クマタカ
くまたか (日本野鳥の会筑豊支部)
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modify:2018-12-16

*風のたより

(公財)日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリくまたか外部サイトレンジャー
中村 聡

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55: 北国のクモ

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網を張るキバナオニグモ。腹部の黄色が美しい

(2017-09-10撮影)

わがふるさと筑豊は、まだまだ残暑厳しい頃でしょうか。台風の発生や動きも気になるところです。

さて先日、ひょんなことから職場でクモの話になりました。雲ではなく、蜘蛛の方です。きっかけは、僕が北海道に生息していないゴキブリの恐怖を訴えたことでした。

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こちらは、ヨシの葉を折り曲げて作ったカバキコマチグモの巣。中では母グモが卵を守る。

※咬まれるとかなり痛いうえ猛毒なので、巣は開けないように注意が必要

(2018-08-18撮影)

東京や福岡では夜、帰宅して部屋の明かりを点けた時、壁に張り付く黒い虫を見つけ、小さな悲鳴を上げることがある。しかも、それはこちらへ向かって不意に飛んでくる。コワイですよねぇ。でも、そいつを捕らえる大きなクモもまた、部屋を徘徊しているんですよ。きゃぁ。

ここからは話題がアシダカグモへ。その場にいた中で、見たことのあるのは僕ひとりでした。僕の実家は古い木造のせいか、夏に畳の上を歩く姿をしばしば目撃していましたが、調べてみると、じつは関東以南にしか記録がないことが分かりました。(ちなみに、九州ではおなじみのジョロウグモも北海道には生息していません。)

変わって、こちら北海道には、九州で見られない北方系のクモがすんでいます。例えば、キバナオニグモ。腹部は黄色く、複雑な模様が入る、とても美しいクモで、人家の周りにも網を張ります。また、標高の高いところには、その名もキタグニオニグモという緑色のクモがいるそうですが、こちらは未だ見ていません。いつか何処かで、出合えるといいなぁと期待しているところです。

2018-08-19掲載

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