来ていませんでした。問い合わせもありませんでした。コロナ騒動と水害被害で、各メディアもそれどころではなかったのでしょうか。県知事に提出(4月)したときも今回も、メディアにとっては関心薄いのでしょうか。市民のみなさんからも特に反応ないようです。
“風力発電と野鳥”のワークショップでも企画して、市民のみなさんに投げかけていくイベントが必要かもしれません。
みなさまからのご意見をお寄せください。
今後ともよろしくお願いいたします。FROM S.MAEDA。(前田伸一)
北九州市長への要望書提出にあたって
令和2年 7月 7日 日本野鳥の会北九州支部
北九州市環境監視課への陳述
「白島とその周辺海域に生息する鳥類の保全と生物多様性を守る要望書」
〜(仮称)白島沖着床式洋上風力発電事業(株式会社グローカル)の計画に際して〜
〜依然と続く風力発電による鳥類への影響、対策は実施されず〜
若松区響灘地区に建設され、稼働している風力発電施設は7ヵ所18基ですが(白島沖のNEDO実証試験機は除く)、その内4ヵ所において、回転する風車の羽根に衝突したと思われる死骸は10種22羽確認されています(2019年8月時点)。事業者は衝突した瞬間でも見ない限り、風車に衝突したことを認めない傾向があることや、死骸発見は月に一度の点検ついでの偶発的な発見がほとんどであることから、実際の被害数はその数倍と推測しています。しかし、事業者はそれに対して防止策を全く実施しようとせず、今後も被害は続く恐れがあります。
対策を実施しようとしない理由として以下の3点が考えられます。
@現時点で有効と思われる衝突防止策であるレーダー等を用いて鳥類の接近を感知し、自動的に風車の回転を止める手段を実施した場合、稼働(発電)率が低下し、それでなくても低い発電効率がさらに悪くなる。
A風車に衝突する事故が発生しても、それに対してのペナルティーを科せられることもない。
B鳥類への影響は小さいと思っている(被害を軽視し、たかが鳥のために費用も手間もかけない)。
〜環境影響評価(以下環境アセス)が機能していない?〜
これまで環境アセスを実施した事業者は、一様に「出来得る保全措置により、鳥類への影響は小さいと予測する」と評価しています。しかし、不十分と思える事前調査に加え、実効性ある保全措置がされていないために、鳥類への影響が低減されているとは言えず、被害が続いています。
また事業者は「重大な影響が発生した際には専門家の意見を踏まえ判断し、方策を講ずる」とのことですが、その重大な影響の基準も明らかになっていません。
以上のことから、北九州市に限らず国内における環境アセスは機能しているとは言えず、その形骸化を懸念しています。事業者による評価が不十分な際には、調査のやり直しや追加を要請するなどが必要であり、そのことで自然環境への影響低減を目的にした本来の環境アセスとなるはずです。
さらに今後は、事業ありきの環境アセスではなく、計画そのものが妥当かどうかを審査する「戦略的アセス」の実施や、響灘地区のように複数の事業者による風力発電施設が建設される場合は、累積評価を求めることも必要です。
〜生物多様性を守る北九州市であってほしい〜
北九州市内でも希少な自然環境である白島は、重要な鳥類が生息する環境です。それら鳥類に影響が及ぶ可能性がある場所には風力発電を建設しないことが最善です。よってこの度のグローカル社の風力発電事業計画に対して市長は懸念を表明し、これまでよりは一歩踏み込んだ市長意見を出すことは、白島の生物多様性を守るために必要です。
市長におかれましては、白島の生物多様性を守るために“計画の見直し、もしくは事業想定区域の大幅な変更”を考慮していただき、市長意見に反映していただくようお願いする次第です。
北九州市が掲げている生物多様性戦略のためにも、何卒ご尽力をお願いいたします。
以上
令和2年 7月 7日
北九州市長 北橋 健治 様
日本野鳥の会北九州支部
支部長 川ア実(公印省略)
北九州市戸畑区牧山新町2−16
第一コーポ松本
公益財団法人日本野鳥の会
理事長 遠藤孝一(公印省略)
東京都品川区西五反田3−9−23
丸和ビル
白島とその周辺海域に生息する鳥類の保全と生物多様性を守る要望書
〜(仮称)白島沖着床式洋上風力発電事業(株式会社グローカル)の計画に際して〜
さて、株式会社グローカルによって進められている(仮称)白島沖着床式洋上風力発電事業計画における鳥類への影響についてです。
私ども日本野鳥の会北九州支部は風力発電事業の導入については、既存のエネルギーを自然エネルギーへ転換していくために重要な事業と考えておりますが、自然環境のシンボル的存在である鳥類の重要な生息地に風力発電施設が建設された場合には、鳥類の生息に悪影響を与え、生物多様性への脅威となることがあるため、そのような場所を避けて施設を建設することが重要と考えております。
この度の計画における事業実施区域は、希少な鳥類が多く生息し、鳥獣保護区(特別保護地区)である白島に極めて近距離です。若松区沖に位置する白島は石油備蓄基地である一方、北九州市内では稀な島嶼地域における特有の生物多様性に富んでいます。その理由としては、オオミズナギドリ(日ソ・日豪渡り鳥条約掲載種)の国内でも数少ない集団繁殖地であり、さらに、留鳥のカラスバト(国天然記念物・絶滅危惧種)、ミサゴ(準絶滅危惧種)、ハヤブサ(国内希少野生動植物種・絶滅危惧種)などの希少種が生息していること、そして渡り鳥の貴重な休息地であることです。
この度の計画における事業実施区域は、この白島の生物多様性について配慮した計画とは言えず、計画が実現すれば、希少な鳥類の生息放棄などの重大な影響が発生し、白島の生物多様性が揺らぐおそれがあります。
よって、市長におかれましては、「地域エネルギー拠点化推進事業」と同時に、北九州市内でも貴重な白島の生物多様性を守るため、生息する希少な鳥類の重要性をあらためて事業者に伝え、その配慮について、これまでの市長意見より一歩踏み込んだ事業者への御助言をお願いする次第です。
私たち北九州支部からの意見を参考にして頂ければ幸いです。
(ご参考までに、計画段階環境配慮書および環境影響評価方法書に対する当方の意見書を添付します。)
以上
(2020-07-18掲載)
会報「野鳥だより・筑豊」5月号公開中
日本野鳥の会筑豊支部・編集部\有働孝士
本会会報「野鳥だより・筑豊」5月号(通巻507号)を本欄にて一般に公開します。(2020年4月12日、TV会議:4月支部三役会議)
新型コロナウイルス禍により、人が集まる活動の多くが休止に追い込まれています。本会活動も例外ではなく、主要な活動として欠かすことのできない(印刷配送版=紙版)会報作りも、一部屋に集まって作業するためいわゆる三密状態となり、休止せざるを得なくなりました(ただ、ダウンロード用のPDF版は、編集担当が自宅で制作可能なため発行が続行されます)。このため、もっぱら紙版の会報を読んでおられた会員のみなさんには、情報が届かなくなってしまいます。
やむを得ないとは言え不公平な情報の断絶を少しでも減らせればとの願いから、月刊「野鳥だより・筑豊」5月号より、本欄で公開されることとなりました。その号の公開期間は次号掲載までです。もちろん、会員でない一般の方の閲覧も歓迎いたします。
これまでメールによりダウンロードURLをご案内してきた会員の方もこのコラムの上記リンクより閲覧またはダウンロードをお願いいたします。
(2020-04-20掲載)
くまたかは「ⓘ 保護されていない通信」ですが安全です
インターネットのウェブサイト(ホームページ)を閲覧するアプリ、グーグル・クロームでは、画面左上のアドレスバーに「ⓘ 保護されていない通信」と表示されるようになりました。他のウェブブラウザ、たとえばファイアフォックスでは「ⓘ(錠前に斜線のアイコン)」で同様の意味を表わしています。不安になったユーザーもあると思われ、2017年10月以降、アクセス数がだいぶ減ってしまいました(減少の原因は推測です)。
なぜ「くまたか」に「保護されていない通信」と表示されるのかというと、セキュリティ上の対策を取っていないとされたためです。しかし、「くまたか」運営サイドでは、ただちに問題が起きるとは考えていません。
どのような問題が懸念されているかというと、現状の「くまたか」では、みなさんのPC(パソコン)やタブレットから「くまたか」に至るインターネット回線の通信経路の途中で盗み見されるおそれがあるということです。しかし、万一盗み見されても、秘密の情報はやり取りされていないので、実際上の問題は起きません。
こうした通信において盗み見されて困る情報とは、たとえば個人情報や金銭のからむパスワード、クレジット・カードの情報などが該当します。銀行やクレジット・カードを扱うオンライン・ショップなどのウェブサイトでは、このようなセキュリティ上の対策がしっかり求められます。「くまたか」では、こうした情報の通信は行っていないので、万一盗み見されても何も困ることはないのです。
もちろん、たとえ問題は起こらないにせよ、セキュリティ対策はあった方が気分的に安心ですので、いずれ取りかかる必要はあるかも知れません。とはいえ、そのためには相応の学習や技術的操作(通常は有償)、ページの書き換えなど、相当煩雑な手続きや作業が必要になってきます(サイト担当は素人です)。安全とかかる手数のトレードオフとして現在は様子見の状態です。
最後に、明言いたしますが「くまたか」は安全です。
みなさんのPCやタブレットにウイルスを仕込んだり、ご自分のパスワードほかの私的情報が漏れたりする気遣いはありません。安心して「くまたか」をご利用ください。
そもそも、懸念されているような事態、すなわち回線途中の覗き見といった違法行為は、通常それほど起きているわけではありません。とりわけ、野鳥の会のサイトのように犯罪者を引きつける要素を持たないコンテンツなど、見やすくウェブサイトに表示されるものをわざわざ覗き見する必然性もありません。
参考のため、どのようなウェブサイトが安全とされるのかを見分ける方法です。
URLという、インターネットの住所を表す文字があります。たとえば、「くまたか」では、 http://yacho.org/ のように表記されますがこの「http」以下がURLです。そのとき、先頭の「http」に注目します。ここが「https」と末尾に[s]がついていたらセキュリティ対策のあるサイトで、ただの「http」が対策のされていないサイトです。「くまたか」はご覧のように後者にあたります。
※本欄の画像は引用のためGoogle ChromeおよびMozilla Firefoxから一部を切り取って使用しました。
(サイト担当 2018-06-07 > 2019-05-10 掲載)
[くまたか]経由のメール仲介は初回のみ相手方に転送
本会メールアドレス
- yachoc@gmail.com
- info@yacho.org
ここで「メール仲介」とは、本会メールアドレスに着信したメールを指示先の会員に初回のみ転送することを言います。また転送後、転送の事実を送信者にお知らせすることはありません。
これら個人情報の一部または全部を隠しての仲介は、非常に面倒かつ困難な事態を招来しますので、お断りいたします。また、サイト担当者を経由する伝言のご依頼もお断りいたします。(ホーム/ご投稿の方へ/付記6)
メールによる仲介は三者または多者間の通信となり、これにメールアドレスや氏名などの個別の個人情報秘匿がからむと、きわめて処理が複雑かつ困難となるうえ、サイト担当者の役割を大きく逸脱するものです。
初回仲介後は、当事者間で円滑な合意が得られるよう直接通信によるコミュニケーションで問題解決を図ってください。
以上、どうかご賢察をお願いいたします。
(2017-06-30掲載)
会報「野鳥だより・筑豊」
会報「野鳥だより・筑豊」
編集部
会報9月号(通巻512号)より印刷配送版が発行されますので、一般公開を終了いたしました。
ご利用、ありがとうございました。
会員でない方で、今後も引き続き本会会報「野鳥だより・筑豊」をお読みになりたいときは、日本野鳥の会筑豊支部へのご入会をご検討ください。
(2020-08-20掲載)
831全国鳥類繁殖分布調査に本会も参加
情報部:有働孝士

(公財)日本野鳥の会ウェブサイトより
近年、シカの増加に伴う藪に住む鳥の減少、外来鳥の分布の拡大、温暖化に伴う鳥の繁殖状況の変化など、環境や状況の変化は日々私たちの実感となっています。また、かつての調査に基づく野鳥分布の全体像が相当古いため現況との不整合が考えられるなど、憂慮されているところです。
このような状況を踏まえ、分布の全体像を更新し、包括的、実証的に把握するため、繁殖を指標とした「全国鳥類繁殖分布調査」が全国約2300のコースで行われます。調査結果は一般にも公表され、今後生物多様性の評価やレッドリストの改訂等の基礎資料として活用されます。
同様の調査は、過去1970年代と1990年代の2回行われ、全国的な鳥類の分布状況の詳細が明らかになり、保護行政等に反映されてきました。最後の調査から12年を経過した2014年、第3回目の調査計画が起ち上がり、主催団体により調査参加者が公募されることとなりました。
メインとなる現場や資料等の調査だけでなく、調査結果の集約・ウェブサイト公表等作業全般についてのスタッフを募集しています(本調査について国の予算措置は不明です。また、すべての作業は無給のボランティア参加となります)。
本会(日本野鳥会筑豊支部)ではこの調査に賛同し、調査協力団体として参加していくこととなりましたので、多くの会員のご協力をお願いいたします。
- 調査期間:2016年〜2020年の4月から8月の間(繁殖期間中の5ヵ月、5年間)
- 調査コース:すでに主催者により線引きされており、その中から調査可能なコースを選択する(希少種情報の漏えいを防ぐためコースは参加者にのみ知らされ、公表されない)。
- 調査案内:調査案内-2(PDF)(参加の方法と手順)
- 調査の詳細:全国鳥類繁殖分布調査
(専用のウェブサイト)
- 参加申し込み:全国鳥類繁殖分布調査
を参照し、各自参加を申し込む
- 主催団体:
(2015-08-30掲載)
00白島の風力発電計画、野鳥に重大な悪影響
みなさまへ
野鳥の会北九州支部の前田です。
自然災害が多発した今年1年でしたが、みなさまにおかれましてはご無事だったでしょうか。自然環境への影響も気になるところですね。
さて、北九州市では相変わらず風力発電事業計画が続々と出ていますが、この度、北九州市若松区沖の白島付近で、とんでもない風力発電計画があります。
これまで、響灘埋立地や響灘洋上の風力発電事業には、極力野鳥への影響が少なくなるように事業者や行政に働きかけてきましたが、それも成果はありません。むしろ、ますます環境アセスの形骸化が進み、環境アセスを課している北九州市も風力発電事業を誘致しているため、頼りになりません。
先月、環境アセスにおける計画配慮書の審査会が北九州市環境監視課主催で開催されましたが、この計画の事業者は、「漁業関係者と海上保安庁と協議をして事業計画区域を決めた」と、自然環境に対していかに影響を減らすかを目的とする環境アセスを全く無視した発言をして、審査会委員から非難されたりしました。
先日、このとんでもない計画をしている事業者と面談し、改めて計画の見直しもしくは計画区域の大幅変更を求めたところです。
(事業者は方法書以降、事前調査の上、検討するとコメントしました)事業者は一旦計画すると、よほどのことがない限り、見直したりすることはないと思われます。しかも、誘致する北九州市が後押ししているので、自然保護団体からの要望などはのらりくらりと身をかわして対応するでしょう。
北九州支部としては、この計画に対する態度を近々に支部のホームページに掲載予定ですが、みなさまには早々にお知らせしますので、みなさまのホームページやブログ等で声を上げていただければ幸いです。
★添付ファイルはPDFですが、ワード版をご希望の場合はご連絡ください。
以上、よろしくお願いいたします。FROM S.MAEDA
(サイト注:★添付ファイルは、北九州支部のウェブサイトに掲載されたときリンクでご案内します)
白島の野鳥に重大な影響が予測される
風力発電計画が出されました!
「(仮称)白島沖着床式洋上風力発電事業」
事業者:(株)グローカル (広島県呉市)
環境影響評価事業者:海洋エンジニアリグ(株)
【最大発電出力】9,900kW(6,000 kW級 2基設置)
【風車概要】羽根の数:2枚 回転直径:回転直径:141m 海面からの最大高さ:176m
【設置想定区域】白島 (男)の西側数百メートルから2km間、女島の北側1kmから2.5kmの間
希少な鳥類が多く生息する若松区沖の白島(鳥獣保護区・特別保護地区)
その白島に極めて近距離の洋上風力発電計画が進行中です。
私たちはこの計画の見直し、もしくは事業想定区域の大幅な変更を求めます!
以下は事業者が作成した計画段階配慮書に対する北九州支部からの意見書です。北九州支部長と(公財)日本野鳥の会理事長の連名で2019年11月11日に提出しまた。
〜事業の見直し、もくは事業想定区域の大幅な変更を求める理由について〜
- 近年における白島及びその周辺の洋上における調査では、白島の陸上で46種、周辺洋上で34種の鳥類を記録しており、そのうち希少種(絶滅・準絶滅危惧種、国内希少野生動植物種、天然記念物)は20種に及ぶ(※1、2)。中でも白島を往来し、周辺の洋上を飛翔する鳥類にとって風車の存在がバードストライク等の重大な影響及をぼす可能性がある。
- オオミズナギドリ(日ソ・日豪渡り鳥条約掲載種)は、国内でも数少ない集団繁殖地として毎年白島に多数渡来しており、これまでの調査では、特に白島西側海域での飛翔等が多く確認されている(※1、6)。飛翔高度においては40m以下もしくは40m〜120mが多く、本事業計画のブレード回転範囲に重なっている(※6)。そのため、洋上を飛翔して白島を集団で出入りする際に、多数のオオミズナギドリが本事業計画の洋上風車のブレードに衝突死し、さらに、貴重な繁殖地を放棄させる。
- カラスバト(国天然記念物・絶滅危惧種)は、島嶼地域に生息する希少な鳥類であり、白島固有の生物多様性を保全する観点からも重要な種である。これまの調査によれば、シーズンによって個体数に変化があり(※1、2)、島嶼間を移動していると推定できる。その移動の際に、本事業計画の洋上風車のブレードに衝突死し、さらに生息地を放棄する可能性がある。
- ミサゴ(準絶滅危惧種)は、これまでの調査で、白島全体で29ヵ所(男島16ヵ所、女島13ヵ所)の営巣地が確認されている(※1)。猛禽類は国内外において風車への衝突死が多く、若松区響灘埋め立て地においてもすでに4羽の衝突死と推定できるミサゴの死骸が発見されている(トビに至っては7羽)(※3)。本事業計画の風車建設によっても同様の事故が発生する可能性が非常に高い。
- ハチクマ(準絶滅危惧種)は、北九州市の陸域から海域を幅広く渡ることが日本野鳥の会北九州支部の観察により確認されている。白島上空においても、多数のハチクマが渡っていることを確認しており(※2)、気象条件によって渡りコースが変わるハチクマは洋上も重要な渡りコースであることを認識すべきである。また、ハチクマのような滑翔性鳥類は風車を避けることが難しいとも言われ、本事業計画の風車の最大高さ176m・回転直径141mは、ハチクマがブレードに接触するには十分な規模であり、衝突死の可能性がある。
- ハヤブサ(国内希少野生動植物種・絶滅危惧種)は、希少種の名の通り、観察できる頻度は多くはないが、白島の女島周辺で繁殖している可能性が高い(※1)。白島周辺を飛翔する小鳥類などを捕食するために急降下および追跡飛翔する際、本事業計画の洋上風車のブレードに衝突死する可能性がある。
- カンムリウミスズメ(国天然記念物・絶滅危惧種)は、わが国固有種と言える希少な種であり、繁殖地も数少なく、その個体数は5千〜1万羽とされ、ウミスズメの仲間では今絶滅が最も心配されている。本種は響灘海域を移動していることが明らかになっており(※1、4)、特に本事業計画の洋上風車建設時において影響を受ける可能性がある。
- ヒメウ(絶滅危惧種)、ウミウ、クロサギ(準絶滅危惧種〜福岡県)、カモメ類は、白島と陸域沿岸部等を往来する際、本事業計画の洋上風車のブレードに衝突死し、さらに生息地放棄の可能性がある。洋上における飛翔高度としてカモメ類の飛翔高度25m〜60m、ウミウ25mが観察されており(※5)、波浪高さによってはさらに高度が上がり、衝突確率が高くなる。
この度の事業計画は、北九州市内では類のない生物多様性の島嶼地域として非常に重要な白島と、その周辺洋上の鳥類に与える影響が大きいと言わざるを得ない。上記希少種以外の夏鳥・冬鳥・旅鳥と呼ばれる種も渡りの途中に白島を利用しており(※1、2)、配慮書の中の「事業想定区域には渡りのルートは見られない」という主張は当たらない。また、響灘地区の既存の風力発電事業においては、鳥類への実効性ある影響低減策は実施されておらず、この度の事業計画においても期待することはできない。鳥類への影響を未然に防ぐ最も有効なのは、影響を与える場所には風車を建設しない事である。賢明な判断を期待する。
※出典
- 環境省委託風力発電等環境アセスメント基礎情報整備モデル事業・福岡県の情報整備モデル地区における地域固有環境情報調査事業(2014〜2015年 三洋テクノマリン(株)調査)
- 福岡県委託鳥類生息調査(白島)2015・2016年度(日本野鳥の会北九州支部)
- 日本野鳥の会北九州支部による事業者への聴き取り
- 論文「ジオロケータにより明らかになったカンムリウミスズメの移動経路 2013−2014」山口典之 他
- NEDO 次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究環境アセス調査(2016年エコ・パワー(株))
- 2016年度洋上風況観測システム実証研究、洋上風力発電システム実証研究のうち環境調査報告(2017年電源開発(株))
<支部会員のみなさまへ>
当支部はこれまでの響灘地区における風力発電事業に対しては、生息する野鳥に対して影響が最小限になるように常に配慮を求めてきました。しかし、事前の調査は不十分なケースもあり、建設後は回転する風車に野鳥が衝突したと推測される死骸の発見が続きました。それでも事業者は実効性ある対策は実施せず、今日に至っています。最近については事業の実施を急ぐという理由から、条例環境アセスを回避したり、アセス文書に丁寧さが欠けるなど、アセスを軽視するかのような動きを感じます。まさに環境アセスが形骸化しているのではないかと危機感を覚えます。この度の白島に近接した事業計画は、白島の生物多様性を軽視した計画と言わざるを得ません。野鳥をシンボルとする自然保護団体として、野鳥たちの代弁者として、みなさんと一緒に声を挙げましょう!
報告:事務局 前田伸一
参考:野鳥と風力発電の衝突が増える!(北九州支部ウェブサイト)
(2019-12-10掲載)
829本会、7月・8月ほぼ全行事中止を決定
事務局長・広塚忠夫
三役会議(支部長、副支部長、事務局)は、7月、8月期の本会活動予定について、新型コロナウイルス感染防止のため一部を除きすべて中止としましたので、お知らせいたします(下記「7月、8月実施行事予定」を除く)。
9月以降の予定については、7月23日運営委員会において決定し、公表いたします。
会報「野鳥だより・筑豊」8月号は、PDF版のみ発行(紙版は中止)、「くまたか」本ページにて公開し自由ダウンロードの予定です。
新型コロナウイルスについて、5月25日、緊急事態宣言が解除されましたが、北九州市では第2波と見られる感染者の増加により、予断を許さない状況となっています。
本会では、7月23日運営委員会において集合による会議を開催予定ですが、「新しい生活様式」(厚生労働省)および「探鳥会を開催する場合の配慮事項」(財団本部)を参考に、3密を避け、手指の消毒(支部で用意)、マスク着用(参加者にて準備)とし、現地施設のパティオを利用した屋外会議(安全が見込める場合は室内に変更)など、安全な会議を目指すこととします。
発熱(各自出発前に検温)、味覚異常、倦怠感、風邪症状、空咳、喉の痛みほか、新型コロナウイルス感染の疑いがある場合は参加を見合わせてください。また、不安のある方は無理して参加されないようにお願いいたします。
運営委員会へのご質問・ご要望は、本コラム末の担当までメールをお寄せください。
7月、8月実施行事予定
月日(曜) 時 | 場所 | 行事名称 | 担当 |
7月21日(火)14時 | 本会事務所(飯塚市) | 打合せ会議:7月運営委員会打合わせ | 広塚忠夫 |
7月23日(木)14時 | 遠賀川水辺館(直方市) | 7月運営委員会 | 広塚忠夫 |
8月13日(木)14時 | 本会事務所(飯塚市) | 会報集約版発送作業 | 広塚忠夫 |
8月25日(火)19時 | Web(参加希望者は担当へ) | Web会議:8月運営委員会打合わせ | 広塚忠夫 |
8月27日(木)13時 | 本会事務所(飯塚市) | 8月運営委員会 | 広塚忠夫 |
※Web会議:インターネット(光)回線、カメラ・マイク・スピーカ付きのPCやタブレット、ウェブブラウザ等を使用するオンラインのビデオ会議。参加資格は、本会会員のみ。開催3日前までに担当へ申し込み会議室URLを取得のこと。
担当・広塚忠夫 hirotuka@orange.ocn.ne.jp
(2020-06-03掲載 > 2020-07-02 > 2020-07-11更新)
814会報「野鳥だより・筑豊」510号〜511号
会報「野鳥だより・筑豊」
編集部
(MD5: be8a2c9dd2c37d5d7dc66d1e3d1f473b)
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会報最新号、自由にダウンロード
会報は、会員に限らずどなたでもダウンロードできます。ファイル形式はPDF、公開期間は次号発行までの約1ヶ月間です。
新型コロナウイルス禍により、一室に集合しての作業ができなくなったため印刷配送版(以下紙版)会報が制作不可能となりました。しかし、ダウンロード(PDF)版会報は関係なく制作・発行可能ですのでこれまで通り継続されます。- もっぱら紙版会報を情報源とされていた会員へ少しでも情報提供になることを願い、本欄にて公開いたします。
- これまでダウンロード版のURLをメールにてご案内していた会員の方もこちらをご利用ください。
- 会員以外の一般の方にも自由にダウンロードのうえお読みください。どなたも無料・無登録で取得できます。「野鳥だより・筑豊」は日本野鳥の会筑豊支部(本会)が発行する月刊の会報です。
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会報9月号発行予定表
会員のみなさんのご投稿をお待ちしています。野鳥・植物に関する随想、観察・探鳥記、研究や考察ほかの文章を主な内容とする原稿をお寄せください。(本ウェブサイト「くまたか」では写真・動画・録音等のマルチメディアを含むご投稿を歓迎します。)
info@yacho.orgへお気軽なご投稿をお待ちしています。
- 10日(月):原稿締め切り予告メール(1週間前)送信・原稿募集
- 17日(月):原稿締切日
- 18日(火):会報編成(編集担当)
- 20日(木):1次校正会報送信(ご意見相談室SML、著者、行事担当)
- 22日(土):1次校正締め切り
- 23日(日):2次校正(編集担当による最終校正)
- 24日(月):会報発行(メール版会員・ご意見相談室に「くまたか」公開URL通知、「くまたか\会員専用」に収容)
〈2020年8月〉
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2020年5月号-8月号集約版(通巻511号)発行予定表
印刷版未発行分をまとめた集約版を発行します。
- 7日(金):版下作成(支援会員へ依頼)
- 8日(土):印刷(梶原、森永@本会事務所)
- 8日(土):丁合(外部発注)渡し
- 9日(日):丁合済み受け取り
- 13日(木):事務所にて発送作業
〈2020年8月〉
(2020-07-20掲載 > 2020-08-05)
812野鳥展中止のご連絡
野鳥展実行委員会
6月3日(水)の三役会議で決定されました7月イベントの中止を受け、2020年野鳥展は、残念ではありますが中止とさせていただきます。
皆様のご協力に感謝申し上げます。
さて、2021年の野鳥展は、今年と同じ京築地区で開催します。
会場は、みやこ町中央図書館と考えていますが未定です。
開催日は、8月上旬を予定しています。
野鳥展のテーマ「筑豊の野鳥四季模様」は、そのまま継続します。今年撮影した写真は、そのまま応募できます。その時期が来ましたら、募集をしますので、奮って応募して下さい。
皆様の健康と健闘をお祈り申し上げます。
なお、この件につきましての問い合わせは、野村までお願いします。
野鳥展実行委員長 野村芳宏
0948-28-0360
(2020-06-04掲載)
719[くまたか]用PC故障により記事欠落にご注意
情報部・有働孝士
[くまたか]管理用のPC(パソコン)が故障し、その影響でここ数日のウェブサイト[くまたか]内一部記事に不整合が生じています。
最近[くまたか]にご投稿の方は、ご自分の投稿記事を調べていただき、万一不審があるときは、info@yacho.orgまでご確認のメールをお願いいたします。
また、上記故障の影響で、ご投稿の原稿は通常より遅れて[くまたか]に掲載となることがあります。どうか、あしからずご容赦ください。
PCは2台を使用しています。故障しているこのうちの1台で、同時に複数の不具合および故障が判明しました。原因が分かり次第復旧となると思いますが、会報発行の時期が重なり、頭の痛い問題です(ハードウェア故障だとまた別の問題が...; ;)。
(2020-06-19掲載)
8122020年野鳥の会筑豊支部野鳥展<会員用>
2020年野鳥の会筑豊支部野鳥展<会員用>
野鳥展実行委員長 野村芳宏
-
野鳥展のテーマ
2020年の野鳥展のテーマは、「筑豊の野鳥四季模様」です。筑豊地方には、四季折々の豊かな自然があり、野鳥も多く生息しています。季節によって観察できる野鳥の種類が違ってきたり、暮らし方が変わったりします。今回の野鳥展では、四季ごとに野鳥写真を展示しますので、季節に応じた写真を応募して下さい。 -
展示場所
・みやこ町中央図書館 1階 ギャラリー
〒824-0121 京都郡みやこ町豊津1122-12 0930-33-1040 -
期間
・2020年7月30日(木)〜8月12日(水) 開場10:00〜16:00 休館日 火曜日
※ただし初日7月30日(木)は13:00〜、最終日の8月12日(水)は12:00まで。
- 主催 日本野鳥の会筑豊支部
-
内容
- (1)写真展示
@写真の内容
・野鳥写真(種類や撮影場所については国内であれば制限はありません。ただし、営巣やその周辺あるいは雛の写真についてはご遠慮下さい。その他のマナーについては「撮影マナー」を参照し守って下さい。
・展示枚数 約30点写真応募表 行事名 2020年野鳥展 *和名 *返却 必要・不要 *撮影者 *電話 *場所 *年月日 *カメラ *レンズ *送付先 〒 備考 A写真の募集・展示写真の大きさ A4、 A3、 A3ノビサイズの単写真A3、 A3ノビ写真の展示を希望される方は、審査のためとりあえずA4で提出をお願いします。なおA3の額を8枚支部で準備しています。ご希望の方は連絡をして下さい。A3ノビは、ご自身で額を準備して下さい。
・応募枚数 1人5点まで・写真応募票 写真の裏に応募票をセロテープで貼りつけて下さい。写真1点につき1枚の応募票を貼って下さい。応募票は日本野鳥の会筑豊支部のホームページからダウンロードし印刷して下さい。もしくは、上の票を自作して下さい。A3 A3ノビを希望される方は、備考欄にその旨をお書き下さい。*印は必ずお書き下さい。なお、場所については住所を書いて下さい。カメラ、レンズについては正確に書いて下さい。
・画像データCDの提出 プリントした画像データ(JPEG)をCDに書き込み、プリントと一緒に同封して下さい。展示作品は「くまたか」に掲載します。
・応募先 〒820-0081
飯塚市枝国406-31 野村芳宏 宛
郵送もしくは宅配便でお願いします。・締切日 2020年7月15日(水)
・応募資格 日本野鳥の会筑豊支部の会員
B選考基準について毎年、以下のように選考基準を確認しています。
・応募した方は必ず1点は選出する。
・同種の重複は避ける。・テーマに沿った写真を選出する。
※今年は、7月20日の写真選考の時に選考基準について話し合います。また、選出に当たっては実行委員の合議制です。
C返却について返却不要の方は応募票の「返却不要」に〇印をつけて下さい。返却希望の方は、送付先に必ず郵便番号と郵送先の住所を明記して下さい。
-
(2)各部の展示
各専門部からの展示を募集します。展示希望の専門部は連絡をして下さい。 -
(3)俳句について
毎月の「俳句コーナー」から応募者が自分で俳句を選び応募して下さい。詳細については落合氏に問い合わせをお願いします。(0947-28-2551) 展示は写真と同一会場で行います。
- (1)写真展示
-
広報
・みやこ町町報 7月号に掲載予定
・各新聞社への連絡(みやこ中央図書館より連絡)
・各テレビ局 -
今後のスケジュール
@写真の選考 7月20日(月)9:30〜11:30 本会事務所 野鳥展実行委員
A写真の額装 7月27日(月)9:30〜11:30 本会事務所B搬入 7月30日(木)9:30〜11:30 みやこ町中央図書館
C搬出 8月12日(水)13:00〜14:00 みやこ町中央図書館
※額装のお手伝いができる方は協力をお願いします。 -
関連イベント
野鳥展探鳥会 担当 野村芳宏
・日時 8月9日(日)8:30〜10:00 小雨決行
・探鳥地 みやこ町中央図書館周辺
・集合時間 8:30 みやこ町中央図書館駐車場(駐車場 無料)
・対象 一般市民および日本野鳥の会筑豊支部会員
・参加費 100円 -
その他
・新型コロナウイルスの感染が終息にむかわず、会報「野鳥だより」7月号(紙版)が発行できなかった場合は、会員への周知ができないので野鳥展は1年延期の予定です。
・開催期間中の会場当番については、後日別途提案します。
・問い合わせ先 野鳥展実行委員長 野村芳宏 0948-28-0360
(2020-04-13掲載)
61佐賀県支部:除草剤のドロ−ン散布中止を求める署名活動
梶原剛二支部長
日本野鳥の会佐賀県支部は、佐賀県が実施しているドロ−ンによる除草剤散布の中止を求める署名活動を行っています。
本会はこれに賛同し、署名に協力することとなりました(2020-03-26運営委員会)。
内容は下記枠囲みの通りです。下のリンクから署名簿(PDF文書)をダウンロードし、印刷・署名のうえ本会役員にお渡しいただくか、直接郵送(郵送費は自己負担、郵送先は本欄末の佐賀県支部宛)してください。
※同内容であっても、同上を表す「〃」「々」等は無効になる場合がありますので、お手数でもそれぞれにご記入ください。また、住所は「福岡県」から書き出してください。
署名簿(PDF文書)クリックでダウンロード
※下記様式は見本です。
佐賀県県知事 山口祥義 様
[見本]
「ドロ−ンによる山林への除草剤散布を中止し、自然環境の保全を求める」署名簿
請願趣旨及び理由
佐賀県は山林の下草刈りによる労働の軽減を目的として、ドロ−ンを使った除草剤散布の実証実験を現在実施しています。
大量の除草剤が空中より散布されれば、自然環境へ多くの被害(除草剤の安全性と信頼性が確立していないため)をもたらすものと予測されます。
除草剤散布が続けられれば、下記のような影響が想定出来ます。
- 一.雑草一括りに含まれる、希少植物(絶滅危惧種)の保全がなされず、植生の多様性も失われる。
- 二.薬剤による地中生態系が破壊、及び土壌の汚染。
- 三.薬剤の川への流れ出しによる水の汚染、さらに危惧される地下水の汚染。
- 四.水系汚染による、藻類・水生植物・水生昆虫・魚類・小動物・鳥類等の生態系への直接・間接の影響。
- 五.人への健康被害。
請願事項
上記のような悪影響が想定できる本件を看過することはできません。
実証実験と本件実施の中止を要請します。
山・里・川・海は繋がっています。被害が出てからでは取り返しはつきません。
賢明な判断をお願いします。
実施団体:日本野鳥の会佐賀県支部 支部長 宮原明幸
氏 名 | 住 所 | 印 |
※ 記入されました署名用紙は、下記住所へお送りください。
〒840-0008 佐賀県佐賀市巨勢町牛島298-18 日本野鳥の会佐賀県支部
(2020-04-01掲載)
518「野鳥だより・筑豊」6月号(通巻508号)原稿募集
日本野鳥の会筑豊支部・編集部
日本野鳥の会筑豊支部のみなさま
「野鳥だより・筑豊」6月号(通巻508号)原稿締め切り1週間まえ予告のお知らせです。
会報「野鳥だより・筑豊」2020年6月号(通巻508号)の原稿締め切りは、5月18日(月)となります。
日々の観察・研究、折に触れての随想、探鳥行、俳句ほかの詩文、イラスト等野鳥に関するご投稿、会報や支部へのご要望・ご意見など、ぜひ info@yacho.org までお寄せください。
ご投稿の方法では、最近メールが主流ですが、FAX(手書きのほか、できればワープロ印刷で)や従来の手書きによる原稿郵送でももちろん歓迎いたします。
筆者名は、原則として実名・フルネームです(実名が使えない事情があるときはご相談ください)。
ご投稿をお待ちしております。
- コロナ禍のため6月号は配送版の印刷・発行を中止しています。ダウンロード(PDF)版のみの発行となります。5月18日(月)「くまたか」トップページにてダウンロード版を掲載いたします。
-
原稿(俳句を除く)の送り先は次の通りです。
- メール: info@yacho.org
- FAX:0947-42-4612(広塚事務局長)
- 郵送:〒820-0111 飯塚市有安159 有働孝士 気付
- 本会事務所郵便受け投函でも受付可能ですが、編集部受領まで1ヶ月以上かかる場合があります。
- 電話による観察情報等の短報は受付いたしません。必要な場合はハガキやメモの手渡し等書面にてお願いします。
-
締切日を過ぎた原稿は、次号に掲載となります。
事情を斟酌せず、締切日の延伸は行いません。誠に勝手ながら、機械的に上記のような取り扱いをさせていただきます。
言い訳で恐縮ですが、編集担当は、同時に「くまたか」の編集・管理を一人で担当しており、会報の情報を同時に「くまたか」にも送り込む必要から、繁忙となり時間がとれません。ご賢察をお願いいたします。 -
投稿記事について、コンプライアンス(法令遵守)を厳守してください。
以下、多くの方には無関係であり、大変失礼な申し様となります。あらかじめお詫びいたします。
原稿の内容について、法令では特に著作権法に違反の無いよう、厳密なお取り扱いをよろしくお願いいたします。万一、違反されますと、確かな証拠が会報に永遠に残ります。今は見逃されている違反でも、今後は人工知能(AI)等の違法検査機構が発達し、一網打尽の可能性もあります。
他人・他団体・会社等の著作物(文章、写真・図・絵ほかの画像、新聞・雑誌切り抜き、PR、コマーシャル他)の無許可転載は、大小・理由を問わずすべて違法です。
他人・他団体・会社等の著作物の切り貼り・部分的改変や組み合わせ・文章の盗用・剽窃は、すべて違法です。(ただし適法な方法による引用を除く)
他人の著作物をコピーせず、自分が書いたオリジナルな原稿をご投稿ください。 -
会報6月号(508号)編集スケジュールです。
2020年5月- 10日(日):俳句原稿締切日(真鍋直嗣担当)
- 11日(月):6月号原稿締切予告メール(1週間前)送信・原稿募集
- 18日(月):原稿締切日
- 19日(火):会報編成(編集担当)
- 21日(木):1次校正会報送信(ご意見相談室ML、著者、行事担当)
- 23日(土):1次校正締め切り
- 24日(日):2次校正(編集担当による最終校正)
- 25日(月):会報6月号発行、「くまたか」本欄に公開、会報発行通知MM・ご意見相談室に「くまたか」公開通知、「くまたか\会員専用」に収容
以上、編集へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
新型コロナの一刻も早い終息を祈念いたします。
info@yacho.org ☆編集部・有働孝士
(2020-05-11掲載)
518 カササギ巣立ち雛飼育ボランティア募集>放鳥決まる
事務局長・広塚忠夫
網野泰蔵さまから“飼養の方はいませんでしたが、成長が早いので、早速、放鳥する”とのご相談がありましので、放鳥問題ありませんと返答しました。(2020-05-10)
福岡野生動物保護センター(センター長・網野泰蔵)では、カササギの雛2羽の飼育ボランティアを募集しています。
カササギは巣立ち雛で、鞍手町で保護されたものです。放鳥が目的ですので、成鳥後は放鳥となります。
あと2週間(5月2日現在)で成鳥になりますので、早めのご連絡をお待ちしています。
ケージと餌はセンターで用意し、育雛の方法なども伝授いたします。
みなさまのご協力をお願いいたします。
野鳥の飼育は、原則法律により禁止されていますが、福岡野生動物保護センターは、福岡県より委託された公認の野生動物救護機関であり、医療救護および放鳥を目的として特別に許可されています。
今回のボランティアによる養育は福岡県から認可をとるとのことです。
- 連絡先:福岡野生動物保護センター センター長・網野泰蔵
- 電話:0949-25-8118(アミノ動物病院)
- 所在地:福岡県直方市畑300-6 アミノ動物病院内 福岡野生動物保護センター
(2020-05-02掲載)
426例会行事の中止についてご案内
事務局・広塚忠夫
◆4月行事の中止決定
4月行事は、野外全行事および「鷹研プラス」を中止します(3月26日運営委員会決議)。
ただし、下記3行事については、実施いたします。
新型コロナウイルス感染症の症状(37.5℃以上の発熱、咳、倦怠感および呼吸苦、息切れ)のある方、感染の疑いがある方は、参加をご遠慮ください。
- 4月10日、支部会議:4月臨時運営委員会(中止)
- 4月12日、TV会議:4月三役会議(リモート会議のため接触が無い)
- 4月22日、TV会議:運営委員会打ち合わせ(中止)
- 4月23日、支部会議:会報発送&運営委員会(中止)
◆3月行事の一部中止決定(以下の行事は中止されました)
予定日 | 行事名 | 担当待機場所 | 担当 |
8日(日) | 第958回例会:英彦山定例探鳥会 | 添田町・JR彦山駅 | 林田達也 |
14日(土) | 第24回鷹研プラス:東よか干潟の予習 | 直方市・遠賀川水辺館 | 梶原剛二 |
15日(日) | 第959回例会:藍島探鳥会 | 北九州市・九州市営渡船小倉渡場 藍島・馬島行待合所(本土側) | 林孝 |
22日(日) | 第960回例会:海の中道探鳥会 | 福岡市東区・志賀島旅客待合所 | 森永光直 |
27日(金) | 第105回自然観察会:平尾台 | 北九州市・平尾台自然観察センター駐車場 | 三浦美代子 |
既報のように、福岡市で新型コロナウイルス感染が報告されました。
本会行事の一部においては、集合地までおよび行事開催中のいわゆる濃厚接触を必ずしも排除できないため、新型コロナウイルスに感染する可能性を否定できません。
こうした危険性を排除できない上記行事については、いずれも中止を決定いたしました。
当日、現地には担当が待機して中止をお知らせいたしますが、本会の行事予定情報を会報からのみ取得されている方についてはご連絡が間に合わない可能性があります。もしお知り合いに、そのような方がおられたら、ぜひ本件内容をお伝えいただくようお願いいたします。
本会行事では今後も変更があれば「くまたか」にて速報につとめますので、行動を起こす前にアクセスされるようおすすめいたします。
新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う探鳥会の実施について (公財)日本野鳥の会 (2020-02-25)
濃厚接触:必要な感染予防策なしで患者に手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル以内)で接すること。
(2020-02-26掲載)
48新型コロナ禍にかかる今後の活動予定アンケート
広塚忠夫事務局長
新型コロナウイルス感染拡大に終息の兆しが見えません。人の集合が感染被害を広めることから、本会活動の大部分は実行が困難になっています。このような現状を踏まえ、本会の今後の方向を探るため、来る4月10日、「4月臨時運営委員会」を開催予定でした。しかし、この会議自体、空気の流通が滞りがちな室内で開催され、かつ人間の距離が近い濃厚接触状態になりうることから、感染の危険を指摘する意見が出されました。
「4月臨時運営委員会」については、4月8日開催の是非が発表されますが、今後、長期に渡るかもしれない事態に対し活動指針を見出すため、事務局ではメールの利用が可能な会員向けに、次のような問いを投げかけ、意見を集約することになりました。
今日の今日という急々の提起で恐縮ですが、本欄を読まれた支部会員の方もぜひ忌憚の無いご意見をお寄せください。
- 締め切り:2020年4月8日(本日)
-
アンケート用紙:(ワード版はMSワードをお持ちでない場合は、Apache OpenOffice
のWriter(無料、無登録)、テキスト版は、Windowsアクセサリ/メモ帳をそれぞれご使用ください。)
- 送信先:hirotuka@orange.ocn.ne.jp
- Q1:臨時運営委員会:4月10日(金)15時から(当会事務所)は、メールによる意見集約、又はTV会議に変更としたいが、如何でしょうか。その上で、役員会等の実施要否を判断する。
- Q2:新コロナウイルス対応について、5月の探鳥会・自然観察会・室内例会(鷹研プラス)の開催か、中止かのご意見。別添の財団本部:フィールドでの開催条件を踏まえて、中止か否かのご意見。
- Q3:6月以降の行事の展望と対策についてのご意見と提案
- Q4:当会の探鳥会行事等は、従来通り連続番号継続で、理由は「中止」の方式で良いか、どうか、
- Q5:会報の内容は、行事なしで、何か留意する件はないか、又は、会報の発行中止否かのご意見、中止の場合はいつまでか等。
-
Q6:オオヨシキリの生息調査(調査研究部)
- 遠賀川水系でオオヨシキリの生息調査について、4月10日の臨時運営委員会で下記の具体案を検討することで了解された。(北部河川補助金対象調査で補助金対象の場合のみ)
- @葭原の現状把握
- A調査場所は河川地図に担当者の割当
- B調査日時
- C調査方式
新型コロナ禍にかかる今後の活動予定アンケート
以上の本件の取扱いについて、どうするか、ご意見をお願いします。
(2020-04-08掲載)
39モンゴルツアー中止のお知らせ
北九州・筑豊合同企画
北九州支部企画部長 村田希巳子
皆さま、残念なお知らせです。予定していたモンゴルツアーを取りやめることになりました。
昨今の新型コロナウィルスの猛威は、とても予測ができないものとなっています。今のところ、モンゴルは水際政策が徹底しており、罹患者は発生していませんが、私たちが福岡空港を出発しインチョン空港で乗り継ぐという行程は、かなり危険が伴うのではないかと危惧されます。このウィルスの猛威は、6月でピークを迎えるという見方もあり、予断が許されない状況です。
そこで役員間で話し合った結果、今年は取りやめることになりました。この企画は、モンゴル旅行社との交渉が順調に進み、皆さまに近々ご案内できるまでになっていたにもかかわらず、取りやめを余儀なくされました。
コロナウィルスが収束し次第、必ず再企画することをお約束して、今回は中止することをご報告いたします。
(2020-02-09掲載)
3152020年度総会資料
事務局長・広塚忠夫
2020年2月16日(日)、本会は、日本野鳥の会筑豊支部2020年度定期総会を開催いたします。
事務局では、総会議事のための総会資料を作成しました。総会参加者には、当日、印刷物が配布されますが、欠席の会員のために、掲載しています。
総会資料「2020年総会資料(全部門含む)修正v-8.1 (1)(PDF)
(2020-02-15掲載)
225新型コロナウイルス:2月瀬板の森探鳥会は実施
広塚忠夫事務局長
報道
- 2020年2月25日、第957回例会:瀬板の森公園探鳥会は、予定通り開催します。
- 万一、新型コロナウイルス感染の場合は、保険やその他の保障はありません。
- 本会は責任を負えず、よって新型コロナウイルスにり患しても自己責任となりますので、これをご了解のうえ、ご参加ください。
以上のご説明は、探鳥会開始ミーティングでも行います。
現地は、屋外であり、見込みでは混雑も少なく、北九州市内での感染報告もありません。しかしながら、危険性はゼロではありません。参加場所までの往復時、公共交通機関を利用されるときは、マスク着用、手洗いなど予防措置は怠りなく、また例会参加中もご注意ください。
なお、以上の方針は、会員だけでなく一般からご参加の方(非会員)にも適用いたします。
本情報、参加希望の方にお伝えください。http://yacho.org/#hirotsukat_20221にて、このお知らせにアクセスできます。
情報:北九州支部は、福岡市でのコロナウィルス感染発生に伴い、2月23日(日)「足立公園探鳥会」を中止することになったとのお知らせが届きました。
参考:新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)
(2020-02-21掲載)
223 kaiho@yacho.org1月31日で廃止しました
情報部・有働孝士
■情報部は、本年度末(2020年3月)まで会報「野鳥だより・筑豊」の編集を担当することになり、昨年末より新しいメールアドレス kaiho@yacho.org を開設しました。このアドレスの本来の用途は、会報「野鳥だより・筑豊」原稿の投稿に特化したものでした。しかしこちらの想定にも問題があり、残念ながら会員のみなさまのご理解を得ることができませんでした。
■情報部では、これまで使用してきた info@yacho.org や、まだ私個人のアドレスなどもいまだに投稿に利用されており、それにkaiho@yacho.orgが加わり、また、各アドレスの迷惑メールフォルダに紛れ込む重要メールの監視など目配りが多岐に渡り、せっかくのご投稿の受付遅れや取りこぼしなど不都合が頻発することになりました。
■そこで、今後、日本野鳥の会筑豊支部の公式メール・アドレスとして info@yacho.org (インフォ・アット・ヤチョウ・ドット・オーグ)一つでまかなうことになりました。よって、
kaiho@yacho.orgは、1月31日をもって廃止いたします。
会員のみなさまに多大なご迷惑をおかけすることになり、お詫びを申し上げます。
お手数ながら、これまでkaiho@yacho.orgを使用してこられた会員の方は、本欄をご覧の当日より
info@yacho.org に変更していただくようお願い申し上げます。
本会メールアドレスの一本化は、投稿内容による宛先分けの面倒な判断が不要になり、会員のみなさまの利便ともなります。
■info@yacho.orgに送信されたメールは、すべて「くまたか」および会報担当の情報部・有働孝士に届きます。他の役員や部署へのご用件の場合は、内容をみて、遅滞なく転送いたしますので、本会関係のご連絡はすべてinfo@yacho.orgへ送信してください。
メール本文の先頭部に、送信先の役員名や部署名があれば確実です。転送等の仲介は初回のみで、その後は当事者間で交信されますようお願いいたします。
なお、恐縮ながら rideox@gmail.com は有働孝士の私的アドレスです。ご投稿・ご報告など公的な会務関係ではご使用になられませんよう、お願いいたします。
(情報部・有働孝士 2020-01-23掲載)
00ガン・ハクチョウ類の渡り情報の提供依頼
令和元年9月13日
連携団体各位
公益財団法人日本野鳥の会・自然保護室
主任研究員 浦 達也
ガン・ハクチョウ類の渡り情報の提供依頼
拝啓 ガン類が渡ってくる季節が近くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、支部ネット通信8月号でもお知らせさせていただきましたが、当会では現在、風力発電施設建設による鳥類への影響がなるべく生じさせない世界を目指し、新潟大学が行っている「風車への衝突リスク低減を目指したガン・ハクチョウ類のセンシティビティマップ作成」事業に協力をする形で、ガン・ハクチョウ類の渡り経路情報を収集しております。
つきましては、添付の資料を会員の皆様が集まられる際に、情報をお持ちの会員等にご案内いただくなどして、協力を呼び掛けていただきたいと存じます。お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
なお、Eメール(ura@wbsj.org)で私にご連絡いただけましたら、資料をコピーでもお送りできますので、ご検討ください。
お忙しいところ不躾なお願いで大変申し訳ありませんが、ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
敬具
主任研究員 浦達也
141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
03-5436-2633/ura@wbsj.org
風力発電対策のためにガン・ハクチョウ類の渡り情報をお知らせください
当会は風力発電施設建設による鳥類への影響がなるべく生じない世界を目指し、新潟大学が行っている「風車への衝突リスク低減を目指したガン・ハクチョウ類のセンシティビティマップ作成」事業に協力をしています。そのため連携団体の皆様には、過去の記録でも構いませんので、春や秋の渡りの時期に観察したガン・ハクチョウ類の情報を提供いただけますようお願い申し上げます。
※センシティビティマップ…鳥類にとって重要な生息地や風力発電施設の建設により影響を受ける鳥類の生息地が示された地図。
※ガン・ハクチョウ類と風力発電…ガン・ハクチョウ類の渡り経路に風力発電があると、それを避けて飛ぶことで渡り経路が変化する障壁影響が発生することが知られています。また、風力発電の近くを飛んでしまった場合には、器用に飛翔できないことから風車を避けきれずバードストライクが発生することも知られています。
【目的】
- 日本国内にあるガン・ハクチョウ類の渡りルート等を明らかにしたセンシティビティマップを作成する。
- マップを普及し、活用されることで、ガン・ハクチョウ類が影響を受ける可能性がある渡りルート等での風力発電の建設を避ける。

上図のように、皆様にいただいた情報を集約することで、ガン・ハクチョウ類の渡り経路が見えてきます。
【ガン・ハクチョウ類の渡りを目撃・発見したら】
- @見つけて渡り鳥(http://www.torimikke.net/)」へアクセス、
- Aトップページ右上の「ログイン」ボタンをクリック、
- Bメールアドレス:goose-swan@wbsj.org/パスワード:1410031 を記入し、
-
Cログインをクリックし、
- 目撃・発見した位置(地図に記入)
- 目撃・発見した年月日
- 種名
- 備考欄に飛行高度やその他特筆事項
※野帳に眠っている情報、過去の記憶でもよいです!

地図に記入する情報のイメージです。
【担当者・連絡先】
- 担当者:自然保護室 主任研究員 浦 達也
- 連絡先:ura@wbsj.org
※ご不明な点があれば、遠慮なくご連絡ください。
(2019-09-24掲載)
215 ハクチョウ観察情報求む・熊本県支部
各支部事務局の皆さま
こんばんわ。熊本県支部の原口です。
こちらの事務局に一般の方から、「約40羽のハクチョウがX字になって飛んでいた」という情報が寄せられました。場所は熊本県北部の和水町、北東から南西方向に飛んでいたそうです。(残念ながら写真がありません)
熊本県では、今冬熊本港の近くで10羽前後のオオハクチョウが越冬していますが、40羽という大きな群れが観察された事はありませんので、いただいた情報の真偽について悩んでいるところです。
そこで皆さんにお尋ねなんですが、皆さんの支部でオオハクチョウまたはコハクチョウの大きな群れの観察事例はありますでしょうか?
何か情報がありましたら、教えて下さい。
※情報は、広塚忠夫事務局長までご教示ください。
メール:hirotuka@orange.ocn.ne.jp
FAX:0947-42-4612
電話:
(2020-01-15掲載)
29役員立候補受付
事務局
2020年2月16日(日)開催の2020年度筑豊支部定期総会に先立ち、本会役員の立候補を受け付けます。立候補を希望する会員は、役員種別とともに立候補を届け出てください。
- 資格:日本野鳥の会筑豊支部会員
- 届け出期限:2020年2月9日まで
- 立候補届け出先:広塚忠夫事務局長 hirotuka@orange.ocn.ne.jp
電話 - 参考:役員種別および実際の活動内容は、2019年度定期総会を参照してください。
(2020-01-16掲載)
22「野鳥だより・筑豊」1月号届きましたか?
本会会報「野鳥だより・筑豊」1月号(通巻503号)、“メール版発行のお知らせ”を昨年12月23日、登録の会員のみなさまに発行いたしました。
ところが、一部会員の方にはこのお知らせメールが届かない不達のご報告をいただきました。
まだ、ご自分に届いていない方は、ぜひ下記までご請求ください。
なおそのまえに、ご自分のメールフォルダのうち、迷惑メールフォルダを改めていただきますようお願いいたします。しばしば、大切なメールが紛れ込むことがあります。
ご連絡先: info@yacho.org
(会報編集(仮)担当・有働孝士 2020-01-02掲載)
1311月11日から福津市で野鳥写真展
本会会員・菊池秀樹さんの力作写真を展示します。生き物カルタや生き物トランプ、鳥の簡単な紹介など、大人から子供まで楽しめる企画です。2016年に皆さんが作った「福津市の生き物カルタを作ろう」の作品も展示します。
ぜひ、福津までお越しください。(渋田和美)
- 行事:福津市の野鳥写真展
- 日時:2020年1月11日(土)10時〜31日(金)15時
- 会場:津屋崎千軒民俗館「藍の家」
(福津市津屋崎4-14-20 電話0940-52-0605)
- 入場:無料
-
講演:福津市の自然を学ぼう!
- 日時:1月18日(土) 13時
- 講師:品田裕輔さん
- 参加:無料
- 主催:津屋崎千軒民俗館「藍の家」保存会
-
参考:
- 「藍の家」の菊池秀樹様「野鳥展」(三浦博嗣、2020-01-17)
- 菊池様の写真展(金子忠英、2020-01-28)
(紹介者:渋田和美、2019-12-20掲載)
123野鳥だより・筑豊MM #1 (2019-12-09)発行
情報部では、2019-12-09、本支部会員向けに下記の内容のメールマガジンを発行しました。メールマガジン「野鳥だより・筑豊MM」は、外部のサービスを使用せず「くまたか」サーバーにより発行していますので、個人情報漏洩の危険はありません。
これまでのメールBCCによる同報送信が受信側のメールサーバーにより多数の宛先でブロックされるため、回避策としてメールマガジンによる送信としました。初めてのことで、不達の可能性も排除できず、ここに公開することにしました。これまで、メールにて会報を受信されていた会員のみなさまには、ぜひ、お読みいただきたいと思います。
野鳥だより・筑豊MM #1 (2019-12-09)
「野鳥だより・筑豊」 原稿締め切り1週間まえ
日本野鳥の会筑豊支部のみなさま
このメールは「野鳥だより・筑豊MM」により、メールマガジンとして配信いたしております。
「野鳥だより・筑豊」原稿締め切り1週間まえ予告のお知らせです。
新しく「野鳥だより・筑豊」の編集を担当することになりました有働孝士(情報部)です。
どうぞよろしくお願いいたします。
これまで編集担当をしてこられました三宅敏靖氏は、2019年12月号を最後に勇退されることとなりました。会報について、たいへん重要な功績を残しておられます。
長い間、たいへんお疲れ様でした。
さて、会報「野鳥だより・筑豊」2020年1月号の原稿締め切りは、12月16日(月)となります。
日々の観察・研究、折に触れての随想、探鳥行、俳句ほかの詩文、イラスト等野鳥に関すること、支部へのご要望・ご意見など、ぜひ
kaiho@yacho.org
にお寄せください。
ご投稿の方法では、最近はメールが主流ですが、従来の手書きによる原稿郵送や、FAXでももちろん結構です。
ご投稿をお待ちしております。
以下、新編集担当から、いくつか重要なお知らせとお願いがありますので、ご一読のうえ、どうぞよろしくお願いいたします。
◆会報メール版の配信方法が変わります。
これまでは、会報をメール添付にて送信されていましたが、今後は下記のようになります。
- メールマガジンにより「ご通知」を送信します。メールマガジンといっても、取り扱いは、普通のメールと同じです(このメールもメールマガジンでお送りしています)。
- 1月号配信のお知らせメールには、会報の入手先(URL)が書かれていますので、クリックでダウンロードしてください。
- 最新号の入手期間は、次号発行までの約1ヵ月間です(当面の措置です。都合により変更の可能性があります。)
- 会報の入手先のURLは筑豊支部会員専用です。秘匿のうえ決して外部には漏らされませんようお願いします。
- 従前の方法による同報配信では、受信側(メール・サーバー)が、なりすましの迷惑メールと誤解し、受信拒否に至るケースが頻発しており、メールマガジン送信は回避策です。ご理解をお願いいたします。
- メール: kaiho@yacho.org (会報専用)
- FAX:0947-42-4612(広塚事務局長)
- 郵送:(会報12月号45ページ参照)
◆原稿の送り先が変わります。
公式ウェブサイト「くまたか」のみに掲載を希望するときは、これまで通り info@yacho.org に送信してください。
◆原稿の締め切り日が、従前(木曜)から第3または第4月曜日に変わります。
通常では、3日ほど前倒しに早くなります。
いずれにしても、このメールのように1週間まえに通知を差しあげますので、その後、入稿をお願いいたします。
もちろん、原稿は締切日に関係なく随時受け付けております。いつでもご投稿ください。
1月、2月は第3月曜日(日曜日が4日ある月)
3月は第4月曜日(日曜日が5日ある月)
◆締切日を過ぎた原稿は、次号に掲載となります。
事情を斟酌せず、締切の延伸は行いません。誠に勝手ながら、機械的に上記のような取り扱いをさせていただきます。
言い訳で恐縮ですが、編集担当は、同時に「くまたか」の編集・管理も担当しており、会報の情報を同時に「くまたか」にも送り込む必要から、繁忙となり時間がとれません。ご賢察をお願いいたします。
◆投稿記事について、コンプライアンス(法令遵守)を厳守してください。
以下、多くの方には無関係であり、大変失礼な申し様となります。あらかじめお詫びいたします。
原稿の内容について、法令では特に著作権法に違反の無いよう、どうかよろしくお願いいたします。
他人・他団体の著作物(文章、写真・図・絵ほかの画像、新聞・雑誌の切り抜き他)の無許可転載は、大小に関わりなくすべて違法です。
上記著作物の切り貼り・部分的改変や組み合わせ・文章の盗用・剽窃は、すべて違法です。
(ただし適法な引用を除く)
会報はご投稿が命。ご投稿の方々やそれを後押しする読者・会員の皆様方の裏方として、私こと、運営に支障のないよう注意深くまた時には大胆に編集に努めたいと思います。
どうぞ、ご支援をよろしくお願いいたします。
info@yacho.org ☆日本野鳥の会筑豊支部・情報部/有働孝士
(2019-12-10掲載)
113「野鳥だより・筑豊MM」 原稿締め切り1週間まえ
情報部・有働孝士(会報編集仮担当)
この記事は、メールマガジン「野鳥だより・筑豊MM #3」として1月6日配信と同内容です。一部メール不達があるため掲載しております。
日本野鳥の会筑豊支部のみなさま
2020年、明けましておめでとうございます。
本年も「野鳥だより・筑豊」のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
「野鳥だより・筑豊」原稿締め切り1週間まえ予告のお知らせです。
(このメールは「野鳥だより・筑豊MM」により、到達率を上げるためメールマガジンとして配信いたしております。)
会報「野鳥だより・筑豊」2020年2月号(通巻504号)の原稿締め切りは、
1月13日(月)
となります。
日々の観察・研究、折に触れての随想、探鳥行、俳句ほかの詩文、イラスト等野鳥に関するご投稿、会報や支部へのご要望・ご意見など、ぜひ
kaiho@yacho.org
までお寄せください。
ご投稿の方法では、最近メールが主流ですが、FAX(手書きのほか、できればワープロ印刷で)や従来の手書きによる原稿郵送でももちろん歓迎いたします。
筆者名は、原則として実名・フルネームです(事情があるときはご相談ください)。
ご投稿をお待ちしております。(投稿先は「◆原稿の送り先が変わります。」参照)
俳句のみ、締切日は1月10日(金)、投句先は担当・真鍋直嗣 naojirou1025@gmail.com へお願いいたします。
本誌第1号でもお知らせいたしましたが、重要なお知らせとお願いを再掲いたしました。
- メールマガジンにより「ご通知」を送信します。メールマガジンといっても、取り扱いは、普通のメールと同じです(このメールもメールマガジンでお送りしています)。
- 2月号配信のお知らせメールには、会報の入手先(URL)が書かれていますので、クリックでダウンロードしてください。
- 最新号の入手期間は、次号発行までの約1ヵ月間です(当面の措置です。都合により変更の可能性があります。)
- 会報の入手先のURLは筑豊支部会員専用です。秘匿のうえ決して外部には漏らされませんようお願いします。
- 従前の方法による同報配信では、受信側(メール・サーバー)が、なりすましの迷惑メールと誤解し、受信拒否に至るケースが頻発しており、メールマガジン送信は回避策です。ご理解をお願いいたします。
◆会報メール版の配信方法が変わります。
これまでは、会報をメール添付にて送信されていましたが、今後は下記のようになります。- メール: kaiho@yacho.org (会報専用)
- FAX:0947-42-4612(広塚事務局長)
- 郵送:〒820-0111 飯塚市有安159 有働孝士 気付 公式ウェブサイト「くまたか」のみに掲載を希望するときは、これまで通り info@yacho.org に送信してください。
◆原稿の送り先が変わります。
◆原稿の締め切り日が、従前(木曜)から第3または第4月曜日に変わります。
通常では、3日ほど前倒しに早くなります。
いずれにしても、このメールのように1週間まえ通知を発行しますので、その後、入稿をお願いいたします。
もちろん、原稿は締切日に関係なく随時受け付けております。いつでもご投稿ください。
1月、2月は第3月曜日(日曜日が4日ある月)
3月は第4月曜日(日曜日が5日ある月)
◆締切日を過ぎた原稿は、次号に掲載となります。
事情を斟酌せず、締切日の延伸は行いません。誠に勝手ながら、機械的に上記のような取り扱いをさせていただきます。
言い訳で恐縮ですが、編集担当は、同時に「くまたか」の編集・管理を一人で担当しており、会報の情報を同時に「くまたか」にも送り込む必要から、繁忙となり時間がとれません。ご賢察をお願いいたします。
◆投稿記事について、コンプライアンス(法令遵守)を厳守してください。
以下、多くの方には無関係であり、大変失礼な申し様となります。あらかじめお詫びいたします。
原稿の内容について、法令では特に著作権法に違反の無いよう、厳密なお取り扱いをよろしくお願いいたします。万一、違反されますと、証拠が会報に永遠に残されます。
他人・他団体・会社等の著作物(文章、写真・図・絵ほかの画像、新聞・雑誌切り抜き、PR、コマーシャル他)の無許可転載は、大小・理由を問わずすべて違法です。
他人・他団体・会社等の著作物の切り貼り・部分的改変や組み合わせ・文章の盗用・剽窃は、すべて違法です。(ただし適法な引用を除く)
◆次号の会報3月号(505号)編集スケジュールです。
2020年2月
3日(月):締め切り1週間前予告メール送信・原稿募集
10日(月):原稿締切日
11日(火):会報編成(編集担当)
13日(木):1次校正会報送信(ご意見相談室SML、著者、行事担当)
15日(土):1次校正締め切り
16日(日):印刷版作成(モノクロ写真に交換)・2次校正(編集担当による最終校正)
17日(月):メール版ダウンロード用ディレクトリ作成しURL通知、ご意見相談室送信、「くまたか」収容とお知らせ告知
20日(木):会報印刷・発送
以上、どうぞ編集へのご協力をよろしくお願いいたします。
「野鳥だより・筑豊MM」#3 発行:2020-01-06
info@yacho.org ☆日本野鳥の会筑豊支部・情報部/有働孝士
(2020-01-06掲載)
113赤間さんを偲ぶ
本会の副会長でおられた赤間 宏さんの訃報が届きました。10月17日、85歳で永眠されました。故・赤間 宏さんは、1980年6月28日、本会(前身の筑豊野鳥の会)に入会されました。1987年から2002年まで副支部長、また1991年から会計も兼任され、2016年12月、退会されるまで本会の支えとなって活動に尽くされました。特に植物の識別に秀でておられ、力強いご支援・ご指導により植物部が発足、今に続いています。
ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。(サイト担当)19c20-20113
(2019-12-20掲載)
c31ワイルドバード・カレンダー2020発売
- 商品名:ワイルドバード・カレンダー2020
- 支部会員特別価格:1,300円(本支部会員のみ会員特別価格1,320円からさらに20円引き、一般販売価格1,540円、価格はいずれも税込み)
- サイズ:B3判(約51cm×36cm)壁掛け用
- 申し込み先:販売部・松隈英子
why-ken-eiko&docomo.ne.jp(&を@に入れ替えてください)
日本野鳥の会のオリジナルカレンダーが入荷致しました。一般公募により全国から寄せられた写真から、野鳥はもちろん、その自然環境やくらしが垣間見られるような美しい作品を厳選しています。かわいい野鳥が月替わりで部屋を訪れる、人気の大きな壁かけタイプ(B3判)カレンダーです。
販売収益は、支部の活動費となり、毎年多くの皆さんの協力をいただいており、感謝しております。今年も、どうぞよろしくお願い致します。
各月の写真は、こちらから見ることができます。「4月:オオルリ」は、元筑豊支部会員・森本義光氏の写真です。
販売部部長・松隈英子
(2019-10-08掲載)
c312019年筑豊の野鳥カレンダー(三宅敏靖氏提供)
恒例、三宅敏靖様(会員)からのボーナス・プレゼントです。
カレンダーは2019年用で、月めくり全12ページあります。各月に使用されている写真は、福岡県筑豊地方(ただし10月豊前市)で撮影された“地元”の野鳥ばかりであり、1年間の“三宅写真”集大成とも言えるコレクションです。三宅さんから恒例のプレゼント、本会会員でなくともカレンダーとしてどなたでも無料で自由に利用できます。
印刷は普通紙でも結構ながら、できれば裏写りしない厚手の用紙か写真用の光沢紙などを使用するとさらに美しく仕上がります。サイズはプリンターにより自由に設定できます。縮小印刷すれば、卓上版も容易に作成できます。オリジナルのままでもじゅうぶんですが、エクセル版は個人的な記念日、日別予定等の文字入れほか、レイアウト変更ができますので、自分用に特別あつらえを作成してお使いください。
(サイト支援担当:有働記 2019-01-10)
c162019年(令和元年)連携団体全国総会報告
報告 三浦博嗣副支部長
- 日時:2019年11月09(土)〜10日(日)
- 場所:千葉県千葉市美浜区中瀬・幕張テクノガーデン セミナーハウス クロス・ウエーブ幕張2Fホール
- 参加者:約102名(財団・連携団体)
-
議事次第
- 新会長(上田恵介氏)の挨拶 私たち野鳥の会の存在意義は、「自然を理解」し「自然と付き合い」「自然に向き合う」ことで、一人ひとりが自然を守る力を持つこと。
-
財団からの報告
-
自然保護室:太陽光発電事業が2020年4月1日より環境アセス法の対象となる。
- 第1種事業(出力4万kW以上):第2種事業(出力3万kW(面積100kW)以上4万kW未満)となるが、野鳥や環境への影響は、3万kW以下が大半で、数千kWなどの小規模に対しても各自治体の条例アセスが必要。
- 鳥類分布調査での連携団体の調査員不足。(調査員の発掘、育成が必要)。
- 普及部:探鳥会での事故報告(2019年は0)、及び個人情報管理の情報共有。
- 総務室:支部動向で、2019年度に2支部が解散。(現在、87支部) (2019年3月に福島県二本松支部、2019年4月函館支部が解散)。
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自然保護室:太陽光発電事業が2020年4月1日より環境アセス法の対象となる。
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連携団体からの報告、要望
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探鳥会リーダーズフォーラムの再開要望:2014年から始まった「探鳥会リーダスフォーラム」が財政赤字を理由に今年度は中止となったが、「各支部の問題・活動事例等」の意見、情報交換の場でもあり、特に今後の支部活動を支える比較的若い探鳥会リーダーの育成にも繋がる環境作りの場でもあることから、今後次年度以降の安定した開催をお願いしたい。
(財団の遠藤理事長からは、財団の財政逼迫から各事業の縮小など立て直しをしているのが現状であるが、予算化等も踏まえ前向きに検討したい。) -
探鳥会参加者の傾向分析報告(栃木県支部):全国的に会員数の減少に対し、支部間で増減があり、関東9支部の会員数状況,及び探鳥会参加者数の状況分析による傾向と要因により、増加にある支部に考えられることは
- 会員数に対し探鳥会開催が多い。
- HPの刷新や写真展での探鳥会紹介。
-
探鳥会リーダーズフォーラムの再開要望:2014年から始まった「探鳥会リーダスフォーラム」が財政赤字を理由に今年度は中止となったが、「各支部の問題・活動事例等」の意見、情報交換の場でもあり、特に今後の支部活動を支える比較的若い探鳥会リーダーの育成にも繋がる環境作りの場でもあることから、今後次年度以降の安定した開催をお願いしたい。
その他、財団及び連携団体からの提言報、報告、各ブロックからの報告については、別途添付資料にて割愛させていただきます。
(2019-11-16掲載)
b23日帰りバスツアー2019参加募集中
土曜の日帰りバスツアー、昼食付きで格安三千円!広い干潟やヨシ原の野鳥を観察します。タカ類、シギ類、ツル類など日ごろ見られない珍鳥との出会いであなたのライフリスト(初見参)に多数追加。山野の探鳥と異なり、11月の優しい気候の中、平坦地を少し歩くだけの楽ちん探鳥です。ぜひご一緒に。非会員の方もくまたか会員への入会1,000円プラスで参加できます。乗車定員44名が埋まるまで募集します。締切日以降でもキャンセル待ち可能。まずはお申し込みを。
-
クリックで、集合場所に関する広範囲図(拡大/縮小)、自宅からの経路・時間、航空写真、ストリートビュー?など便利サービスが利用できます。
※上記地図は、Google マップ(Google社)をifrmaeにより表示しています。
- 行事名:第947回例会:日帰りバスツアー2019
- 日程(日帰り):2019年11月23日(土・祝日)
- 集合場所:遠賀川水辺館まえ河川敷の無料駐車場(直方市、地図参照)
- 集合時刻:09時(時間厳守、万一の渋滞等も予想の上多少早めに自宅を出発し、遅れのないようお願いします。)
- 解散予定時刻:17時
- 参加資格:日本野鳥の会筑豊支部会員(非会員の参加方法参照)
- 行程:遠賀川水辺館〜諫早干拓〜佐賀空港公園周辺〜遠賀川水辺館(佐賀空港公園周辺については、あまり鳥相が芳しくないとの情報で、諫早干拓の観察に集中することとなりました)
-
停車:
- 基山パーキングエリア(筑紫野市・九州自動車道、トイレ休憩、乗降者)
- 金立サービスエリア(佐賀市・長崎自動車道、乗降者)
- 参加申し込み:森永光直
mori.doomo.m&bird.ocn.ne.jp(&を@に入れ替え)
- 参加締め切り(最終):11月9日(土)
- 参加費用:3,000円(保険費用・昼食代・飲み物代含む)
- 担当幹事:森永光直・虎尾俊二・国武光成・梶原剛二
-
観察予想種
- 諫早干拓:主にタカ類(チュウヒ・ハイイロチュウヒ・アカアシチョウゲンボウほか)、その他(ホシムクドリ・タカサゴモズ・コミミズク・ナベコウ・マナヅル・ナベヅルほか)
- 佐賀空港公園周辺:カササギ・チュウシャクシギ・ソリハシシギ・タゲリほか
-
非会員の参加方法:
まずは本会(筑豊支部)会員となる必要があります。入会方法は下記のとおりです。なお、バスツアー参加費用は別途3,000円/1名を申し受けます。
- 会員の家族の場合:財団本部へ家族会員
として申し込み、会員資格を取得します。1名/500円。
- くまたか会員の家族の場合:同居の家族に限り、無料で何名でもくまたか会員として申し込みができます。
-
上記以外の非会員の方(下記のいずれか):
- 会費1,000円でくまたか会員へお申込みください。また、ご家族は上記の方法により無料となります。
- これを機に、正会員として日本野鳥の会にご入会
ください。
- 会員の家族の場合:財団本部へ家族会員
(2019-10-09掲載)
a20筑豊地区地域環境協議会「英彦山 秋の自然観察会」開催
筑豊地区地域環境協議会事務局からご案内です。
「英彦山 秋の自然観察会」を開催します!
筑豊地区地域環境協議会では、見て触れて楽しみながら自然を学ぶ「英彦山 秋の自然観察会」を開催します。
秋の彩り美しい林野を散策しながら、専門家の解説付きで英彦山の希少な植物等を観察します。午後からは木の実や落ち葉などの自然素材を使ったネイチャークラフトを体験します。
清清しい秋の空気の中で、英彦山の自然や生物多様性について楽しく学んでみませんか?
皆様のご参加をお待ちしております。
- 日時:令和元年10月20日(日曜日) 10時00分〜15時00分
- 集合場所:福岡県立英彦山青年の家
- 定員:30名(先着順、小学生以下は保護者同伴)
- 内容:自然観察、ネイチャークラフト体験(落ち葉しおり、クリスマスリースなど)
-
申込方法:(1)から(4)の必要事項を明記の上、電子メールまたはFAXでお申込みください。
- (1)参加者全員のお名前・性別・年齢
- (2)代表者の住所
- (3)代表者の連絡先(電話・メールアドレス等)
- (4)当日の緊急連絡先(携帯電話等)
-
申込み・問合せ先
- 福岡県嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所 地域環境課
- 電話:0948-21-4975
- FAX:0948-23-4162
- 電子メール:kahokurate-hhe@pref.fukuoka.lg.jp
- 募集期間:2019年9月10日〜2019年10月4日
- 開催場所:福岡県立英彦山青年の家(福岡県田川郡添田町大字英彦山32-18)
参考:【参加募集中】「英彦山 秋の自然観察会」を開催します(福岡県)
(2019-10-02掲載)
a13協賛:I LOVE 遠賀川野鳥観察会/中止
台風接近のため中止となりました。(2019-10-09)
a1 2019年野鳥展を終えて
野鳥展実行委員長 野村芳宏
8月17日(土)から31日(土)まで開催していました野鳥展は、皆様のご協力のおかげで無事終了しました。心からお礼を申し上げます。
今年の開催地域は田川地区でした。会場は、福智町図書館・歴史資料館 ふくちのち 一階企画展示室。テーマは「里山の野鳥たち」でした。筑豊地方には、自然豊かな里山が多く残っています。里山で暮らす野鳥たちを紹介しながら、その良さを伝えようと、2016年からこのテーマで取り組んでいます。
写真は、17名から70点の応募があり、そのうち31点(特別展示1点を含む)を選び展示しました。昨年から比べると応募数は増えました。今年初めて応募された方が4名で、応募者に広がりが出てきました。機材の軽量化が進み、益々野鳥写真は手軽なものになっていきています。今後も多くの会員からの応募を期待しています。
俳句は18句を展示しました。実行委員の落合さん、会員の三宅さんが俳句の上に2L判の野鳥写真を添えてくれました。さらに、句の読み及び解説を名誉会長の松尾さんに書いて頂き、俳句を鑑賞する一助になりました。
来場者から「どの写真も大変すばらしく、鳥の生き生きした様子にひかれます」「娘たちが『きれい』と喜んでいました。ありがとうございました」「俳句もレベルが向上したような気がします」などの感想をいただきました。来場者のうち当番も含み記帳された方は、13日間で279名でした。記帳者数は過去最高でした。また、西本新聞・読売新聞・毎日新聞、及びNHKテレビからも取材を受け、新聞に掲載してもらったり、テレビに放映してもらったりしました。マスコミにとりあげられたことにより入場者数が増えました。入口に設置した自動カウンターでは5640を数え、単純計算ですが2820人の入場がありました。多くの方に見て頂き大成功と言えるでしょう。
開催期間中、出品者や事務局の方には、会場の当番をしていただき感謝申し上げます。「いろいろ教えて下さりありがとうございました」などの感想をもらい、解説の重要さを痛感するしだいです。
また、有働氏には筑豊支部ホームページ「くまたか」に仮想ギャラリーとして展示作品をアップしていただきました。「くまたか」にアクセスした方にも大いに楽しんでいただいたと思います。
なお、開催期間中にお試し会員に5名の入会がありました。仲間を増やすことができ大変嬉しく思っています。
さて、来年の野鳥展は京築地区で開催します。会場は未定です。テーマは「筑豊の野鳥四季模様」。来年は新たなテーマです。四季折々の野鳥の姿を展示したいと思っています。テーマを意識した撮影や写真の選択をお願いします。応募の詳細については、その時期が来ましたら「野鳥だより」やホームページ「くまたか」でお知らせしますのでご覧下さい。
2019年野鳥展ご苦労様でした。
(2019-09-01掲載)
98 日本クロツラヘラサギネットワーク 2019 報告会 in 荒尾
日本クロツラヘラサギネットワーク 2019 報告会 in 荒尾
- 日時:2019年9月8日(日)10:30〜15:00
- 会場:荒尾干潟水鳥・湿地センター2F(多目的室)熊本県荒尾市蔵満20-1
- 参加費:1,000円(資料代500円含む)
-
【プログラム】※敬称略
- 挨拶:高野 茂樹(日本クロツラヘラサギネットワーク代表)
- 挨拶:中村 安弘(環境省 荒尾干潟水鳥・湿地センター)
- 報告:2018 EAAFPミーティング報告(中国・海南島) 小池 裕子(日本クロツラヘラサギネットワーク副代表)
- 報告:きらら浜自然観察公園のクロツラヘラサギ傷病施設の 利用促進について 原田 量介(きらら浜自然観察公園園長)
- 〈昼食〉 ※各自持参
-
クロツラヘラサギ越冬地からの報告
- 荒尾干潟周辺のクロツラヘラサギの様子 安尾 征三郎(日本野鳥の会熊本県支部)
- 内陸部(河川中流域・ため池など)の利用について
- 熊本港、八代海、錦江湾、有明海北部、博多湾、山口湾、周防灘など・・・
- 今シーズンの調査に向けて/連絡・確認事項
- 終了 15:00
- ※エクスカーション(1時間程度)。 希望者のみ施設周辺の干潟の観察
- 主催:日本クロツラヘラサギネットワーク
- 協力:(公財)日本野鳥の会、(公財)WWF.J(世界自然保護基金日本)
-
[問い合わせ]日本クロツラヘラサギネットワーク事務局
- 福岡市南区大橋1-4-20-601(担当:松本)
- TEL080-5251-8677 E-mail:cocontei-matsu@nifty.com
- PDF版ポスター
(紹介者:広塚忠夫、2019-07-29掲載)
831 2019年野鳥展:開催のお知らせ
2019年野鳥展:開催のお知らせ
野鳥展実行委員長:野村芳宏
- 目的 日本野鳥の会会員による野鳥写真・俳句及び活動報告を展示し、福智町の町民をはじめ筑豊地域の方に、野鳥への関心を高め、環境保全の大切さを啓発する。
- 場所 福智町図書館・歴史資料館 ふくちのち1階企画展示室(田川郡福智町赤池970-2 0947-28-2855)
- 期間 8月17日(土)〜8月31日(土) 開館時間:10:00〜19:00 休館日:毎週火曜日 ※ただし、最終日31日の展示は、正午まで
- 主催 日本野鳥の会筑豊支部
-
搬入・搬出
- 搬入 8月16日(金)14:00〜16:00 ふくちのち
- 搬出 8月31日(土)14:00〜15:30 ふくちのち
-
展示内容
- テーマ:里山の野鳥たち
-
内容:
- 野鳥写真約30点(A4 A3額入り)
- 野鳥俳句18句
- 本会活動内容報告
-
野鳥展行事
- 2019年野鳥展:里山の野鳥たち(上記、主行事)
-
早朝探鳥会
- 月日 8月18日(日)小雨決行
- 時間 07:00〜08:30
- 探鳥地 ふくちのち周辺
- 集合 07:00 ふくちのち駐車場(施設南側)
- 担当 野村芳宏
- 参加費 100円
- 対象 野鳥の会会員および一般市民
- 詳細 2019年野鳥展:早朝探鳥会参照
- 「くまたか」2019年仮想野鳥展「里山の野鳥たち ─2019年野鳥展」
-
野鳥展会場当番者用
- 役割 野鳥写真の案内・説明、本会活動の説明
- 駐在日 8月17日(土)〜31日(土)*火曜日の20・27日は休館日
- 時間 10:00〜16:00
- 担当者数 2名/日
- 当番割 2019年野鳥展:会場当番割決まる
(2019-07-24掲載)
831 2019年野鳥展:会場当番割決まる
野鳥展実行委員長・野村芳宏
- 野鳥展の準備及び後片付けは、出品者・事務局・実行委員を始め多くの方の参加をお願いします。
- 当番は10:00〜16:00までとします。下記の会場当番割は義務ではありませんのでご理解下さい。
- 都合の悪い方は遠慮なく野村(
)まで連絡をして下さい。
- 駐車は、福智町図書館の駐車場(無料)を利用下さい。
- リザーブメンバー(欠員が生じた場合の補完メンバー)有働孝士、落合束太、野村芳宏
2019年野鳥展:会場当番割(2019年8月)
日 | 曜 | 当番 | 備考 |
16 | 金 | − | 搬入 14:00 |
17 | 土 | 松本民子、松本剛 | 野鳥展開幕 10:00 |
18 | 日 | 梶原剛二、森秀雄 | 早朝探鳥会 07:00 |
19 | 月 | 大木謙之介、中村嘉一 | |
20 | 火 | − | 休館日 |
21 | 水 | 松尾節郎、中村美幸 | |
22 | 木 | 山下哲郎、金子忠英 | 運営委員会 12:30 |
23 | 金 | 三宅敏靖、阿部哲也 | 自然観察会:平尾台 07:30 |
24 | 土 | 宮本秀美、広塚忠夫 | |
25 | 日 | 松本民子、松本剛 | 英彦山清掃探鳥会 09:00 |
26 | 月 | 大木謙之介、中村嘉一 | |
27 | 火 | − | 休館日 |
28 | 水 | 阿部哲也、松隈英子 | |
29 | 木 | 宮本秀美、河野藤孝 | |
30 | 金 | 森永光直、山下哲郎 | |
31 | 土 | 金子忠英、森秀雄 | 野鳥展閉幕 12:00、搬出 14:00 |
補欠 | 有働孝士、落合束太 野村芳宏 | 当番の後補充要員 |
(2019-08-04掲載)
817 2019年野鳥展:写真出展者一覧
「2019年野鳥展:里山の野鳥たち」は、いよいよ8月17日開幕です。それに先立ち、出展された野鳥の和名とみなさんのお名前を公表いたします。今回のテーマ「里山の野鳥たち」。里山を背景に日常を暮らす鳥たちの素顔に迫る画像群。観察の基本・野外識別をベースとするその“映像力”は、しばしばプロさえも凌ぎます。(サイト担当)
※本コラム記事は野鳥展実行委員会承認により掲載しています。
番号 | 鳥名 | 撮影者 | 撮影地 | 撮影日 |
1 | アオサギ | 落合束太 | 福智町赤池 | 2018-12- |
2 | イワツバメ | 梶原剛二 | 直方市 | 2019-03-27 |
3 | カワセミ | 山下哲郎 | 小郡市津古 | 2019-04-05 |
4 | キジ | 阿部哲也 | 福津市久末 | 2019-03-25 |
5 | コウノトリ | 梶原剛二 | 直方市 | 2019-03-20 |
6 | シジュウカラ | 山下哲郎 | 小郡市津古 | 2019-04-08 |
7 | セッカ | 広塚忠夫 | 北九州市小倉南区平尾台 | 2019-05-09 |
8 | ハシブトガラス | 山下哲郎 | 香春町 | 2018-12-27 |
9 | ヒヨドリ | 河野藤孝 | 田川市位登 | 2019-04-03 |
10 | ミサゴ | 中村嘉一 | 飯塚市立岩 | 2019-06-18 |
11 | メジロ | 松本民子 | 福智町赤池 | 2016-04-15 |
12 | モズ | 落合束太 | 福智町金田 | 2018-11- |
13 | アオバズク | 森永光直 | 糸島市伊都国 | 2017-06-09 |
14 | アマサギ | 梶原剛二 | 鞍手町 | 2019-06-15 |
15 | オオヨシキリ | 野村芳宏 | 鞍手町小牧 | 2018-05-26 |
16 | コチドリ | 野村芳宏 | 添田町豊川 | 2018-04-22 |
17 | コマドリ | 金子忠英 | 北九州市八幡西区瀬板 | 2019-04-19 |
18 | サシバ | 大木謙之介 | みやこ町 | 2018-06-15 |
19 | サンコウチョウ | 宮本秀美 | 飯塚市 | 2019-05-15 |
20 | アカハラ | 梶原剛二 | 直方市 | 2019-03-08 |
21 | オシドリ | 野村芳宏 | 飯塚市鯰田 | 2018-02-04 |
22 | ジョウビタキ | 河野藤孝 | 田川市位登 | 2018-11-21 |
23 | ツグミ | 落合束太 | 福智町赤池 | 2019-04- |
24 | ツリスガラ | 宮本秀美 | 福岡市西区今津 | 2019-03-09 |
25 | ノスリ | 大木謙之介 | みやこ町 | 2019-02-15 |
26 | ハイタカ | 松本剛 | 山口県下関市角島 | 2019-03-20 |
27 | ミヤマガラス | 松隈英子 | 鹿児島県出水市 | 2018-11-25 |
28 | ルリビタキ | 森秀雄 | 福津市 | 2010-02- |
29 | アオアシシギ | 梶原剛二 | 鞍手町 | 2019-04-27 |
30 | ノビタキ | 金子忠英 | 北九州市若松区岩屋 | 2019-04-27 |
31 | キジバト、イソヒヨドリ、ヒヨドリ、スズメ、コゲラ、シロハラ | 中村美幸 | (特別展示) | - - |
(2019-08-06掲載)
89 2019九州・沖縄ブロック大会inキ城について(ご案内)
平成31年4月 日
日本野鳥の会
九州・沖縄ブロック 各支部長 様
日本野鳥の会宮崎県支部
2019九州・沖縄ブロック大会inキ城について(ご案内)
日に日に暖かくなり桜花の季節となりました。野鳥達は繁殖行動の真最中です。バードウォッチャーの皆さんも暖かい部屋から飛び出して東奔西走活動されていることと拝察致します。
さて、表題の大会について、宮崎県支部では下記のとおり計画しているところです。
第1日目に開会行事、記念講演、情報交換等を行い、夜の懇親会では恒例のオークションも予定しております。
第2日目はキ城市の金御岳においてサシバの渡りを観察したいと考えております。鳥の渡りは天気に左右されますが、例年の状況から下記の時季がピークに近い日と思われます。タカ渡り日和となることを祈っております。是非貴支部から多数のご参加をいただきますようお待ちしております。
つきましては、ホテル予約等準備の都合もありますので、8月9日(金)までに別紙申込書により宮崎県支部事務局までお申し込みいただきますようご案内申し上げます。(サイト注:筑豊支部についてはこちらを参照)
なお、オークションへの提供につきましてもご協力いただければ大会が更に盛り上がることと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
記
- 期日 2019年(令和元年)10月5日(土)〜6日(日)
- 場所 宮崎県都城市上町8街区9号 「メインホテル」 0986-23-3131
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日程 ※ 時間は目安です。
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【10月5日】
- 受付 12:30〜13:00
- @開会行事 13:00〜13:30
- A記念講演(T) 13:35〜14:15 「金御岳のサシバ観察記録」 宮崎県支部 中原 聡
- B記念講演(U) 14:30〜15:10 「カンムリウミスズメの調査記録」宮崎県支部 中村 豊
- C記念撮影 15:10〜15:20
- D(公財)日本野鳥の会報告 15:20〜15:40
- E最近のカメラ機能について(予定) 16:20〜16:40
- Fみんなで歌いましょう
- G意見交換 16:40〜17:00
- フリータイム 17:00〜17:30
- 夕食・懇親会 17:30〜
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【10月6日】
- 朝食 (ホテル発の前にチェックアウトをしておきます。荷物はホテルに預ける事ができます。)
- ホテル発 7:30 貸切バス利用
- サシバの観察 8:00〜11:30 金御岳
- 金御岳発 11:40 貸切バス利用
- ホテル着 12:00 解散
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【10月5日】
- 参加費 (1泊2食+懇親会) 10,000円
(日本野鳥の会宮崎県支部事務局・田辺英樹)
筑豊支部については、参加申し込みのみ一括で取りまとめ宮崎県支部に報告します。参加費については現地にて受付時にお支払いください。なお、参加希望者は各自で現地・メインホテルにご集合ください。
- 筑豊参加申込み先 広塚忠夫事務局長
hirotuka#orange.ocn.ne.jp (#を@に入れ替えてください)
- 筑豊支部の申し込み締切 8月1日(木)
- 参加費 ブロック大会初日、受付の際各自で支払ってください。ブロック大会担当・宮崎県支部には広塚忠夫から説明しておきます。
(掲載の都合上、多少レイアウト等を変更しています。2019-05-23掲載)
ヨウム保護のため資金募集
アフリカ日本協議会というNPO法人の理事をしている知人(星野智子さん)から、アフリカのヨウム保護のための下記の資金募集(クラウドファンディング)の案内が届きました。
お心ある方は、ぜひ協力してさしあげてください。
『絶滅の危機にあるヨウムを救いたい!』クラウドファウンディングへのご支援をよろしくお願いいたします
(公財)日本野鳥の会・チーフレンジャー 古南幸弘
(紹介者:広塚忠夫 2017-06-07掲載)
82 財団本部、名誉会長に柳生博氏、新会長に上田恵介氏

報道関係各位
2019.7.01
(公財)日本野鳥の会(事務局:東京都品川区 理事長:遠藤孝一)は、2019年6月19日(水)開催の評議員会において、会長に上田恵介(前副会長)、名誉会長に柳生博(前会長)を選出し、両名が就任しましたことをお知らせいたします。
■公益財団 法人日本野鳥の会 名誉会長・会長・副会長(2019年6月19日就任)
- 名誉会長 柳生博(やぎゅうひろし、前会長/俳優)
- 会長 上田恵介(うえだけいすけ、前副会長/立教大学名誉教授)
- 副会長 遠藤孝一(えんどうこういち、現理事長/日本野鳥の会栃木県支部副支部長)
- 副会長 佐藤仁志(さとうひとし、前理事長/島根大学非常勤講師)
■歴代会長
- 初代 中西悟堂(歌人・詩人) 1934年〜
- 第2代 山下静一(元経済同友会副 代表幹事)1981年〜
- 第3代 黒田長久(鳥類学者) 1990年〜
- 第4代 小杉隆(前衆議院議員) 2001年〜
- 第5代 柳生博(俳優・作庭家) 2004年〜
■就任にあたって
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名誉会長 柳生博
振り返るとあっという間の15年の会長職でした。創立者である中西悟堂に次ぐ任期を務めることができたのはとても光栄なことです。
この15年間「どんな難しい問題も、対立ではなく話し合いで解決を図る」「いつも野鳥の立場になって、環境問題を考える」「確かな未来は、長い時間をかけて人が自然と折り合いをつけてきた里山に代表される、懐かしい風景にこそある」をモットーしてきました。また、自分たちの「損得」ではない、野鳥の立場にたった「真心」を込めた日本野鳥の会会員の皆さんの活動に触れるにつけ、「会長になってよかった」「いい役をやらせてもらった」と、しみじみと感じてきました。
今、名誉会長に「昇進する」といった気持ちです。これまでと同じように、日本の多様性に富む自然を尊び、人と自然が共存する豊かな社会の実現をめざしていきたいと思います。 -
会長 上田恵介
私は小学生の頃に日本野鳥の会の存在を知り、それ以来の会員です。中西悟堂初代会長に手紙を書いて、「小学生だから会費はいらない」という返事をいただき、少年バードウォッチャーとして入会しました。
現在、野鳥を愛する潜在的なバードウォッチャーは、10万人とも20万人ともいわれています。野外で鳥を見ることはハイキングや散歩と同じように、身体の健康を増進させてくれます。そして鳥や自然に心を通わせることは、私たちの感性を豊かにし、鳥を見るという活動自体が、未来の子供たちに豊かな自然を残していくための活動につながります。私たちがやらなければならない自然保護の課題は山積しています。時には毅然とした態度で対峙しなければならないこともあるでしょう。そうしたときにも、私たちは野鳥が持つ魅力を広く皆さんに伝えていくことで、そのほかの生き物を含めた、豊かな自然環境を未来に残す活動を進めていきたいと考えています。
■名誉会長 柳生 博(やぎゅう・ひろし)

1937年 茨城県生まれ。俳優。作庭家。土浦第一高校から東京商船大学に進学するも視力の低下により船長の夢を断念。俳優座養成所に入り俳優として歩み出し、1961年、今井正監督の「あれが港の灯だ」でデビューする。以降、司会やナレーション、講演会など多方面で活躍。
1989年 自らの手で10年以上にわたって整備した山梨県八ヶ岳山麓の森を「八ヶ岳倶楽部」としてオープン。野良仕事の大切さを説く。
1986年 より日本野鳥の会会員、2004年より日本野鳥の会会長を15年にわたって務め、2019年6月より名誉会長に。
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現職
日本野鳥の会名誉会長(2019年6月〜)コウノトリファンクラブ会長(2004年〜)八ヶ岳倶楽部オーナー -
主な出演番組
朝のテレビ小説『いちばん星』(NHK)/野口雨情役
『すばらしい味の世界』(テレビ東京)/ナビゲーター
『Do サタデー』(関西テレビ)/司会
『クイズハンター』(テレビ朝日)/司会
『生きもの地球紀行』(NHK)/出演およびナレーション
『平成教育委員会』(フジテレビ)/レギュラー回答者
『NNN ドキュメント』(日本テレビ)/ナレーション
『爆報 The フライデー』(TBS) など多数 -
著書
『八ヶ岳倶楽部 森と暮らす、森に学ぶ』(講談社)
『八ヶ岳倶楽部Uそれからの森』(講談社)
『風景を作る人 柳生博』(辰巳出版)
『じぃじの森』(清流出版)
■会長 上田恵介(うえだ・けいすけ)

1950年 大阪府生まれ。理学博士。動物生態学者。立教大学名誉教授。鳥類を中心とした動植物全般の進化生態学、行動生態学を専門とするかたわら、環境問題の研究にも取り組む。野鳥や自然に関する一般書の執筆、テレビ・ラジオ出演では、柔らかく、わかりやすい解説に定評がある。
1963年 の小学生の頃から、日本野鳥の会会員。
2015年 6月に日本野鳥の会副会長に就任。2019年6月より会長に就任。
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経歴
1984年 大阪市立大学理学研究科(博士課程)単位取得退学
1985年 理学博士号を取得、日本学術振興会特別研究員
1986年 三重大学教育学部非常勤講師
1989年 立教大学一般教育学部 助教授
1995年 立教大学理学部化学科生命理学コースに移籍 助教授
2000年 立教大学理学部生命理学科 教授
2016年 立教大学理学部生命理学科 教授を退官、同大学名誉教授に -
所属学会
日本動物行動学会(会長在任期間2007年〜2010年)、日本鳥学会(会長在任期間2014年〜2015年)、日本生態学会 BOU(英国鳥学会)、AOU(アメリカ鳥学会)、オーストラリア鳥学会 -
現職 立教大学名誉教授 日本野鳥の会会長
日本野鳥の会が発行する鳥類学論文集『Strix(ストリクス)』編集長 立教セカンドステージ大学および立教新座中高非常勤講師 -
主な著作
『一夫一妻の神話ー鳥の結婚社会学』(蒼樹書房)
『鳥はなぜ集まる』(東京化学同人)
『花鳥虫のしがらみ進化論』(築地書館)
『野外鳥類学を楽しむ』(海游舎、編集)
『図鑑 NEO 鳥』(小学館、監修) など多数 -
主なTV・ラジオ出演
『ダーウィンが来た』(NHK 総合テレビ)
『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ)
『石丸謙二郎の山カフェ』(NHK ラジオ第1)
『子ども科学電話相談室』(NHK ラジオ第1)*レギュラー出演
■「日本野鳥の会」とは
1934年(昭和9年)、野鳥研究者で僧侶・詩人・歌人でもあった中西悟堂が創設。創立時のメンバーには、柳田国男、山口蓬春、杉村楚人冠、山階芳麿、黒田長禮など、そうそうたる名が連なる。2019年に創立85周年を迎えた、日本で最古にして最大の自然保護団体で、現在、会員・サポーター約5万人。野鳥観察の楽しみや自然保護意識の普及活動を行うと同時に、タンチョウ、シマフクロウなどの絶滅危惧種の保護活動や、生息地の保全活動を展開。各都道府県に全87の支部・連携団体を持ち、各団体はそれぞれの地域での探鳥会や保護活動を担っている。
■<組織概要>
- 組織名:公益財団法人 日本野鳥の会(Wild Bird Society of Japan)
- 代表者:理事長 遠藤孝一
- 所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田 3-9-23 丸和ビ ル
- https://www.wbsj.org
■主な事業
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野鳥や自然を守る事業
- シマフクロウやタンチョウ等の絶滅危惧種の保護を目的とした野鳥保護区の設置
- IBA(重要野鳥生息地)等、生息地の保全
- 風力発電や太陽光発電による野鳥への影響に関しての調査・提言
- 渡り鳥や海鳥の保全に関する国際連携
- 野鳥保護に関する法制度改正への働きかけ など
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野鳥や自然を大切に思う心を伝える事業
- 自然系施設(直営・受託)でのレンジャーによるガイド
- 入門用冊子類の配布や、初心者向けバードウォッチングの開催
- 野鳥図鑑の販売 など
■報道関係者様 問い合わせ先:
公益財団法人 日本野鳥の会 広報室
〒141-0031 東京都品川区西五反田 3-9-23 丸和ビル
TEL:03-5436-2632(平日 10-17 時)/ FAX:03-5436-2730
E-mail:hensyu@wbsj.org
URL:https://www.wbsj.org
公益財団法人 日本野鳥の会様の許可によりhttps://www.wbsj.org/press/pdf/20190701_01.pdfから転載しています。
(2019-07-02掲載)
721 2019年野鳥展<会員用> 締切7月21日
野鳥展実行委員長 野村芳宏
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野鳥展のテーマ
2019年の野鳥展のテーマは、昨年に引き続き「里山の野鳥たち」です。
筑豊地方には、自然豊かな里山が多く残っています。里山とは、山あり・小川あり・池あり・田んぼありの風景をイメージしています。適度に人の手が入り自然環境を維持しているところです。
里山には多くの野鳥がすんでいます。そんな野鳥たちを一般の方に紹介する野鳥展にしたいと考えています。
里山にいる留鳥・夏鳥・冬鳥・旅鳥など幅広く撮影し応募して下さい。 -
展示場
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期間
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2019年8月17日(土)〜31日(土) 開場10:00〜16:00
休館日は火曜日と毎月1日 ※ただし最終日8月31日(土)は12:00まで
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2019年8月17日(土)〜31日(土) 開場10:00〜16:00
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主催 日本野鳥の会筑豊支部(本会)
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内容
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(1)写真展示
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@写真の内容
- 野鳥写真(種類や撮影場所については国内であれば制限はありません。ただし、営巣やその周辺あるいは雛の写真についてはご遠慮下さい。その他のマナーについては「撮影マナー」を参照し、守って下さい。
- 展示枚数 20〜30点
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A写真の募集
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展示写真の大きさ A4、 A3、 A3ノビ サイズの単写真
A3、 A3ノビ写真の展示を希望される方は、審査のためとりあえずA4で提出をお願いします。なおA3の額を8枚支部で準備しています。ご希望の方は連絡をして下さい。A3ノビは、ご自身で額を準備して下さい。 - 応募枚数 1人5点まで
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写真応募票
写真の裏に応募票をセロテープで貼りつけて下さい。
写真1点につき1枚の応募票を貼って下さい。
応募票は日本野鳥の会筑豊支部のホームページからダウンロードし印刷して下さい。もしくは、下の票の通り自作して下さい。
A3 A3ノビを希望される方は、備考欄にその旨をお書き下さい。
*印は必ずお書き下さい。なお、カメラ、レンズ、撮影データが書ける方はお書き下さい。写真応募表 *行事名 2019年野鳥展 *和名 *返却 必要・不要 *撮影者 *電話 *場所 *年月日 カメラ レンズ *返送先 〠
備考 -
画像データCDの提出
プリントした画像データ(JPEG)をCDに書き込み、プリントと一緒に同封して下さい。展示作品は「くまたか\ホーム\ギャラリー\のすり館\野鳥展\」にも掲載します。 -
応募先
〠820-0081 飯塚市枝国406-31 野村芳宏 宛 (郵送もしくは宅配便でお願いします。) - 締切日 2019年7月21日(日)
- 応募資格 日本野鳥の会筑豊支部の会員
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展示写真の大きさ A4、 A3、 A3ノビ サイズの単写真
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B選考
野鳥展実行委員でテーマの趣旨にそった写真を選考します。ただし返却不要の方は応募票の「返却不要」に〇印をつけて下さい。返却希望の方は、返送先に必ず郵便番号と住所を明記して下さい。
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@写真の内容
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(2)各部活動報告
今年から各部の活動報告を募集します。模造紙1枚に活動報告をまとめて下さい。 -
(3)俳句について
今年は会報「野鳥だより・筑豊」による募集は行いません。毎月の「俳句コーナー」から選出します。俳句についての問い合わせは、落合氏にお願いします(☎0947-28-2551)。展示は写真と同一会場で行います。
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(1)写真展示
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広報
- 福智町町報「広報ふくち」8月号に掲載予定
- 各新聞社 7月通知 8月掲載
- 各テレビ局
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今後のスケジュール
- @写真の選考 8月2日(金)14:00〜 本会事務所 野鳥展実行委員
- A写真の額装 8月9日(金)14:00〜16:00 本会事務所 ※額装のお手伝いができる方は協力をお願いします。
- B搬入 8月16日(金)14:00〜 「ふくちのち」
- C搬出 8月31日(土)14:00〜 「ふくちのち」
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関連イベント
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早朝探鳥会 担当・野村芳宏
- 日時 8月18日(日)07:00〜08:30 小雨決行
- 探鳥地 「ふくちのち」周辺
- 集合 07:00 「ふくちのち」駐車場
- 対象 一般市民および日本野鳥の会筑豊支部会員
- 参加費 100円
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早朝探鳥会 担当・野村芳宏
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その他
- 開催期間中の会場当番については、後日別途提案します。
- 問い合わせ先 野鳥展実行委員長 野村芳宏 ☎0948-28-0360
- 参考:2018年野鳥展
(2019-05-11掲載)
77 網野泰蔵さん環境大臣賞受賞
梶原剛二支部長
6月6日網野泰蔵さん(本会会員)に会いに行きました。2日前に電話で訪問了解をいただき写真を写させていただきました。
アミノ動物病院に着くと、網膜を痛めたフクロウの雛に肉片を与えておられました。仕事の合間を見て受賞の話を伺いました。
受賞は東京へご夫婦で招待があったとのことですがお断りしたそうです。表彰自体はあまり嬉しくないと仰り「いや環境大臣表彰ですからすごいですよ」と伝えて表彰状を見せていただくことをお願いすると「探してみます」とプレハブ倉庫の下の方から持って出て来られました。
表彰状を広げている写真を撮らせていただいたのですが、かしこまって写すのは勘弁してくれと丸まった表彰状を無理に開いて一枚。もう一つ額も頂かれたたようで箱を開け「これどうぞ」と言われたので「支部事務所に持っていきます」と有り難くいただきました。
丁重にお見送りしていただき、私は額を抱いて車に乗り、立派な方が野鳥の会員であることに胸を熱くしながらアミノ病院を後にしました。。
網野泰蔵さんは、福岡県野生動物保護センター(直方市、アミノ動物病院内)で、傷ついたり親のいない野生の鳥獣を引き受け、治療・養生のうえ、自然に帰す奉仕活動を15年も続けておられ、今回受賞
の運びとなりました。
福岡県野生動物保護センターは、県内他の同種施設と異なり、通常引き受けない、県外での保護やカラス類、カワラバトなどわけ隔てなく野性鳥獣全般を対象にしておられ、獣医師として野生動物への慈しみや野生保護の活動・見識など、遅きに失した感のある受賞です。本会も外部などから持ち込みがあった時は、ありがたく相談・利用させていただきます。
「ヤマネコ保護活動支援事業」も受賞理由にあげられ、ツシマ・イリオモテ等のヤマネコ保護への尽力など、幅広い活動が認められています。
なお、功労者表彰、ご本人は参加しておられませんが、5月12日(みどりの日)、環境省と日本鳥類保護連盟の主催で行なわれました。
救護記録(「くまたか」掲載より)
- 福岡野生動物保護センター 2011年救護数
- 2012年野生動物救護数(報告)
- 2013年野生動物救護数(報告)
- 福岡野生動物保護センター 2015年度救護数
- 福岡野生動物保護センター 2016年度救護数
- 福岡野生動物保護センター 2018年度救護数
(サイト担当記)
(2019-06-07掲載)
630 会報「野鳥だより・筑豊」創刊500号記念号の原稿募集
日本野鳥の会筑豊支部支部長・梶原剛二
「日本野鳥の会筑豊支部」が1971年(昭和46年)2月に、「筑豊野鳥の会」として発足し、それに伴い、会報「野鳥だより・筑豊」第1号が1975年(昭和50年)5月に発刊されました。それ以来、途切れることなく発行が続けられ、今年の10月号で創刊500号になります。
これもひとえに、会員の皆様の長年に亘るご協力・ご支援の賜物です。そこで、これを記念して、会報10月号とは別冊で、会報創刊500号記念号を発行することになりました。
会報は本会公式サイト「くまたか」と共に、会員相互の双方向の情報交換及び交流の場としての役割を担っており、その趣旨に則り、全ての会員の皆様(くまたか会員を含む)から原稿をお寄せ頂き、記念号に相応しいものにしたいと考えています。
また、会員の方だけに留まらず、開かれた会報として、ご家族や本会に関わりのある一般の方からも広く、原稿を募集します。
原稿の内容は、記念号に寄せての感想文や回想録を始め、野鳥や植物などの自然全般に関して日頃感じていることや貴重な体験、また、俳句・短歌・写真・イラストなど自由投稿です。書式や様式などは問いませんので、多くの方に奮って投稿して頂く様、よろしくお願い致します。
尚、作成された原稿は電子メールまたは、郵送で、下記送付先のいずれかにお送り下さい。
- 原稿の募集期間 2019年5月1日〜6月30日
-
原稿の送付先
- 編集部:三宅敏靖
〠820-0021 飯塚市潤野145-14
☎0948-24-7530
miyaketoshi@vesta.ocn.ne.jp - 事務局:広塚忠夫
〠826-0043 田川市奈良207-3
☎0947-42-4612
hirotuka@orange.ocn.ne.jp
- 編集部:三宅敏靖
(2019-04-25掲載)
625 野生動物保護センター、チョウゲンボウ放鳥
事務局長・広塚忠夫
網野泰蔵さん(福岡野生動物保護センター長、本会会員)は、5月25日(土)11時、保護されたチョウゲンボウを直方市で野生に帰す、放鳥を行います。多くの会員、一般市民の方のお見送りをお願いいたします。
本放鳥は、5月20日実行予定(本欄で既報)でしたが、当日雨天のため延期されていたものです。
- 日時:5月25日(土)11時
- 場所:直方市永満寺・紅葉の森(公園) (福地山ろく花公園の東隣り)
- 駐車:福智山ろく花公園駐車場(無料) 。入り口は東口、北口の2ヶ所です。紅葉の森まで200m。なお、紅葉の森の駐車場は2台程度しか余裕が無く呼びかけ人の網野氏が使用します。付近の路上駐車もご遠慮ください。
- 経緯:放鳥予定のチョウゲンボウ(ハヤブサ類)は、本年3月4日、行橋市で保護され、直方市福岡野生動物保護センター
で加療後養生していましたが、完治したため放鳥されることになりました。
- 呼びかけ:網野泰蔵(福岡野生動物保護センター長)
- 参考:保護フクロウを野生に帰す「フクロウ放鳥式」(2017-09-13)
(2019-05-21掲載)
602
立山ライチョウツアーへようこそ
このツアーは、北九州・筑豊支部合同企画です。筑豊支部担当は広塚事務局長。参加申し込みは4月8日10時以降申込先でのみ受付ます。一般(非会員)の申込みはできません。
立山ライチョウツアーへようこそ
北九州支部・企画部長 村田希巳子
今年度の企画は、立山のライチョウツアーです。北アルプスの美しい3000メートル級の山々を背景に、まだ雪が残っている室堂平のらいちょう温泉雷鳥荘に2泊します。
この時期を選んだのは、年間で最もライチョウ目撃率が高いためです。オスのライチョウが、縄張り警戒のため、1日中岩の上で見張りをする、凛々しいライチョウの姿が見られる予定です。この亜種ライチョウは、日本の固有亜種で、国の特別天然記念物に指定されています。
その他、室堂のみくりが池周辺ではイワヒバリなどが見られます。帰りに美女平で、カヤクグリ、アカゲラ、キビタキ、オオルリ、ヒガラなどを見る予定です。
初日の朝食以外の朝食、昼食、夕食を全部含んで、65, 000円です。なお小倉駅周辺には、朝食付き1泊4,400円で泊まれるホテルもあります。
定員16名です。申し込みは、4月8日(月)10時から受け付けます。なるべくメールでお願いします。
皆さん奮ってご参加ください。
記
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旅程:
5月31日(金) 新幹線のぞみ2号 小倉6:27発 新大坂8:28着 サンダーバード11号 新大阪9:17発(弁当) 金沢11:58着 つるぎ710号 金沢12:31発 富山12:54着 アルペンルート 富山13:37発 室堂16:10着 らいちょう温泉雷鳥荘 泊 6月1日(土) 早朝探鳥、朝食 弁当 らいちょう温泉雷鳥荘泊 6月2日(日) 早朝探鳥、朝食 室堂11:20 美女平12:10 弁当 立山ケーブルカー 美女平15:40発 富山16:45着 つるぎ725号 富山17:11発 金沢17:34着 サンダーバード42号 金沢17:54発 新大阪20:34着 のぞみ59号 新大阪21:26発 小倉23:38着 - 申し込み受付:4月8日(月)10時より
- 定員:16名
- 旅費:65,000円(初日の朝食以外の朝食、昼食、夕食含む)
-
申し込み先:村田希巳子
- メール:kimisamu$mb3.seikyou.ne.jp($マークを@に入れ替え)
- 携帯:
- FAX:
- メール:kimisamu$mb3.seikyou.ne.jp($マークを@に入れ替え)
(2019-03-11掲載)
531 宮永さん「バードウィーク(愛鳥週間)記念写真展」
本会(筑豊支部)会員で写真の名手としても知られる宮永悦治さんは、忙しい仕事の合間をぬって撮影した日本各地の写真約100点を展示する「バードウィーク(愛鳥週間)記念写真展」を北九州市若松区3ヶ所の会場で開催します。
北海道から東京・小笠原、沖縄(石垣島、与那国島)など全国各地をまたに1982年から1995年までの間に撮影された写真から厳選のうえ展示されます。多彩多様な野鳥の生態や表情に作者の野鳥に対する愛情がにじみ出ており、確かな撮影技術とともにバードウィークにふさわしく見ごたえのある作品群です。
近くにお立ち寄りの節は、ぜひ会場まで足をお運びください。
- 期間:2019年4月25日(木)〜5月31日(金)
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会場:
- 西日本シティ銀行若松支店2階(北九州市若松区浜町2-2-6、開店09:00〜15:00、土日定休)
- ニューヤマザキデイリーストア若松浜町店(北九州市若松区浜町2-12-1、06:00〜00:00)
- 若松郵便局(北九州市若松区浜町1-11-1、09:00〜、)
- 入場:無料
- 主催:宮永悦治(日本野鳥の会筑豊支部、〃北九州支部、〃長崎支部)
- 連絡先: etsuchyou#ezweb.ne.jp(#を@マークに入れ替え)
- 参考:宮永悦治バードウィーク写真展・日本の鳥たち(2016年)
(2019-04-04掲載、記事作成:サイト担当)
520 「台湾7日間の旅」報告会のご案内
(北九州支部企画部長)村田希巳子
台湾の旅では、毎日が興奮の連続で、たくさんの固有種に出会うことができました。南国の鳥は、本当に美しいです。あまり警戒心がないので、比較的ゆっくりと観察することができました。
つきましては、報告会を下記の要領で行います。カメラマンさんたちの汗と涙の結晶をご覧ください。茶菓を準備しています。皆さんのお越しを心からお待ちしています。
記
- 日時 5月20日(月) 18時30分〜20時30分
- 会場 八幡西生涯学習センター301会議室(黒崎コムシティ3F )〒806-0021 北九州市八幡西区黒崎3-15-3 ☎093-641-9360
- 報告者 1.森永光直 2.三浦博嗣 3.志水めぐみ 4.高橋俊吾 5.三浦美代子 6.田代省二 7.広塚忠夫(敬称略)
-
その他
- 会場・黒崎コムシティの駐車場は割高になっています。お隣(コムシティとコンフォートホテルの間)の駐車場は割安なので、そちらをお勧めします。
- 今回の写真ショーは、一人10分の持ち時間に変えました。制限時間内で何枚でも展示できます。
- 今回は月曜日なので、いつもの戸畑生涯学習センターはお休みです。
-
台湾旅行の概要
- 日程 2019年3月12日〜18日
-
場所
- 台北(台湾植物公園、関渡自然公園、陽名山、大安森林公園)
- 台中(大雪山、谷関、八仙山)
- 観察種 115種(出会った台湾固有種 29種のうち20種)
- 参考 北九州・筑豊支部合同企画:台湾7日間の旅
- 問い合わせ 村田希巳子 ☎
kimisamu#mb3.seikyou.ne.jp(#を@マークに入れ替え)
(2019-04-02掲載)
520 網野さんによるチョウゲンボウ放鳥を見送ろう(中止)
本日(5月20日14時)予定のチョウゲンボウ放鳥は、現地雨天のため中止となりました。
事務局長・広塚忠夫 2019-05-20
事務局長・広塚忠夫
網野泰蔵さん(福岡野生動物保護センター長、本会会員)は、5月20日(月)14時、保護されたチョウゲンボウを直方市で野生に帰す、放鳥を行います。多くの会員、一般市民の方のお見送りをお願いいたします。
- 日時:5月20日(月)14時
- 場所:直方市永満寺・紅葉の森(公園) (福地山ろく花公園の東隣り)
- 駐車:福智山ろく花公園駐車場
福智山ろく花公園は当日休園日ですが、駐車場は森様(会員)のお手配により特別に利用できます(無料)。入り口は東口、北口の2ヶ所です。紅葉の森まで200m。なお、紅葉の森の駐車場は2台程度しか余裕が無く呼びかけ人の網野氏が使用します。路上駐車もご遠慮ください。 - 経緯:放鳥予定のチョウゲンボウ(ハヤブサ類)は、本年3月4日、行橋市で保護され、直方市福岡野生動物保護センター
で加療後養生していましたが、完治したため放鳥されることになりました。
- 呼びかけ:網野泰蔵(福岡野生動物保護センター長)
- 参考:保護フクロウを野生に帰す「フクロウ放鳥式」(2017-09-13)
(2019-05-13掲載)
514 鳥信記(観察サイト)に情報ご提供を
会報編集部・三宅敏靖
鳥信記はその場所、その地域の鳥相や経年変化などを知る貴重なデータです。
しかし、最近は端境期ではありましたが、鳥信が大幅に減少しています。
珍しい鳥ばかりでなく、普通に見られる留鳥、例えば、スズメなどでも結構ですので、「ご連絡」 info@yacho.org まで、どしどしお寄せ下さい。
よろしくお願い致します。
- 参考:観察サイト
(2019-04-14掲載)
54 筑豊山の会の英彦山バイオトイレ保守貢献
2014年5月英彦山中岳山頂にバイオトイレ(検索)が設置オープンされ、以来、筑豊山の会
がボランティアで維持管理(清掃)などを担っておられます。
中岳山頂には英彦山神宮の上宮があり、神域として不浄は忌避されていましたが、むしろトイレがないと随所で排泄が行われ、自然生態的環境にも問題が起きることから、神宮を説得し、設置されたものです。
当初から設置に関わった本会(筑豊支部)も協力し、当番で清掃に参加していますが、黙々と続けられる筑豊山の会の力強く息の長い維持管理(清掃)の姿勢には、本当に頭が下がります。
加藤さま
ご無沙汰しております。
お尋ねですが、昨日、英彦山に登りました。岡田さんとご一緒しまして、パートナーの中村清美(野鳥の会会員)さんからの発言が気になり、お尋ねします。
山頂のバイオトイレが故障して、便処理ができなくなったときは、「筑豊山の会メンバーが溜便を担いで降ろしているのよ!私も降ろしたことあるのよ!」
知りませんでした。ほんま、又、山の会を尊敬しました。
そこで、バイオトイレの管理や便処理をどのようにして、具体的に何にいれ降ろすのか?等、その他トイレ管理の大変な具体的な作業などなど教えて頂ければ助かります。
登山者や野鳥の会会員にもお知らせすべきだと、思いました。
広塚忠夫(日本野鳥の会筑豊支部)
広塚様
お世話になります。筑豊山の会の加藤です。
いつもトイレの清掃、ご協力ありがとうございます。
お尋ねの件ですが、2年に1回を目安にチップの入れ替えをしています。
トイレが故障して便処理が出来なくなったのではなく、チップの処理能力が劣化してきた時に交換しています。
トイレのチップ処理能力は、乾燥気味がベストです。槽内のチップに水が浮いて来たり、べちゃべちゃの泥状になったのを見計らって判断しています。
冬期は雪のため、ソーラパネルでの発電ができないため槽内の乾燥が間に合わず、チップの水分が多めの状態になります。
2017年3月は、善意の方?が事情を知らずに清掃して頂いたと思いますが、槽内が水浸しになり、乾燥しきれないと判断し交換しました。
荷降ろしは、古いチップを土嚢袋に1袋10kg程度入れ、さらに液漏れしないよう厚手のビニール袋に入れ背負って降ろします。
1回のチップ交換で土嚢袋が30〜40袋になります。古いチップは、バイオ菌で分解されているため臭くはありません。全て降ろした後、産業廃棄物として処分しています。
チップには、肥料の三要素としての窒素、リン酸、カリウムが含まれており立派な肥料です。
北岳の植林中のブナの生育のためチップを撒いては?と県に提案しましたが、自然の植生に異変がでるかもしれないとの事で、荷降ろしをしています。
福智山の古いチップは、県の了承にて山に埋めています。
500gくらいの小分けにして『家庭菜園用肥料』として皆さんに持ち帰ってもらう案も考えてはいます。
加藤博史(筑豊山の会)
(2019-04-03掲載)
419 英彦山バイオトイレのチップ山頂へ荷揚げご協力を
トイレ清掃協力団体 各位
筑豊山の会の加藤です。
日々の清掃、ご協力いただき感謝いたします。
4月17日(水)、18日(木)、19日(金)に英彦山バイオトイレのチップの入れ替え作業が実施されます。
皆様に新しいチップの荷揚げ作業のご協力をお願いいたします。
チップは乾燥しており、紙製米袋に入っています。チップは、ビニール袋(7kg×2袋)に小分けされ入っており、紙製米袋の大きさは、40Lのザックくらいです。
4月10日以降、チップが入った紙製米袋(14kg)×14袋を『英彦山修験道館』の軒下に保管しておきます。
英彦山に登られる時に、随時荷揚げをお願いいたします。小分けされたビニール袋(7kg)1つずつでも結構です。
ご協力をお願いいたします。
筑豊山の会 加藤博史 090-3074-6807
※本会(筑豊支部)も「トイレ清掃協力団体」です。
(参考:筑豊山の会の英彦山バイオトイレ保守貢献、筑豊山の会/facebook)
(2019-04-06掲載)

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