クマタカ
くまたか (日本野鳥の会筑豊支部)
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modify:2018-07-21

*風のたより

(公財)日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリくまたか外部サイトレンジャー
中村 聡

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53: ヒグマ騒動

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周辺の勇払原野ではセンダイハギが咲き始めた

(2018-06-14撮影)

我がふるさと筑豊は、いよいよ雨の季節、でしょうか。こちらは、以前に紹介した「蝦夷梅雨」には少し早く、爽やかな気候が続いています。といっても、この2日間は珍しく雨が続き、気温も10℃ほどしかありません。薄手のセーター着用中です。

さて、ここ北海道では、身近な場所で動物を見かけることが多くあります。エゾシカ、キタキツネ、エゾリス、シマリスなどなど。ですが、そこに「ヒグマ」が含まれることを実感する出来事が、つい先日、起こりました。

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某所で発見したヒグマのものと思われる痕跡物

(2013-07-02撮影)

何と、若い個体1頭が5月某日早朝にウトナイ湖岸の自然観察路から目撃されたのです。発見したのは、散策中だった一般市民の方。間接的に情報を受けた時は「どうせ、エゾシカの誤認だろう」と高をくくっていたのですが、目の色まで分かるほど近くで撮影された写真を見せられ、すぐにそれが間違いだったことに気づきました。付近に通年では生息しておらず、移動途中と思われます。

私自身は、知床半島で子ども連れを遠くから観察したことがある程度。ただ、フンや足跡は、いろんなところで見ています。また、某所で下山中に笹藪から唸られたことがあり、さすがにこの時は、生きた心地がしませんでした。

結局、自然観察路は5日間にわたって全面閉鎖となりました。ヒグマはたいへん臆病な動物で、こちらの存在を相手に知らせるようにすれば、出くわすことはまず無いと言われます。私たちが暮らす、そのすぐそばで、ヒグマも同じように生活しているのだということを改めて認識し、気をつけねばと思ったのでした。

2018-06-14掲載

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