2018年目次
広塚忠夫 2018-12-30
英彦山から帰路、彦山川沿いを下っていると、多くのカモから少し離れて違ったカモがいるので、撮影しました。
それが、このカワアイサでした。
(2018-12-31掲載)
広塚忠夫 2018-12-13
「白い大型の鳥がカラスと一緒に行動している」ので、名前を教えてください。との電話が香春町民のAさん・U氏から入り、現地に何度も出掛けて観察・撮影を愉しみました。別添画像の通り、一部嘴が黒いが、それ以外の体全体は白く、カラスのアルビノ(白化個体)でした。
私も初めての全体アルビノ個体観察で、全国的にも非常に珍しい個体と思われます。見る角度よりハシボソガラスか、ハシブトガラスか迷いましたが、
以上から、「全面アルビノのハシブトガラス幼鳥」と識別しました。
最近、部分アルビノのカラスは、良く見かけるようになったが、この個体のように全面アルビノはお初でした。遺伝子異常でメラニンを生成できない「白いカラス」が誕生したと考えられる。
このような突然変異は他の生き物でも観察されるが、目立つ白い体色であるため、天敵などに攻撃されて、長生きはしないと言われている。でも、この個体は長生きして頂きたい。
(2018-12-13掲載)
広塚忠夫 2018-11-30
木が揺すぶられて、ギャーギャー・キーキーと激しく鳴き交わすニホンザルの一群に遭遇した。
電線を伝って民家の屋根に飛び移るもの、家の柱を伝って登るもの、樹木からダイビングして藪に突入するもの、ドスン・バリバリと凄い音を発し、また、ギャーギャー・キーキーと威嚇の鳴き声か、一帯は騒然としていた。
家主は屋内でどうして居られるのか、外の騒ぎどころでなく、それ以上の音が部屋中に響き渡り大変なことが察せられる。
(2018-12-03掲載)
広塚忠夫 2018-11-29
10月(御所ヶ岳の観察記 2018-10-28)に続いて、二回目の自然観察会:御所ヶ岳の事前調査を行った。本日はいつもと逆コースの東門経由で歩いた。
ここの見所のコナラ(小楢)の黄葉と県天然記念物のシダ類ヒモヅルは観察できた。が、住吉池のオシドリは残念ながらホシハジロと交替していて逢えなかった。
(2018-12-01掲載)
広塚忠夫 2018-11-07
毛谷林道を歩くのは久しぶりだ。中津市S嬢からの依頼で、猛禽密猟の疑いがある人物監視のため、巡回で三度訪れてから相当期間が経過していたので、現地は樹木が伸び切り当時とは環境が全く変化し見通しが悪くなっていた。
最近、虎尾氏が事前調査で訪れて見通しの良い観察場所を見付けて居られ、その場で観察を始めると直ぐにオオタカ・ハイタカが現れて蒼空を飛翔する撮影サービスを6回も与えてくれて首がだるくなった。猛禽に加えてコガラの出現もありじっくり撮影を愉しめた。
それに犬ヶ岳連峰の紅葉黄葉の風景も盛りで贅沢つくしの一日でした。
(2018-11-11掲載)
広塚忠夫 2018-11-04
北九州支部主催の曽根海岸定例探鳥会に参加しました。観察種は46種記録されましたが、潮が遠くまで引いていて豆粒の様な鳥観察で、私には識別不可でした。後背地の葦原にオオジュリンを見付けましたが、残念ながら葦に隠れて撮影に応じてくれませんでした。
それにしても、曽根干潟沿岸道路工事が進み、干潟の中では大きな橋の工事が行われていて、訪れるたびに、野鳥観察の悪化情景を見の当たりにし怒りと寂しさを感じます。
(2018-11-06掲載)
広塚忠夫 2018-10-31
本日は、いつものコースとは逆に歩きました。今年はオシドリの表年でしょうか、群れ40+のご帰還で、撮影圧を少しでも和らげるため、ススキの影から撮影することで長い時間愉しませてくれました。その他冬鳥の記録はシロハラ・ルリビタキ・ジョウビタキでした。今の良い季節は出掛けないと、勿体無く損をした気持ちになるので、連チャンでルンルン気分で山々へ向かいます。
(2018-11-04掲載)
広塚忠夫 2018-10-28
快適なコンディションの登山日和の御所ヶ岳を、一人で楽しみました。
冬鳥はオシドリ・シロハラ・ルリビタキ・ジョウビタキ・アトリが記録でき、植物は、主に樹木の果実を撮影しました。
トンボは、額の上部に眉状の斑点が2つ並ぶマユタテアカネを記録しました。投稿の記録画像は61枚とやや多いですが、流し読みでも結構ですから一連の画像を見て頂ければ幸です。
(2018-10-31掲載)
広塚忠夫 2018-10-25/26
自宅庭に、二日連続でカササギが現れました。
庭の柿を食べに飛来したと思われます。
(2018-10-28掲載)
広塚忠夫 2018-10-20
秋晴れの気持よい朝、冬鳥との出逢いを求めて探索しました。
カモ類はオシドリ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモとの出逢いがあり、チョウゲンボウも帰還していました。
臆病なオシドリの撮影は、草陰から腰を屈めてじっくりと楽しませて頂きました。
(2018-10-21掲載)
広塚忠夫 2018-10-19
響灘ビオトープ探鳥会(日本野鳥の会北九州支部主催)に参加しました。
風が強くて、鳥が枝先やアシの上に現れてくれません。
目的のシロガシラが樹木の中に現れるが、直ぐに隠れてしまいます。が、一度だけ撮影チャンスを与えてくれました。
響灘ビオトープスタッフの情報では“昨日、アリスイとノゴマが通過した。シロガシラは±10羽の幼鳥の群れでこの付近で繁殖の可能性がある”と言われていました。
(2018-10-20掲載)
広塚忠夫 2018-10-16
最近4日間かけて、自然観察会(12月6日)の事前点検のため大坂山(みやこ町・香春町)を歩くと道路が2ヶ所工事中、次の候補の障子ヶ岳(みやこ町・香春町)・ロマンスヶ丘(田川市)も気に入らなく、続いて磁石山(福智町)を点検したが思わしくなく、結局、昨年同様に御所ヶ岳(行橋市)のコナラ(小楢)黄葉とオシドリや猛禽期待のコース企画に戻そうかと思っている。但し、コース距離は御所ヶ岳から戻る短いコース設定にして10月運営委員会に提起予定だ。
10月16日(火)磁石山山頂から虎尾俊二氏に電話入れると、ヒヨドリ渡りの再チャレンジ中を知り駆けつけた。そこでノビタキ情報を貰って2時間超遊んで頂いた。ほんま、ノビタキ君長い時間お邪魔した事お詫びいたします。
(2018-10-17掲載)
広塚忠夫 2018-10-12
快適な平尾台だった。深まりゆく秋のススキ平原を4人で探索し、今年初めて冬鳥ノビタキと出逢えた。
今月18日自然観察会の主役のウメバチソウ(梅鉢草)とセンブリ(千振)は至る所から顔を出していた。ムラサキセンブリ(紫千振)は開花を始めたばかりだが、観察会には充分に間にあってくれるだろう。秋の代表のヒメヒゴタイ(姫平江帯)が、なんと、群れで咲き誇っていたので驚いた。初めての群生との出逢いだった。
(2018-10-13掲載)
広塚忠夫 2018-10-08
福智山(田川郡福智町 900.6m)に野鳥の会メンバー4人で登った。
台風の影響であろうか、鳥の観察種は非常に少なかったが、ヒヨドリの渡りが始まっており多くの群が観察された。更に、山頂のススキ原の周りの林に、ソウシチョウの大群50+と20+の群が出現し、この規模の群に遭遇したのは初めてだった。そのソウシチョウと生息場所が競合するウグイスは、僅か2羽と寂しい出現であり、日本固有ウグイスへの悪影響が危惧される現実を見た思いだった。
一方、花々は秋の花が楽しませてくれた。キバナアキギリ(黄花秋桐)は次々に現れ、リンドウ(竜胆)・アキノキリンソウ(秋の麒麟草)と続いた。小さな白い花のキュウシュウコゴメグサ(九州小米草)は、福智山では二度目の出逢だった。
(2018-10-10掲載)
広塚忠夫 2018-10-03
茶ヶ床(北九州市・平尾台)から出発し農道に入ると、早速モズ・アオゲラ・ホオジロが観察された。
ヤナギアザミ(柳薊)やヒメアザミ(姫薊)等を識別しながら進んでいると道右側の轍に変な花が突っ立っているのを発見し、つい、ランだと大声を発した。遠目からサイハイラン(采配蘭)ではないかと、しかし、直ぐに否定され、ナギラン(梛蘭)・シュンラン(春蘭)の花に似ているとか議論になり、サイトで検索するが決定打がなく帰宅後に文献など調べて識別することにした。帰宅すると、村上研究員からマヤラン(摩耶蘭)の情報提供あり、日本ラン(文一総合出版)とサイトで検索すると、疑う余地なくマヤラン(摩耶蘭)の識別に同意メールを返信し決着した。
秋たけなわで、萩の季節です。今までツクシハギ(筑紫萩)は竜骨弁の基部が白く見えるので、花全体が淡白色の品のある萩と、大まかな識別方法をとっていたが、9月の観察会に引き続き、旗弁・翼弁・竜骨弁(舟形弁)の特徴と併せてツクシハギは花柄が長いとの村上主張の二点確認で自信ある識別方法を会得した。物臭狸の 花日記\萩の見分け方〜花編を参照願います。これで、萩のもやもや識別観が吹き飛んですっきりした。しかし、ヤマハギ(山萩)の花との出逢いがなく次の課題として残った。
本日の観察ルートは三浦提案で、久しぶりに天狗岩・桶ヶ辻・周防台経由の茶ヶ床を完歩した。風の通る道中は涼しいが、風が当たらない登りは汗が滲む、それに稜線上の天狗岩からはずーっとススキやクズ(葛)の蔓などに覆われて藪漕ぎコースとなっていて苦しい歩きとなったが、無事帰還した。
後悔先に立たずで、本日の画像の大半の記録は、、全て露出オーバーで見っともないものであるが、記録を残すことに重点を置いているので投稿させて頂いたことご容赦願いたい。また、参考資料として、自宅の園芸種スルガラン(駿河蘭)の写真を掲載しているが、ラン識別の比較資料として活用願えればと投稿した。
(2018-10-05掲載)
広塚忠夫 2018-09-26
山頂はウインドブレーカーを着ても寒かった。
高塔山から、内陸部にどんどんハチクマが飛んで行っているとの情報が飛び込んでくるが、こちらは10羽の確認だけだった。
福智山方面の東側コースから北側コースに入り、低空を羽ばたきながら飛翔したのが大半で、2羽のみ山頂やや低空を通過した。
(2018-09-27掲載)
広塚忠夫 2018-09-22
ハチクマは、東側コースを高く飛翔し、カメラアングルとしては難しかった。
(2018-09-23掲載)
広塚忠夫 2018-09-19
(2018-09-20掲載)
広塚忠夫 2017-09-17
下関・門司・若松方面が雨で、六ヶ岳も早めに下山した。
残念ながらハチクマ「0」の記録だった。
(2018-09-18掲載)
広塚忠夫 2018-09-11
茶ヶ床スタート時は、寒い風が吹いていたので、薄いウンドブレーカーを着込み歩き始め、段々と暖かくなり、広谷湿原からの帰りの登りでやっとウンドブレーカーを脱いだ。
野鳥との出逢いは期待はずれだった。一方、花花は次々に出現してくれたので、三浦博嗣氏と識別を楽しみながらゆっくり歩いた。
ところが、本日は、マルバハギ(丸葉萩)とヤマハギ(山萩)、ツクシハギ(筑紫萩)識別のため九州の花図鑑の図解を基に萼歯・旗弁・翼弁・舟形弁の大きさや切れ込み、毛の有り無しの詳細部分を検証していると、識別の迷い道に入り込んで自信をなくし、本番の13日(木)までに、また、勉強して出直そうと誓った。
(2018-09-11掲載)
広塚忠夫 2018-09-01/02
2018-09-01〜02が中津干潟シギ・チドリ類調査グループの調査日となっていたので、参加させて頂いた。当会の中津干潟探鳥会(2018-09-07)の代打担当になったこともあり、探鳥会の事前調査を兼ねて調査にご一緒させてもらった。
残念ながら観察種は多くなかったが、ダイゼン・ソリハシシギ・キアシシギの大群が観られ満足な調査となった。
(2018-09-04掲載)
広塚忠夫 2018-08-31
久しぶりに菅生の滝(北九州市小倉南区)から尺岳(608m)を目指して登った。途中でこちらが近道だと勘を頼りに登り藪漕ぎとなり、元の場所に戻る安全策で1時間10分のロスタイムが生じた。
鳥は端境期で少なく、花は早くもタカネハンショウヅル(高嶺半鐘蔓)との出逢いがあり嬉しかった。でも、期待していた希少種の蘭との出逢いはなく至極残念だった。現場は樹木が生い茂り環境変化が原因で消滅したようである。
本日は気温の割には蒸し暑く登山者も少なく、私と同じ白髪のおじさんのお一人様としか会わなかった。
(2018-08-31掲載)
広塚忠夫 2018-08-22.
私の本日の第一の目的は、古処山山系のツゲ(黄楊)の識別だった。
筑豊博物研究会「古処山の自然1987」の記述は、「古処山に産するツゲは、オオヒメツゲ・アサマツゲ・マルバツゲの三種類であるが、大部分はオオヒメツゲで、アサマツゲとマルバツゲは極めて少数である。マルバツゲは枝が横にはり、葉は左右に並びて生し丸味を帯びているが、オオヒメツゲとアサマツゲとは共に枝が立って葉は楕円形・倒卵形又は長倒卵形で、オオヒメツゲとアサマツゲの区別はオオヒメツゲは花が枝の頂きに生じ葉が小さく、アサマツゲは花が葉腋に生じ葉が大形な点である。」
以上の記述から識別を試みたができなかった。また、ツゲの記録写真の記載があるがモノクロであり、識別に不安が残るが、花の時期の3月から4月であれば、花の咲く位置を重視すれば、識別可能と思われるので、再チャレンジを楽しみにしている。
(2018-08-29掲載)
広塚忠夫 2018-08-09
早朝6時に茶ヶ床をスタートした。この時間帯は風が肌寒いくらで、この極暑を忘れさせる快感の風だった。
緑の草原にオレンジ色のノヒメユリ(野姫百合)が主役で輝いていた。まだ残っているコオニユリ(小鬼百合)もオレンジ色を強調していて、青紫色のキキョウ(桔梗)はあちこちに群落を見せてくれた。
広谷湿原はホザキノミミカキグサ(穂咲の耳掻草)が全盛で、白いサギソウ(鷺草)は5輪ほど咲いていたが、遠景の枝被り記録画像となった。
帰路、でナンバンギセル(南蛮煙管)の一株と終点茶ヶ床の目前でコキンバイザサ (小金梅笹)の二輪が、サプライズの出現で喜ばせてくれた。
一夫多妻のセッカは、この極暑なんのそのと飛びまわていたが、休憩のためかクズ(葛)にとまりサービス満点で来年の野鳥写真展の出展品が、早々と出来上がった。
後半の10時を過ぎると、さすがに気温も上昇して蒸し暑く、熱射策を怠りなく16日の観察会参加をお願いします。花々は十分に期待して結構です。
(2018-08-10掲載)
広塚忠夫 2018-07-25
自然観察会(古処山 2018-08-02)の事前調査に、三浦夫妻にお供させて頂きました。
今年の極暑の厳しい登りですが、その苦しい歩きに古処山の生き物達は応えてくれて、オオキツネノカミソリ(大狐の剃刀)の開花状況の調査が第一でしたが、その他、有り余る感動のご褒美を頂きました。
(2018-08-03掲載)
広塚忠夫 2018-07-23
このうだる様な暑さで、ウグイスが繁殖期を混乱させられたのか、あちこちで騒がしく囀っていた。あのソウシチョウの騒がしに勝るとも劣らない鳴き声だった。
この極暑の7月後半に香春岳を訪れたのは、多分、初めてだと記憶しているので、出逢った植物はできるだけ撮影して記録に残した。
特に、オニドコロ(鬼野老)やカエデドコロ(楓野老)は葉の変化が面白く重複の撮影記録となった。
(2018-07-26掲載)
広塚忠夫 2018-07-09
三浦博嗣(植物部)部長と中村照美担当からのお誘いで、村上貴久子さんと4人で花々識別観察を続けて脳を活化させました。
先週は西日本豪雨による恐怖の災害日本列島のテレビ報道に驚愕しましたが、今日は梅雨も明け一転して夏日の到来で、極暑の平尾台の出現でした。いや炎暑と表現した方がぴったりの厳しい草原歩きとなり、すっかり疲れて歳を深く感じさせられました。
それでも訪れるのは、平尾台の大自然に惹かれるからでしょう。
(2018-07-10掲載)
広塚忠夫 2018-06-01
この付近は以前、植物部で探索した懐かしい里山です。今回は、5月の事前準備調査に続いて全国鳥類繁殖分布調査を実施しながら探索した鳥や花情報です。調査指定ルートの約半分の林道が歩行困難となっていて、やむなくルートを変更して歩きました。
野鳥はアカショウビン(赤翡翠)が間近で何度も鳴いてくれましたが、姿は観察できませんでした。
樹木は珍しい大木のケンポナシ(玄圃梨)が花を咲かせていましたので、撮影して記録しました。
ここの里山ルートには、彼岸花群生地や戸谷自然ふれあいの森があり自然観察会の場所にも適していると思われます。
(2018-06-03掲載)
広塚忠夫 2018-05-21
モニタリングサイト1000(全国鳥類繁殖分布調査)の調査ルートを事前確認に行きましたが、一部が藪状になって不明なルートがあるので、再度、詳しく地図で確認して出直しになりました。
それで、帰るのは勿体ないので、近くの戸谷ヶ岳(川崎町:702m)に登りました。その鳥の観察データと画像を添付いたします。
山全体は杉檜の人工林に覆われていますが、稜線の南側に二次林の自然林も残っていました。
(2018-05-24掲載)
広塚忠夫 2018-05-03/05
天候は三日間とも好天の観察日和でした。太陽が照りつけるが風が強いのでウィンドブレーカー着用を強いられる程寒い見島でした。
メンバーには、たまたま個人で来島されていた識別力最高の波多野邦彦氏とお逢いしたので、二日目から合流し同行頂き、別表の通り94種(6亜種含む)の想定以上の結果がでました。また、最終日は宮永悦治氏とも出逢い、海鳥情報をお聴きしました。合流後はいつも行動を共にして、傍で丁寧な識別助言があったにも関わらず約10種強見逃しているのは私の怠慢と識別能力の差と認識しています。
その中にキマユムシクイがいますが、“ほらそこで啼いているでしょう”と言われるが、全く聴こえなくてヤブサメに続て2種目の聴き取り困難種が現れてしまいました。
出発の日は、筑豊から参加メンバーは佐藤久恵さんの豪邸に6時前集合し、お握りとコーヒーの接待まで受けての出発となりました。ここから往復路及び見島の全日程の運転は三浦博嗣氏にお世話になりました。また、一連の日程調整や泊の手配は林孝氏にやって頂きました。
過去は北九州支部の公式行事として長い期間行われていましたが、約5年前から林孝氏の呼びかけで少人数の自由参加方式で行われる様になりました。自由であるが、事故は自己責任を前提としての観察会です。
撮影はSONY RX10M4カメラで、虎尾方式の両目開眼照準器を装備して連続撮影24枚/秒の連射も試みたが、ブレブレ撮影を含め約1500枚の画像を、やっと本日(10日)整理ができて投稿しました。
今年は企画調整人・識別案内人・運転手付きの贅沢な見島観察を愉しむことが出来て満足な観察会でした。
(2018-05-10掲載)
広塚忠夫 2018-04-09
香春岳の花情報です。スミレは人気のフイリシハイスミレ(斑入紫背菫)は辛うじて一輪、アオイスミレ(葵菫)の花は終わっていましたが、他のスミレは健在でした。
チョウジガマズミ(丁子莢迷)は最高潮の香りぷんぷんで、3日後の観察会まで頑張って咲いているようにお願いして来ました。
フデリンドウ(筆竜胆)の群落については、当日もあちこちで大歓迎されること約束します。
夏鳥は、オオルリ・センダイムシクイ・ヤブサメがご帰還でした。
(2018-04-18掲載)
広塚忠夫 2018-04-10
雑用を片付けて天気も良いので、一人でふらっと平尾台(北九州市小倉南区)に向かった。茶ヶ床に着くと駐車場や周りの道にもマイカーが溢れて、仕方なく貝殻山入口の空き地に駐車した。
本コースはスミレが多くて楽しいが、ほんま識別に苦労する。図鑑見ながら識別するが、鳥と違って動かないのに難しい。難しいので面白く遣り甲斐があるのかもしれない。
(2018-04-15掲載)
広塚忠夫 2018-04-07
自然観察会(平尾台)の事前調査に、三浦夫妻にご一緒させて頂いた。
しかし、これ程激しい4月の雪と風に苦しめられるとは想像していなかった。
特記、最後に出逢ったスミレについて、図鑑とサイトとの睨めっこの結果、品種オトコノジスミレ(男野路菫)に到りました。観察会で再度、良く観察しなければと思っています。
(2018-04-07掲載)
広塚忠夫 2018-04-05
英彦山経読林道へ車を走らせていたら、フロントガラスに小粒の雨が落ちてきたので、急遽近くの岩石山(がんじゃくさん)に進路変更した。
結果、運良く夏鳥オオルリと一年振りの再会があった。帰還当初は囀りは下手くそが普通であるが、このオオルリは、オールルリジジーと立派に派手に高い樹木の天辺からテリトリー宣言を繰り返していたので、直ぐに発見できた。
人面岩参道コースを登り始めると、常緑の樹林の緑に対比して紅紫色の花のコバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)が浮き出て魅せてくれた。葉が出る前に花が咲くので木全体が紅紫色の花だけで飾られている様にも見える。場所によっては淡紅紫色もあり、濃い紫から淡い紫の花など色々観られた。丁度、満開の時期で登山者もこれ目当てに来山されているようだ。
帰路では目立つ白い花が飛び込んできた。ザイフリボク(采振木)の花だ。花弁が線形で風に揺れると采配しているように見えることから命名されたそうだ。
(2018-04-06掲載)
広塚忠夫 2018-04-04
鳥情報は、早くも夏鳥のセンダイムシクイのチョチョビー(焼酎一杯ぐいー)の啼き声が二度聴こえた。一方冬鳥のシロハラ・ツグミも残留していた。
花情報は、サツマイナモリ(薩摩稲森)群落が全ルートで目立っていた。スミレ類は、ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)がスタートから第一展望台までこの種だけが続いて、第一展望台を過ぎてからシハイスミレ(紫背菫)の小さな群落が見られ、アスファルト道路に出てからタチツボスミレ(立坪菫)が群落していた。スミレの棲み分けは初めての観察だった。
梅林公園で大法山の登山道・三高山小屋管理者の高畠托生氏(日本山岳会会員)から大法山管理や古処山山系の嘉穂アルプス日本山岳遺産認定に関してお話を聴かせて頂き、梅林公園で記念写真を撮らせて頂いた。
85歳とは思えぬ元気さで、山の管理とお世話役継続に驚きと感謝だった。
(2018-04-05掲載)
広塚忠夫 2018-03-30
久保白ダム周辺を午前中、虎尾俊二氏と散策しました。
冬鳥は北帰行が進み、キンクロハジロは40+残っていましたが、その他のカンムリカイツブリ、アトリ、ルリビタキなど数が少なくて寂しい鳥相でした。
草花はスミレ類が道沿いに花開いて楽しませてくれました。
(2018-03-31掲載)
広塚忠夫 2018-03-28
平尾台(北九州市小倉南区)の山火事状況と野焼き後の花々の生育を調べるため虎尾俊二氏と散策しました。火事現場は吹上峠駐車場から西側一帯が燃えていたが、当会支部の自然観察会のルートには全く影響はありません。
それよりも取って置き情報です。小鳥の群が頭上を通過してタブノキ(椨の木)に突っ込み、その周りを双眼鏡で調べるが全然判らない。それで、じわりじわりと二人で近づいて、やっとタブノキに同化しているハギマシコの3羽を観つけた。一度みつけると、いるわいるわ!地上の餌取りしているものやピナクルの上でポーズをとってくれる方など、品のある萩色の美しさを披露してくれた。今年は、ハギマシコの当たり年のようです。
(2018-03-29掲載)
広塚忠夫 2018-03-12
来る3月15日自然観察会(平尾台)の事前調査を4人で行った。 野焼きから約2週間経過と早かったためか、期待の花々との出逢いは、まだ先の様だった。 一方、野鳥はホオジロが何度もサービスしてくれた。 広谷湿原ではキレンジャクが6羽出現して、周りのサルトリイバラ(猿捕り茨)を採餌していた。 キレンジャクのサルトリイバラ採餌記録は、個人的にも初めてであるが、珍しい記録と判断しているが、如何でしょうか。
(2018-03-13掲載)
広塚忠夫 2018-03-06
今年はレンジャクの当たり年なのでしょうか、田川市位登にもヒレンジャクが現れました。
ヒレンジャク12羽がクロガネモチ(黒金黐)を食べていました。
(2018-03-06掲載)
広塚忠夫 2018-03-04
曽根海岸定例探鳥会(北九州支部)に参加しました。天気も良く探鳥会日和で、観察種は47種でした。
午後は、林孝氏と東大橋(行橋市)に移動して、主にツクシガモを撮影しました。
最後は、噂のキレンジャクを間近で撮影しました。ヤドリギ(宿り木)やキヅタ(木蔦)を完璧になくなるまで食べる光景を良く観ますが、ここではクロガネモチ(黒金黐)を食べていました。
情報では、一番多い時は約200羽が観察されていて、ヒレンジャクが極少数だったそうです。本日はキレンジャクばかり10羽が観察されました。
(2018-03-05掲載)
広塚忠夫 2018-02-14
今日こそはと、クロジの群を確認したくて再チャレンジしましたが、結果は、1羽も逢うことが出来ませんでした。一体全体どこに行ったのでしょうか。雪と共に消えたとしか言いようがありません。
前回(2月7日)の観察ポイント周辺だけでなく、他の池や森の中まで歩き回ったがさっぱりでした。ただ、判ったのは、先日のクロジが上手そうに頬張って食べていたのは、アラカシ(粗樫)の実であることを確認しました。
(2018-02-21掲載)
広塚忠夫 2018-02-07
宮本秀美氏情報のクロジの群に逢いたくて、笠城ダム公園を歩いた。結果は、出現地点は3ヶ所で、3+2+2=7羽の確認でした。
彼女から教えて頂いた20+羽の群のピンポントは、3羽であった。しかし、そのピンイントの人工林のハイノキ(灰の木)の中に動いている小鳥の群が現認されたが、残念ながら識別できなかった。
ここは結構、散歩される方が多くて、当該ポイントでも邪魔された。(失礼)クロジの群に逢うために再挑戦するつもりです。
(2018-02-12掲載)
広塚忠夫 2018-01-27
廃車予定の軽自動車をお借りして福智山(北九州市小倉南区、直方市、福智町
)に向かった。上野駐車場は小雪が舞っていた。(2018-01-29掲載)
広塚忠夫 2018-01-16
恥ずかしながら、1月13日(土)に英彦山の別所駐車場に向かうアイスバーンの道でスリップして側溝に左両輪を落とし、タイロッドなる部分が壊れてその現場に2泊置きっぱなしとなり、現在は修理工場に牽引され修理を待ってる。
車がないが、太陽が照りだすとじっとして居れない性格で自宅から歩いて関の山(田川市/飯塚市)を目指した。先ずは、弓削田中学校付近の柿木にツグミの群れに出逢い、道の駅いとだから太宰官道に入って小さな池にキンクロハジロが、樹木にツグミとシメが出現し双眼鏡を通して観察していると池の葦原にベニマシコ♂が現れた。どどどと気分が高揚してカメラを向けたが後方に隠れた。時間を割いて待ったが出てくれない。我慢できなく関の山に向かった。
ところが、太宰官道は手入れの方が老化で力尽きたのか道は藪漕ぎ状に荒れ放題になって難儀した。稜線に到達し官道分岐から関の山登山道に進んだところ、ここも以前は素晴らしいススキ平原であったが、すっかり様変わりして背丈以上の竹藪(メダケ:雌竹)に変貌した光景にがっかりした。ほんま、竹の猛威に打ちのめされた。
本日は約6時間のロングコースであったが、事故のことも忘れて自然探索の気持よい一日でもあった。
(2018-01-19掲載)
広塚忠夫 2018-01-07
北九州支部会員でもありますので、日程調整がついた時は、参加しています。本日の感想は、曽根干潟と後背地田畑との生態バランスが保たれていた時代の冬季は、ハイイロチュウヒ・チュウヒ・コミミズク・タシギ・オオタカ・ハイタカ・ツリスガラ・オオジュリンなど普通に出逢いがあり、干潟ではツクシガモ・ヒクイナ・ダイシャクシギ・チュウシャクシギ・ズグロカモメなど常連であったのが、過去のものとなりつつあります。それでも、今回の定例探鳥会は56種も観察できましたが、環境の激変は見るからに悲しくなります。
別添の画像を見て頂ければ、ここまで干潟と後背地を傷つけて何と罪深い人間どもだと、感じられるでしょう。それに、この現状に留まりません。次に曾根干潟風力発電計画が持ち上がっています。何としても止めさせなければなりません。ほんま、曾根干潟の生態が壊滅してしまいます。
(2018-01-08掲載)
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