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 光永和生

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早春の森に咲く・・・オニシバリとコショウノキ

春の妖精 セツブンソウ | 「独断と偏見の識別講座Ⅱ 第48回 Lapland Longspur <ツメナガホオジロ>」に寄せて

ダルマギクに出会いました(角島) | 「花より団子」より“ちょう”(平尾台)

ウメバチソウの秘密?(平尾台) | 9月11・14日の平尾台 | 9月6日の平尾台 | 失敗がいっぱい・英彦山登山の巻

いつだって正負の法則あり・福智山登山の巻 | 8月22日の平尾台 | スズサイコさん,明るいのはお嫌いですか?

8月2日の平尾台 | 7月に出会った花(平尾台) | これから夏を彩ります(平尾台)

ムラサキの秘密って?(平尾台) | 少し遅かったかも・・・英彦山のオオヤマレンゲ | おまけにびっくり 再び(平尾台)

きになる花・・・今まで知らなかったなんて(平尾台) | ほんとうに一人?・・・ヒトリシズカ(平尾台)

荒れ地で生きるオキナグサ(平尾台) | おまけにびっくり! | 10月初旬に出会った花(平尾台)

秋は「アケボノソウ」 | 9月に出会った花 | 傍らに人無きが若し・・・ゴジュウカラの食事

雨天結構・・・ヒナノキンチャク | カワラナデシコ ―花柱に仕掛け | コオニユリの秘密 | キキョウの戦略

腰に蚊取り線香ぶら下げて・・・ | タマガワホトトギスを訪ねて英彦山へ | 夏に咲く花スズサイコ

平尾台の花 〜秋〜 | 平尾台の花(9月) | 平尾台の花(8月) | ヨシゴイ池が… | 英彦山のコガラ

早春の森に咲く・・・オニシバリとコショウノキ

光永和生
2017-02-25, 03-03, 10

2月18日の平尾台の野焼き後,今年初めての平尾台へ出かけたのはその1週間後の2月25日でした。オニシバリとコショウノキ探しが目的です。
森の中をガサゴソと,時折体をかがめながら進みます。自分の位置がわからなくなるときもあります。双眼鏡を片手に,葉の形の違いを頼りに探していくと,それらしい形をした葉が見つかりました。オニシバリです。開花しているのはわずか,ほとんど蕾でした。でもコショウノキは見つかりません。諦めて帰ろうかなと思いましたが,気を取り直し改めて探してみることにしました。葉の形を頼りに念入りに探しますと,ようやく発見です。しかし,わずかに1花だけの開花でした。
さらに1週間後の3月3日に,開花がどの程度進んでいるかを確かめるために前回の場所に行ってみました。ところが前回と全く同じ,開花が進んでいませんでした。それからさらに1週間後の3月10にもう一度平尾台を訪れたのですが,これまでの場所に行く時間がとれず,少し残念ではありますが同じ台上の別の株の観察となってしまいました。結果は・・・。
今回おまけで出会えた花があります。とても小さく可愛らしい姿のモミジバヒメオドリコソウと集団で出迎えてくれたヤマアイです。ヤマアイは雄株,雌株,両性株があるようです。群生しているので,これを丹念に見ていくと,いろいろと面白いことが見つかりそうです。

春の妖精 セツブンソウ

光永和生 2017-03-04

急遽思い立ってスプリング・エフェメラルのひとつ,セツブンソウを見に行くことにした。今年は公開の最終日が1週間程度早く,3月5日までとなっている。しかし現地の開花情報によると満開が2カ所ほど,他はまだ咲き始めとのことである。少し迷いはしたが,行くことに決めた。何しろ300km以上離れたところに出かけることになるわけで,高速のSAやPAで休憩を取りながらの走行である。それでも早朝7時には現地に到着し,早速撮影を開始した。

  • 和名:キンポウゲ科セツブンソウ属セツブンソウ
  • 観察(撮影)日:2017年03月04日 ※(27)のみ2014年03月08日
  • 場所:広島県庄原市

「独断と偏見の識別講座Ⅱ 第48回
 Lapland Longspur <ツメナガホオジロ>」に寄せて

光永和生 2011-02-06

Highslide JSツメナガホオジロ

波多野さんの「独断と偏見の識別講座Ⅱ」はとても素晴らしく,いつもわくわくしながら拝見しており,次回も楽しみに待っています。今回は「第48回Lapland Longspur <ツメナガホオジロ>」でした。
あっ,この鳥以前見ている!しかも波多野さんにいろいろと教えていただきながら,田んぼを回っているときです。
波多野さんがツメナガホオジロを見つけます。その位置を教えていただくと,ずっと遠いところです。すごい発見力です。鳥の姿は双眼鏡で確認するのがやっとでした。デジスコで撮影を挑むも,それは無謀な挑戦ではありました。とにかく遠すぎたのです。
だから満足のいく写真を撮ることはできませんでした。今回の写真は,このときに撮った写真を大幅にトリミングしたものです。画像は大変見づらいものではありますが,とりあえずの記録としてみていただけるとうれしく思います。また,この個体は「♂成鳥冬羽の夏羽への移行個体」ということもご教授いただきました。いつかもっとクリアな写真を撮れたらと思います。
なお,写真4,5は同じ場所にいたヒバリです。ツメナガホオジロと同じように遠いところでもぞもぞしており,一瞬ツメナガホオジロのメスかもしれないと思ってしまいました。波多野さんの「それはヒバリです」の一言で,「地元ではヒバリの群れと行動を共にすることがほとんど」を再確認した次第です。
遠かったけれど,ツメナガホオジロを堪能することができ,貴重な時間を過ごすことができたことが懐かしく思い出されました。

  • 撮影年月日:2011年2月6日
  • 撮影場所:福津市(農耕地)

ダルマギクに出会いました(角島)

光永和生 2016-11-07

「角島に行きますが,一緒に来ますか?」と優しい言葉のお誘いを受け,以前から気にはなっていた角島のダルマギクを見に行くことにしました。
ここ角島(山口県)では自生するダルマギクを大切に保護しており,低い位置に立ち入り禁止のロープが張られ,歩きやすく観察しやすい遊歩道が整備されていました。
どうしてダルマギクなの?と思っていましたが,丸っこい厚みのある葉の形からの連想からだろうと,実物を目の前にして思いました。残念ながら,咲く様子からはだるまが座っている姿は思い浮かびませんでした。
他にも初めて出会った花があり,貴重な時間を過ごすことができました。願いは叶うものなんだ。

  • 観察(撮影)日:2016年11月7日(月)
  • 場所:山口県下関市・角島

「花より団子」より“ちょう”(平尾台)

光永和生 2016-10-25

目当ての花の開花を確認できず,他の場所へ移動したときのことです。
なにやらヒラーリヒラーリと優雅な舞を見せているものがいます。フジバカマの花に集まってきたアサギマダラです。
今日の目標変更です。アサギマダラを撮ることにしましょう。といっても私のポンコツカメラと接写レンズでは,その優雅な舞を撮ることは不可能です。ならば,レンズの力を借りて接写することにしましょう。幸い,ふわりふわりと舞いながら,私の足下や目の前の花の蜜を吸いにやってきます。健気なチョウです。
とはいっても,目の前でひらひら優雅な舞を魅せるチョウを前にして,ただじっとしていたわけではありません。無謀と知りつつ,こっそり連射を試みたりもしたのです。ですが,奮闘努力の甲斐もなく,これじゃ陽が落ちるまで撮っても絶対無理だと観念したのでした。でも,努力はちょっぴり報われる。わずか2枚ですが,まぐれ当たりもありました。
いつもとは勝手が違い戸惑いましたが,ひとときの間をアサギマダラのおかげで優雅に過ごすことができました。
撮った写真はどれも代わり映えしないような気もしますが,この季節ならではの光景かもしれません。なお,タイトルに偽りありですが,帰宅途中に寄った喫茶店の団子の味は格別でしたよ。

ウメバチソウの秘密?(平尾台)

光永和生 2011-10-26

初めてウメバチソウを見たときに,なんて美しい花だろうと思いました。純白の花が,ここ平尾台には咲き乱れていました。美しさの秘密は,雄しべのほかに,宝石をちりばめたかのような仮雄しべの存在も関係しているのでしょう。この宝石は花粉を出さず,虫を引き寄せる役割を果たすようになったようです。
何年か前のことですが,あの花,この花,どれも同じウメバチソウなのに,よし!あれもこれも全部撮るぞという意気込みで写真を撮りまくったことを思い出します。あたかも美しいモデルを前にしたかのようでありました。
何枚か撮ったとき,何か変だ,不思議だ,そんな思いが浮かんできました。普通雌しべにあるはずの柱頭が見当たらないのです。雄しべだってどこか様子が変です。
あれこれ,あたりのウメバチソウの花をよく観察してみました。なるほど!そういうことか!と思わず膝を打ったことが懐かしく思い出されます。
ウメバチソウの秘密とは,雄しべの成熟後に雌しべが成熟することにより自家受粉を防ぐ仕組みを持っていることでした。キキョウと同じです。以来ウメバチソウを見るときにはいつも雄しべや雌しべの様子に気をつけるようにしているのです。

  • 和名:ニシキギ科ウメバチソウ属ウメバチソウ
  • 観察(撮影)日:2011年10月26日
  • 場所(メッシュコード):平尾台(@5030-5712

9月11・14日の平尾台

光永和生 2016-09-11,14

Highslide JSアマチャヅル

平尾台にはなんと多くの野草が咲いているのでしょう!足下に小さな野草が季節の移り変わりとともに,次々と現れては消えていきます。咲いたことも知らずにいることも多いのが少し残念ではあります。
見れども見えず。科学の世界と同様,見えているのに気づくことができなかったといったことも多くあるに違いありません。知らないものは見えないのです。
野草の知識に乏しい私には,目の前に存在しているのに目に飛び込んでこない野草たちも数多くあります。以下は知ることができ,出会うことのできた野草たちの写真です。

  • 観察(撮影)日:2016年9月11日(日),2016年9月14日(水)
  • 場所:北九州市小倉南区・平尾台

9月6日の平尾台

光永和生 2016-09-06

Highslide JSムラサキ無残
茎はへし折られ,種子は一つ残らず持ち去られていた

久しぶりに平尾台へ出かけてみました。日が照ると確かに暑いのですが,一頃の暑さに比べるとずいぶんしのぎやすくなりました。
この日の目的は花の後がどうなっているかを見ることでした。花の後の果実をみたいと思っていました。中でもムラサキのその後を是非みたいと思いました。ところが,ムラサキの咲いている場所に行ってみると,無残にもすべてのムラサキの茎がへし折られ,ちぎり取られてしまっていたのです。
意気消沈,そのとき友人より電話がありました。フナバラソウの果実ができていますよとのこと。これも楽しみにしていたことでした。気を取り直し,早速写真を撮りに行きました。しかし,花の時にはたくさんの花が咲いていたのですが,果実は一つだけしかありません。不思議な感じがします。受精することができたのはたった一つの花だけなんでしょうか。それとも他にも果実があったけれど,すでに種子がはじけてしまっているのでしょうか。
季節は秋。新たな植物が顔を出し始めました。やがて花を咲かせるために,葉を広げ栄養作りに余念のないものもあります。これからも平尾台から目が離せません。

  • 観察(撮影)日:2016年9月6日(火)ただし(06)2016年8月26日,(24)2016年5月27日
  • 場所(メッシュコード):北九州市小倉南区・平尾台(@5030-5712

失敗がいっぱい・英彦山登山の巻

光永和生 2016-09-01

Highslide JS北岳から中摩殿畑山方面を望む

失敗って何かというと,この日撮った写真の数々のことであります。
天気がいまいちよくありません。パラパラッと雨粒が落ちてきます。これは大変,いつものデジ一眼はリュックの中に大事にしまっておくに限ります。さらにリュックにカバーを掛けたのはいうまでもありませんが,これが本日の失敗の始まりでした。
容易には取り出せなくなったお宝のデジ一眼は,結局この日一度も取り出されることはありませんでした。あぁ,防塵防滴のカメラなのに・・・。
そんなわけで使い慣れないコンデジを濡れてもいいやと,軽い気持ちで花の撮影に挑みます。その結果は見るも無残。ピンぼけです。ぶれぶれのおまけまでついています。そんな写真を量産することに相成りました。失敗がいっぱい,危険がいっぱいです。
途中デジ一眼を取り出して使ったらとの暖かいアドバイスがあったにもかかわらず,ひたすら使い慣れないコンデジにこだわり続けたのがいけませんでした。
あれこれ失敗が多く反省も多かったのですが,名前のわからない植物を一つ一つ丁寧な説明までつけて教えていただけたことは「大成功」でした!ひたすら感謝です。
そして帰宅後,昨日までの筋肉痛が消えていることに気づき,またまた「大成功」を味わうことができたのでした。失敗は多かったけれど,大満足の一日となりました。

いつだって正負の法則あり・福智山登山の巻

光永和生 2016-08-27

Highslide JSツルニンジン

福智山登山に誘われ初めてのルートを自然観察をしながらゆっくりゆっくり登っていきました。何年ぶりだろう,とにかくきつい山という印象が残っていて,できることなら登りたくない山でした。
ところが,ところがいつの間にやら「たぬき水」に到着。近くには立派なテーブルもあり,そばには避難小屋だけではなく,バイオトイレまで設置されていて,至れり尽くせりといった環境です。疲れることもなく,あっという間にここまでたどり着いたのは,熟練の名ガイドさんたちのおかげでした。テーブルに着き,豪華なランチをいただくことができ,まさに天国です。
そして山頂はもうすぐそこにあります。軽い足取りでほどなく山頂へ到着。360°のパノラマが広がります。さわやかな風も吹いていて,連日の猛暑を忘れさせてくれます。
下山も快適,登りよりも幾分ペースは速めですが,自然観察をしながら歩きます。出発地点に心地よい汗とともに無事たどり着きました。
あぁそれなのに,翌日は筋肉痛で苦しみます。日頃の運動不足を痛感し,ほんの少しばかり地獄を味わう羽目になりました。

  • 観察(撮影)日:2016年8月27日(土)
  • 場所:福智山(直方市)
  • 観察者名:光永和生

8月22日の平尾台

光永和生 2016-08-22

Highslide JSガガイモ

相変わらず暑い暑い平尾台ですが,少し見ないうちに野草の世界も少しずつ入れ替わり,新たな植物が登場してきました。
茶ヶ床から歩いて行くと,白いガガイモがまずお出迎え。早速パチリと記念撮影です。カワラケツメイも集団で咲いていたりしました。暑さで集中力も途絶えていた頃でしたし,最初に別の場所で1枚撮っていたので,見るだけで通過,残念。オトコエシはずいぶん前から咲いていたと思うのですが,この日初めての出会いでした。
湿原ではコケオトギリ(苞葉が茎葉と同じ)やヒメオトギリ(苞葉が披針形)が黄色い花を咲かせていました。同じく黄色のミミカキグサも初めての登場です。サギソウは相変わらず数が少ないです。ホザキノミミカキグサはもうあちこちにいっぱい咲いています。
マメ科のハギもネコハギ等いろいろと登場してきました。ナンバンギセルがようやく姿を見せてくれました。ゲンノショウコも神輿が見られるようになりました。花とツーショットをと思うのですが,簡単には撮らせてもらえません。

スズサイコさん,明るいのはお嫌いですか?

光永和生
2011,2014,2015,2016

Highslide JS花弁を閉じかけています

平尾台の花を見始めた頃,スズサイコという花を知りました。
これが花なの?嘘でしょ!初めて見たスズサイコは花のイメージを覆すような,不思議な不思議な形の花でした。雌しべはどこ?雄しべはどれ?これが花びら?いろいろと疑問がわき上がってくると同時に,野草初心者の私に強烈な印象が植え付けられたのでした。
さらに,この花を見たいのなら日の出前に来ないといけないぞと脅されたりもしました。本当かなぁ?実際に確かめるほかありません。苦手な早起きをして事前に見つけておいた場所に直行したのでした。結果は?
2011年7月5日,日の出は5時11分でしたが,この日は約3時間後の8時頃に花が閉じました。この花を見るためには日の出前でなくても大丈夫なようです。
ただし,もっと早く閉じることもあるようですし,14時頃になってもまだ開いている花があったりもします。その後雨や曇りの日は閉じないと聞いたこともあります。本当かどうか確かめたことはありませんが,確かに遅くまで花が開いているのを見たことはあります。天気がよくても受粉し受精した花は閉じないのかもしれません。花を閉じる条件は日光を受けること以外にもありそうです。

  • 和名 キョウチクトウ科カモメヅル属スズサイコ(科名はDNA分類体系に拠ります。スズサイコは以前ガガイモ科でした)
  • 場所(メッシュコード):北九州市小倉南区・平尾台(@5030-5712
  • 観察者:光永和生

8月2日の平尾台

光永和生 2016-08-02

Highslide JSカワラナデシコ

主演女優:カワラナデシコ 助演男優:キセワタ

  • 撮影日:2016年8月2日(火)
  • 場所:北九州市小倉南区・平尾台(@5030-5712

暑くて暑くて,とてもやりきれません。そんなわけで早朝からの植物ウォッチングでしたが,まずはカワラナデシコがお出迎え。挨拶代わりにとりあえず撮っておきましょうと気軽に1枚パチリ。ところが少し歩くと別のカワラナデシコに出会います。さらに行くと,またもやカワラナデシコ!仕方ないなぁ,1枚撮ってやろうの繰り返しです。少し歩くとすぐにカワラナデシコが姿を現すのです。今日の主役はカワラナデシコです。いったい何枚撮らされたことでしょう。(別嬪さんが少なかったのが玉に瑕)じつは撮るたびに,しべの様子がそれぞれ違うことに気づいたことが何枚も撮った理由でした。以前も「花柱に仕掛け」で紹介したとおり,カワラナデシコには自家受粉を避けるための仕組みがあります。おしべが先に熟し,その後めしべが熟すというのですが,実際にはもっと複雑じゃないかという気がします。一つの花に注目して毎日撮影できるとよいのですが,難しい!
そのほかの花では,サギソウが1輪咲いていましたが,少し傷んでいたのが残念でした。ヒメオトギリも姿を見せ始め,湿原も賑わい始めました。ヒオウギの子房は大きく膨らみ,秋に向けて漆黒の「ぬばたま」作りに余念がありません。早くもキセワタが胸を張りすくっと立ちあがりユニークな姿を見せていました。サイヨウシャジンも以前よりずっときれいになってきました。ゲンノショウコが神輿を担ぐ日も間近です。暑いけれど平尾台から目を離せません。

7月に出会った花(平尾台)

光永和生 2016-07-06..29

Highslide JSホウライカズラ

雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ・・・で始まる有名な「雨ニモマケズ」(宮沢賢治作と言われていますが)ですが,とてもとてもそんな元気はありませんよ・・・と思って,最後までその詩に目を通すとなんと「ソウイウモノニ ワタシハナリタイ」と書かれています。そうか,ナリタイのだ!願いなんだ。よかったよかった。なぜか一安心するのでした。
雨にも風にも雪にもそして夏の暑さにも負けている,ひ弱で単純な私も願い続けることにしたのは言うまでもありません。七夕もあり,ペルセウス座流星群(8月12日深夜から13日未明にかけてがよさそう)もある夏は願いが叶えられやすいときかもしれません。
この7月の暑さにあえぎながらも,魅力的な花たちとの出会いがありました。平尾台に咲くごく普通の花たちがほとんどですが,いくらかをご紹介します。
・場所(メッシュコード):北九州市小倉南区平尾台(@5030-5712

これから夏を彩ります(平尾台)

光永和生 

Highslide JSカセンソウ

平尾台では夏の花たちの開花が少しずつ、少しずつすすんでいます。平尾台でごく普通に見られる花たちの登場です。
歌仙草と書いてカセンソウ。名付け親は知らないけれど、花からの連想ぶりがすごいと思う。
次のキキョウは相変わらず雄しべが先に熟し、自家受粉を防ぐ戦略を維持しています。
ヒオウギは1日花といいますが、次から次へと花を咲かせていくための準備を怠りません。「檜扇」の名に恥じない葉を大きく広げています。
ヤマホトトギスは草刈りの犠牲となり、この場所ではしばらく姿を見せませんでしたが、見事に復活しています。
スズサイコの後ろ姿も少し撮ってみました。
ネジバナの花のつくりはどうなっているのでしょう。小さくてよくわかりません。ピンク色も濃いものや淡いものなどありますが、どうしてねじれてしまったのでしょう。
マルバハギ、ミシマサイコ、アキカラマツ、コオニユリ、これから咲く花と、夏の賑わいが始まりました。

ムラサキの秘密って?(平尾台)

光永和生 2015-06-17

Highslide JSムラサキ

夏の花がちらほら見られる平尾台で、まさかまだムラサキが咲いているとは思ってもいませんでした。しかも、2週間前に出会っていた同じムラサキの花が、前回よりいっそうきれいに咲いています。不思議です。そう思いながらよく見ると、なるほどそういうことか!つまり、伸びた枝の先端に次々と花が咲き、下になった古い花は萼と子房だけを残し、次々と果実が熟するのです。他の花でも同じことだし、当たり前のことかもしれませんが、これまで気づかなかったムラサキの秘密を知ってしまいました。思わぬ収穫でした。 感想

少し遅かったかも・・・英彦山のオオヤマレンゲ

光永和生
2015-06-15

Highslide JSオオヤマレンゲ

久々に英彦山に行き、オオヤマレンゲを見てきました。
うーん、残念。すでに茶色に変色した痛んだ花が多く、初々しい花は見ることができません。足場も悪く、用心しないとけがをしそうです。
登山道を歩きながら、他の花もきょろきょろしながら探してみたものの、これまた残念。初めて訪れる場所では、簡単に花を見つけることはできません。
唯一よかったことは、とても美しいキビタキがホバリングをしながら毛虫を捕らえ、近くの枝に止まりえさを食べる様子を観察することができたことでした。

  • 和名 モクレン科モクレン属オオヤマレンゲ
  • 観察(撮影)日:2015年6月15日
  • 場所(メッシュコード):英彦山(@5030-1774)

おまけにびっくり 再び(平尾台)

光永和生 2015-04-24

Highslide JSサルトリイバラ雄花

春の平尾台は花盛り、いろんな花に出会います。思いがけないものとの出会いも含めて一部ですが、紹介します。

  • 観察(撮影)日:2015年4月24日
  • 場所(メッシュコード):北九州市小倉南区・平尾台(@5030-5712)

きになる花・・・今まで知らなかったなんて(平尾台)

光永和生
2015-03,04

Highslide JSオニシバリ

樹木の名前はほとんどわからない。自然観察会で名前を教えられるのだが、右から左、一瞬たりとも記憶に残らない。興味関心がないわけではないが、老化に拍車がかかっているのか、ちんぷんかんぷん状態が続いている。

やはり、花から覚えて行くべし。美しい花を咲かせた、気になる木がそこかしこにあるじゃないか。と、言うは易くだが・・・。

  • 観察(撮影)日:2015年3月17日、3月22日、4月15日、4月17日
  • 場所(メッシュコード):北九州市小倉南区・平尾台(@5030-5712)

ほんとうに一人?・・・ヒトリシズカ(平尾台)

光永和生 2015-03,04

Highslide JSヒトリシズカ

ずいぶん変わった花である。普通じゃないところは、花なのに花弁も萼片もないってこと。でもそれだけじゃない。

もちろん花は生殖器官なんだから、雄しべや雌しべはある。しかし、その雄しべのつくりが変わっている。白色の白い棒状のものは雄しべの花糸で、普通その先端に花粉の入る葯があるのだが、ヒトリシズカはへそ曲がりで逆。花糸の付け根の黄色いのが葯である。その近くの少し膨らみのある、緑色の子房の上にちょこんと、白っぽい球状の柱頭をつけているのが雌しべである。

ヒトリシズカは雌しべ1個に雄しべが1〜3個という単純なつくりをしている。それがたくさん集まって、あたかも一つの花のように見えているのだ。一人じゃないんだ!

葉の付き方も紛らわしい。いかにも4枚の葉が輪生しているかのように見えるが、実は2対の葉が十字形に対生しているのだ。節間がとっても短いのでつい錯覚してしまう。 咲き始めはこの4枚の葉は閉じているが、咲き進むにつれ開いていく。

雌しべの受粉が終わると、雄しべは花とお別れをする。少し悲しい気もする。

  • 和名 センリョウ科チャラン属 ヒトリシズカ
  • 観察(撮影)日:2015年3月31日、4月2日、4月7日、4月11日
  • 場所(メッシュコード):平尾台(@5030-5712)

荒れ地で生きるオキナグサ(平尾台)

光永和生 2015-03,04,05

Highslide JSオキナグサ

3月もそろそろ終わりになるという頃、オキナグサが芽吹いてきた。オキナグサが群生しているこの高みは結構荒れていて、よくぞここで生き続けていると感心してしまう。

油断していると、つい踏んづけてしまいそうになるが、地上に現れて間もないオキナグサは、いつも見慣れている姿と少し違う。

花柄がほとんどなく、花とえりまきのような総苞葉がくっついていて、動物の赤ちゃんがそうであるように、ずいぶん愛くるしい姿をしている。

花柄は次第に伸びていき、いつもの見慣れた姿(うつむいた釣り鐘のような形)に変身していく。花には花弁がなく、紅紫色の萼片が花弁のように見える。

やがて花は役割を果たし、果実を作る。そのときの姿を老人の白髪にたとえ、オキナグサの名前の由来となる。

  • 観察(撮影)日:2015年3月31日、4月2日、5月8日
  • 場所(メッシュコード):北九州市小倉南区平尾台(@5030-5712
  • 和名:キンポウゲ科オキナグサ属 オキナグサ (Pulsatilla cernua)

おまけにびっくり!

光永和生 2014-10-17

Highslide JSノゴマ

今日は写真は置いといて、いろいろ植物を見て回ろうと思っていましたが、思わぬおまけまであり、以前バードウォッチングをしていた頃が思い出されました。

まず目の前の枯れ木のてっぺんにとまっていたのがハヤブサ。次に出迎えてくれたのは、ぱっと見たときはホオジロと思いました。双眼鏡もなく、レンズもマイクロレンズでは、その姿をくっきりととらえることはできませんでしたが、紛れもなくあなたは・・・! 久しぶりの対面でした。

花の方がおまけになってしまいますが、10月中旬ともなれば、平尾台はウメバチソウが花盛り。あちらこちらで見られるようになりました。ムラサキセンブリも増えてきました。センブリは、もうそこにも、ここにも咲き誇っています。

  • 観察(撮影)日:2014年10月17日
  • 場所(メッシュコード):北九州市小倉南区・平尾台(@5030-5712)

10月初旬に出会った花(平尾台)

光永和生 2014-10-07/10

Highslide JSツルリンドウ

今週はなんと4日連続で平尾台に出かけることができました。

平尾台では久しぶりのアケボノソウやツルニンジンに出会うことができました。また、ウメバチソウもちらほら咲いている姿を見ることができましたし、ムラサキセンブリもその姿を見せ始めました。センブリはあちこちで見られるようになりました。

いつも不思議に思うのですが、どれも花弁は5枚が普通です。ところが4枚のものや6枚のものもあるのです。そして、おしべの数も4本や6本なのです。花弁はどのようにつくられていくのでしょう?

どの花も風に吹かれ、ゆらゆら揺れるものですから、写真を撮るにはどれも手強い相手でした。

今回は、初めてのトンボの写真も撮りました。目の前にとまってくれましたから、これは撮らないわけにはいきません。図鑑を見ると、どうやらヒメアカネの雄のようです。

さらにおまけがありました。目の前にアトリがきて、えさを啄む姿が見られました。もちろん写真を撮るには撮りましたが、マクロレンズでは小さな点にしか写りませんでした。画像は大トリミングをしています。

  • 観察(撮影)日:2014年10月7日〜10日
  • 場所(メッシュコード):平尾台(@5030-5712)

秋は「アケボノソウ」

光永和生 2014-09-20.

Highslide JS蜜腺に群がるアリ

秋はあけぼの・・・そう!

平尾台では見かける機会がすっかり減ってしまい、やむなく英彦山へ。健脚とはほど遠い、弱脚の身にとって、英彦山を歩くのは少しばかりつらいのですが、秋といえば、やはりアケボノソウ、見ないわけにはいきません。発芽して開花し、枯れるまで足かけ2年かかるのですから、なおさらです。

花弁に蜜腺があるのが他の花とは違います。ここには、よくアリが群がっています(写真)。ハチの仲間もよく飛んできますから、効率よく受粉が行われるのでしょう。この蜜腺の黄緑色と先端の黒紫色の斑点は、この白色の花のアクセントにもなり、なかなかおしゃれです。

花冠は直径2cmほどで、普通5裂に深裂していますが、なかには4裂のものもちらほら見られます。花全体はかなり大きく、茎の長さが1mにもなろうかといったものもあります。

  • 和名:リンドウ科 センブリ属 アケボノソウ
  • 観察(撮影)日:2014年9月20日
  • 場所(メッシュコード):添田町英彦山(@5030-17)

9月に出会った花

光永和生 2014-09-10,12,13

Highslide JSマキエハギ

見たことのある花なのに、初めて出会ったとよく勘違いをします。花の名前だって容易には記憶に残りません。野外で花の名前を教えていただいた後、図鑑でしっかり確認するのですが、それでも似た花も多く、記憶にとどまる花の数はわずかです。

ですが、身近にこんなに花が咲いているのかと、新鮮な驚きでいっぱいです。そこで、少しでも忘れないようにするために、出会った花の整理です。

  • 観察(撮影)日:2014年9月10,12,13日
  • 場所(メッシュコード):北九州市小倉南区・平尾台(@5030-5712)

傍らに人無きが若し・・・ゴジュウカラの食事

光永和生 2008-07-26

Highslide JSゴジュウカラ

それっ!お昼だ、お昼。昼飯だ!みんな集まれ!こっちに来いっ!瞬く間にゴジュウカラの大集合です。

みんなで食べれば怖くないって感じでしょうか。人間様は眼に入らないのでしょうか。とにかくせわしなく動き回り、上に下にの大騒ぎ。樹皮に隠れた虫を探り当て、食べあさります。

こちらは目の前の食事騒ぎに、もうたじたじ。プラス補正にしなきゃ、いや今度はマイナス補正だ。ピント合わせだってままなりません。ありゃっ、しまったプラス補正にしたままだった。カメラの設定の変更が大変です。

しかし、ゴジュウカラに翻弄されながらも、その「傍若無人」ぶりにうれしい悲鳴のひとときではありました。

  • 和名:ゴジュウカラ科ゴジュウカラ
  • 観察(撮影)日:2008年7月26日
  • 場所(メッシュコード):くじゅう(@4931-51)
  • 観察者名:光永 和生

雨天結構・・・ヒナノキンチャク

光永和生 2014-08-28

Highslide JSヒナノキンチャク

1日前の天気予報では曇りのはずが、現地に到着後ほどなく雨が降り出すしまつ。予定のサギソウはあきらめることにし、ヒナノキンチャクを撮ることに。

でも、あるかなぁ。傘を片手にうろうろ、ひょろひょろ・・・・・・ありました!この日はこれだけを撮ることにしました。雨天決行、傘を片手に、小さな花に挑戦です。

図鑑を見ると、葉の縁に細毛があるとか。うん、あるある。接写をして初めて気づきます。そして、今回は全体の写真も撮ってみました。雨天でも結構な1日でした。

  • 和名:ヒメハギ科 ヒメハギ属 ヒナノキンチャク
  • 観察(撮影)日:2014年8月28日
  • 場所(メッシュコード):平尾台(@5030-5712)
  • 観察者名:光永 和生

カワラナデシコ ―花柱に仕掛け

光永和生 2013-07-27

Highslide JSカワラナデシコ

きれいなカワラナデシコの花に出会うことが少なく、これまで写真を撮る機会があまりありません。そもそも、おしべ、めしべが完全にそろっている花に出会いません。

それもそのはず、カワラナデシコもおしべが先に熟し、その後にめしべが熟すタイプだったのです。自家受粉を防ぐ仕組みです。あなたもそうでしたか、キキョウと同じですね!

おしべ10本、めしべ2本です。図鑑を見るとめしべではなく花柱と書いています。花柱といえば、めしべの柱頭と子房の間の柱のような部分と思うのですが、柱頭らしい柱頭を持たないので花柱とだけ呼ぶのかもしれません。

それにしてもおしべが10本そろっているものも見たことがないように思います。そもそも本数を数えたことがありませんでした。それにすでに葯が落ちてしまったものも多いです。

そんなわけで、これは!というカワラナデシコに出会うといいなと思います。ずいぶん少なくなってしまっているのですが、これからもじっくり見ていきたい花です。

コオニユリの秘密

光永和生 2014-08-12

Highslide JSコオニユリ

コオニユリの秘密・・・って自分が知らなかっただけですが。

植物のことは知らないことばかり。花被片(かひへん)って言葉もその一つです。何だろうと思っていたら、萼片と花弁が似たような形をしているときに花被片と呼ぶらしい。

コオニユリは、外側の3枚が萼片に相当する外花被片、内側の3枚が花弁に相当する内花被片です。内花被片には中央に一本の太い筋が走っています。さらに、花被片の付け根あたりに蜜を出す溝があることを知りました。これは是非確認したいものです。

風で揺れるコオニユリに迫ってみました。なるほど、これがそうなのか!

これまでは「見れども見えず」、何の気なしにぼんやりと見ていただけでは気づくことはありませんでした。「知らないものは見えない」のです。(コオニユリのことは「知るほどに楽しい植物観察図鑑」で知りました。)

そのほか、サギソウとムラサキミミカキグサ、コバギボウシなどを見ることができました。

※本多郁夫著「知るほどに楽しい植物観察図鑑」(橋本確文堂 2007)は思わず膝を打ちたくなるような記事が満載です。(参考:石川の植物

キキョウの戦略

光永和生 2012-07-29, 08-01

Highslide JSキキョウの花 しぼんだおしべと開いためしべ

秋の七草としてよく知られているキキョウですが、野草の観察を始めた頃、おやっと思ったことがありました。

あれこれ見ても、おしべとめしべが完全にそろった花がないのです。それもそのはず、キキョウはある秘密の戦略を持っていたのです。キキョウは自家受粉しないための仕組みを持っていたのです。

おしべとめしべの熟す時期をずらし、自家受粉しないようにしているのです。先におしべが熟し、花粉を出します。やがて花粉を出し終わると、ようやくめしべが熟し、他の花からの花粉を受けるようになるのです。

子孫を残すことが生物の大きな特徴ですが、なるほどそういうわけがあったのかと納得です。

腰に蚊取り線香ぶら下げて・・・

光永和生 2014-08-06

Highslide JSハグロソウ

毎日安定しない天気で出かけることもままならず。今日は何とか良さそうな、ってことで平尾台へ行ってみました。

蚊取り線香をぶら下げ木陰に入ってみると、小さなピンク色の花が目につきます。ハグロソウです。おしべ2本にめしべが1本。ファインダーを覗くと、そのおしべやめしべが白いため、とても見づらいのです。ピントが合っているかどうかよくわからないまま、ほとんど勘でシャッターを押します。葉が黒っぽいので葉黒草とか。ほんとかなぁ?

その点、キツネノマゴはなるほど。キツネの尾のような花穂の周りに、小さくかわいい孫がまつわりついているように見えることから名付けられたようです。

ヒキヨモギはこれまで形態的形質の差に基づき、ゴマノハグサ科に分類されていましたが、新しい分類体系であるDNA分類体系(DNAの塩基配列を元にした分子系統学的手法による分類体系)ではハマウツボ科になりました。

なお、進化的傾向を反映したものではないということから合弁花と離弁花の区別もなくなりました。

タマガワホトトギスを訪ねて英彦山へ

光永和生 2014-07-24,28

Highslide JSタマガワホトトギス

英彦山の四季」に触発され、まだ出会ったことのないタマガワホトトギスを訪ねて英彦山に出かけました。

それにしてもなんとまあ、足場の悪いところに咲いているのでしょう!足下は滑りやすいし、狭いし、どうやって撮りましょう。それでも初めてのタマガワホトトギス。多くの制約をものともせず(本当はたじろぎながらですが)、じっくりピントを合わせます。

ところがところが、ゆらりゆらりとファインダーの中の花が揺れ動き続けています。優しく弱いけれど、風が吹き続けているのです。息を止めシャッターチャンスを待ちます。息苦しくなって、フーッと息を吐くと同時に集中力も途切れてしまいます。ならばと、連写連写でまぐれ当たりを狙います。結果はすべてぶれぶれ!そんな安易なことを許してくれません。こうなればじっくり待つほかありません。一瞬風が止んだそのとき、シャッターを押します。

そんなわけで同じような写真ばかりですが、何とか撮れただけでも丸儲け、来てよかったと改めて思いました。

おまけはそろそろ咲き始めたイワタバコです。あちこち探し回る元気は残っていませんでしたから、登山道沿いに見つけた花です。そしてユキノシタは花が終わりかけていましたが、これも初めての出会いでした。

夏に咲く花スズサイコ

光永和生 2014-07-20.

Highslide JSスズサイコ

夏に咲く花スズサイコ(キョウチクトウ科カモメヅル属スズサイコ)。といっても花が開いているのは日の出まで。太陽の光を浴びると花弁を閉じてしまいます。

平尾台茶ケ床に着いたのが7時半過ぎですから、この日はもう「鈴」になったスズサイコしか見ることはできないでしょう。でも、最初に出会ったスズサイコ、ぎりぎりセーフかな? まもなく花弁は閉じられてしまいます。ところが、9時半頃に見つけたスズサイコはまだ開いている花もあります。さらに10時半頃に見つけたスズサイコにも、花弁を閉じるのをすっかり忘れてしまった花もあります。天気はよかっただけに、うれしい誤算ではありました。

ちなみに、花の中心に見えているのがめしべの柱頭です。それを取り囲んでいるのが、副花冠。褐色のごま粒のようなものは花粉塊。このあたりスズサイコの花の作りは興味深いです。5枚の花弁がありますが、いかにも離弁花類に見えますが、合弁花類なんですね。

この日は、キキョウの花を見始めたところで、急に雨が降り始め、昼前で観察終了となりました。(その後しばらくすると雨はやみました。)

※本多郁夫著「知るほどに楽しい植物観察図鑑」(橋本確文堂 2007)は、スズサイコ他の思わず膝を打ちたくなるような記事が満載です。(参考:石川の植物

平尾台の花 〜秋〜

光永和生 2010-10-11

Highslide JS

夏の暑さはどこへやら。到着すると心地よい風が吹いています。

昨年見逃したアケボノソウを見たいと思い,出かけてみました。

今年の秋は少し遅いようですが,ヒメヒゴタイも少しずつ花を咲かせ始めています。

センブリも遅いようで,やっと一輪見つかりました。

でも,ムラサキセンブリの花はまだまだつぼみの状態でした。

ナギナタコウジュ,まさに名前通りの花です。思わず踏んづけてしまいそうになりました。

トモエシオガマ(名前はこれでいいのかな?)はくるくる回る風車のよう。

小さな花の世界もおもしろいなと思います。

平尾台の花(9月)

光永和生 2010-09-24

Highslide JS

9月の平尾台。照りつける太陽。まだまだ暑さが続きますが,吹き抜ける風はすがすがしく,心地よい涼しさを運んできてくれます。

植物の世界も少しずつ移り変わっているようです。新たな花たちの姿を見ることができました。一方で暑さをものともせず,咲き続けている花たちの姿もありました。

平尾台の花(8月)

光永和生 2010-08-30

Highslide JS

8月の終わりに平尾台に行き,花の写真を撮ってみました。ほぼ1年ぶりです。

接写は難しいのですが,新鮮な驚きもあって,おもしろく思います。猛暑の中,玉の汗を流しながらの花撮りです。

聞き覚えのある名前,初耳の花,小さな花,大きな花。どれもマクロレンズを通してみると表情が変わります。

ヨシゴイ池が…

光永和生 2009-07-26

Highslide JS

ヨシゴイのいる池がすごいことになっていると聞き、翌日行ってみました。途中道路が冠水し、通行止めになっているところが何ヶ所もあり、迂回しながらようやく現地に到着しました。

各地で想像を絶する被害をもたらした今回の集中豪雨は「平成21年7月中国・九州北部豪雨」と名付けられました。

8月2日、南良津を訪れてみましたが、時々親鳥が飛ぶ姿が見られました。鳴き声がよく聞こえてきました。再度営巣が始まるのかもしれません。

ヨシゴイは福岡県の「絶滅危惧U類」に指定されています。希少種ヨシゴイがこの地を訪れていることが知られて5〜6年経つそうです。いつまでもヨシゴイがこの地を選んでくれるよう、「やさしいきもち」を持って接していきたいと思っています。

(撮影:2009.07.26 小竹町南良津)

英彦山のコガラ

光永和生 2008-04-28

Highslide JSコガラ

昨年(2008年)4月28日オオアカゲラの写真を撮りに行った際に、コガラを撮っていました。(撮影地:英彦山豊前坊)

(掲載のお願いにこたえていただきました。感謝します。[サイト担当者])

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