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くまたか (日本野鳥の会筑豊支部)
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セイタカシギ 渋田朗の 地元鳥見ノススメ 2020

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どこであれ、それぞれのマイフィールドこそサンクチュアリ。マメに回れば、自然はいろんな姿を見せてくれる。

梅雨明け遅し! | ホーホー、ホーホーと二声で鳴くのは? | 6月のトモエガモ

メボソムシクイもまずまず | 続・シロチドリ繁殖 | 続・アムールな春 | マミジロキビタキ

リーチ! | 昨年とそっくりキバラガラ | 近年群れをよく見かける | | ミヤマホオジロ合唱

タイワンハクセキレイ好調 | オオルリ飛来 | 久々コクマルガラス | やはりタイワンハクセキレイも渡ってる

例年よりは多いんですが… | 何故か雄は珍しい | 揃い踏み | 援軍到着もすぐ撤退

海面に浮かぶカツオドリ | ちょっと早めのお年玉 | すっかり溶け込んでる… | 狙い的中! | 謹賀新年

[地元鳥見ノススメ 2019] [地元鳥見ノススメ 2017-18] [地元鳥見ノススメ]

梅雨明け遅し!

渋田朗 記録日2020-08-01,02

九州北部の梅雨は、7/30になってようやく明けましたが、過去五番目の記録的な遅さだそうです。その影響でもないのでしょうが、気の早い鳥たちの動き始めが、ちょっと鈍いように思えます。
林にやってくるセンダイムシクイやコサメビタキは、今の所気配なし。農耕地などにやってくるシギチも、年中身近に見られるイソシギは別格ですが、例年1番乗りのクサシギが7/19初認。近隣で繁殖しているはずのコチドリは、8月に入ってようやく群れをチラホラ見かけるようになりました。
本格的な渡りが始まるのは8月後半なので、もうしばらくは我慢の鳥見が続きます。

(2020-08-03掲載)

ホーホー、ホーホーと二声で鳴くのは?

渋田朗 2020-05-26..

夏の時期に、野鳥のことはあまりご存知ない知り合いから「夜中にフクロウがホーホー、ホーホーと鳴いてる」という話をされて、「それはフクロウの仲間ですが、アオバズクという鳥ですよ」と話したことがあります。が、果たしてそう言い切れるのか?自信がなくなるような声が録れました。
5月27日の早朝4時に、地元の山で仕掛けていた無人録音調査に、聞き覚えのない「ホーホー、ホーホー」という二声で鳴く声が入っていました。
比較用に一般的なアオバズクとフクロウの声も載せておきますが、

  • アオバズクの声に比べると、明らかに低い周波数の声
  • 「ホーホー」から次の「ホーホー」までのインターバルが、アオバズクよりずっと長い
  • 声の周波数はフクロウに近く、また長いインターバルもフクロウを彷彿させる。

無人録音を仕掛けた場所では、フクロウの声は頻繁に録れますが、アオバズクは録れたことがありません。状況的にフクロウの可能性が高いように思いますが、フクロウに詳しそうな方々数名にお話を伺っても、このような二声は聞いたことがないとのコメントでした。
はたして「ホーホー、ホーホーと二声で鳴くのは、フクロウではなくアオバズク」を覆す記録になるでしょうか??

(2020-07-13掲載)

6月のトモエガモ

渋田朗 2020-05-31..

夏のカモ類といえば、真っ先に思いつくのは、身近に繁殖しているカルガモ。あとカルガモほどは目立ちませんが、北部九州でも繁殖するオシドリは、溜池など丁寧に観察すれば、真夏でもしばしば目にする機会があります。
その他のカモ類は、夏に見られるのはイレギュラーですが、体調などの理由で北へ渡らず居残る個体もしばしば見られ、コガモ・ヒドリガモ・マガモなどはその頻度も高いように思います。
今年の6月はそれに加えて、キンクロハジロさらにトモエガモの姿も見られました。当地で6月にトモエガモの姿を見たのは初めてのことです。溜池の周りの木々も生い茂る時期で、カモたちも上手に隠れていることが多く、観察できるかはかなり運に左右されます。それも6月中旬以降は見られなくなったので、どこかへ移動してしまったのかもしれません。
その他、5月末〜6月にかけてのカモ類の写真を投稿します。いずれも超ロングショットの証拠写真ではありますが。

(2020-07-06掲載)

メボソムシクイもまずまず

渋田朗 2020-05-08

この春はアムールムシクイが好調だったという報告をしましたが、5月6日・8日・17日と確認できたメボソムシクイも、同種としてはまずまず好調だったと言えるでしょう。
特に5月8日は、一般的な四拍子で囀る個体と、ちょっと変則な三拍子(オオムシクイと混同しがちで要注意)で囀る別の個体も確認できました。
このあたりは以前『メボソムシクイ近縁種の囀り』でも書きましたが、国内で繁殖するメボソムシクイは、繁殖地によって囀りに方言が有るとされています。
昨年の夏に、別々の繁殖地で歌を覚えたのでしょうか。たまたま同じ日にこの地に立ち寄った2羽が、これからそれぞれ別々の繁殖地に向かうことを想像すると、ちょっと楽しくなります。

[録音日:2020年05月08日 録音場所:福津市津屋崎 録音者:渋田朗]

  1. メボソムシクイ4拍
  2. メボソムシクイ3拍

(2020-06-28掲載)

続・シロチドリ繁殖

渋田朗 2020-05-03

地元海岸で、2016年にシロチドリ2019年にはコチドリが繁殖したポイントで、今年もまたシロチドリが繁殖しました。
前回・前々回は7月後半〜8月後半にかけてでしたが、今回はずいぶん早い5月3日に、2羽の巣立ち雛が走り回る姿を確認。
今回も親鳥は、外敵を追い払ったり、雛を体の下に隠そうとしたり大忙し。人が近くを通ることもあるし、散歩の犬や他の野鳥など危険がいっぱいに見えるのですが、チドリから見ればなにか魅力がある場所なのでしょう。
本来なら、成長する姿をそっと見守りたいところでしたが、今回は自粛要請が明けると同時に、魚釣りの車がドッと海岸周辺に溢れ、海に近づきたくない状況になりました。
通常なら5月末までに幼鳥も飛び立つはずで、6月に入って覗いたときには、すでに姿はありませんでした。今回も無事に飛び立ったと信じています。

(2020-06-20掲載)

続・アムールな春

渋田朗 2020-05

[録音日:2020年05月05日 録音場所:福津市
津屋崎録音者:渋田朗]

アムールムシクイは、昨年春には7日間連日確認できたという報告をしました。(「アムールな春」)
福津市では春の渡りで比較的よく通過するものの、例年であればシーズンに1〜2日、それも一日限りが普通なので、これは大変珍しいことと考えていました。
ところが、この春は全般に渡り鳥が不調だった反面、アムールムシクイは5/4〜5/12(フィールドに出なかった5/7と5/11を除く)、及び5/17にも確認でき、昨年に匹敵する『続・アムールな春』となりました。来年もこの状況が続くのか興味あるところです。
確認できたのはいずれも1羽の囀り(5/17は地鳴きのみ)で、ずっと長逗留か、個体が入れ替わったかは不明。ただし、5/6にはそれ以前と出現パターンがかなり変わったこと、また5/17は間が空いていることから、少なくともこの2回は個体が入れ替わったのではないかと感じました。

【福津市津屋崎でのアムールムシクイ記録(渋田)】

  • 2009年:4/25(5羽)、4/26(1羽)
  • 2010年:5/1(1羽)、5/5(3羽)
  • 2011年:5/9(1羽)、5/18(1羽)
  • 2012年:記録なし
  • 2013年:5/2(1羽)
  • 2014年:4/30(2羽)
  • 2015年:5/8(1羽)
  • 2016年:4/30(1羽)、5/17(1羽)
  • 2017年:5/3(1羽)
  • 2018年:5/9(1羽)
  • 2019年:4/25(3羽)、4/26(1羽)、4/27(1羽)、4/28(2羽)、4/29(1羽)、4/30(2羽)、5/1(1羽)
  • 2020年:5/4(1羽)、5/5(1羽)、5/6(1羽)、5/8(1羽)、5/9(1羽)、5/10(1羽)、5/12(1羽)、5/17(1羽)

(2020-05-25掲載)

マミジロキビタキ

渋田朗 2020-04-30

例年渡りのピークとなるGW時期ですが、今年は地元渡りスポットが例年になく不調。とてもこの時期とは思えないような、静かな日も少なくありませんでしたが、その中での最大成果です。
4/30朝のお散歩中に、ブッシュの中から囀りが聞こえてきました。ちょっと聞けばキビタキに聞こえるが、ややフレーズが短く単調なその囀り。

まさかと思っているところに、マミジロキビタキ雄が飛び出してきました。地元では過去に囀りは聞いたことがありますが、目の当たりにしたのは初めての記録です。レモン色が美しい大好きな鳥で、少しの間ですが堪能することができました。
残念ながらこの鳥も、一度見失ったあとは二度と見つけられず、この日のみの記録となりました。

(2020-05-15掲載)

リーチ!

渋田朗 2020-04-08

4月8日の早朝、福津市の農地に飛来したサカツラガンを、出勤途中に撮影しました。
前日4月7日に飛来情報を波多野邦彦氏にお聞きして、この日自身でも確認できました。道路の真横の農地でしたが、警戒心が非常に薄い個体でした。その後は姿が見えない時もありながら、いつの間にか同じ農地に戻っており、断続的に目撃情報がありましたが、4月12日が終認のようです。
福津市では、これまで出そうで出なかった鳥でした。仲間内での福津市野鳥リストの299種目。300種まで『リーチ!』になりました。さて、300種目はどんな鳥が出現するでしょうか。

(2020-05-04掲載)

昨年とそっくりキバラガラ

渋田朗 2020-04-08

4月8日の早朝、出勤前散歩でマイフィールドを歩いてみると、聞き覚えのあるカラ類の声が...。ほどなく姿を表したのは、予想通りキバラガラでした。昨年も4月14日とほぼ同時期に出現しており(「福津にキバラガラ飛来!」)、出現場所や行動パターン、それに雄雌1羽ずつプラスアルファの個体数まで昨年とそっくり。再現フィルムを見ているかのようです。
声を録音しながら、写真も何枚か撮ってみたところで出勤の時間となってしまい、ちょこまか動くこの鳥相手では、短時間では納得の写真とは行きませんでした。例によってこのワンチャンスのみで、翌日以降は記録なし。来年の春にも、この時期に記録されるか興味あるところです。
またキバラガラは昨年秋(「キバラガラ再び」)にもこのスポットに出現しており、このまま定期的にみられる鳥になっていくのでしょうか。

(2020-04-27掲載)

近年群れをよく見かける

渋田朗 2020-04-04/05

シマアジといえば、春秋に定期的に通過する、唯一とも言える旅鳥のカモで、見られるとちょっと嬉しい鳥です。他のカモ類に混じって、1羽~数羽で見られるイメージが強いのですが、近年どうも群れで見られる機会が増えているように思います。
まずは4月4日には、福津市内の複数の水辺に分散する形で合計17羽。一番大きな群れで13羽が固まっていましたが、何かの拍子にすぐ飛び立って、どうも水辺の間を移動しているようでした。さらに翌4月5日には、一箇所の溜池に18羽が集結。過去に見た記憶がない数の群れになっていました。
これが次の週末4月11日には、市内で思い当たるすべての水辺を見て回って、やっと1羽見られたのみ。このダイナミックな感じが、旅鳥の魅力ですね。

(2020-04-18掲載)

ミヤマホオジロ合唱

渋田朗 2020-03-23

3月23日の朝、いつもの探鳥コースを歩いていると、足元から8羽ほどのミヤマホオジロが一斉に飛び立ちました。みんなその近くの枝の中に入ったと思ったら、そこで3〜4羽の雄が一斉に囀り始めました。
この時期の天気がいい日などに、ミヤマホオジロがしっかりした囀りを聞かせてくれるのはよくある事ですが、まとまって合唱するのはあまり聞かない気がします。マイフィールドでのちょっとした出来事です。

[録音日:2020年03月23日 録音場所:福津市津屋崎 録音者:渋田 朗 ]

(2020-04-11掲載)

タイワンハクセキレイ好調

渋田朗 記録日2020-03-22..

先日、亜種ホオジロハクセキレイ同様、亜種タイワンハクセキレイも早くから渡っているという記事「やはりタイワンハクセキレイも渡ってる」を投稿しましたが、3月後半も度々確認できました。3月中に確認できた両亜種は下記リスト通り。

亜種タイワンハクセキレイの好調さが目立ちます。換羽中で刻々と姿が変わっているようで、次々渡っているのか、長逗留がいるのかよくわかりません。3月22日の写真は、喉がうっすら黒くなり始めた、マニアックな感じの羽衣です。3月28日と31日の写真もまだ換羽中ながら、喉の黒色は下嘴基部まで達し、『らしい』姿になっています。これから季節が進むと、より美しい夏羽が見られると思います。

  • 2020年3月14日 タイワンハクセキレイ2羽、ホオジロハクセキレイ1羽
  • 2020年3月15日 タイワンハクセキレイ1羽、ホオジロハクセキレイ5羽
  • 2020年3月18日 ホオジロハクセキレイ1羽
  • 2020年3月22日 タイワンハクセキレイ1羽
  • 2020年3月28日 タイワンハクセキレイ1羽、ホオジロハクセキレイ1羽
  • 2020年3月31日 タイワンハクセキレイ1羽

(2020-04-06掲載)

オオルリ飛来

渋田朗 記録日2020-03-29

3月29日、朝ごはんの買い出しに出かけた帰り道、車で地元の鳥見ポイントを通りかかったところ、思いがけずオオルリ雄の姿が見られました。急いで車を停めてカメラを向けてみましたが、数枚シャッターを切ったところで、すぐに林の中へ姿を消しました。
このポイントのオオルリ・キビタキは、大体4月1〜2週目に飛来する事が多いので、まだ少し油断してました(笑)。もっとも、冬鳥が姿を消すのが全般に早い中なので、早く来てくれるのは大歓迎です。

(2020-04-01掲載)

久々コクマルガラス

渋田朗 記録日2020-03-01,07

この冬の地元福津市のフィールドでは、ミヤマガラス大群の活動があまり目立ちませんでした(その影響か、ミヤマガラスにモビングされることが多い、ハイロチュウヒやコミミズクといった猛禽がちらほら見られました)。
それが渡りを控えた2月末〜3月上旬になって、ようやく例年のような数千羽の群れが目につくようになりました。ミヤマガラスの群れがいれば、その中から少数のコクマルガラスを見つけ出すのが、冬のちょっとした楽しみ。
3月1日には幼鳥1羽、3月7日にも幼鳥1羽とうっすら白黒模様になりかけた個体1羽が見られました。例年ならひと冬を通じて見られるのですが、今季は11月30日に見かけて以来でした。
単に例年とは活動場所が違っていたのかもしれませんが、H氏によれば、例年コクマルガラスの個体数が多い西〜南九州でも、真冬には不思議なほど見かけなかったとのことで、やはり何か変化があったのかもしれません。

(2020-03-28掲載)

やはりタイワンハクセキレイも渡ってる

渋田朗
記録日2020-03-14/15

3月も中旬になり、今年もツバメやコチドリの姿が見られるようになりました。
個人的にこの時期に楽しみにしているのが、亜種ホオジロハクセキレイの飛来。近年ではそう簡単に見られる亜種ではなくなっていますが、この3月中旬が狙い所です。今年も3月14〜15日に、亜種ハクセキレイの群れに混じって5個体ほど、いろんなタイプの個体が見られました。
それと同じ群れの中に、今年も混じっていましたタイワンハクセキレイ。夏羽になれば目立つのですが、この時期の個体はハクセキレイに埋もれて見落としがちです。去年も3月23日に記録して、もしかして亜種ホオジロハクセキレイとともに早くから渡っているのでは?と書きましたが、今年はさらに早い3月14日の初認。見落とされがちですが、やはり早い時期から渡っているようです。

参考:近年の亜種タイワンハクセキレイ初認日

  • 2020年03月14日
  • 2019年03月23日
  • 2018年04月28日
  • 2017年04月01日
  • 2016年04月24日
  • 2015年04月22日
  • 2014年04月20日

(2020-03-19掲載)

例年よりは多いんですが…

渋田朗 記録日2020-02-23, 03-01

2月下旬から3月になると、カモ類の北帰行も本格化。水辺が少しずつ寂しくなってくる時期です。
この時期になると、渡りの準備のためか、トモエガモが割と群れになることが多いように思います。
今年も2月23日に31羽、3月1日にも30羽の群れが観察できました。もともと福津市では、見かける事自体がちょっとうれしい種ですし、この時期の群れとしても例年よりは多いんですが…
なにしろ昨年春先や、今年の秋に100羽前後の群れを記録しているので、若干物足りなさは否めません。このまま来年以降も個体数が増えてくれると嬉しいです。

(2020-03-16掲載)

何故か雄は珍しい

渋田朗 記録日2020-02-22..

スズガモといえば、海上では大群が見られる他、淡水域の溜池などでもしばしば目にする鳥です。ただ、溜池で見かけるのはなぜか雌やエクリプスが多く、きれいな生殖羽の雄を見かける機会が少ないようです。ホオジロガモもその傾向がありますが、スズガモはより顕著な気がします(思い込みかも?)
2月22日から3月1日にかけて、地元の溜池で雄のスズガモが見られました。胸の色が薄いなど、若い個体ではないかと思われます。ホシハジロなどとともに行動しており、普段は観察ポイントから一番遠い場所にいることが多かったのですが、3月1日だけは割と近くで見られました。光の加減で頭部の緑色光沢がきれいなのですが、写真だとうまく撮れませんね…

(2020-03-08掲載)

揃い踏み

渋田朗 記録日2020-02-09

2月9日の朝、ふと気が向いて福津市の久末ダムで探鳥。ここでは毎月、福岡支部の探鳥会が実施されていますが、今年の冬は少し顔ぶれが淋しい気がして、自身ではなかなか足が向かないスポットでした。
この日は到着するなり、12羽ほどのヒレンジャクの声に呼び止められました。今年も各地で観察記録がありますが、身の回りにはまだ群れの話がなかったので、幸先の良いスタートに。
その先も、この冬には全然見られていなかったアリスイ(一瞬のことで、ピントを背景に持っていかれたのが残念。。。)、さらにベニマシコも雄雌個体が出現。いずれもこのポイントでの冬の期待種ですが、揃い踏みの機会はなかなかないので、幸運な一日になりました。
朝8時頃とそれほど早朝でもなかったのですが、それでも9時台には全く姿が見えなくなり、その他の小鳥の声もグッと静かになってしまいました。やはり探鳥は朝に限りますね。

(2020-03-02掲載)

援軍到着もすぐ撤退

渋田朗 記録日2020-02-15

昨年の大晦日に確認したクロガモ3羽は、その後連日ほぼ同じ場所で確認できましたが、2月2日の日曜日に確認したのを最後に、次の週末はまったく姿が見えず、これが週認になるかなと思っていました。
ところが2月15日の朝、H氏から連絡をいただき、この場所にクロガモが7羽もいるとのこと。急いで現場に急行すると、確かに雄2羽・雌5羽の計7羽もいて、しかも以前よりも岸に近い場所にいます。前回より少しはマシな写真になりました。
実は過去に、地元で越冬していたシノリガモ1羽が姿を消して、数日後に3羽で帰ってきて、春までそのまま居着いたという事例がありました。このシノリガモも、本当に最初の個体が仲間を連れてきたのかは不明ですが、思わず今回もその再現を妄想…。が、第一報から3時間ほど経った頃、急に一斉に飛び立ち、志賀島方面に飛び去っていきました。
残念ながらその後は姿が見られず。今回は、援軍到着もすぐ撤退してしまったようです。

(2020-02-24掲載)

海面に浮かぶカツオドリ

渋田朗 2020-01-18

1月18日の朝、地元福津市の海岸近くに魚群が来たようで、海鳥がたくさん群れている場面に遭遇。カモメ類・ウミアイサ・ハジロカイツブリなどおなじみの顔ぶれに混じって、ひときわ大きな鳥が…。今季好調のカツオドリが、他の海鳥と一緒になって魚を追い回しています。
ちょっとおもしろかったのは、ゆっくり海面に浮いている姿が見られたこと。カツオドリを見かけるときは、ひたすらに海上を飛び回り、獲物をめがけてダイビングする姿がほとんどです。たまにブイなどにとまって休んでる姿を見ると、ちょっとうれしくなりますが、海上に浮かぶ姿は、あまり見かけないんじゃないでしょうか。思わず、浮かぶこともできるのか…と思ってしまいました。そりゃ海鳥ですからねぇ(笑)
しばらく続いていたカツオドリの好調ですが、1月末には沈静化してしまった感じです。

(2020-02-01掲載)

ちょっと早めのお年玉

渋田朗 2019-12-31

昨年12月31日に、福津市内では初めてクロガモが見られたと報告しましたが、実はこの大晦日の日は、もうひとつ「ちょっと早めのお年玉」をいただきました。
この日は比較的風が強く荒れ気味の天候だったためか、溜池にホシハジロが普段よりたくさん入っていたのですが、それに混じってメジロガモ雄の姿が。これまではホシハジロやアカハジロとの交雑種ばかりだったのですが、細部の検討の結果、今回は純血個体と判断しました。頭部の赤みが物足りない点は、まだ生殖羽になりきっていないものと考えます。例によって、この日一日だけの確認となりました。
昨年11月3日のアカハジロとともに、待ち望んでいた純血個体で、ひと冬の間に両種が確認できるとは思っていませんでした。
また大晦日の一日で、福津市野鳥リストがクロガモと合わせて2種も増えたことも、特筆すべき出来事です。これで298種まで来ました。節目となる300種目は、どんな鳥が見られるか楽しみです。

(2020-01-26掲載)

すっかり溶け込んでる…

渋田朗 2019-12-30..

以前の投稿で予想したとおり、この冬は海岸のカツオドリが好調です。
特に12月30日からの約一週間ほどは、魚群が岸のすぐそばにやってきたようで、それを追ってきたカツオドリがすぐ眼の前を飛んだり、岸から比較的近距離のケーソンで休んだりと、ちょっとしたお祭り状態でした。
近距離を飛ぶ姿を見ることはあっても、じっと休んでいる姿はなかなか近くでは見られないので、貴重な機会でした。それにしても、ケーソンで休息中のカツオドリは、完全に周囲のウミウの中に溶け込んでしまい、ボ〜ッと見てると見落としてしまいそうです(笑)
1月の第二週以降は魚群も移動したようで、一時的なお祭り状態は落ち着いてしまいましたが、沿岸を飛ぶカツオドリはまだまだ各地で見られるようです。ちょっと不思議なのは、おなじみのカイツブリ類・オオハム類・ウミアイサなどは、何故か対象的にパッとしないようです。

(2020-01-15掲載)

狙い的中!

渋田朗 2020-01-04

大晦日までさかのぼりますが、12/31に地元海岸でクロガモ3羽を確認。
クロガモといえば、海の中道には毎年飛来するおなじみの鳥ですが、それ以外の場所ではなかなかお目にかかれません。もちろん福津市で見かけたのも初めて。
実は、近隣の街でもクロガモ情報があり、もし市内に出るならこの辺の海域…ということで、ヤマを張っていましたが、その狙いが的中しました! びっくり箱のような鳥見も楽しいのですが、過去の経験などから狙いを定め、それが的中したときの味わいはまた格別です。
その後も姿を見かけますが、クロガモにしてはあまり岸に近い位置ではなく、それでもマシな年明け1/4の写真ですが、射程距離外という感じの写真です。光の加減で印象が変わりますが、嘴基部に黄色部があり、顔が少し黒っぽい個体は雄第一回冬羽、他の2羽は雌個体のようです。

(2020-01-09掲載)

謹賀新年

渋田朗 2020-01-01

皆様、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
元日の朝起きてみると、まだ初日の出に間に合いそうな時間帯。
嫁とともに、良さげな日の出ウオッチングのポイントに行ってみると・・・考えることは同じか、新年早々にH氏とお会いできた。ご挨拶とともに、いっしょに快晴の初日の出を拝む。
その後、一旦実家に立ち寄っている時に、H氏より着信。聞けば、とても見やすい場所にオオタカがとまっているとの、ありがたい情報。とはいえ、残念ながらすぐに急行できる状態になく、お礼を申し上げた上で、諦めてゆっくり朝食を取る。
その後、改めてオオタカポイントに向かってみると・・・なんと1時間ほど経過しているのに、まだオオタカがとまっていた! 想定外の出来事に、慌てて何枚かシャッターを切った上で、嫁に連絡して迎えに行く。
嫁とともに、再度オオタカのポイントに到着した時は、さらに15分ほど経過していたが、先程よりさらに見やすい場所にとまっている。普段の生態から考えると、何というサービスの良さ・・・快晴で強すぎる日差しに苦労しながらも、その姿を堪能。
一富士、二鷹、三茄子と申しますが・・・元日からオオタカの勇姿、こいつぁ春から縁起がいいや! Hさん、良いお年玉をありがとうございます。
おまけ:地元にもヒヨドリの渡りスポットがありますが、元日から300羽ほどの群れが『行こか戻ろか』をやってました。このポイント、1月上旬でもしばしばこの渡り行動が見られます。この時期に一体どこに渡ろうとしているのでしょうか。

(2020-01-02掲載)

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