クマタカ
くまたか (日本野鳥の会筑豊支部)
 ホームニュース無人録音調査/2024
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 無人録音調査 2024

本会(日本野鳥の会筑豊支部)では、フィールドにICレコーダーを設置し、無人で自動録音する調査方法「無人録音調査」により、夜間や早朝、昼間等、音による定点観察調査を実施しています。場所や時間等の設定が自由となるため、これまで困難とされていた各所フィールドの詳細な観察が、音声の証拠とともに可能となりました。2017年5月に開始され、驚異的な成果をあげています。

※本文中 @503x-xxxxのように記されたコードは地域メッシュにより取得した3次メッシュ・コード/世界測地系(地域を一意的に同定するため、日本全国を約1km四方の碁盤目に区分し、8ケタでコード化されたJIS規格。コード先頭の識別子@は世界測地系3次メッシュ・コードを意味する当サイトのローカル・ルール)
※声(地鳴き、さえずり)の記述は、「フィールドガイド 日本の野鳥」によります。参考:くまたか/さえずる野鳥リスト

無人録音調査 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
2023年 | 2024年

プロジェクトM2024総括

調査研究部・真鍋直嗣 2024

前回で各地区別の報告を終えたので、今回全体の総括を行ってプロジェクトМ2024を閉じたい。

(2024-12-02掲載)

プロジェクトM2024\上野・田川

調査研究部・真鍋直嗣
2024-04-25/05-29

  1. はじめに
  2. 調査の目的
  3. 調査方法 (以上の3項目は北岳地区報告と重複するため省略)
  4. 調査結果
    調査結果の報告は調査地ごとに行い、最終の報告時に本年度全体の総括を行う。
    今回は上野(上野鳥獣保護区、以下保護区)と田川(田川保護区)とする。

(2024-11-13掲載)

h05:虚空蔵

真鍋直嗣 2024-10-10

h0505-2119:00真鍋直嗣虚空蔵@5030-1773
ツツドリ
ヨタカ
オオアカゲラ
アオゲラ
カケス
ヒヨドリ
トラツグミ
ソウシチョウ

(2024-10-12掲載)

プロジェクトM2024\犬ヶ岳・大法山

調査研究部・真鍋直嗣
2024-04-28/06-18

  1. はじめに 
  2. 調査の目的 
  3. 調査方法  以上の3項目は北岳地区報告と重複するため省略
  4. 調査結果
    調査結果の報告は調査地ごとに行い、最終の報告時に本年度全体の総括を行う。
    今回は犬ヶ岳(求菩提山鳥獣保護区、以下保護区)と大法山(大法白馬山保護区)とする。犬ヶ岳(求菩提山保護区)は既にポイント@の調査記録を「野鳥だより筑豊/558」にプロジェクトМ2024短報で報告しているが、後日聞き直しを行い追加種もあったので、ポイントBの調査と合わせて報告する(なお、ポイントAは録音を失敗)。大法山(大法白馬山保護区)は9日間の録音調査であった。

(2024-09-30掲載)

プロジェクトM2024\鷹ノ巣山地区

真鍋直嗣 2024-05

  1. はじめに
  2. 調査の目的
  3. 調査方法 以上の3項目は北岳地区報告と重複するため省略
  4. 調査結果
    調査結果の報告は調査地ごとに行い、最終の報告時に本年度全体の総括を行う。今回は鷹ノ巣山地区。
    V 鷹巣山地区
    場所:添田町津野
    録音実施期間:2024年5月4日〜6月20日 (延べ48日/56時間00分)
    設置場所:鷹ノ巣山山麓(@〜F、全て@5030-1785)

h12:薬師林道・旧苅又山登山口B

森永光直 2024-08-23

h1205-2204:00森永光直薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776
トラツグミ
ジュウイチ
アオバズク
ホトトギス
ツツドリ
ヤイロチョウ
クロツグミ
オオルリ
アオバト
ヨタカ
ヒヨドリ
ミソサザイ
ハシブトガラス
アカショウビン
カケス
キビタキ

h12観察リスト(16種)

  1. アオバト
  2. ジュウイチ
  3. ホトトギス
  4. ツツドリ
  5. ヨタカ
  6. アオバズク
  7. アカショウビン
  8. ヤイロチョウ
  9. カケス
  10. ハシブトガラス
  11. ヒヨドリ
  12. ミソサザイ
  13. トラツグミ
  14. クロツグミ
  15. キビタキ
  16. オオルリ

h16:四王寺の滝

筒井哲史 2024-08-22

h1605-2304:00筒井哲史四王寺の滝@5030-1773
オオルリ
クロツグミ
ヒヨドリ
ソウシチョウ
ミソサザイ
アオゲラ
アオバト
ツツドリ
ゴジュウカラ
ヒガラ
トラツグミ
カケス
アカショウビン
シジュウカラ
ヤマガラ
キビタキ

h16観察リスト(16種)

  1. アオバト
  2. ツツドリ
  3. アカショウビン
  4. アオゲラ
  5. カケス
  6. ヤマガラ
  7. ヒガラ
  8. シジュウカラ
  9. ヒヨドリ
  10. ゴジュウカラ
  11. ミソサザイ
  12. トラツグミ
  13. クロツグミ
  14. キビタキ
  15. オオルリ
  16. ソウシチョウ

h02:虚空蔵

渋田朗 2024-07-28

h0205-2019:00渋田朗虚空蔵@5030-1773
アオゲラ
トラツグミ
ソウシチョウ
ツツドリ
ハシブトガラス
クロツグミ
ヨタカ
ジュウイチ
アオバズク

h02観察リスト(9種)

  1. ジュウイチ
  2. ツツドリ
  3. ヨタカ
  4. アオバズク
  5. アオゲラ
  6. ハシブトガラス
  7. トラツグミ
  8. クロツグミ
  9. ソウシチョウ

h07:薬師林道・旧苅又山登山口B

渋田朗 2024-07-28

h0705-2104:00渋田朗薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776
トラツグミ
ヨタカ
ジュウイチ
アオバズク
ミゾゴイ
コノハズク
ツツドリ
アカショウビン
アオバト
クロツグミ
ミソサザイ
ヤイロチョウ
ハシブトガラス
ヒヨドリ
ソウシチョウ
ヤマガラ
アオゲラ
オオアカゲラ(ドラミング)
ヒガラ
キビタキ
リュウキュウサンショウクイ
オオルリ
シジュウカラ
不明種(チッという金属音。カラ類?1:51:45)

h07観察リスト(23種)

  1. アオバト
  2. ミゾゴイ
  3. ジュウイチ
  4. ツツドリ
  5. ヨタカ
  6. コノハズク
  7. アオバズク
  8. アカショウビン
  9. オオアカゲラ
  10. アオゲラ
  11. ヤイロチョウ
  12. リュウキュウサンショウクイ
  13. ハシブトガラス
  14. ヤマガラ
  15. ヒガラ
  16. シジュウカラ
  17. ヒヨドリ
  18. ミソサザイ
  19. トラツグミ
  20. クロツグミ
  21. キビタキ
  22. オオルリ
  23. ソウシチョウ

h03:四王寺の滝

渋田朗 2024-07-28

h0305-2019:00渋田朗四王寺の滝@5030-1773
アオゲラ
ミソサザイ
ツツドリ
アオバズク
ジュウイチ

(注)ムササビの声はたくさん入っていたが、鳥の声は少なめ

h03観察リスト(5種)

  1. ジュウイチ
  2. ツツドリ
  3. アオバズク
  4. アオゲラ
  5. ミソサザイ

プロジェクトM2024\深倉

真鍋直嗣 2024-04/06

「1.はじめに、2.調査の目的、3.調査方法」については「プロジェクトM2024/鳥獣保護区をあるく」参照

  1. 調査結果:調査結果の報告は調査地ごとに行い、最終の報告時に本年度全体の総括を行う。今回は深倉地区。
    深倉地区:添田町落合〜英彦山・深倉林道
    録音実施期間:2024年4月27日〜6月12日 (延べ45日/50時間44分)
    設置場所:@〜B、Eは@5030-1751、C、Dは@5030-1742)

h10:薬師林道・新苅又山登山口A

野村芳宏 2024-07-23

h1005-2104:00野村芳宏薬師林道・新苅又山登山口A@5030-1775
id時間時刻鳥名様子
0:000:00:00
0:07:18
トラツグミ
ジュウイチ
ずっと鳴き続けていた
はっきりとした声が聞こえる
0:10
0:200:22:40ヨタカ続けて鳴いている
0:300:35:30アカショウビンはっきりとした声が聞こえる
0:400:47:50
0:48:10
ヒヨドリ、ヤマガラ
ミソサザイ、オオルリ
かなり近距離で色々な鳥が鳴き出した
0:500:50:15
0:55:06
アオゲラ、メジロ
アオバト
遠くからアオバトの声がしてきた
1:00
1:10
1:201:22:55クロツグミ
1:301:35:02コゲラ
1:40
1:501:53:40ゴジュウカラ

h10観察リスト(14種)

  1. アオバト
  2. ジュウイチ
  3. ヨタカ
  4. アカショウビン
  5. コゲラ
  6. アオゲラ
  7. ヤマガラ
  8. ヒヨドリ
  9. メジロ
  10. ゴジュウカラ
  11. ミソサザイ
  12. トラツグミ
  13. クロツグミ
  14. オオルリ

方法:ファイルを再生しながら、イヤホンで音声を聞いた
感想:録音開始から40分経過したころ、色々な鳥が一斉に鳴き出し賑やかになった。一斉に色々な声がしたので、聞き逃したものがあるかもしれない。

h08:薬師林道・旧苅又山登山口B

渋田朗 2024-07-23

h0805-2119:00渋田朗薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776
クロツグミ
ヨタカ
マミチャジナイC
キビタキC
ジュウイチ
オオコノハズク笑い鳴き 00:19:10、00:23:45
アカショウビン
コノハズク01:16:55あたり高め&低めのコノハズクのデュエットにアオバズクも参戦
アオバズク
ツツドリ
不明種00:25:40あたり口笛のような聞きなれない声

h08観察リスト(10種)

  1. ジュウイチ
  2. ツツドリ
  3. ヨタカ
  4. オオコノハズク
  5. コノハズク
  6. アオバズク
  7. アカショウビン
  8. クロツグミ
  9. マミチャジナイ
  10. キビタキ

h04:虚空蔵

有働孝士 2024-07-20

h0405-2104:00有働孝士虚空蔵@5030-1773
id時間観察
0-0:15ジュウイチ、ヨタカ
0:15-0:30ヨタカ、(不明低音0:23:10)
0:30-0:45ヨタカ、ジュウイチ
0:45-1:00(0:50ごろドーンコーラス開始)、ジュウイチ、ツツドリ(犬鳴き46:15、52:03)、ヨタカ、オオルリ、アオバト、アオゲラ
1:00-1:15オオルリ、アオゲラ、アオバト、シジュウカラ、ハシブトガラス
1:15-1:30オオルリ、アオバト、シジュウカラ、ソウシチョウ、(ドラミング)、(高音チチ、エナガ?)
1:30-1:45オオルリ、アオバト、(高音チチ)、シジュウカラ、ヒガラ、ジュウイチ、(カエル声)、ソウシチョウ、ヒヨドリ、エナガ
1:45-2:00ソウシチョウ、ヒヨドリ、アオバト、アオゲラ、シジュウカラ、(ドラミング)、ハシブトガラス

h04観察リスト(12種)

  1. アオバト
  2. ジュウイチ
  3. ツツドリ
  4. ヨタカ
  5. アオゲラ
  6. ハシブトガラス
  7. ヒガラ
  8. シジュウカラ
  9. ヒヨドリ
  10. エナガ
  11. オオルリ
  12. ソウシチョウ

項目[時間]では2時間を15分間隔で8ブロックに区切り、識別した種を記録した。ツツドリ(犬鳴き)id:04については、犬鳴きといえばオオコノハズクが有名だが、本件、声の質がフクロウを連想させたので、サイトを検索するとやはり犬に似た声で鳴くことが判明した。しかし私は本件についてフィールドでの経験が無いので、念のため経験豊富な広塚忠夫氏に問い合わせてみたところ、声質がオオコハズクと違うという感触があるとの証言を得た(ご協力に感謝)。右は根拠としてかなり弱いが、はじめはフクロウで記録した。その後、真鍋直嗣氏により再検証いただいたところ、他の録音も提示されツツドリとの判定。続いて、広塚忠夫氏もやはりツツドリ説を支持された。私も、ワンワンの鳴きはじめに「ガガガ」と入るので、これを決め手として、ツツドリに変更した(ただし、h04の録音はかなり鮮明なためか声が明瞭で、ワンワン2拍子を長く続けた。真鍋様ご紹介の音源と少し違うような印象がある)。真鍋直嗣、広塚忠夫両氏のご協力に深謝。録音では46:15「ワンワン、ガガガ」で開始、52:03からも再演した。また50:18からの「カッカッ」ももしかしたらツツドリだろうか。本件犬鳴きについて、少なくともオオコハズクをはじめフクロウ、ツツドリの3種が鳴くことが確認され、思わぬ収穫となった。よって、犬鳴きだからと自動的にオオコハズクとするのは、かなり危険だということ。犬鳴きについてぜひ諸氏のご意見を賜りたいと思う。遠く近く多重に交錯する声やさえずりに声の識別を試された格好だが、誤認や聞き落としが無いか心配だ。ソースは少し音量が小さかったので、Audacity(ver. 3.6.0)で増幅しさらにミキサー(FxSound)でボリューム増大のうえPC外付けのステレオ・スピーカーで再生、聴取した。

h15:薬師林道・旧苅又山登山口B

佐藤久恵 2024-07-19

h1505-2304:00佐藤久恵薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776
id時間観察
00:00~トラツグミ
02:16〜アオバズク
04:10〜ジュウイチ
05:50〜アオバズク
06:04~27:33ジュウイチ
06:43〜23:15アオバズク
24:22〜26:56ヨタカ
28:27アオバト
29:50〜30:24ヨタカ、コノハズク
40:22オオコノハズク?
45:05〜46:40クロツグミ
47:30ハシブトガラス
47:56ヨタカ
51:00トラツグミ
53:00〜59:49オオルリ
55:20ヒヨドリ
1:02:00アオバト
03:00〜01:49ミソサザイ
08:00クロツグミ、オオルリ
09:45〜20:00アオバト、ヨタカ、クロツグ、ヒヨドリ、オオルリ
17:42(ドラミング)
21:25〜23:57(ドラミング)
24:17アカショウビン
24:45~26:00アオゲラ
30:06アオバト
30:45〜33:42ツツドリ
31:00アカショウビン
31:30アカショウビン、ツツドリ
34:43〜35:06(ドラミング、ドラミングの後)オオアカゲラ
36:00〜43:00アオバト
39:00アカショウビン
39:23〜39:40(ドラミングの後)アオゲラ
43:00鹿の足音と鳴き声
47:45オオルリ
48:50ヒヨドリ
49:22アカショウビン
50:00クロツグミ
54:30キビタキ
56:00ツツドリ
56:36アカショウビン

h15観察リスト(16種)

  1. アオバト
  2. ジュウイチ
  3. ツツドリ
  4. ヨタカ
  5. コノハズク
  6. アオバズク
  7. アカショウビン
  8. オオアカゲラ
  9. アオゲラ
  10. ハシブトガラス
  11. ヒヨドリ
  12. ミソサザイ
  13. トラツグミ
  14. クロツグミ
  15. キビタキ
  16. オオルリ

今年の春は国道496号線が通行止めだったので、薬師林道や経読み林道の探鳥に出かけませんでした。だから今回の無人録音調査に参加させていただき、「お久しぶりです。」と、楽しく鳥たちの声を聴くことができました。

h06:四王寺の滝

梶原剛二 2024-07-17

h0605-2104:00梶原剛二四王寺の滝@5030-1773
id時間観察
0:04:13アオバズク
0:09:20アオバズク
0:18:40アオバズク
0:45:16ジュウイチ
0:47:00アカショウビン
0:50:46ミソサザイ    シャワー↓
0:51:07ミソサザイ
0:58:19アオバト、カッコウ
0:59:32アオバト、ミソサザイ
1:04:18アオバト、ミソサザイ
1:04:55ドラミング
1:07:41アオバト、ミソサザイ
1:08:07ツツドリ
1:09:04ツツドリ、ミソサザイ
1:14:14アオゲラ
1:14:17ツツドリ、ミソサザイ
1:14:23ガビチョウ
1:20:04シジュウカラ
1:23:09アオバト
1:25:00アオバト    シヤワー終了
1:27:15アオバト
1:31:55ミソサザイ
1:33:15アオバト、ミソサザイ
1:39:55アオバト
1:42:22ヒヨドリ
1:43:14ヤマガラ
1:43:57ヒヨドリ
1:45:00シーンとなる
1:45:21アオバト、ミソサザイ
1:46:17アオバト
1:47:20アオバト、ミソサザイ
1:50:34アオバト
1:52:12ヒヨドリ
1:50:00ヒヨドリ
1:55:00アオバト
1:59:05アオバト
1:59:38アカショウビン

h06観察リスト(12種)

  1. アオバト
  2. ジュウイチ
  3. ツツドリ
  4. カッコウ
  5. アオバズク
  6. アカショウビン
  7. アオゲラ
  8. ヤマガラ
  9. シジュウカラ
  10. ヒヨドリ
  11. ミソサザイ
  12. ガビチョウ

h17:薬師林道・旧苅又山登山口B

木下伸子 2024-07-16

h1705-2404:00木下伸子薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776
 
id観察時間説明
トラツグミ00:13遠近で断続的に鳴き声あり
コノハズク01:17~01:56遠く、02:22 近く
オオコノハズク? ゴホッ01:03
不明 ピョロ03:1003:14、03:26から断続的に鳴く

h17観察リスト(2種)

  1. コノハズク
  2. トラツグミ

録音調査に参加させてくださり、ありがとうございます。早速聞いてみましたが、鳴き声がするのはわかりますがトラツグミとコノハズク以外の2種はわからず申し訳ない次第です。
Bポイントの同じ時間帯の方の結果を参考にして、同じ鳴き声かどうか聞いてきます。短い時間帯なのに申し訳ありません。
01:03にゴホッと聞こえますか?オオコノハズクかと妄想してしまいました
03:10、03:14、03:26から断続的にピョロロと聞こえます、クロツグミでしょうか
大変お手数をおかけします。

h11:薬師林道・旧苅又山登山口B

三浦博嗣 2024-07-16

h1105-2219:00三浦博嗣薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776
id時間観察
00:03:18〜00:04:30アオゲラ?オオアカゲラ?(近くや遠くでケ・ケ・ケが聞こえる)
00:05:15〜00:07〜15クロツグミ?(いろんな鳴き声)
00:10:15〜トラツグミ(遠くで)
00:15:25〜00:17:00コノハズクが断続的に聞こえ、時折、ヨタカの声9
00:19:55〜00:22:25ジュウイチ(遠くで ヨタカの声が28分ころまで)
00:25:40頃ハシブトガラス
00:33:40〜00:35:00夜間航空機の音
00:35:00〜00:37ジュウイチとヨタカの声
00:38:10〜00:38:20コノハズクとジュウイチが交互・同時に断続的に聞こえる)時折ヨタカが50分ころまで
00:52:10〜イノシシの鼻息
01:36:00〜02:00:00ジュウイチ(断続的に聞こえる)

h11観察リスト(5種)

  1. ジュウイチ
  2. ヨタカ
  3. コノハズク
  4. ハシブトガラス
  5. トラツグミ

h01:薬師林道・旧苅又山登山口B

広塚忠夫 2024-07-16

h0105-2019:00広塚忠夫薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776
id時間観察
00:01:06ジュウイチ
00:10:33クロツグミ
00:13:15クロツグミ
00:23:30ヨタカ
00:28:11ジュウイチ
00:29:50アオゲラ
00:40:49コノハズク
00:57:48コノハズク
00:58:43コノハズク
01:18:14アオバズク
01:58:36オオコノハズクの犬鳴

h01観察リスト(7種)

  1. ジュウイチ
  2. ヨタカ
  3. オオコノハズク
  4. コノハズク
  5. アオバズク
  6. アオゲラ
  7. クロツグミ

WavePad音声編集ソフトとAudacityの両方を使って解析しましたが、「Audacity」の方が優れているようです。
2024年の薬師林道・旧苅又山登山口の無人録音調査で、コノハズクのブッキョッコーブッキョッコーの鳴き声とオオコノハズクの犬鳴が記録でき継続実施の価値ありでした。

h09,h13,h14:四王寺の滝・虚空蔵

真鍋直嗣 2024-07-15

h0905-2119:00真鍋直嗣四王寺の滝@5030-1773
h1305-2204:00真鍋直嗣四王寺の滝@5030-1773

h1405-2219:00真鍋直嗣虚空蔵@5030-1773

h09観察リスト(6種)

  1. ツツドリ
  2. ヨタカ
  3. オオコノハズク
  4. アオゲラ
  5. ミソサザイ
  6. クロツグミ

h13観察リスト(12種)

  1. アオバト
  2. ジュウイチ
  3. ツツドリ
  4. ヨタカ
  5. アオバズク
  6. アカショウビン
  7. オオアカゲラ
  8. アオゲラ
  9. ヒガラ
  10. ヒヨドリ
  11. ミソサザイ
  12. トラツグミ

h14観察リスト(7種)

  1. ツツドリ
  2. ヨタカ
  3. アオバズク
  4. オオアカゲラ
  5. アオゲラ
  6. カケス
  7. ヒヨドリ

広塚様、ご依頼の録音解析(四王寺の滝、虚空蔵 h09,h13,h14)が終わりましたので報告します。
録音編集ソフト(Audacity)を使用して解析をしました。夕暮れから夜にかけての録音ですので、鳴き声の数も少なく、スペクトログラム表示の画像を見ながら、鳴いていないところ、同じ鳥が鳴いているところは飛ばしますので短時間で解析ができます。 夕方勤務の時間が迫りましたので、虚空蔵の録音は帰ってきてから、もしくは明日になります。
h09:2024年5月21日 英彦山四王寺の滝にて:確認種(6種):ツツドリ、ヨタカ、オオコノハズク、アオゲラ、ミソサザイ、クロツグミ
h13:2024年5月22日 英彦山四王寺の滝にて:確認種(12種):アオバト、ジュウイチ、ツツドリ、ヨタカ、アオバズク、アカショウビン、オオアカゲラ、アオゲラ、ヒガラ、ヒヨドリ、ミソサザイ、トラツグミ
h14:確認種:ツツドリ、ヨタカ、アオバズク、オオアカゲラ、アオゲラ、カケス、ヒヨドリの7種 でした。オオアカゲラ、アオゲラを確認種としています。が、悩ましい選択でした。皆さんのご意見も伺いたいです。切り取った音源を添付しています。
編集し切り取った音源を添付しておきます。何回かに分けて送付します。

2024年無人録音調査\録音データ

広塚忠夫 2024-07-16掲載

広塚忠夫(調査研究部)

2024年無人録音調査は、5月20日に薬師林道(2ケ所)・虚空蔵・四王寺の滝の4ケ所にICレコーダー8台設置し、5月25日に撤収しました。記録はICレコーダー8台×2時間×3日間×4ケ所=192時間、早朝4時〜6時と夜19時〜21時の大容量の記録です。
ここから支部会員のみなさまへ、鳴き声解析のお願いするため、記録内容の簡単検証により32時間3.35分に絞って12人の会員の方に、勝手ながら一方的に解析お願いのメールを発信し協力願いました。
2017年から開始した無人録音調査の過去の内容で、風・雨など全く聞き取れない記録を送って、迷惑をお掛けしたことから全記録を飛ばし飛ばし簡易検証し、解析の価値あり分を選んでお願いしていること、ご理解頂ければ幸です。
今回初めて、真鍋直嗣氏(プロジェクトM2024実施者)と木下伸子さん二人に参加頂いています。
現時点既に、解析結果が届き「オオコノハズク・コノハズク」など記録されており、全ての解析が届いた時点で報告致しますで期待して待って頂ければ助かります。

録音データと解析者

id録音日開始解析者録音場所メッシュコード状態再生(wav)
h0105-2019:00広塚忠夫薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776
h0205-2019:00渋田朗虚空蔵@5030-1773
h0305-2019:00渋田朗四王寺の滝@5030-1773
h0405-2104:00有働孝士虚空蔵@5030-1773
h0505-2119:00木村直喜虚空蔵@5030-1773
h0605-2104:00梶原剛二四王寺の滝@5030-1773
h0705-2104:00渋田朗薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776
h0805-2119:00渋田朗薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776
h0905-2119:00真鍋直嗣四王寺の滝@5030-1773
h1005-2104:00野村芳宏薬師林道・新苅又山登山口A@5030-1775
h1105-2219:00三浦博嗣薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776
h1205-2204:00森永光直薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776
h1305-2204:00真鍋直嗣四王寺の滝@5030-1773
h1405-2219:00真鍋直嗣虚空蔵@5030-1773
h1505-2304:00佐藤久恵薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776
h1605-2304:00筒井哲史四王寺の滝@5030-1773
h1705-2404:00木下伸子薬師林道・旧苅又山登山口B@5030-1776

プロジェクトM2024/鳥獣保護区をあるく

真鍋直嗣 2024-07-07掲載

2024年度夜間録音調査報告

真鍋直嗣(調査研究部)

  1. はじめに

    2017年から始めた私個人での夜間録音調査(プロジェクトM)は今年で8年目、本年度は福岡県の委託調査で求菩提山鳥獣保護区を調査するので犬が岳山麓、同じく調査地の上野鳥獣保護区にICレコーダーを設置。また、地元である田川鳥獣保護区と大法山鳥獣保護区でもICレコーダーを設置した。
  2. 調査の目的

    英彦山山中及び本年度の調査地として選出した4つの鳥獣保護区で主に夜間に活動する鳥(フクロウの仲間、ミゾゴイ、ヨタカ、トラツグミ他)の生息状況を把握、確認すること。
  3. 調査方法

    各調査地にICレコ-ダーを設置し、そのタイマー録音機能で、無人の録音調査を行う。定期的に現地を訪れ、バッテリー(単4電池)の取換えと記録媒体(メモリーカード)の交換を行い、帰宅後そのデータの解析及び集積を行う。
  4. idpt年月日mc3場所内容再生
    0122024-05-175030-1774北岳トラツグミとジュウイチ
    0222024-05-175030-1774北岳ヨタカとアオバズク
    0322024-05-175030-1774北岳オオアカゲラのドラミング
    0422024-05-175030-1774北岳オオコノハズク、木魚鳴き
    0522024-05-195030-1774北岳アオゲラのドラミング
    0622024-05-225030-1774北岳コノハズクとヨタカ
    0732024-05-255030-1774北岳ミゾゴイとヨタカ
    0852024-06-055030-1783北岳ツツドリの色々な鳴き声
    0952024-06-075030-1783杉林コノハズク

    凡例:[id]各記録の識別番号、[pt]調査地点、本文中ではポイント@のように表記、[年月日]録音日、[mc3]3次メッシュコード、[場所]北岳・豊前坊地区の録音場所、[内容]録音内容、[録音]再生コントロール

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