月別
(行事過去録/終了: 2015-06-04より採録)
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行事のご案内
今日は

- 日本野鳥の会筑豊支部(福岡県)月間行事予定のご案内です。県名の無い地名はすべて福岡県、時刻は24時間表記です。
- 本らんの記載内容は、時々変更されることがあります。なるべく参加前に再度確認されるようおすすめします。
- 原則として、本会主催、小雨決行、昼食持参、要参加費100円です。原則を外れる場合は、各ご案内に注記しています。
- 「フィールドに出かけよう
」“探鳥(たんちょう)”ってなんだろう?
(スズメ)印の行事は、一般(会員以外)からのご参加を歓迎します。一部を除き、事前のご連絡、お申し込みは不要です。当日、集合地へおいでください。(もっと詳しく知りたい方はをクリック)
(スズメ印)がある行事は、一般(会員外)の方のご参加を歓迎いたします。
(ルリビタキ印)は会員限定となっています。
- 年号は西暦年(下2桁)、時刻表記は24時間制です(例:午前9時⇒09時、午後2時⇒14時)。[集合]では行事開始時刻です。
印は駐車場または駐車可能な場所があることを示しています。原則として無料ですが、有料の場合は(有料)と付記しています。
印はトイレ施設です。
- 各行事ご案内の[地図](グーグル・マップ)、[列車案内]
(ジョルダン)、[西鉄バス時刻表]
、[九州のバス時刻表]
は、別ウィンドウで開きます。
- 路線バスのない地域でも市町村が福祉バス、行政バス、コミュニティバスなどを時刻表により定時運行していることがあります。本ページの左サイドバー交通センターや集合地の市町村公式サイト
で調べるか、役場・市役所に問い合わせてみましょう。集合地までの便がない方は、前もって担当にご相談ください。
- [地図]上の
が集合地点です。地図左上の“つまみ”上下で拡大(+)、縮小(−)し、地図上でドラッグ?すれば表示範囲が移動します。
- 記載のお名前は、順不同で敬称を略しています。あしからずご了承ください。
- 本らん案内の責(文責)は、例会担当者ではなくすべてサイト管理人(有働)にあります。お問い合わせ等は[ご連絡]ページまたは[ひとこと]から。
- 「行事のご案内」過去記録(アーカイブ)
特に、会員でない一般(ゲストさん)の方のご参加をお待ちしています。入会を強くおすすめすることはありません。安心してご参加ください。
初心者の方、大歓迎です。野鳥のことはなにも知らなくても、探鳥会(たんちょうかい)を楽しむことができます。
- 体調:参加に先立って、体調にはじゅうぶん気を配ってください。
- 申し込み:原則として参加申し込みは要りませんが、一部だけ、事前申し込みの必要な行事(注記あり)があります。
- 観察ガイド:現地で初歩的な野鳥または植物の観察ガイド(植物は専門担当者の参加しだい)をご希望の方には、ご案内・ご指導いたします。
- 日帰り:特に「行事のご案内」に注記がない限り、例会や行事は“一日限り”(日帰り)が原則です。
- 費用:例会などの行事ではお一人(お子さんを含む)100円の参加費が必要です。もし長距離の車の乗り合わせ(ガソリン代)、宿泊、有料施設利用、貸切バス利用等があるときは、実費を申し受けます(当月の「行事のご案内」に注記あり)。
- 音の出るもの:ラジオやリュックサックの鈴など、常時音の出るもの、鳥寄せの口笛などはご遠慮ください。
- 採取禁止:動植物その他の採取・駆除を禁止します。(ただし、植物観察会において、指導者による識別・同定のための根こそぎでない部分的採取を除く)
- ゆっくり:登山やウォーキングが目的ではないため、普段、かなりゆっくり移動することが多く、早足に歩いて担当者からはぐれないようご注意ください。
- 中途の参加・退出:例会の途中で、参加、退出(一時的な場合を含む)されるときは、必ず担当者までその旨をお伝えください。
- 保険:例会参加者には探鳥会保険が掛けられています。
- 免責:他の参加者の車両に同乗された場合、交通事故その他の偶発的な事故において、運転者及び車両所有者に対しいかなる法律上の責任も問わないことに同意されたものといたします。
- 解散:原則として出発地点に戻って解散しますが、時刻は不定です。
- 双眼鏡:安くはない買い物ですし、永く使い続けるもの(一生物)です。ある程度、慣れてから慎重に選びましょう。担当にご相談ください。
- 問い合わせ:もし何かご質問があれば、ご遠慮なくお問い合わせください。
- お願い:どうか「や・さ・し・い・き・も・ち」
で、ご参加ください。
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終了◀ 5月
担当の方にお願い:ご案内に間違いがあるときは、速やかに[くまたか]または までお知らせください。ご協力に感謝いたします。
| 30日 | 30日 | 28日 | 26日 | 22日 | 18日 | 17日 | 14日 | 10日 | 4日 |
第796回例会:中津干潟探鳥会

北九州との合同探鳥会
5月4日(月・祝) 09時
大分県中津市・中津城広場
担当: 古城英彦

記録 古城英彦
- 日時:5月4日(月・祝) 9時〜12時、曇り後晴れ
- 場所:大分県中津市東浜、及び大新田
- 担当:古城英彦
- 参加者:12名(筑豊支部参加者なし)
- 観察種:49種
ヨシガモ | ヒドリガモ | マガモ | カルガモ | キジバト | アマサギ |
アオサギ | ダイサギ | チュウサギ | コサギ | ダイゼン | コチドリ |
メダイチドリ | オオソリハシシギ | チュウシャクシギ | ダイシャクシギ | ホウロクシギ | アオアシシギ |
キアシシギ | イソシギ | キョウジョシギ | トウネン | ハマシギ | セグロカモメ |
トビ | カワセミ | コゲラ | ハヤブサ | ハシボソガラス | ハシブトガラス |
シジュウカラ | ヒバリ | ツバメ | ヒヨドリ | ウグイス | エゾムシクイ |
センダイムシクイ | セッカ | ムクドリ | トラツグミ | オオルリ | スズメ |
ハクセキレイ | セグロセキレイ | タヒバリ | カワラヒワ | ホオジロ | コジュケイ |
カワラバト |
行事の感想や写真・動画・録音・絵画等(他支部・他団体・非会員の方はもちろん、遅くなっても)お気軽にお寄せください。会報「野鳥だより・筑豊」や「くまたか」本欄に掲載します。もちろん、感想文だけでも歓迎します。
個人情報の掲載を望まれないときはこちらをご覧ください。

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担当 古城英彦
ゴールデンウィーク恒例となった日本野鳥の会北九州との合同探鳥会。今回は満潮時刻が9時頃、しかも大潮と言う好条件が揃いました。しかしながら、干潟が顔を出し始めるには1時間半程あるので、最初に中津干潟の後背地にある加茂神社へと向かいました。加茂神社へ到着すると、早々とコジュケイが『チョットコイ(よく来た??)』と歓迎の声を聞かせてくれました。それと、トラツグミの『フィー、フィー』と言う声も間隔をおいて聞こえてきましたが、少し離れたところからでしたので残念でした。また、神社周辺の林ではエゾムシクイ、センダイムシクイの声は聞けたのですが、小鳥類はあまり確認できませんでした。途中、林の中で中津市在住の知人に会い、今年の状況を聞くと『渡りの時期が少し早くなっているようだ。今年は4月中頃がピークだった。』と言っていました。やはり、『これも温暖化の影響か!!』とつくづく思った次第です。
加茂神社周辺の林を観察後、干潟へと向かいました。干潟の方は徐々に顔を出し始める頃で、ヨシガモが波に揺られながら気持ち良さそうに漂っていました。そして、遠くにはチュウシャクシギやダイシャクシギ、オオソリハシシギなどが待機して干潟の出るのを待ち構えていました。
そして、干潟が徐々に出始めた頃から待ち構えていた彼らは餌摂りの開始です。チュウシャクシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギは餌捕りに夢中で結構近くまで寄って来てくれました。その為、撮影隊を始め、皆さんの満足度は高かったような気がしました。ただ、ダイゼン、キョウジョシギ、ハマシギなどの小型シギ・チドリ類はかなり潮が引かないと来てくれなかったので、距離が遠く、写真撮影などは難しい状況でした。しかし、主目的はあくまでもウォッチング、観察をじっくりする事が大切だと思いました。
最後に、今回たくさんの人達が遙々遠方から駆けつけてくれました。常連の人、久しぶりの人、初めて参加してくださった女性二人と下関からバイクで来てくださった一般参加の男性の方、本当に有り難うございました。また、二次会に参加してくださり、最後までお付き合いしてくださった参加者の皆さん、たいへんお疲れ様でした。
第797回例会:英彦山定例探鳥会
全国一斉バードウィーク探鳥会

5月10日(日) 09時
添田町落合・JR彦山駅
担当:柴田光

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| 柴田光 | 金子忠英 | 三浦美代子 | 森永光直 | 三浦博嗣 | 有働孝士 | 広塚忠夫 |
記録 柴田光
- 日時:5月10日(日)9時〜14時、晴れ
- 場所:田川郡添田町英彦山(深倉林道)
- 参加者:15名(ゲスト4名+本会11名)
- 担当:柴田光
- 例会配布資料:第797回例会:英彦山定例探鳥会(全国一斉バードウィーク探鳥会) (PDF)
- 観察種:35種(内、亜種1) ※種名の( )は亜種を示す
キジバト3 | アオバト13 | ジュウイチ4 | ツツドリ2 |
ハチクマ16 | トビ1 | サシバ3 | クマタカ2 |
アカショウビン3 | カワセミ1 | ヤマセミ2 | コゲラ5 |
オオアカゲラ1 | アオゲラ3 | リュウキュウサンショウクイ(亜種)2 | |
カケス3 | ハシブトガラス2 | ヤマガラ2 | ヒガラ1 |
シジュウカラ3 | ツバメ2 | ヒヨドリ10 | ウグイス1 |
センダイムシクイ3 | メジロ1 | ミソサザイ7 | トラツグミ1 |
クロツグミ1 | キビタキ5 | オオルリ7 | キセキレイ5 |
カワラヒワ3 | イカル3 | ホオジロ4 | ソウシチョウ10 |
※リストはJR彦山駅(添田町落合)の観察種を含む
担当 柴田光

5月10日(日)は愛鳥週間(今年は5月10日〜16日)の唯一の日曜日です。全国各地のさまざまなフィールドで、『探鳥会』が同日開催されています。本会も(公財)日本野鳥の会主催の「全国一斉探鳥会」に、協賛参加していることから毎年ここ、英彦山で探鳥会を行っています。なおこのイベントは福岡県との共催として開催されました。
県の方からは、野鳥ものさしの下敷きや、ハンドブックなど数点持参していただき、参加者全員にお渡ししました。これらのものは猟友会、日本野鳥の会より提供されたものです。関係各位の皆様ご苦労様でした。
さて、探鳥会の感想ですが、素晴らしい好天に恵まれ、愛鳥週間のこの日を後押しするように沢山の種を確認することができました。猛禽類のクマタカ、サシバ、それにハチクマの春の渡りと思われる16個体を確認することができ、このような数をここで確認したのは、僕として初めての事でした。これも一般参加の中学生有村君の瞬時に肉眼で識別する能力の高さの賜物でした。将来有望な若者の参加で筑豊の未来も明るいぞ!と期待してしまいました。
撮影 広塚忠夫

ハチクマの春の渡りとクマタカの勇壮な飛翔(写真)をじっくり観察できた。鳥合わせの後、日陰でやや暗かったが、ジュウイチの休憩姿まで観察できて満足の探鳥会だった。ジュウイチの識別は、有村君の識別能力のお蔭で、中学生の識別レベル、恐るべし!

撮影 有働孝士

吹き過ぎる爽やかな風、明るく柔らかな緑、そして多くの野鳥の声。5月の美しい一日。渡り鳥のハチクマやサシバまで見られたのは思わぬボーナス、と言っても識別したのはゲストでご参加のAさん。高空の点のようなタカを即座に識別したのにはおどろかされました。解散後、分かりにくいブッシュに止まったジュウイチを見つけたのもAさん。居残っていた幸運な方々を案内していただき、私もじっくり観察させてもらいました(尾羽上面の模様を下腹と誤認し、Aさんを困らせたのは私です。すみません)。またぜひご参加ください。
下記は携帯電話で録音しました。意外に良く録れるものです。せっかく“携帯”しているのですからみなさんんもぜひご活用ください。

感想 森永光直
JR彦山駅に着いてすぐに、アカショウビンがさえずり、姿を求めて探していたら、ヤマセミが2羽 川の上流より下流に向けて飛んでいきました。本日は良い予感がしました。予感通り クマタカを初めて見て感激しました 筑豊支部のシンボルをやっと見れました次回はアカショゥビンの姿を見たいものです 今後も宜しくお願い致します。
第26回自然観察会:平尾台

5月14日(木) 09時30分
北九州市小倉南区・平尾台自然観察センター駐車場
担当:竹田澄子

記録 広塚忠夫
草本(83種)
アカツメクサ | アカネ | アキカラマツ | アマドコロ |
イタドリ | ウシハコベ | ウツボグサ | ウド |
ウバユリ | ウマノアシガタ | オオイヌノフグリ | オオニワゼキショウ |
オオバコ | オカオグルマ | オキナグサ | オトコヨモギ |
オドリコソウ | オニタビラコ | オヤブジラミ | オランダミミナグサ |
カタバミ | カノコソウ | カモジグサ | カラスノエンドウ |
カラムシ | ギシギシ | キジムシロ | キツネノボタン |
キンラン | クズ | クララ | コオゾリナ |
コキンバイザサ | コハコベ | コマツナギ | ジシバリ |
シラン | シロツメクサ | スイバ | ススキ |
スズメノテッポウ | セイヨウタンポポ | センニンソウ | ソクシンラン |
タイリンアオイ | タカサゴソウ | タツナミソウ | チヂミザサ |
ツチグリ | ツボスミレ | ツレサギソウ | トウバナ |
ナルコユリ | ニガナ | ニワゼキショウ | ノアザミ |
ノダケ | ノビル | ノボロギク | ノミノツヅリ |
ハコベ | ハシナガヤマサギソウ | ハナニガナ | ハルジオン |
ヒトリシズカ | ヒメケフシグロ | ヒメジョオン | ヒメハギ |
ヒメヨモギ | フナバラソウ | ヘビイチゴ | ホタルカズラ |
マムシグサ | メマツヨイグサ | ヤエムグラ | ヤブジラミ |
ヤブニンジン | ヤブマオ | ヤブレガサ | ヤマジノギク |
ヤマハタザオ | ヨツバムグラ | ヨモギ |
木本(48種)
アオキ | アオツヅラフジ | アカメガシワ | アケビ |
イヌビワ | イブキシモツケ | イボタノキ | イワガラミ |
イワツクバネウツギ | ウリハダカエデ | エノキ | オニシバリ |
カナクギノキ | カラスザンショウ | クサイチゴ | クマノミズキ |
コアカソ | コナラ | コバノチョウセンエノキ | サルトリイバラ |
サンショウ | ジャケツイバラ | タブノキ | チシャノキ |
ツタ | ツヅラフジ | ツルマサキ | テリハノイバラ |
トベラ | ナガバモミジイチゴ | ナワシロイチゴ | ナワシログミ |
ニワトコ | ヌルデ | ノイバラ | ノグルミ |
ヒメウツギ | ヒメバライチゴ | マサキ | マユミ |
マルバハギ | ムベ | ヤブコウジ | ヤマカシュウ |
ヤマフジ | ヤマボウシ | リョウブ |
野鳥(15種)
キジ | ホトトギス | カッコウ | トビ | ハシボソガラス |
ハシブトガラス | シジュウカラ | ヒバリ | ウグイス | セッカ |
カワラヒワ | ホオジロ | ホオアカ | ガビチョウ | ソウシチョウ |
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報告 | 光永和生 | 三浦博嗣 | 三浦美代子 | 広塚忠夫 |
撮影 三浦美代子

いたるところでカノコソウが咲き、タツナミソウもかわいい姿を見せてくれました。アマドコロとナルコユリの違いが、茎に角(稜)があるか、花の基部に緑のふくらみがあるかないかであることを知りました。フナバラソウの花を探していたらまだ蕾であったり(昨年は咲いていました)、ホタルカズラの花を見つけて喜んだりしました。ハシナガヤマサギソウ(写真)を草原の中に咲いているのも見つけ嬉しさと共に、今後も大事に守っていかなければならないと思いました。



撮影 三浦博嗣

朝から雷と雨で心配でしたが、集合場所では雨もあがり、出発してからは時々陽もさし、草原の風も爽やかでした。多くの花々と鳥たち、今年の初鳴きのカッコウも聞く事が出来ました。竹田さんご苦労様でした。
第798回例会:明神ヶ辻自然公園探鳥会

例会初フィールドです
5月17日(日) 09時
水巻町・弓道場駐車場
担当:梶原剛二

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撮影 早川佳宏

体調も戻りつつあり、自宅から車で15分位の所でしたので、久しぶりに探鳥会へ参加することが出来ました。結果は上々だと思われました。鳥枯れの中、また水場のない環境の中の19種、ハチクマ21+サシバ1、の観察結果でした。惜しむらくは、割と近くを飛行したもののハチクマの飛行コースが逆光環境下にあったことです。
感想 佐藤久恵
明神ケ辻自然公園での探鳥会参加は初めてだったので楽しみにしていました。ハチクマの渡りとツツドリの声は嬉しく、参加人数が少ないがゆえの情報交換は充実して楽しい探鳥会でした。
第27回自然観察会:深倉峡

5月18日(月) 05時
添田町落合・JR彦山駅
担当:広塚忠夫


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記録 広塚忠夫
鳥合わせ(25種)
キジバト3 | アオバト8 | ジュウイチ2 | ツツドリ1 |
カッコウ1 | アカショウビン2 | コゲラ2 | オオアカゲラ1 |
アオゲラ3 | (リュウキュウサンショウクイ)4 | カケス3 | |
ハシブトガラス2 | ヤマガラ2 | シジュウカラ1 | ヒヨドリ5 |
ウグイス2 | センダイムシクイ2 | ミソサザイ3 | カワガラス1 |
トラツグミ1 | オオルリ3 | キセキレイ2 | イカル2 |
ホオジロ1 | ソウシチョウ15+ |
※( )内は亜種
担当 広塚忠夫

2015-5-18(月)曇り後雨、弱風、14℃
当観察会は、真鍋直嗣氏が会議のため担当を引き受けた。早朝5時からの超早朝自然観察会であり、天候も怪しい予報から一人観察会だろうと彦山駅に急ぐと有働孝士氏が待っていた。
野郎二人の観察会となり、深倉峡へ車を走らせた。深倉園地では、常連のオオルリが5時過ぎと早朝ではあるが杉の天辺で綺麗な声でお出迎えです。ほんま、幸せを呼ぶ鳥です。この個体は毎年、いつものこの場所に帰って来る同一個体のオオルリの様な気がするが如何でしょうか。
カッコウが鳴きツツドリ、ジュウイチと続いた。アカショウビンのキョロロロロの囀りが谷間に谺して心地よい。センダイムシクイがチョチョチョピーが焼酎一杯グイーと聴こえて、嬉しくなる。
新緑が連なり爽やかな風が流れる深倉山道に、多くの鳥達の歌声が至福の世界を創ってくれた。こんな贅沢な観察会は、超早朝であろうが愉しくて癖になりそう。
一人でも要望があれば続けていきたい。園地に戻って、鳥合わせを始めると雨がぱらついて来た。グッドタイミングで無事終了となった。

撮影 有働孝士

午前4時ごろ自宅を出発。真っ暗な道をJR彦山駅まで疾駆。向かう車はほとんどおらず、信号機は点滅。早朝観察会もさることながら、久しぶりの夜間ドライブです。集合地のJR彦山駅で担当の広塚さんと合流するころには空も白くなり、用意した懐中電灯は出番なし。本日はたった二人の観察会。「誰も来んかと、思いよった」と担当。いえいえ、あなたを見捨てたりするものですか。少しづつ明るくなる深倉を歩きながら、新緑と森の風とさえずりシャワーを全身で浴びます。みなさんの求めてやまない癒しの自然は、まさに、いまここにあります。今後、この贅沢を多くの方に体験していただきたいと思いました。
声・さえずりシャワ〜の録音
- アカショウビンとカッコウ、ソウシチョウ(@5030-1751 44秒)
- ヒガラとジュウイチ(@5030-1742 46秒)
- イカルとセンダイムシクイ(@5030-1742 48秒)
- ジュウイチ(@5030-1751 5秒)
第28回自然観察会:耶馬溪

5月22日(金) 10時
大分県中津市・道の駅 耶馬トピア
担当:古城英彦

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記録 古城英彦
- 日時:5月22日(金) 10時〜13時、晴れ
- 場所:大分県中津市本耶馬溪町
- 参加者:2名
- 観察種
-
鳥合わせ:23種(内1亜種)
アオサギ ダイサギ コサギ ホトトギス トビ アカショウビン (リュウキュウサンショウクイ) ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ シジュウカラ ヒバリ ツバメ ヒヨドリ ウグイス エナガ オオルリ スズメ キセキレイ セグロセキレイ カワラヒワ ホオジロ ソウシチョウ -
蝶:15種
キアゲハ クロアゲハ モンキアゲハ ジャコウアゲハ アオスジアゲハ モンシロチョウ スジグロシロチョウ キタキチョウ モンキチョウ アカシジミ ヒメアカタテハ イシガケチョウ クロヒカゲ コジャノメ ヒメウラナミジャノメ -
トンボ:6種
アサヒナカワトンボ タベサナエ ショウジョウトンボ ハラビロトンボ シオヤトンボ シオカラトンボ
-
鳥合わせ:23種(内1亜種)

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担当 古城英彦

今回は道の駅耶馬トピアや周辺の河川、草地で蝶やトンボを中心に自然観察会を行いました。
道の駅敷地内では、アカシジミと言うゼフィルス(美しく華麗なシジミチョウのグループの総称名)を観察しました。また、リュウキュウサンショウクイが敷地内の木々にたくさん飛んで来たのですが、枝から枝へと動き廻るので、ゆっくりと観察出来ず残念でした。その後は道の駅の横を流れる跡田川の河川敷きを探索し、シオカラトンボ♂、ハラビロトンボ♀、それに真っ赤に成熟したショウジョウトンボの♂と成熟していない♂を観察し、写真に収めました。そして、川沿いを歩きながら、タベサナエの♂♀やシオヤトンボの♀などを観察撮影し、楽しみました。
また、今回の観察会は2名の少人数だった為、ゆっくりとマイ・ペース的な観察会が出来、汗ばむ陽気の中でしたが1時間ほどオーバーしてしまいました。それにしても、とても楽しい観察会が出来たように思いました。
最後に、今回も二次会として河川から溜池に移動しトンボ撮影に行き、稀少トンボのベッコウトンボ、オグマサナエ、フタスジサナエなど、多くのトンボを撮影しました。

撮影 広塚忠夫

観察会は、参加者2名のマンツーマンの個別講習会でした。耶馬溪の河川や渓流を散策して、午後は溜池や葦原の沼地を観察しました。古城英彦氏は最近、トンボに嵌っておられるようで、トンボ三昧の学習会の様相でした。
トンボは、縄張り意識が高くフライングキャッチして何度も戻ってくるので、鳥よりトンボの方が観察時間が十分にありシャッターチャンスも多くて何度も撮り直しがききます。トンボの識別ポイントを図鑑で確認し、撮影してはモニターで拡大して識別を愉しみました。難点といえば、図体が小さいのでクリーンな画像が必須です。翅胸の線(黒条)が何本あるか、細長い腹の先端の尾毛がハの字に開いているか等々で識別する必要からです。
参考文献:日本のトンボ(文一総合)、昆虫の図鑑全2542種(南方新社)、日本のチョウ(誠文堂新光社)、日本の昆虫1400(文一総合)

第7回:TV会議

会員ならどなたでも参加できます(要申込)
5月26日(火) 1817時
インターネット
担当:広塚忠夫
記録 有働孝士
- 参加者:広塚忠夫事務局長、有働孝士事務局次長
- 日時:2015-05-26 17:00〜18:34
-
議題:
- 第2回:リーダー育成研修会
- 第799回例会:ヨルヒコ
- 運営委員会
- その他
感想 有働孝士
予定時刻1時間前だったのですがヒマだったので、メールで貰っていた(仮想)会議室のアドレスをクリックしてみました。すると、すでに広塚さんはログインしておられ、即座にお姿が映しだされました。参加者は二人だけだということでしたので、そのまま会議になりました(そんなわけで写真の服装では失礼しております)。それにしても、ワンクリックのみであっさりログインできるappear.inというサービスの簡単さにはとても驚かされます。
議題は上記リスト通りで、目前に迫っている第2回:リーダー育成研修会(以下研修会)について、詳細を検討しました。今回の参加者は75名ということで、たいへんな参加者数に圧倒されました。広塚忠夫事務局長はこうした大きなイベントには慣れておられるらしく、動じる様子もないので小心な私は一安心です。
全体の流れは、研修会で幕開けし、夜はヨルヒコ(薬師峠)、宿舎に帰って懇親会。翌早朝は“あさひこ”(このうまい命名は中川原景様)。朝食後、深倉峡探鳥会という“野鳥漬けの2日間”です。
土谷光憲氏と波多野邦彦氏の講演だけでもじゅうぶんな内容ながら、期待のコノハズク(5月1日深倉で柾一史様声のご報告あり)やムササビの観察(ライトで驚かしたくないので、なるべく消灯して貰うか事前配布の赤いセロファンを装着)など、ちょっと童心に却ってワクワク夜の探鳥会。翌早朝のさえずりシャワーを浴びた後、深倉でクマタカや夏鳥など日中の鳥たちとの出会いを期待します。当日のお天気は少し心配ですが、コノハズクは雨がちの方が声を聞けるらしいとの情報も。何事にも良し悪しの両面ありです。
運営委員会他の諸議題について、ある程度の見通しも得られ、約1時間半の会議を終了しました。
会報発送&運営委員会:本会事務所

「野鳥だより・筑豊」6月号原稿締め切り日:5月21日(木)
5月28日(木) 12時30分\準備作業 10時30分
飯塚市柏の森・本会事務所

撮影 梶原剛二

(サイト管理者・有働)支部長から突然のメール、何だろうと開けてみると...ありがたや!サイト管理者がど忘れした写真取材を、なんと梶原支部長様にお救いいただきました。思いもしないことで、大感激です。いつも開始時刻に遅れて参加しているせいで気づきませんでした。まさか撮影しておられたとは。こういう“ドッキリ”は、正直うれしい。さすが支部長、さり気なく支えてくださいました。
本会のこれら裏方活動は、これまで日の当たらぬ場所で黙々と続けられてきました。これはならぬと[くまたか]では、多くの会員のみなさんにご紹介したくて、同じような作業風景ですが、毎回、掲載しています。支部長によるこれらの写真から、支部内ボランティアへの敬意と感謝の気持ちがヒシヒシと伝わってくるようです。
本日は、写真取材をド忘れ。申し訳ありません。(サイト管理者・有働)
第2回:リーダー育成研修会

要申し込み、締め切り:5月10日
5月30日(土) 13時
添田町英彦山・英彦山青年の家
担当:広塚忠夫
研修会動画
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開会のごあいさつ/梶原剛二支部長 3分31秒
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趣旨のご説明/広塚忠夫事務局長 7分29秒
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講演/ふくおか鳥界のあゆみ/土谷光憲氏 1時間7分
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講演/独断と偏見の識別講座2/波多野邦彦氏 1時間18分
※動画撮影においては、機材等で中川満枝様(会員)の多大なご協力をいただきました。感謝いたします。
配布資料:第二回/探鳥会・自然観察会リーダー育成研修会
行事の感想や写真・動画・録音・絵画等(他支部・他団体・非会員の方はもちろん、遅くなっても)お気軽にお寄せください。会報「野鳥だより・筑豊」や「くまたか」本欄に掲載します。もちろん、感想文だけでも歓迎します。
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総合担当からごあいさつ
総合担当 広塚忠夫
第二回のリーダー育成研修会及びヨルヒコ・アサヒコ・ヒルヒコの各探鳥会が事故もなく行われたこと、主催側として安堵いたしました。
行事全般でも、当会各担当者もご一緒して愉しむヨルヒコとなりお世話がいきとどかなかった点はご容赦願います。
研修会の土谷光憲さんの「ふくおか鳥界のあゆみ」は、初めてお聴きする鳥界の歴史的なお話が次々に披露されました。
波多野邦彦さんの「独断と偏見の識別講」の判りやすくて的確な識別方法など流石と思われる内容でした。
内容が新鮮でお話に惹きつけられて、二時間があっという間に終ったように感じました。
探鳥会の雨のヨルヒコ、アサヒコ及び天候回復後のヒルヒコは、コノハズクには振られましたが愉しいひと時でした。
それにもまして、懇親会は交流も深まり、愉しかったとの感想が聞こえてきて嬉しく思っています。
来年も開催の方向で検討したいと考えています。
撮影 阿部哲也

昨年に続き2回目の参加になります。土谷 光憲氏による講義は福岡と言わず日本に於ける野鳥を観察・研究する専門的な集団の黎明期の貴重なお話でした。現在の様な探鳥会みたいなスタイルでは無く、野鳥研究の発表の場みたいなのではないかと感じました。現代とは違い携帯やネット等情報ツールも無く、交通手段等不便な時代の事です。さすが先駆者達です。頭が下がります。
波多野 邦彦氏の識別についての講義も興味津津の内容で、目から鱗のヒント満載の勉強になる内容でした。
今から、来年の研修会が待ち遠しいです。
撮影 有働孝士

以前からとても興味のあった九州における“野鳥の会”の歴史について詳しいお話が聞けるというので、期待していました。個人的なことで恐縮ですが、講師の土谷光憲さんは、私にとっては野鳥の大先輩であり、古くからの知り合いでした。長い間連絡が途絶えており、久しぶりにお会いしてお話ができるという楽しみもありました。演題「ふくおか鳥界のあゆみ」において、現・公益財団法人日本野鳥の会に13年も先駆けて結成されたという福岡鳥の会に驚きましたが、多岐に渡る活動内容に現れた、現・野鳥の会との類似点というより、むしろ相違点がよく分かり、非常に興味深いものでした。また、波多野邦彦さんは、昨年に続き2回めで、英彦山にふさわしく山野の鳥についてお話くださいました。識別の奥義に触れるお話の中で、余所では聞けないノウハウを惜しげも無くご披露いただき、プロジェクターに示された画像から、思いもしない識別の新しい視点をお与え下さいました。広く応用のきく方法論であり、これは、今後、勝手ながら波多野識別学のような体系化を強く要望したいと思いました。波多野さんは、すでに本サイトにおいて「独断と偏見の識別講座Ⅱ」を連載しておられますので、ご一読をおすすめします。
講演会報告 有働孝士
2015年5月30日「第2回:リーダー育成研修会」の中心的なイベントとして2つの講演会が開催されました。
土谷光憲氏の「ふくおか鳥界のあゆみ(話題提供)」および波多野邦彦氏の「独断と偏見の識別講座 夏季特別講座 第2回」です。ともに現在の野鳥の会に新しい光を当てる内容で、これまでと今を知るには格好の講座ではなかったかと思います。
当日の講演はビデオに収録し[くまたか]に収容しており、どなたでもご覧になれます。下記リンクを訪れてください。
§土谷光憲講師「ふくおか鳥界のあゆみ」
土谷光憲氏による「ふくおか鳥界のあゆみ」は、福岡県の鳥を趣味とする会の発足と活動にまつわるお話でした。講師ご自身の“終活”の一環として、諸先輩方から受け継いだ野鳥の会の歴史をたどりまとめることを目的とされ、現在もまだ調査中とのことです。ちなみに「終活」とは新しい言葉ですが、「人生の最期にあたり、事前に行うべきことの準備」だそうです。高齢化社会となり、社会的に注目を集めている生き方であり活動です。
講演のテーマは地元福岡で発足した“福岡鳥の会”です。1921年に発足しており、驚くべきことに1934年発足の日本野鳥の会より13年も早かったそうです。日本でもっとも早い“鳥の会”(「野鳥」の言葉はまだ生まれていなかった)といえるでしょう。“話題提供”と銘打たれた講演は、土谷氏らしい気さくな話術により、このような意表を突く話題からスタートしました。
“福岡鳥の会”の異色ぶりは、発足時期にとどまらず、運営内容にも及んでいます。“福岡鳥の会”を常任幹事として支えた、川口孫次郎(鳥類研究家、民俗学者、、動物の鳴き声や主に鳥の囀りを人の言葉に変えて表す「聞き做し」という言葉の発明)、阿部幸六(県鳥獣担当職員で天然記念物指定調査者)、下村兼史(日本初の鳥類生態写真家)の三氏はそれぞれ各分野でも傑出した方々でした。
会運営においては、“目的は広く鳥に関する研究を行うことから「鳥の会」と称した”とされ、活動でも遊び心やしゃれを重視されたようで、発足は酉年の正月の酉の日、代表を置かず、また会則もたった11条しかなく、言わば粋を尊ばれたのかもしれません。
上記の内容は講演会会場で配布された資料にも収録されていますが、お持ちでない方は下記URLで「超越した福岡鳥の会」(常任幹事 阿部幸六)の原文が読めますのでご覧ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjo1915/7/33-34/7_33-34_372a/_pdf
「超越した福岡鳥の会」では、活動内容が紹介されており、その中身は、講演(室内例会)、遠足(探鳥)、供覧(野鳥展等の展示)、博覧会へ鳥の会の進出など多岐に渡っています。講演会配布資料では、土谷講師によって、( )内のように現代の活動に引き当てられています。現在、当たり前のように行われているこうした諸活動ですが、その出自がここで明らかになりました。野鳥の会における活動の歴史を語る上で貴重な資料となるように思います。
福岡鳥の会はついに解消の時を迎えますが、1961年日本野鳥の会九州支部(九州野鳥の会)が発足。その後、活動の中から地域の野鳥の会が各地に誕生しました。いずれもその活動のスタイルは、日本野鳥の会から影響を受け、また逆に刺激を与えました。
以下、講演を拝聴しての感想です。
福岡鳥の会が解消し、日本野鳥の会九州支部(九州野鳥の会)が発足した時点で、古い“鳥の会”から、現代に至る新しい“野鳥の会”への衣替えがうかがわれます。
その端的な現れが“識別”だったのではないでしょうか。識別は、野鳥の会の各種活動に横断的に活用されている重要な技法にもかかわらず、その出自は必ずしも明らかではありません。その後、拙稿を監修いただいた土谷講師によれば、“出自は「日本生態学会」と思われる”とのコメントをいただきました。ただ、気になるのは、世界で最初に野外識別を基本とした1934年(本年は既述のように日本野鳥の会の創立年)米国発行の“A Field Guide to the Birds”(Roger Tory Peterson著)という図鑑です。この図鑑の功績は二つ。まず現代におけるフィールドガイド形式図鑑の始祖となり多大な影響を後世に与えたこと。次に野外識別という考え方の提唱とその具体的な技法の提示です。これらは一体となって初めて有用となるシステムですが、我が国へどのように伝わったのか、土谷講師ご提示の“出自は「日本生態学会」”との関わりとともに気になるところです。
さて、ここで“鳥の会”と“野鳥の会”との違いを、保護、識別、大衆化の3つの指標をもとに“観察”してみましょう。
保護とは、野鳥とその環境を護るため思想性を持った自然保護。講師も述べておられるように、かつては自然保護の思想は一般的ではなく、よって“鳥の会”でも目立った活動は見られないようです。
“保護思想への変革は1963年の「鳥類保護及び狩猟に関する法律」の施行が直接の引き金と思う、それまでは「狩猟法」しかなかった”(土谷講師)。
識別については、標本としての野鳥を手に取って観察・同定するしかなかった昔の手法に代わり、現代では、離れたところから観察し種の特定を指向する識別が主流となりました。古い時代の野鳥趣味から、保護思想の普及とともに、野にあるがままの状態で観察し識別する現代的な手法にシフトしています。
大衆化では、福岡鳥の会にみられるようなエリート層から一般庶民へ活動の幅を広げるとともに啓蒙を旨とするように変わりました。
こうしてみると、“鳥の会”と“野鳥の会”とは、時代の変遷のため、見かけは似ているようでもかなり大きな違いが見受けられます。
現代においては、先にあげた3つの指標は、互いに補強しあいながら、植物や昆虫など他の生物分野にも大きな影響を与えつつ、発展・普及し続けています。
識別に関わる一つの例として、書店や図書館に陳列された図鑑を見てみましょう。図鑑といえば、かつては“同定”の基礎的な参考資料を目指して編集・出版されていたようですが、現代では“識別”を基本とする“フィールドガイド図鑑”が新しい流れとなっており、野鳥のみならず植物や昆虫など他分野でも数多く出版されています。野鳥の会の識別技法が大きく貢献しており、我が国においてこうした図鑑の原モデルとなっているのが「フィールドガイド 日本の野鳥」です。最新の分子生物学的分類を基本に欧米流の識別の手法および編集スタイルを取り入れ、保護的自然観察の原点となっているたいへん優れた図鑑です。実は、「フィールドガイド 日本の野鳥」に先立って「野外観察用鳥類図鑑」(1966年日本鳥類保護連盟刊、高野伸二・柳沢紀夫著)が刊行されています。その後、米国の“フィールドガイド形式図鑑”の編集スタイルを踏襲し、高野伸二氏を著者として日本野鳥の会より発行されたのが“決定版”と言われた、現「フィールドガイド 日本の野鳥」でした。
以上のように考えると、新旧を分けるのは、保護の新しい潮流とともに誕生した識別という考え方とその手法にあるように思われます。
日ごろあまり注目されない野鳥の会の歴史にひかりを当て、改めて考える契機をお与えくださった土谷講師にお礼を申し上げ、研究中の“まとめ”完成後は、ぜひ本誌ほか一般への公開をご考慮いただくようお願いしたいと思います。
§波多野邦彦講師「独断と偏見の識別講座 夏期特別講座 第2回」
その識別の“神様”、波多野邦彦氏の講演が引き続き行われました。波多野氏の講演は、今回が2回め。いずれも具体的な識別の技法と心構えが中心です。“筑豊支部には海が無い”との注進を受け入れて、今回は山野の鳥にテーマを絞って行われました。
はじめに、識別の基本的な心構えとして、分類階層のうち、種(しゅ)のすぐ上にある「属」(ぞく)はたいへん重要と強調されました(語録6)。一般には、いわゆる「類」や「仲間」と言われるカテゴリーです。
識別では普通、観察の対象をいきなり種として捉え、その特徴を種ごとに独立して把握しています。しかし、一歩引いて、分類上もう一つ上の階層である属も同時に念頭に置くことにより、体形や生息環境など属に固有の特徴を把握することができます。また、見かけのよく似た他属との誤認を減らすことができ、種を特定する識別が容易となります。これは、今回の講座におけるキモであり、「識別のコツ」であると講師は強調されました。このことは、多くの方にとり、各属の特徴を改めて研究する必要があることを意味するかもしれません。しかし、その結果、さらに識別の力が増すなら、励むべき努力であり、その報酬はきっと大きいことでしょう。
今回はこのような点を念頭に、山野の鳥であるヒタキ類、ツグミ類、モズ類、ホオジロ類、ワシタカ類を材にとり、識別における様々なアプローチについて具体例を元にご紹介いただきました。
特に印象深かったのがコルリとオオルリのお話です。両者ともに、オスの美しい青が印象的な見かけや名前(標準和名)もよく似た種です。しかし、同じヒタキ科ながら、コルリはノゴマ属、オオルリはオオルリ属と属が異なり、生息の場所もノゴマ属は林の下生えを好み、他方のオオルリは高い木のてっぺんでさえずる姿をよく見ます。両種とも生息環境に適した姿を持っており、ノゴマ属は長い跗蹠(ふしょ:脚の一部であしゆびのすぐ上の部分)と先端の丸い翼、オオルリは短い跗蹠と長く尖り気味の翼を持っています。ここからどのような教訓が読み取れるのでしょうか。まず、名前に引きずられないこと(語録10)。名前は環境や見かけ、習性等に即して付けられることが多いのですが、必ずしも適切とは限りません。次に、姿が似ていても属が異なれば、生息環境も飛翔姿も異なること。この二つの大切なポイントをしっかり把握しておきましょう(語録16)、と講師はおっしゃいました。
さて、本来なら、以下に講義の内容をさらに詳しくご紹介して、当日参加できなかった方への便宜を図るべきところですが、申し訳ないことに筆者にその力量が無いことが判明し、早々に断念いたしました。
冒頭でご紹介しましたように、本講座の録画を[くまたか]に収めておりますので、とりあえずは、内容を知ることはできます。ただし、カメラは据え置きでレンズは動かず、スクリーンは画面に写りませんので、かなり不十分なビデオとなっています。
講義は、聴衆への問いかけと対話を挟みながら進められ、いつしかご参加のみなさんは波多野講師の世界に惹きこまれており、プロジェクターのスクリーンに映し出される野鳥を前に、あたかも観察現場にいるかのような臨場感豊かな空間となっていました。しばしば、講師の引っかけや冗談では笑いが起こり、肩の力を抜いた快適な雰囲気の中を時間はあっという間に過ぎていきました。
そこで、講師はどのような発言をされたか、拾いだしてみたのが次の項目です。それでは、波多野語録をご紹介しましょう。
- 識別の分野で得手不得手があってはいけません。
- 属が分かると識別がやりやすくなってきます。
- (鳥の)身体の構造を面倒がらずに正確に覚えてください
- オスメス差別してはいけません。同等に扱ってください。
- インターネットで調べることができますので、メスばっかり集めて自分で勉強してみてください。
- 何の仲間かっていうことを常に意識してください。
- 生き物には100%というのはないんですね。どこかちょっと崩れているんですね。
- すみません、私、珍鳥好きなんで、出さして下さい。
- 絞り込みっていうのは、結構識別する時に有効で、他のものにも使うことができます。
- 今日のポイントです。名前に釣られないということなんです。
- 最近見られるモズ類は雑種が増えてきました。ホンモノを見分ける目が必要になってきました。特にアカモズ、モウコアカモズ、セカカモズ等のカテゴリーは今まで以上に猛勉強が必要だと思われます。
- この中でクロジだけが持っていない特徴があるんです。
- ホウアカじゃないいんですよ、ホオアカですね。名前を正確に覚えることは大前提です。
- トビが帆翔しているところを想像してください。くるりと輪を描くところ、翼や体の形を頭の中で様々な角度から立体的に正確に捉えているでしょうか?例えば翼に注目すると、こちら側の形と向こう側に見えている翼の形は全く違います。真下から見た時だけが左右対称の同じ形です。この辺りが理解できるようになるとワシタカの飛翔中の識別が少し楽になってきます。
- 余談ですが個人的に一種を見るための単価を下げる努力をしています。色々な種類の特徴や生息域についてよく調べると意外と安くあげることができます。(北海道に行かなくても対馬で可能な探鳥について。オジロワシ、オオワシなど。)
- 今日のポイントは二つです。仲間(種類)ごとの特徴を捉える、それから名前から受ける印象でカン違いしない。
- 拙稿について、講師・土谷光憲氏および波多野邦彦氏に監修をお願いし、多大なご支援を賜りました。感謝いたします。
- ビデオ機材でご協力いただいた中川満枝様にお礼を申し上げます 。
- 本稿におけるすべての過不足および間違いはすべて筆者の責です。
(2015-06-15)
第799回例会:ヨルヒコ

5月30日(土) 17時45分〜31日(日)
添田町英彦山・英彦山青年の家
総合担当:広塚忠夫

行事の感想や写真・動画・録音・絵画等(他支部・他団体・非会員の方はもちろん、遅くなっても)お気軽にお寄せください。会報「野鳥だより・筑豊」や「くまたか」本欄に掲載します。もちろん、感想文だけでも歓迎します。
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報告 | 木村直喜 | 有働孝士 | 阿部哲也 | 柴田光 |
アサヒコ報告 木村直喜
前夜の熱い鳥談義から一夜明けて、英彦山青年の家は深い霧と小雨に包まれていました。外に出ると、まだしとしとと雨が落ちています。カッコウの声が霧の中から聞こえます。夜中じゅう鳴いていたシュレーゲルアオガエルを数名の方々と観察しているといつの間にやら、参加の方々が増えてきました。
車で豊前坊の駐車場まで移動し、そこからゆっくり徒歩で薬師峠へ向かいます。辺りは霧が濃くミソサザイやエナガ、キビタキの声がその中から響いてきます。「ゆっくり」歩くつもりでしたがペースが速すぎたようで、あっという間に折り返し地点の薬師峠に着いてしまいました。途中でとまりながら行けばよかったと反省しきりです。
折り返しの薬師峠では、早朝のコノハズクの声が聞けるのではないかと薄い期待をしていましたが、残念ながら「ブッキョッコー(仏法僧)」の声はなく、代わりに英彦山一の歌い手クロツグミが美しい歌声を聞かせてくれました。
帰りになると霧も晴れてきて、朝日に映える望雲台を見ることができました。鷹の巣三峰も霧の中から姿を現しました。豊前坊への道すがら、少しずつ鳥の影も見えるようになりました。ふだん見ているカワラヒワやコゲラも、早朝の英彦山で見ると何か違った鳥に出会ったような新鮮さがありました。
駐車場へ戻ると、アオバトをどなたかが見つけられ多くの方がご覧になれたようです。望雲台の方からハヤブサが現れ消えていくと、せっかく止んだ雨を惜しむかのような「雨降れフレフレフレ…」のアカショウビンの声も通過していきました。
本当に久しぶりの担当で準備不足の上、車の警報クラクションまで鳴らしてしまい、失敗続きの探鳥会となってしまいました。この場を借り、お詫び致します。
【観察種】27種
キジバト | アオバト | カッコウ | アカショウビン | コゲラ |
アオゲラ | ハヤブサ | サンショウクイ(亜種リュウキュウサンショウクイ) | ||
ハシブトガラス | ヤマガラ | ヒガラ | シジュウカラ | ヒヨドリ |
ウグイス | エナガ | メジロ | ゴジュウカラ | ミソサザイ |
クロツグミ | キビタキ | オオルリ | キセキレイ | セグロセキレイ |
カワラヒワ | イカル | ホオジロ | ソウシチョウ |
ヒルヒコ担当 柴田光

- ヒルヒコ(深倉峡探鳥会)
- 日 時:5月31日(日)9時〜13時 曇り
- 場 所:田川郡添田町英彦山
- 参加者(約60名)リーダー育成研修会参加者、当日ご参加:O様ご家族4名
- 観察種(16種、内、亜種1) *種名の( )は亜種を示す
ジュウイチ | ホトトギス | ツツドリ | アオゲラ |
(リュウキュウサンショウクイ) | カケス | ハシボソガラス | |
ヒヨドリ | エナガ | ミソサザイ | クロツグミ |
オオルリ | キセキレイ | カワラヒワ | イカル |
ソウシチョウ |
担当者の感想 柴田 光
ヨルヒコ、アサヒコ、ヒルヒコと3回の探鳥会の締めを飾るにふさわしく、朝方までの雨が上がり探鳥会日和になりました。周知事項を確認した後、直近の鳥状況を説明し、深倉峡での探鳥に期待が深まります。一同それぞれの車に乗り込み、青年の家から深倉に移動します。コースは深倉園地駐車場を約40分探鳥して、林道を上り望彦橋(ぼうげんばし)を折り返します。園地付近では早速、深倉の夏鳥の風物詩とも言えるオオルリのお出迎えで、全員がその姿を確認して嬉しい滑り出しとなりました。しばらしくして、クロツグミやミソサザイなど新緑の深倉峡で鳥の囀りのシャワーを浴びる事ができました。食事は折り返し地点の望彦橋(ぼうげんばし)で済ませ下山しました。肝心の探鳥記録ですが、予想に反した結果で結果16種と、前回と比較して半分にも満たない記録になりました。担当者として申し訳なく残念な気持ちになりましたが、皆さんの笑顔に救われ安全に楽しく終える事ができました。




撮影 阿部哲也

ヨルヒコ・アサヒコ共雨が降り、思った様な探鳥が出来なくて残念でした。ただし、アサヒコでは確か27種の観察があり、さすが早朝の英彦山と思いました。それと、途中で雨が上がり朝日が山肌にさして素晴らしい景色を見られたのは良かったです。来年は晴れることを願います。
夕食中の様子(2015-05-30)
懇親会の様子(2015-05-30)
アサヒコの様子(2015-05-31)
ヒルヒコの様子(2015-05-31)
撮影 有働孝士

アカショウビンやコノハズクをはじめ夜の鳥を期待して、雨の中、高住神社まで歩きました。カッコウは盛んに鳴いてくれた(録音)ので、うれしくはあったものの他は静かな雨の英彦山。高住神社でも声は聞かれず残念でしたが、道すがら、私は古い友人とお話ができて満足でした。
カッコウ(2015-05-30 @5030-1784 10秒)△▽ | たかの目 | What's New | お知らせ | 行事 ¦ 終了 ¦ 予定 | BBS | 関連団体
予定▶ 6月
担当の方にお願い:ご案内に間違いがあるときは速やかに[くまたか]または までお知らせください。ご協力に感謝いたします。
第29回自然観察会:深倉峡
6月4日(木) 05時
添田町落合・深倉園地駐車場
担当:真鍋直嗣
午前5時。一日の封は切られたばかり。随所に残る夜の陰から、トラツグミ、ヨタカ、コノハズク?朝の明かりに誘われ、さえずりや声がそこかしこから溢れかえり、オオルリ、キビタキ、クロツグミ、カッコウを始めとするトケン類。そして、もしかしたら、セグロカッコウ、ヤイロチョウ。夏の早朝にだけ許される類まれな贅沢。人生の記憶に残る一日となることでしょう。
- 集合地:JR彦山駅 05時
- 参加費:100円
- 携行:飲料水、観察用具(筆記具、あれば図鑑・双眼鏡)、帽子、長袖シャツ・長ズボン着用(昼食は不要です)
- 足元:軽登山靴、厚底スニーカー
- 解散:10時ごろ
- 注意:日の出(深倉峡)は05時09分ですが、山間のため日差しは遅れます。足元にご注意下さい。朝早いので一般の公共交通機関は利用できません。
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担当:真鍋直嗣
担当の方へ:ぜひ「ETC:担当者必携3点セット」をご活用ください。
第800回例会:大法山探鳥会
祝800回記念探鳥会
6月7日(日) 09時
嘉麻市下山田・山田梅林公園第二駐車場
担当:国武光成
800回記念探鳥会です。鳥合わせピッタリ賞の記念景品など用意しています。とはいえ、一等賞はやはりサンコウチョウとの出会いでしょう。オオルリやキビタキなどの副賞も大いに期待できる大法山の800回をみんなで祝い、そして愉しみましょう。
今回は、集合場所が変更になりました。
を参照のうえ、お間違いのないように。- もはやサンコウチョウの名所。有名になり過ぎたため、やりたい放題の悪質バカメラマンが出没しています。もうじゅうぶん迷惑をかけているようですので、そっと窺うように静かに観察しましょう。
- 観察道の一部では、多少足場が悪いので、足拵えはしっかり。
- 集合:山田梅林公園第二駐車場 09時
- バス:飯塚バスセンター・[23]上山田線・下山田(しもやまだ)で下車(集合地まで徒歩11分約620m)
- 携行:昼食、水筒、帽子、雨具(あれば、図鑑、双眼鏡など観察用具)
- 雨天:小雨決行(不明のときは、担当にお問い合わせください)
- 足元:軽登山靴など、足ごしらえはしっかり
- 昨年の例会:第742回:大法山探鳥会
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担当:国武光成
担当の方へ:ぜひ「ETC:担当者必携3点セット」をご活用ください。
第801回例会:英彦山定例探鳥会
日本野鳥の会北九州との合同探鳥会
6月14日(日) 09時
添田町落合・JR彦山駅
担当:野村芳宏
夏鳥のアカショウビン、キビタキ、クロツグミに真打ちクマタカ、さらには、コノハズク、セグロカッコウ、ヤイロチョウなど、深倉が内に秘める驚異の一端に触れてみましょう。
日本野鳥の会北九州との合同探鳥会です。
- この時期、雨の後など湿度の高い時は林道を黒い虫(種不明)が飛んでいます。刺すこともあるようですので、長袖、帽子や手袋等を着用しなるべく肌を露出しない服装でお出でください。
- 集合地のJR彦山駅前から出発地の深倉園地駐車場まで車で移動(約8分間)します。同乗の必要な方は、現地にてご遠慮なく担当へお知らせください。(「免責」参照のこと)
- 集合:JR日田彦山線・彦山駅 09時
- 携行:昼食、帽子、雨具(あれば、図鑑、双眼鏡など観察用具)
- 雨天:小雨決行(不明のときは、担当にお問い合わせください)
- 足元:軽登山靴、スニーカー
- 昨年の例会:第771回:英彦山定例探鳥会
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担当:野村芳宏
担当の方へ、ぜひ例会配布資料テンプレートをご活用ください。
第30回自然観察会:平尾台
6月18日(木) 09時30分
北九州市小倉南区・平尾台自然観察センター駐車場
担当:三浦美代子
カキランやノハナショウブ、トキソウ、季節は巡り昨年別れた花々が再び咲いています。彼女たちの一所懸命に応え、今年は、もう一種、二種、記憶の花園に加えてみましょう。
- 遮るもののない草原では日差しがきついので、帽子や日傘(男性にもおすすめ)たっぷりの飲用水など、防暑対策を厳重に。気分が悪くなったら、早めに担当までお申出ください。熱中症にはご用心。
- 集合地:平尾台自然観察センター駐車場 09時30分
- 参加費:100円
- 携行:水筒、帽子(日傘なども効果的)、観察用具(筆記具、あれば植物図鑑・ルーペ)、梅雨時ですので雨対策も
- 足元:軽登山靴(足拵えはしっかり)
- 資料:第30回平尾台自然観察会/平尾台データ6月(PDF)
- 昨年の例会:第15回ミニ自然観察会:平尾台
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担当:三浦美代子
担当の方へ:ぜひ「ETC:担当者必携3点セット」をご活用ください。
第8回:TV会議
本支部会員ならどなたでも参加できます(無料、要申込、定員8名)
6月24日(水) 18時
インターネット・TV会議システム
担当:広塚忠夫
急きょですが、運営委員会打ち合わせのためTV会議を開催します。TV会議は、会員なら、自宅に居ながらにして気軽に参加できます。本会は会員に開かれた運営を目指しています。
- 議題:6月25日開催の運営委員会打ち合わせ
- 申込:6月24日15時まで により事務局長まで参加をお申込みください。
-
参加条件:
- 本支部会員(家族会員、くまたか会員を含む)ならどなたでも参加できまます。
- [利用環境]の条件を満たす必要があります。
- 参加方法:申込アドレスに参加申し込み後、事務局長より届いた招待メール文中のURLをクリックすれば、即会議室に入れるという手軽なサービスです。
- 利用環境:以下会員個人でご用意ください。PCまたはスマホが利用できます。設定等サポートはありません。
- PC用ソフト:TV会議に使用するソフトは、インターネット閲覧ソフトであるGoogle Chrome
またはFirefox
またはOpera
のいずれかの最新版を使用します(いずれも無料で、簡単にダウンロード・インストールのうえ使用できます)。Internet Explorer および Safari は、今のところ使用できません。
- 注意:上記ソフトをインストール上のご注意です。新規にインストール中で、通常使う「既定のブラウザ」にするか、聞いてきたときは「いいえ」をクリックしてください。
- 定員:システムの制限のため8名までしか参加できないため、定員になり次第締め切ります。
- サービス:appear.in
を使用します。利用設定は主催者で行いますので、通常、参加者による操作等はありません。。
- 費用:無料です。サービス利用自体は無料ですが、参加者の環境により通信料等費用が発生する時(特にスマホ)は、各自でご負担ください。
- 参考:ある日のTV会議
(2015-06-22)
会報発送&運営委員会:本会事務所
「野鳥だより・筑豊」7月号原稿締め切り日:6月18日(木)
6月25日(木) 12時30分\準備作業 10時30分
飯塚市柏の森・本会事務所
会報担当:三宅敏靖、運営委員会担当:広塚忠夫
会報発送&運営委員会は毎月の最終日曜前の木曜日13時から開催されます。あなたのご都合で、いつでも参加・退出は自由です。ひと時の気楽なおしゃべりと情報交換、充実のボランティアはいかがですか?
- 運営委員会は提案や行事について具体的な話し合いが行われ、会員なら誰でも“その場限りの委員”として討議に参加できます。運営委員会は“会員に開かれた会運営”を目指しています。
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日時:6月25(木)
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会報「野鳥だより・筑豊」7月号作成
- 準備作業 会報印刷等 10:30〜12:00
- 一般作業 丁合・発送 13:00〜15:00ごろ
- 運営委員会 15:00ごろ〜16:30ごろ
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会報「野鳥だより・筑豊」7月号作成
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事務:
- 会報印刷〜発送:編集部・三宅敏靖
- 運営委員会議事:事務局長・広塚忠夫
- 会報印刷〜発送:編集部・三宅敏靖
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会場:日本野鳥の会筑豊・事務所
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連絡先:
820-0011 福岡県飯塚市柏の森162-3 (2F)
yachoc@gmail.com
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アクセス:
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JR筑豊本線(福北ゆたか線)・新飯塚駅東口から
- 1km・徒歩18分
- JR新飯塚駅玄関側(西口)道路から西鉄バス庄内・田川・後藤寺方面行きに乗り「ポリテクセンター飯塚」(約4分)下車 事務所は参照
- 各地から西鉄バスをご利用の際は「ポリテクセンター飯塚」で下車。事務所まではを参考においでください。
- タクシー:「飯塚警察署よこ交通機動隊まえ」と指示してください。
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駐車
:日曜や混雑時のファミコンハウス前駐車場は避けて、国道北側の長時間可能な駐車場所 に停めてください。事務所の筋向いが飯塚警察署でもあり、駐車違反にご注意。
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入口
:飯塚警察署筋向いファミコンハウス柏の森店の2階。1階ショップ左奥のドアから階段を上がり2階奥。または外から裏(西側)に回り、路地奥の裏口(施錠のためインターフォンで呼び出し)から2階右奥へ。
注:現在、入り口インターフォンが故障しています。参加の方は、到着後、広塚事務局長へ電話をお願いします。
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JR筑豊本線(福北ゆたか線)・新飯塚駅東口から
- 参考:ストリートビュー
による事務所入口
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連絡先:
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会報原稿
- 締め切り:6月18日(運営委員会一週間前の木曜日)
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送り先:三宅編集長へ
、または本会
、[くまたか]連絡先あるいは直接本会事務所入口の郵便受けへお届けください。
- 運営委員/会とは:あらかじめ特定個人が選任される役職ではなく、事務局長が主催する運営委員会に任意で参加した会員は自動的に運営委員となり、委員会の終了または中途退出とともに退任となります。運営委員会は、当会3決議機関(総会・役員会・運営委員会)の一つであり、毎月1回開催され、翌月予定ほか主に当面する諸問題を討議・確認、決議します。(参考:規約第21条)

7月以降の行事予定はこちら 
講師派遣行事
日本野鳥の会筑豊支部(本会)は、他団体の各種行事に参加、協力しています。
日時 | 行事名 | 集合・開催場所/主催 | 講師 |
毎月第4土曜日 10-12 | めだかの学校・すずめ教室 | 遠賀川水辺館![]() 遠賀川水辺館 | 梶原剛二 |
金曜日だれでも初心者バードウォッチング
毎週金曜日 10時 直方市溝堀・遠賀川水辺館。誰でも参加できます。
講師 梶原剛二
遠賀川水辺館主催によるバードウォッチング・ガイド(無料)のお知らせです。
毎週金曜日、一般の方を対象に、ご都合のよい時間に合わせ、遠賀川と彦山川の合流地点となる水辺館地先周辺をご案内します。水辺を餌場にする水鳥や河川敷を好む小鳥類、彼らを狙うタカ類など、好環境のおかげで四季折々、多種類の野鳥が観察できます。ご案内するのは、本会会長・梶原剛二。温厚な人柄と柔らかな物腰で親切にマンツーマンの贅沢なガイドをお楽しみいただけます。団体から個人まで、随時、どなたでもお申し込みできます。お気軽なご利用をお待ちしています。(サイト管理者 記)
- お申し込み:遠賀川水辺館
0949-22-1810
- 実施時間:毎週金曜日10:00〜17:00(探鳥の時間はご都合に合わせ設定できます)
- 案内:梶原剛二(日本野鳥の会筑豊支部・支部長)
- 対象:一般の方(限定はありません。どなたでもどうぞ。)
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交通:
- 最寄りの西鉄バス停留所(直方市)、勘六橋(かんろくばし)、新町(しんまち)、溝堀(みぞぼり)1丁目等で下車。(上では「遠賀川河川事務所」北隣が水辺館です)
- JR筑豊本線(または平成筑豊鉄道伊田線)・直方駅下車、駅前の西鉄直方バスセンターから行先番号[7]永満寺行き・ [7]内ヶ磯行き(6分)または[10]宮若市役所行き(9分)に乗車、勘六橋下車、徒歩520m(9分)、勘六橋を渡り[勘六橋東]交差点左折
- 主催:遠賀川地域防災施設「遠賀川水辺館」(国土交通省九州地方整備局)
- 協力:日本野鳥の会筑豊支部(本会)は、講師派遣によりこの事業に協力しています。
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遠賀川地域防災施設「遠賀川水辺館」
- 場所:福岡県直方市溝堀1-1-1
- 開館時間:10:00〜18:00(※事前調整により、09:30からの利用が可能になる場合があります。)
- 休館日:月曜(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)、年末年始(12月28日〜1月3日)
- 入館料:無料
- 駐車場:無料
- 設置目的・施設利用法:詳細は、ウェブサイト
からご覧ください。
- 場所:福岡県直方市溝堀1-1-1

