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古城英彦 2014-11,12
今回は11月下旬から12月下旬にかけて、行橋市や豊前市で冬鳥を中心に撮影しました。
天地山公園ではイカルチドリやクサシギのシギ・チドリ類にツグミ類。今川河口ではクロツラヘラサギやカモ、カモメ類の水辺の鳥を中心に観察し、撮影しました。中でも緑の足環(312)を付けたウミネコを見つけ、写真に撮った事は良い記録写真になったと思います。
また、矢留貯水池では3年連続の渡来となるミコアイサの♀。それに、シロハラ、クロジを撮りました。しかし、ミコアイサは距離が遠かった事。シロハラ、クロジは逆に距離が近すぎた為、フロントガラス越しの撮影になり、苦しい画像になりました。
それでは、ゆっくりとご覧ください。
古城英彦 2014-10-24
今回は10月24日に行橋市の山手と海辺で生き物たちを撮影しました。
最初に天生田と言う山手に行き、そこでカモ類、赤トンボ類や蝶類、それにカマキリ類など沢山の生き物たちを撮りました。中でもタイリクアカネ、キトンボは数が少ないトンボなので、とても良かったです。それと、メスグロヒョウモンの♀と言う他のヒョウモンチョウ類の♀にはない特徴を持った蝶が撮れました。
また、2番目に行った長井石並海岸ではダイゼン、キョウジョシギなどのシギ・チドリ類。それに、カモメ類を観察撮影しました。ここでは、冬鳥として少数が渡来するニシセグロカモメを1羽発見し、感激しながらの写真撮影となりました。
最後に、これから来年春まで昆虫などの小動物が表舞台からいなくなる時期。今回も様々な生き物たちが撮れて、とても良かったです。生き物たちや自然に感謝です。
それでは、ゆっくりとご覧ください。
※(41)〜(46)のニシセグロカモメは通常はホイグリンカモメとして扱われる事が多いが、ここでは『日本鳥類目録改訂第7版』に従い、ニシセグロカモメとして扱った。
古城英彦 2014-09/10
今回は9月から10月始めに撮影した生き物たちです。
今回もトンボが中心になってしまいましたが、中でも注目種は普段は飛んでばかりで撮影が難しいギンヤンマ。産卵期は撮れやすいのか、初めて撮る事が出来ました。その他にはウチワヤンマ、タイワンウチワヤンマ、コオニヤンマのサナエトンボ科のトンボや、ネキトンボ、リスアカネなどの赤トンボ類。それに、コムラサキやアゲハ蝶の仲間などの蝶類も数種類撮りました。
また、10月始めはエゾビタキやシギ類の秋の渡り鳥を始め、様々な生き物たちを撮りました。その中でも、とても見る機会の少ない日本固有の小さなカマキリ、ヒメカマキリ(♂2.5cm、♀3.2cm)。交尾中にお邪魔をした形になって申し訳なかったのですが、撮る事が出来てとても良かったです。
それでは、ゆっくりとご覧ください。
※ヒメカマキリの体型的特長は体が非常に小さく、頭から腹部までの間隔が他のカマキリより短い。また、前肢の鎌の部分も他のカマキリより太い。
古城英彦 2014-08-22
雨降る8月22日、午後からの雨上がりを信じ、大分・別府方面へ昆虫撮影に行って来ました(何しろ、現役会社員なもので予定は出来るだけ実行しないと、次が何時になるかわからないものですから・・・)。
まず最初に大分市郊外にある公園へ行き、初めて見るミヤマアカネを見つけ撮影しました。また、その他幾つかの昆虫なども撮りました。そして、公園探索後は別府へと向かいました。
別府には、今回の一番狙いのハラボソトンボがいるそうなので、それを目当てに市街地を探索しました。このハラボソトンボ、南西諸島以南では普通種ですが、本土では九州に局地的にしか生息していない珍しいトンボです。しかし、別府では温泉で水温が高いせいか、市街地の公園で比較的よく見られるそうなので小まめに探し、ゲットする事が出来ました。それと、顔つきの悪さとは裏はらな美しい体色をしたハンミョウも撮る事が出来ました。
また、帰り途中に宇佐市にある池にも寄って、コバネアオイトトンボ、マイコアカネ、アオビタイトンボ。それに、シルビアシジミなど貴重なトンボや蝶を撮る事が出来ました。
それでは、ゆっくりとご覧ください。
※宇佐市の地名を伏せたのは、この場所は地元や自治体がトンボ保護地区に指定している為です。それと、その他の地区に関しても昆虫採集防止の為、詳細地名や名所は伏せさせて頂きました。
古城英彦 2014-08-09
8月7日夕刻、行橋市沓尾の祓川河口で地元の人が散歩中にコウノトリがいるのを発見しました。8日のNHK夜のローカルニュースや9日の新聞各社により報道されました。(報道によると、この個体は『今年、兵庫県豊岡市のコウノトリの郷公園で産まれた♂である。』との事でした。)
そこで、コウノトリは自身にとってもライファーとなるので、早速9日の朝、祓川河口へ行きました。しかし、現地は潮が悪かった為、周辺の田んぼ一帯を探しましたが、なかなか見つかりませんでした。なので、一時は諦めかけましたが、まだ一つ心当たりの場所があったので、その場所へ行ってみるといました!! 田んぼの中に頭を突っ込んで餌を探していました。ですので、車でゆっくりと100mぐらいの距離迄近づき写真を十数枚撮りました。ですが、コウノトリの方もかなり警戒していたようで直ぐに飛んでしまいました。その後、このコウノトリはこの地に戻って来る事はなかったようで、コウノトリ目的にこの地を訪れた人達には申し訳ない事をしたと思っています。
それでは、ゆっくりとご覧ください。
古城英彦 2014-06,07
『夏は鳥の少ない時期、ひたすらトンボや蝶などの昆虫撮影に勤しむ私』と言う訳で、6月27日に中津市と宇佐市の境にある池へトンボなどを中心とした昆虫撮影に出掛けました。そこで、アオイトトンボ、キイトトンボ、ベニイトトンボのイトトンボ類やチョウトンボ、マイコアカネ、ショウジョウトンボなどの美しいトンボを沢山撮りました。また、7月18日は、九州には局地的にしか生息地がない珍しい南方系のトンボ、アオビタイトンボ。それに、絶滅危惧種のオオキトンボなどのトンボ類を中心に昆虫撮影に励みました。
また、7月11日には短時間ですが、所用で英彦山神宮へ行く事があり、神宮周辺の森を探索している時、九州と屋久島の山地源流域にしか生息していない日本固有のヤクシマトゲオトンボを撮影する事が出来ました。簡単には出会えないトンボなので大感激でした!!
最後に、この時期は珍しいヤクシマトゲオトンボ、オオキトンボ、アオビタイトンボ。それに、様々なトンボと出会える時期。トンボ好きにとっては堪らない季節です。
それでは、ゆっくりとご覧ください。
古城英彦 2014-05-23,30, 06-06
古城英彦 2014-05-16, 23
古城英彦 2014-05-03,05
今回はゴールデンウィーク期間中に撮影した鳥や生き物たちです。
中でも注目すべきは何と言ってもトンボです。西日本の限られた地域でしか見られない日本固有のオグマサナエ(絶滅危惧種)やフタスジサナエなどのサナエトンボ科のトンボ。そして、絶滅危惧種のベッコウトンボなど、トンボ・マニアがとても喜ぶようなトンボが撮影できました。
また、他にこの時期に見られる鳥シギ・チドリや野草なども載せてみました。
それでは、ゆっくりとご覧ください。
※(7)と(8)の赤トンボは専門家に問い合わせところ、ウスバキトンボ(通称:盆トンボ)と判明しました。それにしても、通常は6月中旬頃からしか見られないのですが、これも温暖化の影響かも知れません。
古城英彦 2014-04
古城英彦 2014-03-21,28
今回は3月下旬に豊前方面や北九州方面へ探鳥に出掛けました。
豊前方面では、三毛門海岸でキョウジョシギやハマシギの群れ、佐井川河口でカモ類を観察しました。
北九州方面では、初めて訪れた響灘ビオトープでチュウヒやツリスガラ。同じく初めての瀬板の森では、かなり少なかったのですが、残っていた冬鳥やこれから時期を迎える蝶や野草を観察しました。
それでは、ゆっくりとご覧ください。
id | 場所 | 観察日 | 写真番号 |
1 | 豊前市大村・天地山公園 | 2014.3.21 | 01〜04 |
2 | 豊前市三毛門・三毛門海岸 | 2014.3.21 | 05〜12 |
3 | 吉富町小祝・佐井川河口 | 2014.3.21 | 13〜16 |
4 | 北九州市若松区響町・響灘ビオトープ | 2014.3.28 | 17〜32 |
5 | 北九州市八幡西区瀬板則松・瀬板の森公園 | 2014.3.28 | 33〜48 |
古城英彦 2014-02-20
この冬、私の地元(行橋市稲童)にある石堂(いしどう)池と言う池にクロツラヘラサギが12月に初飛来し、長期間滞在しました。でも、2月20日以降は姿が見られなくなりました。そこで、この場所での彼らの今シーズン最後の姿と思い、また来シーズンも来てくれる事を願って載せました(2月に入ってからはヘラサギ1羽も入っていました。)。
また、同池で時期的にはかなり早い渡来のコチドリを観察しましたので、こちらの方も載せました。
石堂池は、冬になると数年に一度、水位を通常の1/3ぐらいまで落とします。なので、その時は池底がかなり出ます。今年はちょうど、その年だったようです。
それでは、ゆっくりとご覧ください。
・画像01〜12:行橋市稲童・石堂池(2014.2.20) [地図] @5031-4031
古城英彦 2014-01,02
古城英彦 2014-01-04
古城英彦 2013-12-20,29
古城英彦 2013-11-15,12-06
古城英彦 2013-10-11
10月11日に門司の白野江植物公園(北九州市門司区白野江)へ行き、アサギマダラと、この時期の生き物たちを撮って来ました。
第一目的のアサギマダラは花の谷でフジバカマの蜜を吸っているところを難なくゲット。この蝶は約1000kmの長旅をするせいか、蜜を吸うのに一生懸命で手の届きそうな距離に近づいても逃げませんでした。
そして、第二目的は成熟した赤トンボ類。白野江にはリスアカネ、ノシメトンボ、コノシメトンボ、ヒメアカネ、マユタテアカネ、ネキトンボと6種類の赤トンボがいて、とても嬉しかったです。ただ、一般の人には特徴の違いが解りにくいとは思いますが、説明が長引く為、この件は省略させて頂きました。
また、他に2種類の野鳥に、バッタ類や秋の野草など数種類載せてみました。
それでは、ゆっくりとご覧ください。
※今回、白野江で観察したクロマダラソテツシジミと言う蝶は、もともと国内にいなかった蝶(台湾、フィリピンなどに生息)で、1992年に沖縄で初めて記録されました。以後、南西諸島に定着。近年、南九州中心に関東までの太平洋側で見られるようになった蝶ですが、ソテツと一緒に入ってきたのか、温暖化の影響で北上してきているのかは、今のところ不明だそうです。
古城英彦 2013-09-20,28
今回、私は9月始めから2週間ほど体調を崩し、この秋のシギ・チドリのメイン時期を逃してしまいました。それでも、冬の使者として渡り始めだしたカモ達を載せる事が出来ました。
鳥以外では、いつものように蝶、トンボ、バッタ等と、いくつかの野草を載せてみました。この中で注目すべきは何といってもコバネアオイトトンボと言うトンボとカバマダラと言う蝶でしょう。まず、コバネアオイトトンボは絶滅危惧T類に指定されていて極地的にしか生息していない貴重なトンボです。そして、カバマダラは本来の生息域は南西諸島以南なのですが、近年の地球温暖化の影響からか、南九州にも定着し始め、北上も囁かられている蝶です。今後の動向に注目です。他には、数の少ないマイコアカネと言う赤トンボとサツマニシキと言う一般の図鑑に載っていない美しい蛾も注目種です。
また今回、カバマダラとサツマニシキと言う南方系の蝶や蛾が築上町のフィールドで観察されたと言う事は温暖化の影響が出てきているのかも知れません。今後、生物相がどのようになって行くか、注目しなければいけないかも知れません。
それでは、ゆっくりとご覧ください。
古城英彦 2013-06/08
今回は6月から8月に観察した生き物たちです。
鳥の注目種は夏鳥であるヒクイナ、アオバズク。鳥以外では、今回も蝶やトンボが中心となりました。また、注意して観察していないと気付く事が少ないサナエトンボ科のトンボ、コオニヤンマ、オナガサナエ、タイワンウチワヤンマなどを載せています。中でもタイワンウチワヤンマは地球温暖化の影響か??生息域がどんどん北上していっているそうです。
それでは、ゆっくりとご覧ください。
※サナエトンボ科のトンボは、トンボ科やヤンマ科などが複眼が頭部まで達しているのに対し、頭部まで達しておらず、正面から見ると“ハ”の字に見えます。また、腹部が細長く、先端部が太いのもサナエトンボ科の特徴です。
古城英彦 2013-05/06
古城英彦 2013-03/05
古城英彦 2013-03-07
古城英彦 2013-01/02
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