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コノハズク  広塚忠夫 英彦山の四季 15ページ

野鳥と植物を求めて英彦山の四季を歩き尽くす、広塚忠夫の英彦山・縦横無尽。
自然観察の写真と短文に山歩きの醍醐味をしのばせ、英彦山の旬をお届けします。


(304) ソウシチョウが圧倒!

広塚忠夫 2018-08-18

  • 2018-08-18(土)晴れ時々曇り、無風〜弱風、18℃〜24.4℃
  • 野営場8:08(21.9℃)〜バードライン分岐8:56(18℃・無風)〜北西谷コース入口9:11(19.4℃・無風)〜モアイ像の岩9:42(18.5℃・無風)〜山頂10:54(24.4℃・弱風・登山者約15人)〜北岳11:48(22.7℃・弱風)〜一本杉12:39(22.5℃・弱風)〜シオジの森13:01(21℃・弱風)〜豊前坊(20℃・無風)〜野営場14:43(23.9℃・弱風)

気温は高くなかったが無風の登りは蒸し暑く、一方風が通るところは涼しく秋の気候で気持ち良かった。
夏鳥の出逢いは残念ながらなかった。全体を通してソウシチョウが席巻していて喧しい鳴き声を聞かされた。その他はアオゲラが何度も出現した。野営場からの登りで、イカルが群れでクマシデ(熊四手)の果穂を食べていた。クマシデを食べているのは初めての記録だ。
豊前坊高住神社では、ヨルヒコのお礼を申し上げての下山途中に、珍しい花を月1回紹介するため早田夫妻が記者を案内されていた。そこで西日本新聞田川支局長(大塚壮氏)を紹介して頂いたので、名刺交換して別れた。

(2018-08-19掲載)

(303) イワタバコ(岩煙草)は今が旬です

広塚忠夫 2018-08-06

  • 2018-08-06(月)晴れ後曇り、弱風、24℃〜26℃
  • 豊前坊駐車場9:59〜望雲台11:39〜シオジの森12:59〜豊前坊駐車場14:01
  • 観察種(10種)コゲラ1、オオアカゲラ1、アオゲラ1、ハヤブサ2、ヒガラ4、シジュウカラ4、メジロ1、ミソサザイ3、オオルリ1、ソウシチョウ15+

イワタバコ(岩煙草)は今が旬です。妖しい薄紫色のイワタバコ(岩煙草)の群落が、あちこちから現れ楽しませてくれます。この花を観賞するためにだけでも、英彦山を訪れる価値ありです。是非、今を逃さず出掛けてください。
秋の紅葉で一番美しい猛毒のツタウルシ(蔦漆)が、明日の立秋を待たずに紅葉を始めていました。アキチョウジ(秋丁字)も早々と開花です。
下界は極暑続きですが、英彦山は秋の気配が感じられました。望雲台から鷹ノ巣山や犬ヶ岳を眺望している時に吹き抜ける風は、きもちの良い秋の風そのものでした。
野鳥達は、ヒガラ・シジュウカラ・ソウシチョウが家族で移動しながら餌取りの学習時間の様でした。

(2018-08-08掲載)

(302) イワタバコ(岩煙草)が開花!

広塚忠夫 2018-07-18

  • 2018-07-18(水)快晴〜曇り、無風〜弱風、20℃〜28℃
  • 豊前坊6:08(20℃)〜シオジの森7:02(無風・22.5℃)〜一本杉8:09(快晴・23℃・弱風)〜北岳8:55(晴れ・弱風・27℃)〜山頂9:48(晴れ・弱風・28℃)〜バードライン分岐10:56(曇り・無風・24℃)〜スキー場11:13〜豊前坊11:42

英彦山メインルートの豊前坊〜北西尾根コースの西日本豪雨被害調査を行った。
道中の豊前坊駐車場までは、法面が2ケ所崩れていたが通行には問題なかったが、主題の山頂までの登山ルートは一ヶ所で土砂崩れが見られた。
一本杉を過ぎて直ぐのクサリ場の直登が、樹木共々根こそぎ崩落していて、登り上がっての狭いトラバース道が、更に狭くなって危険増大だ。冬場の積雪期は、雪でルートが隠れる恐れがあり、転落する危険が想定されルート変更・改善が急がれる。
夏鳥はカッコウ・ツツドリ・ホトトギス・クロツグミ・オオルリ、それにアカショウビンまでも鳴き声を愉しませてくれた。
夏の花では、紫色の妖しいイワタバコ(岩煙草)が数輪開花して今からが見頃で、ヤマブキショウマ(山吹升麻)・シコクママコナ((四国飯子菜)・ヤマホトトギス(山杜鵑草)など夏本番の花見の季節到来だ。

(2018-07-19掲載)

(301) 西日本豪雨被害の深倉峡調査

広塚忠夫 2018-07-11

  • 2018-07-11(水)晴れ、無風~弱風
  • 十九射看板付近8:28〜添田町森林組合看板地点経由〜深倉園地9:19(無風・26.7℃・快晴)〜屏風橋10:20~望彦橋10:35(25.2℃・弱風)〜草木ヶ垰11:17〜11:28〜深倉園地12:34〜十九射看板付近13:00

先週の西日本豪雨被害調査を兼ねて深倉峡を散策した。
民家を過ぎて小さな橋の横に全面通行止めの看板があったが、横を通り抜けてSカーブを登って行くと大量土砂が道を塞いでいた。パワーショベル1台とダンプカー3台が土砂を取り除く作業をされていた。
福岡県環境保全指導員の腕章を見せ、豪雨被害調査の為に草木ヶ垰まで調査を行う事を告げて通過了解をもらった。しかし、土砂がどろどろで深く埋もるので一旦山側に登り通り抜けた。
本日の調査による深倉峡の西日本豪雨被害は、幸いにもここ1ヶ所だけだった。森林組合看板地点から深倉園地経由の草木ヶ垰までのルートは、昨年の九州北部豪雨被害の状況がほぼそのままで、新たに目立った被害は認められなかった。今年も500mm超雨量で心配したが、杞憂に終わり安堵した。
往路はアオゲラが何度も現れて撮影サービスをしてくれて、帰路の谷間からはアカショウビン(赤翡翠)の鳴き声が響き渡り清涼感に包まれた。通行止めが良い方向に影響したのか、土壁にはイチヤクソウ(一薬草)が盗採から免れて小さな群落を形成していた。大岩壁にはタカネマンネングサ(高嶺万年草)の大群落が見頃を迎え、暗い岩場ではアカショウマ(赤升麻)の白い花が光り輝いて惹きつけられた。

(2018-07-14掲載)

(300) 英彦山の四季300回に到達!

広塚忠夫 2018-06-22

  • 2018-06-22(金)晴れ、弱風
  • コース:野営場7:59(22℃)〜バードライン分岐8:51(17.5℃)〜山頂10:39(24℃)〜北岳11:46〜一本杉12:47(22.2℃)〜シオジの森〜豊前坊〜野営場15:38
  • メンバー:三浦美代子・三浦博嗣・広塚忠夫

英彦山山頂を目指して登るのは、久しぶりである。最近は無人録音調査の為、英彦山周辺の林道や渓谷を散策するのが通常のコースとなっているので、久しぶり山頂までのコースを歩き通す。
気温はそんなに高くはないが、蒸し暑いコンディションである。だが、コースの大半を稜線上を歩くので爽やかな冷たい風が谷間から吹き上げてきて、なんとも言えない快適な歩きとなった。そこで思うのは苦しい登山に対しての心地よい風のプレゼントだと。この健康的な趣味は止められませんね!と皆さんも同じ言葉を発した。
野鳥は、カッコウを始めアカショウビンの鳴き交わしを十二分に拝聴しながらキビタキ・オオルリなど夏鳥の囀りも楽しんだ。
北岳を過ぎて昼食しながら最後の定点調査を開始したが、全く声も姿も見られないので雑談に夢中なっていたら、目の前のブナ大木にゴジュウカラが飛来して、しばらくの間採餌を繰り返す撮影サービスを与えてくれた。
花は期待のオオヤマレンゲ(大山蓮華)がまだまだ天女の花を魅せてくれて、それに小さい白いバイカツツジ(梅花躑躅)が葉に隠れていたのを見つけ、続いて蕾ではあるが、ウチョウラン(羽蝶蘭)との出逢いも300回到達を祝ってくれた。
野鳥や花々を観賞し撮影し満足していた登山投稿スタイルに対して、有働孝士氏(サイト担当者)から野鳥の生息状況や花々の記録を積み上げる大切さを教えられ、三次メッシュに質を高めた投稿記録が300回に到達した。健康的で愉しみながら後世に有益な記録を残すため次の400回を目指して行きたい。因みに第一回は2011-01-05である。

(2018-06-24掲載)

(299) 三人で暗闇の経読林道を散策

広塚忠夫 2018-06-14

  • 2018-06-14(木)、晴れ、弱風〜中風、13℃〜15℃
  • 観察コース03:46豊前坊駐車場〜04:24経読林道入口〜05:42展望の利くガードレール観察地着〜経読林道入口
  • メンバー:虎尾俊二・宮本秀美・広塚忠夫

最近英彦山に足繁く訪れているのは、無人録音調査のICレコーダー設置・回収を繰り返し、その機会を活用して夜間散策も行っているためです。
今回も急遽、前日に暗闇の観察会を行いますと、お誘いメールを飛ばしていたところ、毎日が日曜日で野鳥観察がお仕事の虎尾俊二氏の参道は想定内だが、前日遅くまで仕事でくたくたと思われる宮本秀美氏まで集合場所豊前坊に早朝4時に現れるとは、やはり、鳥に憑かれているようです。
魅力のドーンコーラス(暁の合唱)は5月から6月初旬が最盛期のようで、テリトリーを確保して繁殖に入って行くと徐々に囀りも鳴き声も下り坂だが、結果は凄くて素晴らしい体験だったとの感想を頂いた。
下記の記録は、便利なスマホ(ボイスレコーダー)を活用した時系列記録です。

(2018-06-20掲載)

(298) 漆黒の野鳥の世界を訪ねて

広塚忠夫 2018-06-10

  • 2018-06-10(日)曇り、無風から弱風、上空は強風
  • 鬼杉登山口出発4:16〜籠水峠下5:26〜鬼杉登山口着8:39

勝手ながら私の恋人と呼んでいる英彦山に向かうのは、気候の良い時期に野鳥の囀りを聴いたり飛翔する姿を堪能し、また白・黄・紅など色とりどりの花々が新緑の樹林のなかで織りなす英彦山に遊んで頂くためでもある。
ある季節は厳しい氷点下10℃の白銀の世界に、シベリヤ方面から渡って来るツグミ類やハギマシコのご帰還により再会した時は心が躍る。
今年は、昨年から無人録音調査にICレコーダーを活用して、夜の野鳥鳴き声記録の集積も始めた。その記録には、想像を超えてオオコノハズクの木魚鳴きなど驚きと感動を持たらせてくれた。初めて木魚鳴きを拝聴した時はオオコノハズクに畏敬の念を覚えた。
この感動の鳴き声をICレコーダーによる記録だけに終わらせないで、夜の鳴き声を生で聴きたくてICレコーダー設置・回収を安全な昼間でなく、わざわざ超早朝や真夜中の林道を歩くことも開始した。
粋狂と言われようが、機械任せの鳴き声だけでなく生の野鳥の鳴き声も賞味したい。この体験を通して後でICレコーダーの鳴き声を聴いた時には、より神秘的な鳴き声に聴こえてくるので不思議だ。
今回も暗闇の野鳥観察記録(鳴き声・姿)は便利なスマホ(ボイスレコーダー)を活用した。内容は、野鳥記録だけでなく山の雰囲気も呼び込めるので重宝しています。皆さんにもお勧めのツールです。

(2018-06-12掲載)

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