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コノハズク  広塚忠夫 英彦山の四季 13ページ

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野鳥と植物を求めて英彦山を歩き尽くす、広塚忠夫の英彦山・縦横無尽。自然観察の写真と短文に山歩きの醍醐味をしのばせ、英彦山の旬をお届けします。


(259) 深倉峡のルリビタキ

広塚忠夫 2017-03-26

  • 2017-03-26(日)晴れ後小雨、弱風、7℃〜11℃
  • 深倉園地9:10(10℃)〜屏風橋10:10(11℃)〜望彦橋10:29〜草木ヶ垰11:16(7℃)〜深倉園地13:14

陽が当たる道中は暖かくて気持ちの良い観察路であるが、日影はまだ寒い深倉峡だった。
野鳥の渡りの端境期であろうか、冬鳥はルリビタキ2羽との出逢いだけだった。このルリビタキはサービス満点で、撮影をじっくり愉しましてくれた。道端には、タチツボスミレ(立坪菫)の大群落が春を告げていた。今から花達が美しく咲き誇るワクワク季節が、直ぐそこまで来ている様で楽しみだ。
夏鳥もそろそろご帰還してくれる季節も、すぐそこだ。

観察した野鳥 @5030-1742

キジバト2・コゲラ1・カケス3・ハシブトガラス9・ヤマガラ4・ヒガラ1・シジュウカラ5・ヒヨドリ10・エナガ2・ゴジュウカラ2・ミソサザイ4・ルリビタキ2・キセキレイ1・ホオジロ1

(258) 春本番、間近の鳥たち

広塚忠夫 2017-03-16

  • 2017-03-16(木)、晴れ、弱風
  • コース:豊前坊8:38(―1℃)〜シオジの森9:16〜一本杉9:52〜北岳10:26〜山頂11:15(2℃)〜バードライン分岐12:30(0℃)〜スキー場12:48〜豊前坊13:16(3℃)

想像していたより英彦山は、気温が低く北側斜面は雪が残っていた。樹氷も部分的に観られたが、太陽に照らされて次々と落下してきて、ほんま、頭上にも命中した。
ミソサザイが下界から殆どがご帰還していて、盛んに啼いてテリトリー宣言をしていた。ゴジュウカラも競争しているような啼き声を、谷間に谺させて愉しませてくれた。
北岳近くでは、ブナ大木にハヤブサが腰を据えて左右にゆっくりと首を動かして獲物を探している姿を発見した。瞬間、胸の鼓動がドキドキとなりアドレナリンどくどくとシャッターを押した。
北西尾根で食事中に、表参道との境の谷間をハギマシコ30±の群れが、山頂方向へ飛んでいった。まだ、英彦山に残留して群れで採餌や移動を繰り返しているようだ。2月末の生息調査の時は100+の群れが籠水峠で観察された。残りの群れはどこにいるのだろうか。
期待していた花のイワネコノメソウやスミレ類は、まだ早くもう少し先の様だった。
本日も、至福の世界の英彦山に感謝した。

(257) ハギマシコの大群100+に感動!

広塚忠夫 2017-02-28

  • 017-02-28(火)快晴、弱風、4℃〜8℃
  • 鬼杉登山口9:17〜鬼杉9:45〜南岳分岐10:09〜籠水峠11:07〜11:45〜鹿の角12:11〜山頂13:25〜14:13〜バードライン分岐15:14〜野営場16:00
  • メンバー:三浦美代子、三浦博嗣、広塚忠夫

籠水峠に到着。休憩を兼ねて定点調査を開始しましょうかとイスパックに腰を下ろす。
静寂の谷間を眺めながら、ミヨチャンから頂いた蜜柑皮を剥こうとした時だ、「でたぁー!」と大声を発して指さしてしまった。籠水峠の大岩壁の裏側から大群の小鳥が、太陽の光に照らされて下面が白くキラキラ輝く、まるで、海辺を群飛するハマシギの様だ。なんだろう?また、急に現れ谷間を飛翔する。今度は、こちらに来る大サービスの一瞬だが、上手く撮れない。一眼レフでないので、と、カメラの所為にした。
群れが岩壁の藪に飛び込み、一群は氷柱の下がっている壁や穴でも餌取りを始めた。その直ぐ上の藪の中でも餌探しであろう動きがよく観察される。本日は快晴で強烈に明るく、撮影のベストコンディションだが、ここからは残念ながら距離がありズーム最高にしてワクワクドキドキでシャッターを押し続けた。(続く)

(256) 眩しい雪の芸術品!

広塚忠夫 2017-02-12

  • 2017-02-12(日)、晴れ、−6℃〜0℃
  • 豊前坊9:15〜シオジの森〜一本杉10:22〜北岳11:37〜山頂12:27〜バードライン分岐13:53〜スキー場〜豊前坊14:43

今日こそはと、こだわる英彦山でのハギマシコとの出逢いを期待したが、残念賞で終わる。
歓迎は、白銀の世界の英彦山だ。次々に現れる太陽に輝く雪の芸術品の自然陳列。これでもかと大きく成長した眩しい樹氷とエビノシッポに見惚れ吸い込まれて“わー凄い凄い”が谺する。
今年一番の積雪に快晴の好条件が重なり大勢の登山者が押し寄せていた。積雪は膝上までの高さであるが、先行組が踏み固めてくれているので随分歩きやすい。ただ、一ヶ所、一本杉から直ぐの岩場だけ吹き溜まりの腰の高さの雪を、手で掻き分けラッセルで登りきったここだけは手こずった。
一方、野鳥達はこの大雪は厳しいのか、山頂付近では啼き声すら聴かれない、極寂しい鳥相だった。
追伸、
毎年、英彦山300回超の登頂達成の渡辺氏が、昨年末に天寿を全うされたそうです。
ご冥福を祈ります。

(255) 英彦山登山は爽快だ!

広塚忠夫 2017-02-02

  • 2017-02-02(木)快晴、弱風〜中風、−3℃〜0℃
  • 豊前坊9:49〜シオジの森10:20〜一本杉10:54〜北岳11:19〜山頂11:58〜バードライン分岐13:00〜スキー場13:36〜豊前坊14:07

肩や肘の痛みも徐々に和らぎ、自宅のリビングから望む英彦山の手招きに誘われて向かう。
国道の雪はすっかり消えて平常の道に戻っていた。だが、登山ルートの日影の道は、さすがに凍っていて危険だ。しかし、アイゼンを装着するまでもなく、いわゆる中途半端な状況である。北岳までは鳥も少なく静かで、気象条件は、北西の冷たい風がやや強いが、快晴の天気で気持ちも爽快だ。
山頂への最後の登りで、孤独なツグミがタンナサワフタギ(耽羅沢蓋木)の実を夢中に啄んでいたので、じっくりと撮影をさせて頂いた。帰りの北西尾根経由のコースでアトリとエナガの小さい群れが観察されたが、ウソはどこかに去っていた。

(254) 愚かな登山

広塚忠夫 2017-01-21

  • 2017-01-21(土)晴れ後曇り、-3℃〜-2℃、無風〜弱風
  • 野営場10:09〜バードライン10:55〜英彦山12:13〜北岳13:14〜一本杉13:36〜シオジの森13:59〜豊前坊14:32〜野営場15:18

英彦山に向けて走る雪道はアイスバーンであった。案の定、赤い車が溝に突っ込み救助を待っていた。
正月明けから左の肩甲骨・肘・手首が痛く、動かすとビリビリと電気が走り痛みが続いている。接骨院や病院それに温泉治療などでも良くならないので、気休めに英彦山に向かった。
野営場出発からビリビリで注意散漫で進む。すぐにウソの声と動きが観察されたが、またしても嘯かれた。近くに飛来したので撮影するとルリビタキだった。痛みに耐えて北西尾根に入ると小鳥の混群が迎えてくれた。その中にコガラ3+群れが採餌中で記録できた。コガラの小群は初めての観察だった。
それなりに満足しながら山頂へ。天気も良く風も極弱く絶好の山日和で約30人の登山客のようだ。ここから北岳のブナ林に向かい下り、ビリビリ痛い手で握り飯を食べていると、ブナの大木の雪影に群れが。カメラズームで照準を合わせようとしたが、南岳の方向に飛び立ち30+だったが識別できなかった。多分、ハギマシコと思われるが、期待が強いのでその様に見てしまうのであろうか。痛みでポカーンと集中力がないのでどうしようもない。待っていれば戻ってくるかもしれないが、とにかく、キリキリと虐められるので下る事にした。
本日は、樹氷の風景とコガラの撮影の間は痛みを忘れ、それ以外はずーと苦しい道中であった。帰りに、ひこさんホテル和温泉で体を温めご褒美をあげた。でも、その爽快感は、すぐに痛みがぶり返し消えてしまった。いつまで続くのやら。静養が重要なのに、本日は愚かな登山で酷くなった。

(253) ウソに翻弄された初英彦山

広塚忠夫 2017-01-07

  • 2017-01-07(土)曇り、弱風、3℃〜6℃
  • 野営場10:05〜バードライン分岐10:59〜北西谷コース経由〜山頂12:38〜紅葉谷経由〜野営場14:45

14人家族で正月を迎えた。その正月の疲れを、英彦山の探索で疲労回復を願って歩いた。
野営場からシカの塒に向かうが、時間的に遅く餌取に出た後で1頭しか残っていなかった。
傾斜のある落葉の林にホオジロ類らしい小鳥が枝被りで、遠くにいたが判らない。反対側の谷間の赤松にアオゲラ2羽が、ドラミングしながら採餌中だった。
北西谷コースの岩場からブナ林に入ると、ウソの啼き声がするので樹幹や樹上を探すが見つからない。ウソは見つけやすいのだが、どうしてか、本日もウソに翻弄された。
山頂では、筑豊山の会会長の加藤氏と添田町観光ガイドボランティアガイドの早田さんと新年の挨拶を交わし、休憩所の前で記念写真を撮らせて頂いた。それから両氏はバイオトイレの点検とソーラー発電機の修理に掛かられていた。感謝感謝。
帰路も北西谷から紅葉谷経由で野営場に帰還したが、ウソやツグミはどこかに去っていた。
英彦山探索は爽快感一杯で平常の体調を取り戻した。英彦山に感謝。

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