クマタカ
くまたか (日本野鳥の会筑豊支部)
total 
modify:2025-04-20

2021年 ハチクマの渡り速報

ハチクマ

日本野鳥の会筑豊支部(福岡県)が毎年行っているハチクマの渡り調査報告のページです。
本会調査研究部では、渡りの期間中、調査定点として六ヶ岳(鞍手町、宮若市)、剣岳(鞍手町)、明神ヶ辻山自然公園(水巻町)を設定しています。その他の福岡県内各地で会員のみなさんから観察報告があれば、情報部ではそのつど本ページに投入します。ご支援・ご協力をお願いします。

参考:タカの渡り全国ネットワーク シーズン中は全国の渡りの様子がほぼリアルタイムで公開されています。※タカの渡り全国ネットワーク>Hawk Count>(左フレーム)各定点調査地概要図>110福岡 六ヶ岳(本ページへのリンク)

詳細説明(このページ凡例など)

メニュー・ハチクマの渡り速報

ハチクマの渡り速報


2021年秋のハチクマ・日別カウント

ハチクマ累計:2727 羽(2021-10-04現在)

※どの項目名クリックでもデータをソート(並び替え)できます。初期化はリロードまたは項目[id]降順。

idハチクマ月-日観察場所福岡県3次メッシュ記録詳細(サイト内リンク)タカ
37710-04高塔山北九州市若松区金子忠英高塔山でクロハゲワシ1
362010-01遠賀川水辺館直方市梶原剛二遠賀川水辺館 4
35409-30遠賀川水辺館直方市梶原剛二遠賀川水辺館 3
34710-01油山福岡市城南区森永光直観察サイト 2021年10月
33309-28剣岳鞍手町国武光成剣岳ハチクマの渡り調査 10
323109-27剣岳鞍手町国武光成剣岳ハチクマの渡り調査 9
312009-26剣岳鞍手町国武光成剣岳ハチクマの渡り調査 8
301709-25剣岳鞍手町国武光成剣岳ハチクマの渡り調査 7
298209-24剣岳鞍手町国武光成剣岳ハチクマの渡り調査 6
281409-23剣岳鞍手町国武光成剣岳ハチクマの渡り調査 5
276209-22剣岳鞍手町国武光成剣岳ハチクマの渡り調査 4
264709-21剣岳鞍手町国武光成剣岳ハチクマの渡り調査 3
254709-20剣岳鞍手町国武光成剣岳ハチクマの渡り調査 2
2450209-19剣岳鞍手町国武光成剣岳ハチクマの渡り調査 1
23009-28六ヶ岳鞍手町広塚忠夫ハチクマ観察と六ヶ岳縦走
2210009-26六ヶ岳鞍手町林田達也9/26ハチクマ渡り調査結果2
2110809-27明神ヶ辻山水巻町梶原剛二明神ヶ辻山展望台 21
20509-26明神ヶ辻山水巻町梶原剛二明神ヶ辻山展望台 21
19009-25遠賀川水辺館直方市梶原剛二遠賀川水辺館 21
182009-24遠賀川水辺館直方市梶原剛二遠賀川水辺館 2
17009-23遠賀川水辺館直方市梶原剛二遠賀川水辺館 2
168909-22遠賀川水辺館直方市梶原剛二遠賀川水辺館 2
15(33)09-26六ヶ岳鞍手町広塚忠夫六ヶ岳ハチクマ渡り自主調査1
1423409-24六ヶ岳鞍手町林田達也9月24日六ヶ岳ハチクマ調査2
1316109-25六ヶ岳鞍手町有本英一郎9月25日のハチクマの観察記録(六ヶ岳)4
12(154)09-24六ヶ岳鞍手町広塚忠夫ハチクマ渡り(9月24日自主調査)3
11109-23六ヶ岳鞍手町有本英一郎9月23日ハチクマ観察(六ヶ岳)3
101509-21六ヶ岳鞍手町広塚忠夫ハチクマ渡り(自主調査)1
0916609-20六ヶ岳鞍手町有本英一郎9月20日ハチクマ観察(六ヶ岳)2
08109-20遠賀川水辺館直方市梶原剛二遠賀川水辺館 2
07(13)09-20明神ヶ辻山水巻町梶原剛二明神ヶ辻山展望台1
0619209-20明神ヶ辻山水巻町三浦博嗣9月20日明神ヶ辻公園ハチクマ観察
05(550+)09-19六ヶ岳鞍手町広塚忠夫ハチクマ渡り(有志の自主調査)
0476209-19六ヶ岳鞍手町有本英一郎9月19日ハチクマ観察(六ヶ岳)2
03009-18六ヶ岳鞍手町有本英一郎9月18日ハチクマ観測記録
02009-13六ヶ岳鞍手町広塚忠夫六ヶ岳ハチクマ調査
011009-12六ヶ岳鞍手町有本英一郎9月12日ハチクマ情報3
  • 項目[カウント]の( )内数字は、重複カウントのため累計に含めていない。範囲のあるカウントでは最大値を採用
  • 項目[タカ]はタカ科とハヤブサ科の観察種数(不明種は含まず)

指針:2021年秋季ハチクマの渡り調査について

調査研究部・林田達也
2021-08-27掲載

  1. 目的
    筑豊支部研究部、会員が実施してきた福岡県北部におけるハチクマの秋季渡り調査について、今年も開発等による影響評価に役立てることを主な目的として実施する。
  2. 調査概要
    六ヶ岳、剣岳、明神ヶ辻山自然公園において9月中下旬におけるハチクマの渡り個体の総数を調査する。

[続く↓]

2021年遠賀、直鞍地域で観察されたハチクマの渡りについて

調査研究部・
林田達也
2021-10-18掲載

今年度、遠賀・直鞍地域で観察されたハチクマの渡りの概要について取りまとめましたので、報告いたします。

<調査の概要>

調査は9月12日〜10月1日に筑豊支部の会員が中心になって行いました。明神ケ辻山で3日間、剣岳で10日間、六ヶ岳で11日間、遠賀川水辺館では7日間行いました。時間帯は六ヶ岳では主に7時〜17時、それ以外の調査地点では概ね8時〜13時で、渡りの個体数と通過した時刻を記録しました。また、9月26日はハチクマの渡りの特徴をつかむために六ヶ岳で達観により出現した方向、帆翔の有無とおおまかな位置、高度(山頂より高いか低いか)を記録しました。


高塔山でクロハゲワシ

金子忠英 2021-10-04

  • 観察日:2021-10-04
  • 場所:北九州市若松区・高塔山 @5030-6683
  • 観察者:金子忠英
  • リスト:ハチクマ6/7、クロハゲワシ

10月4日、高塔山にハチクマの渡りを見に行きました。
現地で観察調査カウントされている荒井充子さんが10時前ごろ、高倍率の双眼鏡で石嶺山方に一際大きい鳥が舞っているとの声、1〜2分後見えだすも遠く高くて300ox2レンズ でやっと撮ることが出来ました。
荒井さんも現地でのクロハゲワシは初めてと話していました。
ハチクマは14時までに70羽位と言われるも肉眼では6〜7羽にとどまりました。

サイト注:クロハゲワシ情報は珍鳥情報ですが、渡りの途中であり現地での観察はほぼ不可能と判断されるので、観察直後ですが公開しました。

(2021-10-05掲載)

遠賀川水辺館 4

梶原剛二 2021-10-01

  • 観察日時:2021-10-01
  • 観察場所:直方市溝堀・遠賀川水辺館 @5030-4588
  • 観察者:梶原剛二
  • 観察記録:ハチクマ 20羽
    • 10時24分ハチクマ 12羽
    • 10時29分ハチクマ 7羽
    • 10時39分ハチクマ 1羽

(2021-10-02掲載)

遠賀川水辺館 3

梶原剛二 2021-09-30

  • 観察日時:2021-09-30
  • 観察場所:直方市溝堀・遠賀川水辺館 @5030-4588
  • 観察者:梶原剛二
  • 観察記録:ハチクマ 4羽
    • 12時37分ハチクマ 3羽
    • 12時43分ハチクマ 1羽

(2021-10-02掲載)

剣岳ハチクマの渡り調査 10

国武光成 2021-09-28

  • 観察日時:2021-09-28 08:54-13:30
  • 観察場所:剣岳(@5030-5534)
  • 気象:曇り
  • 観察者:国武光成(記録)、鬼丸忠久
  • 観察記録:ハチクマ 3羽
    • 08:54 (1)
    • 11:28 (2)

(2021-09-29掲載)

剣岳ハチクマの渡り調査 9

国武光成 2021-09-27

  • 観察日時:2021-09-27
  • 観察場所:剣岳(@5030-5534)
  • 気象:曇り
  • 観察者:国武光成(記録)、鬼丸忠久
  • 観察記録:ハチクマ 31羽
    • 08:50 (4)
    • 09:46 (1)
    • 10:07 (1)
    • 10:12 (1)
    • 10:34 (1)
    • 10:58 (2)
    • 11:03 (11)
    • 11:08 (4)
    • 11:52 (6)

(2021-09-29掲載)

剣岳ハチクマの渡り調査 8

国武光成 2021-09-26

  • 観察日時:2021-09-26
  • 観察場所:剣岳(@5030-5534)
  • 気象:曇り
  • 観察者:国武光成(記録)
  • 観察記録:ハチクマ 20羽
    • 08:40 (8)
    • 09:28 (7)
    • 10:37 (4)
    • 11:14 (1)

(2021-09-29掲載)

剣岳ハチクマの渡り調査 7

国武光成 2021-09-25

  • 観察日時:2021-09-25
  • 観察場所:剣岳(@5030-5534)
  • 気象:晴れ
  • 観察者:
    • 会員:国武光成(記録)、鬼丸忠久、佐藤久恵
    • 一般:2名
  • 観察記録:ハチクマ 17羽
    • 08:50 (1)
    • 09:26 (1)
    • 09:44 (1)
    • 09:52 (1)
    • 10:29 (8)
    • 10:30 (5)

(2021-09-29掲載)

剣岳ハチクマの渡り調査 6

国武光成 2021-09-24

  • 観察日時:2021-09-24
  • 観察場所:剣岳(@5030-5534)
  • 気象:晴れ
  • 観察者(会員):国武光成(記録)、鬼丸忠久、佐藤久恵
  • 観察記録:ハチクマ 82羽
  • 09:00 (2)
  • 09:16 (1)
  • 09:18 (1)
  • 09:32 (1)
  • 09:51 (3)
  • 09:52 (2)
  • 10:15 (50)
  • 10:37 (3)
  • 10:52 (2)
  • 11:25 (5)
  • 11:26 (2)
  • 11:27 (2)
  • 11:29 (1)
  • 11:57 (4)
  • 13:14 (3)

(2021-09-29掲載)

剣岳ハチクマの渡り調査 5

国武光成 2021-09-23

  • 観察日時:2021-09-23
  • 観察場所:剣岳(@5030-5534)
  • 気象:曇り
  • 観察者:
    • 会員:国武光成(記録)、鬼丸忠久
    • 一般:早川
  • 観察記録:ハチクマ 14羽
    • 10:34 (1)
    • 13:14 (13)

(2021-09-29掲載)

剣岳ハチクマの渡り調査 4

国武光成 2021-09-22

  • 観察日時:2021-09-22
  • 観察場所:剣岳(@5030-5534)
  • 気象:曇り後晴れ
  • 観察者(会員):国武光成(記録)、鬼丸忠久
  • 観察記録:ハチクマ 62羽
  • 08:55 (2)
  • 09:05 (7)
  • 09:16 (4)
  • 09:19 (3)
  • 09:23 (1)
  • 09:35 (1)
  • 09:57 (4)
  • 11:12 (21)
  • 11:23 (7)
  • 11:23 (1)
  • 12:14 (11)

(2021-09-29掲載)

剣岳ハチクマの渡り調査 3

国武光成 2021-09-21

  • 観察日時:2021-09-21 09:42-13:15
  • 観察場所:剣岳(@5030-5534)
  • 気象:晴れ
  • 観察者:
    • 会員:国武光成(記録)、鬼丸忠久、梶原剛二、市川英子
    • 一般:5名
  • 観察記録:ハチクマ 47羽
  • 09:42 (1)
  • 09:50 (1)
  • 09:51 (4)
  • 09:54 (3)
  • 10:21 (1)
  • 10:26 (8)
  • 10:35 (3)
  • 10:38 (3)
  • 10:41 (3)
  • 11:15 (1)
  • 12:29 (7)
  • 12:36 (2)
  • 12:39 (4)
  • 13:10 (5)
  • 13:15 (1)

(2021-09-29掲載)

剣岳ハチクマの渡り調査 2

国武光成 2021-09-20

  • 観察日時:2021-09-20 09:00-12:00
  • 観察場所:剣岳(@5030-5534)
  • 気象:晴れ
  • 観察者:
    • 会員:国武光成(記録)、大田良雄、佐藤久恵、市川英子、隅田知明
    • 一般:大川哲郎、大川智恵子、松本秀利
  • 観察記録:ハチクマ 47羽
  • 07:45 (3)
  • 08:57 (2)
  • 09:01 (2)
  • 09:06 (6)
  • 09:27 (3)
  • 09:32 (5)
  • 09:34 (1)
  • 09:50 (1)
  • 09:55 (2)
  • 09:58 (2)
  • 09:59 (1)
  • 10:02 (1)
  • 10:07 (5)
  • 10:12 (9)
  • 10:13 (1)
  • 10:51 (1)
  • 11:11 (1)
  • 11:29 (1)

(2021-09-29掲載)

剣岳ハチクマの渡り調査 1

国武光成 2021-09-19

  • 観察日時:2021-09-19 09:13-13:49
  • 観察場所:剣岳(@5030-5534)
  • 観察者:
    • 会員:国武光成(記録)、鬼丸忠久、林孝、市川英子
    • 一般:村上公一
  • 気象:晴れ
  • 観察記録:ハチクマ 502羽
  • 09:13 (1)
  • 10:09 (1)
  • 10:36 (22)
  • 10:41 (36)
  • 10:44 (5)
  • 11:02 (14)
  • 11:06 (8)
  • 11:09 (14)
  • 11:12 (9)
  • 11:14 (20)
  • 11:15 (38)
  • 11:18 (6)
  • 11:21 (7)
  • 11:35 (2)
  • 11:36 (1)
  • 11:40 (6)
  • 11:43 (1)
  • 11:44 (2)
  • 11:57 (1)
  • 12:03 (46)
  • 12:03 (19)
  • 12:04 (14)
  • 12:08 (38)
  • 12:18 (2)
  • 12:21 (36)
  • 12:21 (47)
  • 12:31 (46)
  • 13:02 (1)
  • 13:33 (59)

(2021-09-29掲載)

サイト注:本タイトル1〜10の日別記録は、報告者による手書き原稿から記事を起こしました。

ヒガラ

【画像の見方】小画像をクリックで拡大・縮小、拡大画像は複数同時重ね表示・ドラッグで移動可能、スペースまたは矢印キーで連続閲覧

ハチクマ観察と六ヶ岳縦走

広塚忠夫 2021-09-28

  • 2021-09-28(火)曇り、南又は南東風、23℃〜30℃
  • 調査場所:六ヶ岳(鞍手町・宮若町・直方市) @5030-4594
  • 調査者:広塚忠夫
  • コース:下新入登山口08:37〜六ヶ岳(朝日岳)山頂09:17〜下山開始11:12〜陽文字岳11:19〜六ヶ岳(羽衣岳)11:25〜六ヶ岳(崎門岳:272m)11:46〜六ヶ岳(天冠岳)11:59〜12:11〜狭間岳12:39〜六ヶ岳(高祖岳:260m)13:12〜六ヶ岳(出穂岳:293m)13:28〜13:40〜内野池14:02〜下新入登山口14:37
  • ハチクマ観察:「0羽」
  • その他:アマツバメ3・トビ8・アオゲラ1・ハシブトガラス5・ソウシチョウ30+、三次メッシュ:@5030-4594
  • 野外調査地図トラック情報:
    • 登りの往路記録:開始時間08:37、終了時間09:17、記録時間39m、移動距離800m
    • 帰路の六ヶ岳縦走記録:開始時間11:12、終了時間14:37、記録時間3h25m、移動距離3,698m

2021年秋のハチクマ観察は、個人的には本日を最終調査に決めていて、有志の自主調査として6回目の六ヶ岳登頂となった。
高塔山(北九州市若松区・荒井充子:タカ研)から“今日はこちらは全然飛びません" との情報提供で、こちらの成果も淋しい「ハチクマ:0羽」の2回目の記録となった。
日程は午前中はハチクマ観察、午後は六ヶ岳(朝日岳・羽衣岳・崎門岳・天冠岳・高祖岳・出穂岳)縦走計画としていたので、ルートはY氏から頂いた別添の手作り地図を頼りに歩くことにした。
朝日岳を約1時間前倒で出発し、終点の下新入登山口まで約4kmと距離は短いが、何度も上り下りを繰り返す登山道であり、まさに苦行の道だった。「苦行道」の看板がある下りは、ずるずる落ちるように滑って危険な急こう配は、ロープに助けてもらった。距離も標高も大したものではないが、この六ヶ岳征服は、それなりの覚悟で臨まないと成功はおろか苦行道に逆襲されるだろう。蒸し暑い中無事に下新入登山口に到達し、やった!と汗をふきふき達成感にひたった。
途中の内野池周りはナンバンギセル(南蛮煙管)・キバナアキギリ(黄花秋桐)・ハグロソウ(葉黒草)、それに赤いキノコとカラス蛇との出逢いもあった。
それでは、2023年の秋の渡りまでお別れです。

(2021-09-29掲載)

9/26ハチクマ渡り調査結果

林田達也 2021-09-26

  • 観察日時:2021-09-26 07:00-17:00
  • 気象:曇り後晴れ、東〜北の風
  • 観察場所:六ヶ岳(@5030-4594)
  • 観察者:広塚忠夫、林田達也
  • 観察記録:ハチクマ100羽
    • 07:00-08:00(0)
    • 08:00-09:00(0)
    • 09:00-10:00(11)
    • 10:00-11:00(16)
    • 11:00-12:00(5)
    • 12:00-13:00(3)
    • 13:00-14:00(19)
    • 14:00-15:00(36)
    • 15:00-16:00(4)
    • 16:00-17:00(6)
  • その他観察種:サシバ 2(10:05 、12:35六ヶ岳真上で帆翔し西へ滑翔)、ノスリ1(14:02 六ヶ岳の北東に現れ、山頂付近で帆翔し南西へ滑翔)、タカ類不明 1 、ツバメ5、コシアカツバメ1

朝方は東風が弱く吹いていましたが、13時以降は北〜北東よりの風が強く吹いていました。約7割の個体が六ヶ岳の山頂付近を通過し、西へ飛んでいきました。また、10時に六ヶ岳付近で帆翔した個体は他の個体とは違って、南西方面へ飛んでいきました。
写真の個体の顔は白っぽく、嘴、ろう膜、目先が灰色で、胸から腹にかけて茶褐色の縦班があり、腹、脇には横班があります。初列風切り羽の翼先が広範囲に茶褐色ですが、♀成鳥だと思います。

(2021-09-27掲載)

明神ヶ辻山展望台 2

梶原剛二 2021-09-26/27


ヒガラ

【画像の見方】小画像をクリックで拡大・縮小、拡大画像は複数同時重ね表示・ドラッグで移動可能、スペースまたは矢印キーで連続閲覧

  • 観察日:2021年9月26日、27日
  • 場所:水巻町頃末・明神ヶ辻山展望台 @5030-6525
  • 観察者:梶原剛二
  • 26日 08時30分〜11時30分 (計5羽)
    • 08時45分 ハチクマ 1羽
    • 09時08分 ハヤブサ
    • 10時37分 ハチクマ 4羽
    • 11時29分 ハチクマ 1羽
  • 27日 10時〜11時15分 (計108羽)
    • 10時16分 ハチクマ 5羽
    • 10時25分 ハチクマ 2羽
    • 10時28分 ハチクマ 42羽
    • 10時36分 ハチクマ 4羽
    • 10時47分 ハチクマ 55羽
    • 11時15分 サシバ

(2021-09-27掲載)

遠賀川水辺館 2

梶原剛二 2021-09-22/25

  • 観察日:2021年9月22日〜25日
  • 場所:直方市溝堀・遠賀川水辺館 @5030-4588
  • 観察者:梶原剛二
  • 22日 10時〜11時 (計89羽)
    • 10時26分ハチクマ 6羽
    • 10時30分ハチクマ 18羽
    • 10時47分ハチクマ 62羽
    • 11時 ハチクマ 3羽
  • 23日 11時〜12時 ハチクマ (0羽)
  • 24日 09時30分〜11時15分 (計20羽)
    • 09時30分 ハチクマ 5羽
    • 09時39分 ハチクマ 2羽
    • 10時21分 ハチクマ 13羽
  • 25日 ハチクマ 09時40分〜11時 (0羽)
    • 10時25分 チョウゲンボウ

(2021-09-27掲載)

六ヶ岳ハチクマ渡り自主調査

広塚忠夫 2021-09-26

  • 2021-09-26(日) 晴れ時々曇り、北又は北東風、22℃〜30℃
  • 調査場所:六ヶ岳(鞍手町・宮若町・直方市)@5030-4594
  • 調査者:林田達也・広塚忠夫
  • ハチクマ観察:33羽(注:12:03時点の集計)
  • その他:キジバト1・ハチクマ33・サシバ1・アオゲラ3・ハシブトガラス5・シジュウカラ2・ヒヨドリ10+・メジロ1・ソウシチョウ50+、三次メッシュ:@5030-4594
  • コース:長谷登山口08:39〜羽衣岳(315m)09:22〜湯文字山頂09:30〜六ヶ岳山頂(339m)09:34〜下山開始12:03〜妙見山12:26〜前妙見山12:40〜妙見社12:56〜長谷登山口13:03
  • 野外調査地図トラック情報
    • 登りの往路記録:開始時間08:39、終了時間09:34、記録時間55m、移動距離1,525m
    • 下りの帰路記録:開始時間12:03、終了時間13:03、記録時間1h、移動距離1,897m

往路・帰路共に興味津々の初ルートを歩いた。近いうちに六ヶ岳の六つの山頂を征服したいものだ。
六ヶ岳(朝日岳339m)に現着すると直ぐに、ハチクマ7羽が歓迎してくれて幸先良し、短い観察時間内でも、何度も撮影を愉しませて貰った。
昼食後に勝手ながら早退させて頂き、帰路も初めての妙見山経由で長谷登山口に向かい登山も愉しんだ。
なお、下山時点はハチクマ33羽の記録であるが、林田達也調査研究部長は、その後も調査を継続されているので、後日、プラスαの詳細な報告の投稿予定である。
早めの下山で長谷登山口から剣岳へ向かうと、常連の国武光成氏・鬼丸忠久氏と今年初観察の野村芳宏氏の3人様に剣岳駐車場で出会ったが、こちらは出現が全然と言って、早退されていた。

(2021-09-27掲載)

9月24日六ヶ岳ハチクマ調査

林田達也 2021-09-24

  • 観察日時:2021-09-24 07:00-17:00
  • 気象:晴れ、北東〜北の風
  • 観察場所:六ヶ岳(@5030-4594)
  • 観察者:広塚忠夫、林田達也
  • 観察記録:ハチクマ234羽
    • 07:00-08:00(0)
    • 08:00-09:00(0)
    • 09:00-10:00(71)
    • 10:00-11:00(6)
    • 11:00-12:00(12)
    • 12:00-13:00(10)
    • 13:00-14:00(53)
    • 14:00-15:00(1)
    • 15:00-16:00(0)
    • 16:00-17:00(81)
  • その他観察種:サシバ 1(10:45)北東より現れ、六ヶ岳真上で高く帆翔し西へ滑翔)、チョウゲンボウ、渡りタカ類不明2

9時11分以降に観察したほとんどの渡り個体が山頂より高く帆翔し、西へ滑翔した。一部は南西方向に飛んでいった。16時3分以降はすべての個体が山頂のすぐ真上を滑翔して行った。

(2021-09-26掲載)

9月25日のハチクマの観察記録(六ヶ岳)

有本英一郎 2021-09-25

  • 観察日時:2021-09-25 08:00-17:00
  • 気象:晴れ 北東弱風 以降南東、東風に変化
  • 観察場所:六ヶ岳(@5030-4594)
  • 観察者:林田達也、有本英一郎
  • 観察記録:ハチクマ161羽
    • 〜08:00塒立ち(4)
    • 08:00-09:00 (22)
    • 09:00-10:00 (17)
    • 10:00-11:00 (51)
    • 11:00-12:00 (27)
    • 12:00-13:00 (6)
    • 13:00-14:00 (6)
    • 14:00-15:00 (5)
    • 15:00-16:00 (8) 現地でサシバとおもわれたものが写真にてハチクマと判明1
    • 16:00-17-00 (15)
  • その他観察種:アマツバメ・トビ・ツミ・サシバ・ノスリ・エナガ・エゾビタキ・ソウシチョウ

感想等:塒立ちしたもの4羽いました。午前中は東風で六ヶ岳の南に低く侵入してくるものが多く、次第に高度を上げ六ヶ岳上空を飛ぶものが出てきました。午後からは、高空を飛ぶものが多かったです。

(2021-09-25掲載)

ハチクマ渡り(9月24日自主調査)

広塚忠夫 2021-09-24

  • 2021-09-24(金)晴れ、北又は北東、21℃〜26℃
  • 調査場所:六ヶ岳(鞍手町・宮若町・直方市)@5030-4594
  • 調査者:林田達也・広塚忠夫
  • ハチクマ観察:154羽(注・14:31時点の集計)
  • その他:トビ5・サシバ1・アオゲラ1・ハヤブサ1・ハシブトガラス3・メジロ20+、三次メッシュ:@5030-4594
  • コース:下新入登山口08:46〜六ヶ岳山頂09:27〜下山開始14:31〜下新入登山口15:09

雲の切れ間の遥か遠くの、豆粒のハチクマを発見して“あの方向に上昇していますよ。こちら側には肉眼でも見えますよ。”と林田達也調査員は次々に記録を積み上げていく。
一方、後期高齢者は、あと追いのうえ双眼鏡の力を借りて、確認するのが精一杯だった。その結果、先に下山時は「154羽」の満足な記録であり、その後も林田達也氏は調査を継続されているので、プラスαの詳細な渡り報告が期待できる。

(2021-09-25掲載)

9月23日ハチクマ観察(六ヶ岳)

有本英一郎 2021-09-23

  • 観察日時:2021-09-23 08:30-10:30
  • 気象:晴れ 南微風 全体に霞む
  • 観察場所:六ヶ岳(@5030-4594)
  • 観察者:有本英一郎
  • 観察記録:全1
    • 08:30-09:00(1)
    • 09:00-10:00(0)
    • 10:00-10:30(0)
  • その他の観察種:ミサゴ1・トビ2・アカハラダカ6・ハシブトガラス3・ツバメ2・ソウシチョウ10+

感想等:塒立ちとおもわれる1羽がカラスと一緒に低く飛んだ以外は、ハチクマを確認することができませんでした。晴れてはいるのですが、南風で風向きも悪く全体が霞んでいて視界不良のため早々に観察を取りやめました。
六ヶ岳の山頂近くでアカハラダカが6羽山頂ほどの高度まで上がり南西方面に飛び去りました。

(2021-09-24掲載)

ハチクマ渡り(自主調査)

広塚忠夫 2021-09-21

  • 2021-09-21(火)晴れ、南又は南東の中風、21℃〜31℃
  • 調査場所:六ヶ岳(鞍手町・宮若町・直方市)@5030-4594
  • 調査者:広塚忠夫
  • ハチクマ観察(15羽):09:54- 4羽、10:53- 2羽、11:07- 1羽、13:04- 8羽
  • その他:トビ5・キジバト1・メジロ2・エゾビタキ1・コサメビタキ1・ソウシチョウ15+
  • コース:宮田側登山口07:20〜六ヶ岳山頂07:48〜下山開始13:30〜宮田側登山口14:00
  • 観察サイト様式(&):2021-09-21&5030-4594&広塚忠夫&6&トビ5・キジバト1・メジロ2・エゾビタキ1・コサメビタキ1・ソウシチョウ15+&鞍手町|宮若町|直方市・六ヶ岳&晴れ、南又は南東の中風、21℃〜31℃

渡りに影響する風の情況は、南又は南東のやや強い向かい風でした。
ハチクマは見下ろす谷間又は低空を、風に向かって羽搏きもせず風を利用している如く南方面に飛行していった。

(2021-09-22掲載)

9月20日ハチクマ観察(六ヶ岳)

有本英一郎 2021-09-20

  • 観察日時:2021-09-20(月) 07:40〜15:00
  • 気象:晴れ、南東微風
  • 観察場所:六ヶ岳(@5030-4594)
  • 観察者:有本英一郎
  • 観察記録:全166
  • 08:00-09:00(26)山頂南側を通過
  • 09:00-10:00(22)山頂南側を通過
  • 10:00-11:00(56)遠賀・芦屋上空にて鷹柱
  • 11:00-12:00(1)
  • 12:00-13:00(0)
  • 13:00-14:00(50)芦屋上空にて旋回
  • 14:00-15:00(11)ほぼ単独で通過
  • その他の観察種:アマツバメ2・トビ3・アカハラダカ1・ハシブトガラス5・ツバメ5・コサメビタキ1・ソウシチョウ10+

感想等:8時台及び9時台には、高塔山方面より六ヶ岳へ低く入ってきて、山頂近くを低く通過しましたが、それ以降は、北方の遠賀芦屋地区を飛ぶものがほとんどで、午後肉眼で観察できたのは数えるほどでした。午後、アカハラダカ幼鳥が通過、サシバも2羽あらわれました。

(2021-09-20掲載)

遠賀川水辺館

梶原剛二 2021-09-20

  • 日時:2021年9月20日 09時45分〜12時45分
  • 場所:直方市溝堀・遠賀川水辺館 @5030-4588
  • 観察:梶原剛二
  • 09時45分、ミサゴ 2羽
  • 10時27分、ハチクマ1羽
  • 12時28分、ハヤブサ2羽

(2021-09-20掲載)

明神ヶ辻山展望台

梶原剛二 2021-09-19

  • サイト:明神ヶ辻山展望台(@5030-6525)
  • 日時:2021年9月19日 09時〜13時
  • 観察:森永光直、三浦博嗣、梶原剛二、(一般)古賀博史
  • 9時26分 ハヤブサ 1羽
  • 9時57分 ハチクマ11羽
  • 10時20分 ハチクマ 1羽
  • 11時30分 ハチクマ 1羽

(2021-09-20掲載)

9月20日明神ヶ辻公園ハチクマ観察

三浦博嗣 2021-09-20

昨日(19日)と今日(20日)に水巻町の明神ヶ辻公園の展望台(@5030-6525)でハチクマ渡り観察をしました。
19日(日)は他の観察地(六ヶ岳、剣岳)は多く観察できたようですが、ここ明神ヶ辻公園は本当に少なかったが、今日は10時までは海側で多く見られ11時以降は内陸部ばかりででした。
久しぶりにタカ柱も見ることができ満ちたりた観察日和になりました。

時間帯観察数

  • 09:00〜10:00 7
  • 10:01〜10:30 41
  • 10:31〜11:00 50
  • 11:01〜11:30 38
  • 11:31〜12:00 56
  • 合計192

(2021-09-20掲載)

ハチクマ渡り(有志の自主調査)

広塚忠夫 2021-09-19

  • 2021-09-19(日)晴れ、微風から弱風、22℃〜28℃
  • 調査場所:六ヶ岳(鞍手町・宮若町・直方市)@5030-4594
  • 調査者:有本英一郎・林田達也・広塚忠夫
  • コース:宮田側登山口07:15〜六ヶ岳山頂07:48〜下山開始13:21〜宮田側登山口14:01

新型コロナ感染症緊急事態宣言が9月30日まで延長されハチクマ探鳥会も中止になりました。よって、有志の自主的な秋のハチクマ渡り調査として実施しました。
他の調査地:剣岳展望台・明神ヶ辻山展望台も有志の自主的な調査が行われ、携帯電話で交信しながら行いました。
六ヶ岳調査の全記録結果は、有本英一郎氏の既投稿の通り、凄い「762羽」のハチクマ渡りを記録し、私が下山開始時点でも550+羽が観察できました。
本日は六ヶ岳飛翔ルートを飛翔してくれたので、ワクワクの撮影と観察ができ、約1500枚超の記録画像が残りました。

(2021-09-20掲載)

9月19日ハチクマ観察(六ヶ岳)

有本英一郎 2021-09-19

  • 観察日時:2021-09-19(日) 07:20〜16:30
  • 気象:晴れ、東→北東→北→北西→北東風と変化
  • 観察場所:六ヶ岳(@5030-4594)
  • 観察者:有本英一郎ほか2名
  • 観察記録:全762
    • 07:20-08:00 (0)
    • 08:00-09:00 (11)
    • 09:00-10:00 (5)
    • 10:00-11:00 (124)
    • 11:00-12:00 (189)
    • 12:00-13:00 (219)
    • 13:00-14:00 (3)
    • 14:00-15:00 (66)
    • 15:00-16:00 (116)
    • 16:00-16:30 (29)
  • その他観察種:ハリオアマツバメ15・アマツバメ10・アオゲラ1・チョウゲンボウ3・ハヤブサ1・ハシブトガラス10+・ツバメ6・イワツバメ4・カワラバト6

感想等:始まりは少数ですが、六ヶ岳山頂近くを低く飛ぶものが多く、午後からは、遠くを高度を上げながら通過していきました。予想以上の数を観察することができました。

(2021-09-19掲載)

9月18日ハチクマ観測記録

有本英一郎 2021-09-18

  • 観察日時:2021-09-18(土) 08:40〜10:30
  • 気象:曇り時々雨
  • 観察場所:六ヶ岳山項(@5030-4594)
  • 観察者:有本英一郎
  • 観察記録:(0) 08:40~10:30
  • その他:5種 アオゲラ2・ツバメ10+・オオルリ1・カワラヒワ2・ソウシチョウ10+

感想等:ガス(霧)がとれるのを期待して頂上に登りましたが、項上ではガスがとれることなく、雨もひどくなり、10:30に下山しました。

(2021-09-18掲載)

六ヶ岳ハチクマ調査

広塚忠夫 2021-09-13

  • 2021-09-13(月)曇り後小雨、微風から弱風、26℃
  • 調査場所:六ヶ岳(鞍手町・宮若町・直方市)
  • 調査者:広塚忠夫
  • コース:宮田側登山口07:55〜六ヶ岳山頂08:23〜下山開始11:23〜宮田側登山口11:46
  • 観察種:キジバト1・ヒメアマツバメ2・アマツバメ30±・アオゲラ1・ハシボソガラス3・メジロ2・ホオジロ1・ソウシチョウ20+、三次メッシュ:@5030-4594
  • ハチクマ調査結果「0」
  • 野外調査地図トラック情報:開始時間07:55、終了時間08:22、記録時間27分、移動距離803m:「登りの往路記録」

午前中は曇りの予報だったが、山頂に到着すると、待ってましたとばかり、意地悪な小雨が落ちて来た。天は我に味方せずだった。福智山はガスで見えなく、剣岳は微かに像が確認できる程度で視界も良くなかった。暫くして、高塔山の荒井さんからの情報では、こちらと同様で良くないとのことだった。
11時頃に状況は好転しないので調査中止の連絡を受けて、こちらも下山するとこにした。結果、小雨の中のハチクマ「0」を記録した。成果は、アマツバメ30±が突然現れて、直ぐに流れ去った。過去の観察では、山頂周辺を高速でグルグル飛び回る演出があるが、本日はあっという間にいなくなった。その後、二羽が出現し、写真判定でハリオアマツバメ2羽を記録した。
また、天気の良い日にハチクマとの出逢いに登頂しよう。

(2021-09-14掲載)

9月12日ハチクマ情報

有本英一郎 2021-09-12

  • 観察日時:2021-09-12 08:30〜11:30
  • 気象:曇り 東南東弱風
  • 場所:鞍手町・六ヶ岳山頂 (@5030-4594)
  • 観察者:有本英一郎
  • 観察記録(全10羽):09:00-10:00(1)、10:00-11:00 (1)、11:00-11:30(8)
  • その他観察種 : サシバ1、トビ3、アカハラダカ1、アマツバメ2、ソウシチョウ10+、キビタキ1、ムシクイ?1

感想等:六ヶ岳の上昇気流に乗るもの2羽、他は笠置山方向で上昇して渡って行きました 。アカハラダカは北東方より飛来し、六ヶ岳にて高度を上げ、南方向ヘ飛去しました。

(2021-09-12掲載)

(2021-08-27開頁)

Copyright (C) 日本野鳥の会筑豊支部 All Rights Reserved. (著作権者でない者による無断転載禁止)
本ウェブサイトは無断で自由にリンクまたはディープ・リンクができます(画像、動画、録音への直リンクは禁止)。
本ウェブサイトに記載の会社名、システム名、ブランド名、サービス名、製品名は各社の登録商標または商標です。
本文および図表、画像中では必ずしも®、™を表記しておりません。