(公財)日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリレンジャー
中村 聡
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49: 雪うさぎ♪
珍しく、昼間に現れた。まっ白な冬毛の姿
(2016-03-07撮影)
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すぐにブッシュの中に隠れた。これぞ保護色。どこにいるか分かりますか?
(2016-03-07撮影)
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我がふるさと筑豊は、2月に雪の日が続いたとか。それでも、そろそろ梅の花が見ごろとなる頃でしょうか。
こちらは変わらず白銀の世界。この冬は、1日で34センチの積雪、最低気温がマイナス18℃になるなど、珍しく、多雪と低温の記録も出ました。
さて、前号に続き、同じ足跡ネタです(すみません)。新雪の上には、以前に紹介したエゾユキウサギの足跡(01回、47回)がよく見られます。九州のノウサギと違って、冬はまっ白に変身。ただ、主に夕方から夜にかけて活動するので、姿にはなかなか出合えません。
ところが、ある3月のある日の昼間。ネイチャーセンター横をふと見ると、白いかたまりが。冬毛のエゾユキウサギでした。まわりに雪がないため、目立ちます。雪の中にいるからこその保護色なのに、これでは全く敵を欺くことにならないぞ。そう感じたのか、すぐに雪が残るブッシュの中に身を隠しました。
雪うさぎというと、懐かしい故郷の、*お菓子のテーマソングを思い出します。確か、「目が赤いのは、夢を見て泣いたから」だったような。う〜ん。メルヘン。実際のところ、エゾユキウサギの目は赤くないのですが。
*サイト注:お菓子のテーマソング(YouTube)
(2018-02-15掲載)
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