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三浦博嗣 2022-06-12
久しく男池からの登山にきていませんでしたが、今日の男池園地は少しガスがかかり、そこに朝の陽光が差し込み清々しい心地にしてくれました。
遠くでカッコウの声、谷間の奥からアオゲラの声やオオルリの囀りを聞き、多くの樹木や草花を見ながら平治岳(ひじだけ)を目指して、少しずつ高度を上げながら途中のソババッケに向かいました。ソババッケから平治岳登り口の大戸越までさらに岩の多い急登を登ると平治岳を目の前にすることができます。
例年ならここから斜面一面はミヤマキリシマのピンクで染まっているのですが、今年はピークを過ぎていることと、虫食いの被害で思い描いていた景色は見れませんでした。
しかし、頂上の周りなどはまだ十分に鑑賞できました。ここではもう一つの楽しみはオオヤマレンゲ。こちらは咲き始めており「森の貴婦人」の名の通り凛々しい姿でした。
このコースは草・樹木そして野鳥と全てが満足できました。最後に一緒に登った孫が、男池湧水をペットボトル2本に入れて喜んでいました。
(2022-06-14掲載)
三浦博嗣 2022-06-08
今日も暑くなりそうなので、早朝5:20分に家を出て茶ヶ床園地駐車場に6:40過ぎに着くと、すでに車が1台(見たことのある)。何時に来たの?(5:30に)広塚事務局長に電話すると、もう四方台方面とのことでした。わたしの今日の目的種は、「ヤマトキソウ」「ノハナショウブ」「コバノトンボソウ」「スズサイコ」「マイサギソウ」「カキラン」6種。
「ヤマトキソウ」は今年は多く、いくつも出ており、「ノハナショウブ」は咲き始め、「コバノトンボソウ」は数株、「カキラン」は咲き始め「マイサギソウ」に「スズサイコ」は今日のコースでは見つけられず、もう少し後ではないでしょうか。11時近くなると暑くなったので貫山林道へ。ここは「モミジウリノキ」「バイカウツギ」「コガクウツギ」ロードになっています。
草原の花は、今までのメイン「黄色」から「白色」などに変化しています。16日(木)の時は、今日見られなかった「マイサギソウ」「スズサイコ」そして「カセンソウ」も期待できます。
(2022-06-09掲載)
三浦博嗣 2022-05-24
5月12日の自然観察会を雨で中止としましたので、本日(24日)個人主催で観察会をしました。2週間近く過ぎており、開花植物も終期のものや、逆に開花を迎えたものなど僅かな期間で入れ替わりがあったが、この時期ならではの花も見られました。
トキソウは先週より更に多く開花しており、ヒメケフシグロ、ヒメジョオン、ハルジオンはピークを迎えヤマツツジの蕾も膨らみを始めていました。またムラサキが咲き出し、ツレサギソウはピーク、フナバラソウは大半が盛りを過ぎ、エビネも終期に近いものでした。
今日の一番の目的はサイハイランで、2か所(1か所は集合前に見てきました)で最高の開花を見れました。少し暑く夏日を思わせる気候でしたが、多くの花々に暑さを忘れさせてもらいました。
(2022-05-25掲載)
三浦博嗣 2022-05-20
家を出るとき少し雨が落ちていたいたが、茶ヶ床園地では曇っていたものの雨の心配もなくスタート。
観察路では「カノコソウ」はピンクから白色へと終期に近いが、黄色の「ニガナ」「ハナニガナ」「オカオグルマ」「コウゾリナ」が咲き、少しづつ「ウツボグサ」も咲き出し、「オカウツボ」も数か所で見られました。湿地では「トキソウ」が多く咲き始め、これからが見頃を向かえます。台地では「フナバラソウ」も多くなり、「ムラサキ」が咲き出し「エビネ」もまだ見れますよ。
湿地、台地もこれからが一番多く花々が観察できる時期になりました。24日(火)は一緒に出かけて行きましょう。
(2022-05-21掲載)
三浦博嗣 2022-05-10
12日(木)の定例自然観察会:平尾台の下見と5月の開花情報を兼ねて8時前に茶ヶ床園地駐車場に到着。風が強くて肌寒く1枚重ね着をしてスタート。
散策路脇は黄色のニガナ、ハナニガナ、コウゾリナ、オカオグルマなどに埋まっていますが、それでも少しづつ花は入れ替わっています。ラン科植物では、ハシナガヤマサギソウはピークを迎え、キンラン、エビネは少し盛りを過ぎ、新たにツレサギソウが開花を始めました。これからもムラサキなども咲き出します。
これから花の種類が多くなり楽しむことができます。また、ご一緒しましょう。
(2022-05-11掲載)
三浦博嗣 2022-05-05
GWを利用し山仲間(総勢10名)と落人伝説の多い山地に連れ立っていきました。前日は登山口近くでそれぞれテント・車中泊し、翌日7時過ぎから登山開始。
時雨岳までは林道から直登1時間、元気なおば様(?)方に引っ張られるように登る。時雨岳の山頂そして南斜面はヤマシャクヤク、ヤマシャクヤクで埋まり、こんなに多いのは見たことがありません。他にも初めてオオキヌタソウ(大砧草)アカネ科に出会えました。(最初はツクバネソウかなと思いましたが、花が違う?キヌタソウ?
花弁の数が少ない・・・帰宅してオオキヌタソウと判別)そしてルイヨウボタンにも出会えました。白鳥山では山頂直下の石灰岩地のヤマシャクヤクはなかなか趣がありました。そしてイチイの大木も多くありました。ただ、ここではバイケイソウ(梅憲草)ユリ科がヤマシャクヤクより多く、どんどん範囲を拡大しています。
九州背梁山地にはまだまだこのような、出会ったことのない植物が多くあることでしょう。
(2022-05-07掲載)
三浦博嗣 2022-05-02
今日の平尾台台地は気温も12度で西風が強く肌寒く、また写真を撮るのも大変でした。茶ヶ床園地駐車場ではAM7時なのに、GWからでしょうか車5台とバイク3台も停まっていました。
花々は2週間前からすると少しずつ主役が入れ替わりつつあります。また、昨年より開花の早いものや、遅いものと現地で確認しないとわかりません。このGW中に是非行って下さい。
キンラン(金蘭)ラン科やエビネ(海老根)ラン科にオカオグルマ(丘小車)キク科そしてカノコソウ(鹿の子草)スイカズラ科が見られますよ。
(2022-05-03掲載)
三浦博嗣 2022-04-25
平尾台に向かう途中は濃霧で心配しましたが、平尾台は霧はなく晴れていました。自然観察センター駐車場でH氏と、そして見晴台ではN氏とそれぞれ違う目的でしたが偶然会いました。
広谷湿原に向かう道脇はキク科の花々(ニガナ、ハナニガナ、コウゾリナ、オニタビラコ)やオカオグルマなど黄色の花が咲き始めて十分に楽しませてくれました。
湿原は野焼きの影響で見通しよく、湿地植物が咲き始めるころは期待が持てるようです。貫山林道は高、低木の花芽が多く、山道脇はフデリンドウやツルカノコソウなどが見頃でした。台地植物は今年はすでにキンランが多く開花し、シュンランは終わり、シランは開花が遅れと花々で少し早かったり遅かったりとマチマチです。今からがいよいよ本番です。
(2022-04-26掲載)
三浦博嗣 2022-04-13
今日の平尾台は濃霧で吹上峠からは台地方向は全く見えませんでした。到着時は気温は17度から20度にまで上がったが10時過ぎには濃霧と北風で気温も下がり肌寒い日になりました。
少しずつ開花植物も多くなり、シュンランや1株だけ日向にあるエビネが開花しておりオキナグサも一部は綿毛に近いものもありましたが、まだ十分に見ることができます。
久しぶりの貫山林道は、スミレ類も多く、草原では見れない花々があり、野鳥も多く、今年初めてオオルリの声を聞けました。このルートはこれから観察コースにいれようと思います。
今日はもう少し歩きたかったのですが、霧が深くなり寒いので途中でリタイアしました。
(2022-04-14掲載)
三浦博嗣 2022-04-05
今年の春の花は開花が遅れており、前回の訪れから20日以上経ってから再再訪。水無登山口は珍しく一台も車が停まっていませんでした。
少し肌寒さを感じさせるものの、花は期待を裏切らず私たちを歓迎してくれました。キバナノアマナも、イチリンソウ・ニリンソウそしてケシ科のヤマエンゴサク・ジロボウエンゴサクも満開でした。そして昨年は見れなかったトウゴクサバノオも多く開花しており十分堪能しました。ただ、一部昨年は開花していたものが見られなかったのは残念でした。
(2022-04-06掲載)
三浦博嗣 2022-04-03
4日後の定例自然観察会に向け、下見も兼ね、日曜日でもあり、天気も良いのでこの時間でほぼ満車状態でした。自然観察センター駐車場から千貫岩駐車場を経由し風神山に向かいますが、多くのトレラン者がいました。
この時期の主役である「オキナグサ」「ツクシショウジョウバカマ」を求めてここから天狗岩までゆっくりと歩きました。ホタルカズラやバラ科のキジムシロにツチグリそしていろんなスミレなども顔を出していました。
7日の観察会はいつものコースを変え、茶ヶ床園地駐車場から天狗岩への往復のアップダウンの少ない歩きやすいルートで距離も4km弱に変更し、メインの花々をじっくり観察します。多くの皆さんの参加を期待しています。(持参物は ルーペ、植物図鑑、昼食、飲料水)
(2022-04-04掲載)
三浦博嗣 2022-03-28
前回の訪れから10日以上経ち花々も多くの開花を期待して、吹上峠から登りました。
道脇には数種のスミレが咲いていましたが、他にはバラ科のツチグリやキジムシロそしてホタルカズラなど数を増やしているものの他種はほとんど開花していませんでした。その中で開花間近のオキナグサ(2株)を見つけ、今年もやっと平尾台の春の妖精に出会うことができました。毎年この場所が一番先に開花してくれます。他の場所では全く出ていませんでした。
今日の台上は風が冷たく冬に戻ったようでしたが、これから日に日に暖かくなり1つ1つ開花する花が増えてきて、4月7日の観察会では皆さんの眼を十分に楽しませてくれると思います。
(2022-03-28掲載)
三浦博嗣 2022-03-16
先週、野焼き後の景色を見てから1週間経ち(野焼きから約3週間)ぼちぼち開花している植物を観察するのと、過去の3月に開花した植物写真で、身近な植物がないことに気が付きその写真を撮るためにゆっくり道をジグザグに歩きました。
散策路からは、ウグイスやヒバリの囀りがあちらこちらから聞こえてきていました。春の代表的な花々ではホタルカズラは3株、スミレ各種も3種ほど、春のセンボンヤリも3株と咲き始めていましたが、本格的な開花はあと2週間近くかかるようでした。そして平尾台でどのコース、どの山も登っていたと思っていましたが、貝殻山には登っていないことに気が付き登りました。少し暑いくらいの気候でしたが山頂に吹く風の心地よさと展望は素晴らしいものでした。
いよいよ花の平尾台の本番です。4月からの観察会を楽しみに待っていて下さい。
(2022-03-17掲載)
三浦博嗣 2022-03-13
前回の観察登山から1週間。ここのところ気温が高く開花も一段と進んでいるのではと期待して訪れました。
水無登山口は日曜日にもかかわらず車は3台と少なかった。スタートしてまもなく前回開花の少なかったホソバナコバイモも多く開花しているものの、スプリングエフェメラル(春の妖精)も少し開花があるが、数は少ないか、まったく開花していない状態。ネコノメソウの仲間もヤマネコノメソウは多く開花してるが、コガネネコノメソウやイワボタンはわずかに開花しているが他はほとんど開花していない。
山頂は一面のガスで視界はゼロ、風は冷たく少し下り登山道脇にて昼食。みそ汁にお汁粉つきと最高に美味しくいただきました。
一番の目的のキバナノアマナはこのルートでは開花種は見つけることができませんでした。あと、10日〜2週間でそれ以外に、イチリンソウやジロボウエンゴサクなどなど多くの開花に出会えることでしょう。
帰路の途中、スミレのなかで一番先に開花するアオイスミレやツクシショウジョウバカマが林道脇の壁面に一斉に咲き誇っていました。本格な出会いはこれからですので、また、10日ほどして再訪します。
※スプリングエフェメラル(春の妖精)と呼ばれているのは、「ツクシショウジョウバカマ」「キバナノアマナ」「ホソバナコバイモ」「イチリンソウ」「ニリンソウ」「ジロボウエンゴサク」「ヤマエンゴサク」などですが、私的には3〜4月に初めて出会える花はすべて「春の妖精」だと思っています。
(2022-03-14掲載)
三浦博嗣 2022-03-08
2月26日(土)の野焼きで延焼した場所が情報によると、偽水晶山・水晶山まで広がり広谷湿原にも及んだとのことで花は無いことは承知で確かめに行きました。歩いたコ-スでは開花している花は「オオイヌノフグリ」だけで他にはありません。
天気も良く絶好の散策日和なので、久しぶりに貫山に登り偽水晶山近くから広谷湿原にむかう道路の東側は一面の焼け野原。いままでは樹木や背の高い草に覆われていた場所が見たことのない風景に一変していました。
近年は湿原とは名ばかりで、人の手が入ってなく多くの湿地植物が埋もれていたのではないかと思っていましたが、今年は今まで見られなかった植物も見られるのではないでしょうか。
あと1週間もすれば様々な植物が芽吹きをむかえるでしょう。今年も植物観察を大いに楽しみましょう。
(2022-03-08掲載)
三浦博嗣 2022-02-08
約1ヶ月振りの大ヶ原にベニマシコを観察しに行きました。いつもの場所には2人の方がカメラを構えており、先ほど3羽出ましたよとのことで待ちましたが出てこず。
一人移動し別の場所で探すも出るのはヒヨドリにシロハラ、アオジなどばかりで、本命の鳥は出ず再度元の場所に戻ると、家内は先ほど5羽出たとのことでしたので、待つも出ず。
探鳥会コ-スを廻って帰る途中でアオゲラの声。探すと遠くの松の木にいるのを見つけ、遠いですがやっと撮影でき帰りを急いでいると今まで一度も見たことのない場所になにか赤い物が見え、何とベニマシコ、それも雄2羽(茎かぶりでしたが)。
今回は諦めていましたが最後にお土産をもらいました。
(2022-02-08掲載)
三浦博嗣 2022-01-30
A氏とお会いした時に、近場のダムに「ヒシクイ」の情報をいただき、2か所を回りました。最初のダムは昨年は多くのカモ類が入っていましたが今年は当初、全く水がなく、カモ類はほとんどいませんでしたが、最近少し水量が多くなり「ヨシガモ」や「コガモ」などが入っていました。
次のダムには、奥の方に「マガモ」や「キンクロハジロ」や「ハシビロガモ」は見られるものの、「ヒシクイ」は見当たらず少し移動すると道路から近い小さな洲に6羽の「ヒシクイ」休んでいるのを見つけることができました。その中の1羽は嘴の基部に白い部分があり「サカツラガン」特有の特徴がありましたが、嘴の先は黄色くなっており「ヒシクイ」と思いますが、お分かりの方はお教え下さい。
*私の写真にはその特徴が写っていませんが、美代子氏の写真には写っています。
(2022-01-31掲載)
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