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くまたか (日本野鳥の会筑豊支部)
 ホーム風切羽次列地元鳥見ノ〜2017-18
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セイタカシギ 渋田朗の 地元鳥見ノススメ 2019

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どこであれ、それぞれのマイフィールドこそサンクチュアリ。マメに回れば、自然はいろんな姿を見せてくれる。

ヒシクイ群れ | トモエガモ好調 | タシギ軍団 | タマシギ兄弟 | その行動はまるで

[地元鳥見ノススメ 2017-18] [地元鳥見ノススメ]

ヒシクイ群れ

渋田 朗 記録日2019-02-02/03

2月2日のこと、珍しく夕方にフィールドを回ってみると、見慣れない大きな水鳥の群れが浮いています。ヒシクイ6羽の群れです。ヒシクイの地元での確認は2015年10月以来で、6羽の群れとなると過去には記憶がありません。寒波に押されて(北部九州では実感がわきませんが)南下してきたのか、あるいは北帰行が始まる時期なので、その途中で立ち寄ったのでしょうか。翌3日にも確認できました。
日本には Anser fabalis serrirostris 亜種ヒシクイと、A. f. middendorfi 亜種オオヒシクイが定期飛来するとされています。今回の群れは、現在の分類では亜種ヒシクイとして良いと思います。ただし亜種分類についてはまだ議論があり、また九州に飛来するヒシクイは、東北などに飛来するこれら2亜種とは違って見えるという意見もあります。将来はこの亜種分類が変わってくる可能性もあり、その意味で北部九州での記録は重要かもしれません。

[撮影日:2019年2月2日&3日 撮影場所:福津市津屋崎 撮影者:渋田 朗]

(2019-02-11掲載)

トモエガモ好調

渋田 朗 2019-02-02

トモエガモは以前、宗像市のダム湖に多数飛来していたのですが、近年はだんだん個体数が減ってきた上に、釣り人が入らないように周囲ががっちり囲われて、野鳥観察できるポイントもほとんどなくなってしまいました。今年のガンカモ調査で許可をとってダムに入った方によれば、トモエガモはほとんどいなかったようです。
その他の地元カモスポットでは、例年トモエガモは数羽程度で、『見れたらちょっと嬉しい』くらいの個体数なのですが、今期はなかなか好調です。いくつかのスポットで、それぞれ二桁の個体数を数える日もあります。
それら分散した群れがまとまる日もあり、1月20日には72羽、2月2日には80羽を数える群れになりました。大きな群れになると警戒心が強くなり、何かのきっかけですぐに飛び回ったり、別のスポットに移動したりで、数えるのもひと苦労です。

[撮影日:2019年2月2日 撮影場所:福津市津屋崎 撮影者:渋田 朗]

(2019-02-03掲載)

タシギ軍団

渋田 朗 2018-12-23

シギの群れと言えば、こんな出来事もありました。
年末12月23日の福岡支部・久末ダム探鳥会は、生憎の雨模様。みなさん傘をさしての探鳥会となりました。この天気で安心したのでしょうか、水かさの減った水際に、ワラワラとタシギの軍団が姿を表し、最終的には9羽を数えました。冬季のタシギは、水が残った農地に数羽が集まっているケースはありますが、大抵は草陰に潜むなどで姿が見えず、気づかずに近づいて飛ばれてしまうのが常…。こんな群れが丸見えの機会は余りありません。悪天候でも頑張って探鳥していれば、たまにはこんなご褒美をもらえることもありますね(笑)
ちなみに、翌月1月27日の探鳥会では、一羽も姿を見ることができませんでした。

[撮影日:2018年12月23日 撮影場所:福津市久末ダム 撮影者:渋田 朗]

(2019-01-29掲載)

タマシギ兄弟

渋田 朗 2018-12-22,2019-01-13

タマシギは、ここ数年の地元フィールドで、明らかに個体数が減ったと感じる種の代表格ですが、この冬は若い個体がしばしば観察されています。
12月後半には、農業地帯の小さなクリークの中、二羽でじっとしている姿が見られました。昨年生まれの兄弟だと思いますが、2週間くらいはいつ行ってもいつも同じ場所にいて、あまりにも動かないので心配になるくらい・・・
一旦は姿が見えなくなりましたが、1月13日になってひょっこり、4羽に増えて再び姿を表しました。写真のちょっと慌てた姿は、近くをイタチが通って警戒したのですが、何事もなくまたお昼寝モードに(笑) 
その後はまた姿が見えませんが、まだ付近のどこかに潜んでるかもしれませんね。
ところで、反射的に雄4羽と記録してましたが、考えてみれば、タマシギは一年目の若い個体をあまり見たことがありませんでした。肩羽が白い線に見える二羽は雌なのかなと思っています。

[撮影日:2018年12月22日&2019年1月13日 撮影場所:福津市津屋崎 撮影者:渋田 朗]

(2019-01-23掲載)

その行動はまるで

渋田 朗 2019-01-06

1月6日の朝、いつものように地元農耕地帯を歩いて探鳥している時に、かなり遠方ですが、農地の低空をふわふわと飛ぶ鳥を視認。最近このあたりでよく見かけるハイイロチュウヒかと、双眼鏡を向けてみると、そこには若い大型カモメの姿が。遠方を飛ぶ姿だけでディテールがわかりませんが、モンゴルセグロカモメまたはセグロカモメの幼羽〜第一回冬羽個体に見えます。
この場所は海の近くに広がる農耕地帯で、海側の上空をセグロカモメが飛ぶ姿を見かけることもあるのですが、このように地面スレスレをふわふわと飛び、たまに餌を見つけたかのようにふわっと農地に降りたりする姿は、まるでチュウヒ類のような行動でした。あるいはモンゴルセグロカモメだとしたら(地元の浜辺では割と普通に見られます)、繁殖地ではこんな感じで草原地帯を飛んでるのかな?などと、勝手な想像を巡らせていました。
やがて、例によって職務に忠実なミヤマガラスに見つかり、激しくモビングされて退場していきました。

[撮影日:2019年1月6日 撮影場所:福津市津屋崎 撮影者:渋田 朗]

(2019-01-13掲載)

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