2024年目次
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広塚忠夫 2024-10-26
岡部海都氏からアカアシチョウゲンボウ(赤足長元坊)の情報を頂き、近辺の方にも情報を転送した後、午後1時頃に現着した。ポントを探すが見当たらなく、もう少し広い同じ環境を探したら如何ですか、とのアドバイスで、より広い範囲を車で移動しながら探し廻り、感動の出逢いがありました。
アカアシチョウゲンボウは、当会サイト「くまたか」には数人の方の記録投稿がありますが、個人的には、同じ岡部氏情報で4年前の2020年10月に鞍手町で観察の記録が残っています。
「日本鳥類目録」改訂第7版では福岡県はAV(迷鳥)と記載されており、繁殖地はウスリー地方、中国東北部、朝鮮半島北部の比較的限られた地域で、冬季はアフリカ南部へ渡り越冬するそうです。
(注)観察時から一週間経過しており、アカアシチョウゲンボウは「抜けた」(現地から去った)ことを確認し投稿しました。
(2024-11-02掲載)
広塚忠夫 2024-09-27
北九州支部会員で旧金田町出身の林孝氏と通して、福智町人見公民館 ふれあい交流会から筑豊の野鳥について講座の依頼があり、筑豊支部の活動の紹介を合わせて話のできる良い機会と思い、事務局として引き受けました。
「筑豊の野鳥」をテーマにして、主に英彦山から彦山川・遠賀川を経由して芦屋海岸までの野鳥記録の画像を使ってプロジェクターに投影し、野鳥の識別ポイントや主な生息場所の説明をし、何点か質問を受けて終了しました。
最後にふれあい交流会の記念撮影がありました。また、人見老人会:書記:竹崎幸夫さんから次の感想文が送られてきました。
“先月は、お越しいただきありがとうございました。お話の後、身のまわりにいる野鳥の種類が、思っていた以上に多いことを知りました。その反面、昔ながら馴染みの「スズメ」が少なくなっているのは心配ですね。
当老人部にも野鳥に関心を持っている人が、数人いたようで良かったです。”
(注)添付の交流会画像について、集合写真以外は、林孝さんが撮影されました。
福智町人見公民館 野鳥講座資料(パワーポイント・ダウンロード)
(2024-10-28掲載)
広塚忠夫 2024-10-25
冬鳥のジョウビタキ情報が皆さまから届いていましたが、やっと、わたしも本日出逢い嬉しくなりました。アカメガシワの葉っぱに隠れていましたが、近くの枝に止まりじっくり姿を披露して呉れました。なんと、帰宅すると相方から電線にジョウビタキ♂が、止まり鳴いていますよと、灯台下暗しでした。
今回コースではシロハラが3ケ所で鳴き声と移動が観察されました。
赤トンボはマユタテアカネ(眉立茜)とリスアカネ(りす茜)を観察し、次のトンボは、記録画像から翅胸の金属色部が後方へ伸び第2縫線に達していたことを、識別ポイントとしてオオアオイトトンボとしました。
(2024-10-26掲載)
広塚忠夫 2024-10-23
過ごしやすい気候になり、気持ち良くラピュタファームからスタートの探索路でした。
カワラヒワが一番多くみられ、上空にハイタカが現れ、冬鳥のノスリも見られました。
続いて、カメラを抱えた中村嘉一さんと出会い冬鳥情報を交換して別れました。
耕作放棄地ではマユタテアカネ(眉立茜)の連結打水産卵が多数見られ動画でも記録しました。
【動画】マユタテアカネ(眉立茜)の連結打水産卵
(2024-10-23掲載)
広塚忠夫 2024-10-18
ジョウビタキのご帰還情報が入って来たので、16日から近所周辺を探し廻りましたが、ジョウビタキとの出逢いはありませんでした。
代わってオシドリが毎年帰ってくる池で観察できました。
更に、田圃の道ではノビタキが観察できました。なんと、ガードレールに止まっている姿は、初観察でした。
(2024-10-19掲載)
広塚忠夫 2024-10-14
ラピュタファームでは、多くのファミリーのキャンパーの笑顔が見られました。
もう、そろそろ冬鳥ご帰還を期待して、歩きましたが、まだまだで、カワラヒワが電線上の三ヶ所で群れが観察され、イカルの小さい群れの飛翔が観られました。
カメラマン2人が、この藪に珍鳥が出現したと撮影のチャンスを伺って居られた。さて、珍種とは?
赤トンボは2種が記録でき、大ヶ原の初秋を満喫しました。
(2024-10-16掲載)
広塚忠夫 2024-10-11
オオキトンボ(福岡県絶滅危惧IB類)の観察を第一目標に、現地を訪れました。
目標種は予想以上に達成されましたが、トンボの種類の出現数が前回に比べると全体的に寂しい記録に終わりました。
トンボ識別は、小さいアオイトトンボ科やイトトンボ科など難しいので、共同で対応しましたが、結局、持ち帰り写真判定が多くあり苦労して識別しました。
(2024-10-12掲載)
広塚忠夫 2024-10-09
福智山山頂に現着すると、気温17.5Cで北風が吹き抜け、おお寒む寒むとウインドブレーカーを着て防寒しました。周りの登山者も同様に防寒していました。往路白糸の滝からの急登はアンダーシャツ一枚で汗が流れていたが、山頂は一転して冬の様相でした。
コース上は、アキノキリンソウ(秋の麒麟草)・キバナアキギリ(黄花秋桐)・センブリ(千振)・シラヤマギク(白山菊)・ノコンギク(野紺菊)等の秋の花々が歓迎してくれました。
残念ながら冬鳥の出現は無く、代わってカラスヘビとヤマカガシが現れました。
(2024-10-10掲載)
広塚忠夫 2024-10-05
約一時間の短時間の下見だった。ヒヨドリ渡りカウントは、初め目視カウント方式でスタートしたが、正確性に欠けるので、カウンターカウントに変えて記録した。
いつもの通り、森から現れ、また、戻りの繰り返しであった。それは、北側の上空からハヤブサが急降下してヒヨドリの群に向っていくので、慌てて森へ隠れる。
それでも何度も現れて、渡りトライするので、飽きが来なく、明日の探鳥会も充分に楽しめること保証できる。多くの参加を期待する。
(2024-10-05掲載)
広塚忠夫 2024-10-04
年間を通して、月一回以上の大ヶ原の野鳥生息調査を継続中で、本日は探鳥会コースを逆廻りに探索しました。早くも10月に入り、今年の異常気象の極暑が緩み、やっと気温も下がり観察日和が訪れました。
知り合いのカメラマン3人の方に出会い、冬鳥情報をお訊きしましたが、まだ冬鳥出現はなく、その場で旅鳥のエゾビタキが枯木に止まっているのが観察されました。また、モズの高鳴きが数ヶ所から届き、秋到来でした。
期待のトンボは、オニヤンマ一匹と赤トンボのマユタテアカネが約10匹観察できました。
ゴール近くで真鍋直嗣氏が車で通りかかり、無人録音調査の鳴き声分析(Raven Lite)について意見交換して別れました。
(2024-10-05掲載)
広塚忠夫 2024-09-29
北東の風で気持ち良く観察できましたが、時間が経過し日差しが強くなり厳しい観察条件の六ヶ岳になりました。
筑豊博物研究会の行事も実施されていて、山頂は沢山の参加者と共にハチクマ渡りを楽しみました。
秋のハチクマ渡りには、毎年何度かお会いして、ハチクマ発見に協力頂いている三嶋夫妻が、くまたか会員(お試し会員)に入会いただき、感謝致します。
個人的には、今年のハチクマ観察は本日の9回目をもちまして最終日と致しました。また、来年六ヶ岳山頂でお逢いしましょう。
(2024-09-30掲載)
広塚忠夫 2024-09-28
本日は体力と疲れから剣岳に向いました。
先着の国武光成氏と鬼丸忠久氏がハチクマ調査を行われていました。更には、発見力と識別力抜群の若者・吉本浩基さんと常連の佐藤久恵さんが加わり、万全の態勢の臨みましたが、本命は遠くをパラパラと通り過ぎて行きました。
北九州から詩吟・俳句・鳥見趣味の坂口夫妻が来山され、くまたか会員(お試し会員)に入会頂き、ご一緒して観察を続けましたが成果は今一つでした。
明日は、六ヶ岳に登り観察予定です。
(2024-09-28掲載)
広塚忠夫 2024-09-25
曇りで気温23℃〜26℃の東の風で、心地よい観察日和でした。登り下りコースは、新道を歩きました。昨年より整備されて歩き易く、テープもポイントにしっかり巻き付けられ迷わず進めました。
ハチクマも今年二番目の出現数でしたが、コースと高度は近くその上、タカ柱の近距離のサービスは今年初めてでした。(動画)
同行の牧野氏はタカ柱初発見と初観察だそうで、ニコニコ顔で嬉しそうでした。家庭の用事があるのでと、ハチクマ観察情報のお土産を持って先に下山されました。
個人的にも、タカ柱は、ラッキーセブンの7回目六ヶ岳登頂でやっと観察記録を残すことができました。
(2024-09-25掲載)
広塚忠夫 2024-09-24
本日は暑さが和らぐかどころか、太陽の日差しは厳しく疲れました。
高塔山(北九州市若松区、荒井充子氏)から届く情報では、海岸線を西に流れて、内陸部(筑豊方面)への飛翔は見られないとの情報通り、ハチクマは寂しい記録となりました。
山頂鉄塔にイソヒヨドリが、ひょっこり現れ六ヶ岳では初記録となりました。
(2024-09-25掲載)
広塚忠夫 2024-09-23
本日は、今までの夏日調査から一転して、風も南東から北東に変わりやや寒い山頂となり、やっと秋渡来の調査で過ごしやすくなりました。
調査員も若い有本英一郎氏、木村直喜氏、姫島君らの観察力に助けられて、今年初の三桁大台のハチクマ渡り記録を達成しました。(感謝)大半の渡りが、飛翔コースが高く、豆粒大のハチクマを発見し記録を積み上げました。
13時に3人は下山しましたが、有本英一郎氏は残り調査を継続されましたので、その後の記録も期待しています。明日24日も登頂して調査予定です。
(2024-09-23掲載)
広塚忠夫 2024-09-20
従来からハチクマ渡りの筑豊ルートの中心は六ヶ岳でしたが、近年は他の調査地の記録が六ヶ岳を上回っています。また、会員の高齢化に伴い六ヶ岳に登頂して調査される会員の減少傾向も、致し方ないのかとな思って居ますが、新たな調査会員の登頂を期待しています。
本日の渡り結果は、9時台が18羽を確認した後は、“渡ってこんな、暑いな"と二人で嘆き節が続き、12時に下山を始めて牧野均が鞍手側登山口へ向かい別れました。
ところが、宮田側登山口に私が進むと5羽が現れ、それから次々に渡り出して、結果、12時台は31羽が確認できました。
12時台のハチクマは、南東の風に向い飛翔しながら、やや高度を保ち南の方向へ飛び去りました。六ヶ岳では今年最高の49羽を記録しましたが、過去に比べると寂しい記録の域です。
まだまだ、渡りの山は先になるようで、各調査地と協力し調査継続を楽しみたいと思って居ますので、多くの会員の参加があれば幸です。
(2024-09-20掲載)
広塚忠夫 2024-09-18
低山で僅か標高339mであるが、360℃の展望が効き、ハチクマ渡り観察には最適な六ヶ岳である。だが、急登が続き山頂に達すには、一苦労である。
そのご褒美のハチクマのタカ柱や群れ出現には感動ものであり、それを期待して頑張って登るのである。
本日は「響灘グリーンパークから約500羽の塒立ち」の情報(荒井 充子)、また、隣の剣岳から15羽が続いて次の群が見えますよと、情報(佐藤久恵)。
でも、嬉しい情報と登りの頑張りには比例せず、ハチクマ観察数はやっと「7羽」だった。
まだまだハチクマ渡りの山は来ていないので、日程調整してハチクマのタカ柱を期待して登ることにする。
(2024-09-18掲載)
広塚忠夫 2024-09-14
連れ合い春子の表装展(サイト注:第11回瑞穂会表装展)、北九州美術館までアッシー君でしたので、近場の高塔山公園の荒井充子主催・高塔鷹の会の観察会に参加させて頂きました。
2024年のハチクマ初観察は遠くの豆粒のように小さなハチクマ観察でした。個人的には識別力も発見力も見劣りするので、結果は、タカ柱は16羽とバラバラが9羽の記録で、シャッターも一度も押す機会がありませんでした。ご参加のみなさまもハチクマ撮影記録はなかったそうです。
明日から15日・16日六ヶ岳ハチクマ探鳥会を始め、4ヶ所で筑豊支部はスタートします。
(2024-09-14掲載)
広塚忠夫 2024-09-01
年間を通して、月一回以上の大ヶ原の野鳥生息調査を継続中で、本日は探鳥会コースを逆廻りに探索しました。
早くも9月に入り、快晴・微風の中、気温が30℃を超えて、蒸し暑い夏日散策を強いられました。
野鳥は夏鳥・冬鳥の端境期であろうか、留鳥ばかりで出現は少なかった。ウグイスは囀りの時期は過ぎていて、藪を移動しながら地鳴きが1回きり聴こえただけで、本日の記録最高はメジロ18でした。
期待の赤トンボは、マユタテアカネ(眉立茜)の一種でした。
(2024-09-01掲載)
広塚忠夫 2024-08-16
近場の田川市と福智町の池のトンボ観察に出掛けました。
三番目の観察場所のロマンスが丘は、暑い蝉時雨の中を登り、帰路の入口手前で、カトリヤンマ(蚊捕蜻蜒)との出逢いがあり満足しました。
カトリヤンマは、「黄昏活動性が強いヤンマで昼間は藪影で眠っていて、ほとんど活動することなく、薄暗い林中で木の枝などにぶら下がり静止している。」との図鑑説明通り薄暗い藪の中で発見し、なんとかブレブレであるが撮影出来た次第です。田川市で初めての観察でラッキーでした。
(2024-08-17掲載)
広塚忠夫 2024-08-10
情報部(有働孝士)からの要請で野峠に向いました。
野峠から経読林道入口に向う国道496号は、通行禁止が解除され開通していました。
情報では、昨日(8月9日)から開通していたそうです。更に、その先の蛇淵キャンプ場の国道も一部が交互通行であるが、問題なく通行可能となっていました。
帰路は、8月23日観察会予定の長寿の里公園にて、下見を兼ねてトンボ観察を行いました。前回下見はベニトンボが10頭以上見られたが、今回は2頭少なくなっていました。
(2024-08-11掲載)
広塚忠夫 2024-08-08
熱中症を避けて、早朝5時集合の観察会お誘いに、お二人さんがご一緒されました。
駐車場に4時45分現着時は、星空を眺め、茶ヶ床に移動して出発時はまだ薄く暗く花の撮影には、光が足りなく観察に重点を置き進みました。
昨日が立秋であり、出発時は25℃の気温で太陽も出ていないので、少し秋の気配を感じた茶ヶ床でした。気持ち良い歩きから、中峠に近くでは太陽が照り一転して猛暑に変わりました。
緑の真夏の平原にオレンジのノヒメユリ(野姫百合)が可愛くて、次々の出逢いでシャッターを押しすぎました。早朝の草原を低空で飛翔するツバメ・コシアカツバメにハリオアマツバメまで観察されました。
トンボはウスバキトンボ・ヒメアカネ・オニヤンマとの出逢いあり、猛暑の藪漕ぎの上の広谷湿原では真っ白なサギソウ(鷺草)が一輪見せて呉れて、想定通り厳しい8月の散策でしたが、それにお釣りが来るほどの成果になりました。
お二人さんには鳥の発見や植物の識別にお世話になりました。
(2024-08-09掲載)
広塚忠夫 2024-08-05
年間を通して、月一回以上の大ヶ原の野鳥生息調査を継続中で、本日は探鳥会コースに沿って探索しました。
早朝スタートであるが、気温が30℃を超えて、風が殆どなく蒸し暑い散策でした。
鳥の出現は少なかったが、歩行の傍から突然、大型の茶系の鳥が草叢から林にが飛びこんだ。キジの雌と幼鳥3羽と思われたが、疑問が残り、周回後に再度、そのポイントにカメラを構えて忍び足で近づいたが、何も出て来なく今後のお楽しみに取っていく置くことにしました。
大ヶ原の主役のウグイス(鶯)の鳴き声が、少なくなった様に感じました。鳥が少ない時でもトンボ観察が楽しめるので救われます。
(2024-08-06掲載)
広塚忠夫 2024-07-29
本日、再度赤ヶ谷池の周辺を歩いてみました。
ツバメが100+が電線に群れて、一部が池周辺で飛翔しながら採餌と水浴びが観察されました。
池周辺のトンボを探索は、タイワンウチワヤンマ・ウスバキトンボ・ショウジョウトンボ・コオニヤンマ・シオカラトンボ・ベニイトトンボ・マユタテアカネとの出会いがあり観察・撮影を楽しみました。
(2024-07-30掲載)
広塚忠夫 2024-07-27
近場の中元寺川沿いの散歩でした。気温が36℃まで上昇し、蒸し暑い観察で、また野鳥もトンボも、ありふれたものばかりでしたが、撮影時は集中し暑さを凌ぐことができ充実していました。
SONIDORIフォトコンテスト(7月31日締切)のカワセミ狙いでしたが、これではとても応募は無理ですが、期間まで再チャレンジのつもりです。会員の皆さんのご応募をよろしくお願いします。
(2024-07-28掲載)
広塚忠夫 2024-07-24
いつもの散歩コースから少し離れた気になる池があり、それが赤ケ谷池でありその周辺を歩いてみました。
ホトトギスとキビタキの鳴き声が繰り返し聴こえてきましたが、姿は捉えることが出来なく、池のカイツブリだけは鳴き声と姿を見せて呉れました。
思いの的は、池周辺のトンボを探索でした。タイワンウチワヤンマ(台湾団扇蜻蜒)がウスバキトンボを捕獲して食べる光景が観察され、自然摂理とは言えやや残酷なシーンでした。
タイワンウチワヤンマが主役の池で、その他は真っ赤なショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)が見られ、チョウトンボ(蝶蜻蛉)・ギンヤンマ(銀蜻蜓)シオカラトンボとの出逢いがあり、短時間観察で成果は充分でした。
(2024-07-26掲載)
広塚忠夫 2024-07-22
CFB9:第9回筑豊フリーバードソンで91種確認の優勝者波多野邦彦氏の授与式が遅れていました。本日、単独の中島調査を行われる機会を利用して、優勝賞品(水筒)の授与と記念撮影を行うことが出来ました。
予定時間の30分前の朝4時30分から懐中電灯を照らし一人観察し、その後5時から波多野氏と二人観察会を行いました。
オオヨシキリの幼鳥の地鳴きの聴き分け、低空のセッカの動き、上空のヨシゴイ・ハヤブサ・ミサゴの発見等の発見・識別レベルの高さを感じました。
終了後は、鞍手町小牧蓮池と小竹町南良津親水公園、福智町神崎蟹ヶ迫池を廻り帰宅しました。
以下、中島以外の観察種です。
鞍手町・小牧蓮池(1種):アマサギ8
小竹町南良津・親水公園(9種):キジバト3・アオサギ2・ダイサギ3・コサギ2・ツバメ2・スズメ20+・ホオジロ6・ホオアカ1・オオジュリン1
福智町神崎・蟹ヶ迫池(1種):ホオジロ1
(2024-07-23掲載)
広塚忠夫 2024-07-20
年間を通して、月一回以上の大ヶ原の野鳥生息調査を継続中です。本日は、探鳥会コースに沿って探索しましたが、終盤で雨になり予定コース一部中断の探索となりました。
特記、前半にN氏と出会い、数日前にお試し会員勧誘時に預かった千円を失くしていたそうで、このコースの道端で“ああ、あった”と発見されてN氏は大喜びでした。
ウグイスは相変わらず盛んに囀ってくれるので、観察数が18羽で本日の最高種でした。だが、野鳥の出現が少なく、ついトンボに眼が行き、識別と撮影に重点が移りました。
(2024-07-21掲載)
広塚忠夫 2024-07-18
トンボを期待して周辺の池を廻りました。以前から気になっていた森の中のドウメキ池(下)は、トンボ生息に適地だと想像していたので、再訪問でした。
ところが、意に反してトンボの卵・幼虫(ヤゴ)の天敵が泳いでいました。なんでこんな森の中の池に「雷魚」を誰が投げ込んだのか、がっくりでした。
それでも、渓谷沿いと池の入口の草叢には何種か飛んでいたので観察し記録しました。
ドウメキ池(下)から続く千原ダムを廻り、少し離れた吾屋池を巡り三つ池のトンボ探しでしたが、思ったほどの成果はありませんでした。
周回コースでサンコウチョウとの出逢いがあり、蒸し暑い悪路観察が報われました。
(2024-07-20掲載)
広塚忠夫 2024-07-09
木下伸子さんや池田貴美子さんのリクエストで大法・白馬山鳥獣保護区の周回コースを散策しました。
沸騰地球の大法山の自然林も例外なく、サウナに入っているようで、蒸し風呂の森林浴の様相でした。よくもまあ、誰一人倒れることなく帰還できたことは、皆さんが日頃から登山・観察会で夏日にも鍛えられる山行を実践された証だろうと確信しました。ほんま、暑くて厳しくて、風が通り過ぎる時間だけは天国に来たようで救われました。
本日も牧野均氏から羊歯を即答で沢山識別して頂いたが、何種覚えたかも即忘れて、落第生でした。(私がです。)でも、何種かは頭に浮かんでくるので、少しづつ前進しているようです。
要望のツル性植物については、カギカズラ(鉤蔓)・ウドカズラ(独活蔓)・シマサルナシ(島猿梨)の大木の歓迎があり、樹木はバクチノキ(博打の木)・トキワガキ(常盤柿)・ナナミノキ(七実の木)・カンザブロウなどの大木を観賞して満足されたようです。
野鳥は繁殖期の峠を越えて期待薄でしたが、主役のサンコウチョウが2ケ所で鳴いてくれて合格としました。
何と言っても、無事に全員のご帰還が一番でした。
(2024-07-11掲載)
広塚忠夫 2024-07-08
年間を通して、月一回以上の大ヶ原の野鳥生息調査を継続中です。本日は、探鳥会コースに沿って探索しました。
ウグイスは盛んに囀ってくれるので、観察数が最高の23羽でした。特記は、この大ヶ原では珍しいコムクドリ3羽が観察され貴重な記録となりました。
トンボもオオシオカラトンボの交尾、オニヤンマ、ショウジョウトンボ、ネキトンボ、マユタテアカネ(眉立茜)♂未成熟など充分楽しめましたが、識別に苦労しました。トンボ識別はK氏の協力に感謝致します。
(2024-07-09掲載)
広塚忠夫 2024-07-05
今週は梅雨の晴れ間に、英彦山追跡調査・千石峡観察会、本日は大分県庁にて稀少猛禽類関連調査に関する会議に出席するなど過密日程でした。
大分県庁に向う途中で野依新池と佐野古池に立ち寄りトンボ観察を行いました。池にはチョウトンボ(蝶蜻蛉)の多くが魅せて呉れました。
佐野古池ではコフキトンボ(粉吹蜻蛉)の凄い群を初めて観察でき感動しました。
(2024-07-08掲載)
広塚忠夫前 2024-06-29
窓から太陽の光線が見えたので、近場の大法山天慎寺に向い周辺を散策しました。
現着すると小雨になりましたが、直ぐにあがり蒸し暑いやや暗い林道に、魅力的なキビタキが突然現れて呉れました。
続いて先着の中村嘉一氏と出会い、鳥情報をお聞きして別れました。
サンコウチョウの鳴き声はないかなと、歩いていましたら、帰り際に山の上の方から聴こえ嬉しくなりました。
池の廻りはコシアキトンボ(腰空蜻蛉)が沢山飛んでいましたが、なんとか一枚の記録が残せました。
(2024-06-30掲載)
広塚忠夫 2024-06-19
昨日(18日)は天慎寺周辺を皆さんと歩き、続いて19日は大法白馬山鳥獣保護区の周回コースを、単独探索しました。
注目のサンコウチョウ観察ポイントの三光園では、3台の車が駐車されていましたが、カメラマンとは一人しか出会いはありませんでした。
周回コースではクロツグミとキビタキの囀りが元気よく楽しませてくれて、サンコウチョウは鳴き声は少なくなって寂しく聴こえましたが、2ケ所で観察でき1ケ所は短い鳴き声だけでした。
サンコウチョウの大法白馬山鳥獣保護区で繁殖放棄にならないように、短時間の観察・撮影を心掛け次の世代に引き継げるようマナーを守って観察しましょう。
(2024-06-20掲載)
広塚忠夫 2024-06-18
木下伸子さんリクエストで大法山天慎寺の周辺を散策しました。 期待のサンコウチョウは、抱卵期に入ったようで囀りも鳴き声も俄然少なくなりました。 当地はシダ類が多く、牧野均氏から手取り足取りの指導を受けましたが、オバーフローして記憶に着生してくれません。過去の羊歯類でも、オリヅルシダ(折鶴羊歯)が記憶から抜けていて再指摘を受け、羊歯をマスターするのには100年は掛かりそうです。
その他、草本・木本識別メモ
・カエデドコロ(楓野老)は、葉は中央の裂片は尾状に尖るが,残りの裂片は丸味を帯びることが多く表面には短毛が散生する。葉柄の基部に1対の突起がある。同属のキクバドコロやウチワドコロにはこれが見られない。
・スイカズラ(吸蔓・忍冬):葉のうら面の脈上には,褐色の短毛が生え腺毛(せんもう)も混じる。葉柄(ようへい)には,開出毛(かいしゅつもう)が密生する。
・キダチニンドウ(木立忍冬):若枝・葉柄・花柄に密に短毛あり、葉の裏面は密毛があり、橙黄色の腺点が一面にある。
・ハマニンドウ(浜忍冬):葉の質は厚い。普通のスイカズラは毛が多いがハマニンドウには毛が無い。スイカズラ属で海の近くに咲くので、ハマニンドウという。
(2024-06-19掲載)
広塚忠夫 2024-06-14
古城英彦氏から早朝に電話が入り、昨年ハネビロトンボを初観察した旧金田町神崎の池のトンボ観察に誘われてご一緒しました。
実は3日前に、単独で当地を16時前後に訪れて観察していました。その時は1種のみで今年は期待できないと思っていましたが、観察時間帯が悪いことを教えて頂きました。
トンボ観察の最適な時間は、気温があがる10時〜14時だそうです。本日はその時間帯に、ハネビロトンボ・ベニトンボ・クロイトトンボ・シオカラトンボ・ハラビロトンボ・ギンヤンマ・リスアカネ・マエタテアアカネが、次々に現れて、短時間で濃密な観察と撮影記録も蓄積でき充実した観察時間帯を過ごせました。古城英彦氏に感謝です。
(2024-06-16掲載)
広塚忠夫 2024-06-07
年間を通して、月一回以上の大ヶ原野鳥生息調査を継続中で、過去、英彦山以外で年間を通した調査地は大法山・白馬山だけです。本日は、探鳥会コースの半周地点から外周コースに進み探索し、野外調査地図トラック情報は移動距離7,500mを示していました。
ホトトギス(杜鵑草)の“キョッ、キョ、キョキョキョ"の鳴き声は“東京特許許可局・天辺カケタカ"と聞きなして、耳に響き目立ち、繁殖期には夜も飛びながら鳴きます。
記録の2羽ですが、大ヶ原全域でほんの近くの森からや、遠くの林から鳴き声が聴こえたり、まさに托卵相手のウグイスを攪乱しているようでしたが、飛翔する姿は一度だけ観察できました。
ウグイスが生息しない場所では鳴かないと言われていますように、ここではウグイス20羽が記録され、托卵しやすい相手を探しているのだろう。
メジロ・ホオジロ・キセキレイにキビタキに向けシャッターが切れ、トンボもシオカラトンボとコオニヤンマが記録出来てトンボの季節の到来です。
(2024-06-09掲載)
広塚忠夫 2024-05-22
年間を通して、月一回以上の野鳥生息調査を継続中です。
探鳥会コースを逆に歩き出発地に戻り、ラピュタから2回目の周回コースを更に外周のコースを観察しました。
キビタキの出現が多く、鳴き声はウグイスが22回を記録しました。
何か判らない鳴き声を聴いているときに、電話が入り一緒に携帯電話を通して識別しましたが、判らず、鳴き声の森に突入して追跡したところ、なんと、鳥でなくシカでした。シカの鳴き声は判っていたつもりですが、いろいろな鳴き声を発するものだと、再認識しました。
(2024-05-24掲載)
広塚忠夫 2024-05-14
日本野鳥の会北九州支部の公式調査ではありませんが、支部会員8人のメンバーで鳥類標識調査が実施されました。林孝氏(北九州・筑豊所属)からお誘いを受け、北九州支部にも属していますので、お邪魔させて頂きました。
本日は、真っ青な大空から故・森本嘉人バンダーも笑顔で参加されている雰囲気のなかで、宮原克久鳥類標識調査員の指導で実施されました。調査日としては最高のコンデションで、新緑に囲まれた山田緑地にいるだけで、清々しい気分の中の調査開始でした。
調査の準備はハードで、重たい道具やネットを持って藪や足場の悪い川を渡ったりして調査ポイントまで持ち込み、調査準備を行いますが、後期高齢者にとってはハードワークです。調査後の撤去作業は簡単と思いきや、更に難しく何度も指導を受けていますが、失敗続きでご迷惑をお掛けしました。一例は、ネットに葉っぱや木の枝がついていると次のセッティングの時にトラブルになるので、ネットがだらりと地面に下がらないように、引っ張りながら巻いていかなければならないが、つい緩めて葉っぱがネットにつくと、葉っぱを外すのに意外と手間が掛かり要注意の作業ですが、失敗を繰り返します。またやった!と謝りますが、“みんなも同じ失敗を繰り返しますよ。と慰められます。
一番難しいのは、ネットから捕獲された鳥を外す作業です。先ずは、どちらからネットに突っ込んだか判断し、原則は、その方向から足から外し、次に頭や羽根から絡み外しますが、本日はヤマガラから何度も何度も手を突かれて我慢しながら、絡みついたネットから外すのに相当時間をとられました。結局は手助けを受けて、なんとか解放出来た次第です。ほんまに、落第生の一コマでした。
調査終了後に、林孝さんの傘寿(80歳)を祝う会が、パーティークラッカーを飛ばしささやかに行われました。
鳥類標識調査に関しては、<鳥類標識調査>を参照して頂ければ幸です。
(2024-05-15掲載)
広塚忠夫 2024-05-10
大法山天慎寺の田川市側周辺を散策しました。天慎寺を通り過ぎて、一番目分岐を大法山と反対方向に進み、砂岩の露頭付近から大岩石が左右に聳える初めてルートを下った。正式ルートでないので、間伐が横たわり草木が生い茂り、難儀な何か所を尻餅をつきつつ進んで行った。
収穫は盗採から免れたキエビネ(黄海老根)に出逢えたことでした。羊歯類も多く、惹かれた何種か撮影し、牧野均氏にお手数おかりして識別して頂いた後、識別図鑑で特徴など調べ、今回も羊歯の面白さが蓄積された。
(2024-05-12掲載)
広塚忠夫 2024-05-09
久し振りに鳥野神社を訪れました。サンコウチョウとの出逢いを求めて出掛けましたが、出逢いはなく、代わって、キビタキとアカショウビンが現れてくれてラッキーでした。
画像は、あといちピントが甘く、心残りでした。
(2024-05-10掲載)
広塚忠夫 2024-05-03
大法山の主役はサンコウチョウです。月日星(ツキ・ヒ・ホシ)ホイホイホイの鳴き声を聴くと至福の世界に導かれます。今年も無事のご帰還に安堵致しました。個人的にも35年を超えてサンコウチョウとの付き合いになり、筑豊支部会員の皆様もそれぞれの経歴に応じて感動の思い出が蓄積され、自慢のサンコウチョウであること確信しています。
本日は、大法山の野鳥生息調査を行いながら、サンコウチョウのご帰還を期待して調査を実施し、結果は、二ヶ所で観察でき安堵致しました。
この地は、日本野鳥の会筑豊支部の活動により大法白馬山鳥獣保護区の指定を実現し、法の網をかけ大法山の鳥たちを守ってきました。この保護区は福岡県で最後に指定され、一番新しい鳥獣保護区となっています。
野鳥の繁殖と生息保護についての注意点は、
@当該の野鳥の繁殖・生息に圧力をかけ続けないこと。
A近隣住民や土地管理者に迷惑を掛けないこと。
@について、特に繁殖期の野鳥は非常に敏感です。このようなサンコウチョウに多くのカメラマンの方々が連日張り付いて長時間ストレスをかけ続けていることをご理解ください。営巣場所への過度のあるいは度重なる接近は、営巣妨害やその放棄につながります。なるべく短時間の撮影によりサンコウチョウを解放して頂きたい。
この素晴らしいサンコウチョウの繁殖地を末永く保護していくためにも、連日・長時間のストレスをかけ続けることはどうかお止め頂きたい。
本欄に掲載したサンコウチョウは調査中の遭遇で、撮影に6分間ほどかけた後、素早く離れました。到着直後らしく、繁殖の妨げにならなかったのは幸いでした。
(2024-05-05掲載)
広塚忠夫 2024-04-30
近場の大ヶ原に短時間の探索に出掛け、探鳥会と逆コースを進んだ。
騒音の様に大きな声でホイビーホイビーと鳴き続け自己主張するガビチョウは、反面、姿を見せる機会は少ない鳥であるが、本日は3ヶ所で現れて撮影サービスを提供してくれたのは珍しい。
ウグイスは繁殖期に入りホーホケキョの囀りがルート上で席捲し19回も記録でき、アオバトのオーアオオーアオとユーモラスな鳴き声で心が和んだ。
(2024-05-01掲載)
広塚忠夫 2024-04-25
早朝大法山の嘉麻市側で短時間探索を楽しんだ後、4月運営委員会に臨みました。
気持ちの良い季節の山道を、ゆっくり歩きながら観察し、オオルリが囀りながら樹幹移動が観察でき、キビタキが地上で餌探しているところを撮影出来ました。
大法山の本命さんは、まだご帰還されていない様でした。
(2024-04-28掲載)
広塚忠夫 2024-04-19
牧野均氏にご一緒頂き観察会(4/26)の下見に行ってきました。
事前に識別のお願いをしていた「羊歯」の世界は、識別が難しく、説明を受けた全てを理解することは、とても不可能で、特に印象が頭に残ったものだけでも記録を積み上げていけば良しとしました。
下見と言っても、シダ・花・樹木・鳥・チョウ・蛇の6頭を追うので何頭も見逃しになり、致し方ないと思いましたが、反面、いつも何かが出現して興味津津の千石峡でした。
観察会には、別表を予習に活用して参加頂ければ幸です。
(2024-04-20掲載)
広塚忠夫 2024-04-11/14
過去は、ヒレンジャク(緋連雀)の訪問ばかりでしたが、今回はキレンジャク(黄連雀)が自宅飛来で歓迎されました。
電線に鈴なりに止まり、隣家のクロガネモチ(黒金黐)を食べ、人が近づくと飛び立ち、また、電線に戻ってきました。
居間の椅子に座り観察できるので、相方と一緒に贅沢な時間でした。
(2024-04-15掲載)
広塚忠夫 2024-04-12
大法山主役の夏鳥のご帰還確認のため探索しましたが、出会いはありませんでした。
その他のオオルリ・キビタキ・クロツグミ・サシバはご帰還でした。
サシバは、田川市側の里山の常連で近年記録がなかったが、登山コースの樹木下の飛翔観察ができ安心しました。多分、餌探しか営巣の準備と想定しました。
ソウシチョウとメジロの出現が多く、ソウシチョウの水浴びの撮影が成果とは、淋しい探索でした。
(2024-04-13掲載)
広塚忠夫 2024-04-10
夏鳥のオオルリ・キビタキ・センダイムシクイ・ツツドリがご帰還で、チョウジガマズミ(丁子莢迷)も全盛で、香りの良い匂いが一帯に漂っていました。
明日の観察会も楽しみです。
(2024-04-10掲載)
広塚忠夫 2024-04-05
オオルリとセンダイムシクイが揃って香春岳にご帰還で嬉しくなりました。センダイムシクイは「チヨチヨビーィ」と鳴き「焼酎一杯ぐいー」と聞きなします。2ヶ所目の混合林では複数羽が見られ、2羽が羽根を震わしチヨチヨビーィを繰り返し雌にアピールしていました。ほんま、一生懸命に相手に認められる振舞の様子を見せてくれた。ルート上の3ケ所で5羽も観察されました。
スミレ(菫)類は、フイリシハイスミレ(斑入紫背菫)・コスミレ(小菫)・ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)・ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫)が迎えてくれました。アオイスミレ(葵菫)は葉っぱばかりであったが、意外と広範囲に広がっていたのが確認できました。
チョウジガマズミ(丁子莢迷)は開花を始めたばかりで、この時期のピンク色が一番美しい時期と認識しています。香りの全盛は少し先の様でした。
本日は牧野均氏に植物の識別ポイントをご教授頂き、なかんずく、シダについては難しく、苔むした石灰岩に変わったものを見つけ、クモノスシダ(蜘蛛の巣羊歯)は記憶に刻み込まれました。葉っぱを四方にに伸ばす姿からクモを冠に命名されて、英名もSiberian walking fern:シベリアの歩くシダの名も合点がいきました。
(2024-04-06掲載)
広塚忠夫 2024-04-01
先着のカメラマンからムシクイの鳴き声が聴こえたとの情報を得たので、そのポイントで傾聴したが、鳴き声も姿も見られなかった。(残念!)
東側のコナラ(小楢)の林の上空をヒヨドリの渡りが見られ、よく囀るウグイスは16をカウントした。
鳥の出逢いが寂しい時は、変わって蝶が歓迎してくれて、春の花々も楽しませてくれました。
(2024-04-02掲載)
広塚忠夫 2024-03-31
桜見客が多くて駐車場は満車で、下山時は道に車が溢れていて、福岡・北九州ナンバーが圧倒していました。
尾根ルートを歩いていると、採銅所から皿倉まで約24kmのトレイルランが行われおり、次々にランナーが後から迫ってくるので、その都度、道を譲ったり避けたりを繰り返しました。
春の日曜日の福智山は、人人人で溢れていました。目的の虎尾桜は今が一番の見頃で、源氏桜の盛りはすぐそこまで来ていました。
今日は源平桜を通り越して、初めての隠れ急登コースを歩きました。運良く、福智山に詳しい岡垣町のS氏から案内して頂き、南小屋で別れました。(感謝)
オオルリのオールリリリジジィの声と杉の上部を移動するのが観察され、シロハラと併せて夏鳥・冬鳥混合でした。
(2024-04-01掲載)
広塚忠夫 2024-03-22
古代の山城で有名な御所ヶ谷神籠石を経由して、御所ヶ岳(ホトギ山)246.9mに登りました。県の天然記念物のヒモヅル(紐蔓)カゲノカズラ科も知られていますが、多くのクロバイ(黒灰)ハイノキ科が観察できる山です。
池にはヨシガモが出現し、西門付近の森からシロハラの鳴き声が聴こえる森に入り、双眼鏡で覗くとクロツグミのキョッキョッキョッの鳴き声と小さな群れが森の奥に移動するのが観察されました。が、撮影は残念でした。
山頂で食事しながら長閑な平成鉄道の列車を眺め、傍らのヒオドシチョウ(緋縅蝶)の日向ぼっこも観察され、貧しいカンパン食でも美味しくて豊かになりました。
(2024-03-24掲載)
広塚忠夫 2024-03-15
野焼き(火入れ)は、3月10日に水辺のヨシ原・オギ原の再生・維持を図る目的で行われました。野焼きのエリアは意外と狭く中島のほんの一部でした。それに燃えていないススキ類があり、簡単には燃え難い部分もある野焼き跡を確認しました。
本日の野鳥観察は、ベニマシコ(紅猿子)が目立っていて三羽が縦に並んで三連羽の食事中のサービスもあり、ベニマシコ狙いのカメラマンの数人がカメラを構えていました。
午後は遠賀川水辺館で、県道直方鞍手線の環境影響評価の検証会議に梶原剛二支部長と隅田智明夫妻の4人で臨みました。
(2024-03-16掲載)
広塚忠夫 2024-03-13
ポイントに現着すると、カメラマンもいない快晴の気持ち良い大ヶ原でした。周回コースから戻って来たら、福岡市から来られたY嬢がおられ情報交換し別れた。
よく囀るウグイスは、カウントしやすく11羽が記録できた。ベニマシコはいつものポイントでは現れなく、メガソーラー基地を双眼鏡で覗いていると、金網越のススキの中に3羽が確認できた。しかし、こんなところでの観察は、お初だった。
(2024-03-13掲載)
広塚忠夫 2024-03-07
美代子さんの縦走企画に同行させて頂いた。更に、縦走の終着点のJR採銅所に、優しい三浦博嗣パートナーが、待機されて出発点の上野まで送って頂きお礼申し上げます。
登りは、初めて渓流沿いの太田ルートを歩き、福智山山頂に至った。帰路は久し振りに心臓破りの念仏坂を登り焼立山で美味しく昼食をとった。
約束の16時帰着に間に合うように、牛斬山コースから金満山経由の短いコースを選択し急斜面を急いで下り、予定10分遅れでなんとか無事帰着した。
ご褒美は美代ちゃんが見つけてくれたアオイスミレ(葵菫)でした。このスミレは想像よりかなり小さくて、距がずんぐり太いのを識別点として頭に刷り込まれていたので、別物かと思ったが、よく見ると今から成長するよに見えて合点した。
期待の冬鳥とは全く出逢いがなかったが、最終地点でノスリとミサゴの歓迎があり画像と併せて記録でき良しとした。
追伸、美味しい差し入れを食べきれず残し、失礼しました。
(2024-03-09掲載)
広塚忠夫 2024-02-28
長い長い本コースを初めての踏破した。
自宅をスタートし、大山経由して関の山に登り、ピストンして金石山を廻り大山に戻って来た。そこから二次林の尾根沿いを進み烏尾峠を越えて最終の日王山に到達した。
この日王山は数十年前にハチクマ渡り調査で登った山だったが、さっぱりの記録でそれ一回切りの調査地となった。でも、本日はツミが舞ってくれた。ここから日王の湯まで平坦な尾根ルートと下りコースで歩き易いコースであったが、約1時間を要して意外と長いコース歩いた。
(2024-03-02掲載)
広塚忠夫 2024-02-23
スタート時は小雨で傘をさしての観察でした。また、昼食時でもあり野鳥も休息時間の出現条件が悪い短時間探索でしたが、それなりに楽しませてくれました。
ウグイスがあちこちからホーホケキョの囀りが聴こえ、カシラダカとミヤマホオジロとの出逢いが多く、最後は越冬のシメが静かに樹木の天辺で佇んでいました。
(2024-02-24掲載)
広塚忠夫 2024-02-21
福岡野生動物保護センター(直方市・アミノ動物病院内)網野泰蔵センター長から、クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)を治療中とのメールを受信し、早速、訪問し観察・撮影しました。
自然界で見るより小さく見え、間近での餌取の観察は初めてでした。
香椎から持ち込まれ、右足の骨が露出している開放骨折で、快復まで相当な期間を要すると言われました。快復して自然復帰を願うばかりです。
餌は、オキアミ・キミナゴ・ドジョウなど海と川の餌を与え、治療と餌やりは大変なご様子でした。
(2024-02-21掲載)
広塚忠夫 2024-02-17
透き通る青空の最高の登山日和に、JR採銅所駅をスタートし焼立山コースを探索した。
里山の田園風景を眺めながら歩いていると、ジョウビタキの雄と雌が冬場のテリトリー争いだろうか、つっかけを繰り返し遠ざかって行った。
田圃道の林にはイイギリ(飯桐)の実が惹きつける。よく見るとヒヨドリ1羽が食べていた。どこでもイイギリ(飯桐)を食べている野鳥は、いつもヒヨドリばかりで、他の鳥には美味ではないのだろうか。
少し距離置いて杉の大木の天辺にノスリが悠然と周りを見渡し、獲物探しだろう。
川辺の横に ホオジロが採餌中のところにミヤマホオジロが飛来して ホオジロを追い出した。全長ではミヤマホオジロの方が1cm小さいのだが、強さは大きい方が強いとは限らないようだ。
(2024-02-19掲載)
広塚忠夫 2024-02-06
霧雨と小雨が繰り返す寒いススキ平原一人旅でした。が、乙なものです。
先ず目にした鳥は、樹木の横並びのカワラヒワ50+でした。少し進むと今度はアトリ100+の大群が止まっていて、飛び出してはまた樹木へ戻り、何かに脅えているのか、会話しているようにも感じた。
霧雨の平原の中からキジの聞きなれない声が届き、鳴き交わしの様でした。峠前では突然傍から飛び出してびっくりした。
本日は、半日観察しながら程よい運動になった。
(2024-02-07掲載)
広塚忠夫 2024-02-03
風が冷たく中風の天候のため誰も来ていないかと想定していたが、常連のO氏が来られていた。
ウグイスがこの寒さの中で、なんと三ヶ所で初音を拝聴した。2羽の”ホーホケキョ”は上出来の囀りで、残りの一羽は鳴き始めで完成前だった。それでも、春告げ鳥としては少し早すぎではないのか。
シロハラは鳴き声と姿が何度も観察されたが、全て単独行動ばかりで、一方、仲間のツグミは2ケ所とも群れで行動していた。
ここの冬の本命との出逢いは、残念ながらなかった。
(2024-02-03掲載)
広塚忠夫 2024-01-29
岩石山のウソご帰還情報が届いたので、訪れたが探しきれなかった。
添田公園駐車場から登り始めると、登頂して早々と下山してくる登山者と次々に挨拶を交わした。
本日のルートの2ヶ所でルリビタキの出会いがあったが、記録画像は残せなかった。
鳥相は貧相そのものだったが、そういうこともあるさ。今日はどんな出逢いがあるのか、想像しながら歩き、結果、淋しい記録であるが、これも楽しい一日だ。
(2024-01-31掲載)
広塚忠夫 2024-01-26
常緑樹の下に用心深いカケスが現れたが、逆光で見え難いので移動して観察した。餌取をしていた様で、何とか記録写真も撮れた。居た地点を点検するとアラカシ(粗樫)の実が沢山落ちており、その実を食べていたようだ。
積雪は浅かったが登山道はアイスバーンのところもあり、歩幅を狭くちょこちょこ歩きで安全に進んだ。途中でノスリも出現し、猛禽1種が記録できた。
(2024-01-27掲載)
広塚忠夫 2024-01-17
車窓からヤマセミを見つけ撮影し、直ぐに、目的地に移動して、万年山長教寺第二駐車場(嘉麻市長原)に止めさせて頂き、熊ヶ畑山コースの途中までをピストンしました。
コースに沿っての長原川は、アオシギの出会いがありそうな雰囲気でしたので、探しましたが残念でした。
帰路は川沿いに下って行くと砂防ダムからオシドリ15+が一斉に飛び出したので、その方向に下って進むと急傾斜で行き止まりになり、やむなく荒れた竹林の中を悪戦苦闘しながらトラバースして正規コースに戻ることができました。それで、すっかりエネルギーを使い果たしました。
その割には、成果は寂しく終わりましたが、貴重な調査結果として記録されるんだと、自分に納得させました。次も低山の調査実施を描いています。
(2024-01-19掲載)
広塚忠夫 2024-01-15
大ヶ原に到着し歩き出して直ぐに、北九州ナンバーの女性カメラマンが三脚を立てて何かを狙っていたので、そろっと、その後に立って見渡すと、ベニマシコ(紅猿子)♂が耕作放棄地のアカジソ(赤紫蘇)の実を懸命に採餌している姿を見つけた。早速、ワクワクしながらカメラのシャッターを押し続けた。
アカジソの茂った枝の中を動きながら実を食べていて、以前はセイタカアワダチソウ(背高泡立草)を好物としていたが、セイタカアワダチソウが少なくてアオジソに変えて食事をしているようだ。
食事中を動画で記録しようとしたが、直ぐに隠れた。また、現れたのでじっくりと動画撮影ができ上出来だった。
(2024-01-16掲載)
広塚忠夫 2024-01-13
快晴・弱風の絶好の観察日和でした。自宅から車で約10分の田川市猪国・天慎寺周辺の池を、ゆっくりゆっくりと観察しながら歩きました。
大木の天辺に1羽のイカルが周りを見渡しているのを見つけ撮影しましたが、イカルは群れで見ることが多いので単独は珍しいのかと、記憶を辿ったがよく判りませんでした。
ガンカモ調査を兼ねていた最初の池:ドウメキ池(上)はオシドリ5・カワウ1が観られ、ニゴレ池ではオシドリ9羽の証拠写真が撮れ、羽数は少なかったが調査した価値ありでした。
ハードな英彦山も魅力的だが、本日の様なフラットなコースを野鳥観察しながらの散歩は、ジーサンにとってまだまだ長く出来る贅沢な趣味だと、しみじみと感謝しています。
(2024-01-14掲載)
広塚忠夫 2024-01-04
大ヶ原に現着すると、先着のカメラマン4人がベニマシコ(紅猿子)狙いでカメラを構えて居られた。親しいO氏から鳥情報を頂いた後、単独で大ヶ原周回コースを進んで行くとベニマシコ(紅猿子)♂が樹木の枝上に現れた。枝被りであるので正面から捉えようと、ほんの少し横に動くと、直ぐに竹藪に降りてしまった。残念。
ノスリが、目の前でキョロキョロ首を動かして餌探しの態勢を見つけ連写した。ルートの進行方向と飛び立った方向が一致したので、なんども観察でき、帰路でも同じ道の傍から出現した。2024年大ヶ原探索は幸先良いスタートが切れた。
(2024-01-04掲載)
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