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三浦博嗣 2024-10-14
約1ケ月振りの天山。前回見れなかったセンブリやウメバチソウにリンドウ、そして以前は開花したばかりのタンナトリカブトを見に行きました。
祭日でしたが、我々が着いた時は車は駐車場は1台だけでしたが、下山した時は駐車場に満車、傍の林道沿いには8台くらい止まっていました。
天山では、センブリは咲き始めが多く、ムラサキセンブリは数株ですが開花しており、リンドウにアキノキリンソウも多く開花しており、多くの観察者が来ていました。
ウメバチソウは花弁の欠けたのが1株だけ(今年はウメバチソウは3株程ですでに終了したとのことでした)。
その後、天山の向かいにある雨山に行き、ここはムラサキセンブリが多くあり、ここから駐車場には、天山下の迂回路を歩きました。
駐車場を出て帰り道で、盛りのタカクマヒキオコシ、レイジンソウ、アケボノソウとピークを少し過ぎたキバナアキギリを見て帰路につきました。
(2024-10-15掲載)
三浦博嗣 2024-10-13
数日前に登った時に、アキザキヤツシロランが2株程、蕾の状態でしたので、今日あたり開花しているのではないかと訪れました。
今年は昨年より多いようです(私の感想)が、何分、土の色と同系色で茎の高さが、最初は数センチなので見つけるのが困難です。しかし、毎年この環境でも頑張って発芽してくれます。
※アキザキヤツシロランは、萼片は合着し、筒状になり、唇弁、ずい柱は淡黄色。常緑樹林や竹林に生える。同時期にでるクロヤツシロランはスギ林や竹林に生える。
(2024-10-13掲載)
三浦博嗣 2024-10-11
今日は10月17日(木)の観察会の下見も兼ね、ウメバチソウ・センブリ、ムラサキセンブリ、アキノキリンソウ、リンドウなどの開花状況を見に行きました。
9月末に訪れて以降から、更に秋の景色が深まっていましたが、植物はまだ秋は先だよと言っているようでした。昨年の同時期には開花していた植物で、今日咲いていたのは、アキノキリンソウだけで、他はまだ蕾か出ていないかでした。開花は1週先か、2週先のようです。
標高の高いところでは、多くが開花しているのですが、開花は年々遅くなっているのでしょうか。
(2024-10-12掲載)
三浦博嗣 2024-09-30
9月5日の観察会以降、この酷暑で足が遠のいてましたが、10月になるので急遽、朝早く平尾台に向かいました。平尾台は気温23度で東風が吹き、少し寒さを感じました。
中峠までの散策路は、ヤマハッカが多く咲いており、少しですがヒメヒゴタイが咲き始めています。
ハギ類は多くは終期をなっていますが、まだナンバンギセルが残っていました。
アケボノシュスランは今年は例年より開花しているが少し遅いのかな?アケボノソウも開花はこれからのようです。
今の時期は、花の入れ替え時期のようです。(最近はどこまでが夏花、どこまでが秋花は判断しかねますが?)
しかし、草原はススキ原になり、吹く風も秋を感じさせてくれ、少しづつ観察にはいい時期になります。お出かけ下さい。
(2024-10-01掲載)
三浦博嗣 2024-09-27
3月・4月以来の井原山(今回はキトク橋からアンの滝までですが)で、このルートは歩くのは10年振り位になります。
今回は、アケボノシュスラン(曙繻子蘭)ラン科が群生しているとのことで渡渉を数度繰り返しアンの滝まで行きました。
目的の花は、山道の傍や岩の上で、訪れる者に「見てよ、見てよ」と言わんばかりに咲いていました。他にも季節の多くの花々が見られます。さすがに「花の山・井原山」と言われる通りです。
(2024-09-28掲載)
三浦博嗣 2024-09-19
前回訪れてから約1ヶ月、花々もまだ残っているものや、新しく開花したものなど、今回も多くの花に出会えました。
平日で駐車場は3台だけで、花の時期には土・日に訪れる人が多いようです。
山頂の気温は26度で風が吹いていると、陽が照っていてもあまり暑さを感じさせません。
目的のタンナトリカブトは、色付きが今一つで、少し早いようで、ホソバノヤマハハコも同様です。アキノキリンソウは少しずつ咲き始めていたが、センブリやリンドウは少し早いようでした。帰りの林道で出会えなったタカクマヒキオコシの場所を牧野さん教えていただき、あわせてキバナアキギリ・レイジンソウそしてアケボノソウも見ることができました。
皆さん、暑い中の観察お疲れ様でした。多くの花や女性の方々の美味しい差し入れで腹いっぱいになりました。ありがとうございました。
(2024-09-20掲載)
三浦博嗣 2024-09-01
9月5日(第177回観察会:平尾台)の下見を先週に計画していましたが、台風の影響で今日になりました。日曜日に来るのは初めてでしたが、すでに駐車場は 空きスペースが3〜4台となっていました。スタート時の気温は21度と涼しかったが、陽が照るにつけ気温はグングン上がります。
上の広谷湿地は花はミミカキグサ系もサギソウもなく、湿地内は踏み跡だらけで悲しくなります。草原の花々も少し端境期のようです。目的のシュスランにミヤマウズラは咲き始め5日頃が一番いいかな。先の台風の風で、背の高い草花は倒されており、タヌキマメを探すのも大変でした。これも数日先かな。
暑いので、当日は日傘、水分を用意されてください。早めに終了予定です。
*茶ヶ床園地のトイレは使えませんので、自然観察センター駐車場のトイレを利用してください。
(2024-09-02掲載)
三浦博嗣 2024-08-23
俵山山麓の花観察を終え、近く(車で50分前後)の南阿蘇ビジターセンター野草園に向かいました。南阿蘇からの車窓からは阿蘇5岳は左側に見えいつも見るくじゅう方面の裏側ですが、すぐ近くに見える根子岳の岩峰は迫力があります。
野草園では、また、信さんご夫妻に会い、ご一緒させていただきました。倒木等の関係で立ち入られない場所がありましたが、ここでも多くの植物が観察できました。
ここから九重のくじゅうタデ原湿原に「シラヒゲソウ」と「ミズトンボ」に会いに行き、どちらも見頃をむかえていました。湿原は暑かったが、渡ってくる風は涼しく少し秋が感じられゆっくりと観察でき、初めての「シムラニンジン」に出会い、野草園では終わりかかっていた「ヤマトラノオ」にも出会えました。
今回も見たい花に会えなかったこともありましたが、思いがけない花に出会えたりと・・・・・・・だから出かけるのですね。
今回は1日中「花めぐり」をして我が家には19時ころに着きました。少し疲れましたが、多くの花々そして素敵な方と楽しい時間を持て最高でした。また、出掛けます。
(2024-08-25掲載)
三浦博嗣 2024-08-23
この時期に、まだお目にかかってない「ロクオンソウ」と「ダイサギソウ」を見たくて、明日から天気が下り坂なので5時過ぎに思い切って出かけました。初めての場所なので、広い草原を無暗に歩いても見つけるのは大変なので、交流館の方に尋ねても、やはり盗掘を恐れ教えてくれません。
探し始めてすぐに「ロクオンソウ」には出会えましたが、「ダイサギソウ」「ヒメノボタン」や「ムカゴトンボ」などを探していると、またまた「信さん」にお会いでき、場所を教えていただき一緒に探しました。目的の花々や素敵な方にお会いでき最高の時間を楽しめました。
このあと、南阿蘇ビジターセンターさらに足を延ばし、くじゅうのタデ原湿原に行き、多くの花々を沢山見てきました。
(2024-08-24掲載)
三浦博嗣 2024-08-21
先週末に来た時にスズムシバナが早くも2株に1輪ずつ咲き始めて、カメラを持参していなかったので、今日6時過ぎにから登り始めるが、鳥の声は少なく、登山口近くから登山道も開花植物は非常に少ない。頂上近くの尾根になって少し風が吹き上げてきて、やっと一息つけました。
頂上からは遠くに英彦山山系がみえましたが、玄界灘沖の沖ノ島はやはり見えませんでした(年に数回見られます)。
目的のスズムシバナは先週と同じく2株しか咲いていませんでした。多くは後1〜2週間先くらいではないでしょうか。
(2024-08-21掲載)
三浦博嗣 2024-08-05
6時30分前に茶ヶ床園地に着いた時は、車は1台のみ。ガスがかかっていたので気温も25度でした。園地は野鳥の声よりクマゼミの鳴き声が響いていました。
茶ヶ床園地から中峠に向かう道脇は、ハギの花はまだまばらで、ノヒメユリが他の野草に隠れるようにところどころで姿を見せてくれました。
中峠から広谷ではカワラナデシコにオトギリソウそしてコウゾリナが咲いていました。広谷湿地はサギソウは無く、ホザキノミミカキグサが多くありました。
車寄せの場所には、ミミカキグサが咲き始め、ヒメオトギリなども見られます。中峠から大平山へは、クルマバナが見られ、ナンバンギセルが早くも咲き出していました。
8時ころまではガスの影響であまり暑さを感じませんでしたが、それ以降はじりじりと焼けつくような暑さと湿度で汗がでてきます。キセワタは出ていません。駐車場も車は4台しかありません。今日はいつも見させていただいているブログの「信ちゃんの美夜古だより」のご夫妻にお会いできたのが収穫でした。
8日の観察会は中止しましたが、お出かけされる時は、早い時間で給水は十分にされてください。
(2024-08-05掲載)
三浦博嗣 2024-08-02
天山登山を終え、約1時間近く車で走り、今日の第二目的である九州有数の湿地植物を見るため、樫原湿原に行きました。炎天下にもかかわらず、観察者も10人程いました。大半は湿地植物の撮影に来られているようでした。
湿地はサギソウが一面に咲き、サワギキョウやコバギボウシにヌマトラノオも多く咲いており、小さな湿地植物のミミカキグサやホザキノミミカキグサは他の植物に隠れるように咲いていましたが、撮影は非常困難でした。
カメラマンの方から、今ブルー・ビーがオミナエシのところにいるみたいと聞き、待つこと数分でオミナエシに飛んできて、「幸せを呼ぶ青いハチ」に出会えました。楽しみ!!
この湿原は地域住民やボランティア団体等と県が協力して、湿地保全の取り組みを行って、環境保護されています。H13年には「日本の重要湿地500」に選定されています。
福岡県では、「広谷湿地」も含まれていますが、言いたくはありませんが管理は天と地ほどありますね。人の手を入れないと環境は守られません。悲しくなりますね・・・・・。私たちがお世話になっている場所との違いは・・・・。
(2024-08-03掲載)
三浦博嗣 2024-08-02
天山は、唐津市・多久市・小城市・佐賀市にまたがる標高1046mで、360度の眺望が楽しめる草原と花の山です。今回は登山目的ではなく、花の観察がメインなので天山ダムから天川登山口から行きました。
山頂までの登山道にはアキノタムラソウ・ヤマホトトギス・オトギリソウ・ホソバシュロソウなどに目を奪われます。
山頂は気温が32度でしたが、1000mで、風は冷たく暑さも気になりません。山頂は草原でウツボグサやキンミズヒキに咲きマツムシソウ・シギンカラマツなども咲き始め、東側の稜線ではコオニユリが咲き、今回の目的のキュウシュウコゴメグサも多く咲き、サイヨウシャジンも咲き出し、以外にも、モウセンゴケも見られました。
本当に多くの花を山頂では2人占めで、ゆっくりと花観察ができました。
(2024-08-03掲載)
三浦博嗣 2024-07-22
2週間以上行きたいと思いつつ、天候とこの暑さに躊躇していましたが、7月下旬になるので出かけました。朝6時過ぎに着くと駐車場は1台のみ。駐車場は風があり余り暑さを感じなかっつたが、陽が登るにつれだんだん暑さ指数が増してきました。
草原も湿地もまだ花は少ないが、草原ではキキョウやオミナエシなどの開花が見られます。湿地は荒れており、この状態が続けば湿地植物は見られなくなるのでは・・・。
草原ではこれからは秋の花々が咲き始めてくるでしょうが、この異常な暑さでの観察は短時間に済ませることも必要では・・・。
さすがに4時間程炎天下での観察は久しぶりに疲れました。茶ヶ床もさすがに車が5台しかありませんでした。
(2024-07-23掲載)
三浦博嗣 2024-07-18
雨ばかりで、久しぶりです。今日はこの時間帯でも樹林は、気温も高く湿度も高く沢山汗をかきました。
花も少なく、野鳥も少なく、でも登って良かったです。
(2024-07-18掲載)
三浦博嗣 2024-07-09
大法山の探鳥会が無くなって以来久し振りに本格的に大法山・白馬山を広塚さんの案内で歩きました。今日はツル性植物をメインに樹木を観察しました。
自然林の中、多くの大木・多くの種類が残っていました。多くのツル植物を見ることができました。サンコウチョウの声も聞くことができました。
気温・湿度が高く、低山といえどもアップダウンありで久しぶりにいい汗をかきました。
(2024-07-10掲載)
三浦博嗣 2024-07-05
6月中旬の観察会から、天候不良や用事で訪れることができませんでしたが、やっと草原の空気を吸うことができました。
11日の下見も兼ね、最近の酷暑を避け7時前に茶ヶ床に向かいましたが、自然観察センター駐車場から先が道路が陥没して通れず、観察センターから出発。
平尾台神社経由は樹林の中で涼しいものの湿気がありましたが、陽に照らされることを考えれば最高です。道脇のムラサキニガナが咲いていました。
夏の花々は少し過渡期でしたが、目的の3つの、「スズサイコ」、「ササバラン」、「ホウライカズラ」はすべて開花していました。特に「ササバラン」「ホウライカズラ」は見頃でした。来週には「ヒオウギ」や「キキョウ」も咲いているかも。
今日は気温が30度を超えていましたが、西風が2〜3m/s位ありあまり暑さは感じませんでした。
*(帰りには陥没の通行止めは、う回路の看板が立ち、茶ヶ床園地への通行はできるようになっていました。)
(2024-07-06掲載)
三浦博嗣 2024-06-26
今回もコクランの開花とタマゴタケ・キヌガサタケを見たくて、雨の合間をみて急いで登ってきました。雨には会わずに済みましたが、タマゴタケやキヌガサタケはまだ出てなく会えませんでした。
山道はこの時期は蚊が多く、立ち止まるとすぐに群がってきます。これからしばらくは蚊取り線香が必須です。
コクランの多くは見頃で、早くもアキノタムラソウが顔を見せてくれました。
(2024-06-30掲載)
三浦博嗣 2024-06-14,19
(2024-06-20掲載)
三浦博嗣 2024-06-18
木下さんの呼びかけで家内について出かけました。大法山(田川市)の探鳥会は最近まで実施され参加していましたが、無くなってから久しぶりに訪れました。
広塚さんの案内で、自然林の鬱蒼とした歩道を種々の野鳥のこえを聞きながら、植物を観察しながら大いに楽しみました。
野鳥は巣立ちしたばかりの幼鳥も多く見られ、キビタキにアオバトそしてサンコウチョウの鳴き声に癒されました。
植物も多くの草本に木本そしてシダ類も出会えました。
今回も多くのことを学びました。皆さんお疲れ様でした。
(2024-06-18掲載)
三浦博嗣 2024-06-11
平尾台に6〜7年振り、いやもっとかな、カッコウの声が響いてました。最初は自然観察センターの林から、昼近くには貝殻山近くで聞こえてきました。
13日(木)の下見で、開花状況を見てきました。朝露を纏ったヤマトキソウは美しく、多く開花していました。カキランも咲き始め、湿地ではトキソウも残り、コバノトンボソウにノハナショウブも少しですが咲き出していましたが、一部では湿地の中に人の踏み跡そしてロープが無くなっていました。
台地ではマイサギソウ、道脇にはスズサイコやオカトラノオなどが見られるようになりました。
(2024-06-12掲載)
三浦博嗣 2024-06-04
5月24日から10日ほど経ち、フナバラソウやムラサキから徐々に初夏の花々に変わりつつあるようで、5月末に咲き始めたラン科植物のトキソウに加え ヤマトキソウにコバノトンボソウやカキランそしてユキノシタ科のコガクウツギとバイカウツギなどを求めて、ゆっくりと青空の下で爽やかな風を受けながら楽しみました。
ヤマトキソウは今年も多く開花を迎えており、この時期はトキソウと両方が見ることができます。コバノトンボソウとカキランは開花し始めたばかりで、今からまだまだ楽しめます。
湿地の周りや崖地には真っ赤なヤマツツジが緑の草地によく映えています。
林下では、モミジウリノキの花がピークを迎え、ウツギの仲間なども見られ、野鳥の声を聞きながらの植物観察、満足できますよ。
来週の観察会までさらに多くの植物が開花していることでしょう。
(2024-06-05掲載)
三浦博嗣 2024-05-24
16日の観察会で、今週位が「フナバラソウ」や「ムラサキ」が満開時期ではないか、そして「トキソウ」が開花を始めたのではと思い出かけました。草原は多くの植物が背丈を伸ばし、小さな花々が隠れてしまいそうで、探すのが大変になりそうです。
道脇は黄花の「コウゾリナ」・「ニガナ」・「オカオグルマ」などが多くあります。いつもの場所では「ムラサキ」や「フナバラソウ」が満開で 中峠周辺では「ツレサギソウ」や「ヒメケフシグロ」も充分に楽しませていただきました。しかし、「ムラサキ」は年々株数が少なくなってきています。(多分、盗掘にあっているのでしょう)
湿地では「トキソウ」が満開を迎えてますが、こちらも場所によっては年々減少傾向にあるように感じます。
30日は私事都合で観察会を中止にしましたが、時間があれば是非行かれて見てください。暑さだけはご注意を!
(2024-05-25掲載)
三浦博嗣 2024-05-02
4月18日の観察会のあと、4月中に訪れる予定が連日の雨模様や用事で延び延びになり、この日にやっと来られました。
今回は久し振りに吹上峠から大平山経由で小穴までの周回をしました。最初の急登では、ウマノアシガタやアマドコロが群生し、ホオアカやセッカにヒバリが盛んに囀っており、平尾台も初夏の訪れを感じさせられました。
緩やかな登りになると、カノコソウのピンクにホタルカズラの濃青紫、そしてアキグミの白い花が野焼き跡が残る草原に彩りを与えていました。エビネは少しピークを過ぎていましたが、十分見ごたえがありました。また、キンランは昨年に比べ多くあるようで、開花はこれからでしょう。他にも、ヤマハタザオにソクシンランそしてハシナガヤマサギソウが次々に開花していきます。楽しみです。
今日は天気も曇り模様で、風もあり少し寒い感じはありましたが、最高の観察日和でした。また、次の観察会までにもう一度たのしみます。
(2024-05-03掲載)
三浦博嗣 2024-04-10
4月18日の自然観察会の下見で行きました。この時期はスミレの仲間でも「アケボノスミレ」が多く咲くのですが、今年はこの場所が野焼きがされておらず、ススキが多く残り数が少ないようでした。また、「シロバナタンポポ」と「キビシロタンポポ」を再度詳細に観察すると、「キビシロ」が意外に多くありました。
「シュンラン」に「オキナグサ」も多くが開花し、「ヤマシャクヤク」も開花が近く、「エビネ」はもう少し先になりそうです。
帰りに井手浦により「リュウキュウコザクラ」の多くの開花を見ました。これから台地の植物も日に日に多く開花することでしょう。
(2024-04-13掲載)
三浦博嗣 2024-04-03/04
「2024年4月3日(水)-4日(木)に高知ツアーを下記の要領で行います。NHKドラマ「らんまん」の大ヒットに伴い、野鳥、植物好きの我々のために、この機会に高知一泊旅行を計画しました。高知で有名な植物園といえば、牧野植物園とモネの庭ですが、それに高知城のヒメアマツバメとサシバの渡りを見たいと願っています。さらに「わんぱーくこうち」(動物園)で、今年ヤイロチョウが2羽捕獲されているので、それも見に行きます。桜が咲き乱れる美しい牧野植物園を散策した後、富太郎ゆかりの町、佐川や横倉山も回りたいと思っています。さらにサシバは、年によって渡る場所と時間が微妙に異なるので、高知野鳥の会の情報をいただきながら、中型バスで移動したいと考えています。高知滞在時間を最大にするため、福岡から飛行機で行きます。」
(村田希巳子)
※サイト注:このツアーは「高知ツアーへのお誘い\牧野富太郎植物園とサシバの渡り」として北九州支部企画部長・村田希巳子氏(本支部会員)の企画および上記募集により実施されたものです。なお本欄に掲載された植物は自然分布する自活植物ではなく、すべて植物園の展示植物であり植栽です。
(2024-04-08掲載)
三浦博嗣 2024-04-02
ここのところ雨模様が続いていましたが、予報は晴れで、気温も夏日予想なので井原山に出かけました(予報に反し、曇りで汗をかくこともありませんでした)。
前回は3月の中旬でまだまだ開花植物も少なかったが、今回は登山道脇には、イチリンソウにニリンソウにユキノシタ科のネコノメソウ属も多く咲き始め、ケシ科の青紫色のヤマエンゴサクに紅紫色のジロボウエンゴサクなどであちらで立ち止まり、こちらで立ち止まりとなかなか前に進みません。
スミレ科もアオイスミレがほぼ終わり、エイザンスミレにシハイスミレそしてナガバノスミレサイシンが咲き出して足止めにします。
今回も春の花をゆっくりと楽しみながらの山登りを満喫しました。これからG/Wころまで、春の樹木(特にコバノミツバツツジのアーチ)も楽しめます。
(2024-04-05掲載)
三浦博嗣 2024-03-30
今日の平尾台は晴天にもかかわらず、黄砂で遠くは霞んでいました。すでにこの時間で5台が駐車されていました。
花々は平地でも咲いているものが多く、この時期の平尾台で見られる「オキナグサ」は今日の周回ルートでは、いつもの場所に2株開花し、花弁外側の毛に覆われた部分と内側の暗紫赤色と葯の黄色の美しさが素敵でした。
シュンランやエビネは蕾でした。あと1〜週間で多くの春植物が私たちの眼を楽しませてくれるでしょう。
(2024-03-31掲載)
三浦博嗣 2024-03-19
今日の天気は、数日前の予報では晴天でしたが、曇りから雨に予報に変わっていたので、先に貝殻山に向かいました。
周辺は例年ならば、センボンヤリにニオイタチツボスミレそしてホタルカズラなど多く見られ、バラ科のキジムシロなど黄色の5弁花が目立つのですが今年はどれも開花しているのが少なく、野焼きから1ヶ月を過ぎたのに、このところの気温の低下もあるのでしょうか。そのような状況でも、ツクシショウジョウバカマとオニシバリだけはピークを迎えていました。
10時半ころに雨がパラパラからだんだんと激しくなり、風も出てきたので、茶ヶ床園地に戻り、予定を変更して解散にしました。
参加いただきました皆さん雨の中ありがとうございました。また、お疲れ様でした。
(2024-03-19掲載)
三浦博嗣 2024-03-14
久しぶりで糸島にある花の山(井原山)に出かけました。キトク橋から狭い暗い林道を登って行き水無登山口に向かいました。この狭い、暗い林道も片側の崖には、この時期一面のツクシショウジョウバカマが目移りするほど咲いています。
登山道には、5つの橋がありますが、最初と二番目は昨年の水害で橋が流され、新しく架け替えられていました。
渓流沿いは、ユリワサビが咲き、登山道ではホソバナコバイモがピークを迎えているようでした。キバナノアマナは今年も可憐な花を見せてくれました。咲き始めたばかりでこれからが最盛期を迎えるでしょう。ニリンソウは数株だけ開花し、イチリンソウはまだまだで今月末くらいがいいのでは。ヤマルリソウは今年も斜面に多く咲き、スミレ属もアオイスミレだけで、木本は今年は少しおそいようでアブラチャンやシロモジなど黄色の花が未開花。
これからGW頃までが最高の花時期になることでしょう。
(2024-03-15掲載)
三浦博嗣 2024-03-07
野焼き前の1月末以来で、野焼き後1ヶ月近く経ち、少し花々が顔を出しているのを楽しみに訪れました。
この時期は、まだまだ寒く、他の山などでは開花植物の情報がありますが、ここ平尾台は期待したほどの開花は見られませんでした。
目的のツクシショウジョウバカマは数株が開花ないしは開花近くになっていました。バラ科やスミレ科植物は一部が咲き始めたばかりでです。
あと10日程で(19日(火)に予定しているミニ観察会)多くの花々が見られることでしょう。
(2024-03-08掲載)
三浦博嗣 2024-02-13
今日も天気が良く、家の用事を済ませて、昨日の探鳥会場所の中島に出かけましたが、今日は野鳥の出が悪く2時間ほど粘った後に「レンジャク」の情報を聞いたので、香月中央公園(北九州市八幡西区)に出かけました。
すでに数名がおられ、クスノキの実をつつく「キレンジャク」が7〜8羽見られた。
「ヒレンジャク」が1羽だけいました。大半が下から見上げての写真しか撮れませんでした。
※サイト注:カメラマンの集中による問題化防止のためK公園として場所が伏せられていましたが、筆者に許可をお願いし公開しました。(2024-02-18)
(2024-02-13掲載)
三浦博嗣 2023-11-12
集合場所の埴生公園に着いたときは、小雨模様でしたが、西空には雨雲も厚くなく何とか天気も持ちそうでした。
最初に埴生公園内の観察でしたが、私は初めての場所でしたが、池があり、周回コースにはセンダン・クスノキ・ナラガシワ・スダジイなど多くの自然林やサクラも多くあり野鳥だけでなく植物にも良い環境の観察地だと感じました。
中島に着くまでは、傘をさしたり閉じたりの天気でしたが、ここに着いてからは雨の心配もなく、川にはカイツブリ・オオバン・カルガモ・マガモなど、上空にハイタカが飛び樹々はナンキンハゼが紅葉し実をつけ、センダンも多く実をつけていました。ここで今冬初認のツグミが見られ、遠くの上空ではタゲリの群れが飛び、セイタカアワダチソウの群生地ではベニマシコの声など多くの野鳥を観察できました。また、担当の中川原さんには中島の成り立ちなど多くを勉強させてもらいました。
解散後、中川原さんと数名で近くの美味しい海鮮丼店に案内いただき堪能しました。ありがとうございました。
(2023-11-12掲載)
三浦博嗣 2023-10-31
今年は「経読林道観察会」が通行不能で中止を余儀なくされ、英彦山の紅葉は見られないかと思いましたが、広塚氏のお誘いと家内に尻を叩かれ、葯1年ぶりに裏英彦の紅葉を見に行きました。豊前坊の駐車場横のモミジはまだ紅葉していませんでしたが、下の駐車場のモミジは色づいていました。
豊前坊から北岳に向かう登山道には、「ジンジソウ」や「キッコウハグマ」が可憐な花を見せてくれ、「シオジ」「シロモジ」など多く色づき、急登も苦になりません。
一本杉から北岳への登山道からは、「鷹の巣三峰」や「犬ヶ岳」そして遠くは少し霞んでいましたが「由布岳」に「久住連山」そして「阿蘇五岳」も見え、道脇では多くの樹木の果実を見ることができました。「北岳」から「中岳」は上宮工事のため行けず、ケルンの谷へは、トラバースあり、急な下りあり、岩場の横断ありとまさにアドベンチャータイムを久しぶりに楽しめました。ケルンの谷から薬師林道まではUP・DOWNの登山道からは、裏英彦の紅葉が青空に映え最高の眼の保養をさせてもらいました。
広塚さんありがとうございました。皆さんお疲れ様でした。(男2人は少し疲れましたが、女性6人は最後まで元気で、もう来週の紅葉登山を計画してるようでした。)
(2023-11-01掲載)
三浦博嗣 2023-10-19
爽やかな秋晴れの下、今年最後の平尾台観察。先週の定例観察会に来られなかった2人の元気な女性と家内を合わせ4人で台地を堪能しました。
先週は開花が遅れていた「ウメバチソウ(梅鉢草)ニシキギ科」や「センブリ(千振)リンドウ科」「ムラサキセンブリ(紫千振)リンドウ科」などは台地上一面に咲いて足の置き場に困るほどでした。「ヒメヒゴタイ(姫平江帯)キク科」も多くは蕾から開花し、秋風に揺れており、「ヤマラッキョウ(ユリ科)」に「リンドウ(竜胆)リンドウ科」も他の草に隠れるよう咲いていました。
ススキ原も茶色から白い色に変わってきており、一段と秋が深まっているのを感じさせられます。野鳥もあまり多くありませんが、秋の青空に2羽のハイタカが姿を見せてくれました。
最後に、今年も「イヌセンブリ(犬千振)リンドウ科」に会えました。ただ残高なことに1株しかありませんでした。これから遅れて咲いてくれればいいのですが?。
毎年、定例自然観察会は前年の一番いい時期に合わせて開催していますが、今年も幾度かタイミングがずれる時がありました。自然環境の変化から開花が早くなったり、遅くなったりは続くと思います。次年度もピークに合わせ実施したいと思います。
今年も多くの方々に参加いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
(2023-10-20掲載)
三浦博嗣 2023-10-03
今回は12日の観察会の下見と、九州百名山の貫山(登頂をされていない2名の方々)登山を目的に行きました。
茶ヶ床園地に着くと、軽トラ数台、そして次々に軽トラが来て10名以上の人が集まってきました。一部道脇の草刈りと防火帯の草刈りをされるそうです。(ボランティアの方々だと思います。ご苦労様です。)
中峠に向かう道脇はハギの花はほぼ終了し、キク科のシラヤマギクに少しづつヤマジノギク(山路野菊)やヤクシソウ(薬師草)が咲き始め、平尾台の秋の代表的な花のヒメヒゴタイ(姫平江帯)も咲き始めていました。
中峠からは登り道を周りの花々を観察しながら四方台へ。ここではセンブリ(千振)リンドウ科にウメバチソウ(梅鉢草)ニシキギ科の開花に期待しましたがウメバチソウはまだ蕾で少し開花は先になりそうです。
ここからはいよいよ里山特有の急登を滑らないよう登り、周防灘や北九州空港などの町並みそして遠くの山口県や国東半島の景色を見ながら昼食をとりましたが、山頂は18度で風冷たく少し寒いくらいでした。。(つい先日までの暑さは?どこに)その後、貫山林道でアケボノソウ(曙草)リンドウ科などを見、イヌトウバナやヒメジソなど皆で同定しながら楽しみました。
終了は予定時間から1時間ほどオーバーしましたが、すっかりススキ原に覆われた秋模様の平尾台を満喫しました。お疲れ様でした。
12日は更に新しい秋の花を楽しめますよ。
(2023-10-04掲載)
三浦博嗣 2023-09-27
毎週訪れている近郊の山には、低山ではあるが登山者も多く、ここでは木本は高木や低木あわせて80種近く、ツル性植物は30種以上、草本は70種近くあり、これにシダ類まで入れると多くの植物が楽しめます。特に8月はラン科植物では「コクラン」と9〜10月の「アキザキヤツシロラン」、草本では「スズムシバナ」も9月は沢山咲きます。
今年は「アキザキヤツシロラン」も例年に比べ、あまり出ていないようですがこれからの開花に期待したいものです。
(2023-09-27掲載)
三浦博嗣 2023-09-20
6時30分頃に茶ヶ床園地に着くと、今日は1番乗り。平尾台は気持ちの良い秋の風が吹いていました。2週間振りの訪れで、秋の七草のハギ(各種)の花を始め、多くの秋植物を楽しめました。
今回は「カワミドリ」と「ツルマメ」の花に、「アケボノソウ」と「アケボノシュスラン」の開花状況を確認が目的です。ゆっくりと1つ1つの花をじっくりと観察しながら歩きました。
「カワミドリ」は多く咲いていましたが、少し盛りを過ぎているようですが、独特のスペアミントの香りを嗅ぐことができました。
「ツルマメ」はすでにほとんどが実になっており、花があるのはほとんど「ヤブマメ」ばかりでした。
「アケボノソウ」と「アケボノシュスラン」はもう少し開花は先のようです。
ススキの穂も色づき始め、台地は秋の足音が近づいてきています。
(2023-09-20掲載)
三浦博嗣 2023-09-03
いつもは平日ばかりですが、日曜日に来たのは初めてです。茶ヶ床園地の駐車場は07:00ですでに8割近くが埋まっていました。今日は今度の観察会の下見も兼ねて来ました。
気温は24度で少し風があり、曇っていましたので観察にはいい日和でした。散策路脇は、黄色の「キンミズヒキ」「ミシマサイコ」「コウゾリナ」や「オミナエシ」に「メマツヨイグサ」「ハギ」の仲間である「マルバハギ」や「メドハギ」が咲き、ススキの下には、多くの「ナンバンギセル」が顔を出しています。湿地では、「サギソウ」が残っており、「サワギキョウ」が咲き始めました。
中峠から大平山に向かう道には、「センニンソウ」「ボタンヅル」の白い花、「ゲンノショウコ」の赤色と十分に楽しませてくれます。
最後に、Yさんに教えていただいた場所で久しく見ていなかった「タヌキマメ」と、こんな場所で、こんなに多くの「ヒナノキンチャク」を見られました。7日の観察会をお楽しみに。
(2023-09-04掲載)
三浦博嗣 2023-08-21
連日の猛暑なので、少しでも気温の低い時間帯に観察を終えるため、家を5時前に出て、茶ヶ床に着いたのが6時過ぎでしたがすでに気温は26度、風は全くなくすでにムッとする感じでした。
道脇には、サイヨウシャジン(細葉沙参)キキョウ科やミシマサイコ(三島柴胡)セリ科そしてキセワタ(着せ綿)シソ科が咲いておりススキの傍下にはナンバンギセル(南蛮煙管)ハマウツボ科が多く見られました。
草原台地では、キキョウ(桔梗)キキョウ科は終期となっていますが、オミナエシ(女郎花)スイカズラ科にオトコエシ(男郎花)スイカズラ科、ヒヨドリバナ(鵯花)キク科にサワヒヨドリ(沢鵯)キク科は多く咲き始めています。
湿地はサギソウ(鷺草)ラン科も残っておりましたが、今年はミミカキグサ(耳搔草)タヌキモ科は見れたものの、ホザキノミミカキグサやムラサキミミカキグサにはお目にかかれませんでした。時期を逃がしたのか、今年は咲かなかったのか?
これから少しづつ時間とともに花々も変化し、秋の本格的な花期を迎えます。最後に特定外来植物のオオブタクサがここでも大きく広く繁茂してます。何か対策を。
しかし今日も暑かった。まだまだ熱中症には注意・注意。
(2023-08-22掲載)
三浦博嗣 2023-08-03
毎日の酷暑で、7月中旬から2週間ほど平尾台から遠ざかっていましたが、来週の例会に向け、下見も兼ね午前中に観察を終えるため、4時半過ぎに出発。平尾台は雲に覆われ、ガスも出ており、草原を吹き渡る風もあり、この時期としては最高の観察日和でした。
観察路は「コウゾリナ」に「カワラナデシコ」咲き、大好きな「ノヒメユリ」も可憐な花を見せてくれ、「ハギ」各種や「サイヨウシャジン」なども少しづつ開花を始めています。
湿原では「ノハナショウブ」が終わり、「コバギボウシ」が咲き、「サギソウ」は1株開花していましたが、これから多く咲き始めることでしょう。また、他の草に隠れるように小さな「ヒナノキンチャク」も楽しませてくれました。
最後に、林下で「ヒナノシャクジョウ」を探しましたが見つけられませんでした。例会の時には見つかるといいかな。
(2023-08-04掲載)
三浦博嗣 2023-07-02
このところ雨天続きで、前回から2週間近く平尾台に行く機会がなかったが、この日だけはなんとか天気が持ちそうなので家内と出かけました。
茶ヶ床に着いたのが、いつもの時間よりも遅く、日曜日で駐車場は満車状態でしたが、やっと1台だけ駐車できました。
台地はガスがかかり見晴らしは良くないものの、気温が29度で湿度は高く観察するにはガスが暑さを遮ってくれ助かりました。
草原はキキョウ、アキノタムラソウ、ヤマハッカ、スズサイコなどが咲き出し、道脇でもカセンソウ、カワラナデシコ、なども楽しませてくれました。
湿原はコバノトンボソウが終わり、ノハナショウブが湿地一面に咲き誇っています。
今日のメインのササバランは台地の草丈の低い場所に多く咲いていました。ラン科植物の中では地味ですが、なかなか可愛い花ですよ。
今月の観察会には、他にも多くの草花が顔を出してくれることでしょう。暑さ対策しながら楽しみましょう。
(2023-07-03掲載)
三浦博嗣 2023-06-12
予報では天気があまり良くないようでしたが、雨も降りそうにないようなので、15日の下見も兼ね、急遽我が家を6時過ぎに出ました。
平尾台はガスがかかり、黒い雲も低く垂れこめ今にも降りそうで、気温も21度と高く蒸し暑さを感じさせましたが傘もあるので出発。
台上の「ヤマトキソウ」はまだ多く残り十分楽しめますが、「ヒメケフシグロ」は終期に近いがまだ花は咲いています。
湿地では「ノハナショウブ」に「ヌマトラノオ」も咲き始め、「コバノトンボソウ」も蜻蛉の形になってきました。
道脇や台上では「カキラン」や「オカトラノオ」が咲き始め、まだまだ蕾が多いものの15日には多くの開花が期待できます。また、「ヤマサギソウ」の仲間で「マイサギソウ」が咲き始めていました。
15日には暑さに負けず、ゆっくりと花々を楽しみましょう。
(2023-06-13掲載)
三浦博嗣 2023-06-05
茶ヶ床園地は少し肌寒く感じました。広谷に向かう道脇は黄色花は「コウゾリナ」や「ニガナ」そして紫色の「ウツボグサ」が咲き、萩の葉がだんだんと大きくなっています。
草地の中で遅くまで咲いている「ツレサギソウ」を見るため、草地を進むと花の傍で「マムシ」君が出迎えてくれました。刺激しないよう写真を撮るとそっと離れました。(皆さんも草地に入るときは、ご注意を!!)
今年も多くの「ヤマトキソウ」が咲いてくれました。湿地の「トキソウ」はもう終わったのか、これからなのか(例年は「トキソウ」が先に咲のですが)少ない。
「カキラン」が少しづつ開花準備をしており、「ヤマツツジ」は今が最高です。「コバノトンボソウ」「ノハナショウブ」はこれからが見頃になるでしょう。
林道内は「モミジウリノキ」の独特の花がピークに近いが、「バイカウツギ」は終わりに近かった。
花の移行は1週間で随分変わります。皆さんもご一緒いかがですか。これから蒸し暑くなります水分補給を充分にしながら!
(2023-06-06掲載)
三浦博嗣 2023-05-26
今回はいつもの茶ヶ床園地ではなく、吹上峠から歩きました。大平山に向かう台上は、春から初夏へ花の移行時期で多くはないが、それでも「ウツギ」の花が盛りで、「ムラサキ」や「フナバラソウ」もピークを迎えていました。今日は別の場所で「ムラサキ」の開花状況を見に行きました。今年も元気に多く咲き誇っていました。
林内の「エビネ」は少しづつ実をつけています。そした台地上で1週間ほど前にいたるところで咲いていた「ソクシンラン」や「タツナミソウ」も少なくなり、「トキソウ」はまだ咲いておらず、当然「ヤマトキソウ」もありません。その中で「ヒメケフシグロ」が可憐な花を開かせ、違う場所での「ツレサギソウ」も多く咲いていました。
林道内では「バイカウツギ」に「モミジウリノキ」の開花も近いようですが、ここでは今回も「クロツグミ」の囀りが近くで聞こえ、最高の癒しになりました。
あと10日くらいで、いよいよ初夏の花が開花しだすことでしょう。
(2023-05-27掲載)
三浦博嗣 2023-05-11
7時に茶ヶ床園地に到着。すでに車1台にバイク2台。準備をする間、バイクの方(埼玉県から今朝新門司にフェリーで着き、すぐに平尾台に来たとのこと。ここはいいですね!)と少し談笑。
その後、広谷湿原に向かう。湿原はまだ眠りに入っていました。ここでも早くから来られていた女性から、携帯で撮られた花の写真を、ご本人も検索され「オカウツボ」ですかと尋ねられました。「オカウツボ」ですが、少し早いように思いますがとお答えし、場所を聞き、帰りに確認しようとお返事させていただきました。植物に興味がおありのようでしたので、18日に「自然観察会」に参加していただくお話をさせてもらいました。
湿原への道脇は黄色花の「ニガナ」「ハナニガナ」そして「コウゾリナ」が咲き、ところどころ「シラン」もあり、草原の緑とのコントラストはいいものです。
貫山林道は多くの樹木や草花、そして多くの野鳥の囀り(クロツグミ、キビタキなど)を聞きながら、まぶしい陽光を避けて涼しく、ゆっくりと観察できます。
大平山への草原は、「タツナミソウ」が咲き「フナバラソウ」も少しづつ咲き始めています。いよいよ初夏の花へと移行しています。
「オカウツボ」を教えていただいた〇〇さん、ありがとうございました。18日は是非ご一緒に草原の植物を楽しみましょう。
(2023-05-13掲載)
三浦博嗣 2023-05-02
GW期間中なのか平尾台への道路は日曜並みに空いていました。参加者も少なく3人でゆっくりと、草原を行きわたる風をうけながら観察しました。
茶ヶ床園地では、トイレの裏で「ツバメ」が巣作りにしており、水たまりの淵から泥を忙しく運んでいました。
道脇は黄色い花の「ニガナ」「ハナニガナ」「オカオグルマ」が咲き、そして「コウゾリナ」が咲き始めています。先週(4/24)来た時に満開の「キンラン」は日向に咲いていたのは少しピークを過ぎていましたが、木陰にあるのは見頃でした。
「エビネ」は前回未開花分も咲き出し、すべて咲揃い、いつ見ても感激をいただけます。また、「フナバラソウ」「タツナミソウ」も咲き出し、少しづつ初夏の花へと移っているようです。
多くの貫山登山者が来られていましたが、道脇の「花々」を踏みつけないよう願うばかりです。
(2023-05-03掲載)
三浦博嗣 2023-04-24
今朝の茶ヶ床園地は数日前より気温も低く、北風が強く1枚重ね着しても肌寒かった。園地ではキジにアオゲラの声が聞こえてきました。朝の草原にはキジの響く声はとても似合っています。
今日の観察目的は「エビネ」に「キンラン」そして「ヤマシャクヤク」の開花状況と、地味ですが開花植物の写真を掲載し始めていまだ見ていない「ミミナグサ」を見つけることです。
道脇は黄色のキク科植物の「ニガナ」に「ハナニガナ」と「オカオグルマ」、スイカズラ科の鹿の子模様「カノコソウ」も多くが開花し、ノギラン科のソクシンランと少しづつ開花を始めていました。「キンラン」は大半が開花(今日はひらいていません)そして、本当に久しぶりに「ギンラン」も見られました。「ヤマシャクヤク」はすでに遅く実になっていました。
「エビネ」は大半が開花していていました。しかし少しづ盗掘で数が減っているようです。(植物は今ある土壌や環境が最適なのです。多くの貴重な植物がいくつも年々盗掘にあっています。だから希少種は他人に尋ねられても教えられないのです。本来は多くの人に愛でてもらうのが花も喜ぶのでしょうが)
最後に、目的の「ミミナグサ」1株だけ見つけることができ(写真を見ていただけたら「オランダミミナグサ」との違いがわかります。)
そして、1年振りくらいにYさんとお会いでき、花情報を交換しました。お陰でいい1日になりました。
*5月2日(火)個人主催観察会をします。08:30 茶ヶ床園地駐車場集合。
(2023-04-25掲載)
三浦博嗣 2023-04-04
花粉?の影響か少し霞んでいたが、風もほとんどなく気温も高く絶好の観察日和でした。道脇はセイヨウアブラナやヒメオドリコソウそしてモミジバヒメオドリコソウが多く咲き石灰岩の傍では、ホタルカズラやオキナグサにセンボンヤリはまだまだ見頃で、シランは多くは花芽が出だしたが数株は開花直前でしたがピークはあと1〜2週先のようです。
また、フデリンドウにヒメハギそしてタカサゴソウはこれから十分に楽しませてくれます。スミレの仲間は、ニオイタチツボスミレ以外はこれから多く咲き出し識別が楽しくなります。
来週の自然観察会ころは違う開花植物が増えることでしょう。楽しみにしてください。
参加していただいた皆様ありがとうございました。
(2023-04-04掲載)
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