広塚忠夫 2021-04-14
観察会:香春岳の下見を、観察会前日14日に単独で行ったので、投稿が前後したが、記録を大事にしていることから画像と合わせて遅れての投稿となった。
観察結果は、今年やっとオオルリとセンダイムシクイの鳴き声を聴いた。どちらも声だけであるが、オールリリジジとチョチョビーの二つの囀りが届き、その瞬間に幸せ一杯になった。囀りの威力は凄い!
期待のチョウジガマズミ(丁子莢迷)は、全盛期を過ぎていたが、花は何とか少し残っていた。そこで、明日の観察会まで散らないようにね!と声をかけた。白い花のマルバアオダモ(丸葉青だも)・イブキシモツケ(伊吹下野)・シロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓)は緑の森に映えていた。
(2021-04-16掲載)
広塚忠夫 2021-03-08,26
天候もよく多くの会員さんの笑顔に出逢いました。
北九州支部会員の浜崎さんから、ここはベニマシコのポイントです、と、教えて頂いて、すぐにベニマシコとホオジロのツーショットが撮影できました。
ハイイロチュウヒやハイタカまでサービスで、ツグミとハチジョウツグミも現れました。
森永光直部長から、ここ、探鳥会の開催場所に適地と言われましたので、是非是非と応じました。
(2021-04-14掲載)
広塚忠夫 2021-04-06
平原には花が一杯、茶ヶ床の駐車場には車が一杯で道に溢れていました。
人気のホタルカズラ(蛍蔓)ムラサキ科の群落があちこちで見られ、スミレ類も見頃を迎えていて花一杯の平尾台でした。シラン(紫蘭)ラン科は一部だけ開花していますが、今から次々に開花して楽しませてくれるでしょう。
明日の観察会は、沢山の花々が迎えてくれるでしょう。
(2021-04-07掲載)
広塚忠夫 2021-04-01
有名な御所ヶ谷神籠石を見学し、古代の山城の御所ヶ岳(ホトギ山)経由して、黒田官兵衛(別名:黒田如水)の居城だった馬ヶ岳縦走コースを、ソロ探索しながら愉しんだ。
長い稜線上では、メジロの囀りが賑やかだった。メジロの聞きなしは「長兵衛・忠兵衛・長忠兵衛とかチュルチルミチュル」だが、まさに言われる通り恋人探しだろうが、懸命に歌声で呼びかけていた。
期待の白い花のタムシバ(噛柴)モクレン科は早々と終っており、代わってコバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)が開花していた。春の花は麓から山頂へ向かって順に開花していくが、低山であり温暖化の影響もあってか、予想が狂った。
コースは整備され歩きやすく、シハイスミレ(紫背菫)がスタートから圧倒し、タチツボスミレ(立坪菫)・ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)・ツボスミレ(坪菫)別名ニョイスミレと続いた。
山頂で蝶が飛来し撮影後、ネットで調べると、ヒオドシチョウ(緋縅蝶)と判った。続いては、ムラサキシジミ(紫小灰蝶)と識別したが、間違っていたら教えて頂ければ助かります。
(2021-04-04掲載)
広塚忠夫 2021-03-25
絶好の花観察日和で、全員、井原山(983m)登頂を成し遂げ満足の笑顔で記念撮影して、無事に下山しました。
水無ルートは、渓流沿いにニリンソウ(二輪草)のお花畑が連続して出現し花真っ盛りでした。ネコノメソウ類は花図鑑ができそうな位の揃い踏みで、とりわけイワボタン(岩牡丹:別名ミヤマネコノメソウ)は地味な花の記憶がありましたが、本日は派手な姿を魅せてくれました。期待のスミレ類も群落が連なり喜ばせてくれました。
スミレの特記は、稜線上のミヤコザサや樹木の下に、スミレの仲間のナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)の数の多さに歓声をあげシャッターを押し続けました。この群れに白花品種のシロバナナガバノスミレサイシン(白花長葉の菫細辛)の珍品種との出逢いもありました。これだけ大量の記録画像は、帰宅後の編集には時間が取られますが、でも、編集時も楽しい時間帯となります。
(2021-03-27掲載)
広塚忠夫 2021-03-17
天気予報が晴天・降水率0%であり、急に思い立ち薄暗い早朝に自宅を出発して、角島のハイタカ渡り観察に向かった。木月インターから濃霧の中を走り、まだ、暗いうちに現着した。
観察ポイントを探すため海岸線を探索していると、ウミウとヒメウの群れが低く飛翔していた。
本命のハイタカは、6時頃から11時30分の観察結果は、30±羽で、現地調査員は「67」を記録されていた。それに、モニター画像を見ると鮮明で目にきっちとフォーカスされており、自分の画像とは雲泥の差を見せつけられた。
本日は、やや風が強く北東の風はハイタカ渡り観察として好条件で、低く飛翔した方です。とも、言われていた。
渡りが途切れた時に、たまたまテスト撮影した画像を、帰宅後に検証していると、「オオノスリ?」を見つけた。鷹研プラスの波多野邦彦氏講義で、初列風切り上面にフラッシュ(白班状)があると図鑑にメモしており、更に顔つきも似ておりオオノスリと識別した。さて、この拾い物が間違いでなければ良いが、ご遠慮なくご指摘願いたい。
(2021-03-18掲載 > 2021-03-19)
広塚忠夫 2021-03-14
三高山(さんたかさん)登山口をスタートし山小屋に立ち寄り、三高山に登った。このルートは、相当前に植物観察会で訪れ以来、久しぶりだったが、道は整備されいて歩きやすかった。
大法山・白馬山・三高山は自然林で大木が多く、シイ・カシの極相林になっている。本日のルートでカギカズラ(鉤蔓)アカネ科の化け物(失礼)に出逢い、直径が15cmを超えた大木に成長していて見応えがあった。
大法山はパスして白馬山経由し梅林公園に下った。公園では元職場の友人が梅が枝餅を販売していたので、ご馳走になった。ここから国道を歩き三高山登山口に戻った。
道沿いの高台の桜の木に、ツグミの群れを見つけたが、鳴き声も発しなく静かに、北帰行の準備だろうかと想像した。
(2021-03-16掲載)
広塚忠夫 2021-03-10
健脚の三浦美代ちゃんの井原山・雷山縦走企画にお供で、水無登山口をスタートし無事に帰着しました。
平尾台や英彦山とは花花も趣を異にして水無谷ルートは、ほんま、素晴らしいの一言でした。
真っ白なユリワサビ(百合山葵)が目立って、それに7月下旬に開花のオオキツネノカミソリ(大狐の剃刀)の葉っぱの群生が、全山を占拠している様相は迫力満点だが、何故か、これ正常なのか一抹の不安も感じました。英彦山でもお馴染みのホソバナコバイモ(細花小貝母)は、控えめな品のある花は落葉の保護色で見つけ難いが、ここは違って、群落が次々に現れ別世界です。
陰湿な渓流沿いには極小さなコガネネコノメソウ(黄金猫の目草)・ヤマネコノメソウ(山猫の目草)・タチネコノメソウ(立猫の目草)・イワネコノメソウ(岩猫の目草)と多彩でした。スミレはナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)・タチツボスミレ(立坪菫)に加え、登山口からアオイスミレ(葵菫)の小さな群落が数か所で発見でき、ニリンソウ(二輪草)は往路では、まだ眠たそうに半開きであったが、帰路の5時間後は目覚めて白い花びらを全開していたのには、ビックリしました。
井原山から雷山のピストンルートは、花も鳥も少なく、樹木を識別しながらひたすら長い距離の山行で疲れました。このルートは4月下旬から5月のコバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)が圧巻だそうで、その時期に是非訪れてください。
(2021-03-12掲載)
広塚忠夫 2021-03-06
本会サイト「くまたか」にアオイスミレやホソバナコバイモなど、三浦夫妻のスプリングエフェメラル(春の妖精)の投稿画像が、好きな花の季節到来を告げています。これに触発されて、本日は関の山を歩きました。ここではノジスミレ(野路菫)やナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)があちこちで迎えてくれました。
一方、池の対岸の日陰にオシドリの二組の番が、少し間を置き並んでいました。普通は群れで観察することが多いのですが、もう、カップルを組んで繁殖地の北帰行モードに移っているようです。季節の移り変わりは早いもので、3月です。
帰路は大山・関の山中間点の田川分岐から道の駅いとだルートを選択しましたが、凄い藪漕ぎで虐められました。竹藪(メダケ:雌竹)に加わりノイバラ(野茨)とジャケツイバラ(蛇結茨)の棘が、手袋の上から刺し数か所の棘傷で痛みが続いています。このルートは2018-01-16で酷い目にあっていますが、性懲りもなく又行ってしまいました。このコースは避けた方が無難です。
(2021-03-07掲載)
広塚忠夫 2021-02-24
本日は森本嘉人鳥類標識調査員の指導により山田緑地で鳥類標識調査が行われ、個人的には4回目の参加となりました。調査の力量は、お邪魔虫レベルからやっとこさ半人前になったと自己評価していますが、まだまだ足手まといです。
早朝から準備に入り、約10時間のハードな調査を手慣れた10人のティームワークで実施されました。
待機時間は、森のゲート⇒イノシシ谷⇒サンショウウオの谷⇒ヤマモモ峠⇒とんぼの池⇒森の池⇒森のゲートの観察ルートを三回に分けて急ぎ足で探索しました。一部急登もありますが、フラットコースが大部分で歩きやすく探鳥会コースとして適しています。
山田緑地は自然に任せると全体が森林化するので、森のゲートに流れ込んでくる渓流の上流側を、ヨシやススキ、セイタカアワダチソウを毎年刈り取ることで草原を維持しているそうです。その草原にはルリビタキ・ジョウビタキ・ベニマシコが何度も出現してくれます。特に人気のベニマシコは間近でサービス満点ですが、一般のカメラマンはリング付きの野鳥は作品にならないと忌避されるそうです。
以下は、森本嘉人鳥類標識調査員からの「草原として残して置くことの必要性について」の回答です。
“開園当初から当緑地内には、草地がほとんどなく、将来とも鳥類のうちホオジロ系の鳥たちを越冬・収容させるためにわずかながら草原が残っていた現在の場所について、周囲の森林に取り囲まれないよう、毎年冬鳥が渡去した3月に.葦やススキ等を残し更新させるため除伐作業を行うことを山田緑地管理事務所に(北九州市)具体的に説明し要望を続け、現在では毎年事務所の業務として実施してます。当初はボランティア5、6人で作業を行ったことがあります。
要望を理解して取り組んだ事務所には、こちらが調査者として毎年年度末に経過を報告してます。今年も3月に除伐作業を行うよう話してます。現在、この草地創出の効果は、アオジ、ミヤマホオジロ(年により増減がある)、ベニマシコ、ジョウビタキ、ルリビタキ、シロハラ、クロジ等が利用してます。
要望を続けたのは、山田緑地鳥類調査者として、宮原克久、武田尊史、林孝各氏と他で私が一応窓口として行ってます。事務所のほうも、ベニマシコがいるおかげで来園者が増えるのも認めてます。”
鳥類標識調査に関しては、鳥類標識調査<(公財)山階鳥類研究所 保全研究室 (鳥類標識センター)>を参照して、学習して頂ければ幸です。
(2021-03-01掲載)
広塚忠夫 2021-02-19
コロナ禍で当会行事中止が続いているし、コロナ籠りのストレス解消も兼ね三密を避け添田町の今川沿いを探索しました。所謂、ソロ・バードウォッチングです。
今川沿いは、残雪が20p程度あり長靴を履いてよろけながらの探索となりました。雪が二日間降り続いたが、本日は快晴・7℃の気持ちの良い天候で、鳥達もサービス満点でした。
早速、今年初めてタヒバリ君の撮影ポーズから始まり、ルリビタキは近づいて来てくれて遊んでくれました。枝被りのヤマセミの眼光は、川を泳ぐ魚か、こちらを視ているのか判らないが、魅力的でした。たまたま青空を見上げると、ほんの短時間ではあるが、クマタカの出現で心臓がドキドキと激震し久方ぶりの感動のシャッターでした。
やはり、フィールドは魅力一杯で愉しませて呉れます。
(2021-02-21掲載)
広塚忠夫 2021-02-16
北九州支部の公式行事ではありませんが、支部会員の10人のメンバーで鳥類標識調査が行われていましたので、参加させて頂きました。
宮原克久鳥類標識調査員(バンダー)の最後の挨拶時の総括では「本日の捕獲鳥は、6種36個体で、最低の記録」でしたと、述べられました。調査の合間に、了解いただき広大なビオトープの外周を探索しましたが、植生管理と言われている工事が、あちこちで行われていて、トラックが行き来していたことも、最低記録の一因かと思われます。確かに、鳥との出逢いは極貧でした。
収穫は、チュウヒが葦原を低空で、顔は餌探しの態勢でこちらに向かってきましたが、即、ピントが合わなく後ろ姿を追う撮影になり、少し残念ですが、それなりの唯一の成果でした。
(2021-02-17掲載)
広塚忠夫 2021-02-11
国武光成氏からカワアイサ8羽(雄7,雌1)が出現との電話連絡を受け現地に行くと、3羽のカワアイサ雄しか見られず、5羽について、川沿いを探しましたが、どこかへ去ったようでした。
残留の3羽のカワアイサは、一生懸命に餌どりをしていて、警戒心も薄く、じっくり土手の上から撮影できました。
2月13日はカワアイサ3羽とも、抜けたとの情報を国武光成氏から頂きました。
(編集注:[開|閉]内に動画があります。)
(2021-02-14掲載)
広塚忠夫 2021-02-09
快晴の気持ちの良い気候のなか、JR採銅所駅をスタートし、すぐ傍のJR線路に架かる「高原三連橋」を撮影していると、カワセミ雌が現れた。この地点から焼立山連山下に広がる里山の中心部を流れる「鮎返川」沿いを観察し歩いた。
大木にカワラヒワの大群がこれでもかと出現してくれて、里山の森からコジュケイの鳴き声が、別方向から2度届いた。この川沿いは、沢山の鳥たちが遊んでくれた。この緩やかなルートは、探鳥会に適した場所と判断した。「こもれび渓谷口」から森林地帯に入り鳥の出現は、ヒヨドリ・シロハラ・カラスと全く貧相だった。でも、結果論ですが、好きな登山が楽しめた。しかし総延長14km超で、登ったり下ったり茶臼山を折返し、元の「こもれび別れ」からは長い急登を頑張って焼立山(赤牟田の辻)にたどり着いた。見晴らしが良く、東側は三郡山・関の山、西側は貫山・平尾台を眺めながら一服した。まだまだ続く、稜線コースを進み、久しぶりに牛斬山に登った。ばてばて気味であるが、最後の長い下り道を歩きJR採銅所駅に到着した。ほんま、膝ががくがく笑いまくっていた。
(2021-02-11掲載)
広塚忠夫 2021-02-08
本日は、連れ合い春子ちゃんの定期健診のためアッシー君を務め、飯塚病院で降ろし待機時間を利用して、久保白ダム周回ルートを探索しました。
先ず、カモ類の識別を試みましたが、逆光で難しく木陰まで移動して、なんとか識別しカウントできました。
久保白ダム本堤西の駐車場に駐車して、東側の平畑武則氏の畑までのコースを往復しましたが、残念ながら畑仕事は休日の様で彼は不在でした。
本日のサービスの一番は、ソウシチョウのトリオが仲良く、否、競争して採餌する様子が間近で観察・撮影できました。
ダム内はマガモとカワウが圧倒していました。
(2021-02-08掲載)
広塚忠夫 2021-02-04
詳細は[開閉]内に(サイト注)
(2021-02-05掲載)
広塚忠夫 2021-01-25
平尾台から移動して曽根干潟に到着時は、干潮で遠くの沖に白い鳥などが飛び交っているが、識別が難しかった。
それでも、海岸線の近くの干潟にズグロカモメとツクシガモの飛翔に惹きつけられてシャッターを切り続けた。
途中で林孝さん(会員)と出会い、後背地の田圃や葦原へ徒歩で移動し観察を続けた成果は、ハイイロチュウヒ雄、クロツラヘラサギ、タゲリなどが観察された。林孝氏が重い一眼レフカメラを担いで、ハイイロチュウヒの撮影に成功し喜んでおられた。
(2021-01-30掲載)
広塚忠夫 2021-01-25
1月の冬季の平尾台を歩いた。平尾台は広々とした草原一帯が一望でき、また、歩き易いので楽しみながら安全に自然観察が出来るのが良い。加えて、この広い草原は心も広くなり癒しの草原でもある。
冬季は、花は朽ちているか、それとも果実も飛び出している状態であるので識別は難しいが、なんだろうかと想像するのも面白い。
その草原からホオジロの鳴き声から始まり、ハイタカとハヤブサの飛翔まで観察できた。
貫山に久しぶりに登り、曽根海岸と北九州空港を俯瞰していると、午後は曽根干潟に行こうと心が動いた。
鉄塔を経由して広谷湿原で周りを見ながら、愛妻コンビニ握りを食べている時に、後背のノグルミ(野胡桃)で休憩中のキレンジャクを見つけ、サービスの良い彼らの撮影を暫し愉しんだ。それにしても1月のご帰還とは、嬉しい出逢いだった。
(2021-01-27掲載)
広塚忠夫 2021-01-20
快晴の中元寺川ソロ・バードウォッチングに続き英彦山方面を予定していたが、方向転換し、近場の大ヶ原に向かった。ラピュタファームに駐車して、探鳥会と反対コースで周回した。こちら周りの方が、本命観察コースは順光となり観察条件が良いのでこのコースを選択した。
現場に着くと、先客のカメラマンのお二人さんが焦点を合わせておられた。
この大ヶ原は、鳥見達を喜ばせてくれる探鳥地で、本命のベニマシコをはじめアトリ・ミヤマホオジロ・ルリビタキなどが遊んでくれた。
湿田に向かい観察しながら歩いていると、タシギと思われる嘴の長い茶系の中型の鳥が、急に飛び出し低空を高速で移動して下の湿田へ着田した。しっかり着地点を確かめて、徐々に近づき探索するが見つからない。過去も数回同じことを繰り返しているので、今回はやる気満々で探すが、わからない。湿田に朽ちたマメ科のカワラケツメイ(河原決明)が、ばらばらに生えているので探しやすい筈だし、また、全体を俯瞰できるので容易に発見できるはずだが、現れない。その間、後方の森にアトリの動きに気を取られるが、静止して腰を沈めて探しすと、タシギの像がやっと表れた。なるほど、相手さんは保護色で自信があるのか、身動き一つなく、ただ、画像確認では普通の目から最大のどんぐり目玉に大きくした動きが確認されただけだ。一度見つけると、なんだ、こんな所に静かにいたのかと、あっけにとられ、見つけたぞ!と感動もした。
ここの大ヶ原のシギ科で良く似た姿のヤマシギ・アオシギの過去の記録画像を捜し出し投稿させて頂いた。しかし、普通に見られるタシギの記録が最後になるとはタシギ様にお詫びします。
参考まで、日本鳥類目録:改訂第7版によると、九州ではヤマシギ:冬鳥、アオシギ:冬鳥、タシギ:旅鳥・冬鳥と記載されていた。
(2021-01-24掲載)
広塚忠夫 2021-01-20
ホカホカ気候で快晴の鳥見日和でした。
家の近くの中元寺川沿いを車窓からソロ・バードウォッチングを愉しみながらゆっくりと走っていると、ヤマセミを発見し暫し撮影を愉しみました。しかし、散歩される方が多くて枝から飛び出して、下流に飛び去ってしまいました。その近くで久しぶりにイカルチドリと再会し、採餌している様子を観察しました。コチドリに似ていますが、イカルチドリは留鳥で、コチドリに比べるとアイリングが目立たなく、大柄であることから識別しました。
本日の他の場所へ移動しての続編は、別途、アップロード準備中です。
(2021-01-21掲載)
広塚忠夫 2021-01-10
当会拡大三役会議(1月7日)にて、県下の新型コロナ禍状況を非常事態と判断し、1月から3月の各種行事中止を合意した。本日予定の英彦山探鳥会も中止だが、担当(代打)の任務として、JR彦山駅で待機した。
集合時間が過ぎ参加者なしを確認し、勿体ないので深倉峡に向かった。民家を過ぎ上りカーブ辺りから積雪が30cmを超え走行困難となり、折り返して大ヶ原へ方向転換した。
大ヶ原も小雪が舞っていた。時たま太陽の光が届き、樹上からドスン・ドードーと雪の塊が落下する中で観察した。ここは、鳥が多く撮影も楽しめた。お馴染みの大橋氏(一般)も来られていてご一緒して愉しんだ。
(2021-01-10掲載)
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