筑豊・京築地方(福岡県)の野鳥や野生植物、フィールドに関する情報掲示板です。
探鳥リスト、初・終認、初囀、花や実、昆虫など野鳥をはじめ野生生物全般とそのフィールド、活動等について、会員のみなさん、観察報告をお寄せください。
※本文中 @503x-xxxxのように記されたコードは地理院地図により取得した3次メッシュ・コード/世界測地系(@)(地域を同定するため、日本全国を約1km四方の碁盤目に区分し、8ケタでコード化したJIS規格。コード先頭の識別子@は当サイトのローカル・ルール)です。
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目次
広塚忠夫 2017-10-28/29
九州ブロック大会は2年に一度行われるそうです。本年(2017年)は、10月28日〜29日:福岡県立英彦山青年の家(福岡県添田町)で福岡県勤労者山岳連盟
が担当で行われ、九州各県から約150名が参加されて各分科会ごとに講演や研修が実施されました。
本大会担当の吉永龍一氏(福岡県勤労者山岳連盟代表)より本会へ講演の依頼があり、「英彦山の野鳥と生息環境」のテーマで、2時間超スライドを活用して講演を行いました。
講演内容は
@日本野鳥の会の歴史と活動の足跡、
A1991年の台風被害、
B英彦山のブナ林の衰退と現状について、
Cシカ被害、
D本題の「英彦山の野鳥と生息環境」(PPTX)、
野鳥の会のCMを少ししゃべり、続いて英彦山の鳥の紹介しながら、現在の私の登山スタイル「若い時のピークハンターから歳を重ねると、野鳥や自然観察をしながらの超スローペースで登山を楽しむ視点で英彦山を紹介し、予想以上の賞賛のご意見を頂きました。(自画自賛)
夜の交流会・二次会でも親睦を深め、長崎の参加者から「野鳥の会の行事に参加したくなりました」とのご意見もあり嬉しくなりました。
なお、翌日の経読林道探鳥会は、残念ながら台風のため中止となりました。
(2017-11-01掲載)
中村嘉一 2017-09-26
私の野鳥観察の一つである上記場所で定点観察中、約70メートル先の段差がある魚道でコサギが片足で流れる水面を蹴って小魚を誘引する「足ゆすり」をして捕食したのを観察撮影。
撮影時は、遠く離れており「足ゆすり」の行動は確認できなかったが、再生してその事実が判明したもの。三羽は別々のコサギで、最初のコサギは小魚をゲットした。
(2017-09-29掲載)
中村嘉一 2017-09-26
私の野鳥観察の一つである上記場所で定点観察中、約100メートル先の砂洲でコサギ5羽が流れに沿って縦一列に並んで止まっていた。私は、並んで捕食をしているのではと思って、動画撮影をしたがその行動はなかった。
その20分後、その内の一羽が、段差のついた堰に舞い降りた。そのときちょうど夕日が腹に当たり体の一部が黄色く見え、その後の堰を流れる白波とのコントラストが綺麗であったので静止画を2枚撮影した。
後刻、動画を再生すると映っている右側二羽が、舌が見えるまで口を開け続ける奇妙な行動を続けていることが分かった。また、静止画のコサギも同様な行動をしており、何のためかネット等で調べるも解明できなかった。
早速、この行動を野鳥の会の情報部に照会するが、明らかにならなかったが、アオサギが似たような行動をするとのサイトを紹介された。そのサイトには、アオサギが同様の行動をしており、その目的は体温調整のため口を開けているとの説明であった。私が撮影したコサギの行動も、体温調整のためと納得した。
(2017-09-29掲載)
立石宗之 2017-09-24
昨日は、剣岳北側を多数のハチクマが通過していく様子を確認する事が出来ました。
本日は、多くのハチクマが鷹柱を作ったので報告です。写真をうまく写せませんでしたが・・・
添付ファイルは本日(9/24)の鷹柱です。ガスがかかってたのと、私の腕が悪い事でいまいちですが、沢山のハチクマが鉄塔の先で舞いましたので報告です。鉄塔の影にも沢山隠れています。
鞍手町・剣岳展望台(@5030-5534)
(2017-09-25掲載)
福岡野生動物保護センター長
網野泰蔵 2016年
別表は、昨年度の保護鳥獣の集計表です。
年度記録
(2017-09-22掲載)
中村嘉一 2017-06-19
前記日時場所で観察中、聞きなれたコチドリの鳴き声が微かに聞こえた。鳴き声をたよりに堰から下流方向に約50メートル移動すると、川底の砂洲に二羽のコチドリを発見した。
いつものように観察や写真撮影を始めて5分くらいすると、そのうちの一羽が、突如として片方の羽だけを広げるなど、これまで観察したことのない行動を始めた。その様子を静止画で数枚撮影し、その後片方の羽を広げて俊敏に移動する特異な姿を動画でも撮影できた。
帰宅後、ネットで「コチドリの行動」で検索して、親鳥が巣等を敵から守るための「擬傷」行為であるということを初めて知った。
コチドリとの距離は、撮影した護岸から約5メートル下の砂洲で、その距離は護岸から直線で約10メートル先で、付近に巣や幼鳥の姿を観察することはなかった。
なお、本日(21日)も同時刻ごろ、同じ場所でコチドリ二羽を観察撮影したが、擬傷行為はなかった。
コチドリは、私を敵と思って擬傷したのだろうか?
(2017-06-22掲載)
三浦博嗣 2017-04-28
八木山小学校の周囲の山々も万緑になり、田圃も田植えの準備が整っているようです。24日の下見(21種確認)では、学校の近くでも多くの鳥の囀りが聞こえていました。昨年は雨の中、学校の周囲で鳥の鳴き声での観察でしたが、今年は雲一つない晴天に恵まれての探鳥会を実施することができました。
校長先生のご挨拶があり、本会を代表して野村さんより身近な鳥の囀り(DVD)を聞いてもらい、併せて「聞きなし」を紹介した後、二班に分かれて周辺の裏山や田んぼのコ−スを探鳥しました。各班とも班長さんを中心にまとまり鳥の鳴き声に耳をかたむけたり、双眼鏡で鳥を観察する姿がとても上手になっていました。今年も「サシバ」が舞っており、里山の素晴らしさを感じることができました。その後、教室にもどり班長による各班の探鳥種を50音順に黒板にまとめ、その後柴田さんから本日観察した野鳥を「留鳥と夏鳥、冬鳥」に分けてその違いを児童にわかりやすく話していただきました。児童の皆さんも観察した鳥の違いをよく理解していました。
これからもこのような豊かな里山を学校の積極的な取り組み指導で児童の皆さんが自然への繋がりを大切にする心をいつまでも継続していただければと、そして当会も今後もお手伝いできればと思いつつ無事に探鳥会を終えることができました。
(2017-05-01掲載)
中村嘉一 2017-04-24
コチドリのこれまでの観察は、2015年5月19日午後5時28分、一本木堰で初観察しただけで、それ以降は再会の機会がまったくありませんでした。
今年は、4月1日午後4時ごろ今季初観察以降は、連日のように観察ができています。そんななか、上記日時場所で周囲を警戒しながら、激しく羽や足を使って体を洗うコチドリを、約60メートル離れた護岸から動画撮影に成功しました。
(2017-04-26掲載)
三浦博嗣 2017-02-07
担当者の感想:三浦博嗣
長い間、緑の少年団として活躍され、私たち筑豊支部も協力させいただいた探鳥会も小学校の統廃合で最後になりました。当初は1月26日でしたが、インフルエンザにより今日の実施になりました。
まず各班のリ−ダより今日の目標を発表され、校長先生から各班の野鳥の会の講師の紹介があり、児童の皆さんには、野鳥の会筑豊支部から「水辺の鳥ハンドブック」を贈呈していただいたことのお話しがあり、児童全員からお礼の言葉をいただきました。
その後、1年生から6年生までの児童が3班に分かれ、それぞれのコ−スを班長を先頭に探鳥をします。毎年2回と事前学習で、高学年になればなるほど野鳥の名前を把握されており、野鳥の動きにも対応していました。今回はカモ類も多く、スコ−プでまじかに見る色彩に感激の声があがっていました。
最後に各班のリ−ダより鳥合せをし、昨年より多くの種類を観察できました。その後、児童全員と先生方、父兄、講師で記念撮影をしました。
124年の伝統と自然豊かな里山で育まれた子供たちに、これからも豊かな感性を持ち続けて欲しいと思います。これからも、野鳥の声や姿を忘れないでと願っております。
(2017-02-07掲載)
中村嘉一 2017-01-19
飯塚市有安・鳥羽池での木に止まっている野鳥の観察・撮影を目的に同公園の南側の駐車場に車を止めた。左回りに周回道路を約7〜80メートル進んだ地点で、散歩中の人がアヒルにパンを切り裂いたような餌を与え終った直後のようなところに遭遇した。その散歩人とすれ違った後、何気なくそのアヒルたちを観察していると、その傍にオオバン数羽も居たが、段々と道路側に近づき始めた(写真(1))。その後、道路から一段低くなっている湿地に上がりパン屑ようなものを捜しながら食べ始めた。
そのためオオバンの特徴ある脚を観察・撮影できる絶好のタイミングとなったので、写真(2)、写真(3)を撮影した。そのときのオオバンからの撮影地点までの距離は、約5〜6メートルだったが、捕食に夢中になり警戒心が低くなったのか、パン屑を捜しながら捕食を続けたので写真(4)〜写真(8)と続けて撮影できた。写真(2)には、オオバンの左脚の趾が写っているようです。
(2017-01-20掲載)
柴田 光 2017-01-12
2017年八木山小学校のバードウォッチングに当会より、野村さん、木村さん、私(柴田)の三人で参加しました。心配された天候ですが、私が学校へ到着する頃には青空が見え始めバードウォッチング日和となりました。
先ず、校長先生からのお話しで、今日の注意点や、来月に予定されてあるバスハイクの御説明がなされ、海の鳥を観察する事から、しっかり予習をして沢山の鳥を観察しましょうと、児童の皆さんにお話されました。
続いて、野鳥の会の講師の紹介と、福岡県嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所の方のご紹介がありました。代表で野村さんが、下見の時に沢山見られた、モズを取り上げて、生体や習性について話され、今日も見られると思いますので、しっかり観察して下さいと児童の皆さんにお伝えして、バードウォッチングをスタートしました。
一年生から六年生までの児童が三班に分かれ、それぞれのコースを、班長を先頭に探鳥していきます。
事前学習もしっかりされていて、児童のみんなが野鳥の名前を把握されているようです。普段スコープに映し出された野鳥を見る事は中々ないようなので、バードウォッチングの時にスコープで見る野鳥を楽しみにしているようです。
最後に鳥合せをして、野鳥の会から木村さんが、観察した野鳥の中から冬鳥を中心に渡りの時期や特徴を説明され、記録した野鳥の覚え方を一例に、今日見た鳥の事を、話し説明する事で自分の中に、しっかりと刻み覚える事が出来るので、お家の方に是非話して下さいと説明されていました。
鳥合わせの結果は22種です。
去年より少なくなりましたが、まずまずの成果ではなかったかなと思います。
(2017-01-13掲載)
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