日本野鳥の会筑豊支部(福岡県)が毎年行っているハチクマの渡り調査報告のページです。
本会調査研究部では、渡りの期間中、調査定点として六ヶ岳(鞍手町、宮若市)、剣岳
(鞍手町)、明神ヶ辻山自然公園
(水巻町)を設定しています。その他の福岡県内各地で会員のみなさんから観察報告があれば、情報部ではそのつど本ページに投入します。ご支援・ご協力をお願いします。
参考:タカの渡り全国ネットワーク シーズン中は全国の渡りの様子がほぼリアルタイムで公開されています。※タカの渡り全国ネットワーク>Hawk Count>(左フレーム)各定点調査地概要図>110福岡 六ヶ岳(本ページへのリンク)。
※どの項目名クリックでもデータをソート(並び替え)できます。初期化はリロードまたは項目[id]降順。
id | ハチクマ | 月-日 | 観察場所 | 福岡県 | 3次メッシュ | 記録 | 詳細(サイト内リンク) | タカ |
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37 | 7 | 10-04 | 高塔山 | 北九州市若松区 | 金子忠英 | 高塔山でクロハゲワシ | 1 | |
36 | 20 | 10-01 | 遠賀川水辺館 | 直方市 | 梶原剛二 | 遠賀川水辺館 4 | ||
35 | 4 | 09-30 | 遠賀川水辺館 | 直方市 | 梶原剛二 | 遠賀川水辺館 3 | ||
34 | 7 | 10-01 | 油山 | 福岡市城南区 | 森永光直 | 観察サイト 2021年10月 | ||
33 | 3 | 09-28 | 剣岳 | 鞍手町 | 国武光成 | 剣岳ハチクマの渡り調査 10 | ||
32 | 31 | 09-27 | 剣岳 | 鞍手町 | 国武光成 | 剣岳ハチクマの渡り調査 9 | ||
31 | 20 | 09-26 | 剣岳 | 鞍手町 | 国武光成 | 剣岳ハチクマの渡り調査 8 | ||
30 | 17 | 09-25 | 剣岳 | 鞍手町 | 国武光成 | 剣岳ハチクマの渡り調査 7 | ||
29 | 82 | 09-24 | 剣岳 | 鞍手町 | 国武光成 | 剣岳ハチクマの渡り調査 6 | ||
28 | 14 | 09-23 | 剣岳 | 鞍手町 | 国武光成 | 剣岳ハチクマの渡り調査 5 | ||
27 | 62 | 09-22 | 剣岳 | 鞍手町 | 国武光成 | 剣岳ハチクマの渡り調査 4 | ||
26 | 47 | 09-21 | 剣岳 | 鞍手町 | 国武光成 | 剣岳ハチクマの渡り調査 3 | ||
25 | 47 | 09-20 | 剣岳 | 鞍手町 | 国武光成 | 剣岳ハチクマの渡り調査 2 | ||
24 | 502 | 09-19 | 剣岳 | 鞍手町 | 国武光成 | 剣岳ハチクマの渡り調査 1 | ||
23 | 0 | 09-28 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 広塚忠夫 | ハチクマ観察と六ヶ岳縦走 | ||
22 | 100 | 09-26 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 林田達也 | 9/26ハチクマ渡り調査結果 | 2 | |
21 | 108 | 09-27 | 明神ヶ辻山 | 水巻町 | 梶原剛二 | 明神ヶ辻山展望台 2 | 1 | |
20 | 5 | 09-26 | 明神ヶ辻山 | 水巻町 | 梶原剛二 | 明神ヶ辻山展望台 2 | 1 | |
19 | 0 | 09-25 | 遠賀川水辺館 | 直方市 | 梶原剛二 | 遠賀川水辺館 2 | 1 | |
18 | 20 | 09-24 | 遠賀川水辺館 | 直方市 | 梶原剛二 | 遠賀川水辺館 2 | ||
17 | 0 | 09-23 | 遠賀川水辺館 | 直方市 | 梶原剛二 | 遠賀川水辺館 2 | ||
16 | 89 | 09-22 | 遠賀川水辺館 | 直方市 | 梶原剛二 | 遠賀川水辺館 2 | ||
15 | (33) | 09-26 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 広塚忠夫 | 六ヶ岳ハチクマ渡り自主調査 | 1 | |
14 | 234 | 09-24 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 林田達也 | 9月24日六ヶ岳ハチクマ調査 | 2 | |
13 | 161 | 09-25 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 有本英一郎 | 9月25日のハチクマの観察記録(六ヶ岳) | 4 | |
12 | (154) | 09-24 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 広塚忠夫 | ハチクマ渡り(9月24日自主調査) | 3 | |
11 | 1 | 09-23 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 有本英一郎 | 9月23日ハチクマ観察(六ヶ岳) | 3 | |
10 | 15 | 09-21 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 広塚忠夫 | ハチクマ渡り(自主調査) | 1 | |
09 | 166 | 09-20 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 有本英一郎 | 9月20日ハチクマ観察(六ヶ岳) | 2 | |
08 | 1 | 09-20 | 遠賀川水辺館 | 直方市 | 梶原剛二 | 遠賀川水辺館 | 2 | |
07 | (13) | 09-20 | 明神ヶ辻山 | 水巻町 | 梶原剛二 | 明神ヶ辻山展望台 | 1 | |
06 | 192 | 09-20 | 明神ヶ辻山 | 水巻町 | 三浦博嗣 | 9月20日明神ヶ辻公園ハチクマ観察 | ||
05 | (550+) | 09-19 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 広塚忠夫 | ハチクマ渡り(有志の自主調査) | ||
04 | 762 | 09-19 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 有本英一郎 | 9月19日ハチクマ観察(六ヶ岳) | 2 | |
03 | 0 | 09-18 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 有本英一郎 | 9月18日ハチクマ観測記録 | ||
02 | 0 | 09-13 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 広塚忠夫 | 六ヶ岳ハチクマ調査 | ||
01 | 10 | 09-12 | 六ヶ岳 | 鞍手町 | 有本英一郎 | 9月12日ハチクマ情報 | 3 | |
計 |
調査研究部・林田達也
2021-08-27掲載
[続く↓]
調査研究部・
林田達也
2021-10-18掲載
今年度、遠賀・直鞍地域で観察されたハチクマの渡りの概要について取りまとめましたので、報告いたします。
<調査の概要>
調査は9月12日〜10月1日に筑豊支部の会員が中心になって行いました。明神ケ辻山で3日間、剣岳で10日間、六ヶ岳で11日間、遠賀川水辺館では7日間行いました。時間帯は六ヶ岳では主に7時〜17時、それ以外の調査地点では概ね8時〜13時で、渡りの個体数と通過した時刻を記録しました。また、9月26日はハチクマの渡りの特徴をつかむために六ヶ岳で達観により出現した方向、帆翔の有無とおおまかな位置、高度(山頂より高いか低いか)を記録しました。
金子忠英 2021-10-04
10月4日、高塔山にハチクマの渡りを見に行きました。
現地で観察調査カウントされている荒井充子さんが10時前ごろ、高倍率の双眼鏡で石嶺山方に一際大きい鳥が舞っているとの声、1〜2分後見えだすも遠く高くて300ox2レンズ でやっと撮ることが出来ました。
荒井さんも現地でのクロハゲワシは初めてと話していました。
ハチクマは14時までに70羽位と言われるも肉眼では6〜7羽にとどまりました。
サイト注:クロハゲワシ情報は珍鳥情報ですが、渡りの途中であり現地での観察はほぼ不可能と判断されるので、観察直後ですが公開しました。
(2021-10-05掲載)
梶原剛二 2021-10-01
(2021-10-02掲載)
梶原剛二 2021-09-30
(2021-10-02掲載)
国武光成 2021-09-28
(2021-09-29掲載)
国武光成 2021-09-27
(2021-09-29掲載)
国武光成 2021-09-26
(2021-09-29掲載)
国武光成 2021-09-25
(2021-09-29掲載)
国武光成 2021-09-24
(2021-09-29掲載)
国武光成 2021-09-23
(2021-09-29掲載)
国武光成 2021-09-22
(2021-09-29掲載)
国武光成 2021-09-21
(2021-09-29掲載)
国武光成 2021-09-20
(2021-09-29掲載)
国武光成 2021-09-19
(2021-09-29掲載)
サイト注:本タイトル1〜10の日別記録は、報告者による手書き原稿から記事を起こしました。
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広塚忠夫 2021-09-28
2021年秋のハチクマ観察は、個人的には本日を最終調査に決めていて、有志の自主調査として6回目の六ヶ岳登頂となった。
高塔山(北九州市若松区・荒井充子:タカ研)から“今日はこちらは全然飛びません" との情報提供で、こちらの成果も淋しい「ハチクマ:0羽」の2回目の記録となった。
日程は午前中はハチクマ観察、午後は六ヶ岳(朝日岳・羽衣岳・崎門岳・天冠岳・高祖岳・出穂岳)縦走計画としていたので、ルートはY氏から頂いた別添の手作り地図を頼りに歩くことにした。
朝日岳を約1時間前倒で出発し、終点の下新入登山口まで約4kmと距離は短いが、何度も上り下りを繰り返す登山道であり、まさに苦行の道だった。「苦行道」の看板がある下りは、ずるずる落ちるように滑って危険な急こう配は、ロープに助けてもらった。距離も標高も大したものではないが、この六ヶ岳征服は、それなりの覚悟で臨まないと成功はおろか苦行道に逆襲されるだろう。蒸し暑い中無事に下新入登山口に到達し、やった!と汗をふきふき達成感にひたった。
途中の内野池周りはナンバンギセル(南蛮煙管)・キバナアキギリ(黄花秋桐)・ハグロソウ(葉黒草)、それに赤いキノコとカラス蛇との出逢いもあった。
それでは、2023年の秋の渡りまでお別れです。
(2021-09-29掲載)
林田達也 2021-09-26
朝方は東風が弱く吹いていましたが、13時以降は北〜北東よりの風が強く吹いていました。約7割の個体が六ヶ岳の山頂付近を通過し、西へ飛んでいきました。また、10時に六ヶ岳付近で帆翔した個体は他の個体とは違って、南西方面へ飛んでいきました。
写真の個体の顔は白っぽく、嘴、ろう膜、目先が灰色で、胸から腹にかけて茶褐色の縦班があり、腹、脇には横班があります。初列風切り羽の翼先が広範囲に茶褐色ですが、♀成鳥だと思います。
(2021-09-27掲載)
梶原剛二 2021-09-26/27
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(2021-09-27掲載)
梶原剛二 2021-09-22/25
(2021-09-27掲載)
広塚忠夫 2021-09-26
往路・帰路共に興味津々の初ルートを歩いた。近いうちに六ヶ岳の六つの山頂を征服したいものだ。
六ヶ岳(朝日岳339m)に現着すると直ぐに、ハチクマ7羽が歓迎してくれて幸先良し、短い観察時間内でも、何度も撮影を愉しませて貰った。
昼食後に勝手ながら早退させて頂き、帰路も初めての妙見山経由で長谷登山口に向かい登山も愉しんだ。
なお、下山時点はハチクマ33羽の記録であるが、林田達也調査研究部長は、その後も調査を継続されているので、後日、プラスαの詳細な報告の投稿予定である。
早めの下山で長谷登山口から剣岳へ向かうと、常連の国武光成氏・鬼丸忠久氏と今年初観察の野村芳宏氏の3人様に剣岳駐車場で出会ったが、こちらは出現が全然と言って、早退されていた。
(2021-09-27掲載)
林田達也 2021-09-24
9時11分以降に観察したほとんどの渡り個体が山頂より高く帆翔し、西へ滑翔した。一部は南西方向に飛んでいった。16時3分以降はすべての個体が山頂のすぐ真上を滑翔して行った。
(2021-09-26掲載)
有本英一郎 2021-09-25
感想等:塒立ちしたもの4羽いました。午前中は東風で六ヶ岳の南に低く侵入してくるものが多く、次第に高度を上げ六ヶ岳上空を飛ぶものが出てきました。午後からは、高空を飛ぶものが多かったです。
(2021-09-25掲載)
広塚忠夫 2021-09-24
雲の切れ間の遥か遠くの、豆粒のハチクマを発見して“あの方向に上昇していますよ。こちら側には肉眼でも見えますよ。”と林田達也調査員は次々に記録を積み上げていく。
一方、後期高齢者は、あと追いのうえ双眼鏡の力を借りて、確認するのが精一杯だった。その結果、先に下山時は「154羽」の満足な記録であり、その後も林田達也氏は調査を継続されているので、プラスαの詳細な渡り報告が期待できる。
(2021-09-25掲載)
有本英一郎 2021-09-23
感想等:塒立ちとおもわれる1羽がカラスと一緒に低く飛んだ以外は、ハチクマを確認することができませんでした。晴れてはいるのですが、南風で風向きも悪く全体が霞んでいて視界不良のため早々に観察を取りやめました。
六ヶ岳の山頂近くでアカハラダカが6羽山頂ほどの高度まで上がり南西方面に飛び去りました。
(2021-09-24掲載)
広塚忠夫 2021-09-21
渡りに影響する風の情況は、南又は南東のやや強い向かい風でした。
ハチクマは見下ろす谷間又は低空を、風に向かって羽搏きもせず風を利用している如く南方面に飛行していった。
(2021-09-22掲載)
有本英一郎 2021-09-20
感想等:8時台及び9時台には、高塔山方面より六ヶ岳へ低く入ってきて、山頂近くを低く通過しましたが、それ以降は、北方の遠賀芦屋地区を飛ぶものがほとんどで、午後肉眼で観察できたのは数えるほどでした。午後、アカハラダカ幼鳥が通過、サシバも2羽あらわれました。
(2021-09-20掲載)
梶原剛二 2021-09-20
(2021-09-20掲載)
梶原剛二 2021-09-19
(2021-09-20掲載)
三浦博嗣 2021-09-20
昨日(19日)と今日(20日)に水巻町の明神ヶ辻公園の展望台(@5030-6525)でハチクマ渡り観察をしました。
19日(日)は他の観察地(六ヶ岳、剣岳)は多く観察できたようですが、ここ明神ヶ辻公園は本当に少なかったが、今日は10時までは海側で多く見られ11時以降は内陸部ばかりででした。
久しぶりにタカ柱も見ることができ満ちたりた観察日和になりました。
時間帯観察数
合計192
(2021-09-20掲載)
広塚忠夫 2021-09-19
新型コロナ感染症緊急事態宣言が9月30日まで延長されハチクマ探鳥会も中止になりました。よって、有志の自主的な秋のハチクマ渡り調査として実施しました。
他の調査地:剣岳展望台・明神ヶ辻山展望台も有志の自主的な調査が行われ、携帯電話で交信しながら行いました。
六ヶ岳調査の全記録結果は、有本英一郎氏の既投稿の通り、凄い「762羽」のハチクマ渡りを記録し、私が下山開始時点でも550+羽が観察できました。
本日は六ヶ岳飛翔ルートを飛翔してくれたので、ワクワクの撮影と観察ができ、約1500枚超の記録画像が残りました。
(2021-09-20掲載)
有本英一郎 2021-09-19
感想等:始まりは少数ですが、六ヶ岳山頂近くを低く飛ぶものが多く、午後からは、遠くを高度を上げながら通過していきました。予想以上の数を観察することができました。
(2021-09-19掲載)
有本英一郎 2021-09-18
感想等:ガス(霧)がとれるのを期待して頂上に登りましたが、項上ではガスがとれることなく、雨もひどくなり、10:30に下山しました。
(2021-09-18掲載)
広塚忠夫 2021-09-13
午前中は曇りの予報だったが、山頂に到着すると、待ってましたとばかり、意地悪な小雨が落ちて来た。天は我に味方せずだった。福智山はガスで見えなく、剣岳は微かに像が確認できる程度で視界も良くなかった。暫くして、高塔山の荒井さんからの情報では、こちらと同様で良くないとのことだった。
11時頃に状況は好転しないので調査中止の連絡を受けて、こちらも下山するとこにした。結果、小雨の中のハチクマ「0」を記録した。成果は、アマツバメ30±が突然現れて、直ぐに流れ去った。過去の観察では、山頂周辺を高速でグルグル飛び回る演出があるが、本日はあっという間にいなくなった。その後、二羽が出現し、写真判定でハリオアマツバメ2羽を記録した。
また、天気の良い日にハチクマとの出逢いに登頂しよう。
(2021-09-14掲載)
有本英一郎 2021-09-12
感想等:六ヶ岳の上昇気流に乗るもの2羽、他は笠置山方向で上昇して渡って行きました 。アカハラダカは北東方より飛来し、六ヶ岳にて高度を上げ、南方向ヘ飛去しました。
(2021-09-12掲載)
(2021-08-27開頁)
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