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広塚忠夫 2014

2014年目次

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英彦山を中心に犬ヶ岳から岳滅鬼山・釈迦ヶ岳の英彦山山系ルートの野鳥生息調査を主目的に継続し、併せて植物や生き物観察を愉しみながら、英彦山山系の四季の観察データと画像を記録します。

福智山の紅葉

広塚忠夫 2014-11-22

Highslide JS紅葉の天蓋
  • 2014-11-22(土)、快晴、弱風、14℃〜16℃
  • 上野登山口:8:35〜上野越:10:00〜福智山山頂:10:51〜八丁経由〜上野登山口:13:35

福智山の紅葉を観賞しながら登った。歩いた展望台コースの上野側の紅葉は今が見頃だ。

上野越から登りに掛かると、ウソの鳴き声が聴こえたので、その方向を探すが鳴き声だけで画像記録とならなかった。

「ふるさと鞍手のコケ散歩」のイベントに参加して

広塚忠夫
2014-11-08

Highslide JSユーモアのある座学の開始

関連イベント:コケの世界を探検しよう。{ 11月8日(土)・講師:崎山欽一郎、木村素子(本会会員)}

落合束太氏と広塚忠夫が参加しました。

初めにコケについて学習してから実物のコケを、ルーペ(虫めがね)や顕微鏡を使って探検しました。

続いて、コケを少し頂いてテラリウムを作成しました。テラリウムとは小さなビンに植物(コケなど)を植えて育てることです。

最後は、野外に出てコケを探してルーペを使って探検しました。

ほんま、愉しいコケ探検でした。

観察サイト2014_11_08

広塚忠夫 2014-11-08

Highslide JSオオジュリン

(筑豊野鳥観察サイト用データ)

2014-11-08 @5030-3643 川崎町池尻 オオジュリン3、ミサゴ1、モズ1

オオジュリンが元気にご帰還です。

盗採されていたセンブリ

広塚忠夫 2014-10-31

Highslide JSムラサキセンブリ

2014-10-31(金)、くもり後小雨、中風、17℃

茶が床:10:03〜貫山:11:15〜広谷台:12:12〜茶が床:13:15

10月のミニ自然観察会と同じルートを歩き貫山(711.6m)に登った。下りはNTTの無線中継所横を通り、広谷台から広谷湿原経由で茶が床に終着した。

ムラサキセンブリ(紫千振)は、まだまだ見頃だ。ただ気になったのは、センブリ(千振)である。16日の観察会時の西側斜面は足の踏み場もない程の大群落だったが、完璧なほどに消えていた。どう見ても盗採ではないかと思われる。稜線の登山ルートに登りきると、やっと果実になった2株のセンブリだけが確認できた。

貫山から下っているとオオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)の大木から急にマヒワ±50が飛び出し、松の枯れ木の天辺ではチョウゲンボウがキョロキョロと餌さがしの様相にシャッターを押す。

広谷台ではハシボソガラスからモビングを掛けられたハイタカの逃亡が観察された。小雨になり残念ながら予定を切りあげて茶が床へ下った。

観察サイト2014_10_30

広塚忠夫 2014-10-30

Highslide JSコガモ

(筑豊野鳥観察サイト用データ)

2014-10-30 @5030-3643 川崎町池尻 コガモ

2014-10-30 @5030-3642 田川市位登 オシドリ、シロハラ

香春岳の花々

広塚忠夫 2014-10-20

Highslide JSヒメヒゴタイ

2014-10-20(月)、曇り、弱風、19℃〜20℃

香春岳は、周囲9kmの小さな山ながら植物は、1209種が観察されている植物の宝庫です(参照:香春岳の自然と植物:熊谷信孝)。平尾台と同様に石灰石を好む植物や珍しい花が多く観られ年間を通して楽しめる山です。

鳥情報は、久しぶりにメジロが多く、群れが数か所で観察されました。冬鳥のシロハラはキョッ、クワッの鳴き声と葉っぱに邪魔されたシルエットであるが3羽観察されました。

植物画像は識別に必要な記録も混じって、70枚を超してうんざりでしょうが、興味があるものだけでも見て頂ければ幸いです。

観察した野鳥

トビ1ハシボソガラス3ハシブトガラス2ツバメ2ヒヨドリ5
メジロ30+シロハラ3ソウシチョウ2

観察サイト2014_10_18

広塚忠夫 2014-10-18

Highslide JSジョウビタキ

(筑豊野鳥観察サイト用データ)

マイ観察サイトでオシドリ今季初確認

広塚忠夫 2014-10-03

Highslide JSオシドリ

梶原剛二さんのオシドリ情報から、もしかしてマイ観察サイトにもオシドリが入ってないかと訪れると12+羽が現れました。まだ相当数が森に隠れているようです。

コガモよりオシドリが早いのは始めての観察です。ヒヨドリの渡りも観られました。

観察場所:田川市位登 @5030-3642

ハリオアマツバメの尾羽に針

広塚忠夫 2014-09-21

Highslide JS尾羽の先端に注目

少し無理して登ると、360度展望の六ヶ岳の秋は、ハチクマ渡りの醍醐味が期待できます。

まれに、アマツバメ、ハリオアマツバメ、ヒメアマツバメの南下の渡りも楽しめます。

ご存知のように、この3種は、○○ツバメの名前がついていますが、ツバメ(スズメ目・ツバメ科)と別の目(もく)でありアマツバメ目・アマツバメ科に分類されています。

今秋は、ハリオアマツバメの空中ショー観察に合わせて撮影にも成功しました。山頂すれすれをジュリリと鳴きながらビューと羽音を響かせて迫力満点の飛翔を繰り返し魅せてくれました。

尾羽の先端には羽軸が針状に露出していることから針尾雨燕(英名:White-throted Needletail)と命名されています。その証拠に、別添写真の尾羽を拡大すると確かに「針」がしっかり確認できました。なるほど、納得と満足です。

六ヶ岳ハチクマ渡り調査(2014-09-28)

広塚忠夫 2014-09-28

Highslide JSチゴハヤブサ

28日(金)8:15〜14:00:六ヶ岳、小河洋綽、広塚忠夫

ガスが濃ゆくて、少し距離があると確認が難しい状況でした。

また、距離が近くてもガスが邪魔して撮影ピントが合いませんでした。

合計ハチクマ:30羽

8:35-7、8:37-3、8:42-2、9:05-3、9:07-2、9:15-1、9:24-2、11:11-3、11:13-2、11:17-2、11:23-1、11:37-2

チゴハヤブサ1、ハイタカ2、ミサゴ1

六ヶ岳ハチクマ渡り調査(2014-09-26)

広塚忠夫 2014-09-26

Highslide JSハチクマ

26日(金)08:07〜15:00、六ヶ岳、小河洋綽、広塚忠夫

ハチクマ65、サシバ3、ハイタカ1、ハヤブサ1、ミサゴ1、トビ1、ノスリ1

早朝の塒立を見たくて8時過ぎに現着するが、外れた。

本日の渡りの山は12時からで、やや高度はあったがそれなりの記録画像が残せた。

皆さんも少し無理して六ヶ岳に登り、小河洋綽氏と共に渡り観察を愉しみながら撮影されることを期待。

盗採で絶滅寸前のラン科(古処山山系)

広塚忠夫 2014-08-30.

Highslide JSツノハシバミ(角榛)
  • 2014-8-30(土)、曇りのち晴れ、弱風、16℃〜19℃
  • 馬見:9:20〜(車で移動)〜遊人の杜:9:40〜屏山:12:12〜古処山:14:16〜遊人の杜:14:50

車で登山口へ移動中にツバメ250+が観察されたが、鳥相は端境期のようで貧困でした。

屏山へ向かう道で、M氏(環境省:山岳自然観察指導員)からの不愉快な報告をお聞きしました。

この古処山系でも、希少種のナツエビネを始めラン科の花々がことごとく盗採にあい絶滅が、すぐそこまで迫っています。

ここ数年で3名の盗採者を発見した。“君らは山に来る資格はない!”と、その場で通報し、警察対応をお願いしたそうです。

希少種の盗採がここまで酷いとは、情けない心境です。

(参考)

ナツエビネ:福岡県レッドデータブック(2011年版)

絶滅危惧種TA類(ごく近い将来での絶滅の危険性が極めて高い種)

千石狭・笠置山の事前調査に参加して

広塚忠夫 2014-07-27

Highslide JSチャンチンモドキ
  • 2017-07-27(日)、晴れ、弱風、24℃〜25℃
  • 千石狭青少年野営訓練所:10:00〜キャンプ場登山口:10:41〜笠置山:12:30−13:25〜千石登山口:14:44〜千石狭青少年野営訓練所:15:48

前週の大法山調査(20日)に続いて、筑豊博物の千石狭事前調査に参加するためお聞きしていた集合場所(千石狭青少年野営訓練所の前)に現着するが誰も居られない。変更か中止になったのだろうが、会員でないので知る由もなし。気持ちを切り替えて、単独調査に出発した。

登山口から少し登ったところで、茶系の鳥が飛びあがり杉の枝に移動。直観でミゾゴイと識別した。羽が荒れていた様だが子育てのためか。この出逢いで十分満足だが記録写真は残せなかった。

この山でも鳥相は、外来種のガビチョウの鳴き声に始まり続いてソウシチョウが、笠置山登山道を席巻していた。その間隙をぬってウグイスが鳴いてくれた。

ここの名物チャンチンモドキにも久しぶりに再会した。山頂で元会員のK氏と出逢ったが、お互い変り果てた姿なのか、野鳥のお話を通してやっと判った。山頂は歴史ある大木が多数鎮座しているので、双眼鏡で見上げて葉っぱによる識別を試みた。

タブノキ1、ノグルミ2、チシャノキ(萵苣の木)1、エノキ6、イロハモミジ3、ヤブツバキ3、イヌガシ1、クマノミズキ1、カゴノキ2、ウロジロガシ1、ムクノキ1など記録した。

化物の蔓の面々 ― 大法山・白馬・三高山の自然調査(7)

広塚忠夫
2014-07-20

Highslide JSシマサルナシの巨蔓
  • 2017-07-20(日)、9:50〜14:31、曇り一時雨、弱風、26℃
  • 参加者:5名:(山本、井上、久保山、來島、広塚)

筑豊博物研究会の「大法山・白馬・三高山自然調査」にご一緒させて頂きました。本山は戦後営林署による杉・檜の人工林化から守られた自然豊かな山です。

調査は探鳥会ルートと違った急峻なルートをよろめきながら歩きました。この初ルートは、蔓性の植物が化物のように成長していて、私の識別レベルからは全く別物の蔓の姿にしか見えません。と言うよりも、樹木と識別した方が正解に思われる蔓が多々ありました。これらの化物が次々と現れるのです。筑豊博物の先生のレベルでもってしても、再調査の必要な蔓の面々との対峙となりました。

ほんま、むしむしの暑さを忘れて大変興味ある調査の一日でした。

観察種(9種)

キジバト1アオバト1ホトトギス1アオゲラ1ヒヨドリ1
ウグイス2メジロ2スズメ6ソウシチョウ3

アキアカネの平尾台

広塚忠夫 2014-07-12

Highslide JSアキアカネ乱舞
  • 2014-07-12(土)曇り、弱風
  • 茶が床:9:38〜塔ケ峰〜貫山〜広谷湿原〜茶が床:15:00

蒸し暑い一日だったが、吹き抜ける風が一時的に癒してくれた。

目的のカキランは予想以上に賑やかだった。17日(木)のミニ自然観察会も歓迎してくれる様にお願いした。

早くもアキアカネが現れた。登りコースの一点で飛び交い続けてくれたが、上手く撮影できない。そこで動画(別掲)で試みると写真よりはましだった。

観察種(14種)

ヤマドリアオバトホトトギスカッコウコゲラ
ハシボソガラスヒヨドリウグイスメジロセッカ
ホオジロホオアカガビチョウソウシチョウ

ツマグロヒョウモン(蝶)の交尾記録(平尾台)

広塚忠夫 2014-06-16

Highslide JSツマグロヒョウモンの交尾
  • 2014-6-16(月)、曇り、弱風、24℃〜26℃
  • 茶が床:10:05〜天狗岩:11:33〜桶の辻:12:01〜周防台経由〜広谷湿原:14:00〜広谷台:14:23〜貫山麓経由〜茶が床:15:56

ミニ自然観察会(6月19日)のルート探しの事前散策に出かけ、ツマグロヒョウモンの交尾の様子をじっくり記録できました。

目的の花のカキランは、まだ少し早いようでした。

広谷湿原は、モセンゴケの小さな白い花やノハナショウブ及びコバノトンボソウが見頃でした。それにトキソウが僅か3輪残っていました。

野鳥(11種)

キジホトトギスカッコウハシボソガラスヒバリウグイス
セッカカワラヒワホオジロホオアカガビチョウ

5月平尾台の記録写真

広塚忠夫 2014-05-13

Highslide JSアマドコロ

2014−5−13(火)

ミニ自然観察会(15日)が雨予報で、もし、中止の場合のため13日に事前調査に行きました。その時の記録写真です。

その内、このツレサギソウ(連鷺草)が消えていて、盗採にあったと想定されます。

コジュケイ雛との遭遇と白い花々の香春岳

広塚忠夫 2014-05-04

Highslide JSコジュケイの雛

2014-5-4(日)晴後曇り、中風、20℃〜23℃

五徳峠:9:17〜三の岳:10:44〜二の岳:12:02〜神宮院分岐:12:53〜藪漕ぎの迷路〜二の岳の鞍部(登山道)15:15〜五徳峠:16:10

4月17日のミニ自然観察会の時は、フデリンドウが足の踏み場がないほど咲き誇っていたが、完全に消えていた。次の花園はマルバアオダモ、ギンリョウソウ、イブキシモツケやケカマツカなどの白い花が印象的だった。

三の岳への直登の中腹では、コジュケイの親子に遭遇した。親は一瞬で見えなくなり雛が崖の天辺で不安げな仕草で留まっていたが、森影から親鳥が「コッコッコッ」と優しく逃げるように促されて去った。感想

大ヶ原の赤い鳥を求めて!

広塚忠夫 2014-01/03

Highslide JSベニマシコ♂

野村芳宏先生の写真教室に個人的授業を含めて6日間もお世話になりました。教わった一つで、撮影の基本のRAW画像で撮影しましたが、少しは上達したでしょうか。

今回の大ヶ原(川崎町安眞木)は、ちらっと観た「ベニマシコ」をじっくり撮影したいと、一日中ブラインドの中で過ごした時や英彦山の行き帰りなど15回程度粘った結果、なんとか出逢えました。

男池(久住山)の花と鳥情報

広塚忠夫 2014-04-04/05

Highslide JSユキワリイチゲ

4日(金)〜5日に久住男池周辺を散策。

竹田澄子さんが興奮気味に語っていた「キバシリ情報」で出かけたが、現地は、小雨から霙と雪の天候のためか、キバシリには逢えなかった。

ユキワリイチゲ(雪割一華)の花なども満開から程遠い男池だった。

曽根干潟の野鳥

広塚忠夫 2014-03-02

Highslide JSダイシャクシギ

3月2日の曽根干潟探鳥会(日本野鳥の会北九州主催)に参加しました。

この日は、オオジュリンのサービスデーでした。

ヒレンジャク

広塚忠夫 2014-02-27

Highslide JSヒレンジャク

久しぶりにヒレンジャクの大きい群れがやってきました。

当日は、霧雨っぽくて、傘さして散歩していると、ケヤキの大木にMAXで61羽確認しました。写真に見るようにケヤキにヤドリギが寄生していましたが、食べていたのはキヅタの実でした。

翌日、張り切って一眼レフを抱えて行くと、すでに抜けていました。いつもは飛来すると二三日は留まるのになぁ〜 ...

  • 観察日:2014-02-27
  • 場所:田川市奈良 @5030-3656

観察サイト2014-01-13

広塚忠夫 2014-01-13

曾根干潟探鳥会に参加して

広塚忠夫 2014-01-05

Highslide JS小雨の中ご挨拶

小雨の朝の挨拶に、約30人の参加者の笑顔。流石、大組織の北九州の曽根干潟探鳥会の顔ぶれだ。

北九州の会員でもあるので、筑豊の行事がない5日(日)に曾根干潟探鳥会に参加。

観察種は、私のメモは43種。探鳥会後は林孝さんらと、久しぶりに一眼レフでズグロカモメとツクシガモを中心に、撮影を満喫した一日。

次回は晴天の曾根干潟の撮影機会を!

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