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くまたか (日本野鳥の会筑豊支部)
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コノハズク  広塚忠夫 英彦山の四季 19ページ

英彦山(福岡県添田町|大分県中津市)を中心に犬ヶ岳から岳滅鬼山・釈迦ヶ岳の英彦山山系ルートの野鳥生息調査を主目的に継続し、併せて植物や生き物観察を愉しみながら、英彦山山系の四季の観察データと画像を記録します。


ヒガラ【画像の見方】小画像をクリックで拡大・縮小、拡大画像は複数同時表示・ドラッグで移動可能、スペース・矢印キーで連続閲覧

(394) ツツドリ・クロツグミ・オオルリのご帰還!

広塚忠夫
2021-04-18

  • 2021-04-18(日)曇り・5℃〜9℃・弱風
  • 観察場所:田川郡添田町・深倉林道
  • コース:深倉園地07:23〜屏風橋08:55〜草木ヶ垰09:55〜屏風橋10:57〜深倉園地11:50
  • 観察種(18種):アオバト6・ツツドリ1・ハイタカ1・アオゲラ2・カケス7・ハシブトガラス6・ヤマガラ1・ヒガラ2・シジュウカラ1・ヒヨドリ20+・センダイムシクイ3・メジロ2・ゴジュウカラ1・ミソサザイ5・カワガラス1・クロツグミ2・オオルリ3・ソウシチョウ2、三次メッシュ:@5030-1752
  • 野外調査地図トラック情報:開始07:23、終了11:50、記録時間4h27m、移動距離5,189m

深倉園地に現着すると、気温は5℃の冷たい風が吹き、まさに寒の戻りで、冬の装いで出発した。
この寒さの中で、夏鳥クロツグミが大木の頂上から他の鳥の鳴き声を披露している姿を枝被りであるが、姿を捉えた。先に進むと、オオルリの数か所での囀りと採餌風景も記録でき、夏鳥の楽しい初対面が続いた。更に、センダイムシクイの“焼酎一杯グイ・チョーチョチョビーも聴こえた。しかし、この方は囀りの声だけしか捉えきれなかった。その対面の高い稜線上からは、托卵主のツツドリのポポ・ポポ・ポポと竹筒を鳴らした様な声を聴くにつれ至福の世界に入った。すでに、センダイムシクイとツツドリの托卵争いが始まる季節の到来だ。
往路の冷たい風は帰路も同じだった。男魂岩下にかかると、ニホンアナグマがのっそのっそと歩きながら、口で地面下のミミズなど餌探をしていた。先週の香春岳下見でもニホンアナグマとの出会いがあったが、増えているのだろうか。
この季節は、コロナ禍で街の雑踏を避け、野鳥の会会員として特技の野鳥観察を活かして、フィールドから乗り越えて行きましょう。

(2021-04-20掲載)

(393) タムシバ(噛柴)が見頃!

広塚忠夫 2021-03-30

  • 2021-03-30(火)晴れ・弱風・14℃〜21℃
  • コース:鷹巣原駐車場 08:25〜奉幣殿08:56(晴れ・弱風・14℃)〜衣が池09:58(晴れ・弱風・15℃)〜名無しの滝10:53〜四王寺の滝11:06(曇り・弱風・15℃)〜中岳山頂12:17(曇り・弱風・16℃)〜モアイ像13:00〜バードライン分岐14:43(晴れ・弱風・20℃)〜野営場15:12〜鷹巣原駐車場15:41(晴れ・弱風・21℃)
  • 観察場所:福岡県添田町・英彦山
  • 参加者:三浦美代子・平畑武則・広塚忠夫
  • 野外調査地図トラック情報:開始時間08:25、終了時間15:41、記録時間7h15m、移動距離6,810m

ハードコースを好む美代ちゃんの企画に、野郎のお二人様がご一緒しました。健脚の平畑武則氏と元気な彼女の足手まといとならないように、見栄を張ってご老体も頑張りました。
四王寺の滝の登山口に至るルートで、トラツグミが道を挟んで山側と谷間からヒューヒューと鳴き交わしが続き、チーンの音も入っていました。妖怪の様な鳴き声から鵺と呼ばれていますが、正真正銘の野鳥・トラツグミの囀りに聴き入りました。
戦後の食糧難時代には、地べたを歩いてミミズを食べるツグミ・シロハラは良く「カッチョ罠」にかかるが、このトラツグミもたびたび罠にかかり 人間の命を救ってくれたと、誰かさんが言っておられた。
3月19日、小鳥20+群れが移動して行った渓谷を、何者か確認するため、そのルートを歩いたが振られ、山頂で昼食後に見えにくい黄砂の遠景から猛禽が現れ、もしかして期待の猛禽かと思われたが、モニター画像を拡大するとトビでした。
山頂のマンサク(満作)は終盤でしたが、タムシバ(噛柴)の白い花が見立ちヤマザクラ(山桜)と共に山を賑わせていました。ネコノメソウの仲間は、ヤマネコノメソウ・コガネネコノメソウ・シロバナネコノメソウと最後に、ただのネコノメソウも出現し、スミレ類は、タチツボスミレ(立坪菫)・シハイスミレ(紫背菫)・シコクスミレ (四国菫)・ノジスミレ(野路菫)・エイザンスミレ(叡山菫)が喜ばしてくれました。それに、可愛いヒメエンゴサク (姫延胡索)変種とハルトラノオ(春虎の尾)との出逢いもあり、ワクワク感一杯でした。

(2021-04-02掲載)

(392) 野鳥の囀りが谺する

広塚忠夫 2021-03-19

  • 2021-03-19(金)快晴から曇り・微風〜弱風・13℃〜19℃
  • コース:鷹巣原駐車場 08:49(快晴・微風)〜奉幣殿09:30(快晴・微風13℃)〜智室社(梵字岩)10:13〜衣が池10:22(快晴・微風・15℃)〜四王寺の滝11:20(晴れ・弱風・15℃)〜途中:昼食〜南岳12:24(曇り・弱風・19℃)〜中岳山頂13:01(曇り・弱風・16℃)〜モアイ像13:47〜バードライン分岐14:19〜野営場14:46〜鷹巣原駐車場15:15(快晴・弱風・19℃)
  • 観察場所:福岡県添田町・英彦山
  • 野外調査地図トラック情報:開始時間08:49、終了時間15:15、記録時間6h25m、移動距離6,885m

暖かい陽気に誘われて英彦山に向かい、ルートは四王寺の滝から山頂に決めて歩いた。
この暖かさは、野鳥たちにも恋の季節の到来を感じた。一番のゴジュウカラのピィーピィーと谺する高い鳴き声は、まさに囀りと判る。数的に多いのはミソサザイ(三十三歳)で元気よくチュピチュピリリリと囀って居場所を教えてくれるが、すぐに岩陰に隠れることが多かった。
カラ類も元気で、ヒガラ・シジュウカラ・ヤマガラの地鳴きの識別は難解だが、囀りの声は何とかできる。でも、囀りに混じって甘い鳴き声がするので、じっくり探すとヤマガラが出現した。図鑑でニーニーと表現されているものだが、これも一様にいかなく、なん通りもあるのではないか。私の識別レベルでは、姿を現認しないと地鳴きは、確信がもてない。
山頂のソーラーパネルは太陽光を一杯受けバイオトイレにエネルギーを供給していたので、二機共、正常運手中だった。その横には、マンサク(満作)がひも状の黄色の花びらを広げて、春真っ盛りをアピールしていた。
四王寺の滝に登る起点の衣が池の傍に、ホソバナコバイモ(細花小貝母)三輪の出逢いから始まり、滝までに点々と現れ、帰路ルートのホソバナコバイモは一頃、盗採で減っていたと言われていたが、回復の兆しが見えてきたようで嬉しくなった。
滝から南岳の急登のスズタケ(篶竹)は、藪漕ぎを強いられるくらいに生繁っていたが、現状はシカの食害で枯れ笹林に変貌していた。野営場でクマタカが、真っ青な空を北の方面に飛び去ったのに出会ったが、一瞬の記録を残せる撮影力がないのが残念だ。あと一つの残念は、南岳から中岳に向かう稜線上から見下げる谷間に、20+の鳥の群れのが移動して行ったが、識別に至らなく、もしかして期待の鳥ではと、頭の中でずーと引きずっていた。
野鳥の会行事は、コロナ禍で3月まで中止のため、ソロ探索が多くなっている。後期高齢者はよろよろ歩きで疲れるが、それ以上に快適な観察時間が上回るので、この贅沢はやめられません。

(2021-03-21掲載)

(391) ミスミソウ(三角草)が開花!

広塚忠夫 2021-02-27

  • 2021-02-27(土)晴れから曇り、0℃〜4℃、弱風から中風
  • コース:深倉園地08:36(晴れ・弱風・4℃)〜屏風橋09:12(晴れ・中風・2℃)〜望彦橋09:20〜草木ヶ垰09:47(曇り・弱風・0℃)〜屏風橋10:18〜深倉園地11:22(曇り・中風)
  • 観察種(6種):コゲラ1・ハシブトガラス5・シジュウカラ1・ヒヨドリ3・ミソサザイ2・カワガラス1、三次メッシュ:@5030-1752
  • 野外調査地図トラック情報:開始08:36、終了11:22、記録時間2h45m、移動距離4,071m

いつも、フィールドへ向かう時は、何か楽しい出逢いやびっくり出現を期待をしている。その期待のためにコース上は、きょろきょろ見回しながら歩いたが、今日は鳥は少ないし、花もぼちぼちで早々と一時間超で草木ヶ垰へ到着する。垰から遠望の南岳は、薄白い樹氷が美しい。帰路もさっささっさと下り、深倉園地に現着すると、福岡・北九州ナンバーの車が5台駐車されていた。みなさんはミスミソウ(三角草)を観察・撮影に来られていたが、全盛は来週かと思われる。
ツィッツィッ・ツィッとカラ類の地鳴きが、聴こえるので探していると、予想に反してシジュウカラだった。姿を見ないと地鳴きの識別は全く自信がない。渓流ではカワガラスがギッギッと鳴きながら低空飛行を繰り返していた。この方の繁殖期は冬期から始まるので営巣の準備なのだろうか、岩の上でサービス満点だった。

(2021-03-03掲載)

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