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 筑豊・京築 2020-21年

筑豊・京築地方(福岡県)の野鳥や野生植物、フィールドに関する情報掲示板です。

探鳥リスト、初・終認、初囀、花や実、昆虫など野鳥をはじめ野生生物全般とそのフィールド、活動等について、会員のみなさん、観察情報をお寄せください。

※本文中 @503x-xxxxのように記されたコードは[標準地域メッシュまっぷ]により取得した3次メッシュ・コード/世界測地系(@)(地域を一意的に特定するため、日本全国を約1km四方の碁盤目に区分し、8ケタでコード化。コード先頭の識別子@は当サイトのローカル・ルール)です。

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雁行と夏鴨 | 英彦山観察記 | 寒田へサシバを探しに | 飯塚市にヤツガシラ

アカツクシガモ@福智町 | 落下したメジロ?の巣 | 公園ネコとネコの脅威 | 八木山小学校・緑の少年団探鳥会報告

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雁行と夏鴨

落合束太 2020-05-13

ずい分前のフランス映画でした。シジュウカラガンの卵の孵化から渡りまでを描いたドキュメンタリーでした。テレビでの宣伝の映像でしか、私は見ていませんが、それでも渡り途中(軽飛行機で途中まで追随)の別れのシーン(子別かれ)は人と鳥との垣根を越えて行くシジュウカラガンの群れに我が子ではないかの錯覚現象が?これは私の思い込みのせいが多分の不思議な感動体験でした。
その映画の主人公(仏の気象学者のムーレック氏)が先日のNHKテレビに登場し今でも家族一緒でガンの渡り事業を継続中でした。映画では未だ少年だった子が父親に。そこには渡り鳥たちの中継地の消失を解消させるため人工の自然公園へと向かわす様に仕組んだ壮大な実験だったのでした。次々と渡りの中継地が無くなる事は渡り鳥たちの減少(死)していっている現実が隠れています。今、新型コロナウイルスが人類を震憾させています。それ位の事を人類は生物に対して平然とやって来たモンスターなのです。さすがの人間も100年に一度くらい新型ウイルスの罰が当らないと、と言ったらこれは炎上ものでしょうか。惚け始めた私の頭は良からぬ方向ばかりに向います。ここらで軌道修正です。カルガモ親子の話題はどうです。
去る5月13日。又しても赤池橋(福智町 @5030-4631)の影から12羽の子鴨を連れた母さんカルガモが現われました。こっそり隠れての採餌は出来ない浅い水域です。こんなに広くて目立つ所に大胆な母ちゃんだ事。大いに心配で見守って(何の役にも立たないが)いると川の中央にて採餌がはじまった。しばらく約5分、心配していたハシボソガラスが飛んで来た。12羽は少し動揺。カラスは付近の砂地に降りた。すぐの速攻がカラスに無かったのは幸いでした。がカルガモ達も身動きがとれません。両者の脱み合いがあった後母さんガモがクイックモーションで一寸ばかりの突進を仕掛けました。このハシボソガラスは幼鳥ではなかったか。動かずジーとにらんでばかりです。ここで先に動いたのはカルガモ親子でした。近くの水門の水路へと動き出す。親が先に、子も遅れず、早い子は母の前へ出る者も。でもその後は登り坂なので遅れてる。カラスに動く気配はなくカルガモ達は安全らしき水門の影まで、たどり着きました。
この日の観察はここまでにて終了。次に出合ったのは橋向うのトライアルまで買物に行った日で一週後位か。子ガモ達は倍の大きさにまで。前回より茶色味が濃くなっている。カメラが無いので、そこまでだ。次に出合ったのは7月2日08:24(それまで全く見かけなくなっていた)50日が経過していた事になる。雨の日も多かった。
彼等の姿は大人びて親ガモより少しだけ小さい形(なり)であった。採餌中のその場所は、アカツクシガモの利用していた橋の上流にある水門だった。そこは水量が増して石組にはほぼ水が届いて上部が見え隠れしている状態だった。水門の影からの撮影でカルガモ親子を、まとめて撮影できない位子供達は大きかった。この後の大雨につぐ洪水で子ガモ達の運命やいかに?この子達の親であるかの様な心配な毎日を送っている。雨は明日(11日)も降り続くらしい。ちなみに子ガモは13羽と1羽増えていた。

「野鳥だより・筑豊」2020年8月号より転載(写真を追加)

(2020-07-15掲載)

英彦山観察記

酒井浩二(ゲスト) 2020-05-30

主に油山(福岡市)で活動しています、油山ヤマガラの会の酒井と申します。
セグロカッコウの情報について広塚様より投稿のお勧めがあり部外者ですが、投稿させていただきます。
以下は2020年5月30日、6月6〜7日の計3日、英彦山で探鳥した際のセグロカッコウの様子です。

  • 5月30日/ 12:00頃、豊前坊駐車場(@5030-1784)で望雲台方向から声
  • 6月6日/ 16:30〜17:30頃と18:20〜19:30頃、豊前坊駐車場(@5030-1784)で望雲台方向から断続的に声
  • 6月7日/ 07:40頃、薬師林道入口(@5030-1785)で豊前郷方向から声

声は大体決まった方向から聞こえ、豊前坊駐車場で聞いた後、車で薬師林道入口に移動した際はこちらの方が大きく(近く)クリアに聞こえた。セグロカッコウが移動してなければ、より薬師林道寄りに居たのではと感じました。
いづれもカッカッカッコウと10数回鳴いた後、数分から10数分のインターバルの後、再び鳴き始めるサイクルでした。
英彦山以外でも5月24日10:00頃、背振〜蛤岳間の九州自然歩道で遠くで鳴く声を確認しています。
以上が簡単ですが私のセグロカッコウの記録です。

別件です。 6月7日午前3:00豊前坊駐車場で高住神社側(駐車場の真上 @5030-1784)の森からフクロウの声を確認。
ゴロスケホッホの後、ホッホッホッホッホッホッの2パターンの声。わりと近い距離に感じました。
英彦山でのフクロウは珍しいようなので追加しておきます。

最後に、写真(ニホンモモンガ)は薬師林道に設置してある巣箱の一つに顔だけ出していた時に撮影しました。
右目だけつぶり寝ているのか全く動きがありませんでした。初めて見ましたが癒されました。

(2020-06-10掲載、紹介者:広塚忠夫)

寒田へサシバを探しに

林田達也 2020-04-19

(サシバ mp3)

4月19日(日)、サシバを探しに寒田へ向かった。午前8時に犀川豊前線と寒田下別府線が交差する地点(築上町大字寒田)へ到着し、求菩提方面へ繋がる犀川豊前線を登り始めた直後、ハシブトガラス程度の大きさの鳥の死骸が転がっているのが目に入った。車を降りて見たところ猛禽類の死骸と思われた。
正午までに帰宅する予定もあり、急ぎ車へ戻ろうとしたその瞬間、頭の上をサシバ2羽が鳴きながら通過していった。西側の山々が見渡せる観察ポイント(三次メッシュ:5030-2759)へは8時20分過ぎに到着。以後、8時30分〜10時30分に1羽のサシバが5度姿を見せた。多くは南西方向の山の稜線から鳴きながら現れ、7〜10回旋回して高く舞い上がった後滑翔し、東側の山の向こうへ飛び去った。この間10分程度。消えたかと思えば数分後にはまた現れた。伊関(未発表)によればこの行動には縄張りを誇示する目的があるそうだ。もしかしたら、最初に見たサシバはよそ者を縄張りから排除していたのではないか。
その後、朝見た猛禽類の死骸が気になり、再度見にいった。あまり近寄らないように注意しながら暫く観察した。死骸には、頭部が無く、辺りには体毛が散乱していた。タカではないかと思った。死因に思いを巡らせたが、私にわかる筈もなく帰路に就いた。
後日、筑豊支部ご意見相談室からの連絡により死骸は「アオバズク」であることが判明した。

波多野邦彦氏所見

オオタカ死骸 ⇒ アオバズク死骸
この死骸の状況をもう少し詳しく観察する必要があります。

(2020-05-07掲載 > 2020-05-30改訂)

飯塚市にヤツガシラ

古賀克則(ゲスト) 2020-04-06

  • 撮影(観察)日:2020-04-06 13:35
  • 撮影場所:飯塚市相田 @5030-4502
  • 撮影者:古賀克則
  • 観察種:ヤツガシラ
  • ゲスト紹介者:広塚忠夫

野鳥観察等々による自然保護啓発活動に敬意を表します。
さて、先日、4月6日にヤツガシラを写真に撮ることができたので、お送りします。写真は室内から撮ったもので写りは良くありませんが...。
一枚は庭先は歩き回っているもの(写真01)、もう一枚(写真02)はイチョウの木の枝にとまっているものです。
撮影場所は飯塚市相田ですが。野鳥にとっては、過ごしやすい場所です。
何かの役に立てれば幸いです

(2020-04-18掲載)

アカツクシガモ@福智町

有働孝士 2020-02-08

  • 観察日:2020-02-08
  • 場所:福智町赤池・彦山川赤池橋下流 @5030-4631
  • 観察者:有働孝士
  • 観察種:アカツクシガモ1♀、ヒドリガモ、ツグミ、ヒバリ、カワウ、タゲリ11vf、カルガモ、コガモ、ハシボソガラス、トビ、大型カモメsp. 1f
  • 同行者:阿部哲也、虎尾俊二、三浦博嗣

「鷹研プラス」の帰り、数人の同行者とアカツクシガモを見に行った。実を言うと、身近でない希少種には、あまり関心が湧かない、というか、わざわざ時間をかけて見に行く気持ちにならない。もし身近に希少種が現れたら慌てふためくのに、我ながら変な心理だと思う。しかし、この日は鳥見がしたい気分だったので、同行させていただいた。
アカツクシガモは、本会ご意見相談室で珍鳥に類別され、部外秘とするよう協力要請が出されていた。集中するカメラマンによる撮影圧やその近隣迷惑を避けるためである。本種の発見者・落合束太氏観測による渡去判断を受け、3月26日本会運営委員会は部外秘解除としたため、ここに公開させていただく。
参考文献によれば警戒心が強いとのことだが、私たち4人には特に警戒する様子はなかった。川を挟む対岸付近であり十分な距離もあったと思うが、私たちも、迷惑カメラマンにならないよう慎重に行動した。
アカツクシガモは類似種もいないようで、比較的大型であることや特徴的な羽衣、観察しやすい行動などで識別は容易と思う。さらに、♂にある黒い首輪が見られず頭部も白っぽい(参考文献)ため♀だと分かる。ほかにタゲリが特徴的なフワフワした飛び方で現れ、懐かしい気持ちになる。大型のカモメsp. 1羽が遠くを飛び去ったが識別ができなかった。アカツクシガモはライファーである。

※参考文献「フィールドガイド 日本の野鳥」増補改訂新版 2015 (公財)日本野鳥の会

(2020-03-28掲載)

落下したメジロ?の巣

有働孝士 2020-03-02

3月2日朝、庭に出ていた家人が、巣が落ちていると言ってきた。庭に出てみると、アラカシの木の下に写真のような巣が落ちていた。主な材料はぐ近くに生えているシュロの幹にある繊維質のシュロ皮から引き抜いてきたらしいのと、緑色は庭の地面に生えているコケである。それに少し合成樹脂の白いひものようなものも見える。重要な点は、付近にヒナの姿がなく、タマゴのカケラもなかったことだった。もしかしたら無事に巣立ったあとの巣かもしれなかった。
ここ2ヵ月ばかり、2羽のメジロがなにやら忙しく庭の樹間を行き来していたので、ほぼ間違いなくメジロの巣だと思う。繁殖しているようで、近くによると、遠くには逃げずに近くの小枝に止まって警戒音を発し、こちらの様子を窺っている。どうも結界を犯しているらしいので、もちろん遠慮してその場を離れることにする。実は、1ヵ月くらい前にも同じように、これとほぼ同サイズの小さな巣が5mくらい離れたアラカシの木の下に落ちていた。もしかしたら、メジロの巣だったのだろうか。だとすると、続けて同じような巣の落下を見ていることになる。使用済みの巣を落とす習性でもあるのか、あるいは他の天敵にでも襲われたか。
些事でつまらないことで、お目汚しとは思うが、後のために記録として残したいと思う。なお、繁殖がらみの写真は、本サイトでは掲載禁止だが、写真は古巣と同じく繁殖後の結果なので、この制限にはかからないと思い掲載させていただいた。

(2020-03-02掲載)

公園ネコとネコの脅威

有働孝士 2020-02-12掲載

情報部・有働孝士

2020年2月8日、本会(日本野鳥の会筑豊支部)会報の取材のため「第23回鷹研プラス:冬鳥」後開催された鷹委員会にオブザーバーで同席させていただきました。その際、委員の佐藤久恵氏が、公園ネコの問題を提起されました。ここで、公園ネコというのは、一般市民により公園で餌を提供されているネコのことです。エサ場には、段ボール製のネコ小屋やテントなどが設置され、エサや飲み水用の皿なども置いてあります。エサにはキャットフードなどが与えられているようですが、場所によってはおかずの余りものなどもあるようです。
さて、問題はネコの習性に起因する野鳥の被害です。通常はエサの確保のために小動物を狩っているようですが、空腹でもないのに捕らえていたぶる様子は、ごく普通に見られることで、やはりネコの抜きがたい習性の一つと言えます。問題なのは、この空腹でもないのに狩りをする習性です。仮に公園でもらうエサで満腹になっていても、小鳥など小動物を狩る本能はそのままです。
公園で十分にエサを与えられると、次はどうなるかと言えば繁殖です。初めは少なかったネコも次々に増え、至るところでネコを見ることになります。糞害やネコ捨て場になっているのも問題ですが、公園の繁みや広場を拠り所にするツバメ、スズメ、キジバト、ムクドリ、ウグイス、ルリビタキ、ジョウビタキ、アオジ、クロジ、シロハラ、ツグミメなどの小鳥たちは、格好の狩りの標的となり、命を落とし数を減らしていくことでしょう。
以上、公園ネコに限って考察を試みましたが、ネコはイヌのように人が管理していないため、公園だけでなく所構わず徘徊しており、現状は放し飼い状態です。公園ネコと同じように飼いネコや野良ネコを含む野外のネコは、地上付近で暮らす野鳥にとって進化史上これまでになかった突然の最上位捕食者になっており、彼らが密かに狩る小鳥の数は、予想をはるかに超えるものです。
これは決して机上論などではなく、諸外国でも現実の問題になっており、ネコが狩る恐るべき野鳥の数が具体的に示されています。これらの数字は、わが国の現況を推測する参考データとなるように思います。このような大きな脅威が財団本部でも問題とならないのは不思議な気がしますが、支部から声をあげていくべきではないでしょうか。
こうした問題が表面化すれば、ネコを家族同然と思う愛猫家から反発を招き、しばしば感情的な反応となって野鳥の会が敵対視されかねません。とはいえ、億の単位で野鳥が殺されているとすれば、問題は問題として、社会にアピールをためらう理由にはならないと思います。
一般のマスメディアのニュースにはなりにくいテーマかもしれませんが、外国のウェブサイトでは取りあげられており、日本語のウェブページから以下にご紹介していきたいと思います。

※日本野鳥の会筑豊支部「野鳥だより・筑豊」2020年3月号より一部改稿のうえ転載

(2020-02-12掲載)

八木山小学校・緑の少年団探鳥会報告

三浦博嗣 2020-01-17

  • 日時:2020年1月17日(金)曇り/晴れ 6℃
  • 場所:八木山小学校(飯塚市八木山)
  • 参加者:
    • 八木山小学校 児童(1年生〜6年生)22名、校長先生、教師8名
    • 嘉穂・鞍手保健福祉事務所地域環境課 居倉修史、池田佑子
    • 日本野鳥の会筑豊支部 野村芳宏、柴田光、三浦博嗣
  • 観察種(27種):コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、カワセミ、コゲラ、(リュウキュウサンショウクイ)、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、ガビチョウ ( )内亜種名

八木山の地(里山の原風景を思わせる)で今年も笑顔の素敵な22名の生徒さんたちと探鳥を楽しめました。生徒代表挨拶から、校長先生の挨拶そして野村担当から事前学習したことや注意点などのお話後、2班に分かれスタート。
校舎裏の樹には、「ツグミ」や「ヒヨドリ」、電線には「カワラヒワ」の姿が見られ、笹藪からは「ガビチョウ」の声などきくことができました。小学校前の国道を渡ると、一面の田んぼと畑そして小川が流れており、ここでも多くの野鳥を観察。小川のそばの木に、ここ2年観察できなかった「カワセミ」を見つけましたが、生徒さんが見ようとすると「コガモ」の群れが来て飛び去ってしまい、憧れの「カワセミ」を見せてあげられませんでした。各グループは班長さん中心によくまとまっていて、上級生の中には、事前学習で学んだ「鳥の声」を上手に聞き分け、これは「ウグイス」これは「エナガ」と聞き分けていました。
観察を終えて、教室で各般の鳥合わせをし、観察種の中から最後に柴田担当から「冬鳥」と「留鳥」の違いを説明いたしました。
毎年、年2回の「緑の少年団探鳥会」を実施できるのは、校長先生、諸先生方の「生徒たちを自然の中で、自然と触れ合い」させたい熱意の表れだと感じますし、野鳥の会もご一緒できることに感謝しています。

(2020-01-18掲載)

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