(公財)日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリレンジャー
中村 聡
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44: 秋の味覚
我がふるさと筑豊もずいぶんとしのぎやすくなったようですね。こちらはすでに秋の深まりを感じる毎日。朝晩は気温が10℃近くまで下がることもあります。台風の接近が気になるところです。
さて、今回は趣向を変えて「食べもの」のお話です。北海道に着任して早10年。よく食べるようになったものがいくつかあります。春から順に季節を追うと、アスパラガス、サクランボ、鮭、ジャガイモ、百合根など。秋の味覚「とうきび」(トウモロコシのこと。コチラではそう呼びます)もその一つ。最近は甘く、しかもまっ白なスィートコーンが人気のようですが、僕は、歯ごたえのある昔ながらの「もちきび」の方が好きです。
トウモロコシは人間が食べるだけではありません。家畜の飼料用として栽培される「デントコーン」というのもあります。ウトナイ湖周辺にも畑があちこちに広がり、収穫の終わった場所ではこの時期、渡り途中のマガンやヒシクイが落ち穂ならぬ、落ちきびを食べる姿が見られます。
(2017-09-14掲載)
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