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 筑豊・京築 2020-21年

筑豊・京築地方(福岡県)の野鳥や野生植物、フィールドに関する情報掲示板です。

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公園ネコとネコの脅威 | 八木山小学校・緑の少年団探鳥会報告

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公園ネコとネコの脅威

有働孝士 2020-02-12掲載

情報部・有働孝士

2020年2月8日、本会(日本野鳥の会筑豊支部)会報の取材のため「第23回鷹研プラス:冬鳥」後開催された鷹委員会にオブザーバーで同席させていただきました。その際、委員の佐藤久恵氏が、公園ネコの問題を提起されました。ここで、公園ネコというのは、一般市民により公園で餌を提供されているネコのことです。エサ場には、段ボール製のネコ小屋やテントなどが設置され、エサや飲み水用の皿なども置いてあります。エサにはキャットフードなどが与えられているようですが、場所によってはおかずの余りものなどもあるようです。
さて、問題はネコの習性に起因する野鳥の被害です。通常はエサの確保のために小動物を狩っているようですが、空腹でもないのに捕らえていたぶる様子は、ごく普通に見られることで、やはりネコの抜きがたい習性の一つと言えます。問題なのは、この空腹でもないのに狩りをする習性です。仮に公園でもらうエサで満腹になっていても、小鳥など小動物を狩る本能はそのままです。
公園で十分にエサを与えられると、次はどうなるかと言えば繁殖です。初めは少なかったネコも次々に増え、至るところでネコを見ることになります。糞害やネコ捨て場になっているのも問題ですが、公園の繁みや広場を拠り所にするツバメ、スズメ、キジバト、ムクドリ、ウグイス、ルリビタキ、ジョウビタキ、アオジ、クロジ、シロハラ、ツグミメなどの小鳥たちは、格好の狩りの標的となり、命を落とし数を減らしていくことでしょう。
以上、公園ネコに限って考察を試みましたが、ネコはイヌのように人が管理していないため、公園だけでなく所構わず徘徊しており、現状は放し飼い状態です。公園ネコと同じように飼いネコや野良ネコを含む野外のネコは、地上付近で暮らす野鳥にとって進化史上これまでになかった突然の最上位捕食者になっており、彼らが密かに狩る小鳥の数は、予想をはるかに超えるものです。
これは決して机上論などではなく、諸外国でも現実の問題になっており、ネコが狩る驚くべき野鳥の数が具体的に示されています。これらの数字は、わが国の現況を推測する参考データとなるように思います。このような大きな脅威が財団本部でも問題とならないのは不思議な気がしますが、支部から声をあげていくべきではないでしょうか。
こうした問題が表面化すれば、ネコを家族同然と思う愛猫家から反発を招き、しばしば感情的な反応となって野鳥の会が敵対視されかねません。とはいえ、億の単位で野鳥が殺されているとすれば、問題は問題として、社会にアピールをためらう理由にはならないと思います。
一般のマスメディアのニュースにはなりにくいテーマかもしれませんが、外国のウェブサイトでは取りあげられており、日本語のウェブページから以下にご紹介していきたいと思います。

※日本野鳥の会筑豊支部「野鳥だより・筑豊」2020年3月号より一部改稿のうえ転載

(2020-02-12掲載)

八木山小学校・緑の少年団探鳥会報告

三浦博嗣 2020-01-17

  • 日時:2020年1月17日(金)曇り/晴れ 6℃
  • 場所:八木山小学校(飯塚市八木山)
  • 参加者:
    • 八木山小学校 児童(1年生〜6年生)22名、校長先生、教師8名
    • 嘉穂・鞍手保健福祉事務所地域環境課 居倉修史、池田佑子
    • 日本野鳥の会筑豊支部 野村芳宏、柴田光、三浦博嗣
  • 観察種(27種):コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、カワセミ、コゲラ、(リュウキュウサンショウクイ)、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、ガビチョウ ( )内亜種名

八木山の地(里山の原風景を思わせる)で今年も笑顔の素敵な22名の生徒さんたちと探鳥を楽しめました。生徒代表挨拶から、校長先生の挨拶そして野村担当から事前学習したことや注意点などのお話後、2班に分かれスタート。
校舎裏の樹には、「ツグミ」や「ヒヨドリ」、電線には「カワラヒワ」の姿が見られ、笹藪からは「ガビチョウ」の声などきくことができました。小学校前の国道を渡ると、一面の田んぼと畑そして小川が流れており、ここでも多くの野鳥を観察。小川のそばの木に、ここ2年観察できなかった「カワセミ」を見つけましたが、生徒さんが見ようとすると「コガモ」の群れが来て飛び去ってしまい、憧れの「カワセミ」を見せてあげられませんでした。各グループは班長さん中心によくまとまっていて、上級生の中には、事前学習で学んだ「鳥の声」を上手に聞き分け、これは「ウグイス」これは「エナガ」と聞き分けていました。
観察を終えて、教室で各般の鳥合わせをし、観察種の中から最後に柴田担当から「冬鳥」と「留鳥」の違いを説明いたしました。
毎年、年2回の「緑の少年団探鳥会」を実施できるのは、校長先生、諸先生方の「生徒たちを自然の中で、自然と触れ合い」させたい熱意の表れだと感じますし、野鳥の会もご一緒できることに感謝しています。

(2020-01-18掲載)

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