(公財)日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリレンジャー
中村 聡
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64: 色とりどりの花を巡る
我がふるさと筑豊は、すでに梅雨入りしたとのこと。これから少しの間、鬱陶しい日々となりますね。豪雨被害などがないことを祈ります。
さて、先月は私の都合により休載となり、失礼しました。この間(かん)、5月下旬には道内の各地で猛暑日を記録しましたが、苫小牧はそんな日ですら比較的涼しく、6月に入ってからも爽やかな風が吹いています。
あっという間に木々の葉が生い茂り、夏鳥の子育ても順調に進んでいるようです。さえずりはあまり聞かれなくなりました。例年に比べ、季節の進み方が早いような気がします。
野鳥の姿や声が観察しづらくなった今、色とりどりの花を見るのが楽しみです。周辺を少し巡ると、エゾキスゲが鮮やかなレモン色の花を咲かせていました。また、道路脇にもオレンジ色に黄色、ピンク色の花々が。でも、これらはすべて、帰化植物。車と人の往来が激しいせいか、港が近いからなのか、苫小牧では様々な種(しゅ)を見ることができるのです。
2019-06-19掲載
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