since 2009-04-01
本会の動きhttp://goo.gl/zbuT
本会の各種活動に関する情報です。
(無署名記事の文責はサイト管理人:有働にあります)
| 2012年度総会資料・報告 |
| 野鳥観察サイトの実施について | 2011年度連携団体全国総会報告 | 脱原発宣言 |
| 九州・沖縄ブロック大会2011in佐賀 | 油山自然観察の森からの撤退に関して | 2011年度(H23)総会報告 |
| 九州・沖縄ブロック運営協議会・議事内容 | 県環境部と県内4野鳥の会の意見交換会(議事録) |
| 松尾会長、小学校で巣箱かけに協力 | 白鳥ふれあい自然公園(旧:万年池)の活用管理の意見交換会 |
| 保護部、研究部に役員新任 | 2010野鳥展事跡 | 万年池自然公園(田川市)の観察会(報告) |
| 万年池の自然観察会 | 2010年度総会資料 | メール版「野鳥だより・筑豊」にご協力を |
| 「日本野鳥の会 筑豊」 新しい名乗りのこと | 謹賀新年 | Wing誌にハチクマ渡り調査掲載 |
| 鳥獣保護行政の移管について | 支部報割付はWordで | 野鳥展自然観察会報告 |
| 英彦山ソウシチョウ生息調査 | 九州・沖縄ブロック大会申し込み締め切り迫る! |
| 独自ドメイン名を取得 | 密猟対策について |
掲載2011-12-02
容易な野鳥観察場所を各地に定め、定期的・継続的に記録を集約する計画です。
有働孝士@情報部
話の発端は、本誌「鳥信記」に報告が少ないということからでした。少ないのはたまたま端境期ということもあったのですが、もう少し野鳥の記録を収集できたら、たいへん興味深く、後の役にも立つデータになるはずです。
そのため、筑豊・京築・その他(以下、各地)に常設の野鳥観察場所を作って、定期的にご報告をいただけるとしたら、きっと、色々と興味深いことが判明するのではないかと思いました。
この構想のキモは、「常設の野鳥観察場所」(以下、野鳥観察サイト)というのが、原則として会員のご自宅やその周辺であるという点です。自宅であれば、ほぼ毎日、四六時中でも無理のない観察が可能です。夜間や、季節の鳥の終認などのこれまで不得手だった分野もカバーできるかもしれません。もちろん日常的に訪れる場所、つまり職場や散歩コースであっても構いません。要は無理のない観察が可能な場所を野鳥観察サイトに設定してみてはどうだろうという思いつきでした。
本会には250名以上の会員がおられます。ご住所は、各地やその周辺であり、その中からご参加くださるとすれば、一点に集中することなく、各地にほぼ均等に分布することが期待できます。
このようなことを本会情報部で諮り、以下にご説明する「野鳥観察サイト」の構想としてまとめ、11月期の運営委員会に提案したところ、実施の方向でご了解をいただきました。
野鳥の会の主要な活動分野のひとつに、観察記録の収集があります。
たいへん地味な活動ゆえ、日ごろあまり注目を集めることはありませんが、このような記録を発表し蓄積することは、現在の野鳥の生息状況を知り、将来様々な形で活用するための貴重な情報源となります。
本会では、古くから観察記録を募集し、会報に掲載してきました。本誌の名称である「野鳥だより・筑豊」とは、文字通り“筑豊地方における野鳥観察記録のお知らせ”という意味であり、本会がこの分野を伝統的に重視してきたことの証にほかなりません。
これまで、会員のみなさんから頂いた野鳥観察記録は、会報に毎月掲載されている「鳥信記」に集約され、参照しやすい形で提供されています。近年においては、広塚忠夫事務局長を中心に集成されたインターネット上の野鳥観察記録データベース(Bird Research- http://www.bird-research.jp/)が活用されており、全国的に見てもたいへん先進的な取り組みとなっています。
このような観察記録は、多くの場合、会員の方々の投稿や報告がもとになっています。申すまでもなくたいへん貴重な記録ではありますが、報告全体を見渡すと、任意で自由な報告に由来する偏りがみられます。(以下、運営委員会でのご意見より)
そこで、従来の任意情報提供に加え、以上の偏りを補い、現実の野鳥の生息や分布を収集記録により「反映」(後述)させるため、新たに「野鳥観察サイト」を設置することとします。
このような仕組みは、短期間の実施では効果が薄く、長期にわたり実績を積み上げてこそ本来の目的が達成可能な事業です。よって、観察記録の収集・蓄積は、野鳥の会の主要な活動の一つという認識のもと、今後、長期の継続へ向け足がかりとなるよう、正規の事業として野鳥情報収集を本会運営の仕組みの中に組み込むこととします。
(2011-11-19)
(「野鳥だより・筑豊」2011年12月号・通巻406号より若干加筆のうえ転載)
掲載日2011-05-29
私達は4月11日に「脱原発宣言」をしました。(日本野鳥の会筑豊 有志)
菅総理殿
日本野鳥の会西表
西表の自然を愛する会
日本野鳥の会筑豊 有志
私達は、核兵器や地球上に放射性物質を増やす原子力発電所に反対してきました。同時に反戦(核兵器使用の可能性)や、その要因となる人権問題と、私達の暮らしを支える自然環境の保全の活動を行っています。
3月11日の巨大地震により、福島第1原子力発電所が津波の被害を受け、爆発事故を起こし、海には高濃度の放射能を垂れ流しています。
建設時より「安全」、だと言われ続け、今も「直ちに健康に被害はない程度」と不適切なコメントが政府より発せられていますが、津波の想定が、5m程であったり、同じ場所に6基もの原発を並べて建てるなど、経済性を重視する余り、安全性を犠牲にしてきた証拠と言えます。地震大国、津波大国、火山大国の我が国には安全な場所は無いと思います。どうして安全審査が通ったのか不思議でしかありません。更に、自らが作った安全神話により、事故への対応策(マニュアル)が不備で、全ての対策が、後手になり被害が拡大しました。
原発の技術は不完全なもので安全性に問題があり、核廃棄物処理や使用済みの原子炉の解体技術も開発中というお粗末な状態です。満足な防護服も作業ロボットもありません。
また、経済的にも廃炉後数十年で赤字に転落すると試算する経済学者も居るように、廃炉後の放射線廃棄物の処理、安全管理の経済負担が大きく、負担が未来の子供達にのしかかることになります。
最も毒性の強いプルトニュームでは100万年もの安全管理が必要です。
秋津島日本は、古来より自然を神として崇め自然と共に暮らしてきました。
しかし、被爆国である日本が、原子力の平和利用という美名に惑わされ、地球環境を汚し続けることは、日本の伝統文化さえ否定するものです。
国連では安全基準の引き上げを検討し、ドイツでは脱原発に向け大きく方向転換をきりました。
地球温暖化防止の意味からも原発はエネルギー変換効率が悪く、熱源としての温暖化の一因となり、海水温の上昇を助長しているものと考えられます。
脱原発と同時に省エネや右肩上がりの経済成長の見直しで、質素で自然豊かな安全な日本を目指すべきです。
また、今回の原発事故で、意外にも簡単に危険な状態に陥ることが、全世界の人達に分かりました。敵対国やテロリストの格好のターゲットとなることは確実で、国防の点からも危険施設です。
菅総理は細川内閣の厚生労働大臣の際には薬害エイズに英断を下し、患者を救いました。今、3.11を自然からの警告と受け止め、歴代内閣の間違いを正し、脱原発に政策転換をし、未来の子供達のため、地球の環境汚染をストップする英断をお願いします。
そして、本予算の組み替えをし、復興に使うべきです。原発建設予算や辺野古、泡瀬の埋め立て予算、税金の無駄遣いを徹底的に拾い出し、緊急性のないものは先送りして復興に使うべきです。
具体的、脱原発スケジュール
1.現在計画中、建設中の原発を即時凍結する
2.危険が指摘されている浜岡原発を廃炉にする。
3.停止、点検中、使用中の原子炉は安全基準を引き上げたうえ、最長で、使用中の燃料使用後廃炉とする。
原発事故と震災復興への指針
1.今回の福島原発事故は人災ですから、東京電力の過去の役員の責任の所在と許認可の責任追及をし、報酬として得た給与の返還を求め、原発被害救済に使用すべきと考えます。
2.風評被害を防ぐため、流通する全ての海産物の放射線測定(γ線量)をして下さい。また、海の全ての放射性物質の測定を行って下さい。
3.今回の巨大地震は国家予算レベルの被害があり、本予算を組み替えて、復興予算に充てるべきです。例えば、原発予算を凍結し被害対策に使い、普天間の移設先を海外に変更し、高江のヘリパッド建設も中止し、思いやり予算や泡瀬干潟干拓事業などの環境破壊型事業も凍結し復興に全力を上げるべきです。
4.激甚災害法の改正
現行の激甚災害法では今回の巨大地震に対応できないばかりではなく、小規模な台風や竜巻のような自然災害に対しても全く機能しません。この際に自然災害法として、全額の国家負担とする新法の制定を要望します。
5.福島第1原発避難区域を半径30qまで広げ、半径100qまでは原発難民として補償の対象にして下さい。
「野鳥だより・筑豊」2011年6月号 通巻400号より
2011-04-02〜03
(掲載2011-04-17)
九州・沖縄ブロック大会2011in佐賀、報告
日本野鳥の会佐賀 事務局長・佐久間 仁
2011年4月2日(土)から3日(日)にかけて、佐賀市大和町のホテル龍登園を大会会場、同東与賀海岸を観察会場に、「日本野鳥の会九州・沖縄ブロック大会2011in佐賀」を開催したところ、九州各県から50名、財団本部から柳生会長など3名、それに地元「佐賀」役員・会員25名が参加し、成功裏に終えることができました。
4月2日14:00 冒頭、3月11日の東日本太平洋沖地震で亡くなられた日本野鳥の会会員の方々への黙祷を捧げて開会し、
・主催者(九州・沖縄ブロック 広塚事務局長)の開会挨拶、
・地元からの歓迎挨拶(佐賀 島田代表)、
に続いて、来賓として来佐いただいた柳生会長から「4月1日、日本野鳥の会がはれて公益財団法人として新たな体制でスタートできた」と、法人改革の動きの中で苦労を重ねた末、公益法人に至ることができた喜び一杯の御挨拶をいただきました。
続いて講演に入り、最初に財団自然保護室・古南室長代理から「伊万里のツルと出水のツル ナベヅル・マナヅルの越冬地分散と高病原性鳥インフルエンザ」と題して、パワーポイントを使いながら、今冬のツル越冬地の状況や越冬地分散化の取り組みの課題を詳しく報告いただきました。
二つ目の講演として「東与賀大授搦(佐賀県佐賀市)でのシギ・チドリ類 調査記録から見えてくるもの」と題して、「佐賀」専門委員の宮崎八州雄さんから、過去十数年にわたる東与賀海岸でのシギチドリ類を中心とした調査・観察を通じ、見えてきた野鳥たちの動きについて御報告いただきました。
休憩をはさんで「各支部・地域連携団体からの活動報告」として、鹿児島→宮崎県支部→大分→熊本県支部→長崎県支部→筑後→筑豊→福岡→北九州→佐賀の順に、各地での日頃の活動や課題などを報告いただきました。
特に、ぬいぐるみを着た「福岡」の皆さんの御報告は、爆笑を誘いながらも多くの参加者の目を釘付けに!
17:15 途中進行が大幅に遅れていたため、ヒヤヒヤしつつも、結果的に予定時刻前に大会日程を終えることができました。
一般参加者の方は夕食までの間、入浴等でくつろいでいただき、一方、各支部・地域連携団体の代表・事務局長の方は、別室で開催の臨時「ブロック協議会」に集合いただきました。
19:00 いよいよお待ちかねの夕食交流会。恒例のオークションでは、参加者の皆さんから出品いただいた約90点もの品々や、東和オプティカル(株)から御提供いただいたkowa商品が次々に競りにかけられ、大変な盛り上がりに。おかげでオークション収益金は101,400円に達しました!品々を提供いただいた皆さんと東和オプティカル(株)に心からお礼申しあげます。
21:20 一旦解散したものの、まだ「飲み足りない」「しゃべり足りない」方30名以上が二次会会場に集結。柳生会長も参加され、トイレ前のスペースまで車座になって飲み交わしながら、23:30まで楽しいひとときを過ごしました。
4月3日(日) 06:00起床。さっそく朝風呂を楽しむ参加者も。観察会場をご存じの方は06:40頃から移動し始め、07:00には誘導車に先導されたグループも出発。会場の東与賀大授搦海岸には65名の方が集結。現地では08:00過ぎに朝食を配布。
09:00過ぎに満潮を迎え、遊歩道の目の前50mまで迫った波打ち際にたむろす多数のシギ・チドリやカモメ類などを間近に観察でき、参加者の皆さんも大満足いただきました。
09:30 観察会場で鳥合わせを行い、「佐賀」代表から大会日程を無事終了できたことへのお礼を述べ、現地で解散しました。
2011-03-06
(掲載2011-04-17)
全国評議員会で油山自然観察の森活動終焉を検証し、今後のサンクチュアリ経営に活かすため質問を提出。
九州・沖縄ブロック代表評議員:広塚忠夫
2011年3月6日の全国評議委員会の開催に当り、油山自然観察の森の22年に亘る活動終焉に至った対応経緯を検証して、今後のサンクチュアリ経営の教訓とするために質問事項を提出しました。それに対して本部からの回答をQ&A形式で掲載致しますので参照して下さい。
なお、会議は、内閣府から「公益財団法人化」の説明と質問の時間が設定されて、本議題についての意見交換の時間は、残念ながら設定できませんでした。
(Q-1)
油山自然観察の森から撤退に至るまでの対応経緯とその検証について、どのような検証が行われたのか、今後に生かすための教訓があれば教えて下さい。
(A-本部)
経緯と検証について:経緯についてはこれまでに個別にご説明してきたり、九州ブロック協議会にて説明済みですので、割愛させていただきます。「検証」とは、「実際に調べて証明すること」とか、「証拠資料たる事物・場所の在否及び状態を裁判官や捜査機関が、直接確かめる行為」ということになると思います。一連の事実確認や反省等は当然のことながら行ってきていますが、「検証」と呼ばれることについては、その必要性等から特には行っていません。
なお、今後における教訓として、「競合他社に行政のOBが絡んでいる場合には、事前の情報量にかなりの格差がある可能性が高いことなどを前提に、適切な応札を行う必要があること」などが上げられると考えています。
(Q-2)
油山と谷津干潟自然観察センターからの撤退について野鳥の会は、油山から完全撤退、一方、谷津干潟から撤退したがレンジャーは残ったとの情報ですが、この違いのポイントは何でしょうか
(A-本部)
谷津干潟自然観察センターについては、当初より、将来的に地域の団体等に引き継ぐ計画でスタートしました。想定問答集や自然解説プログラム集の作製、ボランティアスタッフの導入とトレーニング等を中心に行い、当会から離れても、来訪者へ一定のサービスが提供できる状態にしました。指定管理制度の導入に伴い、当会は応募せず、地域の団体に引き継ぐこととしました。レンジャーが残ったのは、当会の方針ではなく、本人の意思によるものです。
(Q-3)レンジャーの雇用継続について
油山の正規職員(チーフレンジャー)と契約職員(レンジャー)3人の雇用確保は、どのようにされているのか教えて下さい。
(A-本部)
受託継続が困難な状況であることが分かった時点で、4名の職員には他のサンク等で雇用の場は確保するので安心するように」と伝えています。
なお、現時点では、2名は、地元に残りたいということで、退職の意向です。2名については、配置先を検討中です。
(Q-4)、指定管理者制度について
地方自治体からの受託運営サンクチュアリは、民間活用による経営効率化や経費削減による受託条件が厳しくなるのが現実であり、経営収支など何を持って受託するか否か、主な受託基準を教えて下さい
(A-本部)
いろいろな角度から慎重に判断する必要があると考えます。金額が妥当であるかどうか、また段階的に金額が増加するかどうか、地方自治体の考え方が当会の理念や方針と合致するかどうか、その施設で当会の理念や方針と合致する野鳥保護や自然保護の活動が行えるか、施設の管理運営だけでなく当会としての成果が出せるかどうか、契約のしばりがきつくなく、受託施設内だけでなく、地域の野鳥保護に関わることができるかどうか等、たくさんの角度から検討する必要があります。
2010年5月29日の評議員会の質問意見と回答について、
「理事からのウトナイ湖サンクチュアリの存続も検討の旨の説明に対して、廃止反対の意見(曽我/学識経験者)が提起された。」これに執行役員からは「直営3施設について運営経費の捻出に苦慮し、現段階では存続等について結論に至っていません」との回答でした。
(Q-1)
ウトナイ湖サンクチュアリの存続について結論がでたのか。
(A-本部)
ウトナイ湖サンクチュアリの存続についての結論は、まだ出しておりません。ご承知のように、この問題はいろいろな角度からの検討が必要であり、簡単には結論が導き出せない難しい事案です。常務会においては、これまでにこの問題に関する検討を深めるために、@現状と問題点、A当該施設に関する基本情報把握、B今後考えられる対応策についての検討(存続から廃止まで5つケースを想定して、それぞれメリット、デメリットの整理を行うなど)を行ってきています。また、地元の支部等の意見聴取や、「ウトナイ湖サンクチュアリ運営協議会」における議論などを拝聴しながら、検討を深めているところです
(Q-2)
結論がでていれば、主な検討内容を教えて下さい。
(A-本部)
直営施設、受託施設、それぞれに難しい課題を抱えています。今後の方向性についても、現在検討を進めているところです。
(Q-1)
サンクチュアリ活動は、日本野鳥の会の活動の中でも大きな柱の一つです。方針変更するのであれば、当初掲げていた理念はどのようなものであり、どのような展望を持って転換するのか説明して頂きたい。
(A-本部)
直営施設、受託施設、それぞれに難しい課題を抱えています。今後の方向性についても、現在検討を進めているところです。
質問に対する回答は、以上のとおりです。
以下、感想と要望です。
質問提出は、九州沖縄ブロック協議会の意見交換を踏まえて、より内容を深めた全国視点の「検証」の必要からお願いしましたが、辞書を引用して「検証」の言葉の意味が述べられ回答されています。検証とは「“実際に調べて証明すること”や“裁判の証拠資料を確かめる行為”」であり必要性がない及び経緯は「割愛」との答えでした。福岡市や指定管理者候補との具体的対応の経緯を「検証」して今後に生かさなければならないのに、官僚や国、県からの模範解答を頂いた様で、野鳥の会の感覚からは違和感を持ちました。
また、撤退に歯止めをかけてサンクチュアリの展望を切り拓けるのか疑問も残りました。肝心なところは、具体的な経緯の「検証」によって撤退に至った反省や教訓化から、全国のサンクチュアリの維持拡大に本部役員とレンジャーの任務そして各ブロックや各支部、任意団体、会員がそれぞれの立場で何か出来るのか、具体的な支援策を導き出すことであり、何が不充分であったか「検証」することが重要なポイントではないかと考えていました。
一般論や抽象的な報告は、本部役員やレンジャーの課題に終わり、幹部請負主義の域を抜けきっていない。福岡県在住の私でも、油山の課題は具体的対応経過や具体的な資料を「検証」して、やっと、身近な問題として捉えるようになった。具体的な経緯検証を提起して、雲の上の動きを、会員の身近な課題として会員に依拠する方針提起があってこそサンクチュアリの展望が見えてくるのではないか。
油山の反省から、全国のサンクチュアリの現状や対応自治体の考え方を、具体的に当該の会員までお知らせして、当該支部や任意団体、会員の知恵や行動力を信頼しての方針提起が急がれるのではないか。
本部役員は忙しいのは理解できるが、具体的な「検証」結果による個別のサンクチュアリの情報共有化により雲の上の問題に終わらせて欲しくはありません。
その意味から、会議の最後に、油山の撤退を教訓化して全国のサンクチュアリの展望について、全国の会員に説明されるよう意見は述べおきました。
先ずは、全国誌「野鳥」にサンクチュアリの展望の特集を企画して、会員の身近な課題として提起して頂ければと期待しています。結果報告だけで、「○○サンクチュアリは、○月○日を持って野鳥の会の運営は終了しました。」とのお知らせは二度と聞くたくありません。
2011-02-27
(掲載2011-03-04)
総会議事から注目すべき案件を要約して報告。
2011年度(H23)総会報告概要(2011.2.27:当会事務所)
(事務局:広塚忠夫)
松尾節朗会長からは、「今年の大きな行事や活動に皆さんの協力で事故もなく乗り切れたこと感謝致します。新年は記念行事などを楽しみながらやっていきたいと考えています。」との挨拶で始まりました。議長は春田正利氏を選出し総会は、事務局及び各専門部の活動経過と新年度方針、会計決算、会計監査報告について提案と質疑応答のあと、(案)毎に挙手による方法で承認されました。
総会資料は、どうしてもページ数もかさばりますが、当会筑豊としての動きを把握するため一読頂ければ助かります。
なお、総会での承認案件や意見提起及び討論になった項目から、特に記載した方が良いと判断した項目について報告致します。 その他は別添の各部の総会資料を参照下さい。
組織名の変更について
一年も経たずに内閣府の方針変更で「支部名使用が可能となる。」が、次回の総会まで現名称を使用し、元の名称に戻すかどうか再度検討する。
福岡市油山自然観察センタの野鳥の会の活動終焉について
指定管理者制度の導入により、地方自治体からの受託運営サンクチュアリは、民間活用による経営効率化や経費削減による受託条件が厳しくなるのが現実であり、油山からの撤退経過を教訓化して今後に生かす九州的な総括は不充分であり、次期の評議員会で再度、全国的な視点からの総括を求める。
400号記念号について
700回記念探鳥会
探鳥会
植物部
保護部
情報部
ガンカモ一斉調査
会計決算
2010年度探鳥会一覧2010年度の探鳥会一覧です。
| 回 | 月 | 日 | 曜 | 探鳥地 | 集合場所 | 担当者 | 種 | 参加 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 649 | 1 | 10 | 日 | 大ヶ原 | ラピュタ | 竹田澄子 | 36 | 17 |
| 650 | 17 | 日 | JR彦山駅周辺 | JR彦山駅 | 山田順子 | 24 | 4 | |
| 651 | 24 | 日 | 東大橋海岸 | 綱敷天満宮(筑・北合同) | 古城英彦 | 39 | 12 | |
| 652 | 2 | 7 | 日 | 犬鳴ダム | 犬鳴ダム駐車場 | 春田正利 | 24 | 13 |
| 653 | 21 | 日 | 英彦山・銅の鳥居 | JR彦山駅 | 真鍋直嗣 | 25 | 9 | |
| 654 | 3 | 14 | 日 | 英彦山深倉 | JR彦山駅 | 河野藤孝 | 14 | 7 |
| 655 | 21 | 日 | 風師山 | 市営渡船場(筑・北合同) | 林 孝 | 5 | 7 | |
| 656 | 4 | 4 | 日 | 水町遺跡公園 | 水町遺跡公園 | 梶原剛二 | 31 | 6 |
| 657 | 11 | 日 | 英彦山キャンプ場 | JR彦山駅 | 松尾節朗 | 21 | 3 | |
| 658 | 18 | 日 | 三毛門 | 綱敷天満宮 | 大木謙之介 | 28 | 5 | |
| 659 | 5 | 9 | 日 | 40周年記念バードソン | - | 梶原剛二 | 93 | 32 |
| 660 | 16 | 日 | 英彦山深倉 | JR彦山駅 | 木村直喜 | 36 | 24 | |
| 661 | 22-23 | 土-日 | 英彦山豊前坊他 | 豊前坊・高住神社宿坊 | 広塚忠夫 | 17 | 9 | |
| 662 | 6 | 6 | 日 | 大法山 | 山田梅林公園 | 梶原剛二 | 25 | 7 |
| 663 | 13 | 日 | 英彦山深倉 | JR彦山駅 | 有働孝士 | 19 | 4 | |
| 664 | 7 | 4 | 日 | 寒田 | 犀川駅 | 中嶋睦夫 | 19 | 8 |
| 665 | 8 | 22 | 日 | 英彦山豊前坊 | JR彦山駅 | 浦野良子 矢野悦晨 | 14 | 21 |
| 666 | 5 | 日 | 英彦山深倉 | JR彦山駅 | 三宅敏靖 | 18 | 12 | |
| 667 | 9 | 12 | 日 | 椎田干拓 | 綱敷天満宮(筑・北合同) | 古城英彦 | 28 | 16 |
| 668 | 19 | 日 | ハチクマの渡り | 剣岳 | 河野三郎 | 11 | 9 | |
| 六ヶ岳 | 小河洋綽 | 28 | 4 | |||||
| 669 | 10 | 10 | 日 | ヒヨドリの渡り | 井土(市場) | 梶原剛二 | 20 | 13 |
| 670 | 24 | 日 | JR彦山駅周辺 | JR彦山駅 | 野村芳宏 | 10 | 3 | |
| 671 | 11 | 7 | 日 | 豊前海岸 | 綱敷天満宮 | 下田信広 | 41 | 22 |
| 672 | 14 | 日 | 英彦山玉屋神社 | JR彦山駅 | 国武光成 | 16 | 8 | |
| 673 | 21 | 日 | 藍島 | 市営渡船場(筑・北合同) | 林 孝 | 40 | 23 | |
| 674 | 12 | 5 | 日 | 久保白ダム | 王塚装飾古墳館 | 松尾浩二 | 54 | 19 |
2011-02-05
2011年2月5日開催された九州・沖縄ブロック運営協議会議事録、油山活動終焉について。
九州・沖縄ブロック運営協議会・議事内容
2011年2月5日 ブロック事務局代行福岡・田村
月日:2011年2月5日13時30分から18時まで
場所:日本野鳥の会 福岡 事務所(福岡市中央区大手門)
出席者:※欠席:宮崎(カンムリウミスズメイベントのため)、大分(体調不良)、長崎県(身内の都合)
配布資料:
(1) 議題について(宮崎県の鳥インフルエンザの対応状況の報告を含む)
(2) 2011年日本野鳥の会九州・沖縄ブロック大会の開催について(佐賀)
(3) 出水地方における野鳥の保護・収容・ウイルス検査の状況
(4) 2010年度バードウィーク一斉探鳥会等の報告 / 探鳥会保険の資料
(5) 矢部川新聞
(6) まめわり
(7) 探鳥会などにおける危険要素の回避についての事例
(8) 新聞記事(オオカミ導入の検討)
≪議題≫:
進行役予定のブロック事務局長崎・執行氏欠席のため、出席者の了解を得て福岡・田村が進行。
2009年度の負担金の収支
長崎・執行さんに収支を依頼中だが、長崎県、やんばる、佐賀県の負担金が未納。
運営協議会(2010.2/6)の交通費を精算した。
2010年度ブロック大会報告と負担金の収支
ブロック負担金と参加費で収支0。オークション売上約8万円。半分の4万円をブロック事務局に納めた。運営協議会(2011.2/5)の交通費を精算した。
2011年度ブロック大会と負担金を含めた予算について
佐賀大会を2011年4月2日に開催予定。おおよその参加人数を教えてほしい。各支部の紹介タイムをとる。希望時間があれば、前もって教えてほしい。
■4月以降のブロック事務局
筑豊で担当する。具体的な人選は広塚氏が持ち帰って実施する。任期は2年。引き継ぎは長崎・執行氏より。
■ブロック大会の今後
※1 順番では石垣島だが、2012年は先に鹿児島で行い、その後の状況にあわせて、石垣島・西表(合同の可能性もあり)での実施を検討する。従来とは違った形式での開催も検討する余地がある。
※2 日本野鳥の会九州・沖縄ブロック規約 とそれに付随する九州・沖縄ブロック運営要領の改正をする必要がある(熊本県支部の田中氏より)。
その他懸案事項
財団事務局より
佐藤:公益法人制度改革については、今のところ、問題なく認可がもらえる状況である。すでにお知らせしているとおり、公益財団法人の登記は4月1日登記を目指している。現在の理事・評議員は3月31日までの任期、分割決算などは必要なくなる。このような事情の中で、3月6日に理事会・評議員会を行う。
支部名称については、内閣府の方針が変わり、利用できることになった。理事会・評議員会で、直接内閣府に説明に来てもらう。改めて、理解と協力をお願いしたい。
4月の登記以降に、全国連携団体総会の開催を計画している。日程が決まり次第連絡する。これまでの本部・支部関係がシステム的に希薄になってくる。それを補完するため、種々の対応策を検討している。その一つが全国連携団体総会であり、野鳥情報ネットワークもその一つと考えている。全国に支部がある強みを生かすため、以前からお願いしている野鳥情報全国ネットにもぜひ参加をお願いしたい。未加盟の支部には、後日以前送付した文章を再送する。
一時休刊していたStrixを復刊することとなった。この継続には、原稿のスムーズな投稿と購買の拡大が不可欠だ。支部の皆様には、Strixへの投稿や、販売拡大に協力いただきたい。
松富士:支部長に代わる呼び名は、団体によって代表、会長とバラバラで、一定していない。どうするのが望ましいか。
佐藤:新制度検討委員会の答申に基づき、財団自体が会長を持っているため、混乱しないよう、代表または代表理事がよいと見解を出した。ただし、どうしても会長の名称を使用するとした場合には制約までは行っていない。
松富士:代表、会長、支部長が混在してしまうのか。
田中:旗のつくりかえなど予算をとってきた。説明がほしい。
佐藤:内閣府の担当が来る理事会・評議員会で、直接支部の皆様とやりとりしてほしい。財団としては、この情報をできるだけ早く各支部にお知らせした方がよいと判断して一連の対応をした。
名称の統一が好ましいが、やむを得ずとった対応である。定款の中に規定している連携団体の名称はそのまま変更せず、「連携団体規定」の細則変更等で対応を考えている。
広塚:内閣府とのやりとりは文書で取り交わされたのか。また、名称変更は、日本野鳥の会の将来ビジョンとセットで提示されたい。
佐藤:内閣府は文書での回答には応じないため、できるだけ文書で残す努力をしている。記録の確認もしている。監督官庁の環境省も巻き込んで進めてきた。役所は、確認書や覚書のようなものは出さない。
広塚:筑豊はデータをバードリサーチに提供している。野鳥情報ネットワークと、どう分担、すみわけをしているのか。
古南:探鳥会のデータベースは、最初はバードリサーチと連携して行っており、今後も共有しながら進めていく。
佐久間:会員から直にデータベースに送ることはできるのか。
佐藤:基本は支部単位でお願いしている。
→HPからデータベースの頁を開き、指示に従って入力すれば、個人でも可能。
鳥インフルエンザ対策と状況説明
古南:これまでと様相が変わり、かなり拡大してきている。今年の10月中旬に北海道の稚内で、日本で初めて、野生のカモ類の糞から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが発見された。そのあと、日本海側で米子、富山、島根、鳥取で、野鳥や飼育下のコブハクチョウとニワトリから検出された。12月14日に出水で出てからは、複数個所で様々な鳥に出ている。オシドリ等も今回初めてウイルスが発見された種もある。宮崎では養鶏場のニワトリから7例、出水でも1ヶ所でニワトリが死んでいる。出水では野鳥はわかっている範囲はナベヅル6羽で、マナヅルからは見つかっていない。これまでは養鶏場と野鳥の両方から検出された事例がなかったが、今回はそれが島根・鳥取や出水で見つかった。カモ類が運んだウイルスが何らかの経由でニワトリに感染した可能性が高い。まだわからないことが多いが、カモ類やカモメ類といった水鳥に注意が必要。出水では、監視態勢を強化している。地元の方のみでは人が足りないため、1月の10日から環境省の依頼で現地に入り、自然保護室スタッフがパトロールに参加している。少しずつ情報発信もしたいが、制約も多い。出水は全国で1、2を争う養鶏の盛んな場所。市としては、養鶏業も観光も守らなければならない。
野鳥からのウイルスの詳細検査のできる機関は全国で3か所のみで、結果が出るまでにも時間がかかっている。こうした状況は改善していくべきと考えている。
各地で、渡り鳥の渡来状況など気がついたこと、例年と違うことあれば教えてほしい。
最新の情報を会のホームページで伝えている。出水市は、現在、西干拓・東干拓を立ち入り禁止にしており、会としてはその広報に協力している。個人宅で楽しむ餌台の衛生管理の注意も改めて呼びかけている。
高野:検査体制をもう少し幅広げられないか。熊本ではクロツラヘラサギの死体を拾得したが、環境省マニュアルの要注意種33種に該当しないということで検査してくれなかった。検査対象は33種だけでよいのか。
森本:オナガガモの弱った個体を捕獲したが、死んでいない個体は調べてくれなかった。
古南:33種は代表的なものとして挙げられたに過ぎないが、それ以外は検査しないとなってしまっているので、改訂が必要。検査については、ウイルスを他の家禽に感染させてしまうおそれがゼロでないことから、野鳥を検査できる立場にある獣医さんの数が少ないのが悩み。家禽に携わる人や開業獣医さんは難しい。高知ではオシドリは見つかった時点では生きていたが、様子がおかしく、安楽死させて調べた結果、ウイルスが見つかった。県によっては、県の家畜衛生保健所がウイルス検査を行っている。
松富士:久留米の鳥インフルエンザを恐れから傷病鳥の引き受けを停止している。動物園などではどう対応しているのか。
古南:マニュアルでは「完全に隔離できない場合は保護しない」といったことしか書かれていない。どこかでラインを出さないといけない。
鳥インフルエンザに関する情報は、入り次第支部にお届けする。ご相談は遠慮なくどうぞ。
有明海再生に向けての野鳥の会としての対応について
松富士:日本野鳥の会として、九州ブロックとして、有明海再生に向けてアピールしていけないかと考えている。
福岡・神園:諫早の干拓地の前にできているヨシ原にチュウヒやコチョウゲンボウが数多く生息している。ヨシ原が残るようにできないか。
古南:今までの財団が行ってきたアピールは資料のとおり。開門を要望してきて13年目にして実現した。すぐに全面的に開門するわけではなく段階的に行われる見込みなので、最終的にどこまでヨシ原が残るかわからないが、すぐにヨシ原がまったくなくなってしまうわけではないだろう。潮受け堤防が撤去されるという話ではないので、劇的には変わらないのではないか。< br/> かつて行っていた有明海沿岸4支部合同のシギ・チドリ調査を再び行ってみてはどうか。
松富士:筑後支部ではその後も継続して実施している。検討する。
三池島のベニアジサシ調査の件
松富士:今年は東大がつけたジオロケーターを回収の予定。照度を記録し、解析して越冬海域を推定できる見込み。
油山自然観察センターの委託打ち切りの経過と今後についての説明
佐藤:これまで福岡市から委託を受けていたが、元請けは市の外郭団体で、当会は下請けであった。指定管理に移行するにあたり、情報収集してきたが、結果として、指定管理を受けた団体は日本野鳥の会に委託を出す考えはなく、撤退となる。福岡市から出された指定管理の条件には、福岡市内に事務所がある団体というしばりがあった。1位で指定管理をとった団体は、売店部門を担当している「市民の森協会」で、市のOBが中心の任意団体である。3部門どこでも担える人材を配置し、集約的管理を行い経費を節減することが基本方針であり、経費のかかる日本野鳥の会に自然観察の森の運営を依頼することは、当初から方針になかった。最大限の努力をしてきたが、継続がかなわず誠に残念である。
松富士:この件は福岡支部の会報で目にしたが、財団事務局からの報告がなかったのはおかしいのではないか。メールで問い合わせたが、オープンではなかった。
真鍋:サンクチュアリがウトナイにはじまり、福岡にもできたとき、とても重要な拠点と感じ、思いが生まれた。しかし、なくなるという連絡がなかった。サンクチュアリ運動を推進している本部としては、もっと細やかに動いてもいいのではないか。ブロックからサンクがなくなるのは重要なこと。
佐久間:福岡支部の会報で見てショックではあったが、油山自然観察の森の運営にかかわっていない自分が何か言う立場にはないと考える。本当に自分たちの核をつくるなら、行政委託ではない形で、拠点や事務所を構えなければならないと思う。指定管理者制度になったのであるから、仕方ない部分はある。
広塚:情報収集と営業は十分だったのか。西鉄グリーンと組む対応も、遅くはなかったか。全国のサンクチュアリの今後を考える上でも、油山の総括は必要。
佐藤:この件については、日本野鳥の会福岡と密接な連絡を行いつつ最大限の努力をしてきたところである。先の九州ブロック大会の時点では結果が分からない時期であり、お知らせすることができなかった。
当会は、元請けできる状況になく、継続するにはどこかの下請けが前提であった。相手先の選択については、最大限の情報収集と検討を行った中での選択であり、間違っていたとは思っていない。いずれにしても、長年継続してきた管理運営から撤退をせざるを得ず、結果については申し訳ないと思っている。
福岡県と県内4野鳥の会との意見交換会の紹介など
広塚:第11次鳥獣保護事業計画に対して、九州ブロックでメジロ愛玩飼育廃止の要望を環境省に出してはどうか。→宮崎県支部の出したものを参考に高野さんがとりまとめる。
ブロック理事の高野さん(熊本県支部長)が要望書案を作成し、対応する。
探鳥会などにおける危険要素の回避について
田村:探鳥会でのリスク管理について、福岡で昨日(2/4)佐藤副会長を講師に研修会を行った。他支部についても関連があるので、議題の一つに上げた。
佐藤:現在保険加入いただいている支部は66支部で、年間2850回の探鳥会が開催されている。これ以外の支部も含めると、5〜6万人は参加していると思われ、野鳥の会が大いに誇れる実績である。一方、回数が多く高齢者も多くなっているので、重大な事故が起こる恐れが高いと考えられる。重大な事故が起こる前に対策をとる必要がある。支部においても十分議論をしておいてほしい。財団が加入している探鳥会保健の費用は、財団が負担しているが、そのあり方や補償額等について、今後財団としても検討していきたい。
探鳥会関連の連絡
5月のバードウィークでは全国一斉探鳥会、11月のバードウォッチングウィークには、はじめての方や、会員でない方を主対象にした探鳥会を、東京・神奈川・奥多摩と共催で開催した。また、探鳥会では、はじめての方向けの教材として「ミニミニ野鳥図鑑」を活用いただいた。ミニミニ〜には、野鳥誌プレゼントはがきを挟み込み、名簿を取得することで、その先のDMで寄付や入会の案内を送ることができた。その他、ミニミニ〜はプレゼントキャンペーンのマスコミ掲載依頼を行い、複数紙面で取り上げられ、4000件を超える申込みがあった。これら(ミニミニ配布、はがき回収)で獲得した名簿へのDMによる、入会・寄付の効果は、トータルで入会51名、寄付528名(12月末時点)。今後も、探鳥会を通じた支援者拡大の工夫をしていきたく、ご協力をお願いします。
松富士:バードウォッチングウィークは、もっとアピールできるとよい。筑後では、PRしている。有名人の協力を得るなど考えて欲しい。
衣斐:ウィークではなく、バードウォッチング月間としたほうがよい。八重山ではもう少し遅いほうがよい。
以上
油山自然観察センターの活動終焉について、追加の報告と今後の対応について
(広塚)
野鳥の会と連携した「西鉄グリーン土木:落選」と新指定管理者「福岡市市民の森協会」の両方の具体的な事業計画の違いの説明が頂けなかった。
油山自然観察センターの市民サービスや22年間の観察データの記録継続など考えると、新指定管理者(市民の森協会)に応募して、「自然観察案内を天職として運営して頂きたいし、油山から完全撤退は得策でない。」との私見に「市民の森協会に手を貸そうとしている」、「この事態にどれだけ口惜しく残念に思っているか察して頂きたい」などの主旨の反論を頂き、これまで言われると、質問継続は尋問の様に受け取られるのも不本意であり、これまでと質問は諦めました。
指定管理者制度について地方自治体からの受託運営サンクチュアリは、民間活用による経営効率化や経費削減による受託条件が厳しくなるのが現実であり、福岡市の油山の森の事業計画は年間:約500万の減となっている。これらの厳しい条件下で、野鳥の会はサンクチュアリ運営をどのように行っていくのか、油山を教訓として、3月6日の全国評議委員会に総括(反省評価)を求めることとしています。(報告は、野鳥だよりの次号に掲載予定)
※参考:本部サイト掲載
報告:広塚 忠夫 2010-12-21
福岡県内4野鳥の会と福岡県環境部との野鳥保護行政に関する話し合いです。
(報告:広塚 忠夫)
出席者
県自然環境課:平田課長補佐、城石係長、真谷事務主査、西山技術主査
日本野鳥の会:森本代表(北九州)、田村副代表・松下広報担当兼ブログ管理者(福岡)、松富士会長(筑後)、広塚事務局長(筑豊)
内 容
はじめに平田課長補佐の挨拶を受けて、環境部自然環境課職員と日本野鳥の会役員より自己紹介に続いて、野鳥の会(広塚)が司会進行役で意見交換会を行った。進め方は、事前に野鳥の会から提出の質問要望に簡単なコメントを述べて、これに自然環境課が説明回答を行うやり方で行い、続いてその他の項目での質疑で意見交換会を行った。最後に県と野鳥の会からそれぞれ要望を述べて閉会した。
なお、以下の質疑は、福岡県自然環境課は県、日本野鳥の会4会は野で記載する。
記
「野鳥だより・筑豊」(日本野鳥の会筑豊発行)2011年2月号(通巻396号)より転載
掲載 2010-12-19
松尾会長は穂波ライオンズクラブに協力して楽市小学校で野鳥と巣箱の講話をしました。
有働孝士(記)
11月24日、午前10時ごろから約30分間、飯塚市立楽市小学校において、巣箱掛けの前段で松尾会長に野鳥講話をしていただきましたので、報告します。
穂波ライオンズクラブ様より本会・川谷さんに、小学生に野鳥の話をして欲しいとのご相談があり、なぜか有働にお鉢が回ってきたものの荷が勝ちすぎる話でしたので、急遽、松尾会長におすがりしました。
穂波ライオンズクラブでは、日ごろから活発にボランティア活動を続けておられ、また地域ボランティアの有力なサポーターとして、地元穂波地区ではたいへん名のある団体です。
会長には、体調不良を押して、事前打ち合わせ、講話等をしていたただき、たいへんご苦労をおかけしました。
当日は、小学校4年生60名あまりに、野鳥と巣箱にまつわるお話をということでした。時間前に校長先生と雑談のおり、ちょうど10歳になる4年生のために、学校で「二分の一成人式」を執り行ったと興味深いお話をうかがいました。成人まで半ばにさしかかったとはいえ、やはり今どきの小学生です。じゅうぶんな集中を得られるものかと、実は心配しました。しかし、これは杞憂に終わり、会長の人をそらさぬお話しおかげで、よそ見する者もなく、多数のご質問をいただくなど強い関心を持ってもらい、30分はあっと言う間に過ぎてしまいました。確かに「二分の一成人」のしっかりした生徒さんたちでした。
その後校庭に移動。爽やかな青空と快い日差しのもと穂波ライオンズクラブ会員のご指導により巣箱作りの作業にとりかかりました。1時限あまりの作業の後、完成した巣箱を一つ、校庭のアラカシに取り付けて終了。残りの巣箱は、穂波ライオンズクラブの方で、校庭の木々に取り付けることとなりました(後に聞いたところでは10個ほど取り付けられたそうです)。巣箱作りには、いくつかの大切な注意点があるそうで、松尾会長のご指導と穂波ライオンズクラブの方の優れた木工技術のおかげで、短時間にもかかわらず半完成ながらりっぱな巣箱が用意されていました。
穂波ライオンズクラブでは、地域に根ざした“緑の環境作り”という活動目標を掲げておられ、今回のイベントはその第一歩として実施されたものです。野鳥は“緑の環境”のバロメーターとなる貴重な存在です。楽市小学校から緑の環が広がり、野鳥にとっても棲みやすく豊かな穂波となるよう願いながら学校を後にしました。
後日、穂波ライオンズクラブの担当の方からご連絡があり、松尾会長に講師謝礼として1万円を頂戴しましたが、会長の方から本会にご寄付いただいています。
「野鳥だより・筑豊」2011年1月号(通巻395号)より抜粋、転載
掲載 2010-11-21
田川市の公園検討委員会との意見交換会要約
以上が簡単な意見要望であるが、最後に、市側から本日の意見交換会の内容を検討して次回も実施するので協力のお願いを了承して解散した。
掲載 2010-11-06
初海外例会・韓国へのお誘い(政情不安のため中止)
夢の韓国探鳥ツアーのご案内
北九州企画部長 村田希巳子
筑豊普及部長 梶原剛二
だいぶ涼しくなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて、筑豊と合同で、来年2月に韓国探鳥ツアーを行います。調べてみると、2月の平均気温はソウル2.9度、江華島1.4度と意外に高 く、これは、北海道とあまり変わらないことが分かりました。それでいて野鳥の規模は大きく、万単位で見られます。
安いパックツアーで探すと、残念ながら、出発日は、2月6日(日)の北九州発のソウル便しかありませんでした。しかも、海岸線はマイクロバスでしか行けないので、定員は14名となります。今回は、危険な場所には一切行きません。申し込みは、先着順で受け付けます。旅程は以下の通りです。
旅程
参加費
| パッケージツアー 32,800円+出入国税 2,200円 | 35,000円 |
| マイクロバス2日間 | 10,000円 |
| 食事代(朝昼夜3食ずつ) | 10,000円 |
| 予備費 | 5,000円 |
| 合計 | 約60,000円 |
申し込み
氏名、住所、年齢、携帯の電話番号を、メールか電話で村田まで。定員に達したら締め切ります。メールの場合、受け付けたら、折り返し確認メールを行います。参加者には、旅行の詳細は、後から連絡します。参加者は、パスポートが必要です。
申し込み先
企画部長 村田希巳子 
(2010-10-21)
2010-09-03
保護部部長に後藤文嗣氏、研究部副部長に筒井哲史氏、旧保護部長松尾節朗氏退任
(5) 保護部と研究部の再編強化について
(事務局長:広塚忠夫)
「前回の運営委員会&編集委員会(報告)」野鳥だより・筑豊2010年9月号(通巻391号)より抜粋、転載
2010-07-16
活動記録等を保存しています。
あなたも野鳥観察を始めてみませんか〜誰でもできる楽しい野鳥観察の世界へご招待〜
「2010野鳥展」では、日本野鳥の会筑豊会員が撮影した野鳥の写真、動画、俳句や漫画などを通して、多彩な分野から私たちの身の回りに生きる野鳥たちの姿をご紹介しています。


本会野鳥展・展示写真募集8月1日〜28日、遠賀川水辺館(直方市)で開催予定です。
([ホーム][お知らせ]に掲載)

展示パネル会場に掲出したA2判案内パネル。
下記インデックス画像のリンク先は、PDFファイルです。閲覧には、Adobe Readerのダウンロード、インストールが必要です。(注:リンク先のページで、[同時にインストール:]のチェックを外してください。さもないと余計なソフトが勝手にインストールされてしまいます。)
2010野鳥展スケジュール大まかなスケジュールが決まりました。
テーマ:あなたも野鳥観察を始めてみませんか
| 日時 | 場所 | 内容 | 担当 |
|---|---|---|---|
| 07-15・木 | − | 写真募集締め切り | − |
| 07-16・金 18:00 | 本会事務所 | 写真選考 | 春田 |
| 07-18・日 15:00 | 遠賀川水辺館 | 講演会場下見 | 野村、春田 |
| 07-23・金 | − | パンフレット編集 | 春田 |
| 07-25・日 | 本会事務所 | 展示物準備 | 春田 |
| 07-30・金 | − | パンフレット編集・印刷 | 木村 |
| 07-31・土 13:30 | 遠賀川水辺館 | 搬入・会場準備 | 春田 |
| 08-01・日 | 遠賀川水辺館 | 野鳥展開幕 | − |
| 遠賀川水辺館ホール 14:00 | 「初心者のための野鳥写真」講演会、講師:野村 | 野村、真鍋、春田 | |
| 遠賀川水辺館 | 会場当番 | 野村、春田、梶原 | |
| 08-02・月 | 遠賀川水辺館 | (休館日: 月曜休館) | − |
| 08-03・火 | 会場当番 | 真鍋、林、広塚、大木 | |
| 08-04・水 | 会場当番 | 松尾節朗、木村、有働 | |
| 08-05・木 | 会場当番 | 河野藤孝、野村、松尾節朗 | |
| 08-06・金 | 会場当番 | 真鍋、菊池、三宅 | |
| 08-07・土 | 会場当番 | 落合、春田 | |
| 08-08・日 | 遠賀川水辺館・周辺 10:00-12:00 | 探鳥会 | 梶原 |
| 遠賀川水辺館 | 会場当番 | 梶原、春田、広塚 | |
| 08-09・月 | 遠賀川水辺館 | (休館日) | − |
| 08-10・火 | 会場当番 | 広塚、林、野村、河野藤孝 (NHK TV取材) | |
| 08-11・水 | 会場当番 | 落合、真鍋、三宅 (NHK TV放映2回) | |
| 08-12・木 | 会場当番 平積み展示撤収 | 有働、菊池 (読売新聞取材) | |
| 08-13・金 | 無人展示開始 | − | |
| 08-16・月 | (休館日) | − | |
| 08-23・月 | (休館日) | − | |
| 08-28・土 | 野鳥展終幕 | − | |
| 08-29・日 10:00 | 遠賀川水辺館 本会事務所 | 撤収作業 | 春田 |
詳細はコチラ、問い合わせは
(春田)まで。
※お名前は、敬称を略し順不同です。悪しからずご了承ください。
2010 野鳥展の報告担当者による報告
2010 野鳥展の報告
(野鳥展担当:春田正利)
8月1日から28日まで、直方市の遠賀川水辺館で野鳥展を開催しました。今回の野鳥展は、「あなたも野鳥観察を始めてみませんか」をテーマに掲げ、初心者を対象にいろいろな企画を盛り込みました。その内容について報告します。
野鳥展の中心になる作品は野鳥写真39点のほかにイラスト、俳句、羽毛コレクションを展示することができました。また今回の会場はビデオの上映ができたことから、ビデオ作品の出品もあり、動きのある映像が来場者に好評でした。初めての試みでしたが、写真の撮影者にエピソードを書いていだき、会長のあいさつや会の活動紹介とともにパンフレットにして来場者に配布しました。パンフレットのレイアウトは木村直喜さんに依頼しました。ドット絵を配した親しみやすいパンフレットを通じて、撮影者の想いや会の活動内容がより確かに伝わったと思います。また写真に関して、自分で額装した写真の持ち込みや、組写真の出品がありました。表現にこだわった作品が出されたことに、担当者としてうれしく思いました。
テーマに沿ったイベントとして、野鳥展の期間中に講演会と探鳥会を実施しました。
講演会は8月1日に、水辺館のホールを借りて行いました。講師は野村芳宏さん。「初心者のための野鳥写真」と題して話をしていただきました。当日の入場者は17名で、明らかに講演会が目的の参加者も何名かおられました。撮影機材を持ち込み実演を交えた丁寧な説明に、参加者も満足されたことと思います。
8月8日には会場の周辺で探鳥会を行いました。遠賀川水辺館のスズメ教室で活躍されている梶原剛二さんにリーダーをお願いしました。参加者は6名。残念ながら一般の方の参加はありませんでした。午前10時でも真夏の日差しは強く、この時期の野外活動は、やや無理があるなと感じました。
さて、一番気になるのは来場者数です。受付が常駐した1日から12日まで(休みを除くと10日間)の来場者数は181名でした。その後も受付不在の展示が14日間あったので目標の300名は達成できただろうと思います。しかし、今回のテーマでもある「野鳥観察を始めてみたい人」からの問い合わせは(私の知る限り)ありませんでした。一般の方へのPRが不十分だったことと併せて、今回の反省点のひとつです。
今回の野鳥展を開催するにあたり、作品の出品、展示パネルの作成、パンフレットの制作、配布資料の手配・印刷、会場設営、片付け、講演会講師、司会、探鳥会リーダー、受付などなど多くの方のご協力をいただきました。そして多くの会員さんにご来場していただき、無事に野鳥展を終えることができました。皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
野鳥展について感想、意見、要望などがありましたら、担当:春田正利又は事務局までお寄せください。次回開催時の参考にさせていただきます。
「野鳥だより・筑豊」2010年9月号(通巻391号)
2010-05-12
田川市長をはじめ会員多数参加してオープニング・セレモニー開催
報告:広塚忠夫
田川市関係者:
伊藤市長・松岡副市長・満倉部長・坂本課長・吉井課長・原係長、ほか
本会参加者総計:12名
松尾節朗・昌子・中川満枝・有働孝士・真鍋直嗣・石松和幸・白石清和・勝野征雄・小川貴子・田中橿史・山田順子・大蔵康雄
ハチクマ1・アオサギ1・マガモ2・ヒドリガモ1・バン1・コチドリ1・キジバト1・ヒバリ2・ツバメ3・イワツバメ4・ハクセキレイ1・ウグイス1・オオヨシキリ1・セッカ2・ホオジロ2・カワラヒワ2・ハシボソガラス3
鳥や生きものとの共生を目的とした万年池自然公園のオープンを記念して、自然観察会を開催しました。名称の「万年池自然公園」も野鳥の会が命名しました。田川市で最後の自然の池であり、ヨシやヒメガマが生い茂り野鳥やトンボが生息する環境を生かした貴重な池として存続させたことは、保護団体としての役割を果たせたと評価したいものです。
オープニングセレモニーは、会を代表して松尾会長からこの自然公園の評価のあいさつがありました。行政からは田川伊藤市長・松岡副市長・満倉部長・坂本課長・吉井課長・原係長ら 名が参加されて、代表して市長と副市長から挨拶を頂きました。伊藤市長は産業発展と環境とのバランスをとりながら万年池公園を創設したことは我々にとってもうれしいことですとの主旨で、また、副市長は野鳥の会の取り組みにお礼の言葉が贈られました。
観察会では、ツバメやイワツバメが飛び交う池にヒドリカモ♂が現れ、市長らにプロミナーでお見せすることが出来ひと安心しました。安心したところで、アオサギが横切りホオジロもじっくりと、セッカの鳴き声を背にして、イカルチドリかコチドリかの識別の勉強もできてコチドリで落ち着きました。取って置きは、南側の空から現れて気流に乗って西側に飛翔した「ハチクマ」の出現でした。2羽のハシボソガラスにからかわれながらも観察会を盛り上げてくれました。
掲載 2010-04-15
自然公園的発想で創られた万年池自然公園(田川市)にて (事務局・広塚忠夫)
万年池の整備に関する田川市報(2007.8.1)に対応して、日本野鳥の会をはじめ、筑豊の環境保護団体や市民と相談しながら「鳥や生きものとの共生を図る自然環境を生かした万年池を残す要望書」を提出して市と交渉を進めました。結果、田川市の環境重視の市政方針から合意に至り2010年5月に自然公園発想による万年池が完成しました。
その記念のスタートとして自然観察会を開催することと致しましたので、多くの方の参加をお待ちしています。
水の浄化機能を持った葦が生い茂り、多様な水辺の環境が保存されている最後のため池です。
池にはヨシ(アシ)・ヒメガマが生い茂り、林にはコナラ・アラカシなど、どんぐりの仲間も多く生えています。また、チョウトンボ・コシアキトンボ・ショウジョウトンボ・ギンヤンマなどの昆虫類が生息しています。さらに、マガモ・ヒドリガモなどのカモ類がロシヤ・シベリヤ方面からはるばる渡ってきて、安心して冬を越す池でもあります。過去の調査では、福岡県の鳥類レッドデータリストで準絶滅危惧種に指定されている、ヒクイナ・オオヨシキリも見られ、2007年からの記録では、46種の鳥が観察されています。
このように多くの野生生物がくらしている貴重な田川市の自然財産を次の世代に確実に継承しましょう。
/ 
※本稿は、2010年4月15日発出のメール「万年池(田川市)の自然観察会」(第2回万年池自然観察会20100512NNN.doc)より転載。
掲載 2010-03-04
2月18日開催の本会総会資料から抜粋しています。
| 2009年度探鳥会報告 | 日本野鳥の会筑豊 規約 | 日本野鳥の会筑豊 役員体制 |
(事務局:広塚)
2009年度(事務局)活動報告
09年度は事務局の役割として各専門部を掌握するとの規約に従い、各専門部とは企画を含めた調整役として関わって来ました。具体的な活動内容は各専門部長からの活動総括に譲ることとして、重要項目について何点か報告致します。
会員動静
会員状況は、全国的な減少傾向を克服して224人(2009,1,5)から231人(2009,12、1)へ「7人の純増」を達成しました。この成果は支部の重要課題として運営委員会で対策の継続を実施したことが大きいかと判断します。役員と行事担当者の協働により探鳥会や植物観察会において、一般参加者のお世話や野鳥の会の魅力を説明しながら入会をお願いした。探鳥会と植物観察会の他にはスズメ教室や竜岩自然の家探鳥指導、ハチクマ渡り継続調査、写真展、支部HP運営など支部の日常協働の結果として評価されます。
(参考)2009年1月〜12月の新入会員:21人 、退会者14人
情報部の誕生(支部HPの開設)
5年前位から支部ホームページの開設を意識して、いろいろ根回しを重ねては断念の繰り返しであったが、なんと、今年に入り有働さん自身から開設の相談が舞い込み願ったり叶ったりで、運営委員会承認によるとんとん拍子のスタートとなった。全国の支部HPに訪問して比較してもトップクラスの内容を持ち日々進化している支部の誇れるHPと評価されます。これに関しては、灯台下暗しでもあるが事務局として人を見る目がないことも反省されました。
支部運営委員会
運営委員会は、毎月の平日と日曜運営委員会を実施しました。平日運営委員会は支部報の編集委員会を、日曜運営委員会は野鳥便り発送を兼ねて10人前後の会員の協働により行う事が出来ました。探鳥会など機会ある毎に、年1回でも結構ですから支部事務所に足を運んで頂いて野鳥だより発行のお手伝いの協力をお願いした結果、初めての参加者が数名居られたことを報告しておきます。
2010年度(事務局)の支部承認案件と活動方針
先ず、新年度は財団本部の公益法人化に伴い「日本野鳥の会 筑豊」の名称変更について承認頂くために再提案致します。(変更理由は野鳥だより1月号を参照のこと)
筑豊野鳥の会から日本野鳥の会筑豊支部を経て三度も名前が変わるのが良いかどうかは置くとして、筑豊に野鳥の会が誕生してから「40周年記念の歴史的な新年」となります。活動の基本は、フィールドでの観察を楽しみ、また、協働して無理なく調査を積み重ねながら筑豊地域の野鳥野草などの生きもの調査結果を発信して、全国の会員と結果情報を共有化することで保護活動の一端を担って行くことです。マンネリと言われようが、1人しか参加がない時があろうが、断固として探鳥会や観察会を継続することで新しい会員を迎えるきっかけと実績が生まれるものと判断します。新入会員や未来を担う子供たちに引き継げるような野鳥の会の活動を協働して継続しましょう。新事務局は次長2人を加えて3人体制による各種会議の設定や各専門部との企画調整を行うこととします。以下、項目別の活動提起をいたします。
運営委員会は、野鳥だより印刷と発行を兼ね行っていることから、機会あるごとに、時間の提供をお願いして一人でも多くの方がボランティア参加をされるように呼びかけて平日・日曜両運営委員会を昨年同様の方式により実施します。
野鳥だよりの定期発行
新川部長の任期途中の勇退に伴い、昨年10月発行より実施した三宅編集総括から提案のPC編集方式を継続することとします。更に、進化させるよう事務局としても協働します。こだわる視点としては、役員からの一方情報でなく会員参加方式を目指して投稿しやすい環境整備のアイディアを収集しながら、三宅新部長を中心に編集委員会で検討します。
九州沖縄ブロック協議会や財団本部、行政との各種案件処理は事務局が中心となり行います。地域の環境保護団体との連携は、昨年の保護部報告が示すように松尾支部長におんぶにだっこの状況が改善されていません。他の役員や会員に協力を求めながらも、支部の力量を勘案して関わることとします。
支部財政の基盤は会費であり、各専門部の行事内容や広報を創意工夫して新入会員の増に努力します。また、持続可能な野鳥の会として家族会員の入会呼びかけも継続します。
また、支部会計の約50%超が事務所経費です。県内各支部の賃貸情報を検証すると賃貸借料の値下の傾向であり、「1万円/月の値下げ」で契約改定を進めていきます。
写真展は、各地循環の順番から本年度は直鞍開催となっています。地元でもあります新事務局次長の春田さんに企画提案をお願いします。
40周年記念行事
役員体制と新入会員対策
具体的な役員人選は、別添の新役員体制の案を参照願います。
特記は、河野藤孝さんの事務局次長・会計部長・販売部長及び鳥信記担当の四役から二役に負担解消が出来たことです。
事務局は次長を含めて3人体制といたします。編集部は三宅敏靖新部長で定期発行とします。普及、研究、植物、保護各部は継続をお願いして各部長からの各部活動案に添って事務局としても行事の調整や呼びかけを行います。新しく誕生の情報部は有働部長の能力とやる気を頼りに協力要請があれば対応することとします。
野鳥・自然・地球を楽しみながら調べて自然を守るのが野鳥の会の活動パターンと理解しますが、その活動を継続するために新入会員を迎える活動が、新年度も最重要課題と意識して、支部行事などの機会を活用して入会勧奨を行います。
新年度の役員の役割は大変かと想像しますが、野鳥の会や自然保護活動に貢献できていることをやり甲斐として、フィールドで楽しみながら野鳥の会の活動を継続しましょう。
| 通算 | 月 | 日 | 曜 | 探鳥地 | 集合 | 担当者 | 種数 | 参加 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 623 | 1 | 6 | 日 | 大ヶ原 | ラピュタ | 松尾節朗 | 35 | 19 |
| 624 | 18 | 日 | JR彦山駅周辺 | JR彦山駅 | 山田順子 | 27 | 6 | |
| 625 | 2 | 1 | 日 | 犬鳴ダム | 犬鳴ダム | 春田正利 | 26 | 17 |
| 626 | 8 | 日 | キララ浜バスツアー | 水辺館、飯塚・田川・市役所 | 広塚忠夫 | 64 | 39 | |
| 627 | 15 | 日 | 英彦山深倉 | JR彦山駅 | 真鍋直嗣 | 21 | 7 | |
| 628 | 3 | 8 | 日 | 藍島・北九州合同探鳥会 | 市営渡船場 | 林 孝 | 27 | 34 |
| 629 | 15 | 日 | 英彦山豊前坊 | JR彦山駅 | 野村芳宏 | 13 | 15 | |
| 630 | 22 | 日 | 佐井川河口 | 綱敷天満宮 | 下田信広 | 46 | 10 | |
| 631 | 4 | 5 | 日 | 水町遺跡公園 | 水町遺跡公園 | 梶原剛二 | 38 | 14 |
| 632 | 12 | 日 | 英彦山鷹巣原 | JR彦山駅 | 松尾節朗 | 22 | 14 | |
| 633 | 19 | 日 | 三毛門 | 綱敷天満宮 | 下田信広 | 52 | 14 | |
| 634 | 5 | 10 | 日 | 英彦山深倉 | JR彦山駅 | 木村直喜 | 31 | 19 |
| 635 | 23 | 土 | 英彦山豊前坊 | 豊前坊・高住神社宿坊 | 広塚忠夫 | 27 | 9 | |
| 636 | 6 | 7 | 日 | 大法山 | 山田梅林公園 | 梶原剛二 | 24 | 10 |
| 637 | 14 | 日 | 英彦山深倉 | JR彦山駅 | 有働孝士 | 26 | 13 | |
| 638 | 7 | 5 | 日 | 寒田 | 犀川駅 | 中嶋睦夫 | 28 | 8 |
| 639 | 8 | 23 | 日 | 英彦山深倉・清掃 | JR彦山駅 | 浦野良子 | 20 | 14 |
| 640 | 9 | 6 | 日 | 英彦山深倉 | JR彦山駅 | 三宅敏靖 | 24 | 10 |
| 641 | 13 | 日 | 椎田干拓 | 綱敷天満宮 | 古城英彦 | 31 | 14 | |
| 642 | 20 | 日 | ハチクマ | 剣岳 | 河野三郎 | 15 | 6 | |
| 20 | 日 | ハチクマ | 六ヶ岳 | 小河洋綽 | 20 | 6 | ||
| 643 | 10 | 4 | 日 | ヒヨドリの渡り | 井土 | 国武光成 | 26 | 14 |
| 644 | 18 | 日 | 英彦山深倉 | JR彦山駅 | 梶原剛二 | 12 | 9 | |
| 645 | 11 | 8 | 日 | 豊前海岸 | 綱敷天満宮 | 下田信広 | 51 | 32 |
| 646 | 15 | 日 | 英彦山深倉 | JR彦山駅 | 野村芳宏 | 14 | 7 | |
| 647 | 22 | 日 | 藍島・北九州合同探鳥会 | 市営渡船場 | 林 孝 | 29 | 9 | |
| 648 | 12 | 6 | 日 | 久保白ダム | 王塚装飾古墳館 | 松尾浩二 | 43 | 24 |
報告:普及部/梶原剛二・松尾浩二
| 役職 | 担当者 | 補助者 | 職務 |
|---|---|---|---|
| 会長 | 松尾節朗 | — | 本会を代表し、諸事業を統括する。 |
| 副会長 | 真鍋直嗣 梶原剛二 | — | 会長を補佐し、必要に応じてその職務を代行する。 |
| 事務局長 | 広塚忠夫 | — | 事務・事業を掌握し本会の運営実務を行う。 |
| 事務局次長 | 春田正利 有働孝士 | — | 事務局長を補佐し、必要に応じてその職務を代行する。 |
| 会計部 | 河野藤孝 | 本会の会計実務を行う。 | |
| 会計監査 | 向野五郎 国武光成 | — | 本会の監査を行う。 |
| 普及部 | 梶原剛二 | 松尾浩二 | 定例探鳥会及び地区探鳥会を開催し、会の普及を図る。 |
| 研究部 | 木村直喜 | 副・筒井哲史 田中憲二 小河洋綽 | 各種調査活動を実施する。副部長・筒井哲史氏は8月就任。 |
| 販売部 | 河野藤孝 | 野鳥の会の物品販売を行う。 | |
| 保護部 | 後藤文嗣 | 小河洋綽 | 他の自然保護団体と連携し保護活動を進める。部長・後藤文嗣氏は、8月松尾節朗氏と交代。 |
| 編集部 | 三宅敏靖 | 運営委員会参加者 | 「野鳥だより・筑豊」の定期発行を行う。 |
| 植物部 | 川谷良子 | 山田順子 | 自然観察を楽しみ、植物と野鳥を研究する。 |
| 情報部 | 有働孝士 | 木村直喜* | 各種活動情報、観察データの収集・保存およびその利用促進に取り組む。 |
| 名誉顧問 | 赤間 宏 | — | 支部活動への助言と協力を行う。 |
| 写真部 | — | — | (2007年から休部中) |
掲載 2010-01-29
経費削減のために、もしよろしければご協力をお願いします。
1月31日(日)の宅配による野鳥だより発送に先駆けて、支部にメールアドレスを登録の会員の方に「野鳥だより・筑豊」2月号(Word文書ファイル)をメール送付致しました。
そこで、このメール添付の「野鳥だより」を受けることで、もし、宅配の「野鳥だより(紙ベース)」が必要でない方が居られましたら、紙ベースの方は発送止めとします。
お手数ですが、メール版「野鳥だより」のみご希望の方は1月31日(日)午前10時までに、事務局(広塚)へメール連絡方お願い致します。
これは、「野鳥だより発送経費の削減施策」として提案され運営委員会で検討していた施策です。
しかしながら、この施策は、決して、押しつけでなく、「希望者のみ」といたしますので、了解方お願い致します。ご連絡の無い方には、これまで通り宅配によりお届けいたします。
どうか経費節減にご協力をお願いいたします。
また、本施策は、佐賀県支部が数年前から実施中です。
事務局:広塚忠夫
マイクロソフト・ワード(Word)がインストールされていないパソコンで、支部報を閲覧・印刷する方法(ウィンドウズ用)
わざわざ高価なソフトを買わなくても、支部報のワード・ファイルを閲覧したり印刷できるソフトを、マイクロソフト社が公開しており、誰でも無料で使用できます。マイクロソフト社のダウンロードセンターからWord Viewerをダウンロード、インストールのうえご使用ください。
あくまでも読み出し(出力)専用のソフトウェアなので、支部報の記事に書き込みや再編集(入力)などはできません。
掲載 2010-01-27
支部総会での決議後より表記の名乗りをすることになります。
支部長・松尾節朗
先月、事務局から伝えておりましたように公益法人制度の改革により、本部は「公益財団法人 日本野鳥の会」となることを目指します。そのために法律的には別団体である全国の各支部は「○○支部」と名乗ることが許されなくなりました。従って筑豊支部は今月28日の支部総会での決議後より表記の名乗りをすることになります。
昭和46年2月に筑豊野鳥の会として会を創設された祝原道衛先生を中心に暫時保護活動を盛んにし、仲間が50人を越えた15年後の昭和60年4月に日本野鳥の会の支部として発足して以来の大きな節目を迎えます。発足当時のことを知る人も少なくなりましたが、祝原先生が掲げられた中西悟堂先生の「野の鳥は野に」の教えを新たに「野鳥も人も地球の仲間」として全国の仲間と手をたずさえて野鳥保護活動を続けて参りました。
支部の名称は変わりますが、中身は何ら代わることなくこれまで同様に活動を続けます。支部の皆様にはこれまで以上の支援協力活動をお願いしたいと思います。
支部長を名乗るのはこの日までで終わります。これからは会長とか副会長となります。ところで、たったの2字ですが身軽になったように思います。虎年になり千里の道を行き来して活動するのに身軽なことは良いのかも知れませんね。
本会筑豊では創立40周年を迎えることになりました。探鳥会も650回を先月英彦山で迎えました。4人の淋しい探鳥会でしたが山田さんが一生懸命にお世話くださいました。上宮の霧氷で凍った真っ白な社が麓の駅前を流れる汐入川から見えました。元気な若い頃だったら登っていたかも知れません。事務局長の広塚さんは1月の大雪の日に登山して写真メールを送って下さいましたが、清々しい樹氷林に覆われていましたね。
本会筑豊の皆さん、40周年の記念に何かを遺したいとは思いませんか?例えば、現会員数の倍増運動とか、生物多様性条約COP10の年だから改めて身近な野鳥の調査に取り組むとか、遠隔地探鳥会を企画参加するとか、良いアイデアを是非総会に出して下さい。お願いします。
「 あらたまの年の初めのはかりごと 」 節 朗
日本野鳥の会筑豊支部支部報「野鳥だより・筑豊」2010年2月号(通巻384号)より転載
謹賀新年掲載 2010-01-01(ホーム),2010-01-07
2010年初春を迎え、当支部役員からみなさまに新年のご挨拶を申し上げます。
明けましておめでとうございます。支部長・松尾節朗
2010年は寅年ですが、さて、どんな寅が現われる年になるのでしょうか。
虎に因んだ名を持つ野鳥といえば筑豊ではトラツグミとトラフズクが生息していますが、どちらかと言えば夜行性で新年に相応しい目出度い生物ではなさそうです。虎ツグミはその鳴き声がヒューヒョーの繰り返しと最後にチ−ンと幽かに鐘を鳴らすように鳴くので、都の人はとても不気味なところから忌み嫌い、鵺(ヌエ)とも名付けた別名を持っています。しかし、虎斑模様に身を包まれたトラフズクは人が近づいても逃げないし、なにより可愛いい目を持っています。森ではみみずをあせくって食べているおとなしい野鳥です。
トラフズクも河川敷や里山の雑木林に住み着いて越冬しますが、目の大きな虹彩が美しいオレンジ色です。そのオレンジ色の爛々たる眼光が森を破壊しているのは人間じゃないかと訴えるように問いかけてきます。済みませんと私は頭を下げてひきさがります。威圧感のある野鳥です。が夕方から夜に飛び出し田畑や野原のヒミズやモグラを食べてくらしています。このごろは見かけ無くなり心配です。
野鳥誌の対談記事に経済と自然をテーマにした内容で柳生会長と宇沢博士がコモンズのことを語られています。その中に自然は人間のために存在する資源であって、森は木を切り出すためだけにあるとか、海は魚を捕るだけのもので、川は水を取るためにだけ存在すると近代経済学は説明しているというのにはびっくりしました。そんな時代が過去にあってその流がまだ引きずっているらしいのです。現代では許されない考えですが、まだまだ根底にはそのような利己的な破壊的な考えを主張する人間が存在していることは事実です。
コモンズは環境と経済が共鳴するようにしなければというように今後は進められることになりそうです。日本では欧米よりコモンズの歴史が早く空海が満濃池を改修し、みんなで水資源を共有した話があり、私は深く感動しました。
野鳥達を安心して暮らせる環境を作り上げて初めて人間と自然と同化出来るのではと思いますね。トラフズクやトラツグミが筑豊にいてはじめて平安な毎日が送れるのです。
虎斑ズク初探鳥に現われよ 節朗
新年のごあいさつ事務局長・広塚忠夫
新年あけましておめでとうございます。今年も「お願いやら協力要請」を事務局の役割として繰り返し致しますので、それなりに受けて頂ければ幸いです。
2010年度は創立40周年であり、公益法人化に伴い名称変更を決める記念と節目の年となります。皆さんが気軽に参加できる会に、楽しい提案を期待しています。
掲載 2009-09-30
フリーペーパーWing誌09年10月号に支部のハチクマ渡り調査活動が紹介されました。
筑豊エリアで配布されているフリーペーパー“Wing”誌(月刊)09年10月号に、筑豊支部のハチクマ渡り調査活動が掲載されました。
松尾支部長と調査中の小河さんの写真とともに、大きく取り上げられています。
Wing誌は一部スーパーで店頭に置いてあり、無料で入手できます。
(写真:記事の写真をクリックすれば拡大して見られます。)
(Wing 2009年10月号より。Wing編集部の許可をいただいて記事を掲載しています。)
2009-09-30
福岡県の鳥獣保護行政は、09年10月1日から保健福祉環境事務所に移管。
支部長 松尾節朗
10月1日より代わる県の組織改編に伴う「狩猟行政の移管」通知が来ています。
現行 福岡県飯塚農林事務所林務課
移管先 福岡県嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所地域環境課
電話0948−21−4975
と飯塚農林事務所林務課林務係から9月18日付で連絡がありました。
支部発足当時から同課との長いおつきあいでしたが、これからは新しいおつきあいが嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所(昔 保健所と呼んでいた役所で県の同じ敷地内にあります)の地域環境課と始まることになります。
緑の少年団などは森や林の植林に関する仕事ですから、従来通り林務課の管轄下にはいるという事でそのまま残ると言うことです。
傷病鳥の関係は新しいこちらに移ると言うことです。詳しくはまだ環境課からの通知が来てからの対応になりそうです。次報をお待ち下さい。
現狩猟行政担当の林務課の方が新部署にそのまま移られて継続担当されるので差し迫っての用件はその方との対応で済むことになります。
狩猟行政と言うよりは我々は鳥獣保護行政の保護を眼目にして折衝することが多いのでどうなることかと心配な面もあります。
鳥獣調査の委託業務などは今後どうなっていくのかはっきり聞いておかねばなりません。もしも皆さんで気が付かれたことはその都度事務局や私に連絡下さい。この際疑問に思われていることなどあれば是非明確にしておきたいものです。
もともと祝原前会長や私は全県を禁猟区に指定出来たらして欲しいとたびたび申し入れていたのですが、イノシシや九州シカが異常に繁殖しはじめてそのような申し入れは難しい現状です。ですから今後は特定の鳥獣狩猟に限定して人間と野生生物が共存できる環境を存続出来るように行政と県民は全知全能を絞って自然環境保護行政にとり組んで欲しいものです。これは人間側が考えてやらねばなりません。その責任が我々県民にもあります。狩猟人口に比べて野鳥保護人口はまだ少ないのです。
愛鳥仲間をもっと増やす努力を続ける活動を地道に続けたいと老骨にむち打ちながら勤めています。頑張りましょう。
2009年10月1日から福岡県の出先機関が再編され、鳥獣行政の管轄が従来の農林事務所から保健福祉環境事務所(保健福祉事務所)に変わります。
保健福祉環境事務所は、保険・福祉・環境の3部門を担当し、鳥獣保護関係は地域環境課が受け持つこととなります。
県内の所管6区域・事務所所在地は次の通りです。
| 保健福祉事務所 | 担当区域 | 事務所所在地 | 電話 |
|---|---|---|---|
| 嘉穂・鞍手 | 嘉穂・鞍手・田川 | 〒820-0004 飯塚市新立岩8−1飯塚総合庁舎 | 0948-21-4975 |
| 京築 | 行橋・築上・豊前、北九州市 | 〒821-0005 行橋市中央1-2-1 行橋総合庁舎 | 0930-23-2380 |
| 宗像・遠賀 | 粕谷・宗像・遠賀 | 811-3436 宗像市東郷1-2-1 宗像総合庁舎 | 0940-36-6322 |
| 筑紫 | 筑紫・糸島、福岡市 | 〒816-0943 大野城市白木原3-5-25 筑紫総合庁舎 | 092-513-5586 |
| 北筑後 | [久留米分庁舎]、久留米市 | 〒 839-0861 久留米市合川町1642-1 久留米総合庁舎 | 0942-30-1058 |
| 南筑後 | [八女分庁舎]、大牟田市 | 〒834-0063 八女市本村25 八女総合庁舎 | 0943-22-6964 |
保健福祉環境事務所(地域環境課)は、鳥獣保護関連を行政面から取り扱い、具体的には、「鳥獣保護区」の設定、維持、管理や傷病野生鳥獣の救護・保護などを管轄し、野鳥の会にもっとも近い役所となります。
筑豊支部の活動エリアと重なるのは、筑豊全域を担当する嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所と京築保健福祉環境事務所の2事務所です。
[参考]平成21年10月1日 出先機関の再編について(お知らせ)(福岡県のサイト)
2009-08-30
支部報「野鳥だより・筑豊」は、パソコンによる割付・編集を試行。
支部報は、創刊号以来、ハサミとノリを使用して、記事を2ページ分1枚の用紙に貼り付けて割付・編集し、印刷の版下を作成する方法により印刷・発行を行ってきました。
10月号(通巻380号)から、ワープロ(Word)による割付が試行されます。
新旧の手数はそれほど変わりませんが、メールによる投稿が多数となり原稿の収集が容易になったことが背景にあり、バックナンバーの保存や記事の検索、再印刷などが簡便になることなどが利点として挙げられます。
右の事情により、投稿はなるべく(事務局への)メールでいただけると円滑な作業が可能となります。もちろん手書き原稿の郵送やFAX原稿送信も今までどおりでまったく問題ありません。ただ、編集日程がかなり窮屈になったため、なるべく締め切り(最終土曜日のひとつ前の土曜日)に間に合うようにしていただくと、最新号に掲載ができます。
編集は広塚さん(事務局)、割付作業(Wordファイル作成)は三宅敏靖さんが担当されます。
印刷作業は従来どおり平日運営委員会(毎月最終水曜日14:00〜)、製本・発送作業は日曜運営委員会(毎月最終日曜日14:00〜)で行われます。いずれも役員だけでなく支部会員ならどなたでも参加できます。
みなさんのご協力をお待ちしてします。
09-08-22
なぜ!今日に限って雨が降る。(真鍋直嗣)
時:8月22日午前9時〜12時
場所:大任町公民館・彦山川土手
なぜ!今日に限って雨が降る。しかも、集合時間に合わせるがごとく雨脚が強くなるのだ。勿論、こんな時のためにと広塚事務局長にスライドをお願いしていたのだが…。
ふるさと館の志満さんと話し合って、スケジュールを逆にしてスライド会を先に行い、雨が上がっていたら観察会を行うこととする。正直、冷房の利いた室内は気持ちがよい。
スクリーンに大きく映る野鳥達に子供たちは興味津津、次々と現れる野鳥の種名をなぞっている。カイツブリ、カワウ…。広塚事務局長の説明で順調に進んでいたかにみえたスライド会も肝心の「里の鳥」が始まったあたり、30分を過ぎるあたりから、子供たちの集中が途切れ始めた。「子供たちには、普段の授業時間の範囲が集中度の限界なんです」と後で聞いた。最後は駆け足でスライドを最終のハシブトガラスで終える。
幸い外は雨は小降りになっていたので、マイクロバスに乗り込み彦山川へと移動する。雨が止み、車外へ。スライド会では「未だ見たことがない」といっていたゴイサギが足元から飛び出す。波紋を残して潜ってしまったカイツブリの再浮上を探したり、コサギの黄色い足先をスコープで確認したり、やはり屋外活動では子供たちの動きが違う。
スコープの威力は素晴らしく、対岸の柳の枝に引っかかっている白いコンビニ袋の正体はコサギと確認ができた。小さい子供たちはなかなか片目をつぶれなかったり、私の双眼鏡を貸すと小躍りして土手を駆け下りていく(ちょっと不安だったが…)、子供たちは元気いっぱい。私といえば、湿度が異常に高く、蒸し暑くてクラクラしていた。
「えぇ、もう終るの?」子供の声があがっていたが、バスに乗ってもらう。公民館に戻って、鳥合わせ。16種類を確認。この子供たちの中から野鳥の会を支えてくれる人が出てきてくれたらなぁと思いながら観察会を終了した。
参加者 (30名)
子供:17名、大人:6名、野鳥の会:7名
観察種 (16種)
(真鍋直嗣:記)
2009-08-05
異常に増えた?英彦山のソウシチョウを調べます。
事務局・広塚さんの7月豪雨被害調査(8月4日)の際、英彦山でソウシチョウが異常に多く観察されました。
幸い豪雨の被害は無かったものの、調査行の間(09時〜15時)、切れ目なく複数のさえずりが聞かれ、姿も数多く観察されており、全148回をカウントしました。
ちなみに、生態的に競合すると思われるウグイスの観察はかなり少なく5回のみ(コマドリについては1回)。
かつての生態系がきわめて激しく変動している可能性があり、野鳥の種によっては危機的な状況も考えられます。
8月4日の観察をふまえ、さらに現状を知るために事務局では英彦山全山の同時調査を提案します。
調査時期は、8月4日の調査現況に近く、またさえずりも多い8月中が適当ではないかと思われます。
いささか急ですが、調査全般についての具体的な打ち合わせを下記の要領で行います。
打ち合わせみのご参加も歓迎いたします。フィールド調査について経験や見識のある方のお知恵もお借りしたいと思います。
現地調査は、最低5名は必要と見積もっておりますが、参加者は多い方が結果もより正確なものとなります
詳細は未定ですが、「調査」とはいえたいへん簡易な方法となるはずです。
どなたでもできますので、ぜひ、会員のみなさんのご参加をお願いいたします。
英彦山ソウシチョウ調査打ち合わせ(終了)

英彦山ソウシチョウ生息調査
([資料]はPDFファイルです。閲覧、印刷にはあらかじめPDF閲覧ソフトをダウンロード、インストールしてください)

(文責:有働)
2009-08-02
09年九州・沖縄ブロック大会は、沖縄県で開催されます。(8月10日締め切り)
締め切り(8月10日)が迫っています。早めにお申し込みをお願いします。
ブロック大会は開催各地の現状や問題点を理解し、支部間の交流を深め情報交換をはかるため、毎年、各支部回り持ちで開かれています。
本年の開催担当やんばる支部(沖縄県)は、アカハラダカの渡りとヤンバルクイナの観察をメインにした探鳥会を予定しています。ヤンバルクイナはなかなか実際に会う機会がありませんし、タカの渡りほか南方の珍しい鳥たちに出会うまたとないチャンスです。
各地の方々と出会い、あるいは旧交を温め、地域ならではの貴重な生情報も交換できるでしょう。本部からのご参加もあります。お申し込みをお待ちしています。

2009-06-09
筑豊支部では、「くまたか」のために独自ドメイン名を取得しました。
突然、ドメイン名とか言われて、なんじゃ、そりゃ、と思われるといけないので、くどいようですが説明しています。ご存知なら
まで読み飛ばしてください。
「くまたか」は、インターネット上に固有の名前(アドレス:住所という説明もあります)を持っています。それは、
http://yachoc.web.fc2.com
という文字並びですが、このうち赤い文字の部分をドメイン名といいます。
赤い部分の一部(アンダーライン)には、ホームページを開設するときに好みの文字並びが使える仕組みになっています。
また、右端のcomの部分は、あらあかじめインターネット側がいくつかの用意したものから、選んで使います。
人に例えると、comは“姓”で、アンダーライン部分のyachoc.web.fc2は“名”ということができます。「くまたか」はこちらで勝手につけた愛称ですが、ドメイン名とはサイトの本当の“姓名”を表しているわけです。
ただ、インターネットでは、人間と違って同姓同名は許されません。よってドメイン名は世界でただひとつしかありません。これが、この仕組みのミソなのです。
それでは、「くまたか」の新しい本名とは...
名はyachoで姓がorgと、今までよりだいぶ短くなります。(末尾の/は無くても可)
留意していただきたいのは、ウェブサーバを表すwww(サブドメイン)がついて無いことです。
現在、この名前 http://yacho.org/でテスト・オープン中ですが、テスト中なので内容は保障されません。
新サイトhttp://yacho.org/は、一定の移行期間を経て、09年8月1日から正式運用とするよう計画しています。
ちなみに、orgは、組織・団体・会(organization)などを表しており、yacho(野鳥).org(の会)にはピッタリの“姓”だといえます。本部もhttp://wbsj.orgと、同じ“姓”を使っています。
このような独自ドメイン名を持つ利点とは...
短所もあり、有料ということ。支部の会計から、登録料として5年分4950円(990円/年)支払いました。
現在のドメイン名 http://yachoc.web.fc2.com/から
新しいドメイン名 http://yacho.org/
への完全移行は、8月1日を予定しています。
移行のとき、会員の方に面倒な手続きを求めることはありません。
その時になってしていただくのは一つだけ。新しいドメイン名http://yacho.org/にアクセス先を変えるだけでいいのです。できれば、インターネット・エクスプローラなどお使いのブラウザで「お気に入り」「フェイバリット」などにブックマークしておけば、あとが簡単です。
(説明の都合上、ドメイン名の各部分について便宜的な名称を使いました。もっと知りたい方は正確な説明をお読みください。)
(文責:有働)
2009-06-08
密猟を見つけたら、ただちに局番無しの110番に通報しましょう。
、自宅
、事務所
)が相談を引き受けてくださいます。
身近な野鳥を知ろう」2009-05-31
「野鳥展」は、いよいよ8月4日オープンしました。
運営委員会(5月31日・日)において、会場ほか大枠が決まりました。内容につきましては、詳細が判明次第、順次更新していきます。
“野鳥展”と題しているように、展示・イベントは、写真に限らず、野鳥、野生植物、絵画、俳句など多方面の分野で展開したいと考えています。提案や実作品でのご協力をお願いいたします。
開催時期は真夏の暑い季節ですが、作品の出展をはじめ作業・案内など、多くの方のご協力が不可欠です。どうか会員のみなさんのご参加・ご協力もあわせてお願いいたします。(以下、敬称略)
更新:09-06-03、06-08、06-25、06-28、07-27、07-28、08-03
身近な野鳥を知ろう

| 8日(土) 河野三郎 | 9日(日) 松尾節朗 | 15日(土) 広塚 | 16日(日) 落合 |
| 22日(土) 有働 | 23日(日) 真鍋 | 29日(土) 野村 | 30日(日) 真鍋 |
、広塚:
、真鍋)2009-04-26
カン・ビンのポイ捨てを無くす、デポジット制を法制化しましょう。
ゴミのポイ捨てをなくすデポジット制を法制化しようという「デポジット法制化を求める事務局」の呼びかけに応じ、筑豊支部は「署名の呼びかけ団体」として活動に参加します。
(デポジット制というのは、缶ビールなど野外でゴミになりそうな特定の商品に、一定金額を上乗せして販売し、容器を返すと上乗せ金を消費者に返す仕組み。ゴミの減量化、資源節約に大きな効果があります。すでにビール瓶で実施されており、その効用も確認されています。)
参加要請に応え、4月26日支部運営委員会において参加を決議し、下記のメッセージを「デポジット法制化を求める事務局」に送りました。法案を国会で審議、法制化することを目指しており、実現すれば全国で実施されることになります。
当面、筑豊支部は団体としての趣旨賛同の署名を送ることで運動に参加します。「デポジット法制化を求める事務局」では、年1回程度、講演会、学習会などのイベントを実施し、一般にアピールしています。
デポジット法制化を求める事務局
妹川征男様
日本野鳥の会筑豊支部は2009年4月26日の筑豊支部運営委員会にて、拡大生産者責任とデポジット制度導入を求める国会請願署名の「呼びかけ団体」に団体として参加することを決定しましたので報告致します。
(日本野鳥の会筑豊支部 事務局長:広塚忠夫)
団体名:日本野鳥の会筑豊支部
責任者名:筑豊支部長:松尾節朗
会員(賛同)数:約230名
住所:飯塚市柏の森162-3
FAX:0948-23-1011(FAX専用)
Eメール:hirotuka@orange.ocn.ne.jp(事務局)
HP:http://yachoc.web.fc2.com/
メッセージ:
日本野鳥の会は単なる趣味の会ではなく、「野鳥を通して自然に親しみ、自然を守る」と言う考え方に基づいた自然保護団体であり、自然界の中で「野鳥」にこだわって保護活動を進めています。
「食物連鎖」 地球上の生き物同士の関係で代表的なものが、「食う、食われる」の関係で「食物連鎖」と呼ばれています。連鎖の関係は「生産者・消費者・分解者」に分かれ、光合成により水と二酸化炭素から糖分などの有機物を作りだす植物です。この能力は動物にはなく、植物が蓄えた有機物を食べるか他の動物を食べることでしか生きることはできない動物は「消費者」です。植物や動物がその命を終えると、「分解者」である菌類やバクテリアがその死骸を無機物まで分解し、それは植物の栄養素となります。このようなサイクルの「生態系」の中に全ての生き物が存在しているのです。
植物を直接食べる「一次消費者」、その動物を食べる二次消費者から三次、そして、ワシタカやフクロウなどの猛禽類の高次消費者の食物連鎖が成り立っています。高次消費者である野鳥が生きていくためには、豊かな広い自然が必要であり、彼らは自然の豊かさを示すバロメーターと言えます。野鳥は人間の身近な環境にもくらしているうえ、目につきやすいことから自然を知る水先案内人であるとも言えます。
一億四千万年前に出現した始祖鳥から進化して、空を飛ぶことを可能にしました。野鳥は、実にさまざまな姿形で人間の美的感覚を刺激し、また、雌を呼ぶための囀りがコーラスとなって魅力を膨らませます。くらしや行動の面白さ、更に、危険な海を越えてやってくる不思議な世界を広げていく野鳥との出合いから「親しむ・知る・守る」が野鳥にこだわる行動の基本となっています。
日本野鳥の会筑豊支部は、「ごみ減量と循環型社会を実現する手段として、使用済み製品の処理費用を事業者負担と製品価格への内部化をはかる「拡大生産者責任(EPR)」と「デポジット制度」の導入」の趣旨が支部活動の基本と合致しており2009年4月26日の筑豊支部運営委員会で「呼びかけ団体、団体」として参加することを決定しました。
「くまたか」からお願い


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