三浦博嗣 2019-11-05
自然観察センターから茶ケ床園地に向かう道路の両脇は、満開の「ヤマジノギク」が迎えてくれます。キク科の「シマカンギク」もあちらこちらで咲き、「コウゾリナ」なども多く残っています。
四方台近くの草原には、「ウメバチソウ」が足の踏み場がないほど咲き、「ムラサキセンブリ」や「アキノキリンソウ」も十分満足させてくれます。
7日の本番には、初めての「岩山」に行きます。ここは多くの「リンドウ」があります。
今年最後の平尾台観察、ススキに覆われた草原と秋の花を楽しみましょう。
(2019-11-05掲載)
三浦博嗣 2019-10-22
2日前、大学生の孫と友達や山仲間と九重連山の大船山(たいせんざん)に最高の紅葉を観て帰り、15kmも歩き足がパンパンの状態でしたが、小3の孫が山に行きたいとのことで、福智山の急登コース(八丁越)から老骨に鞭打って登りました。
紅葉は始まったばかりでしたが、このコ−スは花が多くみられ、急登の登りつめると、一気に視界が開け、遠賀川水系の街並みが見え、遠くは英彦山山系から三郡山系、宗像四塚など、そしてここから10〜20分の山頂までの登山道脇は、夏の名残、秋の花々が咲きほこり、疲れた身体を和ましてくれます。
また、福智山山頂からは、360度の展望があり、関門海峡、響灘、玄界灘、豊前海そして目の前には平尾台が見られます。
下りは、上野越経由で、こちらはまだ「キバナアキギリ」「アキチョウジ」などが残っており、充分に福智山の花を楽しむことができました。
(2019-10-24掲載)
三浦博嗣 2019-10-09
10月17日(木)の平尾台自然観察会の下見も兼ね、3名で涼しい、楽しい草原歩きと秋の花を堪能しました。この時期の平尾台は、散策を楽しんだり、ススキ原の撮影をする人が多く駐車場も満杯です。
今回の目的の花は、「ウメバチソウ」「センブリ」「ムラサキセンブリ」「リンドウ」「ホソバノヤマハハコ」等々で、どれも開花しているものの、ピークは来週ではないでしょうか。まだまだ蕾も多くあります。
最近、月に2〜3回来ていると、同じ科目の花々でも少しずつ開花時期がずれており、図鑑などでは開花時期が8月〜10月と書かれているものの、早く咲き翌月には終わるものや、他の花が終わるころに開花するものなど、平尾台独自の開花が少しずつ分かるようになりました。
17日は、多くの参加を期待しています。沢山の秋の花々と草原歩きを楽しましょう。
(2019-10-10掲載)
三浦博嗣 2019-09-26
9月の自然観察会から2週間ほど経ち、平尾台の花々も台風一過から、秋模様になっているだろうと朝早くから、いつものように一人占めしました。気温は19度で風が冷たく感じる季節になりました。
散策路脇は「ススキ」が一面に咲き、一段と秋を感じさせます。花はキク科の花々も咲き始めのものから、終期が近づいているものなど様々でしたが、少し華やかさは無くなっているようです。
今日の目的は「センブリ各種」「ホソバノヤマハハコ」はまだまだのようでしたが、「ウメバチソウ」はいくつか蕾が見られ開花は近いのではないでしょうか。花も開花期間の長い(コウゾリナ、ウツボグサ、カワラナデシコ、ヒナノキンチャク等々)はまだ楽しませてくれます。
皆さんも秋の平尾台草原を楽しんでください。
(2019-09-29掲載)
三浦博嗣 2019-09-24
久しぶりの晴天で、今日こそ多く観察できると期待するも、僅か9羽しか確認できませんでした。
観察した方角も、皿倉山から福智山系ばかりで、洞海湾から海側は全く確認できず。
剣山は100羽近く観察できたようです。
(昨日、梶原支部長と2人で同場所で9時から10時まで(雨とガスにより)の短時間観察しましたが、観察出来ず、久しぶりの晴れ間で一人観察しました。)
(2019-09-24掲載)
三浦博嗣 2019-09-03
平尾台自然観察会の下見を担当の村上さんと広塚さんに同伴いただきました。この時間帯は平尾台を占有できます。
広谷湿原への自然道は、色とりどりの花々が咲き、大いに楽しませてくれます。湿原は、「サワギキョウ」や「スイラン」が咲き、水湿地特有の花もまだまだ多くあります。
その後、岩山へ上り、普段観察会で行かないルートを満喫しました。気温は高いものの、草原を渡る風は秋を感じさせてくれました。
12日(木)は今回確認できなかった、初秋の花々もきっと姿を見せてくれます。皆さん平尾台で会いましょう。
(2019-09-05掲載)
三浦博嗣 2019-08-19
平尾台も1ケ月以上来れなくて、夏から初秋への移り変わりの花々もまだまだ多く咲いていることを期待し曇天の中、3人娘(?)と出発。
熱心なメンバーなので、コウゾリナ、ヤブラン、メハジキそしてハギ各種、野菊各種、ヒキヨモギ、と夏の終わりから秋への多くが自然道の両脇には咲き乱れており、同定したり、写真を撮ったりと広谷湿原まで時間を忘れさせるほどでした。
湿原では、目的のサギソウ、ホザキノミミカキグサも観察でき、湿原内は他にも多くの花が見られました。
この頃から、雨も本降りとなり、予定のコ−スを諦め、茶ヶ床園地に戻りました。
23日(金)は、皆さんを沢山の季節の花が迎えてくれます。楽しめますよ。
(2019-08-20掲載)
三浦博嗣 2019-07-26
オオキツネノカミソリはどこに消えたの
8月1日の「古処山自然観察会」の下見に、広塚氏と美代子さんと登りました。夏休みに入っているのでキャンプ場からは子供の声が聞こえていました。登山口には、大木のオオバアサガラが迎えてくれ、ここから沢沿いを歩き、樹木やをメインに観察。
途中、昨年群生していた「オオキツネノカミソリ」が終わりかけの一本しかありません。茎も蕾も何もありません。まだ、早いのか?それとも、もう終わったのかと思い、山頂近くの、昨年大群生していた場所で探すも、一輪もありません。鹿に食べられたのか、それなら茎は残るだろうし、終わっていても、早くてもやはり茎や葉は残るはずですが、何もありません。結果は、今年の春に葉が全く出ていなかったそうです。(オオキツネノカミソリは、春に葉が出て、枯れてから花が出ます)本当に残念です。これを楽しみに登るのですが・・・・・・・。(個人的には、福岡県では、「古処山は井原山に次いで多い山です)
しかし、シギンカラマツやギンバイソウそして昨年参加者の皆さんが見られなかっつた「ベニシュスラン」25株見つけました。
楽しみにしてください。汗をかき、涼風に吹かれての観察会でお会いしましょう。
(2019-07-27掲載)
三浦博嗣 2019-07-24
7月の定例観察会から3週間近く経ち、花々にも変化があるのではと思いつつ、ずっと雨模様なので辛抱していましたが、昨日からの天気で、今日こそと思い、涼しいうちに平尾台に着こうと、家を4時30分過ぎに出発。
今日は、ハギの花が咲いているか、野菊は、キンミズヒキ・オトギリソウは咲き始めたか、湿原ではミミカキグサ各種が花芽を出しているかなど期待して先ず広谷湿原へ。この道中は「カワラナデシコ」が咲き誇り、中峠分岐からは「キキョウ」「ヒオウギ」も満開となっています。
湿原は「ミミカキグサ」各種はまだでしたが、チゴザサの可愛い小穂が見頃です。そして、ハギ各種、野菊各種もこれからでした。
これから、初夏から夏そして初秋へと少しずつ花々も変わっていきます。皆さんも観察会以外に是非行かれてください。いつでも御伴しますよ。
最後に代表的な花々の見頃を、「カワラナデシコ」・「キキョウ」・「ヒオウギ}は今が満開ですが、まだ蕾も多くあり1週間から10日くらいは見頃。
来週くらいから「アキカラマツ」・「コマツヨイグサ」・「オトギリソウ」などが多く咲くのでは、8月23日(金)の定例観察会は多くの夏と初秋の花々が沢山観察できます。
(2019-07-25掲載)
三浦博嗣 2019-07-02
ここのところ雨ばかりで、予定している平尾台の下見(7月3日)も雨予報だったので、急に今日しかないと思い5時頃に出発。6時過ぎに茶ヶ床園地に到着。1台の車もない。
今日は、下見もあるが、いつも自然観察会の集合時間では「スズサイコ」の開花が見られないのですが、今日は時間と天候は問題なし。近くに2か所ある「スズサイコ」へ急ぎ出発。1つは、まだ蕾のままでしたが、もう1つは上は蕾でしたが、下は開花していました。
黄褐色というより、紫褐色で鮮やかではないが,なんとなく高貴な姿である。(開花は満開ではないが)
ここから、広谷湿原に向かう道中は、「オカトラノオ」や「カセンソウ」などのキク科の植物が楽しませてくれます。「キキョウ」も少し咲き始め、湿原は「コバノトンボソウ」や「モウセンゴケの花」が終期を向かえ、「チゴザサ」や「アオコウガイゼキショウ」が開花を迎えています。
「ノハナショウブ」や「カキラン」もまだまだ見頃でした。さすがにこの天気で、ゆっくりと観察でき、誰1人にも会わず平尾台を独り占めさせてもらいました。
来週の「自然観察会」は、この雨も上がり、夏の花々がたくさん見られますよ。
(2019-07-03掲載)
三浦博嗣 2019-06-14
6月20日(木)の自然観察会の下見に担当者と行きました。早い時間で、雨の予報もあり出発地の茶ヶ床園地には車は1台も止まっていません。
天気も考えて、広谷湿原から観察、湿原は「ノハナショウブ」が咲き始め、「コバノトンボソウ」も数多く咲き、湿原の花もいろいろと出始めていました。草原は「カキラン」や「オカトラノオ」などが咲き出し、「ヒメケフシグロ」の花もまだまだ多く残り20日の観察会までには、まだまだ多くの初夏の花々が咲き誇っていることでしょう。
平尾台は1ケ月の間に、花々が入れ替わり皆さんを十分に楽しませてくれます。ぜひご一緒しましょう。
(2019-06-15掲載)
三浦博嗣 2019-06-04
5月の自然観察会から3週間以上経ち、季節の花も入れ替わっているので、天気予報を見ると4日が曇り模様で、気温も高くないので急遽思い立ち、午前中にゆっくり観察するにはと茶ヶ床園地に6時過ぎに到着。すでに車が2台。この時間は野鳥の囀りを四方から聞きながら、少し霞んだ草原歩きは最高です。
今日の目的は、「ハシナガヤマサギソウ」・「ツレサギソウ」のその後と「オカウツボ」・「コバノトンボソウ」・「トキソウ」・「ヤマトキソウ」「ヒメケフシグロ」を見ることでした。
「ハシナガヤマサギソウ」」や「ツレサギソウ」は、ほぼ終わっていましたが、わずかに姿を残しているのが見られました。
「オカウツボ」はいつもの場所でひとつだけ、年々減少しているようです。しかし、初めての「白いオカウツボ」に出会えました。先月末の秋吉台で「白いウツボグサ」が見られましたが、絶滅危惧種の「オカウツボ」で見られるとは。
広谷湿原では「トキソウ」がピークのようです、「コバノトンボソウ」も楽しませてくれました。そして「ヤマトキソウ」と「ヒメケフシグロ」をいつもの場所で探しましたが「ヤマトキソウ」は見つけられませんでしたが、「ヒメケフシグロ」は細い山道脇のあちらこちらで咲き誇っていました。
最後に「イネ科」の植物をもっと観察しようと、時間をかけましたが、すればするほど難しさが分かっただけでした・・・・・・・。
(2019-06-05掲載)
三浦博嗣 2019-05-03/05
3日(金)の朝6時前に、3人で萩港に向け直方から出発。G/W期間中ではあったが、早朝の時間なので高速道路もスムーズに流れており、萩港には集合時間の8時より30分以上前に到着。9時過ぎの船で見島の本村港に向かう。
10時半過ぎから探鳥開始。1日目は本村からジーコンポ〜見島牛放牧場〜大峠〜宇津まで歩きながらの探鳥。
2日目と3日目は、車で島内をあちらこちらとひたすら野鳥を探して、北は北灯台から宇津観音〜自衛隊道路など。
4月20日から22日までの「見島バードウオッチング」の時は、「キビタキ」「オオルリ」や「コマドリ」など、あれほど多くいたがほとんど本土に渡っており、違う種類を多く観察できた。
やはり、「渡りの島」なので少し日にちが過ぎるといろいろの種類が見られ楽しみを持たせてくれるところです。お陰で楽しい時間を過ごせました。
(2019-05-09掲載)
三浦博嗣 2019-04-28
5月7日(火)に下見を予定していますが、4月11日の観察会から2週間以上経ち、春の花々も変わっているのではと思い天気予報を見ると、29日、30日は雨模様なので今日しかないと思い、家を6時ころにでて吹上峠P/Aに7時過ぎに到着。
直ぐに大平山を目指して登る。このル−トは急登なので普段の観察会では使わないのですが、今度の観察会ではと考えています。
風が強く、きつい登りですが「ホタルカズラ」、「ヤブレガサ」や「フタリシズカ」等々が咲き誇っており、きつさを忘れさせる程でした。
大平山山頂は風速9m近く、寒さで凍えそうなので急いで四方台方面に向かう。ここからは「シュンラン」「アマドコロ」などが咲いていますが「キンラン」は少し先のようです。ここからは四方台下を歩き、中峠下までは「オカオグルマ」「タイリンアオイ」などの花が多く咲いており一度元に戻り大平山下から茶ヶ床園地を経て吹上峠に戻る途中「ハシナガヤマサギソウ」を探すも、見つけることができませんでした。
駐車場に戻る途中の樹林で「オオルリ」がご褒美に現れてくれました。観察会(5月9日)当日はもっと多くの草花が咲き誇っていることでしょう。
また、平尾台の花々を一緒に楽しみましょう。
(2019-04-29掲載)
三浦博嗣 2019-04-16
先週の金曜日に登った時は、夏鳥が入ってなく冬鳥と留鳥ばかりでしたが、遠くでコマドリらしい声を聞きましたが、一度しか鳴かず、確認も兼ねて登りました。(昨年は3日ほど囀りを聞きましたが、営巣はありませんでした。)
今日は多くの野鳥の囀りが聞こえ、登山道の両脇の竹林からコマドリが道を挟んで、鳴きかわしていました。姿を探して20分近く待っていると、遠くの竹林の倒木で見つけることができました。(ほんの僅かでした)
近くではオオルリも囀っておりましたが、この山では毎年多いキビタキはまだ来ていませんでした。
もうすぐキビタキの囀り、そして今年はコマドリの営巣を期待しています。
(2019-04-16掲載)
三浦博嗣 2019-04-09
今日は千貫岩から風神山そして貝殻山を経由して天狗岩までのルートを考えていました。広塚事務局長と村上さんに同伴していただき、担当の三浦美代子さんと4人でスタート。
風が強いものの、南風なので肌寒さは、あまり感じなかった。3月中旬に一人でこのルートを歩いたときは花は全くなかったが、今日は「センボンヤリ」「ホタルカズラ」「スミレ各種」「ヒトリシズカ」そして「オキナグサ」と十分に楽しませてくれました。少しずつ花の種類も数も増えてきています。スミレも多くの種類が出ています。(なかなか同定が難しい・・・・)
11日は多くの方々の参加をお待ちしています。一緒に楽しみましょう。
(2019-04-09掲載)
三浦博嗣 2019-03-25
2月24日に平尾台の野焼きが終わって1ケ月経ち、そろそろ草花も芽吹きを迎えているのではと、29日(金)の下見で茶ヶ床の周辺を散策するも、野焼き跡ではまだまだ芽吹きが見られませんが、それでも、「スミレ」が少し姿を見せています。ここでは初めて見る「ヒトリシズカ」が焼け野原のなかでひっそりと咲いていた。
一度、茶ヶ床に戻り、昨年歩いて観察した「センボンヤリ」を探しに行く途中で、遠くの落葉樹で「アオゲラ」の声。葉が落ちているので容易に見つけることができ、その近くで目的の「センボンヤリ」を観察。春の「センボンヤリ」は秋の花のように花名のようでなく、また、種類も別種の感じがする。
もう少し「スミレ」を見たくて、天狗ケ城方向へ、途中の「湿地」近くで「ツクシショウジョウバカマ」の花火のような姿を見つけた。
全体に、野焼きの跡はもう少し芽吹きに時間がいるようだが、それ以外の場所は多くの草花が見られます。
本番の29日に今年最初の「自然観察会」で平尾台の羊群岩や春の花を楽しみましょう。また、「アオゲラ」や「キジ」そして「アトリ」「カワラヒワ」「ツグミ」の群れや、「ヒバリ」など野鳥も迎えてくれます。
(2019-03-26掲載)
三浦博嗣 2018-11-13
11月15日(木)の平尾台自然観察会の下見に行きました。例年11月は自然観察会は実施してなく、今年初めての企画でもあり、どのような花々が咲いているか、少し気になりましたが、「アキノキリンソウ」・「ウメバチソウ」・「ムラサキセンブリ」等々見られますよ。また、ススキ原やハギの葉の紅葉などと十分に秋の平尾台が満喫できます。
今日は茶ヶ床でお会いした、広島で「ホ−スセラピ−」をされ、ご家族で乗馬クラブをされている素敵なお嬢さんが貫山に行きたいが初めてでコ−スが解らないとのことでしたので、四方台まで案内しました。両手に花・華でした。(本人の写真掲載は許可いただいてます)
(2018-11-13掲載)
三浦博嗣 2018-11-03
「山の会」で広塚氏に裏彦山の紅葉登山案内をお願いし、併せて「野鳥の会」のメンバーにも声掛けしたところ野鳥の会から10名(両方に所属のメンバー含む)総勢15名の集団になりました。集合場所 は豊前坊にしていましたが、当日は高住神社の護摩焚きと重なり、駐車場が使えず急遽「青少年の家」に変更。
初めての方も数名おられましたが、6.8kmの距離とアップダウンの山道も快晴の秋空と、遠くは「九重連山」「由布岳」そして「紅葉」の景色と見どころいっぱいで、苦も無く歩き通しました。
(2018-11-04掲載)
三浦博嗣 2018-10-03
先月(9月13日)の自然観察会から3週間、明日から天気が悪くなる予想なので、その前に秋の平尾台で観察会では行かないコ−スで景色と花を見たくなり、広塚氏と村上女史にご同伴願いました。
最初は平坦な散策道でしたが、天狗岩から桶ヶ辻までは ただただ登り、そして周防台までは急坂・急登でしたが秋のさわやかな風を楽しみながらの散策でした。花は、早々に「マヤラン」に遭遇する幸運そして「シオガマギク」「アカバナ」「ツリフネソウ」などや、まだ残っていた「キキョウ」「ナンバンギセル」にも出会いました。そして懸案の「ツクシハギ」を確実に同定できました。
本番の18日の自然観察会はさらに「センブリ」「ウメバチソウ」等々も姿を見せてくれます。楽しみにしてください。
(2018-10-03掲載)
三浦博嗣 2018-09-02
13日(木)の平尾台自然観察会の下見で、担当の宮本秀美さんと虎尾俊二さん、三浦美代子さんと4人で事前観察をしました。暑い日が続いていたので、早朝6時過ぎに スタート(気温22度)。
いつもの観察ル−トと逆回りで広谷湿原に向かう。サワギキョウ・サギソウ・ツリフネソウにアカバナが咲いており、ここではミズトンボを初めて見ました。草原も秋の花が満開。
今回のテーマ花は「ハギ各種」と「野菊の仲間」です。各種の花々が可憐な姿を見せてくれます。
13日は秋らしい風の吹く平尾台に出かけてきてください。
(2018-09-03掲載)
三浦博嗣 2018-08-09
平尾台の朝(6:00)は気温22度で台風の影響か北風(風速2mくらい)が吹き肌寒さを感じさせました。16日の自然観察会の下見で広塚、村上両氏に同伴願い、猛暑日が続いているので早朝からの観察。
先月に少し咲き始めていたキキョウは一面に見られ 、可憐なノヒメユリがコオニユリと入れ替わってこちらも咲き誇っていました。暑いなかでも確実に秋の花々のキセワタ・キンミズヒキなどや各種のハギなど姿を見せてくれます。広谷湿原にはサギソウも出現。そして今日のベストはヒナノキンチャクとコキンバイザサに尽きます。特にコキンバイザサはここ2ケ月程見つけられなかったがなにげない処にありました。
皆さん平尾台はやはり最高。16日は一緒に楽しみましょう。
(2018-08-09掲載)
三浦博嗣 2018-07-09
前日までの豪雨で道路状況も悪く、はたして平尾台にたどりつけるか心配でしたが、一番気にかかっていた平尾台への道路も、崩落個所などもなく茶ヶ床園地に到着。
担当の中村照美さんと観察に意欲的な村上貴久子さんと御指南役で広塚事務局長と4人で7:00にスタ−ト。
前回(6月28日)からあまり日が経っていないのに、「オカトラノオ」や「ウツボグサ」は残り少なく、変わって「キキョウ」や「カワラナデシコ」などが咲き始めており、季節の流れの速さを感じました。
梅雨明けも近く、気温も30度超えで一気に真夏になったようでした。これからの観察会・探鳥会は暑さ対策を万全にしなければなりません。
最後に、木曜日は「コオニユリ」も開花しているでしょう。ご一緒しましょう。
(2018-07-09掲載)
三浦博嗣 2018-06-25
28日(木)の平尾台自然観察会の下見に行ってきました。8時前から茶ヶ床園地を出発。気温は24度微風。
あずまやの前から西側に「オカトラノオ」と「ウツボグサ」が今が盛りとさいていました。ここから、広谷湿原まで何とか午前中で終わらせようと少しペ−ス(普段の観察会ペ−スより)をあげ観察。
「カキラン」や「ハシナガヤマサギソウ」はまだまだ充分に観察できますし 、特に「カキラン」は開花は今からのようです。
広谷湿原は一面に「ノハナショウブ」が咲き、湿原内は「コバノトンボソウ」や「モウセンゴケの花」が近くで観察できます。
また、「ヒバリ」や「ホオジロ」「ホオアカ」の幼鳥が観察路に盛んに姿を見せてくれました。
当日は天候が少し気になりますが、たくさんの「花々」が迎えてくれ満足いく時間が持てますよ。
(2018-06-25掲載)
三浦博嗣 2018-06-22
数日ぶりに天候に恵まれ、英彦山に行くものの鬼杉近辺、経読林道や薬師林道など自然観察会と探鳥会ばかりで、頂上にはご無沙汰をしていたので、広塚氏の野鳥調査に同伴させていただきました。
花はやはり「オオヤマレンゲ」に「ヒコサンヒメシャラ」を見たいものの少し時期遅れかなと思いましたが、「ヒコサンヒメシャラ」はほとんど終期で数輪の花が残っていましたし、「オオヤマレンゲ」はまだまだ蕾も多くあり十分に「花の貴婦人」の美しさと香りを楽しめました。
鳥たちは声があちこちでするものの、なかなか深緑に覆われた樹間では姿は見られません。中岳につき、バイオトイレの清掃後、北岳にて昼食時に「ゴジュウカラ」が近くでサ−ビスしてくれました。
豊前坊に下る途中に望雲台に(私は高所恐怖症なので行きませんでした)バイカツツジを見に行き、その後豊前坊から野営場への途中で「クモキリソウ」「ハンカイソウ」などを見ることができました。
気温は30度近くありましたが、尾根筋など谷から吹き上げる風が涼しく快適な山行でした。
(2018-06-23掲載)
三浦博嗣 2018-04-14/16
毎年、春の渡りの時期に「バ−ドウオッチング in 見島」が開かれるので、林氏から声をかけていただき今年も参加しました。
自宅から九州自動車道〜中国自動車道〜萩道路で萩港に行くのですが、今日は南東の風が強く雨も降っており出港できるか心配でしたが何とか1便はかろうじて出港(2便以降は欠航)。風雨の影響で「バ−ドウオッチング2018 in 見島」は中止なので見島本村港で降りず先の宇津港へ。風は強いものの雨は降ったりやんだりなので近郊を探鳥。
2日目は車2台で大峠近辺から八町八反や見島ダム周辺で探鳥。16時過ぎに再度、宇津観音の近くを探鳥していると、別行動していたT氏から電話。「カラスバト」の群れがいるとのことで、急遽目的地へ。いままで北九州の藍島やここ見島でも飛ぶ姿や鳴き声は聞くものの姿をじっくり観察できなかったが、ここでは20羽以上がおりカラスや車の音に飛びたったりで開けた樹木に止まりゆっくり観察でき、キヅタの実を盛んに啄ばんでいました。この場所はキヅタやセンダンの実がたくさんありました。
(2018-04-17掲載)
三浦博嗣 2018-04-07
4月12日(木)の平尾台自然観察会の下見で広塚氏に寒い中同伴いただきました。
三笠台下の駐車場から「風神山」へ向かいう途中、台地の下から大群が・・・・「アトリ」200羽近くがさかんに飛び交っていました。
今日の平尾台は風速10m位で雪が舞い、まさに吹雪状態。それでも、オキナグサ、ホタルカズラ、センボンヤリやヒトリシズカにスミレ各種と十分に春の花々、迎えてくれました。
本番の12日はもっと多くの春の草花を見られますよ。一緒に楽しみましょう。
(2018-04-07掲載)
三浦博嗣 2018-03-30
4月2日(月)の探鳥会の前に、桜も満開であろうかと天気も良いので家から車で15分程の久末ダム公園へ。
平日にもかかわらず多くの人が花見に来ていました。今日は鳥の観察というより多くの草花をメインにダムの周りをゆっくりと散策。特別に珍しい草花はないものの、身近な花々の青・黄・紫の見事なこと。皆に「見てよ」「見てよ」とアピールしていました。
皆さん、2日の探鳥会に来てください。そして昼食は桜の下で楽しみましょう。
(2018-03-30掲載)
三浦博嗣 2018-01-07
今年初めての英彦山山行き。雪は思ったほど積もってなかったものの、やはり豊前坊からは途中から凍結しており、アイゼンを装着。鳥の声は一本杉まではオオアカゲラとコゲラの声のみ。
この日は南西の風が強く2℃の気温も肌を刺す冷たさでした。北岳に向かう途中では、雪を被った九重連山、阿蘇五岳や由布岳がクッキリと見え素晴らしい眺望でした。
鳥はほとんど声すら聞こえず、諦めて北岳から中岳へ向かおうとすると、中岳への鞍部から鳥の大群。前回見たカワラヒワかマヒワの大群かと思いましたが、なんと、昨年来から期待し見ることが出来なかったハギマシコの大群。樹々から樹々、地面にと200羽近くが飛び交っていました。少し遠かったので上手く写真を撮れませんでしたが、やはり冬の英彦山充分なお土産をいただきました。
(2018-01-08掲載)
三浦博嗣 2017-09-26
探鳥会の前と探鳥会の23日(土)に剣岳公園と明神ヶ辻山公園では、いま一つで、用 事で参加できない日曜日には多く出現と悔しい思いをしたので、今日(26日)勇んで六ヶ岳へ。
待てど暮らせど現れず、11時過ぎに12羽がやっと出現するも、その後現れず。高塔山では100羽出たとか。次々に出ているとか。今日は、私に鳥運がないのか、ハチクマに見放された六ヶ岳探鳥でした。
(2017-09-26掲載)
三浦博嗣 2017-09-20,22
いつも登る低山の許斐山(宗像市/福津市 [地図])と近郊を歩いても、秋風に吹かれてあまり汗もかかない(そうでもないか)感じです。今年も許斐山の竹林脇の暗い斜面に「アキザキヤツシロラン」が出ていました。そして意外とあまりお目にかからない草花や樹木の花を見つけることができます。 平尾台(北九州市)もいいですが、貴方の家の近くを散策されてはいかがでしょうか。思わぬ花や鳥に巡り合えるかも。
(2017-09-22掲載)
三浦博嗣 2017-09-09
約1ケ月振りの平尾台は、秋の気配が漂っていました。花々も咲き誇っておりサイヨウシャジン(細葉沙参)やキセワタ(着せ綿)は数多くに開花しており、マメ科のハギ(萩)類やアズキ類、そしてナンバンギセル(南蛮煙管)も咲き乱れています。そして、先月咲き始めていたサワギキョウ(沢桔梗)も満開です。
きっと本番当日は皆さんを満足させてくれるでしょう。広塚さん、担当の松隈さんご苦労様でした。
(本日の観察種) 草本130種・木本33種・野鳥11種
第68回自然観察会:平尾台(9月14日(木)08時/北九州市・平尾台自然観察センター駐車場/担当:松隈英子)
(2017-09-09掲載)
三浦博嗣 2017-05-30
晴天・高温の中、少しでも涼しくそして大いに汗をかけ、ついでに鳥と花をと思っていたところH氏から英彦山の話があり早速出かけました。下界の暑さに比べ爽やかな空気の中多くの草花や樹木花そしてカッコウの声を、遠くにアカショウビンの声など聴きながらいつもは下山に使うコ−スをゆっくりと上りました。
中岳から北岳に向かう途中にハヤブサの鳴き声から樹木の上を探して見つけることができました。
(2017-05-31掲載)
三浦博嗣 2017-05-04
昨日、いつもの近くの低山に「キビタキ」を求めて行った帰りに、田圃の近くで飛翔時の両翼の先が黒い姿が遠くに見え、ケリかもしれないと思い昨年見た場所に行くと、盛んに「キキイーキイー」と鋭い鳴き声が聞こえていました。
ここはケリにとって居心地がいいのかも。また遠くでサシバが二羽青空の中飛び交っていました。
(2017-05-04掲載)
三浦博嗣 2017-04-15/16
例年通りに、今年も「見島観光協会」主催の「見島バードウオッチング」に筑豊支部と北九州支部の10名で参加しました。毎年恒例ではあるのですが、一昨年、昨年と参加者が減少しているようでした。 今年は、まだ冬鳥も残っており夏鳥の渡りも少ないようで、八丁八反もシギ類も少なく、大峠から自衛隊基地までは基地の工事で大型トラックなどが行きかい、この近辺で多く見られる夏鳥もほとんど見られなかった。 しかし、北灯台付近は夏鳥のキビタキやオオルリ・センダイムシクイも見られたが、冬鳥のシロハラやミヤマホオジロもまだまだ多くいました。また、ここではヤツガシラを見ることができました。どこの地域も同じように年々、耕作放棄地も多くなり鳥には休める場所が無くなりつつあるのは、残念です。
(2017-04-18掲載)
三浦博嗣 2017-03-28
野焼きから1ケ月以上を経ち芽吹きも、かなり進んでいると期待していましたが予想より気温の低さが影響しているのか、まだまだの様でした。
近くの道ばたで見られる花々や平尾台にきて見られる花々など楽しませてくれました。スミレはやはり細かく調べる事が大切だと感じさせられました。翁草はまだまだでしたが、千本槍やショウジョウバカマは今からが楽しみです。次回は翁草に会いましょう。
(2017-03-31掲載)
三浦博嗣 2017-03-07
昨年同時期に久住山でマンサクを見ましたので、今年もと開花状況を「長者原ビジターセンター」で尋ねましたが、まだ咲いていないような話でしたが、諦められないので久住山で一番早く咲くであろう佐渡窪に行きました。
レゾネイト九重横から4000本のヤマザクラのある「くたみ岐れ」から鍋割峠から佐渡窪経由で法華院までのル−トを歩きました。昨年の熊本地震やそれ以前の水害被害で大きく崩れてた登山道も整備されていましたが、ミズナラやクヌギなどの落ち葉や時たま聞こえる野鳥の声ばかりでしたが、途山の山道で落ち葉の中で羽をバタバタさせたミソサザイ最初は「砂浴び」いや「ケガ」しかしどうも違うと少し近ずくと「何と2羽」がくんずほぐれつ争っているのか、または「交尾」なのか分かりませんが、こちらに気がついたのか飛び去っていきました。このような行動は初めてです。
マンサクは行きは2か所でしたが、帰路は「なごり雪」の舞う佐渡窪の南斜面で2か所、鍋割峠からくたみ岐れまで3か所と午前中は光の関係か、探したりなかったのか見つけられなかった個所で見つけることができ満足しました。いまからが最も楽しませてくれることでしょう。
最後に、ゴジュウカラが岩に付いた「苔」を盛んにつついていました。これを食しているのかどうか?巣造りではないようです。
(2017-03-08掲載)
三浦博嗣 2017-02-24
本日近くの山(マイフィールド)で久し振りに「シメ」を見ました。盛んに「イロハモミジ」の新芽をついばんでいました。
メッシュコード @5030-5433
2017年2月24日(金)午前9:30分頃
(2017-02-24掲載)
三浦博嗣 2016-10-14
家から歩いて田圃の周りの草花の撮影と近くのため池に来ているカモ類の確認をしに散策していると、遠くの田圃のなかに、サギとは大きさの違う鳥が見えたので、一定の距離まで近づくとコウノトリが3羽とアオサギ2羽を確認する。
近辺でコウノトリを見たのは初めてでした。11時前には飛び去っていました。
(2016-10-14掲載)
三浦博嗣 2016-09-17
三浦博嗣 2016-08-08
三浦博嗣 2016-06-27/07-07
初めての北海道での野鳥観察の旅、目的のギンザンマシコ・シマフクロウ・クマゲラの三種に出会うことを期待して道東を巡りました。
ギンザンマシコとの出会いは、前日に根室の落石ネイチャークルーズを終えて翌日の車中泊予定のウトロの道の駅に向かう途中、知床峠で撮影を終えた方からギンザンマシコの情報を得て(その日は3時頃に1回だけだが、最近は午前中の方が見る確率が高いとの事でしたので)、翌日は5時30分に知床峠へ、しかし峠は濃い霧と小雨で視界は5〜6メートル。7月3日(日)車の中でひたすら待っていると、偶然にも8時頃から霧が消え小雨が上がり車外に出て待っていると、8時30分頃に遠くでメスが現れ、しばらくするとオスも出現。30分ほど近くに来たり、寄り添ったりと充分に堪能させてくれた後、反対側のハイマツ帯に飛び去っていき、少しあと、また峠は霧に覆われてしまいました。オスの頭部から胸・腹の桃赤色、メスの黄褐色に美しさにため息ばかり。
ギンザンマシコを堪能した後、シマフクロウを見るために「鷲の宿」へ。ここでは、前日(7月2日)は夕方からの雨で川が増水し、シマフクロウがエサを獲る事できず現れなかったとの事でしたが、今日は水も徐々に減っているので心配なしとの事。夕食を終え待つ事4時間、10時30分に1羽が出現。大きさと威圧感そして愛嬌な感じ、夢中でシャッターを押した。現在はメスが死んで、オスだけとの事。20分ほどして海岸の方へ飛び去っていった。(宿の食事も大いに満足しました。)斑紋の美しさすばらしい。
今回の旅で、クマゲラとの出会いは半ばあきらめていたが(旅の途中でも聞いて行ってみるも出会えず)、「鷲の宿」で一緒になったご夫婦から2日前に見た場所を聞き、予定を変更し7月4日(月)「鷲の宿」を7時に出発、4時間近くかけ屈斜路湖近くの場所に行くと、道路脇に車が3台止まっており、私たちも車の中で待機していると、ほどなくして、営巣場所の近くでメスが現れ金属性の「キィーン・キィーン」の鳴き声、しばらくして巣のある樹にとまり給餌を始める。最初にメスが、交代で40分ほどするとオスが給餌に、それぞれが給餌をしているときは一方が離れたところの樹の上(樹間?)で啼いていた。愛嬌のある顔・光沢のある黒い羽・頭頂から後頭の赤(メスは後頭だけ)・嘴の黄色(白く見える)とコントラストに見とれてしまう美しさ。感激!!
今回の2週間の旅は天気にも恵まれ出会いたい鳥にも会えたのは事前に情報をいただいた方や旅先での出会いから偶然に情報を教えていただいた方と運にも恵まれた結果だと思います。
(2016-07-17掲載)
三浦博嗣 2016-06-14
三浦博嗣 2016-05-01
三浦博嗣 2015-03-02/03
三浦博嗣 2015-01/03
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