2024-07-31掲載
野鳥展実行委員長・野村芳宏
この度、2024年仮想野鳥展に訪問して頂き、大変ありがとうございます。仮想野鳥展は、会場に足を運ばずに、ネット上で見ることができるように、筑豊支部のホームページ上に公開しているものです。多くの方にアクセスして頂ければと嬉しく思います。
さて、ここに掲載している写真は、筑豊支部の会員13名58点の応募の中から、テーマ「筑豊の野鳥たち」に沿ったものを、野鳥展実行委員で30点を選んだものです。
筑豊地方には、珍しい野鳥から普通にみられる野鳥、そして渡り鳥まで、多くの野鳥たちが生息しています。それは、山、川、平地、ダム湖、池、林、渓流、海など多様な環境があるからです。野鳥の多さは、自然の豊かさを表しています。私たちは、筑豊の自然を誇りに思うと同時に、自然環境を守っていきたいと日々活動しています。
今回の仮想野鳥展では、30種と筑豊地方に生息する野鳥のほんの一部しかすぎませんが、楽しみながら見ていただき、興味を持っていただければ有難いことです。
未熟な写真もあるかもしれませんが、意をくんで頂ければ幸いです。
猛暑が続いています。どうかお体には十分お気を付けて下さい。
“筑豊の野鳥たち”
日本野鳥の会筑豊支部 支部長・梶原剛二
本日は野鳥展にお越しいただきありがとうございます。
日本野鳥の会は1934年の発足当初から、創設者中西悟堂が唱えた「野の鳥は野に」という自然を本来のままに保護する主張を一貫して掲げてきています。
野鳥の会筑豊支部は自然と野鳥、そして野草を愛する優しい仲間をいつでも歓迎していますので気楽にお声掛けして頂き、是非入会していただきたいと思っています。
地域の野鳥の保護活動を行う中、フィールドマナーを守って野鳥撮影を行っており、この写真展は個々の作品発表の良い機会となりました。テーマは「筑豊の野鳥たち」と題して写したものですが、「俳句で野鳥を楽しむ」展示もご覧ください。
本会の写真展は野鳥を通して筑豊地方の豊かな自然を感じて頂けるようにと、毎年筑豊4地区を輪番に実施しております。
今回、福智町図書館・歴史資料館「ふくちのち」のご厚意で開催することが出来ました。お礼申し上げます。
落合束太
黄泉路より言問ふ水鶏朝まだき
読み:よみじより こととうくいな あさまだき
【季語】水鶏(夏の季語)、クイナは水辺に棲息する野鳥。九州には冬に渡ってきます。このように、季語と実際に観察できる季節が異なり戸惑うこと多々あり。北海道、東北地方では夏に普通に観察ができる。
《語句解説》【黄泉路】黄泉(冥途、死後の世界)への道。【朝まだき】まだ夜が明けきれないころ、早朝のこと。
啄木鳥敲く塩地の森の谺かな
読み:けらたたく シオジのもりの こだまかな
【季語】啄木鳥(秋の季語)、キツツキのことでコゲラ、アオゲラ、オオアカゲラ等が筑豊地方にはいる。
《語句解説》【塩地の森】シオジはモクセイ科の落葉高木、シオジの森は英彦山高住神社から北岳への登山道沿いに広がる。【谺】こだまは木霊とも。アオゲラ、オオアカゲラのドラミング(木の幹を嘴で叩く音)は森中に響き渡る。
真鍋稙子
息継ぐを時に忘れし怪鴟かな
読み:いきつぐを ときにわすれし よたかかな
【季語】怪鴟(夏の季語)。夜鷹、ヨタカは夏に渡ってくる野鳥。夜行性で「蚊吸い鳥」の別名があり、ふわふわ飛びながら、蚊や蛾などを大きく口を開き、吸い込む様にして捕らえる。鳴き声は キョッ、キョッ、キョッと短いテンポで鳴き続ける。
木葉木菟読経修行乃木魚哉
読み:このはずく どきょうしゅぎょうの もくぎょかな
【季語】木葉木菟(夏の季語)、コノハズクはフクロウの仲間。平成三年の17号、19号台風被害により、出会う機会が激減した。幸いこの数年、英彦山々中で記録が出始めた。5月初旬に渡来し、鳴き声は「ブッキョッコー(ブッポーソー)」と聞こえ、「声の仏法僧」とも。同じく姿を消したブッポウソウ(姿の仏法僧)の方は未だ復活してはいない。
久保北風子
太古より同じ波なし磯千鳥
読み:たいこより おなじなみなし いそちどり
【季語】【季語】磯千鳥(冬の季語)。千鳥の傍題(関連季語)、磯にいるチドリ類のこと。冬の磯ではコチドリやシロチドリ達が餌を探し歩き回っているのを見かける。
《語句解説》【太古】おおむかし。
夜濯ぎのポンプは重し鳶の笛
読み:よすすぎの ポンプはおもし とびのふえ
【季語】【季語】夜濯ぎ(夏の季語)、夜洗濯すること。昭和の中頃まで、井戸水を手扱ぎポンプで上げていた。
《語句解説》【鳶の笛】トビはタカの仲間では一番身近にいる。飛びながら鳴き、「ピィーヒョロロロ」というあの「鳴き声」のこと。
木村直樹
幾度も青天を衝く燕かな
読み:いくたびも せいてんをつく つばめかな
【季語】燕(春の季語)。別に乙鳥、玄鳥、つばくら、つばくろ、つばくらめ、飛燕、燕来る、初燕、朝燕、夕燕、里燕などの傍題がある。(夏の季語だと「夏燕」、秋の季語は「燕帰る」などと沢山ある。
《語句解説》【青天】晴れ渡る青い空。【衝く】突くと同じ。
梅雨前線、赤翡翠の声が呼ぶ
読み:ばいうぜんせん、あかしょうびんの こえがよぶ
【季語】赤翡翠(夏の季語)、アカショウビンはカワセミの仲間(夏鳥)、その名の通り赤い(朱色)鳥。カワセミのように水に飛び込むことはなく、薄暗い林や渓流などで沢蟹やカエル、トカゲや昆虫などを餌にする。水恋鳥、雨乞(あまごい)鳥(とり)とも呼ばれ、この鳥が鳴くと雨が降るといった俗説が全国各地にあり、貝原益軒の「大和本草」にも記載がある。
梶原剛二
朝明けし大楠の洞青葉木菟
読み:あさあけし おおぐすのほら あおばずく
【季語】青葉木菟(夏の季語)。アオバズクはフクロウの仲間で夏鳥(5月頃に渡ってくる)。神社仏閣などの大木の樹洞に営巣をする。その餌は意外にも主に昆虫類、カエル、時にネズミやモグラなども捕らえる。鳴き声はホッホー、ホッホーと繰り返す。
亜麻鷺や水辺の忙し何処へと
読み:あまさぎや みずべのせわし いずこへと
【季語】アマサギ(夏の季語)。「白鷺」が夏の主季語、確かにアマサギの冬羽は白く「白鷺」なのだが、渡ってくると俄かに頭、首、背中が亜麻色になる。ダイサギやコサギと同じで水辺にいる。が、いなくなることがある。田んぼを鋤くトラクターの後ろをずっと付いていき、掘り出された土からミミズなどを食している。それも集団でいる。
松尾節朗
自動ドア開いて聞こゆ時鳥
読み:じどうドア ひらいてきこゆ ほととぎす
【季語】時鳥(夏の季語)夏鳥。ホトトギスの仲間は、カッコウやジュウイチの様に鳴き声を種名するものが多い。だが、ホトトギスは「テッペンカケタカ」「東京特許許可局」などと聞きなしがされる。でも、よく聞いていると鳴き終わる時には、確かに「ホトトギース」「ホ、トト、ギス」と鳴いている。
穂摘みする石包丁や鷹渡る
読み:ほづみする いしぼうちょうや たかわたる
【季語】鷹渡る(秋の季語)。九月初旬から始まり十月末まで、南を目指し渡って行く鷹がいる。アカハラダカは九月中旬、ハチクマは下旬、サシバは十月初旬過ぎが渡りのピークとなる。
《語句解説》【石包丁】古代の石で作った包丁、これで稲穂を刈った。
浅野多々志
葭切や橋より子らが乗り出すも
読み:よしきりや はしよりこらが のりだすも
【季語】葭切(夏の季語)。九州で葭切というとオオヨシキリである。ウグイス科の野鳥で夏鳥。その名の通り葭原(葦原)に棲息し、河川敷で「ギョギョシ ギョギョシ」と少し濁った声で鳴き続けるので、行々子とも呼ばれる。
雪加鳴き飛ぶ曇天の火打石
読み:セッカなき とぶどんてんの ひうちいし
【季語】雪加((夏の季語)。セッカは留鳥、飛びながら鳴き、上昇するときは「ヒッヒッヒ」と鳴き、下降時には「チャッチャッ…」と鳴き分ける。
《語句解説》【火打石】鋼の火打ち金に打ち付けるチャートや石英などの硬い石のこと。
隈えい子
春深し磯鵯は街なかに
読み:はるふかし いそひよどりは まちなかに
【季語】春深し(春の季語)、桜も散りどことなく春も盛りをすぎたと感じられる時期をさす。
《語句解説》【磯鵯】イソヒヨドリはヒタキ科の留鳥、名のとおり海辺の岩場にいるが、近年はビルなどがある街中でも見かける。ビル壁を岩壁とみているのか…。
瑠璃鶲鳴く声とどく雨あがり
読み:るりびたき なくこえとどく あめあがり
【季語】瑠璃鶲(秋の季語)、ルリビタキはヒタキ科の漂鳥(国内を季節移動をする鳥)で筑豊には秋にやってきて、春に去っていく。鳴き声は「ヒッヒッ」、時に「ギュッギュッ」と鳴くことも。合うと思わず嬉しくなる「幸せの青い鳥」です。
id | 鳥名 | 撮影者 | 撮影地 | 撮影日 | カメラ | レンズ |
1 | アオゲラ | 島村直幸 | 鞍手町・大谷自然公園 | 2023-08-03 | Ⓟ K3 MarkV | HD Ⓟ-D FA150-450mm |
2 | キレンジャク | 宗像市自由ヶ丘南 | 2024-04-19 | Ⓢ RX10M4 | Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 8.8-220mm | |
3 | タゲリ | 梶原剛二 | 鞍手町 | 2024-01-12 | Ⓢ RX10M4 | |
4 | コムクドリ | 直方市 | 2024-04-27 | Ⓢ RX10M4 | ||
5 | シベリアジュリン | 中間市 | 2022-02-07 | Ⓢ RX10M4 | ||
6 | クロサギ | 落合束太 | 芦屋海岸 | - | Ⓒ EOS 7DMarkU | Ⓒ EF400mm |
7 | ルリビタキ | 瀬板の森 | - | Ⓒ EOS 7DMarkU | Ⓒ EF400mm | |
8 | シロハラ | 森永光直 | 瀬板の森公園 | 2023-02-08 | Ⓞ OM E-M1 MarkU | 300mmISPRO+2x tc |
9 | コマドリ | 西南杜の湖畔公園 | 2024-04-06 | Ⓞ OM E-M1 MarkU | 300mmISPRO+2x tc | |
10 | ミサゴ | 大田良雄 | 芦屋町・遠賀川河口 | 2020-01-19 | Ⓝ D500 | AF-S NIKKOR 200-500mm |
11 | カンムリカイツブリ | 桂川町中屋 | 2024-03-27 | Ⓝ D500 | AF-S NIKKOR 500mmF5.6 | |
12 | イソヒヨドリ | 桂川町吉隈・天道区 | 2024-04-05 | Ⓝ D500 | AF-S NIKKOR 500mmF5.6 | |
13 | セッカ | 林 孝 | 中間市・中島 | 2024-03 | Ⓢ α7C | EF 100-400mm F4.5-5.6 |
14 | ノスリ | 山下哲郎 | 福岡市・海の中道公園 | 2024-01-05 | Ⓒ EOS 7D MarkU | SIGMA 150-600mm |
15 | タシギ | 小郡市津古 | 2024-01-12 | Ⓒ EOS 7D MarkU | SIGMA 150-600mm | |
16 | ミソサザイ | 広塚忠夫 | 添田町英彦山 | 2024-05-30 | Ⓢ RX10 M4 | |
17 | ヤマセミ | 川崎町 | - | Ⓢ RX10 M4 | ||
18 | カケス | みやこ町 | 2024-05-30 | Ⓢ RX10 M4 | ||
19 | サンコウチョウ | 北九州市・山田緑地 | 2024-05-14 | Ⓢ RX10 M4 | ||
20 | カワセミ | 中村嘉一 | 春日市・春日公園 | 2024-03-02 | Ⓝ COOLPIX P1000 | |
21 | キジ | 川崎町・大ヶ原 | 2024-03-02 | Ⓝ COOLPIX P1000 | ||
22 | カルガモ | 長田哲夫 | 北九州市戸畑区 | 2024-05-26 | Ⓒ EOS R7 | RF100-500mmF4.5-7.1 |
23 | ハヤブサ | 北九州市門司区 | 2024-05-09 | Ⓒ EOS R7 | RF100-500mmF4.5-7.1 | |
24 | ダイサギ | 岩野伸子 | 直方市感田 | 2023-12-04 | Ⓒ SX70HS | |
25 | アマサギ | 直方市植木 | 2024-06-02 | Ⓒ SX70HS | ||
26 | ハイイロガン | 田代省二 | 豊前市 | 2024-12-09 | Ⓝ Z9 | NIKKOR Z 800mmF6.3 |
27 | オオヨシキリ | みやこ町犀川 | 2024-05-31 | Ⓝ D850 | AF-S NIKKOR500mm | |
28 | ナベヅル | 築上町 | 2023-03-04 | Ⓝ Z9 | NIKKOR Z 800mmF6.3 | |
29 | メジロ | 野村芳宏 | 飯塚市庄司 | 2023-01-23 | Ⓝ D850 | AF-S NIKKOR VR600mmF4 |
30 | ミユビシギ | 福津市西福間 | 2024-02-12 | Ⓝ D500 | NIKKOR VR300mmF2.8+1.4x tc |
[id]は実展示における展示順を示し、受付順です
[カメラ]の社名符号:Ⓒ Canon、Ⓢ SONY、Ⓝ NIKON、Ⓞ Olympus、Ⓟ PENTAX
[レンズ] tc:テレコン、テレコンバータ、x 倍率
野鳥展実行委員会選考
【画像の見方】小画像をクリックで拡大・縮小、拡大画像は複数同時重ね表示・ドラッグで移動可能、スペースまたは矢印キーで連続閲覧
2023-08-01掲載
2023年の野鳥展のテーマは、昨年に引き続き「筑豊の野鳥たち」です。
筑豊地方には、山・雑木林・川・湖沼・海岸など豊かな自然があり野鳥も多く生息しています。来館者に野鳥を通して筑豊地方の豊かな自然を感じて頂けるようにしたいと思っています。
(野鳥展実行委員長・野村芳宏)
2023年8月1日から17日まで、本会野鳥展実行委員会による “筑豊の野鳥たち ─2023年野鳥展” が開催されます。本コラムでは、同時に仮想ギャラリーを協賛オープンしました。
現地の野鳥展に行けない方には、モニター越しに野鳥たちがお待ちしています。
(仮想ギャラリーの作品は、野鳥展実行委員会の許可を得て掲載しています。)
2022-07-12掲載
本年の会場、若宮コミュニティセンターでの野鳥展は、4年に1度の開催です。野鳥写真30点、俳句20句を展示します。いずれも日本野鳥の会筑豊支部の会員が撮影、作成した力作です。
筑豊地方の野鳥たちに会いに来ませんか。筑豊にはこんなに大きな自然があります。多くのご来場をお待ちしています。
会場常在の弊会会員がご案内・ご説明いたしますので、気軽にお声をおかけ下さい(コロナ禍のため会員常在はありませんでした)。
(野鳥展実行委員長・野村芳宏)
2022年8月2日から8月31日まで、本会野鳥展実行委員会による “筑豊の野鳥たち ─2022年野鳥展” が開催されます。本コラムでは、これに先立ち仮想ギャラリーを協賛オープンしました。現地の野鳥展に行けない方には、モニター越しに野鳥たちがお待ちしています。
(仮想ギャラリーの作品は、野鳥展実行委員会の許可を得て掲載しています。)
このコラムに掲載されなかった応募作品は、「2022年野鳥展・別館」に掲載しています。
2021-07-18
渡りと子育てに忙しい春、筑豊を通過する旅鳥、夏鳥や留鳥はさえずりで春を歌います。夏、巣立ちを終え、あるいは子育てから開放された野鳥たちは、渡りや厳しい冬に備え、体力を蓄えつつ、自由を謳歌します。秋、南に向かう渡り鳥と入れ違いに冬鳥の到着で、一気ににぎやかな水辺や野山。冬、羽を休める水辺の鳥たち、葉を落とした林にも小鳥の群れが忙しく移動していきます。人の直ぐそばで、四季とともに忙しくもひっそりと暮らす野鳥たちにレンズを向けてみました。
2021年7月30日から8月12日まで、本会野鳥展実行委員会による“筑豊の野鳥四季模様 ─2021年野鳥展”が開催されます。本コラムでは、これに先立ち仮想ギャラリーを協賛オープンしました。どうしても現地の野鳥展に行けない方は、モニター越しですがこちらをご観覧ください。(仮想ギャラリーの作品は、野鳥展実行委員会の許可を得て掲載しています。)
2019-08-17
人里と隣り合う自然 ─ 里山には、タカ類から小鳥まで多くの野鳥が暮らしています。お隣さんの暮らしぶりをそっと覗いてみましょう。優雅で美しく、時に荒々しくもしたたかな野鳥たちの意外な素顔が垣間見えます。
本コラムでは、本会野鳥展実行委員会によるリアルの野鳥展と同時に仮想ギャラリーを協賛オープン。2019年8月17日から“里山の野鳥たち ─2019年野鳥展”を開催しています(仮想ギャラリーの作品は、野鳥展実行委員会の許可を得て掲載しています)。
2018-07-30
庭に来る鳥、散歩道で出会う鳥、窓の外を飛ぶ鳥。日々暮らしの風景には、意外に多くの野鳥が登場しています。自宅から里山まで、すぐお隣で暮らしている野鳥たちの世界をご案内しましょう。
本コラムでは、本会野鳥展実行委員会によるリアルの野鳥展に先立って、仮想ギャラリーを協賛オープン。2018年7月30日から“里山の野鳥たち ─2018年野鳥展”を開催しています(仮想ギャラリーの作品は、野鳥展実行委員会の許可を得て掲載しています)。
2017-07-26
長い歴史の中から生まれた自然と人里との境界「里山」には特別の生態が生まれ、様々な生き物たちが暮らすようになりました。とりわけ、艶やかな声と美しい姿で私たちを魅了してやまない里山の野鳥が、いまここに特別の一瞬を留めています。
本コラムでは、本会野鳥展実行委員会によるリアルの野鳥展に先立って、仮想ギャラリーを協賛オープン。2017年7月26日から“里山の野鳥たち ─2017年野鳥展”を開催しています(仮想ギャラリーの作品は、野鳥展実行委員会の許可を得て掲載しています)。
2016-08-07
2015-07-19
花に酔い、鳥と歌う、風に舞い、月を抱く。野鳥を求めて野山や水辺に遊ぶ私たちは、“常ならむ”自然に美を見る古来日本の“花鳥風月”に心を重ね、またとない一瞬を写しとりました。
日本野鳥の会筑豊支部(本会)は、野鳥との一期一会により託された30コマと21句の“花鳥風月”を2015年野鳥展として、この夏開催、展示します。
本コラムでは、本会野鳥展実行委員会によるリアルの野鳥展に先立って、仮想ギャラリーを協賛オープン。2015年7月19日から“花鳥風月”野鳥展を開催しています(掲載は野鳥展実行委員会の許可を得ています)。
2015-03-01/15
2014-04-26
「野鳥俳写」(やちょうはいしゃ)とは、野鳥の写真を題材に俳句を詠み、俳句と写真を道しるべに、野鳥の世界へ分け入る新しい試みです。
日本野鳥の会筑豊(本会)は、2014年野鳥展主イベントとして8月1日より31日まで「野鳥俳写」をテーマに写真展を開催しました。
このコラムでは、リアルの野鳥展とともに、仮想展示場を協賛オープン。2014年4月26日から「野鳥俳写」写真展を開催しています。
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