0:サイト内検索
2:QRコード
5:入会のご案内
本会へのご入会手続きは
(公財)日本野鳥の会で承ります。入会に関する分かりやすいご案内情報があり、インターネット上からオンライン入会もできます。あわせて、当サイトでは詳しいご説明をしています。
7:会員のサイト
本会会員のウェブサイト(自薦乞)
8:交通センター
バス・列車時刻表リンク
b:Thanks!
下記サイト・個人の素材、コード使用に感謝いたします。
The material or the code is used with many thanks.
c:参考資料
便利な各種参考資料
f:識別基本図書
本会おすすめ野外観察図鑑
g:リンク用バナー
リンクの際お使いください
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たかの目
クロジ(黒鵐)
撮影:広塚忠夫\ロマンスが丘・探索記
(掲載:01-16)
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What's New
What's New(ワッツ・ニュー)は当サイト内外の新着情報“あれこれ”を速攻でお知らせします。
注[行事のご案内]、[行事の終了]、[お知らせ]などトピックの一部は、更新によるメニュー移動のため閲覧できなくなります。移動先の[行事過去録]、[お知らせ アーカイブ] [What's New]履歴よりご覧ください。
[会員専用]メニューは、アカウントを取得のうえ、ご利用ください。
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[行事のご案内]
「行事のご案内」は、日本野鳥の会筑豊支部(本会@福岡県)が主催(または大きく関与)する月間行事のご案内・ご報告のページです。主に探鳥会・観察会の結果・予定をお知らせていします。
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お知らせ
本会や当サイトとして、特に目を通していただきたいお知らせ、緊急情報、注目情報などをご紹介しています。(以前の「お知らせ」は
ページに保存しています。)注目情報
本会から
野鳥の救護・保護について
- ケガしたり弱った野鳥を保護したけど、この後どうしたら?
- ヒナの近くには親がいます。ヒナを拾わないで!!
野鳥の種名お問い合わせ(識別依頼)について
本会に、庭や野外で見かけた野鳥の名前が知りたいとのお問い合わせをいただきます。
これまで、会員だけでなく外部からのお問い合わせにもお応えをしておりましたが、今後、次の理由により、回答は筑豊支部会員に限定させていただきます。
- 調査および回答の作業に時間や手間がかかり、極めて負担大であること
- 予断によりすでに和名を断定しておられる写真等で、同意のみが欲しい“質問”があること
- 質問者の判断に否定的に応じた際、トラブルに発展する場合があること
- しばしば観察場所等データの一部を隠してのお問い合わせがあり、本会の観察情報開示要請に反していること
本会会員でない外部の方には、下記団体をご案内します。
-
(公財)日本野鳥の会「お問い合わせ」 shitsumon@wbsj.org
野鳥の会の本部団体です。野鳥や自然の保護と啓蒙活動を行っています。繁忙のため、迅速な回答が得られないことがあります。 -
(公財)山階鳥類研究所 bird@yamashina.or.jp
野鳥の研究専門の機関です。質問に応えることは本来の業務外ですので、回答には時間がかかるようです。
野鳥の会では、観察により得られた特徴から野鳥の種名を判定することを識別(しきべつ)と呼んでいます。識別は、本来、野外で野鳥を観察しながら行うものです。しかしながら、観察記述や写真・録音などの間接的資料を元に判断するとすれば、情報量も少なくなるため多くの場合かなり困難であり、手数がかかることとなります。
このような状況を改善するため、本会では、2015年1月、識別検討委員会(名前教えて委員会)が発足しました。(以下、委員会)
委員会の役割は、会員からの識別依頼にお応えし、また本会に蓄えられた観察記録を再検証のうえより正確な記録とするための作業等を行うことです。また、右の過程を詳細に公表することで、識別に関する研究や学習の機会を提供する役割も兼ね備えています。
委員会のメンバーは、本会会員のうち、識別に関心を持つ方や高い識別能力のある方等を中心に構成されます。
本会「ご意見相談室」では、識別のご相談も承っております。お問い合わせへの回答が比較的早く得られます。
筑豊支部会員の方は、下記要領を参考にinfo@yacho.orgまでお問い合わせください。
識別に関するご質問(本会会員限定)をお寄せいただくときは、下記の項目を参考に、野外現場において知り得たことだけを忠実に記すようにしてください。写真、動画、録音、スケッチ等があるときは、もれなく一緒にご提供ください。もし観察年月日、観察場所、観察者名(実名フルネーム)、連絡先等の一部でも欠けているときは、ご要望にお応えできないことがあります。なお、ご提供の記録は本会会報「野鳥だより・筑豊」、ウェブサイト[くまたか/識別検討委員会]のページ等で、特に断りなく公表されることがあります。
- 特徴:観察した個体の特徴を観察したまま詳細に記す(推測はしない)
- 資料:撮影(ブレ・ボケ含む)、録音ほかの資料がある場合は、すべて提示すること
- 観察日:年月日とおおよその観察時刻も
- 観察場所:地名・周囲の環境等を極めて詳細に(分かる場合は3次メッシュコードまで)
- 観察者名:実名フルネーム(姓のみや匿名、ハンドルなど実名でない場合のご質問にはお答えできません)
- その他:添付資料の説明や分かる時は同時に観察した種、上記項目以外のこと
報告例
- 特徴:前後に首を振りながら溜池で泳いでいた。大きさはおおむねハトくらい。身体は全体に黒っぽく、側面に横一文字で破線状の白い班がある。くちばしは先の部分が黄色く、額まで鮮やかな赤。尾羽根裏側によく目立つタテに白い模様が二つある。警戒心が強いようで人を見かけるとヨシの間に隠れる。
- 観察日:2014年8月10日15時頃
- 観察場所:宮若市小牧・溜池(3次メッシュコード:5030-55-65)
- 観察者:野鳥翔一
- その他:他にカイツブリ、オオヨシキリがいました。観察のみで写真等の記録はありません。
注:上記報告例は、実際の報告ではありません。
(サイト管理者 2014-12-13 > 2015-02-06 > 2019-08-08)
2025年度観察会・二次案/三浦博嗣
植物部・三浦博嗣
植物部の次年度方針案と観察会二次案です。ご意見・ご希望などあれば、三浦博嗣植物部部長 hana@yacho.org までお寄せください。
2025年度の主旨
- 2024年度は天候不順(雨天や酷暑)や土砂崩れで数度中止(5月と7月の経読林道、8月の平尾台)となり、実施された観察会も8月以降参加者が少なかった。
- 4月実施していた、「健康の森公園観察会」は担当者都合等により、中止とした。2025年度も計画しない。
- 毎年のことではありますが、「平尾台」においてはベストな開花時期に合わせ計画しますが、温暖化やその年の気候変動でズレを生ずることがありコロナ禍で中止になったが、唯一の「トンボ」主体の観察会も両方とも継続して実施する。
- 新規観察会の計画は、6月6日(金)の蟹ヶ迫池(福智町)は、担当・古城英彦氏の積極的要望により実施いたします。
2025年度観察会・二次案
月 | 日 | 曜 | 行事名 | 集合場所 | 開始 | 担当 副担当 | 例会観察テーマ | 弁当 | 前年 参加 実施日 | |
4 | 17 | 木 | 180回・香春岳 | 香春町役場 | 9:00 | 広塚忠夫 三浦博嗣 | チョウジガマズミ・フデリンドウ他 | 〇 | 13名 | 04-11 |
25 | 金 | 181回・平尾台 | 平尾台自然観察センター駐車場 | 9:00 | 三浦美代子 三浦博嗣 | オキナグサ・ホタルカズラ他 | 〇 | 20名 | 04-18 | |
5 | 15 | 木 | 182回・平尾台 | 平尾台自然観察センター駐車場 | 8:00 | 三浦博嗣 三浦美代子 | キンラン・シュンラン他 | 〇 | 8名 | 05-16 |
29 | 木 | 183回・経読林道 | 豊前坊駐車場 | 8:30 | 三浦博嗣 広塚忠夫 | オオバアサガラ他 | 〇 | 通行止中止 | 05-30 | |
6 | 6 | 金 | 184回・蟹ヶ迫池 | 福智町役場 | 9:00 | 古城英彦 広塚忠夫 | トンボ観察 | × | 新規 | |
12 | 木 | 185回・平尾台 | 平尾台自然観察センター駐車場 | 7:30 | 三浦博嗣 三浦美代子 | ノハナショウブ・スズサイコ他 | 〇 | 12名 | 06-13 | |
7 | 3 | 木 | 186回・千石峡 | 花の水辺公園駐車場 | 7:30 | 牧野均 広塚忠夫 | 新緑の樹木各種、タシロラン | × | 7名 | 07-04 |
17 | 木 | 187回・平尾台 | 平尾台自然観察センター駐車場 | 7:30 | 三浦博嗣 三浦美代子 | ヒオウギ・アキノタムラソウ他 | 〇 | 雨天中止 | 07-11 | |
8 | 7 | 木 | 188回・平尾台 | 平尾台自然観察センター駐車場 | 7:00 | 三浦博嗣 三浦美代子 | ハギ各種、オトギリソウ | 〇 | 猛暑中止 | 08-08 |
22 | 金 | 189回・長寿の里公園 | 平成筑豊鉄道犀川駅駐車場 | 7:00 | 古城英彦 広塚忠夫 | ベニトンボ他 | × | 4名 | 08-23 | |
9 | 18 | 木 | 190回・平尾台 | 平尾台自然観察センター駐車場 | 7:30 | 三浦美代子 三浦博嗣 | ハギ各種、野菊各種 | 〇 | 8名 | 09-05 |
10 | 30 | 木 | 191回・平尾台 | 平尾台自然観察センター駐車場 | 8:00 | 三浦博嗣 三浦美代子 | ウメバチソウ・リンドウ・センブリ | 〇 | 8名 | 10-17 |
11 | 13 | 木 | 192回・経読林道 | 豊前坊駐車場 | 8:00 | 真鍋直嗣 三浦博嗣 | メグスリノキ、カエデ科各種 | 〇 | 7名 | 10-30 |
「2025年度観察会・1次案」はこちら
(2024-12-04掲載)
2025年度探鳥会予定・2.2次案/広塚忠夫
普及部・広塚忠夫
運営委員会(11月28日)で普及部より提案された2025年度探鳥会予定・2次案です。12月12日、関係者で再調整して2.2次案となりました。
ご意見・ご希望は普及部 fukyu@yacho.org または「ご連絡」まで。
2025年度探鳥会予定・2.2次案(2025年4月〜2026年3月)
月 | 日 | 曜 | 例会番号 | 行事名称 -探鳥会 | 集合場所 | 時刻 | 担当 (暫定) | 備考(開催地、他) | 弁当 |
2025年 | |||||||||
4 | 6 | 日 | 1124 | 久末ダム | みずがめの郷第二駐車場 | 09:00 | 三浦博嗣 | 福津市 | × |
12 | 土 | 1125 | 部埼灯台 | 部埼灯台前駐車場 | 09:00 | 梶原剛二 | 北九州市門司区 | × | |
26 | 土 | 1126 | 油山市民の森 | 油山市民の森駐車場P5 | 09:30 | 園田正斉 酒井浩二 | 福岡市南区、コーワ・イベント | × | |
5 | 11 | 日 | 1127 | 笠城ダム公園 | 笠城ダム公園正面 | 09:00 | 野村芳宏 | 飯塚市、九州ブロック大会実施と重複 | × |
18 | 日 | 1128 | [ヨルヒコ] | 豊前坊駐車場 | 17:00 | 山下哲郎 | 添田町 | × | |
19 | 月 | 1129 | [アサヒコ] | 豊前坊駐車場 | 04:00 | 広塚忠夫 | 添田町 | × | |
6 | 8 | 日 | 1130 | 深倉林道 | 彦山駅横休憩所 | 09:00 | 野村芳宏 | 添田町 | ○ |
7 | 6 | 日 | 1131 | 寒田 | 大楠神社駐車場 | 08:00 | 林田達也 | 築上町 | × |
8 | 24 | 日 | 1132 | 英彦山清掃 | 彦山駅横休憩所 | 09:00 | 木村直喜 | 添田町 | × |
9 | 9 | 火 | 1133 | 東与賀 | 干潟よか公園駐車場 | 08:30 | 山下哲郎 | 佐賀県佐賀市、満潮10:09、潮位6.0m | × |
21 | 日 | 1134A | [ハチクマ探鳥会・剣岳] | 剣岳・東屋 | 09:00 | 国武光成 | 鞍手町 | ○ | |
1134B | [ハチクマ探鳥会・六ヶ岳] | 六ヶ岳・山頂 | 09:00 | 広塚忠夫 | 鞍手町 | ○ | |||
1134C | [ハチクマ探鳥会・遠賀川水辺館] | 遠賀川水辺館・屋上 | 09:00 | 梶原剛二 | 直方市、調査場所:海岸線も検討要 | × | |||
23 | 火 | 1135A | [ハチクマ探鳥会・剣岳] | 剣岳・東屋 | 09:00 | 国武光成 | 鞍手町 | ○ | |
1135B | [ハチクマ探鳥会・六ヶ岳] | 六ヶ岳・山頂 | 09:00 | 広塚忠夫 | 鞍手町 | ○ | |||
1135C | [ハチクマ探鳥会・遠賀川水辺館] | 遠賀川水辺館・屋上 | 09:00 | 梶原剛二 | 直方市 | × | |||
10 | 12 | 日 | 1136 | ヒヨドリの渡り | 蔵元橋・西河川敷 | 09:00 | 国武光成 | 福智町、彦山川潜水橋 | × |
11 | 9 | 日 | 1137 | 豊前海岸 | 浜の宮駐車場 | 09:00 | 林田達也 | 築上町、航空祭(築城基地)実施日避ける | × |
23 | 日 | 1138 | 中島 | 垣生公園駐車場 | 09:00 | 梶原剛二 | 中間市 | × | |
12 | 14 | 日 | 1139 | 大ヶ原 | ラピュタファーム駐車場 | 09:00 | 園田正斉 中村嘉一 | 川崎町 | × |
2026年 | |||||||||
1 | 1 | 木 | 1140 | 中島 | 中島河川敷駐車場 | 09:00 | 有働孝士 | 中間市、集合場所変更 | × |
11 | 日 | 1141 | 志賀島 | 志賀海神社駐車場 | 09:00 | 園田正斉 | 福岡市東区 | × | |
25 | 日 | 1142 | 東大橋 | 行橋浄化センター南東堤防前 | 09:00 | 田代省二 | 行橋市、(北九州合同)北九州支部に日程確認要 | × | |
2 | 1 | 日 | 1143 | 長尾 | 王塚装飾古墳館駐車場 | 09:00 | 中村嘉一 | 桂川町、穂波川沿い | × |
8 | 日 | 1144 | 犬鳴ダム | 泉の広場駐車場 | 09:00 | 中村嘉一 | 宮若市 | × | |
15 | 日 | 1145 | 久保白ダム | 王塚装飾古墳館駐車場 | 09:00 | 梶原剛二 松尾浩二 | 桂川町 | × | |
15 | 日 | - | [総会] | 王塚装飾古墳館 | 13:00 | 梶原剛二 | 桂川町、弁当は探鳥会引き続きで必要 | ○ | |
3 | 8 | 日 | 1146 | 藍島 | 藍島港旅客船ターミナル(小倉港08:20発) | 09:40 | 林孝 | 北九州市小倉北区、(北九州合同)北九州支部に日程確認要 | ○ |
22 | 日 | 1147 | 深倉林道 | 彦山駅横休憩所 | 09:00 | 木村直喜 | 添田町 | ○ |
(2024-12-01掲載)
「危険なメール」ではありません/情報部24610
情報部・有働孝士
本会からGoogle社のGmail(ジーメール)ユーザーに届くメールに、「このメールにはご注意ください」というたいへん迷惑なメッセージ(上記)が挿入されはじめています。
本会からのメールは安全なメールです。危険なメールではありません。
上記メッセージ最下行の「危険メールとして報告」と「問題ない」という二つの選択肢が示されますが、「問題ない」をクリック(タップ)するか無視してください。
危険メールとの判断がされる場合は、自動で迷惑メールフォルダに放り込まれる可能性もあります。時々、迷惑メールフォルダも確認するようにしてください。
Gmailでは、最近、成りすまし対策を強化し、ある条件に一致する差し出し人のメールには、上記メッセージを自動で挿入しているようです。
どうも本会のメールサーバー(メール発信元)の身元証明が不確かなせいと言うことらしいですが、yacho.orgという名称を管理するDNSというサーバーでもやはり確定作業が必要のようで、素人にはかなり敷居の高い操作になります。
本会のGmailアドレスは使用料を支払う有料の客のはずですが、無実の客にこんな無礼な仕打ちとは。いつもながら無神経なやりすぎに迷惑しています。Google社のサービスは便利でも、しばしばお節介がすぎるところがあってなかなか面倒です。腹立たしい仕打ちですので簡単に乗り換えができるものなら、Googleなどお払い箱にしたいものですが。
(2024-06-10掲載)
名無しメールはお断り/情報部24521
情報部・有働孝士
最近、しばしば差出人の名前が無い“怪しい”メールが、情報部・編集部に届きます。
メールに差出人の名前(署名とも言います)を記すのは最低限度のマナーであり、必須です。
たぶん、メールを書く時うっかり忘れてしまわれたかもしれません。だとしても、今どき名無しメールは異様であり、その都度、本名を調査しなければならず、セキュリティ上の警戒心を呼び起こし、個人的には非常に不快です。ちなみに、本サイト info@yacho.org の受信者は、会社・ショップのカスタマー・サービスなどではなく個人・有働孝士です。
“署名”はフルネーム(姓名)でお願いします。
たとえば、鈴木一郎さんのメールで、ただ「鈴木」などと姓だけのメールも多数あります。姓だけで十分、オレのことは知ってて当然の“オレオレ”メールです。しかし姓からフルネームを割り出すためには、メールアドレスから本名の文字を調べ、メール本文もよく読む必要があります。
投稿の場合は、サイトのページに必ずフルネームを掲載しています。この時、少しでも文字を間違うと、かなり厳しいクレームを頂戴しますが、人様のお名前ですからこれは当然です。とはいえ、名無しメールや姓だけの“オレオレ”メールで出稿しながらのご指摘では、ちょっと不公平と言うものです。
どのメールソフトにも、自動で名前など必要事項をメール本文末に挿入・追記してくれる便利サービスがあります。
サイトに詳しい設定法の説明があります。
その都度、本文末に署名を追記するのは面倒ですし、つい忘れて“名無しメール”を送信してしまうかもしれません。この自動挿入による[署名]設定はもはや必須です。ぜひ利用しましょう。メールにおける初歩の初歩です。
(2024-05-20掲載)
中間市・中島を鳥獣保護区に/23-08-31掲載
「観察サイト\鳥信記」パンク寸前/情報部 (23-06-02掲載)
情報部・有働孝士
お願い
「観察サイト\鳥信記」ご投稿へのお願いです。
- 観察記録は野鳥に限ること:コウノトリの足輪付きは放鳥なので野鳥ではありません。またジュウシマツ、インコなどは飼い鳥が逸出した疑いが濃く、野鳥の条件である自然分布すなわち「自生」(野外において自然状態で孵化)後「自活」(人の手助けなしに暮らすこと)しているか、慎重に見極めてください。
-
観察記録投稿は月1回にまとめて:
毎月数件の投稿を除き、定期的なご投稿では、月1回にまとめてお願いします。
月の前期・後期と2回に分けるとかえって手数が増えます。 -
写真・動画・録音:1種1点に絞ってください。
写真・動画・録音掲載の目的は識別根拠、観察証拠の提示のためです。生態や写真展示を目的とした場所ではないのです。
また動画の場合、内容を吟味し、識別根拠、証拠提示としての必要や意味がある動画のみに限定のうえ、投稿してください。生態・展示がテーマの写真・動画は「観察サイト」には掲載できません。下記に記すメニューへ投稿してください。 -
生態記録や展示写真は他のメニューに:投稿してください。
生態記録や展示写真は「観察サイト\鳥信記」向きではありません。「ギャラリー」、「筑豊・京築」や「各地の情報」に掲載できる形にしてご投稿ください。こちらなら動画・写真の数には特に制限を設けておりません。右のように、マルチメディア投稿を拒否しているわけではありませんので、お間違いのないよう。 -
地名表記は正しく:観察地名表記では、「・」(中点)を活用します。
地名は固有の名称です。自分の思い込みによる誤記や過度の略記など、不正なデータが非常に多いので、校正の手間がたいへんです。確認のうえ正確を心がけてください。Googleマップなど地図サイトですぐに分かります。
「・」の左には市区町村名を記してください。
「・」の右側には、通称地域名、河川・湖沼・干潟、山地、道路、施設など、場所の補助情報を記します。実例:[市区町村名]・[場所情報]
「福岡県」および「(鞍手郡などの)郡名」等は省略します。
みやこ町・経読林道
北九州市小倉南区・曽根干潟
飯塚市庄司・笠城ダム公園
場所名(・の右)のみ記すのもやめましょう。 -
メッシュコード:観察サイト\鳥信記の主要目的は3次メッシュコード(8桁の数字)の収集です。
3次メッシュコード地図サイトで調べることもできますが、面倒、調査法がわからないなどの場合は、観察地点を表す特徴(付近の施設名、交差点の名称、住所、河川・湖沼名など)を付記してください。
ご協力は任意とはいえ観察サイト\鳥信記の主要な目的です。ぜひともお願いします。 -
秘匿を含む観察記録は不受理:観察記録の4項目(年月日、観察種、場所、観察者名)および証拠物の一部でも秘匿(情報の文字や画像ほかのマルチメディアを「くまたか」画面に表示しない)希望の場合は、観察記録として不完全であり、記録としても利用できず無意味となりますので、送信しないでください。
「観察サイト\鳥信記」は会報や「くまたか」公表により記録を保存している以上、すべて公表が既定条件(デフォルト)です。メッシュコード秘匿希望の場合のみ3ヶ月以内の期間を限定して、特別に暗号化後公表します。期間経過後は自動的に平文化し公表となります。
または秘匿の必要な事情が消滅した時点で、秘匿のない投稿をご検討ください。
過去、秘匿については個別に対応していましたが、2023年9月以降は一律に以上の条件を適用とします。
誤操作ほかの事情により、秘匿情報の漏洩や公開があっても、「くまたか」担当及び関係者ならびに筑豊支部は一切の責任を負いません。また、本件に関する苦情は、電話・口頭では受受け付けません。(酒気帯びでない)冷静な状態でメールに記して送信してください。
観察サイト\鳥信記は、確かな記録で観察記録の4項目(なるべくメッシュコードも)を具備していれば、過去の記録も観察サイト\鳥信記に収録・掲載します。 -
条件付きご投稿の不受理:何らかの条件付きご投稿はお預かりできません。
○ヶ月後に掲載希望やある条件が成立したら掲載希望などと言った類の条件付き投稿は、受理できません。
その代わり、「くまたか」では、なるべくお待たせしない掲載となるよう努めています。
(2023-06-02掲載)
メッシュコードを範囲指定には使えない/23-04-05掲載
情報部・有働孝士
観察場所を特定する3次メッシュコード(以下メッシュコード)については、多くの方々にご協力いただき、本当にありがとうございます。
ただ、記録方法について誤解される方がおられますので、改めてご説明したいと思います。
結論から申し上げると、メッシュコードは、範囲指定には使えません。メッシュコードは、元々特定の1区域(メッシュ)を指し示すための仕組みです。
メッシュコードは理解しているという方は「◆メッシュコードの原則」以下をお読みください。
◆メッシュコードの概略
メッシュコードは、野鳥の観察場所を客観的に同定する方法として支部に導入しました。すでにJIS規格でも規定され、他支部でも採用するところが増えています。
国土地理院地図によるメッシュコード地図がありますので、見ていただければ一目瞭然ですが、言葉でも説明いたします。
日本全国を1辺約1km四方のマス目に区切って、このマス目に8ケタのコード番号を付したものが「3次メッシュコード」です。
これまでは観察場所を示す方法に地名が使われますが、地名が指示する具体的な場所は、人により異なることが多く、しばしば曖昧となります。メッシュコードは、具体的で明瞭です。コードには規則性があり、コードを見ればおおよその場所も特定可能です。
◆メッシュコードの原則
観察記録とは、年月日・場所・種名・観察者の4項目を記した記録です。この項目のうち、場所は従来の市区町村等の行政区名でも指示できますが、これにメッシュコードを加えることで完全になります。
メッシュコードの大切な原則の一つは、観察種と場所(メッシュコード)が1対1になっていなければならないことです。
◆間違った表記と正しい表記例
3次メッシュコードは8ケタの数字ですが、本会では先頭に@マークを付し、8ケタの中央に[-]を挿入して[@xxxx-xxxx]のような形で表現しています。本会のローカル・ルールです。
間違った表記例では、観察経路の道順にメッシュコードを連記することです。これでは野鳥の観察位置が分からなくなります。
間違い例:
@5030-3576、@5030-3586、@5030-3587:コゲラ、シジュウカラ、ハシブトガラス
@5030-3576〜@5030-3587:ノスリ、ハシブトガラス、コゲラ、ツグミ
正しくは
@5030-3576:コゲラ、シジュウカラ、ハシブトガラス
@5030-3586:シジュウカラ、ヤマガラ、スズメ、カルガモ
@5030-3587:ノスリ、シジュウカラ、コゲラ、ツグミ、カシラダカ
のように、メッシュコードごとに観察種を記録していただきたいのです。
◆野外現地でメッシュコードを同定する方法
スマホアプリ等(無料)を利用します。
- アンドロイド・スマホ:野外調査地図
- iPhone:GSI Map++(地理院地図++)
- タブレット、ノートPC:地理院地図
または、帰宅後パソコンで観察地点を地理院地図(メッシュコード版)により同定します。
(2023-04-05掲載)
[くまたか]ご投稿の方全員必読
ご意見相談室
※本文は、事務局からすでに差し上げたメール「初めて[くまたか]ご投稿の方へ」配信のお願い」(2019-04-10)と同内容です。
日ごろ本会公式ウェブサイト「くまたか」 http://yacho.org/ にご支援・ご協力をいただきありがとうございます。
このたび「くまたか」は本年(2019年)4月で10周年を迎えることができました。多くの閲覧者、ご投稿のみなさまのお陰と深く感謝いたしております。
この10年間で「くまたか」は多くの問題に直面してきました。これらの難問を解決する中から、今の「くまたか」が形造られたとも言えるように思います。
解決の結果は、後々のためルールとして記録に残してきました。それが「ご投稿の方へ」(クリックで別に画面を開く)です。
しかしながら、「ご投稿の方へ」は長く無味乾燥であり、よほどの必要がない限り読み通すのは困難かもしれません。そこで、10周年を機に内容をなるべく短く要約した「初めて[くまたか]ご投稿の方へ」(クリックで別に画面を開く)を作成し、公開いたしました。必要に応じ、元となった「ご投稿の方へ」も参照しながらご理解くだされば幸いです。
みなさまの中には、「くまたか」など無縁だという方もおられますが、もしこの先、ご投稿・情報提供などで「くまたか」をご利用になることがあれば、改めて本コラムを思い出し、「初めて[くまたか]ご投稿の方へ」をご一読ください。
また、決して「はじめて」ではない方も多くおられます。ここは初心に帰っていただき、改めて「くまたか」のルールをご確認のうえ、今後、原稿作りや情報提供の指針としてご活用いただきたくお願いいたします。
実際、「ご投稿の方へ」など見たこともないという会員の方も多いと思います。さらに、最近、ご投稿ビギナーの方もぼちぼち「くまたか」にお見えになります。また、開始後10年目にしてようやく「くまたか」の形も確かなものとなってきました。
以上の理由により「くまたか」投稿ルールへの喚起やご説明はむしろ急務となっておりました。
「くまたか」はこれまでと同様今後も「ご投稿の方へ」をご承知いただいたもとして運用させていただく所存です。
ご質問・疑問などあれば、どうぞ下記までご遠慮無くお問い合わせください。
事情により電話や口頭によるお問い合せには、対応いたしておりません。どうかあしからずご了承ください。
一部の方には「初めて[くまたか]ご投稿の方へ」のリンクをメールにより重複してご案内しておりますがご容赦ください。
前置きが長く失礼いたしました。下記リンクを開いていただき、「初めて[くまたか]ご投稿の方へ」をご確認いただきたくお願いいたします。
「初めて[くまたか]ご投稿の方へ」(クリックで別に画面を開く)
問い合わせ先: info@yacho.org ご意見相談室
(2019-04-10掲載)
「引用」はルールを厳守して
情報部・有働孝士
投稿原稿で、公表された他者の文や写真・画像・動画・録音物から自分の著作に「引用」するときは、次の6条件を厳守してください。以下著作権法より要約。
- 引用部分が自分の文と明瞭に区別されていること。
- 自分の文が主であり引用文を従としていること(文意および文章の量)。
- 引用の必然性があること。
- 出所(出典)が明示されていること(書名・出版社・出版年、タイトル、URL等詳細、具体的に)。
- 改変していないこと(文では段落の状態も保存)。
- フォント(デジタル活字)にも著作権があります。ポスター等でフォントを画像にして使用すると違法になるので注意しましょう。無料で自由に使えるフリーフォントをおすすめします。
- 音声・動画・画像の引用は著作権者の許可が必要です(「くまたか」独自ルール)。
引用は決してお気軽なものではなく、それなりの覚悟が必要な法的に際どい行為です。著作権違反の判断は、引用した本人ではなく、当然ながら著作権者が行います。投稿前に客観的で的確なチェックが不可欠です。
もし違法状態とは知らないまま原稿が本サイトに掲載されると、世界に公開されたうえ違法行為の確かな証拠としてあたかも危険な不発弾のように残されます。支部や情報部には法的チェック能力はなく、責任もありません。とはいえ、当支部は多大な迷惑を被ることになります。
係争になったとき、非営利・公益性・ミニコミ等本サイトの性質は一切斟酌されず、投稿者がすべての責任を被ります。
著作権切れ著作物からの引用においても、上記6条件は厳守してください。本サイト独自ルールで、画像の引用は著作権者の明示的許可を必須とします。法令遵守(コンプライアンス)は本サイトの重要な基本方針の一つです。
本サイトは、投稿原稿に独自性・独創性(オリジナリティ)を求めます。ご自分のことばでご自分の考えを述べてください。引用は、そのご意見を支えあるいは反論のために必要な場合に限ります。
著作権法違反は、危険でもありますが、他の違法行為と同じく非常に恥ずかしい行いです。見栄を張るのはやめましょう。
万一、違法な内容が判明したときは、即座に削除となります。
(2020-09-01掲載)
植物識別基本図書\2016のすすめ
自然観察会や個人の植物観察では、必須となるのが参考図書です。とはいえ、入門者にとり参考図書、とりわけ基本図書の選択は難しく、先達のご推薦が待たれていました。本ウェブサイト[くまたか]では、多くのフィールド指導により実績のある広塚忠夫氏に依頼して、基本図書および補助参考図書を選んでいただき、会員のみなさんに推薦することとしました。
これらの本は、決して初心者向きの易しい内容ではありません。フィールドで実際に出会う植物でも実は同様、必ずしも初心者に易しいとは限りません。むしろ、はじめからしっかりした資料に接しておくことで、誤認を減らし、不明植物についても見当がつけやすくなります。また、本会の行事では、保護の立場から植物の採集、持ち帰りは禁止しており、目前の植物をその場のその時、識別を試みることが多いものです。
このような制約下においても、フィールドガイドとして頼りになる図鑑が厳選されています。まとめて買えば高額となりますが、一冊ずつ根気よく揃えていけば、いずれは本棚のみならず頭のなかにも立派なライブラリができあがることでしょう。野鳥の会独自の手法 ─ 採集によらない生きた観察、だからこそ可能な、識別の楽しみと発見の驚きに満ちた、美しい植物の世界があなたを待っています。
標準和名(以下和名)について注意すべき点を述べます。植物の分野は分類体系が複数存在することや何より和名を統一するような機構がないため、複数の別名が通用しており混乱しています。野鳥のように和名が統一されていないのは困ったことです。そのため本会では、YList(APG体系)に準拠した和名を採用しています。また本会が福岡県内で記録した植物のリストHListも一覧できますので参考にしてください。ご報告・ご投稿の際は、和名にはじゅうぶんご注意ください。複数の別名で迷うときは、学名をより所にAPG体系の和名を特定されるとよいでしょう。
(サイト担当:有働孝士 2016-05-24 > 2022-07-05)
植物識別基本図書/2016
(書題/著者、発行所、初版発行年、価格/解説)
補助参考図書/2016
参考:野鳥識別基本図書のすすめ
(2016-05-24掲載)
野鳥識別基本図書\2014のすすめ
広塚忠夫・有働孝士
初心者にとって巧みな手引きとなり、中級者にとってはさらなる高みへの案内図となり、円滑なコミュニケーションのツールとなるのは、やはり誰でも入手容易な“基本の本”です。
本会では、識別学習や参照の基本となる“野鳥識別基本図書”三冊を厳選し、基本図書決定版として推薦します。この三冊は、今後、識別検討委員会(本会)でも参照本として重用し、また広く本会において共通の参照指標となるものです。野鳥観察を趣味として永く続けたいと思われる方に、自信をもって“野鳥識別基本図書”をおすすめします。
野鳥識別基本図書/2014
(書題/著者、発行所、初版発行年、税込価格/解説)
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フィールドガイド 日本の野鳥 増補改訂新版
高野伸二ほか (公財)日本野鳥の会、2015年、3,888円
- 野外識別用に特化した“フィールドガイド形式図鑑”決定版。日本産鳥類全種(および外来種)すべてに詳細かつ簡潔な説明を施すとともに全種イラストおよび分布図を網羅。イラストにはフィールドマーク(識別ポイント)に矢印が記され、特徴の把握が容易。野外での携行・使用を前提に編集、造本(新書版・ソフトカバー)されており観察家必携の図鑑。基本中の基本図書であり、識別を語るとき本書を抜きにすることはできない。
- 購入の際は本会にお申込みください。
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絵解きで野鳥が識別できる本
叶内拓哉、文一総合出版、2006年、2,592円
- 野外では類似種の識別に迷うことが多い。本書では類似種の写真を並べて比較し、フローチャートにより解決に導くわかりやすい手法が便利。初心者には野外で要注意の類似種グループが把握でき、またその注意すべきフィールドマークを確認できる。ベテランにはこれまで困難であった類似種の識別に新しい手法が適用できる。本書により、すでに常識となった識別法も多い。
- 販売図書の例
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決定版 日本の野鳥650
真木広造・五百澤日丸・大西敏一、平凡社、2014年、4,320円
- 新しい分類体系(日本鳥類目録改訂第7版)に準拠して編集され、美しく鮮明な写真と的確な解説により、イラスト図鑑とは違ったリアルな野鳥の姿を確認し、識別をサポートする。今後記録可能性のある種を加え700種以上、2200枚以上の写真を収載した識別図鑑。雌雄、年令、夏冬の羽衣、亜種など、詳細な差異を豊富な写真で紹介。和名、学名、英名、中国語名、韓国語名による「鳥名一覧」は、他の文献を調べる際に役立つ。
- 販売図書の例
初心の方は、入門用の易しい本から始める方が良いとする意見がありますが、そうではありません。初めから本格的なフィールドガイド図鑑に接し、実際の観察を本と対照して確認する習慣は、見過ごされがちですがとても大切で基本的ことです。もし野鳥観察を永く続けたいと思われるなら、初心者にも迷わずここに推薦の図鑑をおすすめします。
しめて1万余円の買物です。一気に購入せず、ふところ具合と相談しながら一冊づつ入手することもできます。また、一部「販売図書の例」のリンク先に示しているように、最近ではインターネットで安価な古書が購入できます。お近くの図書館でも蔵書があるかもしれません。本会事務所にもこれら三冊を所蔵していますので、手にとって確認してください。
余談です。はじめ基本図書には本会が上梓した「筑豊の野鳥」が含まれていましたが、すでに在庫ゼロで絶版状態です。PDF版ならあるとはいえ、参照にはPCなどのデジタル端末が必須とあってはおすすめもできず、やむなく割愛されました。
引き続き「植物識別基本図書」の選定も予定しています。
参考:植物識別基本図書のすすめ
(2014-11-05)
お詫び:「くまたか」ご連絡へのご返信/有働孝士
編集部・情報部:有働孝士
日々、多くの会員様から、お問い合わせやご投稿をいただいております。おかげをもちまして、「くまたか」や会報にはたいへん豊かなコンテンツが満載です。会員のみなさまの行動力と知性に敬意を捧げ感謝いたします。
本来なら、そのメールやお手紙には、1件ずつ落手の確認と丁寧なお礼やご返答を差し上げるべきところです。しかしながら、これまでも失礼をいたしており、たいへん申し訳ありません。無礼だとご立腹の向きもあるかと思いますが、どうかご容赦ください。なにしろ、「くまたか」の更新や会報の編集を一人でこなしており、なかなか余裕がありません(ちなみに本会役員のみなさまはどなたも同じようにご多忙のようです)。
ご投稿の場合は「くまたか」や会報に掲載されたことをもってご確認(校正を含む)いただくよう、お願いをいたします。そのために、「くまたか」についてはなるべく素早い掲載を心がけており、会報では発行前に著者校正の機会を提供しております。また、お問い合わせについては、なるべく早めのご返信を心がけております。
以上、勝手を申し上げましたが、今後も本会メディアへのご贔屓をお願い申し上げます。なお、Eメールは非常に堅固で通信の信頼性は高く、私の長いメール歴でも不達事故はまだ経験がありません。正しい手順で正しいアドレスに送信すれば、まず間違いなく相手に着信しています。
最後にお願いです。まれに相手への敬意や礼節を欠いた心無いメールや手紙をくださる方がおられます。文をしたためる際は、酒気帯びでない素面の状態で、独りよがりではなく冷静な内容となるよう期待いたします。支部長以下役員は全員、善意の無給ボランティアです。会員と役員との関係に上下はなく対等です。
(2023-11-16掲載)
渉外情報
福岡県内の各支部例会予定
各会例会へのご参加は自由です。それぞれに異なった持ち味やフィールドの様子など、きっと興味深い経験となることでしょう。気軽に参加してみませんか。
※新型コロナウイルス禍による中止の行事にご注意ください。(2020-04-21)
日本野鳥の会北九州支部 | 開催予定の探鳥会 | |
日本野鳥の会 福岡支部 | 行事予定 | |
日本野鳥の会筑後支部 | 探鳥会(ご案内) | |
日本野鳥の会筑豊支部(本会) | 行事のご案内 | |
(公財)日本野鳥の会・全国 | 探鳥会(バードウォッチング) | |
(全国各連携団体のウェブサイト、定例探鳥会予定が参照できます) |
日本野鳥の会(財団本部)ニュース
全国支部報情報\よその会報も読んでみよう
(公財)日本野鳥の会は、連携団体・支部から寄せられたPDF版の会報・支部報を本会を含め配信希望の団体に送信しています。
本会で受信した支部報を受信月ごとに区切って本欄に掲載し、希望の会員には個別に転送いたします。ご希望の誌名・発行年月・号を添えてinfo@yacho.orgまでご請求ください。
予約はできず、eメール送信は下記リスト掲載のものに限ります。
(一部の支部では、不特定の者に一律配布することを禁じているため、個人の配布希望に応じその都度送信します。)
2025年1月
- 【徳島県支部】野鳥徳島2025年1月_556号
- 【奈良】いかる2025年1月_188号
- 【岐阜】濃飛の野鳥2025年1月号_687号
- 【島根県支部】スヘ゜キュラム2025年1-2月223号
- 【弘前支部】初列風切219号2025年ふゆの巻
- 【筑後支部】まめわり2025年1月号_272号
- 【神奈川支部】はばたき2025年1-2月号_622号
- 【長崎県支部】つばさ2025年1月号_445号
- 【郡山支部】かっこう2024年12月_128号
- 【鳥取県支部】銀杏羽2025年1-2月197号
- 【苫小牧支部】あおさぎ_2025年1月_257号
- 【大阪支部】むくどり通信286号2025年1月
- 【道北支部】オロロンvol48-3
- 【岡山県支部】野鳥おかやま2025年1月_266号
(2024-12-05掲載)
初心者のための安西さんのオンライン野鳥講座/01-20
【主催】公益財団法人 日本野鳥の会
バードウォッチング初心者の方を対象に野鳥の楽しみ方をご紹介!今月のテーマは、「冬を彩る赤い小鳥」です。アトリ、ベニマシコ、ウソに注目して、見つけ方や見分け方、知って楽しいさまざまな知識をお話しします。基本的なことから、知っているとより観察を楽しめる情報までご紹介しますので、バードウォッチングをしたことがない方にもおすすめです。ご参加お待ちしております。
【日時】】2025年1月23日(木)19時〜1時間15分程度
【開催方法】オンライン会議システム「Zoom」でライブ配信&見逃し配信
【講師】安西英明[(公財)日本野鳥の会 参与]
【参加費】原則無料 ※当会の事業継続のためご支援をいただきたく「あとから参加費」をご案内します。ご賛同いただける方はイベント終了後に1口500円の参加費をお願いいたします。
【申込方法】「申込フォーム」よりお申込み下さい。
※お申し込みが集中すると、申込フォームのサーバーが混雑し、接続できない場合があります。その場合は、時間をあけて、再度お申込みいただきますようお願いいたします。
**見逃し配信について:イベント開催後2週間程度、録画をご覧いただけます。視聴方法は、申込者の方へメールでお知らせします。見逃し配信のみをご希望の方も、上記のフォームからお申込みください。
【締切】1/20(月)
【視聴方法】1/21(火)に参加方法をメールでお送りします。メールが届かない場合は、お手数ですが、お知らせください。
【その他】ご視聴にはインターネットにつながるパソコン(推奨)とスピーカーかイヤホン、またはスマートフォンやタブレットが必要です。
**お友達への紹介歓迎です!** この講座をお友達などへ紹介する場合は、上記「申込フォーム」をお伝えし、お申込みをしていただきますようお願いいたします。申し込み後、当会より参加のご案内をお送りいたします。より多くのみなさまのご参加をお待ちしております!
【主催】公益財団法人 日本野鳥の会
【本イベントに関するお問い合わせ先】公益財団法人 日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ E-mail event@wbsj.org
(2025-01-09掲載)
「エコスタいいづか」展示のお知らせ/02-08
事務局次長・野村芳宏
エコスタいいづかとは、飯塚市を中心として環境に配慮した取り組みを紹介するイベントです。
環境保全活動として筑豊支部も展示しますので、以下のようにお知らせします。最寄りの際は、是非お立ち寄り下さい。
- 日時:2025年2月8日(土)10:00〜14:00
- 場所:飯塚市役所・本庁舎1階多目的ホールなど
- 主催:飯塚市
- 後援:国土交通省、九州地方整備局、遠賀河川事務所、福岡県嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所
- 展示団体:日本野鳥の会筑豊支部(本会)、飯塚市内の小学校・中学校、ガールスカウト福岡県35団、筑豊の自然を楽しむ会、遠賀川自然公園目尾水辺の里、他
- 展示タイトル:「野鳥も人も地球の仲間」模造紙1枚に筑豊支部の活動ベスト3を紹介(右上写真は2023年のエコスタいいづか展示)
(2025-01-03掲載)
福岡県委託調査への参加お誘い /01-25
調査研究部・真鍋直嗣
福岡県委託調査冬期1回目は柏の森、上野の2つの鳥獣保護区は終了し、12月21日(土)の求菩提山鳥獣保護区を残すのみとなっています(08:30 犬ヶ岳駐車場集合)。
さて、2回目の日程を決めました。都合がよろしければご参加ください。順延などの通知は前日金曜日正午までには決定しお知らせいたします。宜しくお願いします。
中止:12月21日(土)求菩提山鳥獣保護区調査は、天気もあまりよくなく、雪も残っていて足元が不安等で中止です。(2024-12-20 15:00)
来週天気予報を見ながら決行します(火曜日12/24あたり)。但し告知ができませんので、参加希望の方は12/22までに私(真鍋直嗣 haiku@yacho.org)連絡を。
調査保護区 | 日時(2025年) | 集合場所(ナビ地図) |
柏の森保護区 | 1月11日(土) 08:30 | 柏の森支部事務所前 |
上野保護区 | 1月18日(土) 08:30 | 赤池町無料駐車場 |
求菩提山保護区 | 1月25日(土) 08:30 | 犬ヶ岳駐車場 |
担当:真鍋直嗣 haiku@yacho.org
(2024-12-17掲載)
大会イン佐賀」01-22
担当:日本野鳥の会佐賀県支部
多くの会員の皆さん 参加の程、よろしくお願いいたします。なお不明の点がございましたら三浦博嗣までお尋ねください。
- 日時:2025年5月10(土)〜11日(日)
-
日程:
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5月10日(土)
13:00 受付・開会
14:00〜17:00 講演他
17:00〜 夕食・交流会・オークション〜
19:30 解散 -
5月11日(日)
06:00〜 朝食
07:30〜09:30 東よが干潟(大授搦)で春の渡りのシギ・チドリ・コウノトリ繁殖地等の観察
12:00 現地解散
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5月10日(土)
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費用:
- 講演・宿泊・夕食懇親会・朝食 15,000円/人
- 講演・夕食懇親会 5,000円/人
- 講演会のみ参加 無料
- 宿泊先・講演会場:佐賀大和温泉 ホテル アマンディ(佐賀県佐賀市大和町大字久池井3667) 長崎自動車道・佐賀大和インターより1分
- 主催:日本野鳥の会九州沖縄ブロック
- 担当:日本野鳥の会佐賀県支部
- 申し込み:三浦博嗣 (hana@yacho.org)・ 1月22日まで
(2024-12-16掲載)
ナベヅル・マナヅルの全国飛来調査にご協力を/02-14
(公財)日本野鳥の会 自然保護室
今年度も環境省請負で『ナベヅル、マナヅルの全国飛来状況調査』を実施することになりました。会員の皆様へのご周知や、ツル類が観察された際には、情報をお寄せいただけると幸いです。
【対象期間】2024年10月〜2025年2月
【対象エリア】鹿児島県出水市以外の全国
【締切】2025年2月14日(金)
※報告書作成の関係で、締切を上記日程にしていますが、情報は逐次追加していきますので、期日以降も飛来記録がありましたらお知らせください。
※都道府県、種類、飛来数等の情報は、前年度同様環境省HPにて公開する予定です。
横田さとる yokota@wbsj.org
公益財団法人 日本野鳥の会 自然保護室 プロジェクト推進グループ
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
筑豊支部による集計・報告は事務局(広塚忠夫事務局長)で行います。問い合わせ・ご報告は、jimukyoku@yacho.org 、本会「ご連絡」から。
SONIDORI写真展のお知らせ/01-26
事務局次長・野村芳宏
先日、SONIDORI写真コンテスト、「カワセミ」にスポットを当てた写真の募集が「くまたか」にてお知らせがありましたが、多数の応募作品の中から入選作品が決まりました。
入選作品はカレンダー採用されています。どれも素晴らしい写真ばかりでした。それらの作品を中心に、以下のように写真展が開催されますので是非お立ち寄り下さい。
なお、筑豊支部からも支部のアピールとして、活動内容と野村の写真を3点ほど展示します。
- 期日:2025年1月11日(土)〜1月26日(日)まで
- 場所:北九州市響灘ビオトープネイチャーセンター(北九州市若松区響灘1丁目 電話093-751-2023)
- 開園時間:09時〜17時(入館は16:30まで)休館日・毎週火曜日、入館料 ネイチャーセンターは無料 ※園内は一般100円
- 駐車場:あり(無料)
- 主催:SONIDORI
- 協賛(本会):日本野鳥の会筑豊支部
(2024-11-29掲載)
2024年度連携団体全国総会の報告
【報告】事務局長・広塚忠夫
新型コロナ禍により、対面の連携団体全国総会(以下、総会と記す)には5年振りとなり、個人的にも約10年振りの参加と記憶しています。
また、筑豊支部内の役割分担により九州・沖縄ブロック協議会は、三浦博嗣副支部長と森永光直普及部長が対応されていることから、九州の仲間との対面交流もしばらく振りで、総会内容に増して九州内交流が深まりました。
座席横の佐賀県支部の宮原明幸支部長とは、コアジサシの野外猫からの被害対応について、大分県支部の江藤民子事務局長とは相の原毛谷林道のクマタカ営巣地における観察対応で、当会の前会員からの間違った感情的抗議の対応の苦労話があり、熊本の田中忠支部長との対面は20年振りの様で、支部内の役員・会員の高齢化対応で意見交換の時間が持てました。
前回出席の総会では、筑豊支部から「紙版会報110部の本部送付を不要とするメール版会報交流」を提起し、今回の総会では「野外ネコによる野鳥のへの加害について」発言し、アンケート調査を起点に対策検討が了解されて有意義な総会になりました。
- 開催日:2024年11月9日(土)〜10日(日)
- 会場:セミナーハウス クロス・ウェーブ幕張(千葉県千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンA棟)
- 参加者:51支部73名(福岡県内4支部のうち出席は筑後支部:松富士将和・筑豊支部:広塚忠夫の2支部、北九州・福岡支部は不参加)
-
上田恵介会長の挨拶
5年振りの対面総会であり、顔を見ながらの総会は全国的な一体感がある。現時点の全国会員はサポーターを含めて約5万人で、会員(有料会員)は3万4千人です。野鳥フアンなどバックには10万〜20万の人を想定しているので、このメンバーとも協力し野鳥環境保護活動を進めて行きたい。 -
内容
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財団からの話題提供等
- @自然保護室からの話題提供内容のお知らせ
- A90周年チュウヒ保護事業について
- B再エネについて
- C海洋プラスチック対策事業
- Dモニ1000報告書発行と調査研修交流会
- E気候変動対策と水田の関係
-
講演:「ネイチャーポジティブを目指して、日本野鳥の会に期待されること」
足立直樹(当会顧問/潟激Xポンスアビリティ・代表取締役)
「今年3月29日、「生物多様性国家戦略」における2030年目標達成のための基本戦略の一つである「ネイチャーポジティブ経済の実現」の重点施策として「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」が環境省、農林水産省、経済産業省、国土交通省の連名で策定・公表されました。この戦略では、企業や金融機関、消費者の行動を変えて自然を保全する経済に移行するビジョンと道筋、そしてネイチャーポジティブの取り組みが企業にとって、単なるコストアップではなく新たな成長につながるチャンスであることを示し、実践を促しています。ネイチャーポジティブ経営の重要性がますます高まる中で、自然資本に立脚した企業価値をいかに評価し生み出すか、そしてどのような対応が企業に求められているのか、考えます。「企業が実現するネイチャーポジティブな社会」の詳細はサイトを参照願います。」 -
連携団体からの報告事項等
- @再生可能エネルギー事業について〜財団から地方行政への働きかけの必要性:山形県支部
- A自然・地域と再生可能エネルギーとの共生制度:青森県支部
- B創立90周年 日本野鳥の会の社会的責務とは何か?:千葉県支部
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二日目(2月10日):財団からの報告等
- @ツバメを見守る企業・団体への感謝状の贈呈について
- A初心者向けバードウォッチング」について
- B「障害者差別解消法」の改正に伴う障害のある人への合理的配慮の義務化について
- C探鳥会リーダーの育成について
- D「探鳥会におけるつきまとい問題」について
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連携団体からの報告事項等
- @三池島(福岡県大牟田市)のベニアジサシ繁殖状況について:筑後支部(松富士将和支部長)
- A霞ヶ浦周辺のハス田防鳥ネットに係るこれまでの活動と今後の活動について:茨城県
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B野外ネコによる野鳥への加害について:発表・筑豊支部(広塚忠夫)、提案の文書作成(有働孝士)
5月バードウイーク探鳥会の笠城ダム公園と瀬板の森公園の実態を報告し、下記の提案を行った。- 野外ネコによる野鳥への食害がきわめて甚大という事実。
- 野鳥保護対策のため、野外ネコの加害実態に関する調査が必要であること。
- 野外ネコの加害実態を実証的・具体的な形で知ることは、今後の野鳥保護対策を考えるうえで極めて重要で、組織的な全国調査が強く望まれる。その結果を持って、保護策の策定および社会への広報が必要と考える。組織的な全国調査となれば、研究の中心的な組織を立ち上げなければならず、資金や人など必要なリソースの調達が問題となる。まずは全国の支部にアンケート調査を行ってはどうか。調査結果も重要だが、同時に知られざるネコ加害の実態について周知・啓蒙にもなる。さらにその結果を得て調査地を絞り込んではどうだろうか。
- C令和6年能登半島地震と洪水被害の現状:石川支部
- D「近未来展望」:徳島県支部
- 全体の統括・閉会の挨拶 遠藤 孝一(理事長)
- 記念撮影
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財団からの話題提供等
(2024-11-14掲載)
【画像の見方】小画像をクリックで拡大・縮小、拡大画像は複数同時重ね表示・ドラッグで移動可能、スペースまたは矢印キーで連続閲覧
撮影 広塚忠夫
2024年度九州・沖縄ブロック臨時運営協議会議事録
※九州・沖縄ブロック運営協議会:(公財)日本野鳥の会は、全国を7ブロックに分け、各地の活動を補助しているが、本会は九州・沖縄ブロックの支部で構成する協議会に団体加盟のうえ活動を支援・協力している。
2024年9月13日
日本野鳥の会九州・沖縄ブロック事務局
(日本野鳥の会北九州支部)川ア 実
日時 2024年8月25日(土) 14:00〜16:00
場所 リモート開催(本部のZoomを使用)
出席者
ブロック団体 〔北九州支部〕川ア実支部長、〔福岡支部〕田村耕作副支部長、〔筑豊支部〕三浦博嗣副支部長、森永光直普及部長、〔筑後支部〕松富士将和支部長、野田美治事務局長、〔佐賀県支部〕宮原明幸支部長、〔長崎県支部〕今里順一郎支部長、寺島正彦事務局長、〔熊本県支部〕田中忠支部長、原口研治事務局長、〔大分県支部〕谷上和年支部長、衞藤民子事務局長、〔宮崎県支部〕渡邉純子支部長、〔かごしま県支部〕前田和浩副支部長、〔代表・事務局長〕衣斐継一 計16名
財団本部 葉山政治常務理事、富岡辰先普及室長、箱田敦只普及室室長代理、江面康子普及教育グループチーフ、〔普及教育グループ〕井上瑞穂、深澤友香、〔苫小牧グループ〕松永新、石川智大 計8名
合計 24名
冒頭 ブロック代表 三浦様、財団常務理事 葉山様にご挨拶を頂き、議事を開始した。
-
冒頭の挨拶
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三浦ブロック代表
2024年度と2025年度のブロック協議会の代表を務めさせて頂きます筑豊支部の三浦です。よろしくお願いします。今年の2月の協議会で持ち越し案件になっていた九州・沖縄ブロック大会の開催をどうするかという事と予算の確定と支部からの提案事項について検討していきたいと思います。各支部から活発なご意見を頂きたいと思います。 -
本部 葉山常務理事
私 実は九州出身で、一昨日まで熊本の方にいました。酷暑の中、お元気な顔を見えてありがたいと思っています。九州・沖縄ブロック大会がコロナでずっと中止になっていて、親睦の場として近かじか行うかという大事な会だと思いますので、活発なご議論を期待しています。
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三浦ブロック代表
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議事
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財団からの報告事項
ツバメの見守り感謝状の贈呈について2024年度報告〔普及室 井上さん〕
パワーポイントのスライドを画面共有して説明。-
@ ツバメに関する取組み
・小冊子・パンフレットの発行、ツバメのねぐら入り観察会、ツバメの子育て応援事業 -
A ツバメの子育て応援事業
ツバメの保護や普及活動の一環として2019年度よりツバメの子育て応援事業をスタート
・ツバメの巣を暖かく見守っている企業や団体の方に感謝状を贈呈
・プレスリリース、ホームページを通じて広く広報
・ツバメとの共生を肯定的に捉える意識を社会に広げていく -
B 2024年度の取組み
・19支部から情報提供、会員からの情報提供を合わせ、20都道県、31団体に感謝状を贈呈
・九州・沖縄ブロックからも筑後支部、佐賀県支部、長崎県支部、熊本県支部が参加し、5団体に贈呈。
・熊本県支部の県立小国高等学校はコシアカツバメで最大で289羽の生息が確認された。高校の科学部で研究を行い研究成果を九州高等学校生徒理科研究発表会に県代表として発表した。
・プレスリリースし、長崎県支部と熊本県支部の2か所が新聞に掲載された。 - C 2025年度も事業継続する。
-
@ ツバメに関する取組み
-
2023年度決算報告と2024年度予算案について事務局から配布資料に基づき説明を行った。
- @2023年度決算報告につては、各支部への負担金の徴収はなく、繰越金144,113円で事業を実施した。運営協議会は、対面参加とリモート参加に分かれたため、旅費の支出は49,250円、事務局経費や会議費等を合せて支出が77,660となり、66,453円が24年度に繰り越された。
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A 2024年度予算案については、前任の熊本県支部の原口さんが作られた予算案に新しい事務局の協議会会費振込口座を記載したもの。資料の説明の後に、事務局から意見を述べたい。
収入において、2023年度の繰越し66,453円と支部負担金として179,000円、2024年4月の支部ネット通信での各支部の会員数を基に算出したもので、合計245,453円となります。
オークションはブロック大会がありませんので、0円となっておりますが、25年度オークションが開催されれば、売り上げの50%がブロックの収入になります。
支部負担金について、基本負担として一律5,000円、会員数割124,000円で算出したものが、支部負担一覧にあります。 - B 支出予算は、大会補助は24年度ブロック大会がないので0円、事務経費はブロック事務局の通信費等で25,000円、協議会旅費で141,640円、会議室使用料等の会議費が5,000円、次年度繰越金で73,813円、計245,453円となります。協議会旅費は右中段の表で積算しています。
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C 事務局からの2つ提案します。
- ○ア 協議会旅費は全員が対面として金額を算出しているが、今後はリモート参加も十分あるので、リモート参加が増えると旅費が少なくなる。すると繰越金が増えるが、協議会開催後に補正予算案で必要額を出してから徴収する方法の検討。
- ○イ 支部負担金の中で、基本負担の1支部5,000円が会員数が少ない支部にとって負担が大きいのではないか。基本額の見直しも今後必要ではないか。
- 〔西表〕協議会旅費で、格安の直行便が出来たので、交通費は25,000で行けると思う。また、リモート主体になると思うが、対面参加する時に基本負担5,000円を取ってもらえたら都合が良いが。
- 〔かごしま〕来年変更して徴収するのが現実的と思う。運営協議会はリモート参加で良いと考えている。
- 〔筑後〕この表を作った時、私も関わっていましたが、鹿児島県の方だったか一人でこの表を作って頂いた。当時、リモートもなく、会員数も多かったんですが、一番良い方法として作られたと思っている。逆に会員の多い所は、会員数割の負担が多いとい意見もあった。その時点で一番良いものが出来たと思って頂きたい。リモート参加の場合の負担を変えるのかとの話も出てくる。個人的には、何年かに1回でも顔を合わせて開催するのが基本と思う。リモートにして何年かに1回は対面にするなどの考えもあるが、少し寂しい感じがします。直ぐに決めるのではなく、何人かで数年かけて検討した方が良いのでは。
- (筑豊)今年熊本県支部の原口さんが苦労されてウェブと対面を合せた形で開催されましたが、私の考えでは、どちらか一方でないと非常に混乱する。自分は対面で参加したが、ウェブの方の声が殆ど聞こえなかった。原口さんの議事録を見るまで時間がかかった。やり方の検討をして頂きたい。
- (北九州)来年2月に運営協議会を開催する際に、リモートの場合Wi-Fiの状況とかの準備が整った所でないと、リモートが難しいと思う。普通の会議室でリモートしながら会議をするのは難しい部分があると思う。
- (熊本)松富士さんの発言にあったように、急がずに考えて行けばいいと思う。原口さんが、会場の声を拾うようにマイクを持って行っても拾えなかった。九州は一つという思いで50年代にブロックが誕生しています。その当時、私が事務局していた頃は、予算が無く皆手弁当でやっていた。それでは個人負担という事で、分担金でやっていこうとなったと思います。2月の時もリモートでいいんじゃないという声がありましたが、個人的には「そんな淋しいことを言わないで、会いましょうよ。会ったことのない人とリモートで話をしても、私は判りません。」という話をしました。今後検討して貰えれば。事務局から話があったように、来年2月は、対面を基本に、リモートで参加された所があれば、余った予算は次年度に繰越しすれば良いのではないかと思います。1点見落としていて、今年から2年間北九州が事務局なので、会議費の旅費ですが、北九州は2にしないといけない。事務局で1人、支部代表で1人となります。基本負担金についても今後考えて頂いて、事務局が大変にならないように、すべてを会員数で割った方があっさりしていますよね。大変なことは考えないほうが良いと思います。
- (事務局)支部負担金の算出方法は、すぐにどうのこうのは難しいことなので、継続審議ということにさせて頂きます。今回の予算案については、熊本県支部からあったように余ったら来年度に繰越できるので、そうなると各支部からの負担が少なくなる。その形で良ければ、この予算案で進めさせていただければと思います。いかがでしょうか。
- (筑後)確認ですが、ブロック大会があった時に、お金を半分負担するというのがありますよね。ブロック大会をしないという事になるとそのお金がいらなくなるんですけど。ブロック大会をするという前提で話を進めていいんですよね。私はそう進めなければいけないと思っています。
- (事務局)24年度にはブロック大会を開催しないので、大会補助は0円となっています。25年4月に開催するとなれば、4月以降に出すとなれば、担当支部が準備費用の立て替えをしないといけない。早めに出すべきかなと思います。例えば、変更予算書を作るか予備費の中から出す形で対応したい。
- ※支出予算の中で、次年度繰越金の73,813円は予備費に移す、また、北九州支部の協議会参 加人数を2人分に変更、西表支部からの発言で、交通費を格安航空便の早割額25,000円に変更することで予算書の修正を行うが、収入予算については変更しない形で了解が得られた。事務局で作り替えた予算書を各支部に送付するので、それに基づいて負担金を納付するようお願いした。
- (熊本)運営協議会は、年2回行われてきた。1回は2月の会議で、もう1回はブロック大会の始まる1〜1.5時間前に開いていた。ブロック大会のスムーズな運営を行うためが大きなテーマであるが、支部からの提案で重要案件について協議した。
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財団からの報告事項
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次回ブロック大会について
- @ これまでの経緯 2020年4月に福岡支部担当で海の中道で開催予定で準備を進めていたが、コロナ発生で開催中止となり、その後今年度まで中止してきた。2025年度はどうするかという事で、懸案事項となっている。
- A 福岡支部の意見
- (福岡)結論からいうと、会員間で迷っている。お世話係の人の中にも、コロナに罹って暫らく出てこられなかった人がいたり、身近な人が感染しているものだから、ブロック大会の開催に向けて気運が盛り上がっていない。支部の中では、どうすべきか結論が出ていない。どうしたら良いか皆さんの意見をお聞きしたい。
- (事務局)コロナに罹った話は、近くで耳にする話。必ずしもコロナが終息したという訳ではないが、社会活動が再開している状況でこのままブロック大会を中止してしまうと、ブロック大会自体の盛り上がりも無くなってしまうような気がします。皆さんのご意見もお聞きしたいと思います。
- (佐賀)どっかで踏ん切りつけんと、恐らくコロナは無くなりませんから、これ言ったらブロック大会を止めるのか続けるのかの話になると思う。やるのであれば思い切ってやっていく、それしかないと思う。
- (宮崎)今年初めてなので、事情が解かってない所がありますが、2019年宮崎がブロック大会を担当した時に初めて参加しました。大変楽しかったです。各県の皆さんとお会いして良かったなという印象を持っています。対面で実施することによって地元への周知やマスコミへの周知といった動きがあるからこそリモートではなく波及効果が高いと思います。コロナに関しては、私は今大学におりまして、学生もちょこちょこコロナ感染が出てきているが、以前ほどはなく、対処できているのかなと感じています。5類以降という事もあります。観察会も対応してきている。是非ブロック大会できないのかなぁと思っています。
- (熊本)福岡にはご無理をお願いして恐縮で一杯です。できればできる方向が良いと思うが、4月となると盛り上がりがない、福岡が盛り上がるにはもう少し時間がいるのかなぁと思っています。どうしたら良いのかは思いつかない。
- (鹿児島)このあいだ支部の役員会を開いた。ブロック大会が再開されることになった場合、うちが運営できるかという話をした際に、コロナは別として身動きできる人がかごしま県支部ではほとんど10人以下しかいないのではないか、非常に厳しいねという話をした。ブロック大会が行われるのは、支部の役員として負担が大きいのではないかとい点が一番の問題点だと話した。他の支部の方どう考えられているのでしょうか。
- (佐賀)うちは逆にみなさん張り切っています。やるとなれば、役員だけではなく一般会員の方も顔を出してお手伝いしてくださるので、その際は話の持っていきようだと思います。ダメダメと言っていたら全てダメになってしまいます。前向きに考えて行けばと思います。野鳥の会もこのままいけば先細りしていきますので、盛り上げていきたいなと考えます。
- (長崎)全国のブロックの状況はどうなんでしょうか。ブロック大会などをしているのかどうか。そこの所をお聞きしたいと思います。
- (本部)ブロック会議も元に戻っている状況ではなくて、今年度は中部ブロックが9月にリアルで開催されるという事です。他のブロックでは、東北ブロックが2年連続でリアル開催がある。北海道ブロックは今年見送って来年度開催を検討中という事を聞いています。中四国・関東ブロックはオンラインでやるという事を聞いています。近畿のことはよく判りません。オンラインでもやっていないと思います。
- (熊本)熊本は、まだまだ先の事だと思い、頭にこの表すら入れていませんので、そういった話題は少しもしていませんでした。3年くらい前から自分の所だと始めて行かないと、なかなか雰囲気が盛り上がらないですね。来年か再来年、うちは出来そうですという支部があれば、そこから始めることも一つかなと思います。もし来年度であれば4月開催は難しいので、秋開催なら2月の運営委員会で計画を出すということで、各支部で持ち帰って検討してもらうというのはどうでしょうか。
- (筑豊)withコロナの世界なので、コロナが無くなっていくことはないと思われる。担当する人が高齢化し年々少なくなっていくので、どうするか。極端に言えば、屋内は止めて屋外だけにする、など色々な考え方はあると思う。最終的には、福岡支部さんに判断していただくしかないかと思う。
- (事務局)ブロック大会が計画されれば積極的に参加・応援する、これまで通り会員の参加を進めていくというスタンスでよろしいか。ブロック大会を計画しても、人が集まらなかったではいけない。これまでくらいの数が集まるよう、各支部で声掛けして応援するとうものが無いと、担当支部の判断でするかしないかを決めるだけでは難しい。
- (宮崎)対面で開催が出来ないなら、本部がやっているリモート探鳥会などを計画したらどうか。
- (佐賀)ブロック大会の独特の雰囲気が良いのであって、翌日の探鳥会もそうなんですけど、オンラインでやるのであれば止めた方が良い。うちのみんなは楽しみにしている。できたらやって欲しい。
- (大分)順番として福岡の後は大分になっている。大分はやらないといけないかなと思っている。前がいつやるのか決まらないと、こちらもスタートできない。福岡が2025年にやるのであれば、26年か27年に大分でやると思うのです。時期の問題がある。大分であれば山の方でしかない。そういう話はしている。今の状況だと、いつやるのかが全く判らないので、準備のしようがない状況。どこかで区切りをつけて、支部の判断ではなくて、ブロック全体の会議の中で、先送りするとか1回飛ばすなどを決めないと、このままではずっとやらないのかなと思っています。福岡支部が迷っているのであれば、他の支部に回すということを考えた方が良いのではないか。
- (筑後)今聞いていると、意見が半々位い。九州ブロックを作った時のことを考えたら、当時積極的に取り組んできた。問題は、やる気だけだと思う。逆に佐賀さんみたいにやる気のある所に先にやってもらって(検討してできるのであれば)、福岡支部さんにやる気を出してもらうとか。あるいは、他の所で先にやる所があればやってもらってもいいのかなと思います。
- (佐賀)私の一存では決められないので、役員会に諮ります。うちがやれるのであれば、前倒しでやります。ただし、役員会で反対と言われればどうにもなりませんが、明日役員会がありますので、かけてみます。あした計ってその結果を皆さんにメールでお知らせします。
- 「お願いします。」「期待しています。」の声が多くの方から発せられた。
- (福岡)支部としてもやりたいのはやまやまですが、身近な人にコロナ発症を聞くので、今は難しい。佐賀県支部さんが先にやっていただければ、それを参考にしていきたい。
- (大分)2025年の「福岡支部?」という所を、佐賀県支部がやるという事ですか。
- (佐賀)25年度の実施で話をしていました。
- (大分)大分は4月か5月に実施を考えていました。大分がやるとしたら26年の春先、時期的にその場所しか取れないのかなと思っています。26年であれば準備ができるかなと思っています。
- (事務局)時期の確認をさせていただくと、佐賀県支部が25年11月、大分県支部が26年4〜5月ということで、間が半年空いているので、参加者も確保できるのではないかと思います。佐賀県支部さん、明日の会議に期待しています。
-
支部からの提案について
- (事務局)特にこれと言った提案が無かったので、提案なしで処理します。
-
(佐賀)すみません。提案ではないんですが、2点ほどお願いがあります。
- @ みなさんの県でメジロの飼育許可申請の出た数を県庁に聞いて、メールでお知らせください。
- A 今年、コアジサシが営巣した所があれば、箇所数、飛来羽数、巣立ちがあったのか無かったのか。巣立ちの羽数。判る範囲で良いので、お願いします。
- あとで、メールを流しますので、よろしくお願いします。
-
ブロック運営協議会役員名簿について
- (事務局)私が最初に送った名簿から変更があった所を赤字訂正しています。これが最新版になります。変更があれば私の所にお知らせください。次回の運営協議会の際に配布します。
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次回運営協議会について
- (事務局)ブロックの規約によると、原則として2月第一土曜日に開催するとなっており、これで行けば2月1日になります。これまで通り久留米で開催となれば、会場の空きもこともあるので、1日と8日の2日を候補日にしてよろしいかという確認です。
- (熊本)すみません。1日でお願いできませんか。8日は支部の総会が入っています。
- (事務局)それなら2月1日(土)を候補日として進めていっていいでしょうか。筑後支部さん会場を押さえてもらうようにお願いします。
- 皆さんから了解の声を頂く。
- (事務局)対面開催で、午後に開始して夕方で終了、その後懇親会を繋ぐように計画したいと思います。
-
その他
-
(熊本)お尋ねと困っていることが2件あります。
- @会員名簿は作られていないと思いますが、本部から会員名簿が担当にきていますが、熊本はきちんと守っているため支部長・事務局長に知らされず、誰が会員なのか私自身が判らない。独自に役員用に会員名簿を作っている所はありますか。
- (北九州)役員用に名簿を作っている。会員動静として、会員の入退会等の情報を随時メールで連絡して いる。連絡先の問合せがあっても、本人に確認して了解が得られた時だけ連絡先を伝える。
- (宮崎)役員用に作っている。データであって、印刷物ではない。
- (長崎)役員用にも名簿は作っていない。
- (大分)本部から名簿を2名に送付している。一部は事務局保管。同じデータを支部長と共有している。
- (西表)財団で名簿を作ってもらい、送料を負担している。
- A会報の送料について
- クロネコヤマトは郵便局を通して配るということで、中にはがきを入れてはダメらしい、支部長の挨拶文が載ったりすると親書になるので、郵便局がダメというのでダメという制約が掛ってきて困っている。また、本部で印刷してもらっている宛名シールは、クロネコでは使えないので、独自にバーコードの入ったクロネコ独自のシールに打ち直してくれと言われている。本部で11月の会議までに様子をまとめて頂けるとありがたい。
-
(熊本)お尋ねと困っていることが2件あります。
(事務局)貴重な2時間を使い、皆さんのご協力を頂き、ブロックの運営協議会を無事終了することができました。ありがとうございます。
(以上)
追伸
8月25日(日)に佐賀県支部の宮原支部長からメールを頂き、役員会議の結果、2025年度のブロック大会を、佐賀県支部が引き受けることが了承されたとの連絡が入りました。
期日はシギチ春の渡り時季を考えており、詳細が決まったら案内するとのことです。ありがとうございました。
2024年度予算案 九州・沖縄ブロック運営協議会
2024.8.24
事務局:北九州支部(川ア)
収入予算 | 内容 | |
繰り越し | 66,453 | 2023決算金額 |
支部負担金 | 179,000 | 2024年4月の会員数で計算 |
オークション* | 0 | 実施した場合は、売上の50%。2024は中止 |
利息 | 0 | |
寄付 | 0 | |
その他 | 0 | |
収入総合計 | 245,453 |
*オークション:2025年については8月のWEB会議で決定
支出予算 | 内容 | |
大会補助 | 0 | ブロック大会補助*。2024は中止 |
事務経費 | 25,000 | ブロック事務局費(通信費等) |
協議会旅費 | 133,850 | 2025年2月の会議 |
会議費など | 5,000 | 会議室賃料など |
予備費 | 81,603 | |
次年度繰越金 | 0 | |
支出総合計 | 245,453 |
*ブロック大会補助:2025年については8月のWEB会議で決定
支部負担金
支部・団体名 | 基本負担 | 会員数 | 人数配分負担 | 負担額 | 入金日 |
北九州 | 5,000 | 229 | 10,500 | 15,500 | ------ |
筑豊 | 5,000 | 216 | 9,900 | 14,900 | ------ |
福岡 | 5,000 | 525 | 24,200 | 29,200 | ------ |
筑後 | 5,000 | 138 | 6,400 | 11,400 | ------ |
佐賀県 | 5,000 | 278 | 12,800 | 17,800 | ------ |
長崎県 | 5,000 | 189 | 8,700 | 13,700 | ------ |
熊本 | 5,000 | 345 | 15,900 | 20,900 | ------ |
大分 | 5,000 | 203 | 9,300 | 14,300 | ------ |
宮崎 | 5,000 | 229 | 10,500 | 15,500 | ------ |
かごしま県 | 5,000 | 293 | 13,500 | 18,500 | ------ |
やんばる | 0 | 0 | 0 | 0 | |
西表 | 5,000 | 50 | 2,300 | 7,300 | ------ |
合計 | 55,000 | 2,695 | 124,000 | 179,000 |
協議会旅費(案)
支部・団体名 | 人数 | 交通費支給額 | 宿泊費 | 人数 | 合計 | 備考 |
JR+2000 | ||||||
北九州 | 6,250 | 0 | 2 | 12,500 | 新幹線利用無し | |
筑豊 | 6,250 | 0 | 1 | 6,250 | ||
福岡 | 3,500 | 0 | 1 | 3,500 | ||
筑後 | 2,000 | 0 | 1 | 2,000 | ||
佐賀県 | 3,300 | 0 | 1 | 3,300 | ||
長崎県 | 9,500 | 0 | 1 | 9,500 | ||
熊本県 | 9,500 | 0 | 1 | 9,500 | ||
大分県 | 9,200 | 0 | 1 | 9,200 | ||
宮崎県 | 17,100 | 5,000 | 1 | 22,100 | *1 | |
かごしま県 | 21,000 | 0 | 1 | 21,000 | *3 | |
やんばる | 0 | |||||
西表 | 25,000 | 10,000 | 1 | 35,000 | *2 | |
合計 | 15,000 | 12 | 133,850 |
*1: 宮崎⇔新八代間は高速バス、新八代⇔久留米間は新幹線の接続・割引便利用で算出。
*2: 航空便(LCC直行便利用)と、フェリーなど実費で算出。宿泊は前後泊で計上。
*3: 22年度より、かごしま県支部の宿泊費は無料
会員数 支部ネット通信2024年4月号参照(4/1)
支部・団体名 | 会員数 | 対象外人数 | 負担割合 | 詳細額 | 人数負担額 |
北九州 | 229 | 0.0850 | 10,500 | ||
筑豊 | 216 | 0.0802 | 9,900 | ||
福岡 | 525 | 0.1948 | 24,200 | ||
筑後 | 138 | 0.0512 | 6,400 | ||
佐賀県 | 278 | 0.1032 | 12,800 | ||
長崎県 | 189 | 0.0701 | 8,700 | ||
熊本県 | 345 | 0.1280 | 15,900 | ||
大分県 | 203 | 0.0753 | 9,300 | ||
宮崎県 | 229 | 0.0850 | 10,500 | ||
かごしま県 | 293 | 0.1087 | 13,500 | ||
やんばる | 0 | 45 | 0.0000 | 0 | |
西表 | 50 | 0.0186 | 2,300 | ||
総計 | 2,695 | 1.0000 | 124,000 | 0 |
(会費振込先は省略)
(2024-09-28掲載)
野外ネコによる野鳥への加害について/11-10
本稿は、2024年度連携団体全国総会(11月9日〜10日、千葉県千葉市)における「連携団体全国総会で連携団体から報告事項等を希望する内容等について」に提出するものである。提出については、本会運営委員会(2024年9月26日)から許可を得た。
【題 目】野外ネコによる野鳥への加害について
【内容の概要】
野外ネコによる野鳥への加害について
- 野外ネコによる野鳥への食害がきわめて甚大という事実。
- 野鳥保護対策のため、野外ネコの加害実態に関する調査が必要であること。
近隣の外飼いネコがわが家の庭に潜んで野鳥を捕えている。昨日も犠牲となった小鳥の悲鳴が耳に残っている。確かにネコはかわいい。なつかれると人を惹きつけてそらさない。しかしながら、密かに野鳥を狩るネコの知られざる習性が野鳥にとり大変な脅威となっている。以下、本稿では野外で自由に徘徊可能なネコを「野外ネコ」とした。ノネコ、ノラネコ、外飼いのネコ等を指す。
米国の例(「猫は最強の「殺し屋」?、毎年数百億の鳥やネズミが犠牲に 米研究」)である。スミソニアン保全生物研究所などの研究チームが米国内で、イエネコが年間に殺すのは、鳥14億〜37億羽、ネズミなどの小型げっ歯類 200億匹という調査結果を発表した。ネコは鳥類と哺乳類にとって最大級の殺し屋といわれる。地域によっては、ネコに襲われ絶滅が危惧される種も多いという。以上の記事は、ほんの一例にすぎず、たとえばGoogleやBingなどの検索サイトで「ネコ 鳥 生態系」の3語を空白で挟んで検索すると、ネコの脅威がいかなるものか詳細に知ることができる。
国内における調査資料がほとんど見つからないなか、神奈川県での調査(「神奈川県厚木市における自由行動ネコ(Felis catus)の野生鳥獣に対する捕食圧」金 玲花・中野亜里沙・安藤元一)は貴重である。神奈川県自然環境保全センターの傷病鳥獣保護記録および2地区へのアンケート調査により鳥獣ほかの持ち帰り内容や回数等を調べている。同論文の要約の結語「飼いネコによる生態系への影響を避けるためには,室内飼いが望まれる。」には、問題の一解決策が端的に示されている。
島嶼におけるネコ加害は、特に希少種の野鳥の被害が目立ち、地理的範囲が限られるためか、比較的対処例が公表されている。北海道の天売島、東京都の御蔵島、小笠原諸島など。特に沖縄県の「沖縄島北部やんばる地域におけるイエネコによる固有鳥類の捕食被害とその対策」は調査モデルとしてもたいへん興味深い。ただし、本稿では被害実数が格段に大きいと思われる本土(島嶼でない)における実態を重視する。
いわゆる強食弱肉といわれる動物の生態系において、野外ネコが特に野生動物の脅威となっている特異な理由を次にあげる。
- ネコは「侵入生物データベース」(国立研究開発法人 国立環境研究所)「ネコ」やIUCN(国際自然保護連合)による「世界の侵略的外来種ワースト100」(ウィキペディア)が示すように、生態系に突然現れた圧倒的な捕食者である。そのため被害者となる野鳥などはまだこれに適応できておらず、一方的に狩られること。
- 外飼いのネコの場合、エサは飼い主から貰うので、獲物が減ると上位の捕食者も個体数を減らすという食物連鎖に組み込まれていないこと。
- ネコの狩の特徴として、たとえ腹が満たされていても狩りを行い獲物をいたぶり無用な殺しをすること。
- 何より問題となるのは、野鳥の被害数が極めて甚大であると推定されること。
このように、野外ネコは在来の野生動物、とりわけ野鳥にとってきわめて重大な脅威であり、また希少種は数を減らすことにより絶滅の瀬戸際まで追い込まれる。
以上の事実は一般にあまり知られておらず、冒頭で述べたように、ただかわいいだけでないネコの暗黒面を社会に周知する必要もある。本稿の主題から少しそれるが、ネコへのこうした活動は、愛猫家の反発を誘う可能性が大きいことに留意し、動物福祉の観点から慎重な対処が望まれる。
最近の傾向として、エサは与えるものの責任の所在が不明確な地域ネコや公園ネコ、猫の島のネコなどはいずれも自由徘徊の野外ネコであり、確実に野鳥への加害が推定される。
わが国では、本土における野外ネコの加害実態に関する調査がほとんど行われておらず、前述の神奈川県の調査は例外的である。ネコは弥生時代には飼われていたというが、その後人とともに全国に分布を広げた。干潟埋め立てや森林伐採、公害による被害など野鳥の数を減らす環境破壊は多数あるが、特定の種によるこれほど大域的で強大な被害例は他に類を見ない。
先にあげた米国の調査結果をみれば、被害総数は環境破壊による被害を大きく凌ぐと推測される。しかし何より、わが国におけるその実態や実数が分からなければ手の打ち様がない。野外ネコの加害実態を実証的・具体的な形で知ることは、今後の野鳥保護対策を考えるうえで極めて重要である。組織的な全国調査が強く望まれる。その結果を持って、保護策の策定および社会への広報が必要と考える。
組織的な全国調査となれば、研究の中心的な組織を立ち上げなければならず、資金や人など必要なリソースの調達が問題となる。まずは全国の支部にアンケート調査を行ってはどうか。調査結果も重要だが、同時に知られざるネコ加害の実態について周知・啓蒙にもなる。さらにその結果を得て調査地を絞り込んではどうだろうか。
山本裕氏(公財・日本野鳥の会・自然保護室)より多数の関連資料をいただいた。感謝する。
(2024-09-27掲載)
九州沖縄ブロック臨時運営協議会議事報告(速報)
三浦博嗣
- 日時:2024年8月24日(土)14:00〜16:00
- 会議:web会議
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参加者:財団本部6名(葉山政治常務理事、箱田敦只普及室長代理、富岡辰先普及室室長、江面康子普及室/教育GC,井上瑞穂普及室担当、深澤友香普及室担当)
運営協議会16名(ブロック代表三浦、ブロック事務局川崎氏、、福岡支部(田村氏、)筑後支部(松富士氏、野田氏)、佐賀県支部(宮原氏)、長崎県支部(今里氏、寺島氏)、熊本県支部(田中氏、原口氏)、大分県支部(谷上氏、衛藤氏)、宮崎県支部(渡邊氏)、かごしま県支部(前田氏)、西表支部(衣斐氏)、筑豊支部(森永) - 開会挨拶:九州沖縄ブロック運営協議会 代表・三浦博嗣筑豊支部副支部長
- 財団本部挨拶:葉山政治常務理事
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議題
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財団からの報告事項
「ツバメの子育て応援事業」の報告とお願い(普及室)井上さん
・2024年度は全国の支部等連携団体に参加を呼びかけ、九州・沖縄ブロックでは、筑後、長崎、佐賀、熊本、の4支部)が表彰される、今後も多くの参加を願う。
*要望として、団体だけでなく、今後は個人にも対象を広げて欲しい。
*熊本は小国高校で「コシアカツバメ」の取組・研究しているが年々減少傾向。 -
ブロック決算報告及び2024年度予算案(事務局)
- 予算案から見て支部の基本負担黄は支部により会員数の違うため、現行の一律負担でよいのか。 (今年度は現行通り予算で行う)
- 支出予算の旅費支給額で、西表支部は直行便ができたことにより、早割を使えば現行交通費から25000円に変更。(西表支部衣斐氏より)
- 来年度(2025年)にブロック大会を実施する支部には、大会補助金の予算組はしていないが、予備費(予算案項目では次年度繰越金)から支出する。
- ブロック運営協議会会費振込先が変更されている。
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次回ブロック大会について
- コロナ禍により2020年実施の福岡支部主催のブロック大会が中止となり2025年度に実施については、福岡支部は会員のコロナ感染等で支部見解は開催を中止したい。
- 佐賀県支部と大分県支部は開催に対し、積極的な考えであり、佐賀県支部は2025年度に対応できるか会議に図る。*(2025年度は、佐賀県支部が実施するようです)
-
各支部からの要望
(佐賀県支部)各県の「メジロの飼育申請数」の報告(福岡県4支部分は、県環境委員の梶原支部長に連絡し、調べていただく旨お伝えしています。
・コアジサシの繁殖状況:@営巣地数、A渡来羽数、B巣立ちの有無、C巣立ち有無 - 運営協議会の役員名簿の修正
- 次回運営協議会について:2025年度2月1日(土)に久留米にて開催。
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財団からの報告事項
※九州・沖縄ブロック運営協議会:(公財)日本野鳥の会は、全国を7ブロックに分け、各地の活動を補助しているが、本会は九州・沖縄ブロックの支部で構成する協議会に団体加盟のうえ活動を支援・協力している。
(2024-09-27掲載)
「日本鳥類目録改訂第8版」発売
- 書名:日本鳥類目録改訂第8版
- 編集:日本鳥学会(目録編集委員会)
- 発行:日本鳥学会
- 発行日:2024年9月13日
- 大会価格:4,000円(学生3,000円)
- 通常価格:5,500円+送料実費
2024年9月13日(〜16日)日本鳥学会2024年度大会が東京大学で開催され、「日本鳥類目録改訂第8版」が販売開始されます。
同書は、第7版が2012年に発行後12年ぶりの改訂版で、種の掲載配列順や標準和名の変更があり、本会では次年度2025年度からの適用となります。
第8版での変更については「日本鳥類目録の第8版の掲載種リストが公開されました」で概要を知ることができます。
身近なところでは、個人で記録をとっているライフリストへの影響が大きいかもしれません。
(2024-09-14掲載)
事務局長・広塚忠夫
福岡県と4支部の打合せの議事録はどうなっていますか?との質問が筑後支部・松富士将和支部長からあり、筑豊支部・梶原 剛二支部長と北九州支部・川崎実支部長のメール回答を基に、筑豊支部・4月運営委員会(2024年4月25日)で検討結果、下記の対応策が了解された。
筑豊支部の対応策の一案(事務局:広塚)
- 福岡県内の環境行政に関する諸課題を、県と協力して解決する立場で、意見交換会に参加している。従って、ただ単に、双方が意見を出し合って終わりとの会議ではなく、野鳥の会としては県環境部との関係で重要な位置づけをしている。
- その現在的な課題を提案し、県としての対応策を求めている。しかし、会議時点で即答できない内容のものは(行政側が出した話が決まったものでもないもの)、当然、持ち帰り検討をお願いしている。
- 意見交換会は「双方が意見を出し合う」場であるので、議事録を出すことはない、との県のやり方を、環境保護団体の野鳥の会が認めるのは、到底、受け入れがたい。
- この歴史ある交換会は、野鳥の会側からだけでなく、県側からも提案があり、両者協力して環境課題の解決にあたり、環境部の活動成果を県議会や県環境審議会、県サイト等を通して市民にアピールしてきた経緯がある。それらの評価があって環境部の存在価値があるのでは。
- ましてや「双方が意見を述べ合って、それで終わり」では、納得できない。前福岡支部長:土谷光憲氏が県環境審議委員の時代に、この意見交換会がセットされ日常的に連携を図り、諸課題に対応してきた実績がある。
- 前年は、県と日本野鳥の会と連携し鞍手町小牧蓮池(県絶滅危惧1Aのヨシゴイ繁殖地)の埋立計画から繁殖地を守った。また最近でも、鳥インフル対応・ヘラサギ救助・傷病鳥の対応(福岡野生動物保護センター)・バードウィーク全国一斉探鳥会・中島鳥獣保護区実現に向けた中間市・中島再生会議・日本野鳥の会の三者交換会の実施など課題解決に協力頂いているし、野鳥の会もボランティア活動として対応している。
議事録作成の具体案
- 県内4支部の総意で、県環境部に議事録作成をお願いする。議事録の内容「各支部提案・回答」は、県・日本野鳥の会双方がそれぞれの立場で課題解決の行動指針となる。
- どうしても作成されない理由がある場合は、日本野鳥の会で作成し、その議事録の内容確認を県に求める。議事録作成は、各支部提案のQ&Aについて、各支部がまとめて、担当支部(現在は筑豊支部)へ送付し作成する。
- 意見交換会の理念「この会議はこうあるべき」について、意識合わせの場をセットして四支部の意識合わせを行う。
- 当会サイト「くまたか」に議事録(速記録)を掲載し、県・各支部の課題を公開することは、各課題の解決に有効であること確認された。
(2024-04-26掲載)
流出プラスチック類の野鳥への被害状況調査/26-03-31締切
「流出プラスチック類の野鳥への被害状況調査」にご協力をお願いします!
(公財)日本野鳥の会
皆さんの家の周りや、自然散策、バードウォッチングなどの際に、プラスチック類(釣り糸やビニールひも、ロープ等)に絡まった野鳥や、水鳥などによる農業肥料のプラスチック殻の誤食などを見かけたことはありませんか。
自然環境に流出したプラスチック類によって野鳥たちが被害を受けていることは知られていますが、情報がまだ限られており詳しいことはわかっていません。
そこで当会は、プラスチック類による野鳥への被害や、誤飲・誤食等による取り込み等の具体的な事例の情報収集を行ないます。
<調査期間:2024年4月1日〜2026年3月31日>
皆さんから、野鳥への被害や誤食等の写真と情報をご提供いただき、その結果をまとめて、使い捨てプラスチックの削減と、プラスチックの抱える問題の解決に向けた活動を進めるうえでの基礎資料とし、普及啓発や広報活動に活かしたいと考えています。
野鳥への被害を観察された際には、写真に撮り、情報としてお寄せ下さい。日付と場所が明らかであれば、調査期間より前に撮影されたものでも構いません。
調査へのご協力をよろしくお願い致します。
野鳥へのプラスチック被害などについて、写真をお持ちでしたら、下記フォームにご記入いただき情報をお寄せ下さい。
写真はご自分で撮影されたものに限ります。
1回につき、写真3点まで送信可能です。
「流出プラスチック類の野鳥への被害状況調査」にご協力をお願いします!
※上記リンクは(公財)日本野鳥の会の特設ページを開きます。同ページでは少し下方にスクロール後、情報提供欄にお答えください。
お問い合わせ先
(公財)日本野鳥の会 自然保護室 担当:山本
plastic@wbsj.org TEL:03-5436-2633(月〜金 10:00〜17:00)
※サイト注:この記事は、(公財)日本野鳥の会 普及室より支部あて送信の内容を会員向けに再編集したものです。
(2024-04-01掲載)
意見交換会(議事録)/広塚忠夫事務局長 (03-13掲載)
広塚忠夫事務局長
- 日時:2024年3月4日(月)13:00から14:30
- 場所:中間市役所別館3F第一会議室
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出席者
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中間市:
建設産業部・村上智裕部長
建設産業部産業振興課・宮崎泰司課長
環境上下水道部環境保全課・岡和訓課長 -
中島自然再生協議会:
長野熟名誉会長
岡山昭明事務局長 - 中間市フットパスリーダー:中川原邑治
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日本野鳥の会筑豊支部:
梶原剛二支部長
有働孝士情報部長
牧野均会員(北九州支部・筑豊支部)
広塚忠夫事務局長
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中間市:
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内容
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本日の会議設定に至った理由
日本野鳥の会から福岡県環境部に県指定の中島鳥獣保護区設定の要望について、県環境部から中間市に国土交通省の意向「指定に否定的ではない」を伝えたがこれ以上の進展は望めない。一方、「中間市として、野鳥の会の要望や問い合わせが有れば、市で説明出来ます。」との回答を受け本日の開催に至った。 -
議事内容
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中島鳥獣保護区指定等に関する要望について説明した。(日本野鳥の会筑豊支部)
指定・開設の要望理由- 中島の特異性:約30haの狭い地域ながら原野(氾濫原)が保持され、鳥類だけでも約130種も記録したほか、絶滅危惧種の魚類、植物ほかを含む。
- 生態系の保護:特定の動物や鳥類が安全に生息できる場所を確保することができ、絶滅危惧種の保護や生物多様性の維持に寄与する。
- 教育的価値:自然環境をそのままの状態で保つことで、子供たちに自然との接触を通じた学習の機会を提供することができる。
- 観光資源:自然環境を守ることで、観光地としての魅力も高まり、地域の活性化にもつながる
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日本野鳥の会筑豊支部の鳥類生息調査について
- 毎月第一月曜日(2023年3月1日開始)実施中で、鳥類調査の結果実績129種(内5亜種含む)を記録した。
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建設産業部産業振興課・宮崎泰司課長から以下説明があった。
- 福岡県農林水産振興基本計画、「鳥獣被害対策を総合的に展開・里山保全の取組等により、侵入防止を徹底・狩猟者等の人材育成と市町村の枠を越えた広域的な取組により、捕獲体制を強化・「ふくおかジビエ」の魅力発信と加工用途の拡大により、獣肉の利用を促進」に基づき、中間市の各種対策会議の趣旨説明があった。
- 現状の中島自然のビオトープまでの経緯を、中川原邑治・中間市フットパスリーダーが、別添資料「中島紹介」にて説明された。
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中島鳥獣保護区指定等に関する要望について説明した。(日本野鳥の会筑豊支部)
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本日の会議設定に至った理由
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中島鳥獣保護区指定に向けての課題
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第一の課題は農家の反発であり、理由はスズメとイノシシによる農業被害である。スズメの塒である竹林伐採を要請したが国土交通省では手つかずの現状がある。
駆除については、イノシシの場合中島のワナにより捕獲する方法ですが、スズメの対策については塒を排除するため中島の竹林を伐採したい。
なお、現在の特定猟具(銃器)使用禁止区域から鳥獣保護区指定になると「箱罠」も許可捕獲になるが、申請によりイノシシ捕獲は従来通り可能である。 - 中間市・中島自然再生協議会と今回の意見交換会を踏まえて、鳥獣保護区化および中島自然のビオトープの維持管理と活用方法の意識合わせの場(中島自然再生協議会と日本野鳥の会)の設定が必要と思われる。
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国土交通省と意見交換の場の設定
スズメとイノシシの農業被害の対応策、及び、現在の中島自然ビオトープの維持と活用方法など意見交換が必要と思われる。 -
スズメとイノシシによる農業被害対策の一案
西側の竹林を伐採一掃することで農家の要請に応えるとともに、竹林伐採整地跡にヨシ群落、オギ群落等に変えれば、木月池のヨシゴイ誘致ほか多くの野鳥の生息地の可能性あり、何よりも、具体的に被害対策を実施することで農家の理解も前進するのではないか。ただし、東側の竹林はタブの丘や古墳があり伐採は困難と判断される。
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第一の課題は農家の反発であり、理由はスズメとイノシシによる農業被害である。スズメの塒である竹林伐採を要請したが国土交通省では手つかずの現状がある。
【資料】中島紹介(中川原邑治制作)
皆さんこんにちは、貴重な時間を設けて頂きありがとうございます。私は中川原邑治と申します。私は日本野鳥の会北九支部の会員で、中間市中鶴に住んでいます、世界遺産・中間市のフットパス・ガイドです。
すでに皆さんは中島の自然を充分にお判り頂いていると思いますが、今日持ってきた資料は、野鳥の会員目線、ガイドの目線で中島を紹介しています。皆さんの知る資料とは、かなり違うと思います。限られた時間ですので、この資料は後日皆様にメール転送にてお渡ししたいと思います。
確認の意味で手短に中島の出来た経緯を話します。遠賀平野は福岡藩の米どころで、遠賀川に初めて洪水対策を行ったのは江戸時代になってからです。江戸時代は1603年から始まっています。
遠賀平野には高い山が無いので天井川と言われ、雨が降ると平野中に雨があふれ中々水が引かず田植えが出来ません。そこで10年後の1613年〜1628年(小竹〜芦屋)東側に約25km、高さ3m(現在の6m)の堤防を築きました。処が、中島あたりで急激に方向転換するので、西側堤防が決壊します。
- 江戸時代初期(1660年)東流が本流後も頻繁に洪水を起こすので中島の東側を直線的に掘削。これにより現状の中島の原型が出来た。周囲2.5km、面積約30ha 長さ1100m×幅300m (ヤフオクドーム4個分)明治・大正・昭和と350年に渡り個人の畑として使用されています。
- 平成に成って撮った航空写真と、戦後間もなく撮った航空写真を比べた結果、遠賀川流域でなんと9割の湿地帯が喪失、テストケースで中島に氾濫原風景(遠賀川は年間4〜5回増水、この時わざと浸水)を再生。中島にヨシ原・オギ原が再生し、春になると大量の昆虫が発生し、その昆虫を餌に多くの鳥たちが繁殖する様になる。何故、鳥獣保護区にしていなかったのか、疑問に思います。
- 国土交通省では中島の環境整備と保全を目標に、H16年度〜H26年度に8.7億円をかけ中島自然再生事業を実施した。自然再生事業としては事業期間・費用は上記の通り、
- 中島で確認されている生き物は、魚類・植物・両生類・爬虫類・哺乳類・水生昆虫・鳥類 等1179種、遠賀川全体の1/3です。
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現状の中島は自然のビオトープです。地理的には90%が中間市です。国土交通省が中間市にビオトープをプレゼントした様な物です。(響灘ビオトープの年間来訪者約2万人です)
中間市の関係者及び市民も中島の素晴らしさに気付いていません、非常にもったいない。 - 現在中島研究会は、産、学、官、民で行われていますが、中間市は参加していません、是非参加をお願いしたいところです。
- 中島研究会:産・学・官・民で構成する交流会(H23〜年1回)中島の自然再生をテーマにした勉強会です。産(西日本技術開発・八千代エンジニヤリング)、学(福大・福教大・九大・ 熊本大) 、官(国土交通省遠賀川河川事務所) 、民(タブリン)のモニタリングによる。
- 鳥類の調査は、H26年3月から毎月2〜3回行っています。R3年迄行っています。
- H30年3月12日中島前でサケの放流を行った(タブリンの恒例行事にしたい)。
- 最後に、この資料作成に当たり使用したデータは、国土交通省より提供して頂いています。
・本件連絡先
日本野鳥の会筑豊支部事務局長・広塚忠夫
E-mail:jimukyoku@yacho.org
0947-42-4612(Tel&Fax)
090-4771-3576(携帯)
(2024-03-13掲載)
意見交換会・速記録/01-26掲載
- 作成日:2024.1.18
- 作成者:森永光直(筑豊支部)
- 日時:2024年1月16日 13:30〜15:00
- 場所:福岡県庁舎・会議室行政5号
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出席者:(敬称略)
- 福岡県環境部自然環境課 吉瀬課長補佐・中川野生生物係長・平山・吉村
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日本野鳥の会
- 北九州支部 川ア支部長
- 福岡支部 田村副支部長・澤田事務局長
- 筑後支部 松富士支部長・高田普及部長
- 筑豊支部 梶原支部長・三浦副支部長・森永普及部長
※意見交換内容のうち筑豊支部提案(項番9〜12)を以下に記した。
9 | |
提案項目 | 【筑豊支部】北九州国定公園の平尾台にある広谷湿原の保全に関して |
提案内容 |
前年回答はコロナ禍で会議開催等が出来ず、未完で年度内には推進 今後会議推進の中で検討する(県 昨年回答) その後の進度回答をお願い致します。 |
福岡県回答 |
平成23年度から湿原表土掘り起こし等、植生の回復を図って来た。県で設置の各施設の管理方針に付いては、平成30年の11月から検討委員会を実施して、専門的な意見、風水地点の把握・植生調査データ等収集等整備を専門的見地から施設の管理方針を検討している。会議開催は出来なかったが、データ収集は継続している。調査項目の一部に付いては、各研究者の研究成果として今後発表していく。 苅田町教育委員会からは、天然記念物(町指定)の広谷湿原に付いて、今年度公表されている調査成果が有るので参考にして頂きたい。 |
10 | |
提案項目 |
【筑豊支部】英彦山のアカショウビンの営巣放棄:アカショウビンの営巣場所近くの国道(鷹ノ巣山トンネル付近)にカメラマン40人から50人が観察・撮影が続き、営巣放棄となった。 来年以降の県と野鳥の会対応について |
提案内容 |
当会筑豊支部は、野鳥救済のケースでも、福岡県環境部自然環境課の指示により対応しているのが現実で、鳥獣保護法で野鳥の会には直接対応の権限はないと理解している。但し、密猟現場を現認した場合は、当会の鳥獣保護委員や県担当と協力して対応しているし、オオルリ密猟には対応実績がある。今回のケースは、県自然環境課野生生物係に(県レッドデータ:絶滅危惧種U類)の鳥獣保護の視点から対応をお願いしたが、「法的に規制の権限がなく、具体的な対応は困難」との回答があった。 来年以降に同様の事態が発生時は、有効な施策をお願いします。 |
福岡県回答 | 観察や撮影を法的に規制する事は出来ない。今年度アカショウビンに営巣放棄に繋がりそうな、具体的な事が起こった場合は、地元の鳥獣保護管理委員さんに協力して頂けないか、協力を仰いで現場で注意喚起営巣放棄に繋がる注意喚起が出来ないか、今後検討していきたい。 |
筑豊支部コメント | アカショウビン:福岡県絶滅危惧U類でもあり、県環境部は保護の責務があるのではないか |
11 | |
提案項目 | 【筑豊支部】中間市の中島を福岡県指定の鳥獣保護区実現のための県環境部の取組の進捗状況を教えて下さい。 |
提案内容 |
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福岡県回答 |
関係機関と協議を行った。中間市市役所と協議を行ったが、結果として中間市として現状では保護区指定に向けて動きが無い。理由として中島周辺では有害鳥獣による農業被害が大きくて、中島が有害鳥獣の棲み処と成っているので、地元住民による大きな反発が予想される。例え保護区に指定されても捕獲許可に基づく有害鳥獣の捕獲は可能である事を話したが、原則的に鳥獣保護が保護されるイメージが有る鳥獣保護区に指定するのは難しい考え。中島の土地保有者は国土交通省の為遠賀川河川事務所と協議したが、国土交通省としては、特に積極的に指定する予定は無いが、指定に否定的ではない。国土交通省の意向を中間市に伝えたが、基本的に意向に変わりはない。自然環境課としては現状でこれ以上話を進める事は難しい。中間市として、野鳥の会の要望や問い合わせが有れば、市で説明出来ますとの事でした。 |
筑豊支部コメント |
もし、鳥獣保護区が実現不可の場合は、野鳥観察公園を目指しては
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12 | |
提案項目 |
【筑豊支部】野鳥へのネコ加害対策について
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提案内容 |
「野鳥へのネコ加害はきわめて甚大」 近隣の外飼いネコがわが家の庭に潜んで、野鳥を捕えている。昨日も犠牲となったガビチョウの悲鳴が耳に残っている。確かにネコはかわいい。なつかれると、人を引き付けてそらさない。私個人も過去に飼ったこともある。しかしながら、ネコのこのダークサイドが野鳥にとり大変な脅威となっている。 米国の例(「猫は最強の「殺し屋」?、毎年数百億の鳥やネズミが犠牲に 米研究」https://is.gd/Og6q26)である。スミソニアン保全生物研究所などの研究チームが米国内で、イエネコが年間に殺すのは、鳥14億〜37億羽、ネズミなどの小型げっ歯類 200億匹という調査結果を発表した。ネコは鳥類と哺乳類にとって最大級の殺し屋といわれる。地域によっては、ネコに襲われ絶滅が危惧される種も多いという。 わが国の現状はどうだろうか。神奈川県での調査(「神奈川県厚木市における自由行動ネコ(Felis catus)の野生鳥獣に対する捕食圧」https://is.gd/gZUQhc)は注目すべきである。それによると、傷病鳥獣保護記録の分析では、ネコが襲った70%が野鳥。キジバト、ツグミ、ツツドリなど。ツバメなど繁殖期の巣(ヒナ)でも多く襲われている。獲物の持ち帰りは捕獲数の50%程度と推定されているが、家に持ちかえっても食べずに、いたぶって遊ぶ事例が多かったという。この調査の例では、外飼いネコの比率は,住宅地で29%,農村で59%である。室内飼いなら野生生物への捕食圧もなく、交通事故や伝染病などネコ自身の危険も少なくなるのではないか。 こうしたネコの問題点は何だろうか。強食弱肉は動物の生態系では普通である。ところが実はネコが特に野生動物の脅威となる特異な理由が4つある。
このように、野外のネコは、在来の野生動物にとって、きわめて重大な脅威である。希少種にとっては絶滅の瀬戸際となっている。わが国では、野良ネコを含めネコの加害実態に関する調査がほとんど行われていない。ネコは人の暮らしの中に密接にかかわり、全国に分布している。干潟埋め立てや森林伐採、宅地造成など野鳥の数を減らす環境破壊は多数あるが、特定の種によるこれほど大域的で強大な被害は他に例がない。
具体案
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福岡県回答 |
野良猫による野生生物への被害状況に付いては現状把握していない。今後情報収集に勤めて行きたい。 餌やり禁止に付いては、動物愛護管理法は、福岡県では、保健医療介護部の管轄が参加で、餌やりは 法的に禁止できない。公園猫による野鳥の被害状況が具体的に確認された場合、現業介護部・市町村・管理者と一緒に対応を考える |
筑豊支部コメント |
野外ネコの野鳥被害調査を要望 ※ここで野外ネコとは、屋外のネコすべて。公園ネコ・ノラネコ・ノネコ全般で、飼い猫の野外の放し飼いも含む。 |
※サイト注:掲載の都合から原稿レイアウトを変更しています。
参考:令和4年度福岡県自然環境課と野鳥の会4支部との意見交換会
(2024-01-26掲載)
探鳥会・観察会における今後のコロナ対策
今後の探鳥会における新型コロナウイルス感染対策について
(公財)日本野鳥の会 普及室
(2023年3月7日版)
日ごろは当会の活動にご尽力いただきまして誠にありがとうございます。皆様ご承知のことと思いますが、厚労省から3月13日以降のマスク着用の考え方が示されております。これに倣いまして、探鳥会における新型コロナウイルス感染対策を更新いたします。
探鳥会を開催される場合には、各自治体のガイドラインをしっかり守り、感染防止に努めながら取り組んでいただきますようお願いいたします。以下の配慮事項は、順次新しい知見を加味しながら改定していきますので、探鳥会開催にあたっては、各項目をご確認いただき、十分注意して開催していただくようお願い申し上げます。
※この文書は、政府が発表した「新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式」を参考にして、探鳥会において特に配慮すべきと思われる点をまとめました。
※この文書は2023年3月1日現在の情報でまとめたものです。今後の状況の変化によっては、内容を変更する場合がありますことをご理解ください。
※以下の配慮事項を参考に、各自治体の指針も踏まえて探鳥会開催のご判断をお願いいたします。
【探鳥会を開催する場合の配慮事項】
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参加者のマスク着用は支部の判断
厚労省によると、3月13日以降マスクの着用は個人の判断にゆだねることを原則にしています。しかし、地域によっては重症化リスクの高い方への感染を心配する声が根強く残っているため、参加者にマスクの着用を求めるかどうかについての判断は各支部にゆだねることとします。筑豊支部においては、4月より「マスク装着は個人判断とする」(3月運営委員会 2023-03-23)こととなりました。
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参加者の前で解説するリーダーは当面の間マスク着用を心がける
参加者の前で大きな声を出して解説する立場にあるリーダーに関しては、当面の間マスクの着用をお願いいたします。本会担当はここで言う「リーダー」に相当しないため、やはり個人判断とします。
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具合の悪いリーダー、感染の疑いのあるリーダーは参加しない
リーダーは自宅を出る前に必ず検温し、発熱がないか確認をしましょう。また、無症状でも、感染の疑いがある場合は参加を控えましょう。 -
参加者にも、具合の悪い方の参加を控えていただくように呼び掛ける
探鳥会の広報文の中に「体調の悪い方また、無症状でも、感染の疑いがある場合は参加をお控えください」の一文を入れておきましょう。 -
リーダーが不安をかかえたまま実施しない
支部として開催を決定した場合も、リーダーは不安を抱えていることがあります。支部執行部と各リーダーとのコミュニケーションをよくとりあい、リーダーの皆さんが不安を抱えたまま開催することのないようご配慮ください。
※急遽中止にする場合は、集合場所での告知やホームページへの情報掲載などの対応をお願いします。 -
周囲の方々の目を意識する
集団で探鳥会を行うことに対する苦情やSNSによる批判を受けることが心配されます。いつも以上に通行人や他の利用者の目を意識し、狭い道を塞ぐなどの行動がないよう、ご配慮をお願いいたします。
【探鳥会保険について】
探鳥会保険では、病気は補償の対象外です。探鳥会が原因で新型コロナウイルスに感染しても、感染者に対する治療費等の補償はありません。一方、もし、リーダーの過失がもとで参加者が感染し、参加者から訴訟を起こされた場合は、賠償責任保険の対象となり、賠償金の支払い等に保険金がおりることがあります。参考:厚労省ホームページ「マスクの着用について」
サイト注:本文中の「リーダー」は「担当」に読み替えてください。当支部においては、探鳥会、観察会、その他の行事全体のお世話は「担当」が担います。担当の主要な任務は、事前の準備と当日のコース案内および開始時の説明と終了時の総括です。識別ガイドは任意です。
(2023-03-07掲載)
初心者の方に向けた、マナーのガイドライン
野鳥や人に迷惑をかけない、
マナーを守った野鳥観察・撮影を!
公益財団法人日本野鳥の会では、誰にでも楽しめるバードウォッチングの普及を進めていますが、この度、野鳥観察・撮影の初心者に向けたマナーのガイドラインを策定いたしました。
ガイドライン策定の背景
近年、鉄道ファンの写真撮影におけるマナー問題が大きな社会現象となっていますが、野鳥の観察・撮影の世界でも同様の問題が頻出しています。
加えて、SNSの普及により情報の拡散速度がアップしたことで、珍しい野鳥の出現情報などをSNSに載せることで、そこに多数の人たちが押し寄せてしまい、野鳥だけでなく、一般の公園利用者や地元住民に迷惑をかける事例が発生しています。
こうした事案が増えているのには、野鳥観察・撮影の初心者の方が、野鳥とその生息環境、また近隣住民の皆さんにとって「どんな行動がマナー違反か」に、思いが至らないことが多いためと考えられます。
マナーを知っていることで防げることがたくさんあります
こうしたことから、日本野鳥の会では、バードウォッチングを始める段階で、皆さんに野鳥の観察・撮影のマナーを知ってもらうことが重要と考え、このガイドラインを策定しました。
ガイドラインには、「野鳥にとってどんな行為が迷惑なのか」、「野鳥を見たい気持ちや撮影したい気持ちの前に気をつけなければならないことは何か」などが盛り込まれています。特に、「珍しい野鳥の出現情報や写真をすぐには公開しない」など、昨今問題になっている行為について注意喚起をしています。
少し厳しいことが書いてありますが、野鳥に対するマナー、一緒にバードウォッチングを楽しむ方へのマナー、観察・撮影地を利用する一般の方に対するマナー等、頭の片隅に置いておくことで、皆さんが気持ちよく野鳥観察や野鳥撮影を楽しんでいただくことを願っています。
マナー問題の事例
・珍しい野鳥の写真が撮れたので、撮影した公園名と一緒に、気軽にSNSに投稿したら、大勢の人が押し寄せてしまい、公園や利用者に迷惑をかけることになってしまった。
・野鳥が巣で子育てをしている写真が可愛かったのでSNSに投稿したら、たくさんの方からお叱りのコメントが来てしまった。
・座って撮影していたカメラマンの方に「何かいるのですか?」と聞いたら、「あなたが近づいてきたせいで、1時間も待っていた野鳥が飛び立ってしまった」と怒られてしまった。
ガイドラインからの抜粋
(初心者の方がやってしまいがちな点)
営巣中、育雛中の野鳥や巣へは近づかない
巣や巣立ち雛に遭遇した場合、すみやかにその場を離れるようにしましょう。親鳥は卵やヒナを守るために神経をとがらせています。人間の存在がストレスの原因となり、「この場所は危険」と判断して親鳥が巣や抱卵を放棄することや、早すぎる巣立ちが起こる可能性があります。また、親鳥が驚き、あるいは警戒し、巣を離れてしまった場合、卵やヒナが捕食者にさらされたり、低温にさらされたり、繁殖に悪影響を与えてしまう可能性もあります。
稀な渡り鳥等の画像や映像、情報は、鳥が撮影地からいなくなってから
迷鳥や希少な野鳥を撮影したときは、その鳥がいなくなってから公開するようにしましょう。画像や映像の有無に関わらず、珍しい野鳥の情報も同様です。
わずかな情報からでも、その場所を探し出し、たくさんの人が集まるリスクがあります。その野鳥が、その場所から去るのを待ってから「すでにいなくなった」という記述とともに公開することで、野鳥にストレスを与えることや、周辺住民への迷惑も防ぐことができます。
・ガイドライン全文は、添付資料をご覧ください。
「プレスリリース:野鳥観察・撮影の初心者の方に向けた、マナーのガイドラインを策定」(公財・日本野鳥の会)2022-04-26サイト掲載より転載。
(2023-01-11掲載)
探鳥会における鳥インフルエンザへの配慮のお願い
公益財団法人日本野鳥の会・普及室
現在、国内で高病原性鳥インフルエンザ(以下、鳥インフルエンザ)の野鳥での確認例が相次いでおり、この冬はこれまで以上に注意が必要な状況となってきています。
鳥インフルエンザは、鳥の病気です。養鶏場などのように鳥と濃密な接触をすることがない限り、人への感染は過度に心配する必要はありません。しかしバードウォッチングによって、知らず知らずのうちにウイルスを運んでしまい、被害の拡大に加担してしまうことがあり得ます。ここでは、このようなことを避けるためにはどのようなことに気を付ければよいのかについてお伝えします。
鳥インフルエンザは、カモ類などの水鳥が主な宿主とされています。水鳥が集まる池や湿地、湖で探鳥会をするときには特に注意が必要です。バードウォッチングによってウイルスを広げてしまうケースとは、靴や車のタイヤなどに付着したウイルスを周囲の養鶏所などへ移動させてしまうことを想定しています。特に、探鳥会など、大勢の人が水辺に集まることで、ウイルス拡散の可能性がより高まると考えられます。
そこで、探鳥会を企画・実施するにあたり、以下の点に配慮していただくようにお願いいたします。
- 水鳥の糞が多量に落ちているような水際まで近寄らないようにしましょう。
-
探鳥場所から移動する前には、靴底、三脚の足、自動車のタイヤなど、地面に接したものを消毒しましょう。
消毒薬には、「消毒用エタノールIP ケンエー スプレー式 500ml」が安価でおすすめです。探鳥会には消毒スプレーを持参し、探鳥会の最後に参加者に協力を呼びかけスプレーで消毒しましょう。また、汚れが残っていると効果が低下しますので、泥をよく落としてから消毒しましょう。なお、この消毒液の毒性は低いですが、使用上の注意に従って、十分注意して使用してください。 - できれば、 1日のうちに、複数の探鳥地を行き来しないようにしましょう。どうしても必要な場合は、異動の前に消毒をしましょう。
- 帰りに、養鶏場やアヒル等の飼育場、動物園などには近づかないようにしましょう。
■野鳥の死体を発見したら
野鳥の死体を発見したら、都道府県の鳥獣保護関係部署に相談してください。このとき直接、素手で死体に触れるのは避けてください。
野鳥の状況をこまめに把握し、いち早く異変に気付くことは、被害を最小限に抑えることに繋がります。行政に報告しても、実際に死体が回収され、鳥インフルエンザの検査が行われるかどうかは、野鳥の種や死体の数によって異なりますが、連絡を密にして情報を集約することには意味があります。
■鳥インフルエンザが近くで確認されたら
探鳥会を計画している探鳥地で鳥インフルエンザが発生した場合は、探鳥会を中止してください。ウイルスが増殖している場所に大勢の人間が押し掛けることは、それだけウイルスの拡散を助長させる恐れがあります。
また、観察場所の半径10kmの範囲で鳥インフルエンザが確認された場合は、中止を含めて対応の検討をお願いします。
■最後に
冬の水辺は見どころが多く、各支部による初心者向けの探鳥会が頻繁に開催されています。いつもにもまして、野鳥への配慮、参加者への配慮、社会への配慮が必要な状況となってきています。適切な対策をとることで、周囲の理解を得ながら、多くの方に探鳥会を楽しんでいただけるようご協力をお願いします。
当会では、国内の発生情報を以下のページにまとめています。ぜひご覧ください。
※日本野鳥の会・探鳥会スタッフ通信(メール版)2016年・号外(2016年12月7日発行)より許可を得て転載
(紹介者:有働孝士 2016-12-14掲載)
素晴らしい新版「フィールドガイド 日本の野鳥」
(公財)日本野鳥の会 普及室
安西英明
◇新版は売れるか?
この連載で、「新版のよさ、他の図鑑にはない特徴を書いて欲しい」という主旨のご意見を頂戴しました。これまで新版での新たな追記や変更について書いてきましたが、発行の遅れのお詫びを兼ねた、支部や探鳥会のリーダー役の方々向けの裏話だったので、野鳥誌 5 月号の最終ページで宣伝はさせていただきました。「バードウォッチャーのバイブル的図鑑がリニューアル」などの売り文句とともに「増補改訂新版はここが変わった!」などが記されています。
が、前回書いたように、一見しただけではあまり変わっていないように見えるほか、薄くなり、地味にもなっている点から、売れ行きは心配です。変更は目立たないように工夫をし、頁は増えたものの野外携帯を考えて用紙を薄くしました。図版の色が地味になったのは、増補改訂版で高野の原画より派手に印刷された図版があったため、原画の色彩に合わせる努力をした結果です。写真図鑑の場合、実際に野外で見える色味とは違う印象のものが多いことが気になっていましたが、今回、改めて高野図版の凄さを再認識できました。
◇目録7版の考え方
野鳥誌 9・10 月号などで新版を紹介する企画が進んでいるようですが、私自身は 6 月末に日本野鳥の会埼玉の総会で「『フィールドガイド日本の野鳥』新たな改訂のポイント」という題で講演をさせていただきました。
高野図鑑としての優れた点については、増補改訂版を紹介した野鳥誌 2007 年 10 月号にまとめてあるので(当会ホームページのBIRD FAN「野鳥の見分け方」でも見られます)、それをコピーして配布資料としました。新版での改訂ポイントは、これも野鳥誌 2007 年 7月号の分類特集や 2013 年の日本鳥類目録改訂第 7 版の変更点などを使って解説しました。また、目録7版の考え方、例えば「現在の鳥類学の到達点を明確にし、不十分な点について今後の検討を促す」については、いかにその考え方に沿わせたかという具体例を紹介しました。ここで持ち時間を終えてしまい、クイズの用紙を配布したものの当日はクイズができませんでしたので次に紹介し、『フィールドガイド日本の野鳥』が他の図鑑と何が違うのか?という話題にさせて下さい。
◇他の図鑑ではあまり触れられていないこと
増補改訂版や増補改訂新版で書き加えた事例などをクイズにしました。P以後の数字で新版の当該ページを見れば答えがわかるようになっています。
-
鳥と哺乳類の共通点は
- ① 恒温動物 ②子育て ③ ? :P3
-
私たちヒトと鳥の共通点は
- ① 昼行性で視覚中心 ② ? :P3
-
1934 年の出来事は
- ① 日本野鳥の会創設 ② ? :P4
- 日本の野鳥は何種? :P12
- 世界の野鳥は何種? :P13
-
生物学の大きなテーマは
- ①生物とは何か ② ? :P13
- 種の定義「遺伝的独立」の例外は? :P12
-
生物の分類単位は
-
<界>−<門>−<?>−<目>−<科>−<属>−<種>−<?>
:P12
-
<界>−<門>−<?>−<目>−<科>−<属>−<種>−<?>
- 目録の掲載順の意味は? :P12
- 日本固有種とは? :P13
- 留鳥は移動しないか? :P17
- 漂鳥とは国内移動か? :P17
- 小鳥とは? :P214
- 瞬膜とは? :P350
- 色変わりとは? :P23
- スズメの寿命は?在巣期間は?親子期間は? :P23
- カラス科の特徴とは? :P298+P300+P347
- ハシブトガラスとハシボソガラスの歩き方の違いは? :P302
- 哺乳類のように吸い込める鳥は? :P346
- スズメやカラスの子どもの聞き分け方は? :P350
◇基本とさまざま、歴史
私は高野さんから、基礎や基本の大切さや、野鳥の楽しみ方は種の識別だけでなくさまざまあることを教えてもらいました。最新の知見から追記や修正したいことは多々ありますが、何に絞って、どのように記すかという観点では、まずは高野さんの教えを生かすようにしています。次に一般の方々から受ける数々の質問とともに、全国の支部報に掲載される話題も参考にさせていただいており、野鳥をちゃんと識別したい人、鳥について知りたい人にとっては本書が一番と思うとともに、高野さんのみならず多くの方々のお陰様として感謝しています。
他の図鑑にもそれぞれのよさはあるはずですが、本書が決定的に違う点は2つ。ひとつは野鳥の会の財産であることでしょう。高野さん自身が多くの会員に支えられ、教えられたことは野鳥誌や本書にも書いていますし、高野没後、会員の記録を集め、検討して増補版に至り、増補改訂も今回の新版も全国の会員の情報やご協力があればこそなのです。
今ひとつは歴史が詰まっていること。例えばクイズ<3>②の答えは、初版でも P3 のピーター・スコット卿の「発刊によせて」に記されているように、「フィールドガイドの形式の誕生」ですが、スコット卿はその歴史的意義も書かれています。33 年後の新版でもそこを省くことはしませんでした。
(終わり)
「新たな『フィールドガイド日本の野鳥』に向けて増補改訂新版の取り組み」探鳥会スタッフ通信 2015 年7月号 (公財)日本野鳥の会発行
※本稿は、上記記事より転載しました。掲載に当たって一部体裁を編集しています。万一、この記事に著作権やその他の不都合があるときは、ご連絡ください。速やかに対応いたします。
『フィールドガイド日本の野鳥』増補改訂新版3,888円(税込)は、日本野鳥の会筑豊(本会)でも取り扱っています。ご注文をお待ちしています。
(紹介者:有働孝士 2015-07-17)
注:タイトル先頭ロゴは公益財団法人日本野鳥の会発のお知らせ。
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