【画像の見方】小画像をクリックで拡大・縮小、拡大画像は複数同時表示・ドラッグで移動可能、スペース・矢印キーで連続閲覧
三浦博嗣 2023-09-27
毎週訪れている近郊の山には、低山ではあるが登山者も多く、ここでは木本は高木や低木あわせて80種近く、ツル性植物は30種以上、草本は70種近くあり、これにシダ類まで入れると多くの植物が楽しめます。特に8月はラン科植物では「コクラン」と9〜10月の「アキザキヤツシロラン」、草本では「スズムシバナ」も9月は沢山咲きます。
今年は「アキザキヤツシロラン」も例年に比べ、あまり出ていないようですがこれからの開花に期待したいものです。
(2023-09-27掲載)
三浦博嗣 2023-09-20
6時30分頃に茶ヶ床園地に着くと、今日は1番乗り。平尾台は気持ちの良い秋の風が吹いていました。2週間振りの訪れで、秋の七草のハギ(各種)の花を始め、多くの秋植物を楽しめました。
今回は「カワミドリ」と「ツルマメ」の花に、「アケボノソウ」と「アケボノシュスラン」の開花状況を確認が目的です。ゆっくりと1つ1つの花をじっくりと観察しながら歩きました。
「カワミドリ」は多く咲いていましたが、少し盛りを過ぎているようですが、独特のスペアミントの香りを嗅ぐことができました。
「ツルマメ」はすでにほとんどが実になっており、花があるのはほとんど「ヤブマメ」ばかりでした。
「アケボノソウ」と「アケボノシュスラン」はもう少し開花は先のようです。
ススキの穂も色づき始め、台地は秋の足音が近づいてきています。
(2023-09-20掲載)
三浦博嗣 2023-09-03
いつもは平日ばかりですが、日曜日に来たのは初めてです。茶ヶ床園地の駐車場は07:00ですでに8割近くが埋まっていました。今日は今度の観察会の下見も兼ねて来ました。
気温は24度で少し風があり、曇っていましたので観察にはいい日和でした。散策路脇は、黄色の「キンミズヒキ」「ミシマサイコ」「コウゾリナ」や「オミナエシ」に「メマツヨイグサ」「ハギ」の仲間である「マルバハギ」や「メドハギ」が咲き、ススキの下には、多くの「ナンバンギセル」が顔を出しています。湿地では、「サギソウ」が残っており、「サワギキョウ」が咲き始めました。
中峠から大平山に向かう道には、「センニンソウ」「ボタンヅル」の白い花、「ゲンノショウコ」の赤色と十分に楽しませてくれます。
最後に、Yさんに教えていただいた場所で久しく見ていなかった「タヌキマメ」と、こんな場所で、こんなに多くの「ヒナノキンチャク」を見られました。7日の観察会をお楽しみに。
(2023-09-04掲載)
三浦博嗣 2023-08-21
連日の猛暑なので、少しでも気温の低い時間帯に観察を終えるため、家を5時前に出て、茶ヶ床に着いたのが6時過ぎでしたがすでに気温は26度、風は全くなくすでにムッとする感じでした。
道脇には、サイヨウシャジン(細葉沙参)キキョウ科やミシマサイコ(三島柴胡)セリ科そしてキセワタ(着せ綿)シソ科が咲いておりススキの傍下にはナンバンギセル(南蛮煙管)ハマウツボ科が多く見られました。
草原台地では、キキョウ(桔梗)キキョウ科は終期となっていますが、オミナエシ(女郎花)スイカズラ科にオトコエシ(男郎花)スイカズラ科、ヒヨドリバナ(鵯花)キク科にサワヒヨドリ(沢鵯)キク科は多く咲き始めています。
湿地はサギソウ(鷺草)ラン科も残っておりましたが、今年はミミカキグサ(耳搔草)タヌキモ科は見れたものの、ホザキノミミカキグサやムラサキミミカキグサにはお目にかかれませんでした。時期を逃がしたのか、今年は咲かなかったのか?
これから少しづつ時間とともに花々も変化し、秋の本格的な花期を迎えます。最後に特定外来植物のオオブタクサがここでも大きく広く繁茂してます。何か対策を。
しかし今日も暑かった。まだまだ熱中症には注意・注意。
(2023-08-22掲載)
三浦博嗣 2023-08-03
毎日の酷暑で、7月中旬から2週間ほど平尾台から遠ざかっていましたが、来週の例会に向け、下見も兼ね午前中に観察を終えるため、4時半過ぎに出発。平尾台は雲に覆われ、ガスも出ており、草原を吹き渡る風もあり、この時期としては最高の観察日和でした。
観察路は「コウゾリナ」に「カワラナデシコ」咲き、大好きな「ノヒメユリ」も可憐な花を見せてくれ、「ハギ」各種や「サイヨウシャジン」なども少しづつ開花を始めています。
湿原では「ノハナショウブ」が終わり、「コバギボウシ」が咲き、「サギソウ」は1株開花していましたが、これから多く咲き始めることでしょう。また、他の草に隠れるように小さな「ヒナノキンチャク」も楽しませてくれました。
最後に、林下で「ヒナノシャクジョウ」を探しましたが見つけられませんでした。例会の時には見つかるといいかな。
(2023-08-04掲載)
三浦博嗣 2023-07-02
このところ雨天続きで、前回から2週間近く平尾台に行く機会がなかったが、この日だけはなんとか天気が持ちそうなので家内と出かけました。
茶ヶ床に着いたのが、いつもの時間よりも遅く、日曜日で駐車場は満車状態でしたが、やっと1台だけ駐車できました。
台地はガスがかかり見晴らしは良くないものの、気温が29度で湿度は高く観察するにはガスが暑さを遮ってくれ助かりました。
草原はキキョウ、アキノタムラソウ、ヤマハッカ、スズサイコなどが咲き出し、道脇でもカセンソウ、カワラナデシコ、なども楽しませてくれました。
湿原はコバノトンボソウが終わり、ノハナショウブが湿地一面に咲き誇っています。
今日のメインのササバランは台地の草丈の低い場所に多く咲いていました。ラン科植物の中では地味ですが、なかなか可愛い花ですよ。
今月の観察会には、他にも多くの草花が顔を出してくれることでしょう。暑さ対策しながら楽しみましょう。
(2023-07-03掲載)
三浦博嗣 2023-06-12
予報では天気があまり良くないようでしたが、雨も降りそうにないようなので、15日の下見も兼ね、急遽我が家を6時過ぎに出ました。
平尾台はガスがかかり、黒い雲も低く垂れこめ今にも降りそうで、気温も21度と高く蒸し暑さを感じさせましたが傘もあるので出発。
台上の「ヤマトキソウ」はまだ多く残り十分楽しめますが、「ヒメケフシグロ」は終期に近いがまだ花は咲いています。
湿地では「ノハナショウブ」に「ヌマトラノオ」も咲き始め、「コバノトンボソウ」も蜻蛉の形になってきました。
道脇や台上では「カキラン」や「オカトラノオ」が咲き始め、まだまだ蕾が多いものの15日には多くの開花が期待できます。また、「ヤマサギソウ」の仲間で「マイサギソウ」が咲き始めていました。
15日には暑さに負けず、ゆっくりと花々を楽しみましょう。
(2023-06-13掲載)
三浦博嗣 2023-06-05
茶ヶ床園地は少し肌寒く感じました。広谷に向かう道脇は黄色花は「コウゾリナ」や「ニガナ」そして紫色の「ウツボグサ」が咲き、萩の葉がだんだんと大きくなっています。
草地の中で遅くまで咲いている「ツレサギソウ」を見るため、草地を進むと花の傍で「マムシ」君が出迎えてくれました。刺激しないよう写真を撮るとそっと離れました。(皆さんも草地に入るときは、ご注意を!!)
今年も多くの「ヤマトキソウ」が咲いてくれました。湿地の「トキソウ」はもう終わったのか、これからなのか(例年は「トキソウ」が先に咲のですが)少ない。
「カキラン」が少しづつ開花準備をしており、「ヤマツツジ」は今が最高です。「コバノトンボソウ」「ノハナショウブ」はこれからが見頃になるでしょう。
林道内は「モミジウリノキ」の独特の花がピークに近いが、「バイカウツギ」は終わりに近かった。
花の移行は1週間で随分変わります。皆さんもご一緒いかがですか。これから蒸し暑くなります水分補給を充分にしながら!
(2023-06-06掲載)
三浦博嗣 2023-05-26
今回はいつもの茶ヶ床園地ではなく、吹上峠から歩きました。大平山に向かう台上は、春から初夏へ花の移行時期で多くはないが、それでも「ウツギ」の花が盛りで、「ムラサキ」や「フナバラソウ」もピークを迎えていました。今日は別の場所で「ムラサキ」の開花状況を見に行きました。今年も元気に多く咲き誇っていました。
林内の「エビネ」は少しづつ実をつけています。そした台地上で1週間ほど前にいたるところで咲いていた「ソクシンラン」や「タツナミソウ」も少なくなり、「トキソウ」はまだ咲いておらず、当然「ヤマトキソウ」もありません。その中で「ヒメケフシグロ」が可憐な花を開かせ、違う場所での「ツレサギソウ」も多く咲いていました。
林道内では「バイカウツギ」に「モミジウリノキ」の開花も近いようですが、ここでは今回も「クロツグミ」の囀りが近くで聞こえ、最高の癒しになりました。
あと10日くらいで、いよいよ初夏の花が開花しだすことでしょう。
(2023-05-27掲載)
三浦博嗣 2023-05-11
7時に茶ヶ床園地に到着。すでに車1台にバイク2台。準備をする間、バイクの方(埼玉県から今朝新門司にフェリーで着き、すぐに平尾台に来たとのこと。ここはいいですね!)と少し談笑。
その後、広谷湿原に向かう。湿原はまだ眠りに入っていました。ここでも早くから来られていた女性から、携帯で撮られた花の写真を、ご本人も検索され「オカウツボ」ですかと尋ねられました。「オカウツボ」ですが、少し早いように思いますがとお答えし、場所を聞き、帰りに確認しようとお返事させていただきました。植物に興味がおありのようでしたので、18日に「自然観察会」に参加していただくお話をさせてもらいました。
湿原への道脇は黄色花の「ニガナ」「ハナニガナ」そして「コウゾリナ」が咲き、ところどころ「シラン」もあり、草原の緑とのコントラストはいいものです。
貫山林道は多くの樹木や草花、そして多くの野鳥の囀り(クロツグミ、キビタキなど)を聞きながら、まぶしい陽光を避けて涼しく、ゆっくりと観察できます。
大平山への草原は、「タツナミソウ」が咲き「フナバラソウ」も少しづつ咲き始めています。いよいよ初夏の花へと移行しています。
「オカウツボ」を教えていただいた〇〇さん、ありがとうございました。18日は是非ご一緒に草原の植物を楽しみましょう。
(2023-05-13掲載)
三浦博嗣 2023-05-02
GW期間中なのか平尾台への道路は日曜並みに空いていました。参加者も少なく3人でゆっくりと、草原を行きわたる風をうけながら観察しました。
茶ヶ床園地では、トイレの裏で「ツバメ」が巣作りにしており、水たまりの淵から泥を忙しく運んでいました。
道脇は黄色い花の「ニガナ」「ハナニガナ」「オカオグルマ」が咲き、そして「コウゾリナ」が咲き始めています。先週(4/24)来た時に満開の「キンラン」は日向に咲いていたのは少しピークを過ぎていましたが、木陰にあるのは見頃でした。
「エビネ」は前回未開花分も咲き出し、すべて咲揃い、いつ見ても感激をいただけます。また、「フナバラソウ」「タツナミソウ」も咲き出し、少しづつ初夏の花へと移っているようです。
多くの貫山登山者が来られていましたが、道脇の「花々」を踏みつけないよう願うばかりです。
(2023-05-03掲載)
三浦博嗣 2023-04-24
今朝の茶ヶ床園地は数日前より気温も低く、北風が強く1枚重ね着しても肌寒かった。園地ではキジにアオゲラの声が聞こえてきました。朝の草原にはキジの響く声はとても似合っています。
今日の観察目的は「エビネ」に「キンラン」そして「ヤマシャクヤク」の開花状況と、地味ですが開花植物の写真を掲載し始めていまだ見ていない「ミミナグサ」を見つけることです。
道脇は黄色のキク科植物の「ニガナ」に「ハナニガナ」と「オカオグルマ」、スイカズラ科の鹿の子模様「カノコソウ」も多くが開花し、ノギラン科のソクシンランと少しづつ開花を始めていました。「キンラン」は大半が開花(今日はひらいていません)そして、本当に久しぶりに「ギンラン」も見られました。「ヤマシャクヤク」はすでに遅く実になっていました。
「エビネ」は大半が開花していていました。しかし少しづ盗掘で数が減っているようです。(植物は今ある土壌や環境が最適なのです。多くの貴重な植物がいくつも年々盗掘にあっています。だから希少種は他人に尋ねられても教えられないのです。本来は多くの人に愛でてもらうのが花も喜ぶのでしょうが)
最後に、目的の「ミミナグサ」1株だけ見つけることができ(写真を見ていただけたら「オランダミミナグサ」との違いがわかります。)
そして、1年振りくらいにYさんとお会いでき、花情報を交換しました。お陰でいい1日になりました。
*5月2日(火)個人主催観察会をします。08:30 茶ヶ床園地駐車場集合。
(2023-04-25掲載)
三浦博嗣 2023-04-04
花粉?の影響か少し霞んでいたが、風もほとんどなく気温も高く絶好の観察日和でした。道脇はセイヨウアブラナやヒメオドリコソウそしてモミジバヒメオドリコソウが多く咲き石灰岩の傍では、ホタルカズラやオキナグサにセンボンヤリはまだまだ見頃で、シランは多くは花芽が出だしたが数株は開花直前でしたがピークはあと1〜2週先のようです。
また、フデリンドウにヒメハギそしてタカサゴソウはこれから十分に楽しませてくれます。スミレの仲間は、ニオイタチツボスミレ以外はこれから多く咲き出し識別が楽しくなります。
来週の自然観察会ころは違う開花植物が増えることでしょう。楽しみにしてください。
参加していただいた皆様ありがとうございました。
(2023-04-04掲載)
Copyright (C) 日本野鳥の会筑豊支部 All Rights Reserved. (無断転載禁止、会員を含む)
本ウェブサイトは無断で自由にリンクまたはディープ・リンクができます(画像、動画、録音への直リンクは禁止)。
本ウェブサイトに記載の会社名、システム名、ブランド名、サービス名、製品名は各社の登録商標または商標です。
本文および図表、画像中では必ずしも®、™を表記しておりません。