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コノハズク  広塚忠夫 英彦山の四季 18ページ

英彦山(福岡県添田町|大分県中津市)を中心に犬ヶ岳から岳滅鬼山・釈迦ケ岳の英彦山山系ルートの野鳥生息調査を主目的に継続し、併せて植物や生き物観察を愉しみながら、英彦山山系の四季の観察データと画像を記録します。


【画像の見方】小画像をクリックで拡大・縮小、拡大画像は複数同時表示・ドラッグで移動可能、スペース・矢印キーで連続閲覧

(378) 北岳ブナ林の紅葉・黄葉!

広塚忠夫 2020-10-15

  • 2020-10-15(木)曇り〜快晴、弱風〜微風、10℃〜15℃
  • コース:豊前坊07:56(曇り・弱風・10℃)〜シオジの森08:37(曇り・弱風・10℃)〜一本杉09:18(曇り・中風・10℃)〜北岳(晴れ・弱風・15℃)09:47〜山頂10:50−11:08(快晴・弱風・13℃)〜ケルンの谷12:03(快晴・微風・15℃)〜一本杉・苅又山分岐13:14〜裏彦登山口13:41(快晴・微風・15℃)〜豊前坊14:04(快晴・弱風・13℃)
  • 野外調査地図トラック情報:開始07:56、終了14:04、記録時間6h7m、移動距離8,009m

豊前坊駐車場周りのカエデの紅葉は、今月末が全盛となるでしょう。ここの豊前坊は気温10℃でやや寒い中を出発して、直ぐの高住神社の有名なトチノキ(栃の木)を見上げるとすっかり黄葉していた。俳人杉田久女が、「橡(とち)の実の つぶて颪(おろし)や 豊前坊」と詠んでいる句碑が、このトチノキの真下にある。
英彦山の紅葉は、標高の低いシオジの森や裏彦ルートはまだ少し先が、楽しみだろう。ただ、シラキ(白木)やカエデ類の一部は見頃を迎えて居た。北岳から英彦山山頂のブナ林ルートでは、ブナの紅葉黄葉が始まっており、お出掛けの時期だ。本日は快晴で気持ち良い観察日和で、ブナの下にはベニドウダン(紅満天星)やカマツカ(鎌柄)の紅葉も輝いていた。
冬鳥との出逢いはなく、夏鳥と冬鳥の交替の端境期で静かな鳥相であったが、まだ、夏鳥のクロツグミ♂が居残り組で出現した。しかし、残念ながら葉っぱで顏を隠した記録画像に終わった。北岳稜線上は、いつものゴジュウカラが十二分に遊んでくれた。新型コロナ禍の巣ごもりから脱出して、三密(密閉・密集・密接)を避けて、英彦山で愉しい出逢い期待して登りましょう。

(2020-10-16掲載)

(377) タンナトリカブトの群落地は期待外れ

広塚忠夫 2020-09-29

  • 2020-09-29(火)晴れ〜快晴・弱風・14℃〜15℃
  • コース:経読林道入口06:55〜ガードレール展望所07:48〜求菩提山・一ノ岳分岐09:23〜ガードレール展望所10:55〜経読林道入口12:30
  • 観察場所:経読林道(京都郡みやこ町)
  • 観察種(12種):ヤマドリ1・アオバト6・オオアカゲラ1・アオゲラ3・カケス4・ハシブトガラス6・ヤマガラ 2・ヒヨドリ15+・エナガ5・メジロ2・ゴジュウカラ2・エゾビタキ1、三次メッシュ:@5030-2707、シカ5、イノシシ1

気持ちの良い秋の観察日和がやって来た。
タンナトリカブト(丹那鳥兜)亜種:キンポウゲ科:別名サンインヤマトリカブトの群落地を訪れた。過去には、山の斜面全体に紫系の妖しい花々が、咲き誇っていたのを観察してワクワクしたのだが、現実は経読林道の道端には元気の良い妖しい花が、少々点々と魅せてくれたが、肝心の斜面の花畑は、ことごとく根腐れであろうか、枯れてしまって哀れな花畑となっていた。ここ数年同じ現象であるが、真の原因は私には判らない。以前の様に素晴らしい自然の花畑の回復を期待するだけだ。
本日はシカが良く現れ、イノシシまで出てきた。昼間に出会うイノシシは珍しく、その上、逃げるのも脱兎のごとくでなく、ゆったりしていて、樹木の間からこちらの様子を窺っていた。

(2020-09-30掲載)

(376) 秋の気配の林道を歩く

広塚忠夫 2020-09-09

  • 2020-09-09(水)曇り・微風〜中風・20℃〜23℃
  • 観察場所:猫の丸尾(標高1044m)・鬼杉(田川郡添田町)
  • コース:鬼杉登山口09:28(曇り・弱風・22℃)〜大南林道ゲート09:39〜林道終点10:13〜〜猫の丸尾11:07(曇り・弱風21℃)〜定点調査12:27〜籠水峠12:59(曇り・弱風・20℃)〜大南神社経由〜鬼杉14:32(曇り・微風・23℃)〜鬼杉登山口15:04
  • 野外調査地図トラック情報:記録時間5h36m、移動距離7,116m
  • 観察種:キジバト1・アオバト2・クマタカ1・オオアカゲラ1・アオゲラ1・カケス9・ハシブトガラス3・ヤマガラ2・ヒヨドリ6・メジロ1・ゴジュウカラ3・エゾビタキ1・コサメビタキ1・ソウシチョウ6、三次メッシュ:5030-1764、シカ2

予報に反して、朝は雨が落ちていたので登山を諦めたが、やがて雨があがり、思い直しての遅い時間の出発となった。
9月6日〜7日の台風の影響は余り見られなかったが、英彦山大権現から鬼杉登山口までのルートで、アスファルトが一部剥がれ、小石が流れ込んでいた場所もあったが、なんら支障なく鬼杉登山口に到着できた。
登山口は22℃で涼しい風が流れ秋の気配を感じた。本日はいつもと違う逆回りコースを選択し、荒れた林道を歩いた。閑古鳥状態であるが、アオバトとカケスの鳴き声が良く聴かれ、イイギリ(飯桐)の周りの樹木にヒヨドリ・メジロ・ヤマガラとヒタキ類の動きが見られた。
林道終点から細い登山道に入ると、落葉と倒木や小枝が道を塞ぎ登山道が判らなく、仕方なく沢沿いの岩場を進み、ヒノキの人工林の急斜面をジグザクしながら、やっと稜線に辿り着きほっと一息した。
そこは、目的の猫の丸尾山頂よりだいぶ先に到達しており、引き返す形で猫の丸尾に向かった。ここ猫の丸尾一帯は背の低い草ばかりの草原であったが、現在はススキが背を伸ばしススキ平原に遷移していた。遠景が素晴らしく、一度クマタカの勇壮な飛翔を観たことがあり、夢をもう一度と、食事しながら定点観察を1時間20分程度行ったが、嫌われてしまった。
帰路は籠水峠経由のルートを探索しながらゆっくり下った。本日は鳥も淋しく夢も叶えられない山行であった。だが、大南林道沿いの人工林は枝打ちが行われ、且つ、間伐も進み樹間も余裕の空間がある。何と、その樹木の間をクマタカが悠然と翼を広げ英彦山権現の方向へ飛び去っていった。記録画像は残せなかったが、飛翔の残像だけで十分だった。

【追記】写真:26・27・28は「顔がすっぽりと暗色で白いアイリングが目立つのでサメビタキ」と識別していましたが、波多野邦彦氏からの指摘で、サメビタキからエゾビタキに修正しました。波多野氏の指摘内容は、「エゾビタキにも今回のように目先が暗色で顔全体が黒っぽく感じる個体がいます。自分がサメビタキではないと特に感じたのは、大雨覆先端と三列風切り先端に明瞭な白い縁取りがあるところです。サメビタキではこの部分がきれいな白色にはならず、もう少し褐色味があります。」 写真29は、有働孝士氏指摘で、「ヒトツメカギバ」に修正しました。

(2020-09-11掲載)

(375) イワタバコ(岩煙草)全盛!

広塚忠夫 2020-08-01

  • 2020-08-01(土)晴れ後曇り、弱風、20℃〜30℃
  • コース:豊前坊06:44〜シオジの森07:27〜一本杉08:02〜北岳08:46〜山頂09:49〜バードライン分岐11:16〜スキー場11:41〜豊前坊12:15
  • 野外調査地図トラック情報:記録時間4h31m、移動距離8,806m

新型コロナウイルス禍で巣ごもり?から抜けて、密を避け登山者の少ない早朝に英彦山に向かう。津野経由で進むと全面通行止めの看板があり、やむなく元に戻り別所経由で豊前坊に到着すると、既に3台の車が止まっていた。
高住神社を通り抜け砂防ダムの横の岩壁には、本日の期待のイワタバコ(岩煙草)の妖しい紫色の花々が迎えてくれた。屏風岩でも見頃のイワタバコ(岩煙草)の花々が、望雲台の登り口の岩場にもイワタバコの群落が、十二分に楽しませてくれた。溶岩の壁では、タマガワホトトギス(玉川杜鵑草)とヤマブキショウマ(山吹升麻)が確認でき、盗採被害が無く安堵した。
北岳手前のブナ林でゴジュウカラ・ヒガラ・ヤマガラの混群が観られ、特に、ゴジュウカラの二羽がじっくり採餌風景をサービスしてくれた。枯れかかったブナに、猛毒のツキヨタケ(月夜茸)が群生し、そのキノコの傘の裏側のヒダをつついて採餌し、また、コケの中から虫を探して食べていた。このヒダは夜間、紫色の光を発すると言われているので、ヨルヒコを利用して過去、トライしたが、まだ、お目にかかっていない。
山頂には9時50分と早く着いたので、登山客は6歳男児の親子と、1人ですけど、なにか?のブロガー彼女の三人だけでした。
山頂での役割のバイオトイレ点検に掛かると、何と2日前の7月30日に、三浦美代ちゃんがトイレ点検票に記入しているのが判り、単独で英彦山探索を楽しんだのだろうと想像した。
帰路は、六歳児親子の後をゆっくり観察しながら下山していると、北九州から来山の山ガールが追い付き、山にのめり込んでいる若者と直感して、お訊ねすると、剣岳を始め北・南・日本アルプスの思い出を淀みなく話してくれて、あっという間にバードライン分岐に現着した。愉しい語らいの出逢いでもあり、記念に写真を撮らせて頂き、彼女と6歳児親子とは、この場で別れスキー場へ単独で向かった。
本日は観察しながら沢山の記録画像を残せた。更にゴジュウカラについては、採餌に夢中で警戒心が薄く、採餌中の動画も撮らせてくれた。

(2020-08-03掲載)

(374) シカの捕獲死体13頭!

広塚忠夫 2020-07-20

  • 2020-07-20(月)曇り時々雨・微風〜中風・24℃〜25℃
  • 観察場所:深倉峡(田川郡添田町)
  • コース:深倉園地07:40〜屏風橋08:40〜望彦橋08:56〜草木ヶ垰10:03(曇り・弱風・20℃)〜深倉園地12:12
  • 野外調査地図トラック情報:記録時間4h31m、移動距離8,806m
  • 観察種:ヤマドリ1・キジバト3・アオバト2・アオゲラ1・カケス2・ハシブトガラス4・ヒヨドリ20+・メジロ2・クロツグミ2・オオルリ2・ソウシチョウ15+、三次メッシュ:@5030-1752

7月豪雨で、深倉林道に土石流が流れ込んでいたが、全てきれいに片付いていて深倉園地までにスムーズに走行できた。
今日は、この深倉峡で3日前にミゾゴイが2ヶ所で観察されたので、その場所で記録写真を撮るために訪れたが、どちらも、現れてくれなかった。どちらの場所でも約20分間現れるのを待ったが、ダメだった。もう少し長時間待機しなければと思うが、動いて観察するのが楽しいので我慢できず、つい動いてしまう。
探索しながら男根岩を過ぎゲートに近ずくと、動物の死体の匂いが一帯に漂っている。原因は、括り罠で捕獲されたシカ死体9頭が投げ込まれた穴からでていた。
屏風橋手前の穴にも3頭のシカの死体が確認でき合計13頭を撮影した。この捕獲は、増えすぎたシカの保護及び管理施策で行われているようだ。

(2020-07-26掲載)

(373) ミゾゴイとの出逢い

広塚忠夫 2020-07-17

  • 2020-07-17(金)晴れ後曇り・無風〜弱風・19℃〜21℃
  • 観察場所:深倉峡(田川郡添田町)
  • コース:深倉園地07:00(晴れ・無風・19℃)〜屏風橋08:01(曇り・無風・21℃)〜望彦橋08:14〜草木ヶ垰09:15(曇り・弱風・20℃)〜深倉園地10:43(曇り・弱風・21℃)
  • 野外調査地図トラック情報:記録時間3h43m、移動距離9,703m
  • 観察種:キジバト3・アオバト4・ミゾゴイ2・アオゲラ2・亜種リュウキュウサンショウクイ2・カケス3・ハシブトガラス5・シジュウカラ1・ヒヨドリ5・クロツグミ2・イカル1・ソウシチョウ15+、シカ2、三次メッシュ:@5030-1752

豪雨被害調査を兼ねて深倉峡へ向かった。小石や土砂が道中に流れ込んでいたが、マイカーは車高が高いので、特段の問題もなく深倉園地まで走れた。帰路時間には、道に流れ込んでいた小石など、取り除く作業が始まっていて、私を通すために一時作業を中断して頂き感謝した。深倉園地から草木ヶ垰までの林道も大きな被害は認められなかった。
本日の収穫と残念ショーは、ミゾゴイとの二回の出逢いであった。動いてくれて初めて気がつき、それに意外とゆっくりと足をぶらりと下げた感じで樹間を飛翔してくれたが、撮影技術は付いていけなかった。二回目は移動後に独特の縦長スタイルで枝に止まっていて、枝越しに縦班も確認できたのに、カメラを構える暇も与えられず移動してしまった。
鳴き声はアオバト・ソウシチョウ・クロツグミが目立った。
花観察はコオニユリ(小鬼百合)・アカショウマ(赤升麻)・タカネマンネングサ(高嶺万年草)が見頃を迎え、木本の多くは、早々と果実の季節に入っていた。
本日も三密(密閉・密集・密接)を避け、深倉峡を独り占めの探索を愉しんだ。時間的にも余裕があり斫石峠に向かったが、集落の入口で通行禁止看板があり、その直ぐ先で土砂の取り除く作業が行われていたので、断念し帰宅した。

(2020-07-18掲載)

(372) メボソムシクイ初記録

広塚忠夫 2020-06-22

英彦山でのメボソムシクイ初記録です。しかし、あくまで私にとっての英彦山の初記録です。
2020-06-22セグロカッコウの生息調査(「(369) カケスのバトル」)の時、一本杉付近の北岳の肩の林からオオルリの鳴き声がする方を探していると、その方向から何か判らない気になる鳴き声がするので、ICレコーダーに記録していました。

鳴き声分析エキスパート渋田朗氏に、識別依頼しての結果は、嬉しい「メボソムシクイ」との回答でした。
以下、渋田朗氏の回答です。

早速拝聴いたしましたが、これはいろんな意味で興味深い記録ですね。
結論から言えばメボソムシクイの声です。興味深い理由ですが

@九州以北の標高の高い場所で繁殖する鳥ですが、九州での繁殖は未確認と思います。6/22という時期からはちょっと繁殖を期待してしまいますが、春の渡り鳥が6月中〜下旬に通過する例もあるので、なんとも言えません。

A日本各地で繁殖する割には、一般的な渡りの中継地での記録が少なく、渡りのルートは謎に包まれています。なお筑豊野鳥リストには掲載されていますが、類似するオオムシクイ・コムシクイとの識別など、どこまで確実に確認されたか不明です。

B典型的なメボソムシクイは「ゼニトリ ゼニトリ」と聞きなしされる4拍子の囀りですが、この録音は一声多い5拍子の囀りです。最先端の研究でまだあまり知られていませんが、繁殖地によって囀りにバリエーション(方言)があるとの報告があります。「メボソムシクイ近縁種の囀り」も参照願います。

渋田朗

(2020-07-15掲載)

(371) イワツバメの乱舞!

広塚忠夫 2020-07-02

  • 2020-07-02(木)晴れ後くもり
  • コース:豊前坊05:57(晴れ・弱風・14℃)〜望雲台06:45〜シオジの森07:18(晴れ・無風・16℃)〜一本杉07:50(晴れ・弱風・15℃)〜北岳08:26(晴れ・微風・20℃)〜山頂09:18(晴れ・弱風・20℃)〜北西尾根経由〜バードライン分岐10:32(くもり・弱風・20℃)〜スキー場10:54(くもり・弱風・21℃)〜豊前坊11:25(くもり・微風・18℃)
  • 場所:英彦山(田川郡添田町)
  • 野外調査地図トラック情報:記録時間5h28m、移動距離6,506m

豊前坊に現着すると、既に先客の車1台が駐車されていた。そこは14℃とやや寒くウインドブレーカーを羽織り出発した。屏風岩では、その先客が北岳から早々と下山されてきたので、お訊ねすると、何と僅か40分で北岳まで登り切り、そこで、約20分間修行して下山してきた。と、若い修験者の浦田氏は話された。同じ田川市民であることが判り、一枚記念写真を撮らせて頂いた(写真17)。
野鳥は、一時期のミソサザイ(三十三歳は)の元気な鳴き声は低調で、一方オオルリの囀りはいつものソングポストから谷間全体に谺していた。
お役目の山頂のバイオトイレの点検結果は、二機とも正常運転中であった。ここで、コンビニ弁当の朝食をとっていると、背後の大杉周辺上空にイワツバメの乱舞を見付けた。カメラのカスタムキーに機能登録している連写とシャッタースピード1/3200を使って、腕試し撮影の結果、まあまあのモニター画像に満足した。山頂から北西尾根にかけてイワツバメの群れを目にしたり、情報を頂いたりするので、近くに塒があるのだろうか。
ベンチ横のコウツギ(子空木)アジサイ科の白い花にはツマグロヒョウモン4頭が、密を吸っていった。逢いたい花の一つで、控え目で見つけ難いバイカツツジ(梅花躑躅)ツツジ科が、葉っぱに隠れていたのを、二輪見付けることができ、ワクワクして撮影した。野鳥の囀り時期はほぼ終盤になったが、花々はいまからも次々に魅せてくれるので楽しみだ。
下界では新型コロナウイルス禍が続いているが、三密(密閉・密集・密接)を避けフィールドに出て感動を頂き、健康維持に役立てましょう。野鳥の会員の強みは、山・海だけでなく家周りのフィールドでも自然探索特技を活かして愉しむことが出来ることです。単独の観察には、自粛警察もいやごとは言えないでしょう。

(2020-07-03掲載)

(370) セグロカッコウは鳴かず

広塚忠夫 2020-06-29

  • 月日:2020-06-29(月)
  • コース:豊前坊06:50(快晴・弱風・16℃)〜シオジの森07:24(快晴・弱風・20℃)〜一本杉08:20(くもり・無風・20℃)〜裏彦登山口09:44(晴れ・弱風・24℃)〜苅又山直登登山口10:12(くもり・弱風・25℃)〜薬師林道入口10:54〜豊前坊11:05(くもり・弱風・25℃)
  • 場所:英彦山、薬師林道(田川郡添田町、中津市山国町)
  • 野外調査地図トラック情報:記録時間4h15m、移動距離7,712m

天気予報は、午前中は大丈夫と言われていたので、午前中で完了できるコースを選択した。加えて、この間目的のセグロカッコウが一番鳴いて呉れたコースを重視して探索したが、「カッコウ・カッコウ」との鳴き声は元気よく聴こえたが、本命のセグロカッコウの「カッカッカッコウ」は一声も聴こえなかった。
鳴き続ける時は、テリトリー宣言と相方探しのラブコール時期であり、繁殖期が過ぎれば鳴かないのが自然ですよ、と、U氏が携帯電話を通して、慰めてくれた。鳴いている時でも、姿を見付けるのは大変なのに、鳴かない時は見つけることは絶望的だ。
今年は、皆さんからのセグロカッコウ鳴き声情報により、5月27日から6月17日まで22日間も英彦山滞在が記録出来た。この記録は繁殖の可能性も否定できないので、来年の継続調査に期待したい。

(2020-06-30掲載)

(369) カケスのバトル

広塚忠夫 2020-06-22

  • 2020-06-22(月)快晴から晴れ・弱風・15℃〜25℃
  • コース:豊前坊07:14(快晴・弱風・15℃)〜望雲台経由(19℃)〜シオジの森08:16(晴れ・弱風・19℃)〜北岳09:18(20℃)〜山頂10:28(晴れ・弱風・20℃)〜ケルンの谷11:40(19℃)〜裏彦・一本杉分岐12:46〜裏彦登山口13:19〜苅又山直登登山口13:46〜薬師林道入口15:04(24℃)〜豊前坊15:23(晴れ・弱風・25℃)
  • 場所:英彦山、薬師林道(田川郡添田町、中津市山国町)
  • 野外調査地図トラック情報:記録時間8h8m、移動距離13,0289m

最近は、セグロカッコウの生息調査のため、薬師林道の往復探索が主になり山頂まで登る事がなくなっていたので、本日は久しぶりに山頂を目指した。人気のオオヤマレンゲ(大山蓮華)は、太陽をたっぷり浴びないと花開かないと言われている通り、閉じたままの姿を観賞した。ヒコサンヒメシャラ(英彦山姫沙羅)は見頃を過ぎていたが、まだ残っていた花を撮影できた。山頂に着くと、筑豊山の会の加藤会長に出会った。
アイテックシステム(株)の若い社員と共に、英彦山バイオトイレのバイオチップ取り換え作業のため登って来られていた。使用済のバイオチップは、何と約600sもあるそうで、それを分担して担いで下る辛い仕事が残っていると言われていた。ほんま、使用するものとして深く感謝致します。
本日のセグロカッコウの調査を兼ねた全ルートでは、残念ながら一声も鳴いて呉れなかった。下りルートで、ジャージャーと騒がしく鳴きながらバトル群れのカケスに出会った。短時間ではあるが観察でき一羽のみ記録画像を残せた。

(2020-06-24掲載)

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