広塚忠夫 2021-01-25
1月の冬季の平尾台を歩いた。平尾台は広々とした草原一帯が一望でき、また、歩き易いので楽しみながら安全に自然観察が出来るのが良い。加えて、この広い草原は心も広くなり癒しの草原でもある。
冬季は、花は朽ちているか、それとも果実も飛び出している状態であるので識別は難しいが、なんだろうかと想像するのも面白い。
その草原からホオジロの鳴き声から始まり、ハイタカとハヤブサの飛翔まで観察できた。
貫山に久しぶりに登り、曽根海岸と北九州空港を俯瞰していると、午後は曽根干潟に行こうと心が動いた。
鉄塔を経由して広谷湿原で周りを見ながら、愛妻コンビニ握りを食べている時に、後背のノグルミ(野胡桃)で休憩中のキレンジャクを見つけ、サービスの良い彼らの撮影を暫し愉しんだ。それにしても1月のご帰還とは、嬉しい出逢いだった。
(2021-01-27掲載)
広塚忠夫 2021-01-20
快晴の中元寺川ソロ・バードウォッチングに続き英彦山方面を予定していたが、方向転換し、近場の大ヶ原に向かった。ラピュタファームに駐車して、探鳥会と反対コースで周回した。こちら周りの方が、本命観察コースは順光となり観察条件が良いのでこのコースを選択した。
現場に着くと、先客のカメラマンのお二人さんが焦点を合わせておられた。
この大ヶ原は、鳥見達を喜ばせてくれる探鳥地で、本命のベニマシコをはじめアトリ・ミヤマホオジロ・ルリビタキなどが遊んでくれた。
湿田に向かい観察しながら歩いていると、タシギと思われる嘴の長い茶系の中型の鳥が、急に飛び出し低空を高速で移動して下の湿田へ着田した。しっかり着地点を確かめて、徐々に近づき探索するが見つからない。過去も数回同じことを繰り返しているので、今回はやる気満々で探すが、わからない。湿田に朽ちたマメ科のカワラケツメイ(河原決明)が、ばらばらに生えているので探しやすい筈だし、また、全体を俯瞰できるので容易に発見できるはずだが、現れない。その間、後方の森にアトリの動きに気を取られるが、静止して腰を沈めて探しすと、タシギの像がやっと表れた。なるほど、相手さんは保護色で自信があるのか、身動き一つなく、ただ、画像確認では普通の目から最大のどんぐり目玉に大きくした動きが確認されただけだ。一度見つけると、なんだ、こんな所に静かにいたのかと、あっけにとられ、見つけたぞ!と感動もした。
ここの大ヶ原のシギ科で良く似た姿のヤマシギ・アオシギの過去の記録画像を捜し出し投稿させて頂いた。しかし、普通に見られるタシギの記録が最後になるとはタシギ様にお詫びします。
参考まで、日本鳥類目録:改訂第7版によると、九州ではヤマシギ:冬鳥、アオシギ:冬鳥、タシギ:旅鳥・冬鳥と記載されていた。
(2021-01-24掲載)
広塚忠夫 2021-01-20
ホカホカ気候で快晴の鳥見日和でした。
家の近くの中元寺川沿いを車窓からソロ・バードウォッチングを愉しみながらゆっくりと走っていると、ヤマセミを発見し暫し撮影を愉しみました。しかし、散歩される方が多くて枝から飛び出して、下流に飛び去ってしまいました。その近くで久しぶりにイカルチドリと再会し、採餌している様子を観察しました。コチドリに似ていますが、イカルチドリは留鳥で、コチドリに比べるとアイリングが目立たなく、大柄であることから識別しました。
本日の他の場所へ移動しての続編は、別途、アップロード準備中です。
(2021-01-21掲載)
広塚忠夫 2021-01-10
当会拡大三役会議(1月7日)にて、県下の新型コロナ禍状況を非常事態と判断し、1月から3月の各種行事中止を合意した。本日予定の英彦山探鳥会も中止だが、担当(代打)の任務として、JR彦山駅で待機した。
集合時間が過ぎ参加者なしを確認し、勿体ないので深倉峡に向かった。民家を過ぎ上りカーブ辺りから積雪が30cmを超え走行困難となり、折り返して大ヶ原へ方向転換した。
大ヶ原も小雪が舞っていた。時たま太陽の光が届き、樹上からドスン・ドードーと雪の塊が落下する中で観察した。ここは、鳥が多く撮影も楽しめた。お馴染みの大橋氏(一般)も来られていてご一緒して愉しんだ。
(2021-01-10掲載)
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