クマタカ
くまたか (日本野鳥の会筑豊支部)
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modify:2024-10-10

*風のたより

(公財)日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリくまたか外部サイトレンジャー
中村 聡

総目次

50: 連載50回・・・ということで

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春の渡りシーズンを迎えたウトナイ湖。日中は周辺の田畑で採食していたマガンが、ねぐらである湖に帰ってくる夕暮れ時

(2018-03-16撮影)

我がふるさと筑豊は、このところの暖かさで桜の開花が早まる見込みだとか。「野鳥だより」が皆さんの手元に届く頃、ちょうど満開となっているかも知れませんね。

さて、Uさんによると、何でもこの号で連載から50回とのこと。言われるまで気づきませんでした。調べてみたところ、開始は2014年2月だったので、満4歳の誕生日を迎えたことになりますが、よくまぁ続いていると、我ながら感心しています。

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九州のゴジュウカラに比べて下尾筒に赤茶色の部分が少なく、上面の青灰色はより淡い(写真:ウトナイ湖サンクチュアリ)

(2010-01-27撮影)

記念すべき50回ということで、今回はゴジュウカラ(五十雀)のお話。安易な発想でスミマセン。まず、九州でこの鳥に出合おうとすると、少し高い山へ行く必要があると思います。筑豊なら英彦山あたりでしょうか。それが北海道だと、例えば、僕の住んでいるアパート横の公園で見かけるなど、平地にもフツーに生息しています。

九州のゴジュウカラとは色も異なり、下面は明らかに白いのが特徴です。故に、亜種名もシロハラゴジュウカラ。ただ、木の幹を逆さまになって下りるなどの行動は、同じです。秋冬に見かけるカラ類の混群の主要メンバーですが、同じ群れにハシブトガラやキバシリも混じるところが、北海道ならでは、といえます。

奇しくも僕も齢50を過ぎ、人生まさに「ゴジュウカラ」といったところ。お後がよろしいようで。

(2018-03-16掲載)

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