行事のご案内

• 第130回観察会：千石峡
• 担当：広塚忠夫
• 日時：2021年7月1日（木）07:30〜11:00、晴れ・弱風・28℃
• 場所：宮若市宮田・千石峡
• 参加者(8名)：平畑武則・山下哲郎・三浦博嗣・ 森永光直・中村照美・有働孝士・木下伸子・広塚忠夫
• 配布資料：観察会：千石峡2021-07-01・handout
• 観察種野鳥（21種）：カルガモ2・キジバト2・アオサギ3・ダイサギ2・チュウサギ3・サシバ5・カワセミ2・ハシボソガラス3・ハシブトガラス5・ヤマガラ2・シジュウカラ3・ツバメ4・ヒヨドリ15+・ウグイス2・メジロ3・キビタキ1・オオルリ2・スズメ6・キセキレイ2・セグロセキレイ2・カワラヒワ2、三次メッシュ：@5030-4531
  

  ※波多野邦彦氏（会員）より「〜夏季九州では今のところハイタカは正式に確認されてないと思います。」（メールより抜粋）とのご指摘で撮影写真を確認いただいた結果、サシバの誤認と判明し観察種リストから「ハイタカ2」を削除、「サシバ5」に変更しました。（担当）

• 観察植物：（草本51種類、木本84種類、シダ28種類）

新型コロナ禍の行事中止から再開の第一回は千石峡で行いました。当地は、1998年8月9日第一回千石峡植物部観察会が開催され、続いて室内の植物研修会も行われた当会の植物部発祥地であり、縁起の良い場所です
本日は気温28℃であったが、渓流沿いで暑さを感じさせない快適な観察会でした。いつも先頭を行く森永光直さんと山下哲郎さんコンビから、今回もサシバなど数々の撮影成果が、ルート路上にて披露されました。
草本の指導と取りまとめは三浦博嗣部長に、鳥合わせは森永光直部長にお願いし、残りの木本とシダの取りまとめは担当の私が行いました。
特にシダ類は三回目となり重点的に観察し、意見交換しながら識別に至り、20種を超える大成果となったと自己評価しています。
木本は、チャンチンモドキ(香椿擬)を始めシイモチ(椎黐)・チシャノキ(萵苣の木)・ハルニレ(春楡)・タラヨウ(多羅葉)・イスノキ(蚊母樹)・アラカシ(粗樫)・ツブラジイ(円椎)・ノグルミ(野胡桃)」等々の天然の大木と嬉しい対面があり、リスト記録にも掲載出来ました。
観察会が早めに終了したので、有志で鞍手町小牧蓮池に移動しヨシゴイ・オオヨシキリ・アマサギを観察しました。期待のヨシゴイがやっと葦原を飛翔してくれて安心していたところに、続いて水上の低空飛行でこちら向かってくるサービスもあり、案内人としても満足でした。この一瞬の飛行を一眼レフで捉えた山下哲郎氏は、明日もまた来るぞ!と熱くなっていました。

自宅を5:30出発で7:00前には到着した。何時も通り集合場所付近を散策した。セグロセキレイ・カルガモ・オオルリの囀り等が観察出来た。
今回は観察会だが、鳥まとめを依頼されたので、鳥だけの、単独行動と成った。担当者様にはご迷惑をお掛け致しました。出発地では、サシバが飛び、担当者様より早めの観察切り上げのご指示が飛んだ。何時もは植物観察に出るお言葉であるが、今回初めて鳥に出た。ヤマセミは観察出来なかったが、21種の鳥観察が出来た。
参加の皆様お疲れ様でした。担当の広塚様お世話に成りました。

※筆者からのご指示により一部修正（サイト注 2021-07-03）

久しぶりの活動でした。最初から猛禽に出迎えてもらい、予定外の場所でヨシゴイにも出会えて感激しました。

1年越しの千石峡自然観察会、そしてコロナ禍のため中止していた行事の最初です。
この場所は犬鳴川のせせらぎを聞きながらでの観察で、静かでゆっくりと野鳥の声を聞きながら楽しめます。
しかし、観察は主に樹木そしてシダ類で、場所柄普段はスルーするシダ類が多く大変です。しかし、山などにも多くあり、なじみはあるものの生半可では無理だと反省です。
少しずつ花と同様に考えねばと感じました。今日は涼風もあり、川のそばなので暑さを少し忘れることができました。
広塚さん勉強になりました。皆さんお疲れ様でした。

待ちに待った行事の再開、宮田の里山の濃い緑の田んぼにはトンボやツバメが飛び、セミが鳴き始め、夏らしさを感じました。
渓流沿いの緑の中の植物観察では、今までシダの仲間、となんとなく一緒くたにしていた植物ひとつひとつに名前と各々の植生がある(当たり前のこと)を感じました。
一瞬の間に、翡翠が鳴きながら川下に飛んでいき、きらっと光る瑠璃色が印象に残りました。
見ていても見えていないたくさんの美しい事に気づかされる1日でした。
また秋は流れに沿って、樹々が色づききれいな事でしょう。
広塚様はじめみなさま、いつもたくさん教えて頂き楽しい時間を、本当にありがとうございます。

大木が混じる河岸林が自生する渓流沿いを散策するコースであり、野鳥の囀りに交ってカジカガエルの鳴き声が響き、一層涼しさを感じることができました。
最初からサシバ、ハイタカの猛禽が緑の山塊と青い空に舞い、オオルリやカワセミ等渓流とその背後の森林の野鳥が確認され、自生しているシダの特徴を聞きながら楽しい1日が過ごせました。
観察会の後に笠置山に登ったのですが、中世の山城址があり、嘉穂盆地とそれを取り巻く山々の展望が素晴らしいのに感動しました。北側斜面の湿潤な渓流沿いコースとスダジイ林が続く乾燥した山頂稜線コースの2つ環境のコントラストを楽しむことができました。
担当の広塚様、有難うございました。

コロナ休止後の再開第1回目。例会中、渓流の谷を吹き続けた風でたいへん涼しく快適でした。博覧強記の担当によるシダ類を重視した、これまでにない今回の観察会。参加してよかった。シダ類の識別には、葉の表面の形状だけでなく、裏面のソーラス（胞子嚢群 sorus）も必須と担当に諭され、慣れないマクロ撮影に必死で励みました。
シダの葉は美しい形をしているけど葉裏のソーラスは不気味と嫌がる人もいますが、いわば被子植物の花に相当するソーラス。少し見慣れたらもう気にはなりません（という自己中）。写真キャプション中、[*]は広塚忠夫氏、[**]は三浦博嗣氏の識別によります。両氏に感謝いたします。
上流にある力丸ダムのせいか、渓流とは名ばかりで残念ながら水は緑色に濁っていましたが、それでも大きな角張った岩が形作る川には小魚もみられカジカガエルの涼しい声も聞こえてきます。ただ、放流されたらしいよく肥った大きなコイが不気味で、水たまりとみればとりあえずコイを放つ環境バカに呆れました。コイの生息できる水は汚れていると言いますが、緑色に濁った川水といい、大丈夫か、八木山川。

• 第1011回例会：寒田探鳥会
• 日時：2021年7月4日（日） 09時00分〜12時20分、曇り一時小雨
• 場所：築上町寒田
• 担当(代行)：森永光直
• 参加者（8名）
  • （一般1名）笹栗公次郎
  • （本会7名）三浦博嗣、山下哲郎、嘉室光紀、嘉室千加子、梶原剛二、広塚忠夫、森永光直
• 観察種（16種）：キジバト1、アオバト4、サシバ2、アカショウビン2、コゲラ1、アオゲラ1、カケス3、ハシブトガラス1、ツバメ7、ヒヨドリ20+、ウグイス1、クロツグミ3、キビタキ2、オオルリ1、イカル2、ホオジロ5

担当の中嶋さんは、都合により欠席、小生が代行致しました。
朝から曇り空で、何とか雨だけは降らないようにと、思いましたが、鳥合わせ時に小雨が降ったくらいで、天候に支障の無い探鳥会と成りました。
お目当ての、サシバが観察出来、アカショウビン・クロツグミも聞けて良い探鳥会でした。
皆様有難う御座いました。

サシバ主役の寒田探鳥会ですが、後半になんとか出現してくれて安堵しました。
イカルのキーコーキーの鳴き声は、皆様を楽しい雰囲気にしてくれました。更にマツの枯れ木に止まり囀りの姿も撮影させてくれました。続いてアオバト・ホオジロも撮影ポースのサービスもあり、杉の人工林の渓流からはアカショウビンのキョロロロロのクリーンな鳴き声も聴かれ、愉しい一日となりました。
それに加えて当会の嬉しいことは、若い“笹栗公次郎さん”が、くまたか会員（お試し会員）に入会されたことです。
本日の代打お世話役の森永光直部長に感謝致します。

コロナ禍にあって久しぶりの筑豊支部探鳥会。初めての場所だし、下り坂ということもあって天候不順ながら参加しました。
天気はギリギリ持ってくれて（最後の鳥合わせだけ傘）、足下は舗装路のため視線は安心して水平線より上なので、鳥探しも楽です。
とはいえ、夏のこの時期、留鳥ぐらいしか望めませんが。イカル（姿もじっくり）やアカショウビンの声を楽しみました。
担当の森永さん、お疲れ様でした。
参加の皆様、お世話になりました。

個人的には、現地は初めての場所でした。
カケス、アオバト、サシバに会えて、山の野鳥と山の空気に接することができました。
森永さん、皆さん、ありがとうございました。

梅雨の合間の探鳥会で犀川駅を出発してすぐに雨が降り始めましたが、探鳥地に着くと雨は上がりました。
車道を車をデポした場所まで、ひたすら下りの探鳥でした。野鳥の声も聞こえ、上空にはサシバが舞い両脇には多くの樹木が花芽を出しており、ロケーションのいい場所です。（できれば、クマタカが飛んでくれればいいのですが）。今日は野鳥と植物の両方が楽しめました。
担当の森永さん、下見からありがとうございました。皆さんお疲れ様でした。

• 第40回鷹研プラス：それぞれの報告2
• 担当：梶原剛二
• 日時：2021年7月10日（土）（毎月第2土曜日 13時〜15時）
• 場所：直方市・遠賀川水辺館
• 参加者（12名）：森永光直、佐藤久恵、長田哲夫、嘉室光紀、嘉室千加子、国武光成、中村照美、広塚忠夫、阿部哲也、金子忠英、田辺憲子、梶原剛二

久しぶりの鷹研プラス開催です。まず嘉室千加子さんの「フィルムコーティング」を行いました。
鷹研今回はパソコンをテレビ画面で映して発表していただきました。森永さん、阿部さん、国武さん、広塚さんの報告、佐藤さんの探鳥地の話などで終了しました。ありがとうございました。
次回8月14日も「それぞれの報告3」を予定しています。
秋には嘉室千加子さんの「フィルムコーティング」も予定しています。大切な本が立派に生まれ変わりますよ。

本日の発表は、森永光直さんから「油山・中島・大濠公園・今津・東与賀干潟の野鳥達」、阿部哲也さんから「鞍手小牧蓮池・中間市中島の野鳥達」、梶原剛二さんから「ノゴマなど多くの画像披露」、私（広塚）から「今年撮影の野鳥達」の発表に続いて、国武光成さんからコサギ・アマサギ・サンコウチョウ調査の発表がありました。
発表終了後に、中村照美さんと佐藤久恵さんから「小笠原・三宅島の探鳥ツアー」の提案もありました。
また、今回も嘉室千加子さんによる図鑑類のフィルムコーティングをやって頂きました。毎回ありがとうございます。
なお、主催者の梶原剛二支部長が、次の会議に出席のため、約30分前倒して14時30分ごろに解散となりました。

第1番に森永氏の油山等のツリスガラ、ミコアイサ等の発表。2番手に阿部氏の中島、蓮池等のシベリアジュリン、クロハラアジサシ等の発表。3番手に国武氏のコサギ、アマサギ等の調査結果を。4番手梶原氏ノゴマ、カワアイサ等の発表。最後に広塚氏のクマタカ、ヤマセミ等の発表で、それぞれに動いての結果の賜物である貴重な画像を見せてもらいました。そしてノゴマの剥製を見て、6月29日蓮池でクロハラアジサシがハヤブサに襲われるのを目の前で見て弱肉強食の現実を痛感しました。

今回の鷹研プラスでは森永様、阿部様、梶原様、広塚様の写真を拝見しながら、オオジュリンとシベリアジュリンの見分け方、ヨシゴイの♂♀の見分け方などを勉強しました。これは室内勉強会ならではの利点だと思います。
また國武様のアマサギ、ダイサギ、コサギの減少について報告がありました。
今回女性の参加が多かったのも嬉しかったです。

• 第1012回例会：犬鳴川探鳥会
• 担当：阿部哲也
• 日時：2021年7月11日 午前9時から午前12時頃
• 天気：晴れ、気温32℃(9時現在)
• 場所：宮若市金生・犬鳴川沿いの田園地帯
• 参加者（会員15名）：森永光直、大田良雄、佐藤久恵、広塚忠夫、中村照美、長田哲夫、田原茂巳、田原美佐江、梶原剛二、梶原記代、有本英一郎、三浦博嗣、三浦美代子、白石清和、阿部哲也
• 観察種（24種）：マガモ2・カルガモ5・カワウ1・ゴイサギ1・アオサギ20+・ダイサギ14・チュウサギ3・コサギ1・ホトトギス1・タマシギ2・トビ1・ハシボソガラス6・ハシブトガラス1・ヒバリ5・ツバメ10+・オオヨシキリ4・セッカ13・ムクドリ5・スズメ15+・ハクセキレイ3・セグロセキレイ1・カワラヒワ22・ホオジロ4・外来種カワラバト10+

数日前までの気象情報では11日は70％くらいの降水確率でしたが、予報とはうって変わって快晴となり、梅雨明けと思わせるような暑い日となりました。
集合時間前に現地に確認に行き、やっとタマシギの番を発見しました。探鳥会の2週間位前からタマシギの様子を伺いに現地へ行きましたが発見できずにいたところ、探鳥会当日に発見出来た事はラッキーでした。参加者の皆さんに見てもらえて良かったです。
一部の参加者だけでしたがゴイサギの飛翔も見られたのも今日のご褒美でした。最近、ゴイサギを見る機会がかなり少なくなったような気がしています。
参加者の皆さんの協力により事故もなく、暑さの中熱中症等での落伍者も無く無事に終わることが出来ました。有難うございました。

今日は自宅を6:30出発で8:00前には到着した。途中タマシギが観察される場所を、車で見て回ったが発見できず。昨日の鷹研では、担当の阿部さんから、発見の報告が無かった。
探鳥会当日の受付時に、阿部さんより、タマシギ発見の報告を受け、更に雄雌との事だった。
期待して、探鳥場所に到着したが、何故か小生だけ観察出来ず。諦められないので、数名の会員と残り観察を続けた。遂に数年前から見たかった、タマシギ雌を観察出来た。
担当の阿部さんには、わがままを通して申し訳ありませんでした。参加の皆様熱い中、タマシギに出会えて良かったですね。お疲れ様でした。

本日の大本命はタマシギ（玉鷸）さんです。担当阿部さんが、早朝探索でタマシギ（玉鷸）を既に撮影されており、嬉しい事前情報を胸に探鳥会に臨みました。
該当の稲作の田圃に着き、探すが判らないでいると、阿部さんがあそこに、いるんじゃんと、教えてくれた。しかし、遠くを移動する姿を一瞬見ただけで全く不満足だった。
それで、その場に4人は居残り組で探すことにした。やっぱり、なんでもかんでも塊はタマシギに見えて、この黒い土の塊か？と言って諦めた途端、本物のタマシギ（玉鷸）が田圃一枚の距離を移動していた姿を捉えた。じーっとしているタマシギ（玉鷸）メスの撮影サービスに応えて、シャッターを押し続けて、気が晴々しました。
出発時は32℃を示していた気温計は、帰途では37℃まで上昇しており、極暑の探鳥会になりましたが、無事に全員帰還できて安堵しました。
阿部哲也担当さま、お疲れ様でした。居残り組4人共々、深く御礼申し上げます。

梅雨明けを予感させる好天気の探鳥になりました。
宮若コミュニティーから、「タマシギ」のいる場所までゆっくりと川沿い、田圃等で探鳥しながら歩きました。目的の「タマシギ」は阿部さんの事前探鳥により観察することができました。
ありがとうございました。皆さんお疲れさまでした。

参加された皆様、担当の阿部様、30度をこえる暑さの中お疲れ様でした。
阿部さんの事前調査のおかげで今年もお目当てのタマシギの番を見ることができました。育った稲の問を動き回るタマシギはなかなか強敵で、いるとわかっていても、その姿を捉えるのは大変でしたが、どうにか写真にも撮ることができました。
ありがとうございます。

久しぶりに稲の緑の中、タマシギが見らのれて満足しました。阿部さん、ありがとうございます。暑い中皆さんお疲れ様です。

阿部さんが下見して下さったお陰で広大な田の中、タマシギが稲の中を横切る足をみることが出来ました。一瞬でしたが、見た！と思えました。

梅雨明けを思わせる暑さの中、久しぶりの探鳥会に参加し、懐かしい会員にも会え楽しめました。
一人では、探しきれなかった、タマシギを遠くから見ることができました。皆さんの写真が楽しみです。
担当の阿部さん、お疲れさまでした。

やっとタマシギ御夫妻に会うことが出来ました。想像していたより小さかったです。やはり自分の目でみなければダメですね。
今回フィールドガイド日本の野鳥を見て分かったのですがタマシギの大きさがMさんの本と私の本では違っています。どちらが正解でしょうか？
久しぶりの探鳥会でしたので、積もる話も多く楽しかったです。
直前の下見調査でしっつかりタマシギを見つけていてくださった阿部様、感謝しております。

• 日時：2021年7月15日(木) 07:30〜12:40(5H10M) 曇り/晴れ 気温24〜30度 西風0.5〜1m/s
• 場所：北九州市小倉南区平尾台
• コース：茶ヶ床園地〜吹上・茶ヶ床園地分岐〜中峠・大平山分岐〜広谷湿原〜茶ヶ床園地
• 参加者（参加者10名）：田原茂巳、田原美佐江、平畑武則、山下哲郎、田辺憲子、広塚忠夫、森永光直、木下伸子、三浦美代子、三浦博嗣
• 観察種：草本125種、木本45種、野鳥18種（観察リスト参照）

平尾台での自然観察会は、再開後はじめてで、また、猛暑になりましたが10名の方々が参加されました。今回は「ササバラン」「ヒオウギ」に「コオニユリ」をメインに夏の花々を観察しました。
草原では「カセンソウ」の黄色、「キキョウ」の紫、「ヒオウギ」の淡い橙色が綾どりを添えてくれます。これに咲き始めた「コオニユリ」とこれから咲き出す「ノヒメユリ」の橙色が加わると一段と素晴らしい景色になります。
湿原では、「ノハナショウブ」なども終わり、次なる湿地植物の出番までの短い端境期のようです。
「ササバラン」は昨年の観察場所を皆さんと一緒に探すが見つけることができず、半ば諦めていましたが何とか帰路の途中で、今までに観察したことのない場所で再会することができました。感激です。
今日は風も適度に吹いていたので、楽しく観察をすることができました。
皆さんお疲れ様でした。

4:30出発で6:10前には茶ヶ床園地に到着した。既にHさんの車が止まっていた。通常ルートでの散策を実施した。朝露でズボンは濡れた。ホオアカ・セッカ・ヒバリ・ホオジロ等が観察出来た。
本番では、ヒオウギ・スズサイコ・コケオトギリ等が観察出来た。今回はニイニイゼミが至る所に数多く止まっていた。
担当の三浦さんお世話に成りました。参加の皆様朝早くから、お疲れ様でした。

茶ヶ床のスタートでは平尾台には雲がかかり時々涼しい風も吹く気持ちよい朝でした。草の背丈が伸びて生茂り、かきわけて歩くと朝露がつきました。
背の高いススキなどには透明の羽に模様がある小さなニイニイゼミがたくさんとまっている風景をはじめて見ました。
草原では、鮮やかな橙色のヒオウギやコオニユリ、ひまわりのようなカセンソウ、可愛いピンクのカワラナデシコ、涼しげなスズサイコ、サイヨウシャジン、オカトラノオなどなどが咲きまた、早くもキキョウ、アキノタムラソウ、クズ、オミナエシなど秋を感じる花もあり夏の平尾台を満喫しました。
また、ササバランがなかなか見つかりませんでしたが、3人連れの方に斜面のササバランの情報を頂けて本当にラッキーでした。広い平尾台に数日しか咲かない希少な夏の花に逢えてみんなで喜び楽しかったです。
三浦さまはじめ皆さま、いつもたくさん教えて頂き感謝です。マメ科のノササゲ、ノアズキ、タンキリマメ、ヤブマメの区別では、わかりやすい説明で違いがはっきりわかる気がしましたが、自分で探すとどれがどれなのか?ハギに至っては平尾台に何種類あるのでしょうか。なかなか覚えませんが楽しみながら覚えていきます。
皆さま、いつも楽しい観察会を本当にありがとうございます。

久しぶりの平尾台観察会は、早朝の曇りがちな草原を気持ちよく歩きはじめ、段々真夏の暑さを感じながら日影のない大地を歩きました。
殻から抜け出たニイニイゼミがあちこちに見られ、ヒオウギ(桧扇)の鮮やかな美しい花から、初秋を思わせるキキョウ(桔梗)、アキノタムラソウ(秋の田村草)やオトギリソウ(弟切草)などの花が見られました。
ササバラン(笹葉蘭)の花を昨年見つけたという場所でみんなで探しましたが見つけられず諦めていましたが、ほかの方々から教えてもらい、初めて見るササバラン(笹葉蘭)のかわいさを視ることができ嬉しかったです。
担当の三浦博嗣さん、お疲れさまでした。

久しぶりの平尾台。懐かしい顔々。曇りの天候も味方して、楽しい自然観察会でした。
草花にはもう秋の気配、秋の七草のカワラナデシコやオミナエシ、ハギ、クズの花等が咲き始めていました。最後に今日の一番の目的のササバランにも出会えました。
担当の三浦さんを始め皆様大変お世話になりました。

平尾台のドーンコーラスの鳴き声を期待して、茶ヶ床に4時50分頃に乗り入れたところ、ホトトギスと虫達の競演場でした。福岡県の日の出は、5時19分と予測されていたので、出来れば、一時間前には現着が理想かと思われ、本日はやや遅きに失した感でした。早朝5時の手許の気温計は25℃を示していたが、風が通り過ぎるとひんやりとして贅沢なソロ観察会で、途中で 森永光直部長に出会いました。森からイカルの声に引き込まれ進むと、アオゲラの番であろうか、樹間を移動するアオゲラを撮影するが、「黒ゲラ」に写っていました。
7時30分からの観察会に合流してからは、キキョウ(桔梗)があちこちで魅せてくれて、ノヒメユリ（野姫百合）までが開花準備とは、平年より時期が相当早いと思われました。それにニイニイゼミがススキ（薄 芒）や人工物に、3列縦隊も複数回観察されて、ニイニイワールドでした。
帰路のサービスは、急登の斜面の三人探索組に“ありますか?"と道から呼びかけると“ありますよ!のマルのサインを頂き、すぐさま急登をまっしぐら。昨年と全く違った場所で、見ごろのササバラン（笹葉蘭）ラン科クモキリソウ属が何株も迎えてくれてワクワクシャッターでした。
終わりの花合わせでは、草本が120種を超えていました。イネ科も軽々と識別される三浦博嗣部長は、学者レベルでついていけません。ほんま。観察会準備から当日までほんま、お疲れさまでした。

猛暑が予想された自然観察会でしたが、早期開始で風があったことから意外に過ごしかったです。とは言え、やっぱり汗びっしょりになりました。
ただ今日一番のお目当てであるササバランに会えたことで、それも解消されました。スズサイコやホウライカズラ等は終わりに近く、キキョウ、ヒオウギ、コオニユリは今が見頃です。
いつ来ても平尾台は素敵な花に出会える最高の場所です。
担当の三浦様始めご参加の皆様、お世話になりありがとうございました。

• 日時：2021年7月23日(金) 07:30〜12:30(5H) 曇り/晴れ 気温26〜30度 西風3〜4m/s
• 場所：北九州市小倉南区平尾台
• コース：茶ヶ床園地〜中峠〜広谷湿原〜四方台台地〜中峠・貫山分岐〜中峠・大平山分岐〜茶ヶ床園地(7km)
• 参加者：
  • 会員（ 5人）森永光直、田辺憲子、木下伸子、三浦美代子、三浦博嗣
  • 一般（1人）山�ｱ 勉
• 観察種：草本106種、木本38種、野鳥18種

前回の観察会から1週間が経ち、蕾だった花が今日は多く開花していました。
ユリ科の中でも、「コオニユリ」のように主張の強さもなく、ひっそりと草原の中に隠れるように咲く可憐な、大好きな「ノヒメユリ」が少しずつ姿を見せてくれました。皆さん是非見に来てください。
草原台地では、ラン科の「ササバラン」に代わって「ムカゴソウ」が出はじめ、スイカズラ科のオミナエシやオトコエシも少しずつ姿を見せています。そして「カワミドリ」がほんの少しだけ姿をみせはじめました。今日の草原は風が吹き、暑さを和らげてくれこの時期の観察にはいい日和でした。そして初参加の方とも楽しく植物や野鳥を観察できました。これからも一緒に楽しみましょう。
皆さん暑い中お疲れ様でした。

4:00出発で5:40前には茶ケ床園地に到着した。今日はHさんの車が無い。しかし駐車スペースはかなり少ない。北九州ナンバーやバイクが多い。通常ルートでの散策を実施した。
今回はやけに、ホオジロが多く、ホオアカ・ヒバリは見られなかったが、ホトトギスが鳴いてくれた。
本番では、前回小生だけ観察出来なかった、ササバランを皆様のご協力で見る事が出来ました。有難うございました。
担当の三浦さんお世話に成りました。参加の皆様朝早くから、お疲れ様でした。

今日はミニ観察会。名前の通り人数はいつもより少なめ、時間もちょっと早く終わりました。暑いと覚悟して参加しましたが、雲が多く風もあり思っていたより楽な観察会でした。先週見たササバランもちょっと終わりかけていましたが、まだ健在でした。
よく見かける鱗翅目の幼虫（ちょっとピンボケの写真）私が持っているイモムシハンドブックには載っていず、想像していたジャノメチョウの幼虫ではないようです。かわかる方教えてください。（日本野鳥の会筑豊支部・ご意見相談室で調べていただき幼虫の名前が判明しました。ありがとうございました。）
担当の三浦さんを始めとして、参加の皆さんお世話になりました。

連休の中、茶ヶ床園地は多くの車が駐車していました。平尾台の台地は真夏日の暑さの中、気持ちの良い風も吹き、花を求めて歩きました。
ホオジロ、ホオアカ、セッカが飛び回り、ノヒメユリ(野姫百合)、コオニユリ(小鬼百合)、キキョウ(桔梗)、カワラナデシコ(河原撫子)があちこち見られました。
今回は、ムカゴソウ(零余草)を見つけることができ、ササバラン(笹葉蘭)ももう一度見ることができました。来るたびに花の移り変わりを感じ楽しみました。

心地よい風の吹くさわやかな平尾台でした。キキョウ、カワラナデシコ、コオニユリ、ヒオウギ、ちらほらとオミナエシなどなどたくさんの花が歩く道沿いに見えて楽しいトレイルでした。平尾台は、下界からわずか10分でまるで阿蘇や九重の草原を歩いているような感覚になります。
平尾台で枝や岩にとまり、空を見上げるようにさえずるのはホオジロかまたはホオアカか？毎回判断をまわりの方に委ねていますが、胸や頬をみなくても鳴き声でもわかるとききました。もっと５感を澄まして観察しようと思いました。
三浦さまはじめみなさまたくさん教えていただき感謝です。
ありがとうございました。

• 第1013回例会：松江海岸探鳥会
• 担当：下田信廣
• 日時：2021年7月25日(日) 09時00分〜11時10分 曇り
• 場所：豊前市・松江海岸
• 参加者(14名)
  • （一般3名）中村博、井内博之、秋永貞彦
  • （本会11名）田原茂巳、田原美佐江、三浦博嗣、山下哲郎、竹田澄子、大田良雄、坂本裕幸、阿部哲也、木下伸子、下田信廣、森永光直
• 観察種（12種）：アオバト50+、ウミウ1、アオサギ1、ダイサギ2、ウミネコ2、ミサゴ3、トビ3、ハヤブサ3、ハシブトガラス3、ツバメ1、カワラヒワ4、ホオジロ3

遠くにある台風の影響か、風が強く海上は白く波立っている。この為思ったよりも、少しだけ涼しい探鳥会になりました。
豊前市松江地区は、英彦山や犬ヶ岳からの山並みが、海岸近くまで続いている。このことが、海水を飲むアオバトにとっては好都合なのでしよう。年間を通じてアオバトの姿を見ることが出来ます。
JR松江駅前で集合の後、さっそく駅裏の堤防に向いました。この日は大潮で満潮と重なっていて、アオバトが潮溜まりで、海水をのむ様子は見ることが出来ませんでした。10羽前後の群れが、特急電車が通過する度に林から飛び出し、目の前を飛び回ります。いつ見ても美しいパトです。
1時間ほどで移動し、西側の防風林に向いました。ここでは、アオバトの群れとこれを狙う、ハヤブサが現れ楽しませてくれました。
暑さを考えて2時間で探鳥会を終えました。暑い中、遠くからも参加いただき、ありがとうこざいました。

朝5時30分前には出発。国道3号10号のルートで走行計画したが、途中でナビを入れると国道3号から、直方・香春経由が表示され最初から、八木山経由にしたほうが、かなり時間節約だった。
しかし7時過ぎには到着して散策した。上空をアオバトが飛び海にはミサゴが杭に止まっていた。
本番では、アオバトを追っての、ハヤブサが観察出来た。
担当の下田さん有難うございました。次回は観察開始時刻を早めましょう。参加の皆様お疲れ様でした。

豊前松江駅には、9時10分と早めに着いたのですがすでに3名が駅に車を置いて観察地に行っていました。
駅裏の海岸傍の林や国道から山側の林からアオバトは飛んでくるそうで、それを待ち受けハヤブサが現れます。
また、線路傍の林にいるアオバトは、特急電車の通過音で飛び出すそうで、普通電車では飛び出さないようです。
今日の豊前海は風が強く、アオバトは飛翔が大変そうでしたが、私たちには暑さを和らげてくれました。
担当の下田さん丁寧な案内をしていただきありがとうございました。皆さんお疲れ様でした。

1時間程度早目に現地に着き様子を覗いに海岸へ行きと、直ぐにアオバトの飛翔を観察出来ました。
会が始まっても何度となく飛び出してくるアオバトを観察出来ました。ただ、大潮の満潮と重なっていたため岸に降りて海水を飲むアオバトが観察出来なかったのは残念でした。
担当の下田さんお疲れ様でした。参加者の皆さんもお疲れ様でした。

日豊本線沿いの松江駅の海側の林と海岸の観察会でした。
英彦山できいたアオバトの鳴き声はアオ~とどこかのんびりしておっとりとした印象でしたがこの海岸で見るアオバトは同じ鳥でしょうか？
ソニックが通過する度に森から何度も群れで颯爽と飛び立ち綺麗なカーブで森に舞戻り、ハヤブサに追いかけられた時にはすばやくギアチェンジ、勇ましい姿でした。
彼らがリスクを承知でどのくらい昔からかこの好条件の地を選んで先祖代々海水を飲みに来て必死に生きている姿が伝わってきました。
担当の下田さま、暑い中いろんなことを教えていただき勉強になりました。
みなさま本当にありがとうございました。

• 2021-07-26（月）晴れ・弱風
• 小牧ヨシ原・蓮池7:40〜鞍手町役場09:30〜要望書提出10:00〜解散10:30
• 要望書提出参加者（4名）：梶原剛二、国武光成、有働孝士、広塚忠夫

じりじりと照り付ける太陽の下で、小牧ヨシ原・蓮池のヨシゴイの観察を続けたが、アマサギの独壇場に終わった。6/20と6/30の観察ではヨシゴイの出現に加えてオオヨシキリ（大葦切）のギョギョシギョギョシの囀りが元気よく聴こえていたが、本日は全くなく水面を横切っただけで、本命のヨシゴイは一度だけ対面のヨシ原から現れ、直ぐにヨシ原に隠れてしまった。このようにかなり人見知りする野鳥なので、ここ以外の狭いヨシ原だと繁殖はもちろん生活もできない。
1時間半程度観察して、鞍手町に要望書提出のため向かうと、駐車場には国武光成氏と有働孝士氏が居られ、少し遅れて梶原剛二さんに続き毎日新聞・西日本新聞の記者も取材に来られた。そこで、情報提供と名刺交換をした。
面会時間の10時に近づき秘書課を訪ねると応接室に案内され、岡�ｱ邦博町長・浅野彩副町長・三戸公則総務課長・大村敏夫農政環境課長に挨拶し名刺交換を行った。
早速、梶原剛二支部長よりヨシ原埋め立て計画の中止と保全の要望書を読み上げて町長へ手渡し 、続いて事務局長（広塚忠夫）から具体的な要望について、少し時間を頂き説明した。要望書の回答については後日、届けるとのことで了解した。
記者は、町の方針で要望書提出時の撮影を終えるといったん退室されたが、その後、野鳥の会のメンバーと入れ替わり町役場の幹部の皆さんを取材された。
その感想で気になったことは、小牧区長からハス池は残しヨシ原を埋め立てる提案があったようです。この歩み寄りを装う提案は、ヨシ原を埋め立てて蓮池を残す案です。一見説得性がありそうですが、ヨシゴイを全滅に追い込むヨシ原埋め立ての提案に他なりません。
現状のヨシ原・蓮池一帯の自然生態系を選んで、南方から繁殖に適していると渡ってきているのであり、ヨシ原埋め立てはヨシゴイの繁殖地の剥奪そのものです。
梶原剛二支部長のヨシ原・蓮池を100%残す以外の案は、ヨシゴイに変わって拒否する姿勢であり、本会が団体加盟する（公財）日本野鳥の会とも完全に同意された方針です。絶滅危惧�TAのヨシゴイは、ごく近い将来での絶滅の危険性が極めて高い種です。
もの言わぬヨシゴイと小牧ヨシ原・蓮池は、貴重な県民の自然財産であり子々孫々に引き継いていかねばなりません。現鞍手町長は町議時代に自然保護活動に熱心に関わっておられたとお聞きしています。
ぜひ小牧のヨシ原・蓮池埋め立てを中止していただくよう英断を求めます。

町役場の建物には行政の質が表れているように思い、つい目を惹かれます。金をかけた立派で豪華な建物の役場には、背後でどんな胡散臭い動きがあったかつい邪推しますが、鞍手町役場は、簡素で質実な建築です。勝手な推察ですが、建物にお金をかず、行政サービスに予算を回される町長の姿勢をとても好ましく感じます。
役場玄関車寄せのツバメの巣は、作りかけで放棄していましたが、嫌われがちな泥のツバメの巣を直ちに排除しない役場の温情もうれしいものでした。このようなちょっとした有り様で、鞍手町の温かい雰囲気が偲ばれ、朗報を期待しつつ気分良く役場を後にしました。様々な観察事象から少しでも良い兆しを見つけては望ましい結果に結びつけたいという手前勝手な願いですが、どうか叶いますよう。
梶原剛二支部長より岡�ｱ邦博町長に要望書をお渡しした後、広塚忠夫事務局長および梶原剛二支部長のご説明にもよく耳を傾けていただいたように思われます。
帰宅後、このコラムを作成中、鞍手町役場より広塚忠夫事務局長に、本日の取材写真を「くまたか」に掲載許可をいただいたと連絡があったと伺い、さらに好感度が上がりました。町長をはじめ会見に同席された職員のみなさまにお礼を申し上げます。
（観察リスト：キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、スズメ、ダイサギ、ツバメ、トビ 2021-07-26 @5030-5553 鞍手町）

• 毎日新聞（2021-08-03）

• 2021-07-29（木）09:00〜11:00
• 場所：みやこ町豊津・みやこ中央図書館
• 設営メンバー（10名）：野村芳宏・阿部哲也・木村直喜・松尾節朗・落合束太・ 森永光直・梶原剛二・金子忠英・松本剛・広塚忠夫

野村芳宏野鳥展実行委員長の野鳥展セッティングのマニュアルに沿って、効率的にセット作業が進み、短時間で完了しました。
2021年野鳥展：7月30日(金)〜8月12日(木)が明日開幕しますので、暑い夏日が続きますが、来館頂き鑑賞して頂ければ幸いです。