2022年目次
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広塚忠夫 2022-12-27
午後は、遠賀川水辺館でSONIDORI社様から本会へ双眼鏡の寄贈式が予定されていたので、午前中は中島で探索を楽しんだ。
ススキの中のアオジを探していると、突然コミミズクが低空で正面から現れ、慌ててカメラのシャッターを押したが、後姿しか写せなかった。
コミミズクとの出逢いは久し振りで、過去の遠賀川河川敷探鳥会(1992〜1996)ではコミミズク・トラフズクが観察できる素晴らしい環境があったが、それ以降は個人的には遠賀川河川敷では観察記録はない。
上空からカラスの群れがガーガーと騒ぎだしたので猛禽期待で探すと、毎年飛来のハイイロチュウヒ雌がハシボソガラスからモビングをかけられていた。その数回のモビング攻撃を撮影出来て満足でした。
この福岡県中間市・遠賀川中島の自然は、平地の原野及び湿地が保存され、野鳥の生息にふさわしい希少な環境となっています。
日本野鳥の会筑豊支部(本会)は、今後の保護区指定の多様性を求めるうえで重要と考え、鳥獣保護区の指定を福岡県環境部に要望しています。
野鳥ファンの皆様も鳥獣保護区指定の声を上げ、支援して頂ければ幸です。
(2022-12-30掲載)
広塚忠夫 2022-12-24
連れ合いを美容室へ送る途中の田圃で鳥の群れに出逢い、帰路の観察・撮影の記録です。
新年1月はコロナ禍で、再び当会行事が中止に追いやられましたが、単独探索や単独観察会は大いに奨励いたします。
(2022-12-24掲載)
広塚忠夫 2022-12-13
間違って、響灘緑地グリーンパークにナビ設定して走り、集合時間を10分遅れて響灘ビオトープに到着しました。
現地では、早速二班に分かれネット設営に取り掛かり、結果、我が斑はオオジュリン雌幼鳥の一羽と言う淋しい最低記録が生まれました。寒い強風が吹き荒れ葦とススキが波打っていて、野鳥たちはそのなかに潜り込んで出てこないのが原因だと判断しました。
しかし、相方の班はネットセットの場所の状況の違いからか、7種42羽の捕獲数がありました。よって、我が斑の唯一のオオジュリンの計測については、詳しく写真記録を撮り残しました。
鳥類標識調査に関しての意義は、鳥類標識調査<(公財)山階鳥類研究所 保全研究室 (保全研究室 (鳥類標識センター)>を参照して頂ければ幸です。
(2022-12-15掲載)
広塚忠夫 2022-12-03
明日(12/4)の探鳥会の事前探索に探鳥会と逆コースで回りました。ベニマシコ狙いのカメラマン6人がカメラを構えていました。
コース上は、アトリ・カワラヒワ・ヒヨドリの大群が見につき、ベニマシコ(紅猿子)は鳴き声と動きのみの観察で、撮影はできませんでした。その後、忘年会の会場点検と食事メニューについてラピュタファームレストランの杉本さんと打合せを行いました。
明日の大ケ原探鳥会と忘年会参加に多くの参加を期待し、お持ちしております。
(2022-12-03掲載)
広塚忠夫 2022-11-29
日本野鳥の会北九州支部の公式調査ではありませんが、支部会員10人のメンバーで鳥類標識調査が実施され、北九州支部にも属していますので、一会員としてお邪魔させて頂きました。
本日は、宮原克久鳥類標識調査員の指導で実施されました。薄暗い早朝から終了時間は日暮れの17時までの約10時間のロング調査でしたが、なんとか最後までお付き合いできました。
現役の宮原克久調査員の休暇の関係から、本日は雨予報であったが、どうにかやれるだろうとの判断から実施されました。状況は、雨後晴れを繰り返しの天候であったが調査は完結され、実績は13種98個体の報告がありました。
山田緑地の森からフクロウの声が届き楽しい中で開始され、ヤマシギやトラツグミの情報も頂きました。本日の主役はクロジで、雌雄や若鳥、老鳥の識別を間近で勉強しましたが、右から左へ抜けていきました。悪役(失礼!)は外来種ソウシチョウが大量にネット上で暴れまわり振り回されました。
鳥類標識調査に関しては、鳥類標識調査<(公財)山階鳥類研究所 保全研究室 (保全研究室 (鳥類標識センター)>を参照して頂ければ幸です。
(2022-11-30掲載)
広塚忠夫 2022-11-23
マイカーに分乗してきらら浜へ向かった。きらら浜ビジターセンターのレクチャーホールではレンジャーの講演があり、主に公園の環境説明と昨年・今年の野鳥出現情報のお話でした。続いて写真ショーで7人の発表があった。 昼食後に公園内を探鳥しながら周回コースを廻った。終盤に大型のサンカノゴイ(全長70cm)が、約10m飛翔し着地のピンポイントの葦原を皆さんと探すが、不思議と見つけることができなかった。 鳥合わせは49種でした。
(2022-11-29掲載)
広塚忠夫 2022-11-22
12月1日(木)ロマンスが丘観察会開催予定の第二回目(第1回目)の下見に行きました。
過去、この場所で観察会を行っていないので、植物のデータ作成を兼ねて探索しました。
12月の植物は紅葉か果実の時期になっているので、主に果実を識別しながらの観察になりました。
冬鳥はハイタカ・シロハラ・ルリビタキ・ジョウビタキが観察されました。
(2022-11-26掲載)
広塚忠夫 2022-11-15
コハクチョウの筑豊内陸部の情報は珍しい。本日は、鳥獣狩猟期間11/15〜翌年2/15の初日で、狩猟の解禁日である。当会推薦の鳥獣保護管理員の木村直喜氏は、解禁日の初日は巡回のスタートになり、早速、油木ダムのコハクチョウ情報を携帯電話で教えて頂いたので現地に走った。
広いダムを遠望するとコハクチョウ2羽が観察できた。ダムを周回し反対側からプロミナーで観察すると、オシドリ44羽、マガモ8羽、カルガモ2羽、カワウ5羽それにミサゴの飛翔も確認できた。
筑豊では珍鳥コハクチョウを投稿したのは、事前情報がなくては見つけられない距離があり、プロミナー又はカメラモニターで拡大してやっとコハクチョウと識別できる状況から野鳥情報公開基準に抵触しないと判断しました。
(2022-11-16掲載)
広塚忠夫 2022-11-14
近場のフィールド大ヶ原のベニマシコ情報(森永光直)を拝読して、早速訪れました。
先客がおられ、お二人さんにお聞きすると、今年は3日〜4日前にベニマシコを観察しているので例年より早いご帰還です、との情報でした。
一人になり運良くベニマシコ雌はそれなりに撮影できたが、樹木に止まった雄は逆光で暗く、何だろうと思って、とりあえず写してモニター画像でなんとか確認できた次第です。
ベニマシコ以外の冬鳥はシロハラ・アトリ・ミヤマホオジロなど観察され、今からが冬鳥本番のようです。
周回コースを探鳥会と逆に回り、気になったのは大型ごみが増えクズ(葛)などのつる性植物が繁茂し、ベニマシコの好物のセイタカアワダチソウ(背高泡立草)が少なくなり、環境の悪化・変化を危惧しました。
(2022-11-15掲載)
広塚忠夫 2022-11-04
12月1日(木)ロマンスが丘観察会の下見探索を行った。
開催まで早いので、本日は主に観察ルートの点検のため歩いた。そのため観察会の植生調査の補足が必要と思われるので、続く下見を予定しています。
スタートからソウシチョウがあちこちで出現し、水浴び後の撮影が、唯一の野鳥の画像記録でした。
(2022-11-06掲載)
広塚忠夫 2022-10-30
曽根干潟を廻り、苅田町与原へ移動してクロツラヘラサギ(黒面箆鷺)を調査カウントしました。
なんと、合計71羽を数えました。その中で足環E86が確認でき記録しました。
当会サイト「くまたか」の関連記録を調べると、約10年前の大橋海岸のクロツラヘラサギ2012年11月4日に「左足にE86の足環が確認」の田代省二氏の記事がありました。
(2022-11-01掲載)
広塚忠夫 2022-10-28
今年の5月東与賀探鳥会の報告、シギチドリの美しい画像をみて出掛けました。
なかんずく、阿部哲也氏の100枚を超す画像は、圧巻で識別の助けになる筈でしたが、5月の夏羽が魅力的なシギチドリであるので、今回の10月の地味な冬羽とは全然別物の様相で識別に悩みました。
現地はシチメンソウ(七面草)見学の観光客が殆どで、鳥屋さんはぱらぱらでした。冬羽の識別をご教示してくれるだろうと、双眼鏡を覗いている方に訊ねると、逆に質問され参ってしまいました。
結果はソリハシセイタカシギも見つけることが出来ず、シチメンソウ(七面草)の見頃を満喫しました。
今後は、干潟観察も続けて冬羽のシギチドリの識別にもチャレンジしなければと、でも喜寿の山男にとっては難関です。
(2022-10-30掲載)
広塚忠夫 2022-10-26
銀杏羽が美しいオシドリに逢いたくて出掛けました。オシドリは用心深く、森蔭から枝越で覗いても察知されて飛び出してしまいます。
そこで、池に近づく前から撮影準備をしてゆっくりゆっくり進みます。でも、ポイントに着くと何も見えません。グァッグァッと鳴き声が聴こえますので、双眼鏡で探すが、どこだろう?対面の森蔭の水際に警戒しているように横に並んでいるのを発見しました。
じーっと動かず座り込んで約10分ほど我慢していると、日が当たるところに二羽が出てくれると、木の枝がバタバタ揺れて降り注ぐように数羽が落下してきました。つられてか、上空からも波しぶきをあげて池に着水する群れが加わり賑やかになり、わくわくの楽しい撮影時間を過ごしました。
探鳥や自然探索は後期高齢者には安上がりの健康な趣味ですね。
(2022-10-28掲載)
広塚忠夫 2022-10-25
冬鳥はアトリの小群が出現し、シロハラが全て単独で別々の場所から鳴き声が聴こえて来た。森の中の池でオシドリが現れたが、一回きりで奥の森に隠れて、それっきりでした。
麻畠展望台で、大法山・白馬山の登山ルートを整備されていた菊地さんという方にお会いして、お礼を言い記念写真を撮らせて頂いた。今週、下山田小学校の自然観察会があるので危険個所だけ整備しているとのことでした。
この地で初めてキトンボが確認できたので、もしかしてオオキトンボ:絶滅危惧TB類もいないか、池周辺を丁寧に探さねばと心した。
(2022-10-26掲載)
広塚忠夫 2022-10-13
遠路はるばる運転して、またまた、オオキトンボ(絶滅危惧TB類)とキトンボの観察に出掛け十分に撮影を楽しみました。出来は記録画像のレベルですが、それなりに満足の域でした。
それにしても、小さいアオイトトンボ科とイトトンボ科の識別は難しい。識別には日本のトンボ(文一総合出版)を活用していますが、翅胸側面斑紋や腹部先端の画像拡大版、真正面からの顔・真上からのトンボ各部の拡大画像など、素人に識別を助ける図鑑を欲しています。より判りやすいトンボ識別図鑑が出版されること期待しています。
(2022-10-19掲載)
広塚忠夫 2022-10-12
毎年オシドリが帰って来る近場の池に探索に行きました。近づくと急に森蔭から飛び立ち天空に飛び出してしまったが、今年初めての出逢いにワクワクし無事のオシドリのご帰還に安堵しました。次の池に移動するとクエッ・クァッと鳴き声が聴こえ、ここにも帰還していて森蔭から撮影しました。でも、少し横に動き良い撮影場所を探しに動くと、途端に察知されて逃げられてしまった。脅かしてご免なさい。
行き帰りの道すがら、赤とんぼのマユタテアカネ(眉立茜)・コノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉)等との出逢いもあり、近場でも注視すれば楽しい発見があります。
今後、どしどしと越冬に戻ってくる冬鳥情報を、本会サイト「くまたか」に投稿されることを期待して待っています。
(2022-10-14掲載)
広塚忠夫 2022-10-11
気温が低く風も冷たく、ウインドブレーカーを着て歩きました。
9日のヒヨドリ渡り探鳥会は絶不調でしたが、ここ平尾台は短時間に群れが断続して渡って行ったことから、今年のヒヨドリもハチクマに倣って南下が遅いように感じました。
花々は、アケボノソウ(曙草)を始め楽しませて呉れました。センブリ(千振)はあちこちで見られ、ムラサキセンブリ(紫千振)は二株見つけました。ウメバチソウ(梅鉢草)はまだまだ蕾の時期で来週が見頃でしょう。
(2022-10-12掲載)
広塚忠夫 2022-10-08
トンボ観察のため3ヶ所を訪問しました。最初の佐野古池はオオキトンボ(絶滅危惧TB類)とキトンボの撮影目的を達成しました。2番目の名無しの池は小さい池ですが、赤とんぼのネキトンボ(根黄蜻蛉)・リスアカネ(りす茜)・マユタテアカネ(眉立茜)が出現しました。更に、車に戻る道の樹木にオオアオイトトンボとの出逢いがありましたが、記録写真に終わりました。最後の観察地の豊前海岸はタイリクアカネ(大陸茜)狙いでしたが、ゴール寸前の海岸線で記録でき、結果はほぼ予定通りの記録成果を残せました。
帰宅後の識別は図鑑:日本のトンボ(文一総合出版)とトンボのウェブサイトに加えて現場で古城英彦氏からのアドバイスを活用して識別しましたが、疑問種があればご指摘願います。日本産トンボは203種で、野鳥の約600種の1/3であるが、識別は鳥以上に難しく、トンボの世界も底が深いので面白そうです。また、近いうちに探索予定です。
(2022-10-10掲載)
広塚忠夫 2022-10-04
スタート地点は微風で、福智山山頂は南の風に吹き倒されそうだった。ほんなごつ激しい南風によろけて岩場に逃げ込んだ。だが、南風だが強風のためか冷たく感じた。鷹取山でもそこまではなかったが、強風は吹き抜けていた。
朝食と昼食の中間食をとりながら下界を眺めていると、コサメビタキが出現し餌取を行っていた。いつもはフライングキャッチで虫を採餌するが、今日は強風のため枝から飛びだして、草叢に突っ込み獲物を咥えて枝に戻る採餌方法を見ることができた。個人的には貴重な観察情報になった。ゴールの白糸の滝駐車場に戻ると風は弱風になっていた。
秋の花はアキチョウジ(秋丁字)が見頃を迎え群落し、キバナアキギリ(黄花秋桐)シソ科とも出逢えて満足な福智山探索だった。
(2022-10-04掲載)
広塚忠夫 2022-10-01
ハチクマ渡り観察も終わり、平尾台探索に出掛けました。駐車場はどこも満車の人出で、貫山でも多くの登山者と出会いました。
貫山山頂から高塔山ハチクマ渡り情報をお聞きすると“150羽ほどが六ヶ岳方面に飛びましたよ。調査は10月末まで継続します”荒井充子調査員はやる気満々でした。
コース上はツバメの舞を撮影に挑みましたが、上手くいきませんでした。一方、花々は心ゆくまで楽しませて呉れました。
9月8日訪問時に疑問符のセイヨウニワトコ?は、イヌザンショウ(山椒)ミカン科サンショウ属と判明しました。
(2022-10-02掲載)
広塚忠夫 2022-09-29
本日も荒井充子(タカ研)さんの情報を何回も参照し、こちらへの方向や到達時間を予想しながら集中して観察を続けました。
それに、木村直喜氏の観察参加は大いに助かり、驚異的な視力で遠くの豆粒クラスのハチクマも難なく発見してくれて、荒井情報が完璧に活かされた結果になりました。
木村氏が仕事で帰宅の時間になり、私もそろそろ下山準備をしていると、またまた、河内ダム方向に約1000羽飛翔の荒井情報が届き、即、梶原剛二氏(遠賀川水辺館)に転送した結果、ばっちし的中しました。
携帯電話では、ハチクマの数がびっくりするほど凄い渡りですよ!と、嬉しい慌てている雰囲気が届き、本日の遠賀川水辺館からの梶原観察データ813羽は、今年の最高記録を示しています。
2022年のハチクマ自主観察は、遠賀川水辺館が凄い役割を果たし、成果を残しているので来年の観察ポイントの検討課題にしたいと思っています。
(2022-09-29掲載)
広塚忠夫 2022-09-28
久し振りの大出現で総計752羽を観察しました。昼近くになり連続して出現し、嬉しい大忙しでした。
最初は雲の切れ間のハチクマを見つけ、右手の双眼鏡で観察し左手のカウンターでカウントして、観察数をスマホのボイスレコーダーに声入力のやり方をとりました。その後の正面からは肉眼で見えるようになりカンターの数をスマホに声入力を続けました。
なにせ、一人観察ですので、カウンター持参は正解でした。ただ、残念ながら撮影時間が充分に確保できませんでした。
直方水辺館の梶原剛二支部長からの携帯情報が届くようになり、その時点から東側(福智山山系)コースを飛翔しているようで、六ヶ岳からは観察不能となりました。
本日は、六ヶ岳と直方水辺館(351羽)の総合計は1000羽を超えて、感動の調査日となりました。
明日も期待して、六ヶ岳に登りましょう。
(2022-09-28掲載)
広塚忠夫 2022-09-25
本日の剣岳は、参加者も多くてハチクマのサービスも良く、出現数も今年初めて100羽を超えて満足しました。
以前は100羽超えでも喜びはなかったが、今年は、やっとやっと100羽超えで歓声が上がりました。
(2022-09-26掲載)
広塚忠夫 2022-09-24
私は15時に失礼しましたが、林田達也部長は17時まで調査を継続すると言われていました。
今年は、ハチクマ渡りの出現数が大変少ない!と嘆き節が多発です。個人的にも三回目の六ヶ岳山頂ですが、まだタカ柱に出逢っていません。今後を期待して観察を続けましょう。
(2022-09-24掲載)
広塚忠夫 2022-09-20
ハチクマ調査結果(16羽):
台風後の六ヶ岳ハチクマ渡り自主調査のため登りました。
本日は長谷登山口(鞍手町)から登りコース上の台風被害は一ヶ所で倒木がありましたが、登山には全く支障なしです。
山頂は北風がやや強く気温19℃〜24℃で寒く、ウインドブレーカーを着ての調査になりました。
結果はハチクマは総計16羽で、個人的にはまだまだ渡りの山には出逢っていません。
明日からが渡りの山が期待できそうですので、皆さん登って楽しんでください。
(2022-09-20掲載)
広塚忠夫 2022-09-15
(注)7羽とミサゴは、登山者のカメラ画像にて識別した。
秋の六ヶ岳ハチクマ渡りの自主調査は、初登頂で初日の11羽は空振りでなく上出来でした。
高塔山(北九州市若松区)からの荒井充子(タカ研)さんからの渡り情報は、その都度、携帯電話で届いて期待して待っていました。
しかし、ここ六ヶ岳は東の風が吹き抜けていて、内陸部の六ヶ岳ルートの飛翔は少ないと予測していた通りになってしまった。
明日からの自主調査に期待していますが、台風接近で調査が可能かどうか、心配です。
山頂は34℃の夏日で疲れ、渡りも見られなくなり12時に下山を開始して、登山口まで花・トンボ観察を楽しみました。
(2022-09-16掲載)
広塚忠夫 2022-09-13
光永和生氏の「オオセイボウに遭遇」を拝見して、福智山麓花公園を訪れました。
入園して直ぐのケイトウ (鶏頭)の花壇にカメラを構えた6人の方が居られて、そこに近ずくと直ぐに、オオセイボウ(大青蜂)が現れて、間近で初出逢いの撮影ができました。
大きさが12〜20mmと小さく、近距離でないと発見することも撮影することも困難です。
次の期待の"幸せを呼ぶハチのブルービー(ルリモンハナバチ)"を探しましたが、残念ながら出逢いはありませんでした。
連れ合いは、ハチと言えば危険なスズメバチを想像しますが、美しい青い姿のハチがいるとはびっくりでした。と満足気味に語っていた。
(2022-09-14掲載)
広塚忠夫 2022-09-08
三浦美代子さん呼びかけの茶ヶ床に現着すると、寒くて冷たい風が流れて晩秋でした。この植物の名前は何?と意見交換ながら歩き進んでいくと、初秋の爽快な風に感じられる様になり、気持ち良く平原の観察が満喫できました。登りに掛かり直射日光に当たると初夏に変わり、じわりと汗ばんできました。広谷湿原を経由して鉄塔近くから帰路に向うときは夏日の34℃になって、晩秋・初秋・初夏・真夏の一日を体験しました。
初秋の時間帯にエゾビタキ2羽が梢から、ゆっくり顔を左右に動かして撮影サービスをしてくれました。平原の秋の七草は語呂合わせ「お好きな服は」で、「オミナエシ・ススキ・キキョウ・ナデシコ・フジバカマ・クズ・ハギ」を皆さんと確認できました。道の傍からヤマジノホトトギス・ナンバンギセル等々の出現で秋本番の平尾台に感謝デーでした。
(2022-09-09)
広塚忠夫 2022-09-04
ここ佐野古池は、オニバス (鬼蓮)スイレン科が繁殖している貴重な池です。トンボ観察で以前古城氏と訪れた場所で今回は急遽思いたったので単独で出掛けました。
期待通り水生生物のオニバス (鬼蓮)・ガガブタ(鏡蓋)・イヌタヌキモ (犬狸藻)・ヒシ(菱)の花に出逢え、特にオニバス (鬼蓮)はじっくり観察し記録を残すことができました。
トンボも大当たりで、アオモンイトトンボ・キイトトンボ・セスジイトトンボ・モノサシトンボ・ショウジョウトンボ・マユタテアカネ・リスアカネ・オオシオカラトンボ・シオカラトンボ・コフキトンボ・ギンヤンマ・コオニヤンマ・チョウトンボ・ハグロトンボ等々のトンボに逢えて遠路を走った甲斐がありました。
観察後の識別は図鑑:日本のトンボ(文一総合出版)とトンボのウェブサイトを活用して識別しました。外形上で判断できるトンボは良しとして、その他は、顔・個眼・複眼・前胸・翅胸・腹長・脚の鮮明な画像が識別に必要になります。識別ポイントの画像が鮮明でないと、困難を極めます。好奇心は旺盛ですが識別能力が伴わないので人一倍時間が掛かります。でも、複雑で面白いトンボ識別です。
感謝:古城英彦氏より校正いただき、再検証して差し替えました。
(2022-09-07掲載)
広塚忠夫 2022-06-15
当会の歴史を紐解くと、大法山のサンコウチョウの観察記録は、第55回探鳥会(筑豊野鳥の会)1979-06-10の記録があります。なんと40年以上前から現在まで延々と続く重要なサンコウチョウの繁殖地として親しまれ守られてきました。この貴重な原生林の野鳥たちを守るため、当会から鳥獣保護区設定を福岡県に働き掛け、大法白馬山鳥獣保護区が実現しました。
サンコウチョウと言えば、大法山が有名です。鳴き声も普通では「ツキ・ヒ・ホシ、ホイホイホイ」三回が、大法山では「ホイホイホイ・ホイホイホイ」と六回鳴く伝統種が続いていました。
画像の通り、サンコウチョウのオスは長い尾30cmを含めると45cmにもなり、オスの体色は少し紫がかった黒褐色で、メスは赤褐色をしています。アイリングと嘴は鮮やかなコバルトブルーをしていて、メスの方は若干淡い色です。
そろそろ南下の準備で、現在(8月下旬)は長い尾は無くなっていました。来年も元気にご帰還を祈っています。
(2022-09-02掲載)
広塚忠夫 2022-08-26
本日は長寿の里公園・観察会がコロナ禍で中止になり、日程が空いていましたのでトンボ観察に出掛けました。鳥の端境期のためトンボに重点を置いて探索し、7月は3回、8月は4回目になりトンボ観察種が増えてきました。
一方識別に苦労しますが、光永和生氏と二人で観察場所3ヶ所を廻り、種の識別ポイントをお互い主張し納得したつもりでしたが、どうしても図鑑「日本のトンボ」(文一総合出版)とサイトを活用する写真判定が多くなり、別添の画像の識別結果となりましたので、疑問点があればご指摘頂ければ幸です。
(2022-08-29掲載)
広塚忠夫 022-08-23
先週の三浦美代子さんのナツエビネ(夏海老根)の投稿を見て、すぐにでも行きたいと思っていましたが、天候や雑用に追われて今日になりました。元気バリバリの三人の山ガールに、遅れないように見栄を張って付いていきましたが、暑さと湿気に悩まされほんま、疲れました。
そのご褒美でしょうか、素晴らしい豪華なナツエビネに出逢え感動の数々でした。連続した凄い歓迎に、終盤では逆に感動が薄れてナツエビネに申し訳なく思いながらの贅沢な観察会でした。
本日は支部Web会議の主催者となっていましたので、帰路は皆さんと別れ、早めに下山しピッチを上げて歩きました。結果は予定の10分遅れで無事に駐車場に帰着し安堵しました。
(2022-08-24掲載)
広塚忠夫 2022-08-19
当地は植物部主催の自然観察会が行われていた場所です。
本日は、鳥の端境期でトンボ観察に重点を置きました。原っぱの小さい溝に沿って進んでいくとハラビロトンボが現れ、赤とんぼ(マユタテアカネ)と続いたので調子に乗って奥へ奥へと歩くと、沼に入り込み浅い沼ではあったが、足をとられ長靴が抜けて靴の中が泥で汚れて大変な目に遭いました。戻って、傍の小川に行き長靴の中と靴下を手洗いして、次の観察場所に向いました。
筑豊エリアのヨシゴイ繁殖地は、鉱害復旧工事の影響もあり湿地やヨシ原が次々に姿を消して、僅かに鞍手町小牧蓮池と、ここ南良津親水公園の二ヶ所に追いやられました。以前はこの小竹町南良津親水公園がヨシゴイのメッカで多くの会員やカメラマンが訪れていましたが、ここ数年前から観察記録の報告がなく、心配で訪れました。
ヨシゴイの繁殖時期は過ぎているかと思いましたが、池回りのヨシ原を探しました。結果は鳴き声も姿にも会えませんでした。大きな池はヒシ(菱)とホテイアオイ(布袋葵)の繁殖拡大により隙間なく覆われて、水面はなくなっていました。その環境変化がヨシゴイの繁殖地に適さなくなったのだろうと、推定されます。ヨシゴイ繁殖地の復活のため環境復元を行政等に強く要望しなければと心しました。
ヨシゴイ探索とトンボ観察を並行して周回した結果、希少種のアオビタイトンボとの出逢いもあり、じっくり撮影ができて最高のご褒美を頂きました。個人的にはアオビタイトンボの初記録になりました。
ネイチャーガイド・日本のトンボ(文一総合出版)では南方系のアオビタイトンボは温暖化に伴い北上しつつある、との記述がありました。
(2022-08-20掲載)
広塚忠夫 2022-08-12
天候は曇りであったが、どんどん上昇する気温は37℃まで上がり、汗びっしょりの厳しい条件下のトンボ観察になりました。でも、観察種19種は大満足です。
熱中症警戒アラートが発出されていましたが、トンボとの出逢いを求めてヨシ原と蓮池、堤防の小道でトンボに集中して暑さを忘れるように頑張りました。
確かに、トンボを見つけ識別・撮影中は高揚し猛暑も一時的にどこかへ。それにトンボはテリトリー意識が強いようで、同じ場所で何度も見られるので撮影チャンスが多い。しかし、体が小さいのでポイント合せに苦労します。また、止まることを知らないように飛び回る性格のトンボ(ギンヤンマなど)はシャッタースピード優先で撮影するが上手く撮れませんでした。
帰路は長寿の里公園(京都郡みやこ町犀川古川)に立ち寄りましたが、期待していたベニトンボ・ショウジョウトンボには逢えませんでした。昨年8月にはじっくり観察させてくれたが、どこに消えたのでしょうか?
(2022-08-14掲載)
広塚忠夫 2022-08-10
当会サイト「くまたか」連続の平尾台観察画像に魅了されて、早朝探索に向いました。
動き回る鳥(セッカ)や蝶、それに、静止の花々や風に揺れる美しい8月の花を、心行くままシャッターを押しまくりましたので、投稿画像が97個多くなりましたことご容赦願います。
それに、早朝探索でしたが、やはり8月の平尾台は暑うございました。
(2022-08-11掲載)
広塚忠夫 2022-08-08
遊人の杜からスタートしたばかりの早朝8時に、山ガールが早々と下山でした。山口県から来山、前日は道の駅に車中泊し6時頃から登ると、古処山山頂は雨で、古処山・屏山・馬見縦走は諦めて古処山ピストンで下りて来たそうです。
彼女の情報通り、遊人の杜は晴れあがっていたのに、古処山に近づくと小雨になり、やがて雨はあがったがガスは濃くて山頂からの江川ダム・耳納山系方向は視界ゼロで、見えるのはガスと雲だけでした。
濃いガスのツゲの林の中からクロツグミの地鳴きを捉えて、飛翔する2羽も観察されたが、記録写真は撮れなく、更に進むと、ガスが覆う嘉麻市側からウォッウォウォと聴き覚えのある鳴き声が届き、オオコノハズクの鳴き声と識別しました。
オオコノハズクの存在は、英彦山無人録音調査2017年から2021年の5年間連続しての記録が証明しました。コノハズクに続いてオオコノハズクの記録が判明した最初の年は歓声が上がり、本調査を提案し実施した私としても興奮しました。オオコノハズクの「猫鳴き、木魚鳴きと犬鳴き(別名、笑い鳴き)」の三種の鳴き声は、ヨルヒコの現地で木魚鳴きを聴き、猫鳴きと犬鳴きは経読林道の個人ヨルヒコで聴きましたが自信がなく、録音記録の解析部分を何度も聴き返して、なんとか納得していました。その甲斐あって、英彦山に続き古処山のオオコノハズク鳴き声と記録しました。これを裏打ちするためにも、来年の無人録音調査はこのルートにICレコーダー設置をしなければと思いました。だが、ここに設置・撤去は喜寿には大変だとも、想像しています。
本日の目的のオオキツネノカミソリは網の中の枯れかかった哀れな一輪だけで、ナツエビネ(夏海老根)は蕾の時期で一週間後が見頃を迎える様です。帰路の下りは雨上がりの奥の院経由の滑る危険が一杯の急な岩場を、ある地点ではお尻をつけて安全に滑りながら下り、なんとか無事に帰還しました。登山口近くの杉の集積場で、杉の年輪を数えると46個を確認しました。
(2022-08-09掲載)
広塚忠夫 2022-07-24
「第1046回例会:松江海岸探鳥会」は、下田信廣担当の申出により中止されました。理由は、豊前市でもコロナ禍が急拡大し、また担当のご事情によりやむを得ず中止することになりました。なお、当日の集合場所で待機され来られた方は1名だったとそうです。
その後遅くなりましたが11時頃に松江海岸を訪れて、単独観察会を行いました。目的のアオバトの出現時間帯として遅く、6羽が飛翔してくれて記録写真で良しとしました。でも、塩水飲み行動は観察できませんでした。
続いて、中津市の野依新池・植野池周辺に移動しトンボを観察し、帰路でも長寿の里公園(京都郡みやこ町犀川古川)に立ち寄りベニイトトンボ番が出現し合格としました。トンボ識別は図鑑(文一総合:日本のトンボ)とサイトを活用していますが、識別ポイントが単純明確なものは識別できますが、似た者や未成熟、変化の多いトンボはお手上げでトンボと記載していますので、教えて頂ければ助かります。
(2022-07-25掲載)
広塚忠夫 2022-07-20
道の駅いとだを起点として水落の滝までの散策ルートを進みましたところ、工事のため通行止めなっていて、仕方なく戻り、車道を歩き名無しの池でベニトンボと出逢いました。
文一総合出版:日本のトンボ図鑑によると、ベニトンボは1980年代から北上を続けているトンボで、筑豊でもちょいちょい見かけます。
(2022-07-20掲載)
広塚忠夫 2022-07-16
ほんま、あっと言う間に喜寿(77歳)の誕生日を迎え、雨上がりの大ヶ原を訪れました。
ガビチョウが現れカメラを構えると、なんと、珍鳥のチゴモズ(稚児百舌)が突然出現し、採餌しながら喜寿の誕生日を祝って頂きました。
わざわざ、喜寿の祝いのため大ヶ原に立ち寄ってくれたのだと、都合よく解釈し感謝致しました。では、早速祝い酒だと家路に向いました。
なお、珍鳥のため翌日も撮影ポイントと周回コースを探索した結果、抜けたと判断し投稿しました。
(2022-07-16掲載)
広塚忠夫 2022-07-01
7月7日開催予定「第145回観察会:千石峡」の下見を個人主催行事で呼び掛け、三人で事前調査を行いました。
八木山川沿いの心地よい日陰ルートを探索しましたが、後半は気温が35℃まで上昇して汗かきながらの真夏調査となりました。
サンコウチョウが間近で鳴いてくれて、光永和生氏が雌を確認されました。
大木やつる性木本、それに、難しいシダ類を図鑑をめくり意見交換しながら識別しましたが、結論はどうであれ、ソーラス(胞子曩群)のおもろい形で識別する過程で、図鑑と一致出来たときは、嬉しくなりました。しかし、識別に至らないものが多くて難しいということが理解できました。判るものからぼちぼち進みましょう。
本番の7日は暑さ対策を忘れずに参加願います。
(2022-07-05掲載)
広塚忠夫 2022-06-08
早朝からの探索には、野鳥から大歓迎を受けました。主役はウグイスの囀りが全コース上で聴かれ、携帯電話のボイスレコーダーには総計34個の記録が残っていました。しかし、姿はさっぱり。
2位セッカは一夫多妻で一夫十一妻の記録があるそうで(当会会長上田恵介著)、本日もヒッヒッヒッヒッ・ジャッジャッジャッと精力的に囀りながら飛翔を繰り返していました。
花々はヤマトキソウ(山朱鷺草)ラン科とヒメケフシグロ(姫毛節黒)ナデシコ科マンテマ属が見頃を迎えていて、カキラン(柿蘭)は今から盛りが見られるでしょう。
三浦博嗣部長が観察会の下見に来られていて、最新の花情報を頂きました。
なお、第51回鷹研プラス(6月11日)野鳥の声講座では、講師を仰せつかっていますので、動画撮影で音声も収集しています。泥縄式で上手くいきませんが、頑張っているところです。
(2022-06-09掲載)
広塚忠夫 2022-05-14
本日の午後は鷹研プラスが予定されている。その早朝の中島に到着すると、オオヨシキリ(大葦切)のギョギョシギョギョシの囀りが中島一帯から聴こえて来て他を圧倒していた。早朝の時間は鳴き声ばかりであったが、徐々に姿も見せて呉れて動画を含めて撮影できた。それに続くは、ホオジロ、ホオアカの撮影サービスが満点だった。
中島から移動し現着すると、釣り人が小牧蓮池で投げ釣りをされていた。蓮池全体を見渡して目的のヨシゴイ(葦五位)を探したが、まだ帰還してないようだった。ここもオオヨシキリ(大葦切)のギョギョシギョギョシが元気よく囀って主役を務めていた。どこからか、今年初めてのホトトギス(杜鵑草)の“キョッ、キョ、キョキョキョ”の鳴き声の聞きなし“東京特許許可局・天辺カケタカ”が聴こえててきたが、探しきれなかった。早めに切り上げて、直方歳時館で開催されいる「大久保政之のバードカービング展」に向った。
(2022-05-16掲載)
広塚忠夫 2022-05-07
真鍋直嗣氏主幹の大法山・白馬山鳥獣保護区の「第13次福岡県鳥類生息分布調査」に同行しました。特記は、本命のサンコウチョウが出現し楽しい調査となりました。
調査終了後に、無人録音調査のICレコーダーを2ヶ所に設置しましたので、回収後の鳴き声分析にご協力方お願いいたします(別途個別に依頼)。
なお、今年は英彦山系調査から低山調査に変更して行います。
(2022-05-08掲載)
広塚忠夫 2022-05-06
中元寺川沿いを散歩しながら自然観察を楽しんだ。
嬉しい出逢いは、クスノキの天辺付近からチリチリチリと細い鳴き声に誘われて見上げると、ヒレンジャク(緋連雀)が4羽現認できシャッターを押し続けた。すると突然飛びたち、なんと、飛び立ったのは20羽+の群れだった。
今年初めての出逢いで、また、クスノキに止まっているのも初めの観察だった。過去の個人的な観察では、ヤドリギ・キヅタ・クロガネモチ・ヤツデで採餌しているのを記録しているが、クスノキ(樟、楠)は初めてだった。
観察時期も12月〜3月期間で、今回の5月の観察は相当遅く要因は判らないので、教えていただければ助かります。
(2022-05-07掲載)
広塚忠夫 2022-05-01
早朝6時頃に現着して、朽網臨空公園から観察・撮影を開始し楽しみました。シギ・チドリ類を主に撮影しましたが、曇りでやや暗く画像も暗くなっているように感じました。
途中で漁船が通過した時に、シギ類が飛び立ち海岸や空中を群れで飛翔する姿は、惹きつけられました。
9時からの探鳥会はゴールデンウイークのためか参加者は少なく、少人数(10人プラス)で仲良く探鳥しました。
(2022-05-02掲載)
広塚忠夫 2022-04-25
濃いガスが平原を漂い幻想的な世界を創りだしていた。風景写真を撮られる方が、今日は満足いく画像が残せたと喜んでおられた。
こちらもガスの濃い平原でセッカ・ホオアカ・ホオジロらに付き合ってもらい十二分に撮影を楽しませて頂き、野焼きの跡の広谷湿原(上)では瑞々しいコキンバイザサ (小金梅笹)との出逢いがあった。
人との出会いは、野村芳宏氏がシラン(紫蘭)撮影に、三浦博嗣氏がマクロレンズで花狙いに来られていたので、それぞれの楽しみ方で別ルートで過ごした。
(2022-04-26掲載)
広塚忠夫 2022-04-16
新緑の大法山・白馬山周回コースを観察しました。夏鳥のオオルリは帰還していましたが、主役のサンコウチョウには逢えませんでした。もしかして探しきれなかったかもしれません。昨年は成富節子さまが間近の乱舞のサンコウチョウを投稿されていましたが、今年も楽しみです。冬鳥のシロハラは沢山いてツグミも残っていました。なお、本年の無人録音調査地は英彦山から変更して、ここ大法山を予定しています。
(2022-04-17掲載)
広塚忠夫 2022-04-09
午後からは鷹研プラスが行われるので、午前中、小牧蓮池と遠賀川中島を訪れた。
水が抜かれ干上がっていると聞いていたが、ぶくぶくと水が湧き出し元の水位に戻っていた。
この間、鞍手町からは埋立てに関する回答もなく、また、推進派の小牧区長も交代するとの情報だ。ここ県内に残されたわずかなヨシ原であり希少鳥類の貴重な生息地は、現状維持が続いていて安堵した。
ここ遠賀川中島はホオジロが主役で何度も出現した。ご褒美はノビタキの夏羽3羽が観られた。しかし、撮影にはやや距離があり鮮明な画像は残せなかった。
(2022-04-15掲載)
広塚忠夫 2022-04-12
岩登りも厭わないお二人さんからのリクエストで、観察会下見を兼ねて、急登の岩登りコースに挑み、何とか三ノ岳に到達しました。なんてことはないと、過去は軽く登っていましたが、年相応で苦しく汗かきかきの苦闘の登りでした。
そのご褒美は、今年初の幸せを呼ぶオオルリがじっくり囀りを聴かせてくれました。また、センダイムシクイのチーチョチョビー「焼酎一杯ぐいー」の歌声が三か所で聴こえ、一度は姿も観察できてと嬉しさが自然と湧き出てきました。
人桝遺跡の上のチョウジガマズミ(丁子莢迷)は満開で花の香を嗅ぎ、フデリンドウやスミレ類もぼちぼちで楽しませて頂きました。
14日の観察会は充分な楽しみが待っていますが、心配は雨男の天候だけで、晴れ男女の力を信じています。なお、観察会は楽なファミリーコースを歩きますので、ご安心を。
(2022-04-12掲載)
広塚忠夫 2022-04-03
(注)北九州支部の鳥合わせは、残念ながら種類数のみであり、羽数は私の個人的な観察記録です。
早朝7時頃に現着して、朽網臨空公園から観察を開始しました。早朝の曽根干潟からは逆光撮影となり、ここからは斜光になり撮影が可能であることから、この公園からの撮影開始は正解でした。
9時からは曽根海岸清掃探鳥会(北九州支部主催)に参加して、ゴミ拾いしながら観察・撮影の一石二鳥で楽しむことができました。
(2022-04-04掲載)
広塚忠夫 2022-04-01
3月〜4月初旬が見ごろのイヌガシ(犬樫)の暗紫色の花との出逢いを求めて香春岳に登りました。山渓ハンデイ図鑑3によると「他に似た花はないと記載されている」この花の最盛期を目指して訪れると、あるわあるわじっくり次々と観察し撮影しまくりました。続いてのスミレ類も沢山出現し満喫しました。
(2022-04-04掲載)
広塚忠夫 2022-03-22
そろそろ北帰行の準備であろうか、家の周りにツグミの群れが集まってきた。
電線や田圃から隣のクロガネモチ(黒金黐)を食べに、繰り返し来てくれた。
(2022-03-23掲載)
広塚忠夫 2022-03-17
野焼き山焼きから約20日が過ぎての平尾台を探索しました。
平尾台の野焼き山焼きで見通しが効き、平原の風景や羊群原(ピナクル:石灰岩柱)の魅力的な画像記録を投稿します。
本日の特記記録は次の通りです。
(2022-03-19掲載)
広塚忠夫 2022-03-13
山ガールの美代ちゃんのお誘いに同行しました。
今年の早春の花の開花時期が遅いようだと、言われていましたが、逢いたい花のネコノメソウ(猫の目草)の仲間やホソバナコバイモ(細花小貝母)が顔を見せて呉れたので、充分に満足域に達しました。
ここ井原山はシカの食害がないので、希少種が保護され花の宝庫として維持されているので訪れる花ファンも多いようです。
本日は、否、今日も豪華な昼食の「餅入りお汁粉・みそ汁」が振舞われ、また次々に出てくる差し入れのお菓子で、たるんだ腹ははち切れそうでした。感謝!
(2022-03-14掲載)
広塚忠夫 2022-03-03
オシドリの小さな群れが岩場で休息している姿を記録できた。鱒淵ダム登山口から山頂に向かい、ホッテ谷分れを過ぎたブッシュでルリビタキ雄が、枝越しに現れたが後姿の記録で終わった。少し進むと反対側のブッシュにベニマシコ雌2羽が現れカメラを構えた瞬間に藪に隠れた。気になったので、尺岳のロングコースを変更しピストンでこのポイントに戻り待機したが出て呉れなかった。みなさんで、このポントを通り登山する方が居られたら、冬季は注視して頂ければ幸いです。なお、このコース中腹でのベニマシコとの出逢いはお初だった。本日の主目的は福智山南小屋のアオイスミレ(葵菫)観察であった。だが、アバウト情報を基に探索したが、探しきれなかった。
(2022-03-07掲載)
広塚忠夫 2022-02-22
鳥類標識調査の中心メンバーの武田尊史氏の傘寿(80歳)を祝う会が、パーティークラッカーを飛ばし美味なケーキを頂きささやかに行われ、防寒服がプレゼントされました。今後も体力と気力が許す限りご指導をお願いしました。
早朝のネット設置に掛かると、なんと、ヒンカラララーとコマドリの囀りが2度鮮明に聴こえたので、空耳かと確認すると三人の方がコマドリに間違いないと同意されました。鳴き声がした森を探したが、残念ながら姿は確認できなかった。しかし冬季にコマドリの囀りを聴くなんてどうしてか判りませんが、どなかた答えをメールしてもらえば幸いです。
本日は、筑豊支部のWeb会議が行われるので、私は早勝手ながら、早退させてもらった。
(2022-03-04掲載)
広塚忠夫 2022-02-28
オシドリが見られる池に向った。途中の田圃の端から3羽が飛び立ち稲の切り株の中に移動し、1羽だけが良い姿勢で静止してくれたので撮影できタヒバリと識別できた。残りの2羽は切り株の影から出て来て呉れなかった。今年初出逢いのタヒバリだった。近年タヒバリとの出逢いが少なくなった様に感じている。
また、コロナ禍で当会行事が中止となったこともあり、個人的には一日毎のペースでフィールド観察記を投稿しているので、皆様からの「気楽な投稿」も期待しています。
(2022-03-02掲載)
広塚忠夫 2022-02-25
アオイスミレ(葵菫)との出逢いを求めて香春岳へ向かった。ポイントで探すが、葉っぱも消えていて完全に振られてしまった。次のターゲットのイヌガシ(犬樫)の花を目指したが、ここでもまだ花芽と葉芽の段階で早すぎた。
気候は探索にベストで馬の背の平原は気持ちの良い歩きだった。二ノ岳に向かう登りは森閑とした一人旅も満喫できたが、鳥は少なく帰路では珍鳥情報の5つの池を廻ったが、成果なしだった。ただ、探索中にミヤマガラスの大群に出逢いコクマルガラスが混じってないか探したが「0」記録で、振られ続きの一日だった。
(2022-02-27掲載)
広塚忠夫
2022-02-20
当会サイト「くまたか」に、三浦美代子さんと木下伸子さん投稿の福智山のタマミズキ(玉水木)に触発されて、小雪の舞う添田公園駐車場から岩石山山頂を目指し登りました。
以前、植物部自然観察会で確認していた場所でタマミズキに再会でき安心しました。タマミズキ(玉水木)モチノキ科に加えてキミノタマミズキ(黄実の玉水木)も併せて観察でき、二重の喜びとなりじっくり撮影できました。
地面に落ちている果実は直径約3ミリと小さく、一方、高木の果実は集まって大きく見えるので、全く別物に見えますが、本物のタマミズキ(玉水木)で間違いありません。
当会行事はコロナ禍で2月から3月全面中止が合意されましたので、多くの皆様からの個々の観察投稿を期待しています。
(2022-02-21掲載)
広塚忠夫 2022-02-18
午前中は病院行きで、午後、散歩がてら大ヶ原を廻りました。
ベニマシコは二ヶ所で出現してくれましたが、瞬間サービスを活かしきれなく後悔しています。でも、紅色の鳥に出逢った何秒間はドキドキの贅沢な感動でした。
(2022-02-20掲載)
広塚忠夫 2022-02-15
近場の大ヶ原を散歩するだけでも癒しの時間帯ですが、どんな鳥の出現があるか気を付けながらの散策は、またワクワク気分が倍増です。
冬鳥の少ない今冬ですが、ここにきて冬鳥のツグミの群れとの出逢いが多くなりました。それでも例年より相当少ないの今年の冬鳥相です。
(2022-02-20掲載)
広塚忠夫 2022-02-14
2022年2月の久保白ダム探鳥会が、コロナ禍により中止になったことから、単独で探索した。
王塚装飾古墳館駐車場を起点に久保白ダム周回コースを歩いた。周回コースには散歩やジョギングする人、釣り人が多く、車との出会いも多かった。
カモ類の群れまで距離があり逆光の状況にも拘らず、フィールドスコープなしの双眼鏡ではカウントが難しく、カメラ撮影モニターも活用してカウントした。
広い湖では、識別とカウントにはフィールドスコープは必須だが、重荷になりつい避けているが、反省点です。
(2022-02-15掲載)
広塚忠夫 2022-02-11
龍王山は小学校低学年の時に遠足で登って以来になるので、約70年経過している。当時の山頂周辺は草原で見晴らしが良くて、楽しく遊んだ思い出の場所だった。現在もメリケンカルカヤ(米利堅刈萱)が、ほぼ占有する草原であるが、相当狭くなっているように感じた。
登山口は4ヶ所あり、その中で一番距離が長い急登の明星寺ルートを登り、帰路は舎利蔵ルートを下って舎利蔵登山口からアスファルトの林道第二竜王線を歩き、明星寺登山口に無事戻ることができた。
今年は冬鳥が少ないので、ルート両サイドの木本を記録しながら歩いた。
次は早々に八木山本村側のルートから登ろうと思っている。
(2022-02-12掲載)
広塚忠夫 2022-02-04
先客が2名おられたので情報交換して、動きながらの探索の好きな私は、単独でブラブラ・ウロウロ歩き廻りました。
すると、期待の紅色のベニマシコ雄が5〜6m先の枝に飛来して、こちらを警戒しながら撮影ポーズをとってくれました。ハートはどきどき動くが、我慢の静止撮影で今年初めて雄の記録画像の願望が、叶いました。
出逢いとはこんなもので、突然森から現れ慌ててカメラを向けた次第です。雌も同伴でしたが、樹木の中でこちらを見ているだけで、出て来てくれませんでした。
ホオジロ類の混群にも出逢い、識別は後回しでシャッター優先で撮りました。本日は短時間の充実した大ヶ原になりました。
(2022-02-05掲載)
広塚忠夫 2022-02-03
平尾台に向かっていましたが、ロマンスが丘(255m)へ方向転換しました。これ足の向くまま気の向くままの今日の行動でした。ここロマンスが丘は文字通り20歳台の頃のデートスポットで思い出の丘です。そこで今年12月のロマンス観察会を予定しています。隣の磁石山(317m)は禿山でしたが、50年の歳月はすっかり森林へ遷移し青々と若返っていました。
植物は果実の季節で、サルトリイバラ(猿捕り茨)・ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)・コムラサキ(小紫)・ヤマハゼ(山櫨)等の果実が観察され、冬鳥はノスリ・シロハラ・ツグミ・ジョウビタキの記録はそれなりの成果でした。ノスリは遠距離であったが、大型で白く目立っていて見付ける事ができました。
みなさまへ、会員特技の観察情報「いつ・どこで・だれが・なにを」を記して、当会サイト「くまたか」に投稿し、記録の収集・保存・共有に協力頂ければ幸いです。
(2022-02-04掲載)
広塚忠夫 2022-01-25
近くの関の山に向かう。初めて金山サクラ・アジサイ園(糸田町)から大山ルートを登った。殆どがヒノキ人工林の中が登山道になっており、稜線ルートに合流し直ぐに大山(295m)到着となる。
天候が味方してくれて気持ちの良い探索だった。が、今年の冬鳥はサービスが悪く、シロハラの鳴き声は良く聞こえたが、出現はツグミ1羽のサービスに終わる。
前回(2021-03-06)の訪問記では、田川分岐から帰路は、凄い藪漕ぎで虐められていたが、今回は整備されて藪漕ぎが解消されていて感謝した。出会いの登山者は8人だった。
(2022-01-25掲載)
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