クマタカ
くまたか (日本野鳥の会筑豊支部)
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風のたより

(公財)日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリくまたか外部サイトレンジャー
中村 聡

総目次

69: 鳥の声で目覚める

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コハクチョウの群れ。ウトナイ湖では秋の滞在は短い

(2021-10-07撮影)

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マガンの一群が上空を通過した

(2021-10-07撮影)

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ちょうど2年間(のようです)お休みにしていたこちらのコーナー、サイト担当さんからアツいエールをいただき、ぼちぼち再開しようと思います。不定期となりますが、宜しければ、また、お付き合いください。

さて、朝に鳥の声で目が覚める、といった経験は、だれにでもあるのではないでしょうか。わがふるさと筑豊では、おそらくその場合のトリとは、スズメやシジュウカラだったり、季節が変わればジョウビタキだったり、はたまた飼っているセキセイインコやニワトリだったり、と思います。
ところが、こちらではその目覚まし鳥が小鳥やペットだけでなく、春や秋は水鳥であることがしばしばで、夜明け前の暗いうちから声が聞こえてくることが良くあります。
先日もコハクチョウの「コホー、コホー」という声で、おもわず飛び起き、窓を開けて空を眺めました。マガンの甲高い「キャハン、キャハン」も、同じような衝動に駆られる声です。
市街地の上空をハクチョウ類やガン類が通過するなんて!筑豊ではほぼ無いことですよね。北の国は今まさに、渡りのシーズン。見上げた空の高いところに水鳥の群れを発見すると、それを実感するのです。

2021-10-17掲載

   

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