(公財)日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリレンジャー
中村 聡
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48: 雪の上に残りしは
ニュースによると、我がふるさと筑豊は先日、大雪に見舞われたとのこと。ただ、おそらくさほど深くはならず、すぐにとけてしまったのではないでしょうか。
私の住む苫小牧は、札幌などに比べ、もともと雪の少ない地域ですが、それでもとけずに根雪になります。雪が降り、それが積もって止んだ夜。翌朝の楽しみは、雪の上に残る動物たちの足跡を見ること。すぐにとけてしまう九州だと、なかなか難しいのではと思います。また、これが朝まで降り続くと、夜に歩いた動物の足跡は雪の下になってしまうため、観察できません。雪の止む時間がポイントなのです。
先日、見つけたのはネズミ(おそらくヤチネズミの仲間)の足跡。なぜネズミと分かるかというと、長いしっぽの跡が残っているから。そして、別の、小さな足跡も見つけました。こちらはまだ正体が不明です。判明したら、いずれこのコーナーで紹介しますね。
2018-01-18掲載
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