広塚忠夫
7ページ野鳥と植物を求めて英彦山の四季を歩き尽くす、広塚忠夫の英彦山・縦横無尽。
自然観察の写真と短文に山歩きの醍醐味をしのばせ、英彦山の旬をお届けします。
広塚忠夫 2013-12-21
2013-12-21(土)小雪から雪、弱風から強風、−3℃
豊前坊:10:10〜シオジの森:10:58〜一本杉:11:30〜北岳:11:57〜英彦山:12:45〜バードライン合流地点:13:54〜豊前坊:14:44
平地の小雨から豊前坊に近づくとチェーン・タイヤ規制の看板のとおり、積雪の危険な道路状況だ。スパッツとアイゼンを装着し高住神社へ。看板嬢に朝の挨拶に伺うと「生姜湯とカステーラ」のサービスに体内から温まり感謝です。
登り始めて直ぐに、ヒガラとシジュウカラの目視からギィーギィーとコゲラの声が続いた。しかし、その後は山頂まで全く鳥相なしの記録に終わる。あの憎まれカラスと共に雪の英彦山を避けて里に下ったのか、これも貴重な記録となる。
積雪は、豊前坊付近では20cm程度で、徐々に膝高まで深くなり上宮に辿り着く。山頂から北西尾根のススキ原に入ると腰の高さの積雪に、ズボッと差し込んだ足をグィーと抜き出しの繰り返しは、僅か100mながら随分と長かった。この苦闘の行進だけでなく、もちろん別世界の白銀の英彦山を魅せてくれて、何度も何度も感動の連続だった。
登山者は30人超と出会った。
広塚忠夫 2013-12-17
2013-12-17 深倉峡:小雨から雪、3℃、中風
深倉園地:11:30〜草木峠:12:44〜深倉園地:14:10
出発時は小雨、歩くにつれて小雪に変わり終点の草木垰を折り返す時は雪の世界に変貌した。
深倉峡のコースは、すっかり葉を落とし裸の木々となって見通しは抜群だが、鳥相は寂しいばかり。それでも突然、枯れ木から小群が飛び立ちビックリ、ツグミが12羽と識別できた。その他冬鳥はシロハラ3と少ない。やや満たされない深倉峡であったが、帰路の彦山川でカワガラスを撮影したのが救いだった。
樹木は、常緑と対比してイイギリが断然と映えていた。その他はツルウメモドキ、カラスサンショウ、リュウキュウマメガキの果実が魅せてくれた。
広塚忠夫 2013-12-05
2013-11-05(木)快晴、弱風、2℃〜8℃
豊前坊:10:00〜一本杉:10:57〜北岳:11:25〜英彦山:12:33〜北西尾根13:00〜北西谷コース経由〜バードラインと紅葉谷交差点:14:00〜バードライン経由〜スキー場:14:36〜豊前坊:15:10
快晴で風も弱く気温からも絶好の鳥見日和だ。
しかし、屏風岩の先の石段にミソサザイが現れてから、シオジの森を経由して一本杉まで何一つ鳴き声も聞こえない静寂の森でした。冬とはいっても野鳥の宝庫のシオジの森で鳥との出逢いがないと淋しい以上に心配です。一本杉から登りに掛かると、裏彦側からアトリ小群の枝渡りが観られやっと安心した。
北岳から下りブナ林の南側でゴジュウカラが木の実を咥え飛来して、ブナの苔の中に実を隠す貯食行動が観察された。ヤマガラやカケスの貯食行動は良く知られているが、ゴジュウカラの貯食行動の記録写真は珍しいと思われるが自己満足でしょうか。
平坦道から登りにとり付くと、岩場の周辺の落葉の地面や樹上で大きな群れのアトリが餌取りをしていた。その群れにコゲラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、シジュウカラが混群して地鳴きの合唱や餌取りのドラミングが聴こえた。アオゲラやオオアカゲラの大きな音のドラミングと違って、コンコンコンやトントントンと小さなドラミングの音が聴こえると、あっ、コゲラだと合点する。でも、ゴジュウカラの餌摂りやヤマガラ、シジュウカラの木の実割りがドラミングの音に酷似している時が良くある。まだまだ、ドラミングの聞き分けは出来ないので、姿を観て識別するのが無難の様だ。
本日は、アトリデーの鳥相なのか、北西尾根入口でもアトリの小群が遊んでくれた。下りは、やや難路の北西谷コースを訪った。
広塚忠夫 2013-11-30
2013-11-30(土):曇り、6℃〜7℃、中風
鷹巣原駐車場:10:13〜奉幣殿:10:37〜衣が池:11:40〜四王寺の滝:12:23〜南岳:13:40〜英彦山:13:59〜バードライン分岐:15:05〜野営場経由〜鷹巣原駐車場:15:55
英彦山に向かう時は、いつも新しい出逢いを期待して出かける。今日は所要で10時過ぎと出発が遅れたが、奉幣殿から四王寺の滝コース経由して山頂を目指した。滝の氷岩は気温の関係からまだ小さなツララだ。滝を右折して滑る雪のガレバを通り難所の岩場を登り、続くスズタケ藪を抜けると休憩に適所の広場に到達。立ったまま樹氷を眺めながらバナナを頬張っていると、フィーフイーと口笛のような聞き覚えのあるウソの声が谷間から届く。しかし、残念ながら藪越しで姿は確認でなかったが今年の初認だ。ここから南岳へまた雪で滑る急斜面であるが、自然が織りなす霧氷を満喫しながら、一方、崩れた霧氷を頭に被りながら直登コースを登った。
山頂で知らぬ登山者と挨拶を交わし北西尾根コースへ下ると、わずかに樹氷が残る高木に冠羽のある鳥を発見。レンジャクだ。天辺はキレンジャク1で下の枝にキレンジャク2とヒレンジャク1が風に揺られ冠羽を時折なびかせてポースをとった。少し移動してバックを青空に撮影を再開すると、案の定、ハシブトガラスのお邪魔鳥が追い出してしまった。この山頂付近のレンジャクの観察は初めてであるとともに、キレンジャク3とヒレンジャク1の珍しい組み合わせの貴重な11月記録となった。この早い時期のレンジャクとの出逢いは、当たり年の吉兆になれば良いが。
広塚忠夫 2013-11-27
広塚忠夫 2013-11-19
2013-11-19(火)曇り一時小雪、中風から強風、-1℃〜3℃
コース:豊前坊:9:45〜一本杉:10:53〜北岳:11:16〜英彦山:12:11〜北西尾根コース経由〜:バードライン分岐:13:20〜スキー場:13:45〜豊前坊:14:17
昨日からの厳しい寒さに初冠雪の英彦山を期待して出かけた。期待通り、豊前坊駐車のデジタル温度計表示は「-1」を表示し雪も積もっていた。
北岳に近づくとツララと樹氷の歓迎やアトリの飛翔が観られた。北岳からブナ林に下ると強風で手袋から手を出しての撮影は、手が凍えそうで厳しい。
ヒューゴーゴーと強風の音だけが唸る。山頂への急登の岩場に掛かるとクワックワッの鳴き声でツグミの群れを確認した。この厳冬と強風の樹上で餌とりの様だ。シベリアの寒さに比べるとなんともないのだろう。ツグミに激励されて山頂を目指した。
広塚忠夫 2013-11-13
2013-11-13(水)晴れ後曇り、8℃、弱風
参加者(6名):三浦博嗣、三浦美代子、加島一男、田代省二、有吉桂子、広塚忠夫
ルート:深倉園地:9:10〜香岩峠:10:47〜岳滅鬼山(1036m):12:38〜岳滅鬼岳(1037m/昼食):13:36〜草木峠:15:34〜深倉園地:16:39
先週の経読林道、あの燃えるようなメグスリノキに恋焦がれて、岳滅鬼山を目指した。でも、同じ英彦山山系であるにもかかわらず一本もなし。どうしてだ!の結果で終わる。
本日は、深倉園地から雌岩の横を抜けての急登を6人で紅葉狩りしながらの登山。岳滅鬼山から釈迦ケ岳縦走路の中間地点の香岩峠までの急登をなんとか登り切った。ここからは上り下りはあるものの平坦な観察に適した道が多く、カエデを図鑑で確認しながらカエデ識別が愉しめた。
イタヤカエデ、オニイタヤ(別名:ケイタヤ)、カジカエデ、イロハカエデ、オオモミジ、ウリハダカエデ、ウリカエデ、コハウチワカエデ、ヒナウチワカエデ、チドリノキの10種を記録した。典型的でないものもあり、ああやこうやと言いながらも結論へ導いた。
たわわに実る果実が出現しケカマツカと識別。葉っぱをルーペで覗くと毛に覆われた別世界、一方、年老いた葉は対照的に心細く残っていた。人も植物もこの点に関しては同じ傾向なのか(失礼)。
岳滅鬼山で昼食直後にマヒワが横切り、並行して小型の猛禽が森に突撃した。ツミかハイタカだろうが不明だ。時間を置かずに今度は障子ケ岳の谷間からハヤブサが湧き上がり、こちらの谷間まで来てくれて旋回サービスに歓声があがる。充分な撮影チャンスだが記録写真に終わる。岳滅鬼岳の登りにかかると群れが、アトリとマヒワそれに1羽のツグミの初認が全員でできた。
急な下りをロープの助けをかりて、途中から飯塚六四会の整備したルートに入る。一部難所もあるが自然林が多くここでも紅葉を愉しめた。実態はややあがきながらなんとか草木峠に無事に到着した。
広塚忠夫 2013-10-31
2013-10-31、曇り、中風、10℃〜11℃
薬師林道口:10:14〜一の岳:10:51〜二の岳:11:56〜三の岳:13:00−13:30〜薬師林道口:15:53
やや強い風が吹くと、樹上から葉っぱが舞い降りてくる。葉っぱの舞いや風が吹き抜ける鷹巣山は寂しげな詩的な世界が拡がります。でも、詩も俳句も紹介出来ないのが残念です。
個々の樹木の紅葉は見頃を迎えていますが、全山の紅葉は一周間後がピークのようです。
野鳥は、アトリの冬鳥小群と出逢えました。続いてアオゲラの採餌中を枝越しに記録写真が撮れ地鳴きを期待しましたが、今日に限って一声もなく消えました。と言うのは、最近、地鳴きでアオゲラとオオアカゲラの同定を試みているのに冷たい奴でした。
英彦山では留鳥のトラツグミについては、地鳴きや鳴き声を発しなくても胸の三日月斑の模様を確認できなくても、移動の仕方や気配で識別が可能となったよう感覚を持ちました。あくまで、自己レベルの認識です。今年はトラツグミとの出逢いが多くその成果と勝手に解釈しています。因みに、地鳴きは、囀りのヒーヒョと不気味な鳴き声と違って“グウァ・グウァ・グウァ”調子抜けに聴こえます。
広塚忠夫 2013-10-29
2013-10-29、快晴、弱風、7℃〜15℃
豊前坊:7:35〜一本杉:8:45〜北岳:8:57〜ブナ林;9:15〜10:00〜山頂:10:23〜南岳:10:47〜薬師峠:13:21〜豊前坊:1347
昨日(28日)に続いて秋冷の英彦山に早朝から登りました。登った理由は、英彦山の四季NO-138(14〜16)で紹介したキノコが季節外れのキノコの女王「ウスキキヌガサタケ」ですと、城山で何度も見ている宗像の登山者から教えられ、あの華麗な編笠が咲く瞬間を撮影したいと、早朝からワクワクしながら登りました。
その卵状のキノコを1時間程じっと凝視しましたが、びくともしません。それもそのはず、帰宅後に北九州植物の会の田中氏から“キヌガサタケはスッポンタケ科なのでスッポンタケにマントをつけたような形です。従って、これは「スッポンタケ」です。”証拠写真つきで識別のメールを頂きました。
更に、ネットで調べると学名 Phallus impudicus「恥知らずのペニス」と命名されています。植物学者も酷いが、女王を求めて恥知らずのペニスに辿りついた拙者を笑ってください。
そうであっても、負け惜しみではありませんが、私の愛する英彦山は裏切りません。英彦山山頂付近の紅葉黄葉はいまが旬で満喫しました。裏彦は今からです。それに、冬鳥はシメの初認に続いて、アトリの群れが三度も愉しませてくれました。
冬鳥に関して、私の観察した感覚からは、アトリ、マヒワ、ハギマシコ、シロハラ、ツグミ、ウソなどはまず英彦山を始め筑豊の山々に渡って来て、その後厳しい冬に向かい次第に里に下り観察される記録となっていますが、皆さんはいかがでしょうか。
但し、海岸線や低地の短期の渡り途中の滞在は除きます。なお、3次メッシュ、写真のシメとアトリは5030-1774
広塚忠夫 2013-10-28
2013-10-28、快晴、10℃〜13℃、弱風
野営場9:32〜北西尾根分岐:10:20〜表参道迂回コース合流地点:10:46〜表参道合流地点:11:10〜山頂:11:57〜北岳:14:04〜豊前坊:14:45〜野営場:15:20
登山靴を履いていると、マヒワの群れが北西尾根へ飛び去った。少し進むとスキー場です。太陽に照らされてキラキラ輝いているススキ原は気持ちが晴ればれとなる。
バードラインの自然林に入ると、キョッキョッ・ジェーイと鳴き声がする。アトリの群れが樹上で忙しく採餌していた。これで今年の冬鳥との出逢いが一種増え嬉しくなった。
紅葉は山頂に近づく程深まり、中岳から北岳はもう見頃を迎えていました。山頂ではバイオトイレ建設の打ち合わせが行われており、原案とおり進められるようだ。豊前坊まで下り国道沿いの楓の紅葉は7分程度だが、それはそれで魅せてくれる。もう県外ナンバー3台が撮影を愉しんでいた。
広塚忠夫 2013-10-22
広塚忠夫 2013-10-04
2013-10-4(金)晴れ、弱風、14℃〜18℃
深倉園地:8:34〜屏風橋:9:40〜望彦(ぼうげん)橋:9:53〜草木垰:10:30-10:50〜深倉園地:12:22
適温の秋らしく気持のよい深倉峡でした。
ソウシチョウが里に下りつつあるのか少なく、深倉を席巻していたのはヒヨドリとカケスで、どちらも群れで図々しい振る舞いでした。
その割には、カケスはカメラを構えると用心深くて静かになり飛び去ってしまう。サービスはエゾビタキが枝の天辺で良いアングルでお利口さんでした。
端境期で鳥相は留鳥ばかりでしたが、草木垰(@5030-1752)の定点調査の時に、シロハラがクワックワッとコールしてくれて冬鳥の初認でした。
植物は、実りの季節で色々な果実を鑑賞でき、ゴンズイの実が今にも飛び出しそうでした。
深倉林道は、現在、障子岳森林整備(保育間伐・活用型)のヒノキ・スギノキの間伐工事のため平日の観察は注意されたし。
広塚忠夫 2013-09-17
2013-9-17、(火)快晴:15℃〜21℃、弱風〜中風
鷹巣原駐車場:9:13〜奉幣殿:9:46〜中津宮:10:41〜稚児落:11:07〜産霊の神社:11:30〜上宮:11:50〜北西尾根コース経由〜バードライン分岐13:50〜野営場:14:25〜鷹巣原駐車場:14:53
スタートからエンドまで気持ち良い一日でした。石段が多くあまり好きでないコースの表参道、つまり奉幣殿から上宮まで久しぶりに歩きました。天候に恵まれて登山者も多く、英彦山常連のM氏とW氏が早くも下ってきた。彼らの英彦山情報は“上宮からの景観が最高だ!特に涅槃像は素晴らしい”の言葉を頂きました。
彼らの言われる通り、途中からの普賢岳の遠望、上宮の休憩所からの由布岳、久住山系、阿蘇岳の展望が最高でした。
上宮では、アマツバメの小群が猛スピードで飛び交う乱舞を愉しませてくれました。こちらにブーメランのごとき向かってはビューンと飛び去る。少し高度を上げ方向転換時に一瞬静止の状態があり、その瞬間にピントを合わせるが、それでも速さに付いていけず、なんとか1羽の証拠写真が撮れたので良しとした。
広塚忠夫
2013-09-13
2013-9-13(金):晴れ、弱風、25℃
深倉園地:10:35〜屏風橋:11:45〜草木峠:12:25〜深倉園地:14:15
遅い遅い出発となった。
深倉園地の杉林からヒリリリヒリリリと何度も鳴き声がするので、サンショウクイか亜種リュウキュウサンショウクイかなーと観察を続けた。そのまま歩きながら追っていると、目の前のリュウキュウマメガキの樹木上部に止まってくれて、運よく証拠写真が1枚撮れた。拡大画像を覗くとリュウキュウサンショウクイ(観察場所:@5030-1741)だった。
リュウキュウ同士何かの縁でしょうか、これ、、面白くありません。その数羽の中に、エゾビタキも一緒に行動しているのが枝越しに見えた。
ソウシチョウは、今日は静かで、やっと屏風橋近くまで来て鳴き声が聴こえた。本日はやや少なく感じたが、やはり一番の勢力だ。
帰路、ヘビが岩の上でカエルを狙っていた。マムシの背なかの模様に似ているが、少し違和感があり、調べると、マムシに似た斑紋をもつ幼体のアオダイショウだった。
ヘビ図鑑では、“アオダイショウ幼体がマムシと誤認され殺されることが多い。せっかくの擬態が人間には逆に作用しているとは皮肉なことだ”との説明があり納得した。
広塚忠夫 2013-09-10
2013-9-10(火)、曇り、弱風、19℃〜22℃
薬師林道口駐車場:8:10〜薬師林道登山口:8:34〜一の岳:9:02〜二の岳:10:
08〜三の岳岩壁(スズメバチの襲撃で退却):11:15〜帰路:迂回路経由〜薬師峠:
13:00〜駐車場:13:10
車から降りると、もうソウシチョウが左右の林から元気よく鳴いていた。その後も、切れ目なく鳴いていて普通より多く感じた。
クロツグミが一の岳を過ぎた下りで3羽、三の岳の迂回道で4羽と2ケ所で姿が観察でき私にとって珍しい記録です、どちらの地点でも、幼鳥らしいクロツグミがポーズをとってくれた。
ヘビはヤマカガシとジムグリが、シカは帰路の1ケ所で目撃した。
それに、スズメバチが登山口から同じ個体がどうか判らないが、何度も絡み付いたり離れたりしながら同行したが、殆んど気にならなかった。そして、三の岳の最後の難所、ほぼ直角の岩壁にとり付いた時、スズメバチのカチカチと異常な威嚇音が聴こえ、見上げると一匹二匹と五匹まで確認し、とっさに岩壁から逃亡した。岩壁から離れても2匹がしつこく追ってきた。迂回道まで降りて、やっと解放してくれた。
当然だが、三の岳登頂は諦めた。山でいろいろな出逢いは愉しいが、反面、危険との遭遇も多いこと肝に銘じた鷹巣山でした。参考までに「ハチ被害予防」について引用を掲載しました。
広塚忠夫 2013-08-27
2013.8.27(火):5:25〜7:59:晴れ、弱風、18℃
経読林道口に到着時はやや暗い感じだ。その傍に砂防ダムがあり、そこから頂きの登山道まで自然林が茂っている。
上の登山道から林道へ、「ホーホーホー、、」と鳴き下しのアオバズクの声が聴こえてきた。
アオバズク(42秒 mp3)
私の記録では多分ここでは初めてで、季節も8月下旬にもなっているのに。自宅でも毎年アオバズクの声が届くが、8月下旬までは聴こえないが、他の場所ではどうなんだろうか。
スタートの5時25分から5時40分の間の記録メモは、アオバズクに始まりヒヨドリ、ソウシチョウ、アオゲラ、イカル、アオバトと続いている。そこから少しの静寂の後、又、鳴き声や姿が見られるようになった。カケスがジェーイ、ジェーイ、ガガガと3ケ所の騒ぎの時だけは、ソウシチョウを圧倒していた。中間地点でソウシチョウ、シジュウカラ、ヤマガラとコゲラが混群を組んでいた。
林道には、ノリウツギの房状の白花が目立ち、オオキツネノカミソリの一握りが最後の輝きを放っていた。
時間は早いが、6分ほど下った蛇淵キャンプ場で待つ孫のもとへ急いで下った。
広塚忠夫 2013-08-21
2013-8-21:晴れ後曇り、一時雨、弱風、20℃〜25℃
豊前坊:6:30〜シオジの森:7:21〜一本杉:8:02〜北岳:8:39〜英彦山:9:55〜北西尾根コース経由〜バードライン分岐:11:09〜スキー場:11:40〜豊前坊:12:12
早朝の豊前坊は、20℃でありながら爽やかさより、じめっとした不快な体感を受けてスタートした。
屏風岩のイワタバコや溶岩の壁のタマガワホトトギスは早くも結実の季節に入っていた。山頂に近い岩の急登にはシコクママコナやナガサキオトギリに続きコフウロがちいさな可愛い花を魅せてくれた。
野鳥は、この暑さのなかでも26種が記録され、相変わらずソウシチョウが元気良く、オオルりやキビタキの鳴き声も届き、北西尾根コースの自然林ではトラツグミ2羽が観察され満足の北西尾根コースでした。
ところが、山頂に到着して、どうしても気に掛かるのは、山頂の狭い休憩所を半分に仕切っての「不快で危険なトイレ建設計画案」です。
主な問題点は、
以上の「不快で危険なトイレ建設案」について、承認権者の国(文化庁)の担当者は、現地を訪れて判断したのであろうか、疑問である。登山者の感覚からすれば、休憩所から少し離れた北西尾根の旧観測所を活用したバイオトイレ建設が、快適で自然にやさしく、かつ、人命にかかわる防寒機能が維持できる理想案と判断される。その点を踏まえて、添田町・県・国の責任者に強く再考を願いたい。
国民の税金を投入するからには、国民が感謝する快適で人命に配慮したトイレ建設を要求したい。
広塚忠夫 2013-07-27
2013-7-27(土)曇り、20℃〜22℃、弱風
コース:英彦山大権現:7:37〜玉屋神社:8:31〜衣が池:9:12〜南岳・鬼杉分岐:9:46〜籠水峠:10:37〜猫の丸尾(1044m):11:05-19〜最低鞍部:12:01〜大南林道:12:44〜英彦山大権現:13:30
英彦山(籠水峠附近)のオオキツネノカミソリは7分咲き程度であり、8月に入るとピークを迎えそうです。その他でも玉屋神社付近や衣が池に至るコースで見られ、こちらは8分咲き程度でした。
野鳥は、のっけからソウシチョウがファミリーで現れ、ジェツジェツやギャギャと騒がしく(失礼!)、全ルートで「69」もカウントされて本日も異常さを感じました。(相想鳥、我が物顔の振る舞いか。駄作!)
一方、トラツグミが山頂の猫の丸尾を過ぎたところで、カンスゲの群落から3羽が突然飛び出し近くの枝に1羽だけが止まる。それから、グウァ・グウァ・グウァと地鳴きを聴かせてくれれました。トラツグミの地鳴きの様相は初めての観察でした。
広塚忠夫 2013-07-16
広塚忠夫 2013-07-10
2013−7−10(水)、晴れ、19℃〜26℃、弱風
豊前坊:6:59〜4一本杉:8:27〜北岳:9:00〜山頂:10:09〜南岳:10:40〜11:05〜ケルンの谷:12:17〜薬師林道:14:47〜薬師林道を往復〜薬師峠:15:27〜豊前坊:15:49
下界と違い涼しい豊前坊から山頂を目指した。
ソウシチョウはいつもの通り英彦山を席巻している鳴き声だ。一応の対抗種のミソサザイは今は静かなものです。目立ちたがり屋のオオルリもルート上で何度も囀りを聴かせてくれた。その相方のキビタキは、樹木の中間域にどちらかというとやや暗い場所で棲み分けしているが、本日は鳴りを潜めて聴こえなく繁殖やテリトリー争いも一段落したのかと思いきや、目の前に突然現れてサービス満点のポーズ。これも足しげく通うと出逢える感動です。モミの大木では、オオアカゲラが激しいテリトリー争いなのか激しい鳴き声が響き渡りしばしの観察を愉しんだ。
【注】植物採取禁止:英彦山は特別保護区が設定されており、すべての植物は、採取すると自然公園法
により6ヶ月の懲役又は50万円以下の罰金に処せられます。(同法第83条)
広塚忠夫 2013-07-07
2013-7-7(日)、曇り後雨、20℃、中風
経読林道:4:38〜雨のため一の岳途中折り返し:経読林道口:7:48
車から降りると、うす暗い経読林道からクロツグミが盛んに囀っていた。ヒヨドリ、“ヤイロチョウ”、キビタキ、オオルリ、カケス、トラツグミ、ハシブトガラス、ヒガラ、ヤマガラ、アオバトと続き、特にヤイロチョウは“幻の鳥・森の妖精”と呼ばれ、鳴きなしも“白ペン・黒ペン、白面・黒面”など、囀りは“ホヘーンホヘーン、ポポピーポポピー、ポピィポピィ”と聞き手によって違って聞こえているようだ。
実は、私は経読林道での記録は初めてであり、また、遠くの谷間からの囀りのうえヒヨドリなど鳥の鳴き声シャワーやセミの声にかき消されがちで、それで間違うと拙いと思い、カメラの動画で録音して帰宅後にパソコン再生にてヤイロチョウの声の再識別を行った。
ヤイロチョウのさえずり(2分 mp3)
6時過ぎた頃から、ソウシチョウ、アカショウビン、ゴジュウカラ、ミソサザイ、コゲラ、シジュウカラ、キジバトの順で聴こえた。
一の岳を目指したが、雨が降って来て予定を早めに切り上げて、次の予定の寒田探鳥会に向かった。
広塚忠夫 2013-07-02
2013-7-2(火)、曇り、弱風から強風(山頂)へ、18℃〜20℃
豊前坊:7:42〜一本杉:9:46〜英彦山山頂:10:54〜北西尾根コース経由〜豊前坊:13:34
英彦山に登られる方はご存じでしょうが、あの山頂の最悪な垂れ流しのトイが撤去された現在は、仕方なく野に放便となっています。この英彦山の山汚染の一つである解決策のために、バイオトイレ建設が検討されています。自然に優しく自然負荷がかからないバイオトイレは福智山で実証されています。
しかし、英彦山中岳休憩所の半分をトイレに建て替える現在案は、次の点を懸念します。
厳冬期の日祭日は、-10℃以上に寒い英彦山山頂の昼食を風防がある中岳休憩所で少しでも暖かくとりたいと順番待ちの状況を何度も見て来ました。現状でも狭い休憩所の半分をトイレにすると、トイレと隣り合わせの狭い食事の場となることが懸念されます。
野鳥の会の新たな案は、休憩所から北西尾根コースに、約20m程度下りると旧観測所であった白い建物があります。この建物をトイレに建替えれば、休憩所から適当な距離であり、国に対して新たな土地の使用許可の必要も発生しない点から改善案と判断されます。この旧観測所を活用する改善案を野鳥の会として提案していますので、ご支援頂ければ助かります。
本日は、英彦山の野鳥や花々を愉しみなながら、その検証と物件の撮影を主な目的にのぼりました。
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