クマタカ
くまたか (日本野鳥の会筑豊支部)
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吉本浩基

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  1. 初記録? 笠置山でゴジュウカラ
  2. 英彦山野鳥生息調査に参加
  3. 夏鳥で賑わう千石峡
  4. コウノトリの行方
  5. 今季初の六ヶ岳
  6. 千石のヤマセミ
  7. 2018年鳥見初め
ヒガラ

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初記録? 笠置山でゴジュウカラ

吉本浩基 2024-12-29

  • 日時:2024年12月29日(日) 90:30〜15:00 曇
  • 観察場所:笠置山(宮若市宮田・飯塚市相田) 3次メッシュ@5030-4521
  • コース:千石公民館前→笠置山登山口→笠置山山頂までをピストン
  • 観察者:吉本浩基
  • 観察種:コゲラ・ハシブトガラス・ヤマガラ・シジュウカラ・ヒヨドリ・エナガ・メジロ・ゴジュウカラ・ミソサザイ・シロハラ・ジョウビタキ・ルリビタキ・キジバト・オオタカ・ノスリ・ハヤブサ
  • 録音:ゴジュウカラ

ゴジュウカラは、県内だと主に英彦山系や三郡山系など、標高800m以上の比較的自然度の高い森林で観察例のある留鳥です。低地や標高の低い山では見かける機会が少ない鳥ですが、先月12月29日に笠置山の標高およそ400m地点でその姿と声を確認しました。記録に残るものとしては、笠置山では初となるそうです。
「フィ、フィ、フィ」という特徴的な鳴き声で存在に気づき、林の中を懸命に探すと、コゲラに似た仕草で木の幹を垂直に登る姿を発見。よく探すと2羽(同じ個体をカウントしていなければ3羽)の姿を確認できました。しかし、手前に枝葉がたくさんあることや天候の悪条件なども重なり、証拠写真は撮影できず鳴き声のみの記録となりました。
おそらく標高の高い場所で夏を過ごした個体が、冬季になり低山地に移動してきたものだと推測されます。筑豊地区の低地におけるゴジュウカラの記録は、他にも久保白ダムで確認されたものがあります(2018年3月 三宅氏 観察サイトより)。この事例も近くに三郡山や古処山地があることから、そうした場所から移動してきた個体が越冬していたのでないかと思われます。
千石峡に向かう途中に気が変わり、ただの気まぐれで登ってみただけでしたが、思わぬ出会いがあり嬉しかったです。

(2025-01-07掲載)

英彦山野鳥生息調査に参加

吉本浩基 2024-12-17

  • 日時:2024年12月17日(火) 8:00〜15:00、15:30〜17:00
  • 観察場所:添田町英彦山(豊前坊駐車場〜北岳)、彦山川(彦山駅下〜歓遊舎ひこさん前)
  • 観察者:広塚忠夫・木下伸子・吉本浩基
  • 観察種(27種):
    • 豊前坊〜北岳(16種):コゲラ・アオゲラ・カケス・ハシブトガラス・コガラ・ヤマガラ・ヒガラ・シジュウカラ・ヒヨドリ・エナガ・メジロ・ゴジュウカラ・ミソサザイ・ルリビタキ・ホオジロ・ミヤマホオジロ
    • 彦山川(13種):カルガモ・コガモ・キジバト・アオサギ・ダイサギ・コチドリ・カワセミ・ヤマセミ・ハシブトガラス・ミソサザイ・ジョウビタキ・キセキレイ・セグロセキレイ

広塚さんにお誘い頂き、英彦山野鳥生息調査に参加しました。
冬季に英彦山に登るのは初めてだったので、緑が茂っている頃とはまた違う景観に感動を覚えながらの楽しい調査となりました。
道中では、アオゲラが近距離で餌を探す様子が観察でき、北岳ではコガラがすぐ近くを飛び回って可愛いらしい姿を見せてくれました。期待していたオオアカゲラやカヤクグリを見つけられなかったのは悔しいですが、冬の英彦山の空気を肌身に感じながらの新鮮な気分で探鳥をすることができたので、十分満足しています。
鳥以外では、ヒコサンヒメシャラやメグスリノキを始めとした植物・植生の事を広塚さん・木下さんに教わり、英彦山の自然に対する解像度がまた上がったなと思います。
誘ってくださった広塚さん、ご一緒した木下さん、ありがとうございました。
解散後は単独で英彦山川沿いで鳥を探し、カワガラス、ヤマセミを中心に観察してこの日の鳥見を終えました。
※鳥の写真は全て明るさなどを微補正、拡大しています。

(2024-12-20掲載)

夏鳥で賑わう千石峡

吉本浩基 2020-04-18..

投稿ネタが他の会員と被ってしまいますが久しぶりの投稿になります。鳥見に行った場所はお気に入りのフィールドである宮若市の千石峡です。普通は人があまり来ない冬季に行くことが多く、レジャーシーズンには滅多に行かないのですが本会会員のTさんやMさんの投稿を見て刺激を受け、ここ最近は千石に入り浸っていました。
コロナウィルスの影響で暇が出来た人や子供連れが多く見られましたが、どこに居ても常にオオルリの囀りが聞こえてくるほど個体数が多いです。また、午前中の人が少ない時間帯はオオルリ、キビタキが歩道や川辺の石に降りてきて、虫を獲ったり水浴びをしたりする姿も見られました。その他コサメビタキ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、サシバも確認出来ました。
あと数日もすればサンコウチョウの声も聞けるようになると思いますが、29日あたりから公園が封鎖されているようです。自分はいつも自転車で行っていて、30日に行った時は上流の木製の橋の所に自転車を停めていたせいで、駐車場入り口にある封鎖を知らせる看板に気付かずにそのまま散策をしてしまいました。夏鳥が多く見られていただけあってとても惜しいですが封鎖が解除されるのを待ってまた鳥見に行こうと思います。

(2020-05-04掲載)

コウノトリの行方

吉本浩基 2018-12-08

12月に入ってすっかり冬らしくなり、筑豊各地でも様々な冬鳥が観察できるようになりました。その冬鳥の中でも、一昨年・昨年と2年連続で筑豊地区に飛来して話題になっているのがコウノトリではないでしょうか。
今年も約1ヶ月前に、減水した犬鳴川で2羽が確認され、鴨生田池でも同じ個体と思われる2羽が確認されました。しかし、今年は11月17日の目撃情報を最後に同箇所では確認できていません。まだ渡りの途中で立ち寄っただけで、今年はきっと越冬場所を他の地域に変えたのだろうと思いました。
しかし、12月8日(土)に福智山の麓周辺にぶらっと探索しに行った時のことです。たまたま通った道の横に人工の小さな池があり、周りが植え込みで囲まれていたのですが、その隙間から大きめの白い影が見えました。首を伸ばして池の中を見てみると、コウノトリが2羽こちらを向いて立っていました。まさかの場所であったため不意の出来事に驚きましたが、自分が急に現れたせいでコウノトリもびっくりした様子で、すぐにその場から飛び出してしまいました。どこへ飛んで行くのかと思いきや、少し離れた高圧線の上に止まったので『あんな足元が不安定な場所は…』と思いつつ、驚かせてしまったことを反省しました。数分間、高圧線に止まった後、2羽とも高度を下げながらどこかへ飛び去って行きました。その後、飛び去った方へ向かってみるも再び見ることはできず… 昨年もそうでしたが、おそらく餌を求めて池や河川を転々としているのだろうと思います。
鴨生田から福智山の麓と、広い範囲を飛び回っているようなので、ちょっと出掛けた先などで偶然見かけることがあるかもしれません。もし見つけた時は次は驚かせてしまわないようにそっと観察できればと思います。今年はいつまでいるかは分かりませんが、コウノトリが安心してこの筑豊地区で冬を越せればいいなと思っています。

  • 撮影日:2018-12-08(写真No.01〜17)
  • 場所:福岡県直方市永満寺
  • メッシュコード:

(2018-12-16掲載)

今季初の六ヶ岳

吉本浩基 2018-04-29

今日は英彦山の定例探鳥会に行くつもりだったのですが、午前中に用事が入り、行く事が出来ず断念。そこで自宅からほど近い六ヶ岳(鞍手町/宮若市)に行って来ました。今年は週末に時間が取れない事が多く、冬鳥もろくに見られないまま春になってしまいました。今年度の鳥見も今回が初です。
去年の今頃はキビタキの囀りが林道に入ってすぐに聞こえましたが、今年はオオルリの囀りが出迎えてくれました。その後も別の場所からオオルリの囀りが聞こえ、互いに離れた場所から声が聞こえたので、別個体と考えて計5羽の囀りが聞けました。あと少しすればホトトギスやサンコウチョウの声も聞けるようになると思うので、その頃にまた行きたいと思います。

  • 撮影日:2018-04-29 (写真01〜12)
  • 場所:福岡県 宮若市 六ヶ岳

(2018-04-30掲載)

千石のヤマセミ

吉本浩基 2018-01-14,20

今回も宮若市の千石に行って来ました。目的は前回と変わらずヤマセミです。実は昨年の3月と12月に千石でヤマセミを確認しています。そして、最近はヤマセミ運(?)がいいのか、この1ヶ月間で他所で見た分も含めて計3回ヤマセミを見ることが出来ています(今回で4回目)。しかし、いずれも飛んだ後に存在に気付き、遠くへ行ってしまって再び見つけられないまま撮影出来なかったり、撮影出来ても50m以上離れていて小さくしか写っていなかったりと100%満足できる結果ではありませんでした。
そんなこんなでどうにかヤマセミをもう少し近くで撮影・観察したいと思い、千石に行きました。千石に到着して約10分。千石荘前で早くもその姿を確認。 警戒心が強いので、少し離れた所から双眼鏡でいないかを確認したのですが…… まんまとやられました。 残念ながら撮影は出来ず山の上の方に向かって飛んで行きました。そして何もないまま2時間が経ち、今日はもうダメかと思っていたその時、50m程前方の木に白い鳥が止まるのを目撃。 双眼鏡で見ずともそれが鳴き声を発したことでヤマセミと分かり、急いでカメラを準備。 これ以上近づいて、もし飛ばれたら元も子もないと思い仕方なくその距離のまま撮影。 到着直後に見た個体と同じ個体かどうかは分かりませんが、千石で初めてヤマセミを撮れたのでとてもいい収穫が出来ました。
追記:午前中に寄った鴨生田と、14日に行った久保白ダムの写真も一緒に載せておきます。今年の鴨生田は水鳥の数が少ないです……

(2018-01-20掲載)

2018年鳥見初め

吉本浩基 2017-12,2018-01

明けましておめでとうございます。 2018年になりました。 昨年は酉年でしたが、皆さんは鳥見は十分楽しめたでしょうか? 自分は今年の春で鳥見を始めて2年目になるアマチュアなので、鳥見に行く度に新しい発見ばかりで、とても楽しめた1年になりました。
元日は午前中に用事があり、久保白ダムでの元日探鳥会に行くことが出来なかったので、自分個人での元日探鳥に行って来ました。場所は宮若の千石。一番の目的はヤマセミでしたが、残像ながら今回は見ることが出来ませんでした。撮影した鳥の写真もあまり多くはないので、昨年末に撮影した野鳥もいくつか載せています。
(追記: 初めてギャラリーを開設しました。これからのご拝読宜しくお願いします。)

(2018-01-04掲載)

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